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目次
土曜ドラマ「みをつくし料理帖スペシャル」
放送 2019年12月14日・21日午後9時~[NHK総合]・全2回
2017年に放送され、好評を博した土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」の続編が放送決定!
「雲外蒼天」の相を持ち、艱難(かんなん)辛苦に巻き込まれながら、女料理人として、細腕一本で、夢を実現していくヒロイン・澪。続編では、澪の想(おも)い人・小松原との気になる恋の行方や、幼馴染・野江(あさひ太夫)との今後を占う吉原・桜の宴の出来事を描きます!
原作は、髙田郁さんの累計400万部を超える大人気時代小説「みをつくし料理帖」。ヒロイン澪を演じるのは、もちろん黒木華さん!おなじみのキャストに加え、豪華ゲストも花を添えてくれます!脚本は、前シリーズに引き続き、藤本有紀さん!江戸の人情と笑い、そして“美味しさ”満載のドラマを再びお届けします!
- 原作 髙田郁「みをつくし料理帖」
- 脚本 藤本有紀(連続テレビ小説「ちりとてちん」、大河ドラマ「平清盛」など)
- 音楽 清水靖晃
- 出演 黒木華 森山未來 永山絢斗 成海璃子 萩原聖人 木村祐一 村杉蝉之介 柳下大 蒔田彩珠 波岡一喜 佐藤めぐみ 永尾まりや 徳井優 松尾スズキ 伊武雅刀 麻生祐未 富司純子 小日向文世 安田成美
- 制作統括 山本敏彦・須崎岳(NHK エンタープライズ)、高橋練(NHK)
- 演出 柴田岳志(NHK エンタープライズ)
土曜ドラマ「みをつくし料理帖スペシャル」のあらすじ
前編「心星(しんぼし)ひとつ」 2019年12月14日放送
澪(黒木華)の料理が評判で、「つる家」は常連客で毎日賑わっている。小松原(森山未來)や源斉(永山絢斗)も時折訪ねて来る。
ある日、武家の奥方・早帆(佐藤めぐみ)が、料理を教えてほしいとやってくる。早帆曰く、恐ろしく料理が下手で奉公人も逃げ出してしまう腕前とか…、その話に思わず噴き出す芳(安田成美)や種市(小日向文世)ほかつる家の面々…、澪も一気にその人柄に親しみを覚え、種市の許可も出て料理指南を引き受けることにする。実は、早帆は小松原の妹で、いつまでも独り身を通す兄を心配し、澪との関係を探りにきたのだ。そうとは知らず、すっかり早帆と姉妹のように打ち解けた澪は、小松原に対する淡い想いをつい口にしてしまう…。また、ある日、早帆の母親が腎の病でむくみに苦しんでいると聞いた澪…。医師の源斉にむくみに効く薬草に地膚子(じふし)、ほうき草(昔は「ははきぎ」と呼んでいた)の実があることを聞き、源斉の協力をえて、ははきぎ料理に挑戦することに…。寒い中、手作業で恐ろしく手間のかかる「ははきぎ」の下こしらえに、澪の手は赤切れだらけになってしまう…。ようやく完成したははきぎ料理…その食材を早帆に託し、母上様に食べさせてあげてくれという澪を、一刻ばかりと早帆は強引にある武家屋敷に連れていく。早帆は、その屋敷の厨(くりや・台所)で、ははきぎ料理を完成させ、我が母に食べさせてくれという。早帆に言われるがまま、澪は「ははきぎ飯」を心を込めて作り上げていく。まさか、この料理が、澪の人生を左右する一品になるとは知らずに…。
料理を手に、早帆の母・里津(富司純子)の御前に出る澪…早帆の母・里津(富司純子)と初の対面を果たす…。ははきぎの料理に、驚きと幸せそうな笑みを浮かべながら食べる里津の表情に澪も早帆もホッとする。しかし、この後、料理を食べ終えた里津の口から、澪にとっては思いがけない言葉が飛び出してくる…。
この番組を視聴して・・・ひと言
澪は密かに心を寄せていた小松原からプロポーズされ、そのプロポーズを受け入れます。普通なら、こんな幸せなことはないはずです。しかし、澪は源斉の言葉で料理こそが自分の生きる道であることに気付きます。自分の生きる道がこれほどまでにはっきりと自分の中にあることもまた幸せなことだと思います。しかし、2つの幸せは相容れないわけで、どちらかを選ばざるを得ないのです。もちろん、澪は料理の道を選びます。切ない話ですね。
後編「桜の宴(うたげ)」 2019年12月21日放送
澪(黒木華)を傷つけないようにと、小松原(森山未來)は皆を裏切る辛い決断をする。今まで耳を貸さなかった上役からの縁談を急に受けるというのだ。その話を小野寺家用人・多浜重光(徳井優)から聞いた種市(小日向文世)は大激怒!しかし、芳(安田成美)だけは澪と小松原の真意に気づくのだった。「お前は何もしなくていい」、「道はひとつ」、澪をかばい、澪を後押ししようと、自分だけが悪者になろうとする小松原の思いに応えるため、澪は料理人として更なる精進を決意する。
そんなある日、吉原の大店・翁屋伝右衛門(伊武雅刀)が、又次(萩原聖人)と一緒につる家にやってくる。実は、登龍楼の采女宗馬(松尾スズキ)と伝右衛門が手に入れた吉原の売り店の件でひともめした際、翁屋の桜の宴の料理が不味いと馬鹿にされ、「腕のいい料理人ぐらい知っている!今度の桜の宴の料理を食べてみるがいい!不味かったら売り店は登龍楼に売ってやる!」と伝右衛門が采女に啖呵を切ってしまったのだ。鱧の一件以来、澪の料理人としての腕を認める伝右衛門だったが、吉原の上客、摂津屋(中原丈雄)たちに振舞う花見の宴の料理を澪に作ってほしいと頼みに来たのだ。もちろん、采女も客の一人だ。ただし、店の信用と評判を下げない為、女が作ったと悟られないよう又次が作ったものとして料理を出したいと伝右衛門が条件をつけてくる。まだまだ、女料理人を評価しない時代のことである。「そんな話があるか!」と声を荒げる種市だが、意外にも澪はあっさり引き受ける。それは、小松原との約束、また、あさひ太夫、幼馴染の野江(成海璃子)へ会えるかもしれないという思いからだった。
吉原・桜の宴当日、澪が揃えた食材に驚く伝右衛門!紅花の紅餅と間引き菜を用意していた。江戸時代、「紅一匁(もんめ)金一匁」と言われるほど高価な紅花を料理の食材に使うとは豪気な話だった。また、豪勢な料理のほかに澪らしい気遣いが隠された料理が添えられ、上客たちに舌鼓を打たせたのだった。料理を残さず平らげたあと、料理番付不動の大関位の登龍楼の采女に料理批評を聞きたいと上客の一人が言い出す。澪はお運びの中に紛れてその様子を見ていた。おもむろに口を開いた采女は、澪の手料理だと見抜き、澪をその宴の場に引きずり出す。「女料理人の料理を出すなど店の信用にかかわる。やはり、あの売り店は登龍楼が買い上げましょう!そしてもう一つ、この翁屋に売ってもらいたいものがある!」と采女宗馬が驚きの要求をする!すると、そこに、あさひ太夫(成海璃子)が顔をさらさないように現れて…。
この番組を視聴して・・・ひと言
江戸時代は、人を「格」という言葉でランク付けしたり、生きる世界を分断していたのですね。澪とあさひ太夫も、強い絆で結ばれているのに顔をあわすことさえ許されない。本当に切ないですね。
原作本「みをつくし料理帖」/髙田郁
神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!
主な登場人物・キャスト
澪(みお) 黒木華
大坂生まれの女料理人。享和2年の水害で両親を亡くした後、料理屋「天満一兆庵」の女将・芳に助けられ、奉公することになった。ある時、店の料理の味が変わったのは井戸水の味が変わったからだということをただ一人見抜き、店主の嘉平衛から女料理人に抜擢される。以来、料理の厳しい修業を積みながら、波乱に満ちた人生を歩んでいく。江戸に下ってからは種市が営む「つる家」で腕をふるう。
小松原 森山未來
「つる家」の謎の常連客。実は、旗本・御膳奉行・小野寺数馬。将軍の口にするものを管理する役職故、料理には詳しく、澪の良き指南役でもある。最近は、母の里津や妹の早帆から早く妻を娶(めと)れと急かされている。
永田源斉 永山絢斗
父は御典医だが、自身は町医者。澪に一途な想いを抱いている…。澪が料理で困ったとき、医学の観点から的確なアドバイスをくれる頼れる人でもある。実は、吉原・翁屋の往診も担当、澪と野江の関係を知っている。
芳(よし) 安田成美
大坂の料理屋「天満一兆庵」の元女将。水害で路頭に迷っていた澪を助けて以来、母親以上の愛情で澪を育てた。被災地をさまよう澪に食べさせたお粥の味が、澪の料理の味の原点となった。江戸では澪と二人で長屋暮らしだが、澪からは“ご寮さん”と呼ばれている。行方不明の佐兵衛を探し、天満一兆庵の江戸出店を再開させたいと願っている。
種市(たねいち) 小日向文世
澪がつとめる料理屋「つる家」の主人。元はそば屋だったが、荒れ果てた化け物稲荷を一生懸命に掃除している澪の姿が、17歳で亡くなった娘と重なり、澪をつる家の料理人として迎え入れる。江戸の味付けに慣れない澪を長い目で暖かく見守り、応援している。
あさひ太夫 成海璃子
吉原翁屋の花魁。澪の幼馴染だが水害で生き別れに。「旭日昇天」の天下取りの相をもつ花魁として翁屋で別格の扱いを受けている。
又次(またじ) 萩原聖人
吉原・翁屋の料理番。あさひ太夫を自分の命さえ厭わないほど大切に思っており、あさひ太夫が口にするものにも毎回気を使う。評判を聞きつけて、澪の作った弁当をあさひ太夫のために持ち帰るようになる。澪の話をあさひ太夫に聞かせるうちに、二人の意外な関係がわかってきて…。
里津(覚華院) 富司純子
父の旧姓は「小松原」。小野寺数馬の母。腎の病のためむくみに悩まされ、己の余命を悟り、息子の行末を案じている。
伝右衛門 伊武雅刀
吉原でも格式の高い「翁屋」の楼主。吉原随一の美貌をもつと噂される花魁・あさひ太夫を抱えている。あさひ太夫が食べる料理の作り手を探すうちに澪と出会う。「女に料理人は務まらない」と澪を突き放すのだが・・・。
清右衛門(せいえもん) 木村祐一
つる家にたびたび足を運ぶ、売れっ子の戯作者。わがままで怒りっぽく、毎回、澪の料理を食べては厳しい言葉で批評する“辛口のご意見番”。しかし、実はつる家の料理の大ファンである。表では甘い顔は見せないが、さりげなくつる家を支えることもある。
摂津屋 中原丈雄
吉原「翁屋」の上客で御用商人。実は、四千両の金子を「翁屋」に預け、幻の花魁・あさひ太夫の旦那衆三人の中のひとり。
多浜重光 徳井優
小野寺家先代からの御用人。澪を小野寺家に輿入れさせるため、小野寺家名代として「つる家」を訪れる。厳格な人物だが口は軽い。
早帆(さほ) 佐藤めぐみ
小松原の三歳年下の妹で、駒澤弥三郎の妻。気丈で情に厚く、お見合いを重ねてもなかなか結婚しようとしない兄・小松原のことを心から心配している。料理は得意ではないが、夫の弥三郎は早帆の手料理が大好物である。
「みをつくし料理帖スペシャル」の再放送・見逃し動画配信は?
土曜ドラマ「みをつくし料理帖スペシャル」の再放送は翌週の木曜日午前0時20分〜[水曜深夜]に放送される予定です。
また、見逃し動画配信については、放送日の翌日からNHKオンデマンドやユーネクストで配信される予定です。
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(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2019年12月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
「みをつくし料理帖」総集編(前・後編)の再放送が決定!
放送 2019年12月8日(日)[NHK総合]
前編 午後3時50分〜午後4時49分
後編 午後4時51分〜午後5時50分
「みをつくし料理帖」全8回の再放送が決定!
放送 2020年1月6日(月)〜1月16日(木)・全8回
毎週月曜から木曜 午後5時〜[BSプレミアム]
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「みをつくし料理帖」全8回のあらすじ
時は江戸時代。天涯孤独の少女が、料理の腕一本を頼りに己の道を歩んでいく!
第1話「はてなの飯」
季節は秋。「つる家」という蕎麦屋の店主・種市(小日向文世)は腰を痛め、上方から来た女料理人・澪(黒木華)に板場を任せることになった。その初日、澪が張り切って作ったのは戻り鰹の時雨煮。しかし初物好きの江戸っ子は、初鰹は競って食べるものの、秋の戻り鰹は“猫またぎ”と言って口にしない。澪も種市も、一口食べてみたら戻り鰹の美味しさがわかってもらえると、必死に売り込むが、客は見向きもしなかった。そんな中、医者の源斉が口にした何気ない一言をきっかけに、澪は思いもよらない客寄せ法を思いつく。
第2話「とろとろ茶碗(わん)蒸し」
「料理の基本がなってない」と澪(黒木華)に苦言を呈した武士の小松原(森山未來)。澪はその言葉が耳から離れず、自分の料理に足りないものは出汁であることに気づく。澪の母親代わりの芳(安田成美)は手本になる味を体験させようと、江戸随一と言われる料理屋・登龍楼に澪を行かせる。最高位の汁を味わった澪は、どうやったらその味が出せるのか試行錯誤するが、なかなかいい味の出汁が作れない。そこに、おりょう(麻生祐未)の夫がやってきて、研究中の出汁の味見をさせられる。その時、澪が思いついたこととは・・・
第3話「三つ葉尽くし」
澪(黒木華)が発案した「とろとろ茶碗蒸し」が、江戸の料理番付けに載った。しかも堂々の関脇だ。長年の夢がかなった種市(小日向文世)は涙を流して喜んだ。しかし、評判をとったはずの「つる家」では急に客足が落ちる。つる家のとろとろ茶碗蒸しを真似た店が出てきたのだ。その店の名は「登龍楼」。料理番付けで大関をとった一流店だ。その事に我慢がならない芳(安田成美)は登龍楼に客として入り、とろとろ茶碗蒸しを一口食べる。と、そのまま調理場に駆けていき、料理長に文句を言う。澪が苦労して生み出した合わせ出汁を、そっくりそのまま真似たのが許せなかったのだ。しかし料理長からは言いがかりだと突き飛ばされ、怪我を負ってしまう。
第4話「ほろにが蕗(ふき)ご飯」
芳(安田成美)に怪我を負わせた登龍楼。今度は澪が考え出した料理を、つる家が出す前に登龍楼が客に出した。これは店の中で澪が料理を研究する様子を見ていたものだけができること。登龍楼の卑劣なたくらみに気付いた澪は、登龍楼に乗り込み、店主の采女宗馬(松尾スズキ)に激しく抗議する。采女は、つる家の料理を真似た料理人・末松をその場で殴りつけ、澪に頭を下げるのだが、同じ献立を出したからといって、登龍楼がつる家の味を盗んだと決め付けるのは思い上がりだと切り返す。そしてつる家にようやく笑顔が戻りかけた日の夜、つる家の片隅から火の手があがる。
第5話「ひとくち宝珠(ほうじゅ)」
つる家が火付けに合い、全焼した。吉原のあさひ太夫(成海璃子)は又次(萩原聖人)を通じて澪(黒木華)に十両を贈る。もしまだ料理を作る気持ちが少しでもあれば、この十両を使って欲しいと。そしてあさひ太夫からの手紙には「雲外蒼天」の文字が。艱難辛苦に耐えればきっと青い空が広がるという、幼い頃に占い師が残した言葉が澪の胸によみがえる。一方小松原(森山未來)は嘉祥の儀で拵えるお菓子の創作に悩んでいた。そんな時、坂村堂が富三(大倉孝二)という料理人をつる家に連れてくる。なんとその富三は、かつて天満一兆庵の江戸出店で料理人をやっていた富三だった。富三は江戸出店で芳の一人息子・佐兵衛(柳下大)が失踪した裏事情を知っていた。
第6話「う尽(づ)くし」
佐兵衛(柳下大)の失踪の謎を知っていた富三(大倉孝二)は、芳(安田成美)から簪を預かり、それを質に入れて手にしたお金で吉原に行き、佐兵衛の行方を調べるという。しかしそれは息子を心配する母心につけこんだ嘘だった。富三を信用していなかった澪(黒木華)は、芳の簪を返せと迫るが富三は相手にしない。そこに又次(萩原聖人)が現れ、富三の嘘を暴く。佐兵衛が店の金を使い込んで吉原の遊女に貢いだ挙句、その遊女を殺して失踪したというのは作り話で、店の金を使い込んでいたのは富三本人だった。そんな富三が許せない又次は馬乗りになって富三を殴り続けるが、それを止めたのは芳だった。佐兵衛が人殺しではなかったことがわかっただけでもよかったのだと・・・。
第7話「ふっくら鱧(はも)の葛叩き」
澪(黒木華)は源斉(永山絢斗)から吉原に来て欲しいと頼まれる。翁屋の花魁・あさひ大夫(成海璃子)あてに、大坂からはもが届いたが、はもはどう猛で誰も扱いを知らないので、澪に料理をして欲しいという。澪は、自分の料理を幼なじみのあさひ太夫に食べてもらえるかもしれないと思い、その話を引き受けるが・・・。
第8話(最終回)「寒鰆(かんざわら)の昆布締め」
つる家に料理の”腕比べ”の話が舞い込んだ。年末恒例の料理番付を発行している版元が、毎年甲乙つけ難いつる家と登龍楼に決着をつけたいので、両者の直接対決にしたいというのだ。登龍楼と言えば以前、澪が考えた料理をまねた料理を出した因縁の相手。澪はこの話を引き受ける。出されたお題は「寒鰆(さわら)」を使った料理。一方そのころ、御膳奉行の中に、将軍しか食べられない特別な食べ物を横流ししているという噂がたち、澪は小松原(森山未來)を案ずるが・・・。
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