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ドラマ「ピンぼけの家族」のキャスト・あらすじ・ロケ地・動画配信は?

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信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」

放送 2020年3月4日(水)午後10時〜[BSプレミアム]

カメラの生産地、諏訪で“家族の記憶”を取り戻す

「写真」を題材にした、信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」。物語の舞台は、かつて「東洋のスイス」と呼ばれ、世界に誇るフィルムカメラの生産地として一時代を築いた長野県諏訪地域。

フィルムカメラで築いた誇りと文化が残るこの街を舞台に、一人の青年が、亡き祖母の写真を探す過程で人々とふれあい、忘れていた大切な“家族の記憶”を取り戻す、オリジナルストーリーです。

東京で働く斉藤裕介(28)は、祖母の介護を口実に仕事をやめ帰郷したが、早々に祖母は亡くなってしまう。遺品から見つけたフィルムカメラを手に、裕介は亡き祖母の面影を求め、写真探しに出かける。デジタルカメラやスマホが台頭する現代。今なお、フィルムカメラで築いた誇りと文化が残るこの街を舞台に、一人の青年が、亡き祖母の写真を探す過程で人々とふれあい、忘れていた大切な“家族の記憶”を取り戻す、オリジナルストーリーです。

  • 出演 泉澤祐希、南沙良、柄本明、手塚理美、藤森慎吾 ほか
  • 脚本 高田 亮
  • 音楽 コトリンゴ
  • 演出 木村優希
  • 制作統括 夜久恭裕、菓子 浩

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ドラマ「ピンぼけの家族」のあらすじ

母と祖母に育てられた斉藤裕介(泉澤祐希)。祖母の介護を口実に仕事を辞め帰郷したのもつかの間、祖母は亡くなってしまった。遺品整理をしていると、祖母が撮ったたくさんのアルバムと愛用のフィルムカメラが出て来た。裕介はある想いを胸に、祖母の写真を探し始める。町の人々から話を聞くうちに、裕介は祖母の知らない一面やカメラで栄えた町の歴史を聞かされ、写真の世界にのめり込んでいく。

祖母の面影を探す裕介、町で出会った女子高生・陽菜(南 沙良)、カメラ修理技師の田村(柄本 明)、それぞれの事情を抱えた3人が“1つのフィルムカメラ”を通して、少しずつ重なり合っていく…。

脚本・高田亮さんのコメント

今回、ドラマのお話をいただいたのをきっかけに、諏訪地域について学びました。豊かな自然がある一方で、精密機械工業が栄え、かつてはフィルムカメラの製造も盛んだったこの地域。その魅力を探ろうと、じっくり歩いて回りました。地元の方々とお話して見えてきたのは、「過去と現在と未来が、なまなましく同居している町」の表情でした。それをきっちり脚本に活かしていけば、諏訪地域と同じように魅力あるドラマになると思い、脚本を執筆させていただきました。

音楽・コトリンゴ

音楽家。ボストンに留学後、ニューヨークにて演奏活動を開始。坂本龍一に見出され、2006年日本デビュー。劇場アニメーション映画『この世界の片隅に』のサウンド・トラックを手がけ、日本アカデミー賞優秀音楽賞、毎日映画コンクール音楽賞ほか受賞。映画、TVアニメーション、ドラマ、CM音楽など、多数手がける。2019年10月劇場公開の映画『駅までの道をおしえて』の主題歌、挿入歌を担当。卓越したピアノ演奏と柔らかな歌声で浮遊感に満ちたポップ・ワールドを描くアーティストとして、注目を浴びている。

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主な登場人物・キャスト

斉藤裕介<さいとうゆうすけ> 泉澤祐希

周囲に流され、なんとなく東京の大学に進学しそのまま東京で就職した平凡な青年。祖母の晴代の介護を口実に仕事を辞めて諏訪に帰ってくるも、早々に祖母がなくなり、今は諏訪湖の貸しボート屋でアルバイトをしている。遺品整理で祖母が愛用していたカメラを見つけ、祖母に対するある想いを胸に、祖母の写真探しに奔走する。

宮下陽菜<みやしたひな> 南沙良

諏訪の高校に通う高校生。大学進学のため春に上京を予定しているが、誰にも言えない鬱積した気持ちを抱えている。諏訪湖のスワンボートに乗りながら叫び、発散しているところを裕介に見られてしまう。

斉藤裕子<さいとうゆうこ> 手塚理美

裕介の母。裕介が幼い頃に離婚し、女手一つで裕介を養ってきたキャリアウーマン。さっぱりした性格。母が亡くなってからも切り替えが早く、悲しむこともなく遺品整理を進める。裕介はそんな裕子の姿に、少し引っかかりを感じる。

牛山拓也<うしやまたくや> 藤森慎吾

裕介とは幼なじみで、兄のような存在。地元諏訪で生まれ育ち、今はゲストハウス兼バーを経営している。裕介の祖母の話を聞いて、自分の祖父のアルバムに写っているのでは、と助言。裕介が写真探しを始めるきっかけを作る。

宮下洋治<みやしたようじ> 丸山智己

陽菜の父。地元への転勤を希望し、マイホームも購入。陽菜をたずねて、昔のアルバムを見にきた裕介と出会う。最初は陽菜との関係を疑うも、陽菜が裕介に同行するのを許可する。

寺島 圭一<てらしまけいいち> 大塚洋

田村と同じ精密機械メーカーで働いていた。カメラ事業が撤退した後もそのまま会社に残る。今もフィルムカメラ愛が強く、写真はフィルムで撮るというこだわりを持つ。デジタルプリントに切り替えた寺島と、いつも言い争いをしている。

坂本 邦彦<さかもとくにひこ> 有福正志

地元の老舗写真カメラ店・寺島カメラの店主。デジタル化、スマホの台頭によりフィルム現像を休止、今はデジタルプリントだけを細々と行っている。故障したカメラを持ってやってきた裕介をタムラリペアリングへ案内する。

田村郁男<たむらいくお> 柄本明

下諏訪町のフィルムカメラの修理工房、タムラリペアリングの技術者兼経営者。元々はカメラメーカーの修理部門で働いていたが、カメラ事業の撤退とともに退職し独立。自身は写真を撮ることを好まず修理一筋。裕介から、フィルムカメラの修理を依頼される。

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主なロケ地

[上諏訪駅周辺]

立石公園

ポスター写真が撮影された場所です。

諏訪湖畔 ボート乗り場

諏訪湖上からの絶景を楽しめるボート乗り場がある観光スポットです。裕介と陽菜が出会うシーンはここで撮影されました。

寺島カメラ

寺島が営む地元の老舗写真カメラ店として撮影された店舗です。今もフィルムを扱う数少ないお店です。裕介が、祖母の古いフィルムを現像してもらえないか尋ねてきたお店です。

[下諏訪駅周辺]

菅野温泉

下諏訪のレトロ温泉。昭和19年創業と年季の入った温泉です。地域でとても愛されている公衆浴場で、ドラマでも地域の人の溜まり場になっています。

御田町商店街

30店あまりの商店が並ぶ下諏訪町にある小さな商店街です。この商店街周辺には数千人が働くカメラメーカーの工場があり、通勤時間帯は駅から商店街まで人で埋め尽くされるほど賑わいます。

牛山のゲストハウス

牛山が経営するゲストハウス。明治時代から続く老舗旅館の「ますや旅館」を改築して作られました。バーにもなっているリビングルームは、若者や旅行者の交流の場となっています。

[茅野駅周辺]

茅野市民館

茅野駅に直結している図書館や美術館が併設された施設です。ドラマでも登場する「寿齢讃歌 写真展」は茅野市美術館で毎年開催されています。

[岡谷駅周辺]

マレットゴルフ場

諏訪湖のほとりに位置するマレットゴルフ場。主人公の裕介が祖母の写真を探しに陽菜と一緒に訪れた場所です。

ララ・オカヤ

岡谷駅に隣接しているショッピングモール。

[その他]

横谷渓谷

奥蓼科温泉の渋川の清流によってつくられた渓谷です。渓流に沿って全長6kmの遊歩道があります。地元では有名な写真撮影スポットで、多くのカメラマンが絶景を求めて訪れます。

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