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NHKドラマ

NHKドラマ「正義の天秤 」のあらすじ・ネタバレ・再放送・見逃し動画配信は?

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土曜ドラマ「正義の天秤」

放送 2021年9月25日(土)スタート・全5回
   毎週土曜日 午後9時〜[NHK総合]

「俺にとって、弁護は治療だ!」
医師から転職した天才弁護士が、冤罪の悲劇に苦しみながら、戦力外チームを率いて数々の難事件の真相を暴く!
事件に関わる人々の魂を救う本格法廷ミステリー!

ストーリー

主人公は「元外科医」の肩書を持つ弁護士、鷹野和也(亀梨和也)。徹底した合理主義者で、天才的な思考力と推理力を持っている。鷹野は、名門・師団坂法律事務所に招へいされる。事務所創業者のカリスマ弁護士が急逝したため、同じく弁護士の娘が、立て直しのために呼んだのだ。

師団坂法律事務所の刑事部門を担当する「ルーム1」に残ったのはたったの4人。しかも、くせ者ぞろい!
・創業者の娘で鷹野を招へいした張本人。一生懸命さが空回りしてしまう新米弁護士
・元ニート、コンプレックスの塊だが、運と要領の良さだけがとりえの弁護士
・元判事のエリートでプライドが高い女性弁護士
・元刑事、妻に先立たれ娘にも逃げられた人情派弁護士

鋭い洞察力と調査への集中力、他の追随を許さない思考力で次々に難事件を解決する鷹野を中心に、次第にチームの結束を強めていく。そして、鷹野は自身の過去にまつわる、ある重大な事件の弁護へと臨むことになる…。

  • 原作 大門剛明『正義の天秤』『アイギスの盾』
  • 脚本 田辺満、田中眞一、井上季子
  • 出演 亀梨和也、奈緒、北山宏光、大政絢、佐戸井けん太、大島優子、萩原聖人、竹中直人、中村雅俊
  • 音楽 河野伸
  • 制作統括 渋谷未来(ジ・アイコン)、真鍋斎(NHKエンタープライズ)、岡本幸江(NHK)
  • 演出 片岡敬司、二宮崇

「正義の天秤」の公式サイト

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原作『正義の天秤』『アイギスの盾』

※楽天ブックスより

正義の天秤(1) (角川文庫) [ 大門剛明 ]


正義の天秤(1) (角川文庫) [ 大門 剛明 ]

名門・師団坂法律事務所。しかし創設者を喪って以来、事務所の経営は下降の一途。創設者の娘で弁護士の芽依は、助っ人として、元医師で弁護士の鷹野和也を海外から招聘する。ほっとした矢先、鷹野は事務所を「診断」し、無能な弁護士を「切除」すると宣言。しかも死刑求刑不可避な裁判で、死刑を回避すると言い出し、交差点に突っこんで死傷者を出した男の弁護に挑む。新時代を切り拓く、絶対的に面白いリーガル・ミステリ。

[目次]
第1話 ブレーメンの弁護士たち
第2話 カルネアデスの方舟
第3話 マアトの天秤
第4話 悪魔の代弁者
第5話 アメミットの牙
第6話 正義の迷宮

正義の天秤 アイギスの盾(2) (角川文庫) [ 大門剛明 ]


正義の天秤 アイギスの盾(2) (角川文庫) [ 大門 剛明 ]

名門・師団坂法律事務所には刑事事件専門の部署がある。そこに所属する弁護士は元医師の経歴を持つ鷹野を筆頭に、元刑事の人情家、元ニートのゲーマーなど個性派揃い。ある日、彼らの元に無実を訴える男から弁護の依頼が入る。駅のホームから女性が転落死した事件で、検察に自白を誘導され殺人犯にされそうだというのだ。型破りな弁護士軍団が男を守るために授けた秘策とは何か? 疾走感抜群の新時代リーガル・ミステリ。

[目次]
アイギスの盾/黒と白/手のひらの楽園/もう一つの正義/正義の心臓

著者 大門 剛明

三重県生まれ。2009年『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。他著に『罪火』『完全無罪』『死刑評決』『正義の天秤』など。法廷ミステリーの書き手として注目を集めている。

出演者のコメント

主演・亀梨和也さん

今回、初めてNHKのドラマに参加させて頂きます。
本当の正義とは、
弁護士、、、
弁護とは???
元医者の弁護士、なかなかレアなキャラクターですが、原作からいただく人物像と、監督はじめ、スタッフ、キャストの皆さんと作り上げていく、少し(?)特徴的なドラマならではのキャラクター像を楽しみ、ワクワクしながら、主人公の鷹野が抱える核を大切に作りあげていければと思っています。これから出会うルーム1の仲間達と共に追い求める鷹野和也の弁護、治療を是非ご覧ください。

佐伯芽依役 奈緒さん

初めて「弁護士」という役をいただき、その響きにギュッと肩に力が入りましたが、信頼する座長・亀梨さんをはじめ個性豊かでかっこいいルーム1の先輩方とお会いして、安心して芽依と共に正義と向き合えると思いました。「正義とは何か?」私自身、自分に投げかけつづける問いだと思います。鷹野さんに振り回され救われる土曜日、きっと皆様にも楽しんでいただけると思います!是非ご覧ください。

杉村徹平役 北山宏光さん

初めてNHKにドラマという形でお世話になります。お話をいただいた時はとても嬉しかったですし、今の自分に出来ることを全力で取り組みたいと思いました。また同い年という事もあって亀梨君とも一緒にやれる事はとてもワクワクします。杉村徹平がどのように変化していくか、成長していくか是非ご覧ください。

桐生実雪役 大政絢さん

それぞれの個性が集まったルーム1。その中で私は元裁判官のキャリアを持つエリート弁護士、桐生実雪を演じます。弁護士ならではの専門用語をぶつけ合いながらお芝居をすることも多いので、知識を吸収しながら、どんな撮影現場になるのかすごく楽しみです。一人一人の個性を活かし、鷹野を中心に事件と向き合います。「正義とは何か」を軸に、最後に辿り着く場所はどこなのか、ハラハラドキドキしながら見守っていただけると嬉しいです。

梅津清十郎役 佐戸井けん太さん

「元刑事の弁護士」考えただけでワクワクしますね。そもそも何故弁護士になったのだろう。警察は辞めたのか?免職か?定年迄全うしたのか?しかも、娘は行き方知れず。謎が多すぎる!とにかく一筋縄では行かない人物とお見受けしました。さて、どう演じましょうか?頼りになるスタッフさんと、素敵な共演者にお縋りしましょう!

雨宮久美子役 大島優子さん

主人公・鷹野の恋人であり、現在は意識不明の状態。彼女の身に何が起きて、鷹野と久美子の想いはどこへ向かうのか、、、。2人で育み、そこから生まれた正義を、最後まで大事に心に留め、演じていきたいと思います。そしてこの作品を通して、自身の正義がなにかを考えたいと思います。

一ノ瀬眞人役 萩原聖人さん

正義と真実、その価値を一ノ瀬を通じてしっかり見極められたらと思ってます。ルーム1のメンバー、スタッフの皆さんと一緒に素晴らしい作品になるよう、最後まで葛藤していけたらと思います。

西園寺清隆役 竹中直人

ぼくの演じる西園寺はちょっといやな感じのオヤジかな(笑)頑張ります!なんと言っても久しぶりに亀梨くんと共演出来る事、大変うれしく思っています!なんと12年ぶりの共演ですね。亀梨くんのお芝居はとてもシャープで、見ていて気持ちが良いです。そして、奈緒さんと大政絢さんとも久しぶりの共演、お2人のお陰で撮影現場は緊張感もありますが、柔らかな雰囲気も漂い良い感じです。楽しみにしていて下さいね!

佐伯真樹夫役 中村雅俊

弁護士になった主人公の真心になれたら良いなあと思っています。正義に対する私の精神は、主人公によって脈々と受け継がれていきます。その先は?どうなる?楽しみです。

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主な登場人物・キャスト

鷹野和也 亀梨和也

「元外科医」の肩書を持つ弁護士。
徹底した合理主義者で、天才的な思考力と推理力を持っている。事務所創業者のカリスマ弁護士・佐伯真樹夫(中村雅俊)が急逝した名門・師団坂法律事務所を立て直すべく、創業者の娘で同じく弁護士の芽依(奈緒)に招へいされる。師団坂法律事務所では、刑事部門を担当する「ルーム1」で4人のくせ者弁護士たちと数々の難事件を解決。そして、自身の過去にまつわる、ある重大な事件の弁護へと臨むことになる…。

佐伯芽依 奈緒

師団坂法律事務所の創設者のひとり娘。
真っ直ぐな性格で天真爛漫さが微笑ましい2年目弁護士。誰よりも他人の感情に寄り添えるのが長所だが、時には感情移入し過ぎることも。最初は鷹野に振り回されてばかりだったが、徐々にコンビネーションを発揮し始め、鷹野にツッコミを入れられる存在になっていく?

杉村徹平 北山宏光

元ニートの弁護士。人生の一発逆転を狙って猛勉強し、弁護士資格を取得。
アニメやゲームが好きないわゆるオタク気質で、ハマるととことんのめり込む。誰にも会わず一人孤独に過ごした経験から、人の心の隙間にふっと入り込むことができる。人のことを親身に考えられる優しい性格。鷹野の存在に感化され、自身の「正義」を追い求め奔走する。

桐生実雪 大政絢

元裁判官のエリート弁護士。容姿端麗で頭脳明晰。
裁判官時代の経験と人間関係を駆使しての弁護が得意。記憶力、暗記力は飛び抜けているが融通が効かない面がある。美人で感情を顔に出すことを嫌うためきつく思われがちだが、姉御肌の面も。

梅津清十郎 佐戸井けん太

元刑事の弁護士。刑事時代の人脈を生かし、刑事事件を得意としている。相手の警戒心を解く柔らかさが売りで、人の痛みが分かる苦労人の人情派。妻に先立たれ、一人娘は中学の時に家出。今はどこで何をしているかわからない。

雨宮久美子 大島優子

快活で明るく正義感の強い弁護士。鷹野の恋人。
どんな時でも自分のことよりも他人のことを考える性格。幼い頃、師団坂法律事務所の創始者・佐伯真樹夫(中村雅俊)に父親の冤罪を晴らしてもらったことから、真樹夫に憧れ弁護士を目指した。念願の弁護士になった後、とある冤罪事件に興味を持ち独自に調査を行なっていたが、8年前、何者かに襲われて以来、意識はあるものの自分の意思で動くことも喋ることもできない状態(遷延性意識障害)に。

一ノ瀬眞人 萩原聖人

東京地検のエリート検事。勝訴のためならどんな手も使う策士。頭脳明晰で弁舌が鋭く、決定的な敗北感を弁護士に与える力を持っている。久美子が追っていた冤罪事件に関わっていた過去があり、遷延性意識障害に陥っている久美子と彼女の恋人であった鷹野の動きを警戒している。

西園寺清隆 竹中直人

師団坂法律事務所のルーム3で企業法務を担当する弁護士。シニアパートナー。抜群の人脈と交渉術で常に師団坂法律事務所の収入を支える存在。大規模法律事務所の使命は企業の円滑な活動を支え国益に貢献することと考え、刑事事件専門のルーム1の廃止を検討していた。そのような折に、事務所の創設者から全権委任された鷹野が登場し、面白くないと思っている。

佐伯真樹夫 中村雅俊

師団坂法律事務所の創設者でありカリスマ弁護士。芽依の父親。多くの有能な弁護士たちや依頼者から絶大な信頼を得て募われている人徳者。久美子を通じて久美子の恋人・鷹野と面識があり、亡くなる前から自分にもしものことがあったら事務所に鷹野を招聘しようと声をかけていた。刑事事件において、人を治療するような弁護・裁判を行うことを理想と唱え実践していた、鷹野の弁護士としての師のような存在。

冨野静子 山口智子

東京都北区・師団坂付近にある師団坂教会の女性牧師。師団坂法律事務所の創設者でキリスト教徒の佐伯真樹夫(中村雅俊)とは旧知の仲であり、幼いころに母親を亡くした真樹夫の娘・芽依(奈緒)のことを、母親のように公私にわたり気にかけている。同じく幼いころから教会の日曜学校に通っていた雨宮久美子(大島優子)に真樹夫を紹介したのも静子である。鷹野和也(亀梨和也)とは、雨宮の紹介で知り合った。真樹夫亡き後、鷹野と雨宮、芽依のことを優しく見守っている。

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各話のあらすじ・ネタバレ

※補足の内容には、ネタバレが含まれています。

第1話 2021年9月25日放送

天才的な推理力を持つ弁護士・鷹野和也(亀梨和也)が、名門・師団坂法律事務所に招へいされる。創業者のカリスマ弁護士が急逝したため、同じく弁護士の娘・佐伯芽依(奈緒)が立て直しのために呼んだ。彼が最初に担当するのは、釣りボート店でアルバイトをしていた被告・保坂修(筧利夫)が、釣り客で大手飲食グループの社長・倉橋龍一郎を溺死させた事件。通常なら“緊急避難”が適応され無罪にできる案件だが鷹野は殺人を疑う。

<補足>

鷹野たちは事件の目撃者が撮影した事件の動画を入手。その動画から被告人は無罪と思われたが、鷹野は殺人を疑ったのだ。そして、法定で鷹野は被告人の無罪を主張するどころか、殺人を追及する。2年前に倉橋社長が経営する居酒屋チェーンで働いていた保坂の息子が長時間労働で酷使され過労の末に自殺していた。そこで、保坂は倉橋社長が常連客となっている釣りボート店で働くようになり、倉橋と二人っきりになる機会を伺っていたのだ。そして、そのチャンスが訪れたとき保坂は倉橋に従業員が過労によって自殺した件を問い質したが、倉橋は「自殺する奴は負け犬だ」と言い捨てたことで、保坂には殺意が芽生えた。そして、危険水域にボートを走らせ故意にボートを転覆させ倉橋を死に至らしめたのだった。

実は、鷹野には決定的な証拠はなく状況証拠からの推測でしかなかった。しかし、保坂は自白した。鷹野は、被告である保坂を本当の意味で救いたかったのだ。そのためにも、今回の事件の真相を明らかにし、大手飲食グループがブラック企業であることを追及したのだった。

第2話 2021年10月2日放送

6年前の傷害事件の裁判員を、当時の被告人が逆恨みして殺害する事件が起きた。被疑者・楠田隼人(笠松将)が山内愛理沙(森迫永依)を殺害した理由は、彼女のブログ。ふだんはスイーツの記事をアップしているが最後の更新日のみ、事件の裁判の評議内容に詳しく触れられていた。当初は、山内が守秘義務違反を犯した末に起きた悲劇だと思われていた。しかし、鷹野(亀梨和也)らの調査で山内の実像が明るみになり、事件は全く違った様相となる。

<補足>

山内愛理沙はマスコミの評判とは違い、実は真面目に介護の仕事をしていた。また、子供の頃から裁判官になる夢を持っていた。そんな愛理沙は、裁判が終わってからも一人で事件の真相を追っていた。そして、たどり着いた事件の真相。それは、楠田隼人の妹が犯人で、隼人は妹をかばって犯人となったのだ。そのことを愛理沙に気付かれ、争いになって愛理沙を殺してしまう。そして、隼人が愛理沙のブログに6年前の事件のことを投稿したのだった。

鷹野の恋人だった雨宮久美子は、8年前にある冤罪事件を追っているときに暴漢に襲われた。医師だった鷹野が処置をしたが、完全に救うことができず今も入院している。そして、鷹野は医師を辞め、久美子が調べていた事件を追うために弁護士になった。その鷹野を応援していたのが芽依の父・佐伯真樹夫だった。

第3話 2021年10月9日放送

高崎の銀行で起きた強盗殺人事件の共犯者 中江の裁判で、検察側の無期懲役の求刑に対し、杉村(北山宏光)が懲役三十年を勝ち取る。しかし、鷹野(亀梨和也)は杉村と主任検事・長谷川(高橋克実)との間の裏取引を疑う。“ミスター検察”と呼ばれる程厳格な長谷川は、雨宮(大島優子)が調べていた安倍川事件にも関わっていた検事だった。程なく杉村との取引が無かったことは判明。が、検察の求刑が軽すぎることが気になる鷹野が、調査を進めると…。

<補足>

実は、被告人の中江は16年前の事件で長谷川検事と面識があった。長谷川検事はその事件で本田という男を起訴し有罪が確定したが、本田は獄中で病死。中江は「16年前の事件、本当は僕が犯人なんだ。」と嘘をつき、そのことを法廷でしゃべると脅して長谷川検事と取引したのだ。

長谷川検事は鷹野にそのことを指摘され控訴を決意する。しかし、長谷川検事は自殺してしまう。長谷川検事が15年前の安倍川事件で鷹野に言い残した言葉は…「キムラヒデユキという人物を調べよ」。

第4話 2021年10月16日放送

4年前に娘の宮地灯里を殺された父・幹雄(吹越満)が、犯人の松田晴登を殺害した復讐殺人の公判が迫っている。担当検事が検察のエース・一ノ瀬(萩原聖人)に急きょ代わったことを不審に思う中、芽依(奈緒)と桐生(大政絢)は、同僚の渋川孔太が本当の殺害犯ではないかと再調査を進める。一方、鷹野(亀梨和也)は、長谷川検事(高橋克実)から告げられた、安倍川事件に関わる「キムラヒデユキ」なる人物を探して、静岡を訪れる。

<補足>

鷹野は、キムラヒデユキという人物が静岡拘置所にいることを突き止めた。鷹野は、キムラヒデユキに「お前を無罪にできる」とカマをかけて近づき、安倍川事件に切り込むが、キムラヒデユキは安倍川事件の真犯人でないと確信する。

一方、宮地灯里の弁護を担当していた芽依と桐生は、検察のエース・一ノ瀬に事件の真相を暴かれコテンパンに叩きのめされる。そんな一ノ瀬が安倍川事件の真相を知る唯一の人物であると知った鷹野は、一ノ瀬に近づく。一ノ瀬は、「我々に協力してくれれば、安倍川事件で知っている情報を全て話す」と言うが…。

第5話(最終話) 2021年10月23日放送

少女監禁誘拐殺人事件の犯人・南野一翔が、鷹野(亀梨和也)に弁護を依頼する。南野は罪を認めており、争点は無期懲役か死刑かの一点。担当検事は一ノ瀬(萩原聖人)。鷹野は、調査の中で、南野が父親の虐待から逃れるために改名していたことを知る。南野の公判、天才弁護士・鷹野と検察庁のエース・一ノ瀬の火花を散らす弁論が展開される。そして、全ての真相が明らかとなった時、鷹野は弁護士生命をかけた大きな決断をする…。

<補足>

鷹野は、南野一翔の改名する前の名前が木村英之で安倍川事件の真犯人、さらには、恋人の雨宮久美子を襲った犯人であることを突きとめる。鷹野は南野に対して殺してやりたいほどの怒りがこみ上げてくる。検察庁の一ノ瀬検事からも、南野を死刑にしたいから協力して欲しいと依頼される。しかし、鷹野は久美子の言葉を思い出していた。「鷹野君ならいい弁護士になれる。どんな凶悪犯だったブレずに弁護できる。」

そして、鷹野は最終弁論で「自分が一生かけて被告人の心を治療していきたい。」と訴え、無期懲役を勝ち取った。南野一翔は号泣。そして、鷹野は師団坂法律事務所を去った。

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土曜ドラマ「正義の天秤」の再放送・見逃し動画配信は?

土曜ドラマ「正義の天秤」の再放送は、翌週水曜日 午後11時35分〜放送される予定です。また、同番組の見逃し動画は、「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で配信予定です。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

NHKの見逃し番組を見る方法

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ドラマ「正義の天秤 season2」

放送 2023年5月6日(土)スタート・全5回
   毎週土曜日 午後10時〜[NHK総合]

あの型破りな男が 帰ってくる…!
2021年に放送し好評を博した、亀梨和也扮する元医師の天才弁護士・鷹野和也が自身も冤罪の悲劇に苦しみながらも、数々の難事件の真相を暴く本格法廷ミステリー「正義の天秤」。Season2がいよいよ2023年5月6日スタート!

ストーリー

「元外科医」の肩書を持ち、人々の魂を「治療」する弁護士・鷹野和也(亀梨和也)が師団坂法律事務所に帰ってくる!

前作で、恋人である雨宮久美子を襲った犯人・南野一翔の弁護を担い、葛藤の末、「一生をかけて被告人の心を治療していきたい…」と訴え無期懲役を勝ち取った鷹野。しかしその後、彼は師団坂法律事務所から姿を消した。それから3ヶ月後。事務所創設者の娘・佐伯芽依(奈緒)が彼を呼び戻した。しかし、鷹野は一向に姿を見せない。

その頃、刑事部門を担当する「ルーム1」所属で元判事の桐生実雪(大政絢)の元に、判事時代に無期懲役の判決を下した被告人から再審請求の依頼が舞い込む。自身の下した判決を覆すことになる上、「開かずの門」と呼ばれるほどに高い再審請求の壁に立ち向かおうとする桐生。彼女の「正義を見たい」と手を貸す鷹野。果たして開かずの扉は開くのか…?

一方、元ニートの弁護士・杉村徹平(北山宏光)は、ある日趣味であるゲームのオフ会に参加。そこで、謎の女性と出会うこととなるのだが、その女性の背後には……。
その後も、鷹野と「ルーム1」の元には、チームの結束を試すかのごとく、次々と難解な事件が舞い込んでくる。

今作では「ルーム1」のメンバーそれぞれにもスポットをあてて展開。事件に邁進する彼らの抱えている知られざる過去とは? 鷹野は彼らとどのように向き合っていくのか。さらに、鷹野が掲げる「治療的弁護」の原点も描く。そして、シーズン1に引き続き豪華出演陣、山口智子・中村雅俊・竹中直人・佐戸井けん太も再集結!鷹野やルーム1のメンバーの葛藤が、壮大で感動的なヒューマンドラマを生み出す!

  • 原作 大門剛明『正義の天秤』
  • 脚本 田辺満、井上季子
  • 音楽 河野伸
  • 出演 亀梨和也、奈緒、北山宏光、大政絢、佐戸井けん太、大原櫻子、大島優子 / 竹中直人、中村雅俊、山口智子
  • 制作統括 渋谷未来(ジ・アイコン)、真鍋斎(NHKエンタープライズ)、清水拓哉(NHK)
  • 演出 片岡敬司、二宮崇

「正義の天秤 season2」の公式サイト

主な登場人物・キャスト

主人公・鷹野和也(たかのかずや) 亀梨和也

「元外科医」の肩書を持つ弁護士
徹底した合理主義者で、天才的な思考力と推理力を持っている。事務所創業者のカリスマ弁護士・佐伯真樹夫(中村雅俊)が急逝した名門・師団坂法律事務所を立て直すべく、創業者の娘で弁護士の芽依(奈緒)に招へいされ、刑事部門を担当するクセ者弁護士揃いの「ルーム1」を率いてきた。鷹野自身もクセの強い人格の持ち主だが、次第にリーダーとしての信頼を得ていく。そんな中、自身の恋人・雨宮久美子(大島優子)を襲った男・南野一翔(千葉雄大)の弁護に挑み、無期懲役を勝ち取る。しかし、その後、師団坂法律事務所から姿を消した。

<師団坂法律事務所 「ルーム1」>

佐伯芽依(さえきめい) 奈緒

師団坂法律事務所・創業者の娘で、一生懸命さが空回りしてしまう新米弁護士
師団坂法律事務所の創設者・佐伯真樹夫のひとり娘。真っ直ぐな性格で天真爛漫な3年目の新米弁護士。誰よりも他人の感情に寄り添えるのが長所だが、時には感情移入し過ぎることも。鷹野に振り回されてばかりだが、徐々にコンビネーションを発揮し始め、「ポンコツ」と罵られながらも逞しく成長していく。とある事件をきっかけに、自身の知らなかった過去と向き合うことになる。

杉村徹平(すぎむらてっぺい) 北山宏光

元ニートでコンプレックスの塊だが、運と要領の良さがとりえの弁護士
元ニートの弁護士。人生の一発逆転を狙って猛勉強し、弁護士資格を取得。アニメやゲームが好きなオタク気質で、ハマるととことんのめり込む。誰にも会わず一人孤独に過ごした経験から、人の心の隙間に入り込むことが得意。鷹野に感化され、自身の「正義」を追い求め奔走するように。ニートを卒業した今もゲーム好きは変わらず、一番好きなゲーム「ブレイブパーティ」のオフ会で謎の女性と運命的に出会ってしまう。しかし、その背後にはある男性の存在があって…。

桐生実雪(きりゅうみゆき) 大政絢

元判事のエリートで誇り高き女性弁護士
元裁判官のエリート弁護士。容姿端麗で頭脳明晰。裁判官時代の経験と人間関係を駆使しての弁護が得意。記憶力、暗記力は飛び抜けているが融通が効かない面がある。感情を顔に出すことを嫌うため、きつく思われがちだが、面倒見の良い一面も。判事時代に、自身が殺人罪で無期懲役の判決を下した受刑者からの再審請求依頼のための弁護を依頼される。

梅津清十郎(うめつせいじゅうろう) 佐戸井けん太

元刑事で、妻に先立たれ娘にも逃げられた人情派弁護士
元刑事の弁護士。刑事時代の人脈を生かし、刑事事件を得意としている。相手の警戒心を解く柔らかさが売りで、人の痛みが分かる苦労人の人情派。妻に先立たれ、一人娘は中学の時に家出。どこで何をしているかわからない娘の存在はずっと気になっているが、探すことはしていない。最近、健康診断の結果が芳しくなくないようで…。

<「ルーム1」を取り巻く人々>

西園寺咲良(さいおんじさくら) 大原櫻子

自分の世界観に入り込みがちな中華料理店のウェイトレス。
ゲームが大好きな元ニート。妄想で脳内世界に飛び込みがち。自分の興味のあることは早口で捲し立ててしまう傾向があり、特に、大好きな「恐竜」の話になると止まらない。憧れているのは、最強の肉食恐竜・ティラノサウルス。中華料亭店でウェイトレスをしているが、社会経験が少ないこともあり、ミスする度に落ち込みがち。

雨宮久美子(あまみやくみこ) 大島優子

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p style=”padding-left: 40px;”>快活で明るく正義感の強い弁護士。鷹野の恋人。療養中。
どんな時でも自分のことよりも他人のことを考える性格。幼い頃、師団坂法律事務所の創始者・佐伯真樹夫に父親の冤罪を晴らしてもらったことから、真樹夫に憧れ弁護士を目指した。
念願の弁護士になった後、とある冤罪事件に興味を持ち独自に調査を行なった結果、真犯人である南野一翔に襲撃され、意識はあるものの自分の意思で動くことも喋ることもできない状態に。徐々に回復が見られたかに思われたが…。

西園寺清隆(さいおんじきよたか) 竹中直人

師団坂法律事務所で企業法務を担当する弁護士。シニアパートナー。
抜群の人脈と交渉術で常に師団坂法律事務所の収入を支える存在。真樹夫亡き今、事務所のトップ。大規模法律事務所の使命は企業の円滑な活動を支え国益に貢献することと考え、刑事事件専門の「ルーム1」の廃止を検討していた折に、真樹夫から全権委任された鷹野が登場し、面白くないと思っていた。しかしながら、鷹野の独特のやり方を認めつつ、羨ましくも感じるように。私生活では、妻を亡くした後、一人で娘を育てる良き父親だったりもするが、誰もそうした彼の一面を知らない。

佐伯真樹夫(さえきまきお) 中村雅俊

師団坂法律事務所の創設者でありカリスマ弁護士。芽依の父親。
多くの有能な弁護士たちや依頼者から絶大な信頼を得て募われている人徳者だった。
久美子を通じて久美子の恋人・鷹野と面識があり、亡くなる前から自分にもしものことがあったら事務所に鷹野を招へいしようと声をかけていた。刑事事件において、人を治療するような弁護・裁判を行うことを理想と唱え実践していた、鷹野の弁護士としての師のような存在。

冨野静子(とみのしずこ) 山口智子

包容力たっぷりに鷹野、芽依、久美子を見守る、師団坂教会の女性牧師。
キリスト教徒だった佐伯真樹夫とは旧知の仲であり、彼の提唱する治療的弁護の相談役でもあった。幼い頃に母親を亡くした真樹夫の娘・芽依のことを、母親のように公私にわたり気にかけている。同じく幼いころから教会の日曜学校に通っていた雨宮久美子のことも可愛がっていた。鷹野とは雨宮を通じて知り合った。真樹夫亡き後、鷹野と雨宮、芽依のことを時に励ましながら、優しく見守っている。

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亀梨和也 インタビューコメント

シーズン2の制作が決まってから、どんな準備をして撮影に臨まれたのでしょうか?

シーズン1の撮影から約1年半時間が空いていたので、まずは前作を見直すことから始めました。声のトーンや口調、しぐさなど、前作で鷹野を演じていたときの感覚を思い出しつつ、シーズン2ではまた違った一面も描かれるので、前作を踏まえながらも新たな鷹野像を作り上げていったんです。

鷹野は絶対的な強さを持った孤高の弁護士で、前作では、師団坂法律事務所の仲間や被告人に対し、かなり高圧的な態度でズバズバ物を言う姿が印象的に描かれていました。

しかし今回の台本を読んでみたら、チームワークを重んじながら事件に向き合う姿勢や彼の心の揺らぎが前作よりも色濃く描かれていて。前作のときよりも人間味あるキャラクターになっていると感じたので、今回はもう少し自然な表情やしぐさで演じようと思いました。

久々に撮影現場に入られての感想はいかがでしたか?

大半のキャストやスタッフがシーズン1に引き続き参加される方々だったということもあって、「ついこの間まで撮影していたんだっけ!?」と感じるくらい自然な雰囲気でクランクインしました。一瞬にして時間の空白がギュッと縮まったような気がしましたね。

続編ではありますが、シーズン1の良さを引き継ぎながら、撮影方法や演出面でも前作とは異なる手法を取り入れたりしていて、新たな物を作り出そうというスタッフの皆さんの熱がひしひしと伝わってくる現場でした。

僕自身も、前作で感じたことなどを踏まえて、ざっくばらんにお話させていただきました。例えば、鷹野は恋人の久美子(大島優子)を理不尽な暴力で傷つけられた過去を背負っているのですが、彼の正義との向き合い方は、一般的な弁護士とは若干乖離かいりしていると思うんです。それがこの作品の魅力でもあり、難しいところだなとも感じたので、そのギャップを埋めるためにはどう表現したらいいのかというディスカッションを重ねました。

細部まで工夫されている様子が伝わってきました! ちなみに、前作では鷹野が事件の真相を頭の中で整理していくときにスーパーボールを弾ませる場面が印象的でした。

今回もスーパーボール弾ませていますよ! ちょうどワールドカップが終わったばかりのころだったので「足を使ってみようか?」とか(笑)。みんなでいろいろなバリエーションを考えて、楽しみながら撮影しました。

鷹野は天才的な頭脳を持つ反面、一風変わったところがあるキャラクターなので、彼の個性が際立つよう遊び心のある芝居がしたいと思っていたんです。ただ、シリアスな背景を背負っている人物でもあるので、どこまでやっていいのか、さじ加減がものすごく難しいんです。その辺りのバランスを常に試行錯誤しながら演じていました。
今回は、第1話の鷹野が最初に登場するシーンでかなり思い切ったことをやらせてもらったので、ぜひ楽しみにしていてください。

確かに、前作の最終回で事務所を辞めてしまった鷹野がどんな形で戻ってくるのか、気になりますね。最後に、シーズン2ならではのポイントを教えてください。

鷹野は、恩人である佐伯真樹夫(中村雅俊)に代わって彼が設立した師団坂法律事務所を立て直すと言っていたのに、結果的には自身の事情で事務所を去ることになってしまいました。

彼は一体どんな思いで事務所に帰ってくるんだろう?仲間たちとの関係性はどうなるんだろう?と、僕自身すごく気になっていたんです。なので、台本には書かれていませんが、彼の“責任感”というのは演じるうえでの大事なテーマとして常に頭の中にありました。

シーズン2では、芽依(奈緒)、杉村(北山宏光)、桐生(大政 絢)、梅津(佐戸井けん太)ら事務所のメンバー一人一人のエピソードを軸に物語が展開していきます。鷹野自身が主体となって事件の真相を暴いていくというよりも、彼らを見守りながらアシストする立ち位置になるので、正義との向き合い方や裁判所での立ち居振る舞いも前作とは変わってきますし、新たな魅力を感じていただけるんじゃないかなと思います。改めて、正義とは何かを考えてもらえるきっかけになれば幸いです。

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各話のあらすじ・ネタバレ

※「補足」には、ネタバレを含んでいます。

第1話 2023年5月6日放送

師団坂法律事務所から鷹野和也(亀梨和也)が姿を消して3ヶ月が過ぎた頃、ルーム1の弁護士・桐生実雪(大政絢)の元に再審請求の依頼が舞い込む。依頼者は桐生が判事時代に殺人罪で無期懲役の判決を下した受刑者・出口聖大(駿河太郎)。出口が収監されている神戸で桐生を待ち受けたのは、独自に事件の調査を行なっていた鷹野だった。程なく新証拠が見つかり再審への道が開けたのだが、判然としない鷹野は更なる真相を追求し…。

<補足>

桐生実雪は、かつて判事時代に殺人罪で無期懲役の判決を下した出口聖大から再審請求の依頼を受ける。迷っていた桐生に、鷹野は出口の依頼を受けるように薦める。当時、出口は画家志望だったが芽が出ず、新聞配達をしながら絵を描くことに没頭していた。出口が最後に描いた絵は、被害者の女性の絵だった。被害者が殺される前日に髪を短く切ったのに、出口が描いた女性の絵はなぜか髪が短かった。

桐生の元に差出人不明で凶器のハサミが届き、被害者ともう一人の犯人と思われる人物の血液が付着していたことから、再審請求が認められる。そして、鷹野は犯人が被害者の友人であることを突き止める。しかし、事件はこれで決着しなかった。

実は、出口は事件直後に被害者の部屋から凶器のハサミを持ち去っていた。出口は、この事件を利用して画家として有名になるために、自ら冤罪事件の容疑者を演じていたのだ。桐生に凶器のハサミを送ったのは出口の母だった。そして、被害者の女性を描いた絵をネットオークションに出品したのも出口の母だった。その絵は悲劇のヒーローが描いた絵として驚くほど高い値段でつけられていた。鷹野は、出口親子の罪も見過ごさなかった。

第2話 2023年5月13日放送

覚醒剤事件 鷹野の調査で浮かび上がった事実は…

人気俳優の泉駿介(矢野聖人)が覚醒剤所持で逮捕された。彼は担当弁護士となった佐伯芽依(奈緒)に「警察にはめられた」と言い容疑を否認。しかし実は泉は薬物常習者だった。芽依は泉を弁護することに悩み、彼を逮捕した山本警部補(田中要次)に、過剰捜査を認めるよう直談判に行く。しかしその後、山本が自殺。自らの行動を悔い、弁護士を辞めたいと思う芽依だが、鷹野和也(亀梨和也)たちの調査で新たな事実が浮かびあがる。

<補足>

山本警部補と細川巡査はかつてから泉駿介と友人の阿部を覚醒剤所持でマークしていた。そして、2年前に阿部を逮捕したものの、泉駿介の逮捕には至らなかった。阿部が出所した後も二人は阿部の再犯を疑いマークしていた。そして、証拠の薬物をでっち上げ、追い詰められた阿部は逃げようとしてアパートから飛び降り亡くなった。その後、阿部が薬物依存から更生していたことを知る。今回、泉駿介の逮捕の際に、証拠の薬物をでっち上げたのは細川巡査だった。裁判では違法捜査が明らかとなり、泉駿介は無罪となった。これは「毒樹の果実」と言われる法理で、違法に獲得された証拠の証拠能力は否定されるという理屈だ。しかし、その数日後、再び泉駿介は覚醒剤所持で逮捕される。

第3話 2023年5月20日放送

杉村徹平(北山宏光)が弁護するホーム転落事件の被告人・萩野正治(やついいちろう)は口ベタな上感情の起伏が激しい。杉村は、鷹野和也(亀梨和也)の指示通り「完全黙秘」の戦術で裁判に挑み、無罪を勝ち取る。しかし杉村は、被害者の母・河本三津子(富田靖子)が法廷で訴えた「何も言わないのは卑怯だ。本当のことが知りたい」という言葉が忘れられず、調査を続ける。そこで見えてきたのは過去の強盗事件とのつながりだった。

<補足>

萩野は過去に同僚の前田が起こした強盗事件について、えん罪だと主張していた。前田のアリバイを証明できる人がいたのだ。その証人が、ホーム転落事件の被害者だったのだ。萩野は証人になってくれるようしつこく何度も頼んだが断られた。そして、あのホーム転落事件の日、たまたま萩野が苦しそうな女性を見かけて声をかけたことで、女性は萩野の顔を見て驚き体勢を崩してホームから転落したのだ。

この事件を解決したことで杉村は自信をつかみ、西園寺からのルーム3へのお誘いを断る決意をする。

第4話 2023年5月27日放送

歩道橋から池上倫子(ふせえり)を突き落とした容疑で勾留された日野勝次(泉谷しげる)。弁護を担当した梅津清十郎(佐戸井けん太)は因縁を感じていた。20年前、日野は、梅津が刑事だった頃に捜査した「クリーニング店主殺害事件」の第一発見者だった。被害者の池上はその事件で逮捕された衛藤杏莉(酒井若菜)の情状証人だったのだ。衛藤は無罪となったが、真犯人はいまだ見つからず。衛藤は人生を壊されたと梅津を責めるが…

<補足>

日野は今は空き家になっている実家のタンスにクリーニング店主殺害事件で盗まれたお金が隠してあることを梅津に打ち明けた。日野は今になって20年前の事件の犯人であることを自供。しかし、その自供は嘘だった。日野は衛藤の人生を台無しにしたことに責任を感じ、20年前の事件を終わらせるために自分が犯人になろうとしていたのだった。梅津は法定に来ていた衛藤に謝罪した。20年前の犯人は池上倫子だった。

梅津は生き別れていた娘と再会。娘のことを信じてあげられなかったことを謝る。

第5話(最終話) 2023年6月3日放送

出所して間もない男・川島鉄二が殺害された事件を担当することになった佐伯芽依(奈緒)。被告人・兵藤圭太(落合モトキ)は容疑を否認し、殺害現場で見たという、川島への殺意をあらわにした手紙の存在を強調する。28年前、川島は薬物乱用による殺人事件を起こしていた。川島が殺害した女性・稲森有依子の兄・稲森有也(升毅)の恨みによる犯行が疑われるが、そこで明らかになったのは、芽依の過去にまつわる重大な事実だった。

<補足>

28年前に川島が殺害した女性・稲森有依子は、芽依の父・佐伯真樹夫が愛した女性であり、芽依の母だったのだ。そして、稲森有也は川島に手紙を書いていなかった。稲森有也の庭から凶器の包丁が見つかるが、それは兵藤が稲森有也に罪を被せるために行った偽装工作だった。そして、兵藤は川島を殺害したことを自供した。川島への殺意を記した手紙は、実は佐伯真樹夫が書いたものだった。佐伯真樹夫は、最愛の女性を殺された悲しみと憎しみに打ちひしがれたが、川島鉄二の薬物依存を公正させていれば事件は起きなかったはずだと考え、それ以来、犯罪者の公正に取り組むようになったのだ。

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