NHKドキュメンタリー「安室奈美恵 告白」
放送日時 2017年11月23日（木）午後10時00分（60分）
2018年9月16日をもって引退することを発表している安室奈美恵の特別番組「安室奈美恵 告白」が、2017年11月23日にNHK総合テレビで放送されます。番組では、安室奈美恵のデビュー当時の思いから、スターダムを駆け上がった当時の心境、そして、今の思いが赤裸々に語られています。時折、涙を見せながらも約2時間にわたってNHKのインタビューに答えたそうです。
放送前の予告
安室奈美恵が「今の想い」を赤裸々に語る。日本中に衝撃を与えた「引退」発表から２か月、時に涙を流しながら２時間にわたり彼女は語り尽くした。突然の結婚・出産・休業、そして復活…「紅白歌合戦」や「ポップジャム」ＮＨＫに記録された貴重な映像を見ながら安室は当時を振り返り、その頃の自分が何を思っていたのかを赤裸々に語る。誠実な言葉と、時代を彩った華麗なヒットナンバーで描く平成の歌姫・安室奈美恵の素顔。
※詳しい内容は、放送後に本ページ末尾にてご紹介いたします。
NHKドキュメンタリー 安室奈美恵「告白」の再放送は？
特別番組「安室奈美恵 告白」は、再放送されるのでしょうか？
現時点で、再放送に関する情報は見当たりません。
しかし、視聴者からの要望が強ければ再放送を行うという流れになるはずです。
実は、「もっとNHKドキュメンタリー」というサイトで、初回放送から約1週間にわたり視聴者からの再放送リクエストやレビューが投稿できるようになっています。もちろん、このサイトで再放送リクエストが多ければ、後日、再放送を実施するということになるはずですから、是非、このサイトから再放送リクエストをしてみて下さい。
≪追記≫2017.12.18
NHK特集番組「安室奈美恵 告白」が、2018年1月8日午前0:10～再放送されることが決まりました！
このドキュメンタリー番組の見逃し配信送は？
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放送内容レビュー
デビューから結婚・復帰まで
テレビでは15歳のデビュー当時の懐かしい映像が流れました。安室奈美恵は、デビュー当時から「いつかは引退する日が来る」という考えが、心の片隅にあったのだそうです。そして、引退する時は大きな会場で引退コンサートをしたいという思いがあったそうです。
デビュー後しばらくヒット曲が出なくて戸惑っていたそうですが、小室哲哉がプロデュースするようになってからはヒット曲を連発していきます。ところが、20歳の時に突然、結婚・出産・休業します。本人としては、大胆な決断をしたという感じではなく、好きな人がいて子供を授かり、幸せの絶頂だったようです。そして、1年後の復帰の舞台となる紅白歌合戦でファンの暖かい声援と拍手に涙する一幕もありました。
小室哲哉から卒業して新しい自分へ
小室哲哉によるプロデュースが終了し、自分で自分をプロデュースするというスタイルになってからは、手探り状態が続き辛い時期が続いたようです。「歌手の安室奈美恵が解らなくなった時期でもあった」というコメントが印象的でした。そして、安室奈美恵が子供のために自ら詩を作ったのもこの頃です。
もがき苦しんだ安室奈美恵は、一旦、安室奈美恵という自分から離れて、スイートシークという名前でこれまでのしがらみにとらわれずに自分の好きなことを胸を張って楽しむというスタイルで活動しはじめることにしました。そして、そのことがきっかけで、モヤモヤした思いが吹っ切れたそうです。その後は、再びヒット曲を出すまでになり、活動の軸はテレビからコンサートへとうつっていきました。
35歳の時に20周年のドームツアーを実現し、デビュー当時からやりたかったことをやり尽くして燃え尽きたような状態になったそうです。それでも、そこで引退できなかったことから、5年後の25周年での引退を心に秘めて活動していたそうです。2016年から2017年にかけてホールツアーの100ヶ所コンサートを行ったのは、引退を前に全国を回ってファンの皆さんにお礼が言いたかったんだそうです。
安室奈美恵の告白から感じたこと
歌手としての安室奈美恵はあと10ヶ月ほどでピリオドを打ちますが、その先にはどんな安室奈美恵が待っているのでしょうか？
今回の放送で、安室奈美恵の本質は私と同じ「自由人」なのではないかと感じました。小室哲哉プロデュースによってスターダムに登りつめたあと、自由になって自由の苦しみと自由の楽しさを体験したのだと思います。番組の冒頭で「幸せな25年間、素晴らしい経験の25年間」としみじみ語っていた安室奈美恵の言葉が改めて蘇りました。
登山家が次々に山を制覇していくように、きっと、安室奈美恵にとって一つ目の山を登りきろうとしていて、おそらく次に登りたい山が見えているのかもしれませんね。次の山も簡単に登り切れるような山ではないと思いますが、辛い経験を経て自由を楽しむ術を会得した安室奈美恵にとっては、また、次の山も登りきることでしょう。そんな安室奈美恵の生き様をファンの一人としてこれからも見守って応援していきたいと思います。
