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NHK大河ドラマ

NHK大河ドラマ「篤姫」のキャスト・あらすじ・再放送・見逃し動画配信は?

大河ドラマ「篤姫」はユーネクストで視聴できます!

2023年4月2日より毎週日曜日 午前11時30分〜放送!
[初回60分・最終回70分拡大放送]

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大河ドラマ「篤姫」

初回放送 2008年1月6日〜12月14日[NHK総合]
アンコール放送 2023年4月2日スタート・全50回・各話2回ずつ放送
毎週日曜日 午前11時30分〜[BSP4K]※初回60分・最終回70分拡大

幕末。江戸城大奥を総帥し、江戸城無血開城にも貢献した天璋院篤姫。薩摩・島津家のわずか1万石あまりの分家に生まれながら、第13代将軍・徳川家定の正室にまでなるシンデレラストーリーのような篤姫の人生は、一方で波乱と苦難の人生でした。夫が急死。幼い第14代将軍・家茂の名目上の母として皇女・和宮を嫁に迎え「公武合体」に尽力するも、倒幕という時代の渦に巻き込まれていく。しかも、倒幕派の中心は、生まれ故郷・薩摩という悲運‥。時代に翻弄されながらも、自らの運命を前向きにとらえ力強く生き抜いた”薩摩おごじょ”の一生を描く。

  • 原作 宮尾登美子「天璋院篤姫」
  • 脚本 田渕久美子
  • 音楽 吉俣 良
  • 語り 奈良岡朋子
  • 出演 宮﨑あおい、永山瑛太 、堺雅人、小澤征悦、堀北真希、松田翔太、ともさかりえ、岡田義徳、山口祐一郎、沢村一樹、中嶋朋子、鶴田真由、佐々木すみ江、佐藤藍子、稲森いずみ、玉木宏、原田泰造、長塚京三、高畑淳子、樋口可南子、松坂慶子、高橋英樹、北大路欣也 ほか
  • 演出 佐藤峰世

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あらすじ

個人個人が責任ある行動をとることの重要さは、今も昔も変わりはありません。そして、それがまた難しいことであるのは、今も昔も同じです。まして、時代が激動期であれば、さらに難しいこととなります。

篤姫、後の天璋院は、幕末にあって、まさに責任ある行動をとった人物です。江戸城の総攻撃が噂されたころ、討幕軍の中心であり、篤姫の故郷でもある薩摩藩からの使者が、篤姫を引き取ろうと江戸城に現れます。それをにべもなく断った篤姫は、最後の最後まで、大奥に動揺を引き起こさないよう束ね、江戸城明け渡しに際しては、大奥1200人が無事に去るのを見届けました。自分の立場、責任を自覚した篤姫の行動が、江戸無血開城に大きな役割を果たしたのです。

篤姫は、その波乱の人生で多くの得がたい人々と出会いながら、節目節目では勇気をもって自分自身で決断し、責任ある行動をとっていきます。そんな篤姫の人生をたどることで、幕府の中枢にいた女性の視点から見た初めての幕末大河ドラマとなります。

原作本『天璋院篤姫』/宮尾登美子

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

2008年大河ドラマ「篤姫」原作
激動の幕末を、凛として生き抜いた篤姫の生涯。

18歳で藩主斉彬(なりあきら)の養女となった篤姫は薩摩島津家分家に生まれた学問好きな姫であった。その才覚、器量を見込んだ斉彬は画策の末、篤姫を13代将軍家定の正室として江戸城に送り込んだ。形ばかりの結婚に耐え、病弱な夫を支え将軍御台所として大奥3000人を見事に統(す)べる篤姫には、養父斉彬の密命が……。

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)

新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫)

2008年大河ドラマ「篤姫」原作
大奥3000人を率い、皇妹和宮を迎えた篤姫の矜持。

将軍家定の急死、継嗣をめぐる幕府内の対立、養父斉彬の死。篤姫は、家定との結婚が斉彬の遠大な野望であったことを知り慄然とする。天璋院となったのちも総帥として大奥を統(す)べ、皇妹和宮の降嫁、大政奉還等、激動の幕末を徳川家の人間として徳川宗家のために生き抜いた篤姫の偉大な生涯を描いた歴史長編。

主な登場人物・キャスト

天璋院[於一・篤姫](宮﨑あおい)
英姫(余貴美子)
島津斉彬(高橋英樹)
島津久光(忠教)(山口祐一郎)
幾島(松坂慶子)
島津忠剛(長塚京三)
お幸(樋口可南子)
お由羅(涼風真世)
島津斉興(長門裕之)
調所広郷(平幹二朗)
島津忠敬(岡田義徳)
広川(板谷由夏)
菊本(佐々木すみ江)
西郷吉之助(隆盛)(小澤征悦)
肝付兼善(榎木孝明)
肝付尚五郎(小松帯刀)(瑛太)
大久保正助(利通)(原田泰造)
フク(真野響子)
ジョン万次郎(勝地 涼)
小松清猷(沢村一樹)
お近(ともさかりえ)
有馬新七(的場浩司)
本寿院(高畑淳子)
滝山(稲森いずみ)
徳川家定(家祥)(堺 雅人)
お志賀(鶴田真由)
小の島(佐藤藍子)
和宮(堀北真希)
徳川家茂(慶福)(松田翔太)
井伊直弼(中村梅雀)
唐橋(高橋由美子)
勝 海舟(北大路欣也)
孝明天皇(東儀秀樹)
観行院(若村麻由美)
庭田嗣子(中村メイコ)
堀田正睦(辰巳啄郎)
近衛忠熙(春風亭小朝)
徳川斉昭(江守 徹)
徳川慶喜(平 岳大)
坂本龍馬(玉木 宏)
村岡(星 由里子)
阿部正弘(草刈正雄)
お龍(市川実日子)
重野(中嶋朋子)
歌橋(岩井友見)

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大河ドラマ「篤姫」の見逃し動画配信は?

大河ドラマ「篤姫」の再放送については、2022年4月6日よりBS4K(2023年12月よりBSP4K)にて毎週木曜日 午後6時15分〜[初回のみ6時〜]放送されます。

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大河ドラマ「篤姫」各話のあらすじ

第1回「天命の子」

薩摩・島津家の分家に生まれた於一(宮﨑あおい)は、好奇心旺盛(おうせい)な心優しい娘。藩では家老・調所広郷(平幹二朗)の指揮のもと、厳しい財政改革が行われており、父の忠剛(長塚京三)は「農民に対して手ぬるい」として処分を受けることになる。領民思いの父が責めを負うことにどうしても納得できない於一は、幼なじみの肝付尚五郎(瑛太)とともに、調所の屋敷に乗り込もうとする。

第2回「桜島の誓い」

薩摩藩では、家老・調所広郷(平幹二朗)の苛烈(かれつ)な財政再建策により、藩士や農民たちの生活は困窮を極めていた。西郷吉之助(小澤征悦)や大久保正助(原田泰造)ら若い藩士たちの間でも調所への憎しみが高まっていく。そんな折、於一(宮﨑あおい)は肝付尚五郎(瑛太)とともに調所邸に招かれる。そしてそこで、於一は調所から重大な願いを託される。

第3回「薩摩分裂」

薩摩では、藩主側室のお由羅(涼風真世)が息子・忠教(山口祐一郎)を跡継ぎにと望み、嫡男・斉彬(高橋英樹)を慕う一派と激しい対立をひき起こす。この騒動に巻き込まれた大久保正助(原田泰造)は、謹慎処分となる。これを知った於一(宮﨑あおい)は、大久保家の暮らしを助けようと食事や金銭を恵もうとするのだが、正助の母・フク(真野響子)は頑として受け取ろうとしない。

第4回「名君怒る」

藩主となった斉彬(高橋英樹)が薩摩入りし、米価の改革などに積極的に取り組む。ところが、すぐにもゆるしがあると思われていた大久保(原田泰造)らには何の沙汰(さた)もなく、西郷(小澤征悦)ら若い藩士はいらだつ。そんな折、斉彬は「島津家の分家を城に招き、一人ひとりに対面したい」と言いだす。斉彬に会った於一(宮﨑あおい)は「なぜ大久保に赦免がないのか?」と、斉彬を激しく問い詰めてしまい…。

第5回「日本一の男」

忠教(山口祐一郎)は「息子が於一(宮﨑あおい)と結婚したいと言っている」と忠剛(長塚京三)に伝える。それを知った尚五郎(瑛太)は激しく動揺する。そのころ、アメリカ帰りのジョン万次郎(勝地涼)が薩摩に招かれていた。万次郎と出会い勇気を得た尚五郎は忠剛に直談判し、於一への思いを打ち明ける。翌日、斉彬(高橋英樹)から城に呼び出された忠剛は、於一の人生が激変する重大事を告げられる。

第6回「女の道」

「於一(宮﨑あおい)を養女にしたい」という斉彬(高橋英樹)の申し出に、喜びに包まれる今和泉家。しかし、菊本(佐々木すみ江)の様子がおかしいことにお幸(樋口可南子)は気づく。一方、養女に選ばれたことがどうしても納得できない於一は「斉彬とじかに会い、理由を教えてもらいたい」と忠剛(長塚京三)に懇願する。城に出向く日の朝、菊本は於一に「女の道は一本道。引き返すは恥にございます」と厳しく諭すのだが…。

第7回「父の涙」

於一(宮﨑あおい)は、菊本(佐々木すみ江)の自害に激しいショックを受ける。しかも、忠剛(長塚京三)が菊本のなきがらを罪人並みに冷たく処分したことに憤る。一方、アメリカの軍艦が迫っているという情報が江戸にもたらされ、斉彬(高橋英樹)は混乱する政治状況の中で、ある策謀のために、一日でも早く於一を本家に迎えようとする。於一が鶴丸城に移る日が近づくが、忠剛は急に於一に関心を抱いていないそぶりをみせる。

第8回「お姫様教育」

鶴丸城に入った於一(宮﨑あおい)だが、堅苦しい城のしきたりになじむことができない。また、広川(板谷由夏)をはじめとした奥女中たちには分家の娘と侮られ、つらい日々が続く。そのころ、ペリー率いるアメリカ艦隊が浦賀に現れる。斉彬(高橋英樹)は、国力や軍備の増強を図る一方で、於一の指南係として、諸芸百般に通じる老女・幾島(松坂慶子)の派遣を、近衛忠熙(春風亭小朝)に依頼する。

第9回「篤姫誕生」

於一(宮﨑あおい)には、京の近衛家に仕えていた老女・幾島(松坂慶子)が付けられ、お姫様養成のための特訓が始まる。そして薩摩に戻った斉彬(高橋英樹)は、於一に篤子(あつこ)という新しい名前を授け、ここに、「篤姫」が誕生する。一方、江戸では12代将軍家慶が急死し、暗愚として知られる家祥(堺雅人)が将軍職を継ぐことが必至となった。そこで斉彬は幾島に、篤姫の特訓をなぜ急ぐのか、重大な秘密を打ち明ける。

第10回「御台所への決心」

斉彬(高橋英樹)は篤姫(宮﨑あおい)に、篤姫が将軍家正室、いわゆる“御台所候補”となっている事実を明かす。その夜、篤姫は城からの脱走を図るが、あっけなく露見する。観念した篤姫は「斉彬様の真意が知りたい」と申し出る。「篤姫が将軍正室となり大奥に入ることで大きな発言力を得て、混乱する幕府を建て直したい」という斉彬の率直な発言に、篤姫は心を動かされる。そして、みずからの意思で将軍家に嫁ぐことを決意する。

第11回「七夕の再会」

将軍正室となることを覚悟した篤姫(宮﨑あおい)は、幾島(松坂慶子)とともに歴史の勉強をはじめ、諸芸のけいこに余念がない。そんな中、斉彬(高橋英樹)の粋な計らいで、尚五郎(瑛太)は七夕に篤姫との再会を果たす。篤姫は、尚五郎に実父母や薩摩の将来を託す。何の迷いもない決然とした篤姫の姿を目の当たりにし、尚五郎は篤姫が先に大きく成長したことを知る。篤姫が江戸に旅立つ日は、すぐそこに迫っていた…。

第12回「さらば桜島」

篤姫(宮﨑あおい)のお披露目のため、家中の主だったものが城に集められ、篤姫は忠剛(長塚京三)やお幸(樋口可南子)とも久しぶりの対面を果たす。しかし、幾島(松坂慶子)からは、儀礼的なあいさつしか許されない。そして篤姫が江戸へと旅立つ日となる。舟に乗り込んだ篤姫は、遠のく桜島を甲板から見つめながら、この日初めて涙を流す。篤姫は、「薩摩を思って泣くのは、これが最後」と幾島に誓う。

第13回「江戸の母君」

江戸に着いた篤姫(宮﨑あおい)は、薩摩藩邸に入る。しかし、斉彬(高橋英樹)の正室であり、形式上は篤姫の母である英姫(余貴美子)とは会えない日々が続く。また江戸城では、斉昭(江守徹)が篤姫を大奥に入れることに反対していた。一方薩摩では、斉彬に選ばれた西郷(小澤征悦)が江戸へ向かうことに…。そして、ようやく英姫との対面がかなった篤姫だが、英姫は「篤姫ごときが御台所になれるわけがない」と冷たく言い放つ。

第14回「父の願い」

「御台所になどなれるわけがない」と英姫(余貴美子)に断言された篤姫(宮﨑あおい)は、鬱々(うつうつ)とした日々を送っていた。年が明け、アメリカのペリーが再び江戸沖に現れた。江戸から急に呼び戻された斉彬(高橋英樹)は、薩摩を出立する直前に病床の忠剛(長塚京三)を見舞う。そしてその際に、忠剛から一つの頼みごとをされる。しかし、篤姫と会った斉彬は、忠剛との約束を破ってしまう。

第15回「姫、出陣」

西郷(小澤征悦)は庭方役に抜擢(ばってき)され、篤姫(宮﨑あおい)の嫁入り道具一式の選定を任される。そんな折、斉彬(高橋英樹)が重い病に倒れる。容態は一向に回復せず、藩内では、「お由羅(涼風真世)の呪詛調伏(じゅそちょうぶく)に違いない」と信じられるようになる。篤姫は、お由羅のもとに出向き、直接対決しようと意を決する。初めて対面したお由羅に、篤姫は率直にうわさの真偽を問いただす。

第16回「波乱の花見」

篤姫(宮﨑あおい)の輿(こし)入れの件は、大詰めを迎えていた。家定(堺雅人)は、本寿院(高畑淳子)の強い勧めにも、話をそらすのみ。強硬に反対している斉昭(江守徹)を説得するため、斉彬(高橋英樹)は、花見を口実に斉昭を薩摩藩邸に招く。しかし篤姫は「なぜ攘夷を主張するのか?」「西洋からも学ぶべきものがあるのではないのか?」と、斉昭に議論を挑んでしまう。篤姫の抗議に、斉昭は激怒する。

第17回「予期せぬ縁組み」

篤姫(宮﨑あおい)の江戸城への輿(こし)入れが翌年早々と決まり、江戸の薩摩藩邸は華やいだ雰囲気に包まれていた。そんな折、尚五郎(瑛太)が江戸詰めに選ばれる。しかしその数か月後、尚五郎は「清猷(沢村一樹)の妹・お近(ともさかりえ)と結婚し、小松の家を継ぐように」と、斉彬(高橋英樹)に命じられる。尚五郎が去った江戸の薩摩藩邸では、輿入れの準備が大詰めを迎えていた。ある夜、突如、江戸の町を大地震が襲う。

第18回「斉彬の密命」

薩摩に帰った尚五郎(瑛太)は、斉彬(高橋英樹)の命に従い、お近(ともさかりえ)との結婚を決意する。江戸ではようやく篤姫(宮﨑あおい)の婚礼の日程が決定する。大奥に移る前夜、斉彬は篤姫に「次期将軍を一橋家の慶喜とするよう、家定(堺雅人)を説得せよ」と命じる。篤姫は、斉彬が自分を御台所にしようとした最大の理由を初めて知る。大奥から迎えにきた滝山(稲森いずみ)に従い、ついに篤姫は江戸城へ向かう。

第19回「大奥入城」

婚礼を間近に控え、篤姫(宮﨑あおい)は江戸城に入る。そして家定(堺雅人)の生母・本寿院(高畑淳子)や大奥の実力者・滝山(稲森いずみ)らと顔を合わせる。しかし、家定には会えぬままに日々は過ぎ、家定には側室のお志賀(鶴田真由)がいることを知る。ある日、篤姫は大奥の庭で真剣にかくれんぼをして遊んでいる男を見かける。しかも、その男は女中たちに「公方(くぼう)様」とよばれていた…。

第20回「婚礼の夜」

城内でかくれんぼに興じていた家定(堺雅人)の姿を見た篤姫(宮﨑あおい)は、家定の人柄に疑問を抱く。ついに迎えた婚礼の夜、家定はさっさと寝てしまい、篤姫の家定への不信感は極まる。しかし幾島(松坂慶子)は、斉彬(高橋英樹)が「家定は暗愚ではないのではないか」と言っていたと明かす。庭でアヒルを追いかけてはしゃぐ家定を見かけた篤姫は、みずからそのうわさの真偽を確かめようと決意するのだが…。

第21回「妻の戦」

篤姫(宮﨑あおい)は、家定(堺雅人)に「なぜうつけのふりをしているのか?」と問いただすが、家定は相手にしない。しかも家定は「みずからの子をもつつもりはない」と明言し、篤姫は激しい衝撃を受ける。篤姫は、側室のお志賀(鶴田真由)を招き、「家定の真の姿についてどう考えているのか?」と問うが、お志賀は「ただ家定のそばにいられれば幸せだ」と答える。篤姫は、お志賀の熱い思いに嫉妬(しっと)をおぼえる。

第22回「将軍の秘密」

篤姫(宮﨑あおい)は、家定(堺雅人)がうつけのふりをしていると思うものの、確信がもてない。アメリカは下田条約を締結し、通商条約に向けての布石を打つ。幕府は次期将軍の決定を急ごうとするが、篤姫が頼りとしていた阿部(草刈正雄)が突然病死する。困り果てた篤姫は「自分が輿(こし)入れしたのは、慶喜を次期将軍とするためだ」と、家定に告白してしまう。篤姫のうそ偽りのない言葉に、家定も驚くべき事実を語りだす…。

第23回「器くらべ」

篤姫(宮﨑あおい)は、慶喜(平岳大)を跡継ぎにと家定(堺雅人)に願う。しかし、「会ったこともない者を将軍に推薦するのはおかしい」と家定に諭される。そこで篤姫は、次期将軍候補の慶喜と慶福(松田翔太)の両方に会うことにする。まず、大奥に慶喜を招くが、慶喜はとらえどころのない印象。篤姫は次に、慶福と会う。慶福のりりしい姿に、篤姫は素直に魅了される。ところが、そのとき慶福が口にした菓子が…。

第24回「許すまじ、篤姫」

アメリカ総領事ハリス(ブレイク・クロフォード)との会見を控えた家定(堺雅人)は、篤姫(宮﨑あおい)に不安を打ち明ける。そこで篤姫は、家定が将軍としての威厳を保てるような会見の方法を考える。さらに、次期将軍候補として自分が推薦している慶喜(平岳大)を同席させることを家定に提案。しかし、それを知った本寿院(高畑淳子)は、とうとう篤姫への怒りを爆発させる。そして会見当日、ハリスは篤姫のアイデアに驚く。

第25回「母の愛憎」

篤姫(宮﨑あおい)が、慶喜(平岳大)を次期将軍にしようと画策していることを知った本寿院(高畑淳子)は、篤姫と家定(堺雅人)の2人を遠ざけようとする。家定が篤姫と過ごすことを望んでもそれを許さず、お志賀(鶴田真由)が家定の相手をするようにしむける。篤姫は誤解を解こうと本寿院にじかに掛け合うが、「世継ぎを産む気などないのだろう」と非難されてしまう。篤姫と本寿院の溝は、ますます広がってしまい…。

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第26回「嵐の建白書」

次期将軍をめぐる争いが本格化するなか、紀州の慶福(松田翔太)を推す井伊直弼(中村梅雀)は大奥の本寿院(高畑淳子)と会見し、盟約を結ぶ。斉彬(高橋英樹)より「慶喜(平岳大)を次期将軍にせよ」との密命を帯びて大奥に入った篤姫(宮﨑あおい)は、ますます追い詰められる。斉彬は幕府に建白書を提出し、将軍継嗣(けいし)におけるみずからの立場を表明するが、この建白書は大奥や幕府内で大きな波紋を呼ぶことになる。

第27回「徳川の妻」

斉彬(高橋英樹)を裏切ることになろうとも、自分が納得できるまで、慶喜(平岳大)と慶福(松田翔太)のどちらにも味方しないと決意した篤姫(宮﨑あおい)。そんなとき、滝山(稲森いずみ)が井伊(中村梅雀)を大老にするべく嘆願書を持参し、篤姫にも賛同を求める。幾島(松坂慶子)は篤姫に断固拒否するよう求めるが、篤姫は即答を避ける。篤姫と幾島の溝はしだいに深いものになっていく。

第28回「ふたつの遺言」

井伊(中村梅雀)が大老の職に就き、次の将軍は紀州の慶福(松田翔太)と決まった。家定(堺雅人)は井伊と堀田(辰巳琢郎)に「万一のときは篤姫(宮﨑あおい)に慶福の後見をさせるように」と伝える。しかしその直後、家定は発作を起こして倒れる。家定の病は隠され、篤姫や本寿院(高畑淳子)にすら詳しい病状が知らされることはなかった。そんなとき、薩摩から斉彬(高橋英樹)が亡くなったとの報告が届く。

第29回「天璋院篤姫」

篤姫(宮﨑あおい)は、周囲の反対を押し切ってお志賀(鶴田真由)と本寿院(高畑淳子)に家定(堺雅人)の死を伝える。しかし、お志賀には病弱な家定に無理をさせたことを責められ、本寿院には篤姫が家定を毒殺したのだと決めつけられる。未亡人となった篤姫は、落飾(らくしょく)して天璋院となる。「次期将軍の後見役を頼む」という家定の遺言を果たすため、天璋院は大老・井伊(中村梅雀)と対面する。

第30回「将軍の母」

天璋院(宮﨑あおい)は家茂(松田翔太)の後見役となることに希望を見いだす。一方、大老・井伊(中村梅雀)は、反対派勢力を次々と弾圧し始める。世にいう「安政の大獄」である。井伊は天璋院と対面し、政治工作にかかわっていた西郷(小澤征悦)の居場所を問いただす。また、幾島(松坂慶子)は、将軍後継争いに敗れた責任を負って、大奥を去りたいと天璋院に申し出る。

第31回「さらば幾島」

井伊(中村梅雀)による一橋派への弾圧の嵐が吹き荒れる中、天璋院(宮﨑あおい)の婚礼のときに母親代わりを務めた村岡(星由里子)にも魔の手が迫る。天璋院は幾島(松坂慶子)にあることを命ずる。そして幾島は単身、捕らわれの村岡のもとへ向かう。取り調べの行われる日、村岡は白い衣を身にまとって現れる。それは天璋院が婚礼の時に着た衣装だった。見事に役目を果たした幾島は、天璋院に「暇をいただきたい」と告げる。

第32回「桜田門外の変」

家茂(松田翔太)と天璋院(宮﨑あおい)は、咸臨丸乗組員の勝麟太郎(北大路欣也)と面会する。勝の飾らぬ人となりは天璋院に鮮やかな印象を残す。また、天璋院は、井伊(中村梅雀)を問いただすため2人きりで面会する。「国を守りたい一心で、己の役割を果たしただけ」と語る井伊。その覚悟に深い感銘を受けた天璋院は、これからは井伊ともっと語り合いたいと願う。しかし、迎えた3月3日、桜田門外で事件が起こる。

第33回「皇女和宮」

井伊(中村梅雀)の突然の死は幕府を大きく揺るがしていた。失われた権威を取り戻すため、幕府では、孝明天皇(東儀秀樹)の妹・和宮(堀北真希)と将軍家茂(松田翔太)との縁組みを進めていた。天璋院(宮﨑あおい)は、和宮に婚約者がいると聞き強く反対するが、老中らは聞く耳を持たない。時を同じくして薩摩藩から天璋院のもとに「故郷・薩摩へ帰ってはどうか?」との書状が届く。

第34回「公家と武家」

和宮(堀北真希)はついに江戸城に入り、将軍・家茂(松田翔太)と対面する。和宮は、家茂のやさしく凜(りん)とした様子に一目でひかれ始める。一方、天璋院(宮﨑あおい)との初対面において、敷物のない下座へ通された和宮たちは激怒。和宮からも「天璋院へ」と呼び捨てのあて名を添えた土産が届けられ、双方の対立は激化してゆく。

第35回「疑惑の懐剣」

無事に執り行われた家茂(松田翔太)と和宮(堀北真希)の婚儀であったが、慣習の違いに端を発する江戸方と京方との確執はいまだ消えぬままだった。家茂の初のお渡りの様子が気になる天璋院(宮﨑あおい)。しかし、和宮は家茂を拒み、さらには和宮が懐に刀を忍ばせていたとの疑惑が持ち上がる。無言をつらぬく和宮にしびれを切らした天璋院は、力ずくで疑惑を調べようと和宮につかみかかる。

第36回「薩摩か徳川か」

和宮(堀北真希)と家茂(松田翔太)の仲は日増しに深まり、天璋院(宮﨑あおい)は安堵(あんど)する。そんな折、島津久光(山口祐一郎)が数千の兵を率いて京へ上る。困惑する天璋院に対し、大奥では「天璋院が陰で糸を引いているのではないか?」と噂(うわさ)される。薩摩と徳川の間で思い悩むなか、家茂にまで疑いの言葉を投げかけられてしまった天璋院は…。

第37回「友情と決別」

久光(山口祐一郎)率いる薩摩の兵が、帝の使者をともない江戸へ入ってきた。久光と大久保(原田泰造)は、武力を背景に幕府に圧力をかける。天璋院(宮﨑あおい)は久光の真意を問うために会見を申し込む。会見の席上、久光につき従う帯刀(瑛太)と天璋院は無言の再会を果たす。「強い国を作るため、古い政治を終わらせる」と主張する久光に、天璋院は「徳川家とこの国を守りぬく」と宣言。両者の意見は決裂してしまう…。

第38回「姑の心嫁の心」

将軍家茂(松田翔太)のもとに、上洛と攘夷(じょうい)実行を求めて京から勅使が来る。家茂は天璋院(宮﨑あおい)と相談し、自ら上洛して、帝に直に攘夷が困難であることを伝えようと決心する。しかし、和宮(堀北真希)は家茂の身を案じ、上洛に反対する。家茂上洛が迫った江戸城では、陸路を主張する天璋院と海路を主張する勝との間で対立が起こる。上洛に反対する和宮は、後押ししたのが天璋院だと知り、強い敵対心を抱く。

第39回「薩摩燃ゆ」

将軍家茂(松田翔太)は上洛したが、京では長州藩を中心とした過激な攘夷(じょうい)派が朝廷を席巻(せっけん)し、家茂は窮地に立たされる。そして、ついに幕府は朝廷に対し、攘夷の決行を約束してしまう。家茂の上洛を後押ししたことを後悔する天璋院(宮﨑あおい)は和宮(堀北真希)に会い、孝明天皇(東儀秀樹)に頼んで家茂を江戸に帰還できるようはからってほしいと願い出る。しかし、和宮はかたくなにそれを拒否する。

第40回「息子の出陣」

京都での勢力回復をはかる長州藩が、御所への突入を決行する。「蛤(はまぐり)御門の変」である。帯刀(瑛太)ら薩摩藩は幕府軍として参戦し、みごと勝利をおさめる。一方大奥では、滝山(稲森いずみ)が将軍・家茂(松田翔太)に側室を持たせてはどうかと天璋院(宮﨑あおい)に進言する。そんなとき、和宮(堀北真希)に懐妊の兆しが見え、大奥は喜びにつつまれるが…。

第41回「薩長同盟」

天璋院(宮﨑あおい)と和宮(堀北真希)。2人の間の溝が深まる中、家茂(松田翔太)は長州との戦のために出陣する。一方、帯刀(瑛太)は龍馬(玉木宏)とともに、薩摩が長州と手を結び、幕政改革を行うことを構想する。薩摩と長州の急接近、そしてその中心となっているのが帯刀であることを天璋院は勝(北大路欣也)を通じて知り、驚がくする。そんな中、京都では、いよいよ薩長同盟が結ばれようとしていた。

第42回「息子の死」

天璋院(宮﨑あおい)と和宮(堀北真希)は、大坂に出陣した家茂(松田翔太)の無事を一心に祈っていた。家茂は江戸から勝(北大路欣也)を呼びよせ事態を打開しようとするが、間もなく病に倒れてしまう。家茂は若くしてこの世を去る悔しさに身を震わせながら、勝に天璋院と和宮のことを託す。そしてひっそりと息をひきとるのだった…。

第43回「嫁の決心」

天璋院(宮﨑あおい)は、和宮(堀北真希)が髪をおろすこともなく京へ帰るつもりだと聞き、真意を問いただす。和宮は「幕府も徳川家も大奥も、自分にとってはもうどうでもよいのだ」と語る。一方、帯刀(瑛太)は、西郷(小澤征悦)、大久保(原田泰造)と協力し、有力大名が政治に参加する列侯会議を開くことに成功する。しかし、したたかな慶喜(平岳大)に翻弄(ほんろう)され、会議は失敗に終わってしまう…。

第44回「龍馬死すとも」

帯刀(瑛太)は龍馬(玉木宏)から大政奉還(たいせいほうかん)の策を聞き、その実行を決意。諸侯の集まる会議の席で、政権を幕府から朝廷へと返す意義を熱弁する。慶喜(平岳大)が政権を返上するとの知らせが届いた大奥は動揺。天璋院(宮﨑あおい)すらどうしたらよいのか分からない。天璋院は勝(北大路欣也)から大政奉還の意味と、それに命をかけた龍馬の存在を知る。そして、ある決意を大奥の皆の前で語り始める。

第45回「母からの文」

帯刀(瑛太)は、あくまで徳川家を討とうとする西郷(小澤征悦)と大久保(原田泰造)を止めようとしていた。しかし、2人は聞く耳を持たず、岩倉(片岡鶴太郎)とともに幕府を倒す計画を進める。帯刀は天璋院(宮﨑あおい)を救うため、お近(ともさかりえ)と一緒にお幸(樋口可南子)のもとへ向かう。帯刀は、天璋院にあて「薩摩へ帰るように」との文を書いてほしいと、お幸に強く願う。

第46回「慶喜救出」

天璋院(宮﨑あおい)と静寛院(堀北真希)。2人の願いもむなしく、慶喜(平岳大)ら幕府軍と西郷(小澤征悦)たち薩長軍との間で、ついに戦いが始まる。薩長軍は岩倉(片岡鶴太郎)らの準備した錦の御旗(にしきのみはた)を戦場で掲げる。天皇の敵となった幕府軍は総崩れとなり、慶喜は江戸へ逃げ帰ってしまう。慶喜は勝(北大路欣也)に「力をかしてほしい」と頼むが、「頼るべきは天璋院だ」といわれる。

第47回「大奥の使者」

天璋院(宮﨑あおい)と静寛院(堀北真希)は、将軍・慶喜(平岳大)の助命を朝廷に嘆願する手だてについて話し合う。江戸攻めに反対する帯刀(瑛太)は、西郷(小澤征悦)に会うため薩摩軍本陣に向かうが、面会を拒絶されてしまう。そしてついに慶喜討伐の軍が京を出立する。不安を募らせる天璋院であったが、そのとき、江戸城大奥に幾島(松坂慶子)があらわれる。

第48回「無血開城」

天璋院(宮﨑あおい)は、西郷(小澤征悦)の心を和平へと動かす手だてについて、幾島(松坂慶子)とともに思案する。そのころ、西郷率いる官軍は江戸に入る。西郷と対面した勝(北大路欣也)は、江戸城明け渡しを約束した上で徳川家の存続を願い出るが、西郷はあくまで官軍による江戸城攻めを推し進めようとする。そのとき、勝は天璋院から預かった斉彬(高橋英樹)の書状を西郷に見せる。

第49回「明治前夜の再会」

無血開城の日が近づいた江戸城では、天璋院(宮﨑あおい)が大奥の住人たちとの別れを惜しんでいた。静寛院(堀北真希)は、徳川宗家が再び江戸城に戻ることができるよう朝廷に嘆願するつもりだという。そして、ついに天璋院たちが江戸城を去る日がやってきた。天璋院は、大奥で過ごした懐かしい日々の思い出に浸りながら、一人、大奥じゅうを歩き回る。そして、花を生けている本寿院(高畑淳子)を見て、ふとあることを思いつく。

第50回[最終回]「一本の道」

江戸城を出た天璋院(宮﨑あおい)は、平穏な日々を送っていた。そんな天璋院を、薩摩からお幸(樋口可南子)が訪ねてくる。これまでの苦労をねぎらうお幸に、天璋院は「母の教えのおかげ」と、感謝の言葉を告げる。そして月日は流れ、成長し婚約の決まった家達(吉武怜朗)の祝いに、滝山(稲森いずみ)ら大奥の面々が天璋院の家に集まる。大奥を出た後のそれぞれの人生を聞き、天璋院は満足そうにほほえみ、写真に収まる。

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