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土曜ドラマ「パーセント」

放送 2024年5月11日(土)スタート・全4回
   毎週土曜日 午後10時〜10時49分[NHK総合]
再放送 翌週水曜日 午前0時35分〜[NHK総合]

多様性実現を掲げるテレビ局。
「新しい時代のドラマ」を作るため白羽の矢が立ったのは、新人女性プロデューサーと、俳優を目指す車椅子の高校生だった。

この企画は、テレビ局が「多様性」にしっかりと向き合えているのだろうか、という自分達に対する疑問から始まりました。これまで「当たり前」とされてきた表現も、実は誰かを軽んじたり、傷つけたりしていたんじゃないか……。そのことを改善しようと、いち早く動いたのがイギリスの公共放送BBCです。性別や障害、人種による差別を無くし、出演機会を増やすため「出演者の○%にマイノリティを起用する」という目標を定め、実行しました。マイノリティが参加する%(割合)を増やし差別を是正することを、「ポジティブ・アクション」というそうです。数を合わせることが重要なのではなく、「意識改革」が目的です。

では、私たちNHKの制作現場は?もっとアップデートできることがあるんじゃないか。そこで、まず初めに行ったのが、オーディションです。特に今回は「障害のある俳優」を排除することなく起用したいという思いから年齢・性別等の枠を設けずに実施し、100名以上の俳優と出会うことができました。魅力あふれる表現者たちを目の当たりにして、「出演者に障害者を起用する%を増やすこと」の意味を改めて考えました。

この物語は、このような私たち自身の気づきや、障害のある方への取材で得たエピソードを反映した、実録ドラマとなっています。これからのテレビ局が「どうあるべきか」という自戒と、「こうしていきたい」という希望を込めたドラマ、それが『パーセント』です。人が、人を本当の意味で思いやるために。多様性社会を生きる全ての人に、送ります。

「障害のある俳優を起用する」という局の方針に悩みながらも向き合う、若手プロデューサー・未来(みく)を演じるのは、伊藤万理華さん。そして未来と出会い、ドラマ出演に挑戦する高校生・ハルを演じるのは、オーディションで抜てきされた和合由依さんです憧れを抱いてドラマの世界に飛び込んだ、未来とハル。しかし性別や障害で語られる自らの“価値”に、何度も悩み、傷つきます。それでも、お互いの存在に力をもらって、少しずつ前に進んでいく。そんな彼女たちが、希望を見出す物語です。

  •  大池容子
  • 音楽 池永正二
  • 出演 伊藤万理華、和合由依、結木滉星、菅生新樹、小松利昌、山下桐里、成木冬威、水口ミライ、河合美智子、岡山天音、菊池亜希子、山中崇、橋本さとし、余貴美子、水野美紀 ほか
  • 主題歌「きらめき」 インナージャーニー
  • 制作統括 櫻井賢、安達もじり
  • プロデューサー 南野彩子、葛西勇也
  • 演出 大嶋慧介、押田友太
  • 番組ハッシュタグ #土ドラパーセント

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あらすじ

ローカルテレビ局「Pテレ」で、バラエティ班のアシスタント・プロデューサーとして多忙な日々を送る吉澤未来(伊藤万理華)。彼女はいつかドラマ班に異動したいと、企画書を出し続けていた。ある日、編成部長に呼び出され、自身のドラマの企画が通ったことを告げられる。喜んだのもつかの間、部長は「この企画の主人公、障害者ってことにできへんか?」と未来に尋ねた。局をあげた「多様性月間」というキャンペーンの一貫として、登場人物に多様性を持たせたドラマが必要なのだと言う。戸惑う未来をよそに、「障害のある俳優を起用する」という条件で企画は進んでいく。当初は、エンターテイメントに振り切った学園ドラマを作りたいと思っていた未来だが、とにかく企画を成立させねばと、取材を進める。やがて彼女は車椅子に乗った女子高校生・宮島ハル(和合由依)と出会う。俳優を目指すハルに未来は不思議な魅力を感じ、「私たちのドラマに出てください」とオファーをするが、ハルは「障害を利用されるんは嫌や」と拒否。諦めきれない未来は、ハルが所属する劇団「S」の稽古場を訪ねるが……。

関係者のコメント

吉澤未来(みく)役 伊藤万理華

人との距離感に境界線がなくなればいいのに。数年前から、物創りを通して考えていたタイミングで『パーセント』のお話をいただきました。最初は好奇心と恐れで意気込み過ぎていましたが、それは杞憂でした。ハルを演じたユイちゃんのまなざしに何度も胸を打たれ、引っ張られました。頑なにならずもっとシンプルに、素直に対”人”、対”あなた”に精一杯言葉を尽くす。ずっと大切にしてきたことを未来と重ねながら、少しの感情も逃さずに向き合った作品です。ハルと未来の新鮮な煌(きら)めきが『パーセント』に詰まっています。未来として『パーセント』を作ることができ幸せです!

宮島ハル役 和合由依

宮島ハルに出会って、私はこれからを生きていくための力をもらえた気がします。「自分を生きる」ってとても難しい。 何かにもがいてはまた1 からスタートして、その度に自問自答を繰り返して、自分を見つめ直す。人生ってそう簡単に進まない。 だからこそ人は生きれば生きるほど強くなる。この作品を通して、宮島ハルを演じて、私は「生きる」ということについて考え直しました。日々成長していくハルと一緒に私も成長できた気がします。泥臭い部分を持ちながらも一つ一つの出来事と向き合って一生懸命に生きる彼女の姿ものぞきながら、このドラマが誰かにとって“明日も頑張ろう“と思える、背中を押してくれる作品となりましたら幸いです。

脚本 大池容子

『パーセント』を書くにあたって、プロデューサーの南野さんをはじめとするチームの皆さんと、一年以上、会議や取材を重ねてきました。その中で知ったこと、感じたこと、そして障害のある俳優の皆さんと出会い、「この人たちと作品をつくりたい!」という気持ちが湧き上がってきたことを、主人公・未来の視点を通してふんだんに、正直に台詞の中に盛り込みました。アットホームな撮影現場で、スタッフさん、キャストさんが真摯(しんし)に試行錯誤を重ねて、その思いを具現化してくださいました。ドラマの現場、あるいは世間一般で常識や普通とされているものを疑うような投げかけができればなあ、と思っています。

制作/南野彩子プロデューサー

数年前、私は1人の俳優の履歴書を前に頭を抱えていました。その俳優は車椅子に乗っていました。私は思わず、「障害のある人って、撮影現場にお迎えできるんだっけ……」そんなことを考えてしまいました。私のその偏見こそ、彼のような俳優の活躍の場を狭めてきたんじゃないか。そんな思いから、障害のある俳優さんたちを拒むことのない撮影現場を作りたいと、企画を出しました。

けれど、撮影の準備を進める中で、何度も「これでいいんだろうか」と立ち止まってしまいました。例えば、障害のある俳優を起用するためオーディションを開催しようとすると、募集要項が書けないんです。「多様性のために」とか「こんな時代だから」とか言葉を並べるほど、なんだかきれい事を言いたくて人を利用しているような感覚になりました。「障害があるから」という理由で人を選ぼうとしている時点で何か間違っているんじゃないか。そもそもなぜ、障害者と健常者って線を引いているんだっけ……。「あなた」と「わたし」、ただ1対1の関係を築きたいのに、それを阻むものはなんだろう。考えれば考えるほど、自分がどう他者と向き合ったらいいかわからなくなってしまいました。

それを業界の話にとどめず、人が人と出会う尊さ、関係を築く難しさ、それでも対話することの大切さ…いまを生きる生身の人間の物語として、作り上げてくれたのが、脚本の大池容子さんです。そして主人公・未来(みく)を演じるのは伊藤万理華さん。未来は様々なモヤモヤを抱えてもがき続ける人物なのですが、そんな未来の気持ちを全身全霊で表現してくれました。さらに、未来に大きな影響を与える人物・ハルを演じるのは、ドラマ初出演の和合由依さんです。彼女の芝居をオーディションで見たとき、「この人と一緒にドラマを作りたい!!」と、心が震えました。未来とハル、2人の出会いから生まれた様々な感情を、是非お楽しみいただけたら幸いです。

主な登場人物・キャスト

吉澤未来(みく) 伊藤万理華

ローカルテレビ局「Pテレ」の局員。自身が提案した学園ドラマの企画が採用され、プロデューサーとして制作のチャンスを得る。「ドラマの主人公を障害者に」という条件に悩みながらも、取材を始めることに。

宮島ハル 和合由依

俳優を目指す、車椅子の高校生。障害がある俳優たちが所属する劇団「S」のメンバーとして、放課後や休日に芝居の稽古をしている。未来と出会い「Pテレ」が制作するドラマの出演オファーを受ける。

町田龍太郎 岡山天音

未来の恋人。学生時代、映画研究会に所属し、監督した作品が脚本賞に選ばれ、その才能に未来は憧れてきた。現在はカフェバーでバイトをし、映像制作からは離れている。

蘆田孝雄 結木滉星

未来の同期で、アシスタントプロデューサー。未来よりもドラマ班でのキャリアは長いが、まだ自分の企画が通ったことはない。

羽座丘卓 小松利昌

「Pテレ」ドラマ班のディレクター。未来の企画の演出を務め、脚本制作も担うことに。障害者を起用するドラマの難しさに直面し、未来と衝突する。

植草秀樹 山中崇

「Pテレ」ドラマ班のチーフ・プロデューサー。未来の上司となる。障害のある親族がおり、未来の企画が当事者を傷つけないか、厳しい視線を向ける。

藤谷光彦 橋本さとし

編成部長。局をあげた「多様性月間」というキャンペーンのため、未来の出した企画を採用し、「障害のある俳優」を起用するドラマに変更するよう指示する。

長谷部由美 水野美紀

藤谷の後任として、未来の企画を採択することになった新しい編成部長。未来が出した企画書を、全面的に書き直すよう指示する。

高木圭介 成木冬威

劇団「S」に所属する劇団員。障害のある俳優たちの境遇を改善したいと考えており、時に強い口調で自分の考えを述べる。ハルとはよく衝突する。

河上由里子 水口ミライ

劇団「S」に所属する劇団員。ハルの親友で、ろう者の高校生。劇団員メンバーとは手話やスマホのアプリを使ってコミュニケーションを取っている。

野々村輝子 河合美智子

劇団「S」の代表。障害のある俳優と健常者が一緒になって芝居ができる場を作る。ハルや河上など学生の劇団員が、学業と演劇を両立できるよう見守る。

加藤珠 山下桐里

ハルの近所に住む年上の幼なじみ。高校演劇をやっていた過去があり、当時中学生だったハルは舞台で輝く珠に魅了され俳優を志す。思わぬ形でハルとの再会を果たすが…。

宮島さくら 菊池亜希子

ハルの母親。夫が単身赴任で不在のため、一人でハルを育てる。俳優を志すハルの意思を尊重し、劇団やテレビ局への送り迎えをすることで彼女を支える。

小早川新太郎 菅生新樹

今をときめく人気俳優。未来の企画の主演としてキャスティングされるが、演じる役柄や企画の内容に不満を抱えている。

宇佐美のどか 余貴美子

未来が学生時代にヒットしたドラマ「学園サンデー」の脚本家。未来は宇佐美の作品に、自信がない自分を重ね、救われた過去がある。業界では大御所。

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