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NHKドキュメンタリー

NHK「新日本風土記」のバックナンバー(過去の放送)・再放送・見逃し配信は?

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「新日本風土記」ってどんな番組?

初回放送 2011年4月1日

放 送 毎週火曜日 午後9時〜[NHK BS/BSP4K] ※2023年12月から変更
再放送 翌日曜日 午前6時〜[NHK BS/BSP4K]
再放送 翌金曜日 午前9時30分〜[NHK BS]、午前8時〜[BSP4K]

日本各地に残された美しい風土や暮らし、人々の営みをオムニバス形式で描く本格的な紀行ドキュメント番組です。なつかしくかけがえのない日本の風景にひたり、あなたの日本を再発見してみませんか?

日本には、長い年月をかけて継承されてきたさまざまな風習・自然・建築・工芸・食文化があります。それらは、丹念にたどっていくと、日本人が長年かけていかに深い文化を築いてきたのかをまざまざと見せてくれます。足もとに眠っていた自国の文化を再発見する喜び。一方でそれらの文化は、急速な近代化と長期不況、高齢化の中で、失われつつある現実もあります。「新日本風土記」は、各地に根付いた文化や風習、風景などを記録し、映像遺産として未来へと伝える番組です。

語り 松たか子

「新日本風土記」の公式サイト

番組テーマ曲『あはがり』

※Amazonより

詞・唄:朝崎郁恵
1935年、鹿児島県奄美・加計呂麻(カケロマ)島生まれ。奄美諸島で古くから唄い継がれてきた奄美島唄の唄者(ウタシャ)。本来の奄美島唄の伝統を守りつつ、坂本龍一やUAを始め数多くのアーティストと共演しながら、世界中の様々な楽器で唄い続けている。

編曲:吉俣良
1959年、鹿児島県生まれ。作曲・編曲家としての活動のほか、近年はソロアーティストとしての活動の場を広げている。NHK大河ドラマ「篤姫」や『江~姫たちの戦国~』も担当

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「新日本風土記」の再放送・見逃し動画配信は?

再放送 毎週日曜日 午前6時〜毎週金曜日 午前8時〜

「新日本風土記」は動画配信サービスでも視聴することができます。見逃した「新日本風土記」の動画は、NHKオンデマンドやユーネクストで放送日の翌日から配信される予定です。ただし、全ての放送回が配信されるわけではありません。

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NHKオンデマンドとは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

NHKの見逃し番組を見る方法

(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2025年2月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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次回放送予定

※アンコール放送は除いています。

「豪雪 八甲田」

放送 2025年2月25日(火)午後8時〜[NHK BS]

日本屈指の豪雪地帯、青森県の八甲田山。江戸時代からの歴史を誇る温泉と美しい樹氷で知られる。5mを超す積雪と地吹雪…過酷だから人も自然も美しい。秋から冬の物語。

森の中の一軒宿。夫婦2人に猫一匹、父が見つけた秘湯を守る▽スノーモンスター、美しき樹氷の山を滑る。バックカントリースキー▽八甲田を愛しすぎた男が訪ねる思い出の場所とは?▽標高750mの開拓地。人気の野菜直売所▽開拓農家、3代の女性たち。過酷な畑仕事を続ける家族に伝わる「魔法の言葉」とは?▽大人気!日本一雪が積もる温泉。発見は江戸時代▽通行止めにはさせない!八甲田の歴史を変えた除雪隊の冬ごもりの日々

ユーネクストで視聴できる作品は?

ユーネクストで配信中の作品は以下のとおりです。

24作品 2025年2月19日現在。

「冬を食べる あの手この手の物語」

放送 2025年2月18日(火)午後8時〜[NHK BS]

古来、人々は恵みの薄い冬を越すため知恵を絞って食べ物を獲得、それをおいしく食べるための工夫も手を尽くしてきた。食への知恵と工夫、意地とこだわりが織りなす冬の物語

日本のあちこちで受け継がれる冬ならではの食べ物。山深い長野県天竜川で名人がとるざざ虫は甘露煮に、能登でとれたナマコは卵巣を珍味クチコに。Y字の網を空に放り投げ、鴨と知恵比べをする加賀市の「坂網猟」。極上の鴨肉は治部煮で。広島県三次の正月、人々が待ち焦がれるごちそうは「ワニ」と呼ばれる「サメ」料理。山形県米沢に伝わるのは「雪の下で成長する野菜・雪菜」。恵みの少ない冬の食卓を彩る伝統の味を巡る旅。

「日光街道 千住」

放送 2025年1月28日(火)午後8時〜[NHK BS]

江戸の北の玄関口、千住。日光街道、最初の宿場町で、今年で開宿400年を迎える。住みよい町として、若者に人気のスポットでもある。伝統と変化を受け入れる町の物語。

日光街道と隅田川が交差する物流の拠点として栄え、独自の文化が花開いた宿場町、千住。江戸時代から続く商家の蔵の中には、掛け軸や屏風絵など貴重な文化財が残る。千住の人たちはそれを眠らせるのではなく、「使う」ことで引き継いできた。活気ある青物市場の伝統を継ぐ「葱商(ねぎしょう)」の心意気。国際的に注目されるアートイベントに若い学生とともに取り組む「千住っ子」と呼ばれる人たち。開宿400年の町を巡る。

「富士南麓 鉄道の旅」

放送 2025年1月7日(火)午後8時〜[NHK BS]

全ての駅から富士山が見えるただ一つの鉄道“ガクテツ”。絶景の連続…静岡県富士市を走る岳南鉄道線に乗って、早朝から夜景まで、日本一の山とともにある暮らしを訪ねる。

9.2キロをつなぐ全10駅、21分の旅で出会うのは?無人駅こそ個性がいっぱい▽カーブの先に冬の富士…絶景の特等席▽富士の伏流水・母娘が守る“湧き水”の暮らし▽東海道の宿場町、度重なる災害を乗り越えた寺と人々のつながり▽豊かな水と“紙の町”▽終着駅、花のおもてなし▽シラス漁師の海▽貨物列車にいやされて▽百年の茶師、最強の裏山に背中を押され▽明かりを消して工場夜景をゆっくりと…危機を救った夜景電車の旅

「私の居場所」

放送 2024年12月24日(火)午後8時〜[NHK BS]

今を生きる私たち、それぞれの居場所の物語。都市から山へ移住した人、困難があっても故郷での暮らしを守る人、心許せる仲間を見つけた人…一人一人が見つけた居場所を巡る

人生の節目に自分の“居場所”を選んだ人々。都市の暮らしに限界を感じ、奈良の山奥へ移り住んだ夫婦が始めた私設図書館は様々な人の “居場所”に。能登半島地震の後、猫を連れひとり自宅に戻ったおばあちゃん。先祖の土地を守り、畑を耕す日常こそが“居場所”。故郷が無人島にならないようひとりで暮らす老人の夢はいつかまたここが人が暮らす“居場所”になること…「私はここで生きていく」と覚悟を決めた場所から日本を見る

「入らずの森 畏れの杜(モリ)」

放送 2024年12月10日(火)午後8時〜[NHK BS]

日本各地に踏み入ってはならない神聖で恐ろしい場所として長年守られてきた森が残る。社の奥に、田んぼの真ん中に、校庭の中に、なぜその森が?神と人と森の神秘に分け入る

日本最大級の照葉樹の原生林になぞの石積み…いつ誰が積んだのか?校庭の中に神が降臨した依り代の巨木が。子どもたちが守るルールとは?人が踏む重みを知らない万葉の森の中へ。切ってはならぬ…祟りと水の関係。戦国時代に始まる怨霊の森の中で、年に一度の奉納相撲。南の海、無人の島の木にイタズラな神。伝統のイノシシ猟。暦で決まる、入らずの森。長崎・福井・石川・鹿児島・島根・滋賀・宮崎…全国各地の神聖な森を旅する。

「水都 新潟」

放送 2024年11月26日(火)午後8時〜[NHK BS]

川と海と潟と…水に囲まれた街、新潟。水は恵みだけでなく苦しみももたらした。下駄を打ち鳴らして憂さを晴らし草花火の火の粉で豊作を願う。たくましく生きる水の都の物語

本海に面し、信濃川と阿賀野川が流れ込む新潟は、昔から水運で栄えてきた。花街では芸妓が「ハラショー」と唄い、港町ではパキスタンの人々が中古車輸出を担う。高校生は江戸時代に整備された川でカヌーの腕を競い、鳥屋野潟では漁師が豊かな恵みに舌鼓をうつ。一方で水害に苦しんだ歴史も。干拓前の潟では腰まで水につかり稲を植えた。手作りの草花火には豊作の願いが込められている。水とともにたくましく生きる人々と街の物語

「奥出雲」

放送 2024年11月12日(火)午後8時〜[NHK BS]

美しい棚田が点在する島根県の奥出雲町。神話の舞台としてや古代から続く「たたら製鉄」で知られる。たたらの恩恵に浴した暮らしと伝統が息づく奥出雲の夏から秋までの物語

水田の真ん中になぜ?不思議な「たたらの神さま」。米作りと牛飼いをつなぐ「命の循環」を受け継いで。鉄の里で育まれた鍛冶職人の技。88歳の手が打ち出す刃物の世界をじっくりと。ホッケーの町の親子三代。たたらの跡地ではそば栽培も。故郷を愛する若き蕎麦職人。玉鋼…日本で唯一のたたら操業を継承する職人たち。そろばん作りを極める。父と集めた竹材を今も。収穫の秋。男たちの力比べ。五穀豊穣を願う秋祭り。ほか

「東海道 城下町の旅」

放送 2024年10月15日(火)午後8時〜[NHK BS]

広重の版画で知られる東海道。五十三次と呼ばれる宿場の中に城下町が十一か所ある。徳川家康ゆかりの産業やお城が結ぶ縁。江戸時代と今を行き来しながらめぐる城下町の旅。

東海道の城下町は小田原、沼津、静岡、藤枝、掛川浜松、豊橋、岡崎、桑名、亀山、水口。それぞれにお城があったからこその歴史やそれを大切に暮らす人々の思いがある。家康の人生に大きな意味をもった城の町には、家康に憧れ未来を切り開こうとする人。家康を支えた武将が城を構えた町には一子相伝の花火にハマグリ漁。広重が描いた景色を守ろうと頑張り続ける老夫婦も。お城のある街に生きる喜びと楽しみをたどり人生を感じる旅。

「さいたま熊谷 夏のしあわせ」

放送 2024年9月24日(火)午後8時〜[NHK BS]

“日本一暑い街”として有名な埼玉県熊谷市。でもここで暮らす人たちは暑いからこその楽しみ方を熟知している。関東屈指の夏祭りから、ラグビーまで。夏のしあわせ”物語。

7月になると、街のあちこちから聞こえてくる「うちわ祭」のお囃子の音。およそ60万人の人でにぎわう。肥沃な大地と猛暑が生んだブランド米。そして、熊谷の名を一躍有名にした「温度計」…中山道の宿場町として栄えた商人の町であり、豊かな大地が育む農作物の産地としても知られるこの街の人たちは、夏を乗り切る知恵と工夫をたくさん持っている。暑いことの“ぜいたく”をとことん楽しむ熊谷が、いちばんにぎやかになる夏。

「夏の福島 浜通りの青春」

放送 2024年9月10日(火)午後8時〜[NHK BS]

あれから13年。幼かった子供たちは今、青春真っ盛り。夢を追いかけ、挫折を乗り越え、そして巣立ちを迎える…。ひとりひとりたった一度の夏のきらめきを見つけに行く旅。

福島県の海側、13の市町村からなる「浜通り」。震災の記憶を刻むこの地は今、若者の青春の舞台となっている。荒波に立ち向かう高校生サーファー。自らの船で祖父の元から巣立つ若き船長。高校最後の夏を乗馬にかける若者。ダンスを通じ居場所を作った女子高生。海からの風「やませ」が冷害を起こす地で歌い継がれる民謡に挑む青年。この地で農業を志し土壌と向き合うフランス人女性。躍動する若者たちのリアルな青春を訪ねる。

「妖しの京都 清めの夏」

放送 2024年8月27日(火)午後8時〜[NHK BS]

世界中から人々が訪れる京都。神社仏閣に花街、春の桜に秋の紅葉。だが、この街にはもう一つの顔がある。歴史の中で積み重なった「死」と「穢れ」、そして「清め」の物語。

京都は「死や穢れがすぐそばにあり、それを清め続けてきた都」だ。疫病の流行や飢饉、戦禍が繰り返され、「物の怪」や「怨霊」の気配がいたるところに漂っている。人々は夏になれば、半年の穢れを清める「茅の輪」をくぐり、厄を祓う和菓子「水無月」を食べる。夏の風物詩となっている「祇園祭」も、恐ろしい「荒ぶる神」を祀って疫病を退散させたいと始まった。目に見えぬ存在を受け入れ、畏れ敬う都人の営みを見つめる夏の旅。

「九州小倉 祇園太鼓の夏」

放送 2024年8月13日(火)午後8時〜[NHK BS]

かつての城下町、福岡県北九州市の中心・小倉。映画「無法松の一生」の舞台でもある。四百年続く祭り、町を貫く紫川、市民の台所・旦過市場…故郷を愛する人々を巡る旅。

7月、「太鼓台開き」と呼ばれる練習解禁の日から、町のあちこちで悪霊を追い払い、賑わいを招き入れると言われる太鼓とヂャンガラの音が響き渡る。火災に見舞われた旦過市場では、商いを続けるため奮闘する人々の姿が。戦前から続く映画館も被災したが、地元の人に支えられ、新たな姿で復活。紫川の生き物を知り尽くす「魚部」の高校生たちの青春とは?支えあい、立ち上がってきた不屈の町・小倉の人々が最も熱くなる夏を追う。

「おやつの時間」

放送 2024年7月23日(火)午後8時〜[NHK BS]

子供の頃の幸せなおやつの時間が生きる糧となったり、おやつが支える仕事の現場があったり。季節の到来を感じ、仲間と喜びを分かち合うおやつの時間に人々の営みを見つめる

幸せなひと時をもたらし、仕事の大切な役割も担うおやつの時間。宮大工の10時と3時のおやつは仕事中の張り詰めた緊張を緩和させ、鳥羽の海女のかまどを囲むおやつは命預けあう仲間の絆を深める。遠く離れた故郷を思うサーターアンダギー、地元野菜で子供たちを応援するコロッケ、くるみの里で受け継がれるおもてなしおはぎ、田植えの時期だけのよもぎのお菓子、建設現場の作業員を熱中症から守る塩バナナ…日本全国おやつの時間

「東京 日本橋人形町」

放送 2024年7月9日(火)午後8時〜[NHK BS]

刃物屋、豆腐屋、人形焼き屋…粋な老舗や下町グルメが満載の人気の街の路地に一歩踏み込むと、江戸の昔から培われた技や伝統がいっぱい。心意気と情にあふれた人々の物語。

江戸中期に始まる打ち刃物の老舗の職人技、明治から続く子だくさんの豆腐屋のガンモの味、昭和の香り満載の路地裏には自転車修理の店も…。江戸城の東、湿地帯だった一帯に作られたこの町には、多くの人を引き付けてやまない技と心意気が詰まっている。江戸時代には歌舞伎や人形浄瑠璃などの芝居小屋も。空襲の被害を逃れたことで残った古い建物と、再開発による高層マンションとが共存。子どもたちのかわいい笑顔もあちこちに。

「四国 花遍路」

放送 2024年6月25日(火)午後8時〜[NHK BS]

弘法大師・空海ゆかりの四国八十八ケ所の霊場を巡る遍路。春は、各札所の境内や遍路道も花であふれる。小林一茶も詠んだ樹齢数百年の山桜が咲く寺や、500本もの石楠花に染まる山寺、見事な藤棚の花と願いを託す風鈴がともに風に揺れる寺も。一方で、亡くなった兄のためお接待を続ける人や、志半ばで亡くなったお遍路さんの墓を守り続ける人、壮絶な遍路の記憶を持つ宿の女将など、地元お四国の人々の思いが交錯する春の旅路。

「銀河の鉄路 釜石線の旅」

放送 2024年6月4日(火)午後8時〜[NHK BS]

釜石線の前身は明治13年に鉄鉱石を運ぶために作られた釜石鉱山鉄道。日本で3番目の路線だった。近年はSL銀河が人気を博したが、昨年運行終了。そんな鉄道をコスプレで応援する家族、早朝の列車で大谷翔平の母校に通いダンスに熱中する少女、子どもやぶさめで地域の伝統を守る「撮り鉄」宮司、東日本大震災からよみがえった釜石の居酒屋と常連客の絆、宮沢賢治の銀河を手作りアクセサリーで表現する女性職人、思いをたどる旅。

「長崎 五島列島の春」

放送 2024年5月21日(火)午後8時〜[NHK BS]

大小140を超える島々が連なる長崎・五島列島。春、進学や就職、転勤などで島を離れる人々を送る盛大なセレモニーが港で繰り広げられる。「東洋一」といわれたブリの漁場では漁師たちが「万越し」をめざし網を引き、お大師さんの信仰が根付く地域では各家の豪華な祭壇で参拝客をもてなす。一方で、水不足に悩んだ島や、島民がたったひとりになった島、児童数の減少で閉校する小学校も…。故郷の島で暮らすことを選んだ人々の物語

「おかえり神戸 わたしの母港」

放送 2024年4月23日(火)午後8時〜[NHK BS]

1868年に開港して150年以上…世界中から文化や人を迎え入れてきた神戸。戦火を逃れたどり着いた人、地球の裏側へ旅立ちまた戻ってきた人。街にはモスクを始め様々な宗教施設が建ち並び、華僑の孤児院もあった。港には、世界中の船を岸壁に繋ぐ繋離船作業員”綱取り”や、国際信号旗で「ようこそ」を伝える”旗振りおじさん”の姿が。「おかえり」と歓迎をうけるのは船乗りを育てる練習船「海王丸」。迎える港町、神戸の物語

「函館の光」

放送 2024年4月2日(火)午後8時〜[NHK BS]

ロープウェイを山頂で降りると、目の前に星屑をまき散らしたような輝き。ここは夜景の美しさで知られる港町・函館。坂道の洋風建築や港の赤レンガ倉庫も旅情を誘う。世界を巡りたどり着いたこの町で、店中電飾が覆うハンバーガーショップを始めた父娘。歴史的建造物を店舗として再生し、町の灯を守ろうとする人々。北洋漁業衰退の荒波の中、必死に生きる庶民に光を見た小説家。町中がイルミネーションで輝く冬の函館と、人々の物語

「太宰府」

放送 2024年3月26日(火)午後9時〜[NHK BS]

太宰府天満宮を支えてきた人々の物語

太宰府天満宮で道真の御霊を守る宮司は代々道真の子孫。側近の子孫も神職を務める。道真を救った老婆の子孫に伝わる家宝。若い氏子たちは町ごとに結集し伝統の神事を守る。文化・芸術の神としてアートを支える天満宮。十年越しの壮大な襖絵がついに完成。参拝者に人気の梅ヶ枝もち。江戸時代から続く店が守る、天満宮との特別なつながり。参道ぞいに並ぶ土産物店に秘められた倒幕の物語。燃え上がる巨大な炎の神事・鬼と人々の攻防。

「御用達と献上品」

放送 2024年3月19日(火)午後9時〜[NHK BS]

日本各地で育まれてきた“よいもの”をたどる

応仁の乱後の京都に生まれた「御所と餅屋の絆」に始まり、天皇の料理番が認めた「伝統味噌」や津軽の殿さまが愛した「温泉もやし」、会津の農家と皇室をつないだ「渋抜き柿」に北海道別海の漁師たちが復活させた「献上鮭」、平成・令和の天皇即位を彩った「馬具」、そして薩摩藩の歴代藩主が愛した「御用達温泉」まで。各地の風土のなかで育まれ、受け継がれてきた“よいものたち”と、それにまつわる物語をたどっていく。

「東京島酒、もう一杯」

放送 2024年2月27日(火)午後9時〜[NHK BS]

伊豆諸島はどの島にも自慢の島酒があり、日々の暮らしや人生の節目を彩ってきた。始まりは江戸時代、流刑地だった八丈島に薩摩の流人が伝えた芋焼酎。情け島、八丈島では今日もどこかで宴会が。女子会の後は亡くなった夫を思うひとり酒。絶海の孤島青ヶ島にかえり住んだものたちの歌と酒。成人式で新島の若者が受け取るのは自分で育てた芋で作られた「祝いの島酒」。島を愛し、酒を愛し、人を愛し…“島酒のある風景”を見つめる。

「秋田川反 雪の酒場街」

放送 2024年2月20日(火)午後9時〜[NHK BS]

人恋しい雪の季節、秋田の歓楽街・川反の夜

明治から昭和にかけ、川反を彩った料亭文化。伝説の“川反芸者”が舞に込めた人生とは。100年近く続くおでん屋。思わず見とれる、寡黙な店主のムダのない所作。ハタハタ、ダダミ(鱈の白子)…冬の夜は、秋田名物の連打に幸せいっぱい。ビルの2階に日本酒の迷宮。「酒は物語とともに飲む」。木桶に込めた蔵元の決意。酒造りの過激な原点回帰。“流しのてっちゃ”知的障害のある尺八吹き。“毛ばりちゃん”が受け継ぐ祖父の技

「出雲」

出雲は日本神話で活躍した神々のふるさとです。その象徴である出雲大社で60年に1度の本殿大修繕がありました。極彩色の天井画「八雲之図」をはじめ、神のすまいに込められた古人の思いを描きます。また、古代技術を伝える「たたら製鉄」や神々が出雲に集結するという旧暦10月と「ぜんざい」の関係など、数々の日本文化のふるさとである「出雲」の謎とロマンに満ちた聖地の実像に迫ります。

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「新日本風土記」のバックナンバー

※45分版・再放送は除く

2025年の放送

※放送日の新しい順に掲載。再放送は除く。

  • 「冬を食べる あの手この手の物語」 2025年2月18日放送
  • 「日光街道 千住」 2025年1月28日放送
  • 「富士南麓 鉄道の旅」 2025年1月7日放送

2024年の放送

※放送日の新しい順に掲載。再放送は除く。

  • 「私の居場所」 2024年12月24日放送
  • 「入らずの森 畏れの杜(モリ)」 2024年12月10日放送
  • 「水都 新潟」 2024年11月26日放送
  • 「奥出雲」 2024年11月12日放送
  • 「東海道 城下町の旅」 2024年10月15日放送
  • 「さいたま熊谷 夏のしあわせ」 2024年9月24日放送
  • 「夏の福島 浜通りの青春」 2024年9月10日放送
  • 「妖しの京都 清めの夏」 2024年8月27日放送
  • 「九州小倉 祇園太鼓の夏」 2024年8月13日放送
  • 「おやつの時間」 2024年7月23日放送
  • 「東京 日本橋人形町」 2024年7月9日放送
  • 「四国 花遍路」 2024年6月25日放送
  • 「銀河の鉄路 釜石線の旅」 2024年6月4日放送
  • 「長崎 五島列島の春」 2024年5月21日放送
  • 「おかえり神戸 わたしの母港」 2024年4月23日放送
  • 「函館の光」 2024年4月2日放送
  • 「太宰府」 2024年3月26日放送
  • 「御用達と献上品」 2024年3月19日放送
  • 「東京島酒、もう一杯」 2024年2月27日放送
  • 「秋田川反 雪の酒場街」 2024年2月20日放送
  • 「焼き肉」 2024年1月30日放送
  • 「熊本 南阿蘇鉄道」 2024年1月16日放送

2023年の放送

  • 「那覇の坂道」 2023年12月26日放送
  • 「すっぱい旅」 2023年12月12日放送
  • 「大阪モダン 旅する昭和」 2023年12月5日放送
  • 「東京モダン 銀座界わい」 2023年11月14日放送
  • 「七福神の海 〜三陸・牡鹿半島〜」 2023年10月24日放送
  • 「津軽晩夏」 2023年10月3日放送
  • 「オオカミとカワウソ」 2023年9月19日放送
  • 「うたう九州 長崎、佐賀、熊本の旅」 2023年9月12日放送
  • 「軽井沢の夏」 2023年9月5日放送
  • 「ライブハウスの旅」 2023年8月22日放送
  • 「夏の祈り」 2023年8月15日放送
  • 「やまがた春夏色模様」 2023年7月11日放送
  • 「水辺の京都」 2023年6月20日放送
  • 「富士五湖」 2023年6月6日放送
  • 「東京 池上線の旅」 2023年5月23日放送
  • 「瀬戸内の春」 2023年5月9日放送
  • 「流氷オホーツク」 2023年4月18日放送
  • 「天神さま」 2023年4月4日放送
  • 「厳冬 奥会津」 2023年3月24日放送
  • 「はじまりの奈良」 2023年3月17日放送
  • 「飛騨 冬ごよみ」 2023年2月3日放送
  • 「金沢 あじわい冬の旅」 2023年2月3日放送
  • 「神戸 長田」 2023年1月13日放送
  • 「縄文の旅」 2023年1月6日放送

2022年の放送

  • 「空き家」 2022年12月23日放送
  • 「三国街道 秋日和」 2022年12月2日放送
  • 「果物屋の秋」 2022年11月25日放送
  • 「北海道 日高」 2022年11月4日放送
  • 74分版「絶景鉄道 只見線 11年目の再会」 2022年10月14日放送
  • 「松江」 2022年10月7日放送
  • 「高原列車 小海線」 2022年9月30日放送
  • 「沖縄の家」 2022年9月16日放送
  • 「夏のうた 沖縄の旅」 2022年8月26日放送
  • 「夏のうた」 2022年8月19日放送
  • 「松本清張 出会いの旅路」 2022年8月5日放送
  • 「絶景鉄道 只見線」 2022年7月22日放送
  • 「大阪 天王寺界わい」 2022年7月8日放送
  • 「横浜・野毛」 2022年6月24日放送
  • 「横浜中華街」 2022年6月21日放送
  • 「気仙沼」 2022年6月10日放送
  • 「北海道 登別温泉」 2022年5月27日放送
  • 「水の国・みちの国 近江」 2022年4月29日放送
  • 「伊豆半島 春のマイウェイ」 2022年4月8日放送
  • 「橋」 2022年4月1日放送
  • 「港町」 2022年3月25日放送
  • スペシャル 「義経の旅」 2022年2月25日放送
  • 「北上川」 2022年2月11日放送
  • 「山形 庄内」 2022年1月28日放送
  • 「大阪 梅田界わい」 2022年1月14日放送

2021年の放送

  • 「沖縄 コザ」 2021年12月24日放送
  • 「東京のアメリカ」 2021年12月10日放送
  • 「オクシズ 奥静岡」 2021年11月26日放送
  • 「木曽路の宿場町」 2021年11月12日放送
  • 「お風呂の旅」 2021年10月29日放送
  • 「銚子電鉄 とっぱずれの旅」 2021年10月22日放送
  • 「2021 東京の夏」 2021年9月24日放送
  • 「多摩丘陵」 2021年9月17日放送
  • 「葉子の桜」 2021年8月24日放送
  • 「立山 地獄・極楽めぐり」 2021年8月20日放送
  • 「東京の地下」 2021年7月30日放送
  • 「夫婦の旅 山あり谷あり」 2021年7月16日放送
  • 「空海の旅」 2021年6月25日放送
  • 「都電荒川線」 2021年6月18日放送
  • スペシャル 「さくらの歌」 2021年5月28日放送
  • 「松本清張 昭和の旅」 2021年5月21日放送
  • 「鎌倉早春スケッチ」 2021年4月30日放送
  • 「鬼と炎の奈良」 2021年4月9日放送
  • 「東京 檜原村」 2021年3月26日放送
  • 「日光うら道 隠れ里」 2021年3月19日放送
  • 「大阪・船場」 2021年3月12日放送
  • 「北陸 冬のしあわせ」 2021年2月26日放送
  • 「学生の街 神田 御茶ノ水」 2021年2月19日放送
  • 「隠岐諸島」 2021年1月29日放送
  • 「神さま仏さま 東京2020-2021」 2021年1月15日放送

2020年の放送

  • スペシャル 「東京紅白歌合戦」 2020年12月25日放送
  • 「三浦半島」 2020年12月18日放送
  • 「隅田川イーストサイドストーリー」 2020年11月20日放送
  • 「箱根」 2020年11月6日放送
  • 「水郷 柳川」 2020年10月23日放送
  • 「天草」 2020年10月9日放送
  • 「羽田」 2020年9月18日放送
  • 「踊らばおどれ」 2020年9月4日放送
  • 「道頓堀界わい」 2020年8月28日放送
  • 「祭りのない夏に」 2020年8月21日放送
  • 「熊野灘」 2020年8月14日放送
  • 「妖怪の国 精霊の森」 2020年7月24日放送
  • スペシャル 「松本清張 鉄道の旅」 2020年5月8日放送
  • 「北前船の旅人たち」 2020年4月17日放送
  • 「北前船の贈りもの」 2020年4月10日放送
  • 「東京大学」 2020年3月27日放送
  • 「鍋のしあわせ」 2020年3月20日放送
  • 「長崎街道」 2020年2月28日放送
  • 「池袋」 2020年2月14日放送
  • 「大阪ベイブルース」 2020年1月17日放送

2019年3月以前の放送

2019年3月までのバックナンバー

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