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ETV特集

ETV特集「隠されたトラウマ~精神障害兵士8000人の記録~」の再放送・動画配信は?

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「ETV特集」ってどんな番組?

ETV特集』は、さまざまな社会問題を取り上げるNHKのドキュメンタリー番組です。考えるヒントを提供する「心の図書館」であることを目指して制作されているそうです。放送は、Eテレ 毎週土曜日午後11時~です。

日曜日の午後9時~NHK総合で放送される『NHKスペシャル』が、科学・医療・社会・自然・災害・スポーツなどの幅広い分野の旬の話題を取り上げているのに対して、『ETV特集』は社会の闇に光を当てるようなちょっとマイナーな社会問題をテーマとして、問題を浮き彫りにしていく番組です。そこには、まだ世の中で十分な認識がされていない盲点とも言える問題が隠されている可能性があります。

私たちが暮らしている社会の中で大きく問題になっていることは、新聞やニュース番組で大きく取り上げられますが、世の中のちょっとした「ほころび」は、なかなか目に留まらないものです。そんな見過ごしてしまいそうな問題、でも放っておくと将来大きな火種になるかもしれない社会問題を取り上げてくれる番組です。私にとっては、知識に幅を持たせてくれる「とってもためになる番組」です。

ETV特集の再放送・見逃し動画配信は?

ETV特集』の再放送は、Eテレ 毎週木曜日午前0時(水曜日の深夜)から放送されます。もちろん、スポーツイベントや選挙、その他重大事件の報道などで変更されることもありますので、同番組ホームページでご確認ください。

でも、放送時間に制約されずに好きな時に見たい・・・なんていう場合には、動画配信サービスがオススメです。ETV特集」の見逃し動画は「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で配信されています。ただし、全ての放送回が配信されるわけではありません。また、配信期間は約2週間となります。

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ETV特集「隠されたトラウマ~精神障害兵士8000人の記録~」

放送  2018年8月25日(土)午後11時~
再放送 2018年8月30日(木)午前0時~(水曜日の深夜)

放送前の予告

戦時中、精神障害兵士が送られれた国府台陸軍病院。そこに残っている約8000人のカルテから日本兵のトラウマが明らかになりました。発病した中国の戦場を取材。戦後の家族の姿を追いました。

日中戦争から太平洋戦争の時代、精神障害兵士が送られた国府台陸軍病院。そこに密かに保管されていた約8000人の「病床日誌(カルテ)」が研究者よって分析され、日本兵の戦時トラウマの全貌が明かになりました。戦場の衝撃に加え、精神主義による制裁や住民への加害の罪悪感が発病要因につながっていたことが判明したのです。番組では発病地の多い中国河北省で治安戦の実態を取材。戦後も社会復帰を阻まれた兵士の姿をカルテをもとに追跡しました。

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放送後のポイント解説

戦争神経症の兵士たちの存在が明らかになった

戦時中、日本政府は戦争神経症の兵士は存在しないと公言していました。戦争神経症の兵士の存在を隠していたのです。そして、密かに精神障害兵士を国府台陸軍病院へ送り研究をしていたというのです。しかし、終戦当時、その病床日誌を焼却するよう命じられたそうです。しかし、医師たちは後世に伝えなければならないと考え、その病床日誌を庭に埋めたんだそうです。その病床日誌から約8,000人の精神障害兵士たちの姿が明らかになったのです。

精神障害の多くは、「ヒステリー=臓躁病(ぞうそうびょう)」と呼ばれていました。中には、手足の痙攣や立つ・歩行が困難な「失立失歩」も特徴のひとつでした。さらに重症化すると、激しい痙攣発作を起こしたそうです。

日中戦争が始まり戦争神経症患者が増加

1937年7月に日中戦争が始まると、戦線拡大とともに戦争神経症患者は増加していきました。当時、最も多く発祥したのは、中国・河北省でした。河北省では、中国の八路軍と対峙しており、激しい戦闘が続いていました。八路軍は住民と同じ服装で村に入り込んでいたため、村に奇襲をかけて住民を殺すしかなかったのです。さもなくば、自分たちが殺されるからです。この戦場での発病の原因は、突然「人を殺せ」と命令されて、中国人を殺害してしまった加害行為への罪の意識だったと考えられています。

太平洋戦争が始まり戦争神経症患者がさらに増加

1941年12月から太平洋戦争が始まると、戦争神経症患者はさらに増加していきました。そして、発祥地はアジアや太平洋の島々へと広がりました。フィリピンからは280人の兵士が、ニューギニアからは58人の兵士がそれぞれ送還されています。しかし、戦争神経症を発症したにもかかわらず送還されずに死んでいった兵士たち、中には、自ら死んでいった兵士たちも少なくなかったようです。

また、中国・山西省でも八路軍との激しい戦闘が続いていたことから、多くの戦争神経症患者が送還されました。戦闘での恐怖から、「殺すか、殺されるか・・・」という極限状態のトラウマが心の傷となって残った兵士もいました。さらには、厳しい訓練に戻るのを恐れて自殺をした初年兵もいました。

この頃の日本の精神障害兵士の特徴は、厳しい訓練や私的制裁を受けて発病するというものでした。私的制裁は禁じられていましたが、それを処罰する状況にはなかったと言われています。

知的障碍者まで徴兵されていた事実も明らかに

本来、身体や精神に障害のある人は兵役を免除されていました。しかし、実際には知的障碍者まで徴兵されていたことが最近、明らかになってきました。なぜ、知的障碍のある兵士が増加したのでしょうか?

戦争が長期化・激化し、戦局が悪化していく中で、大量の兵員を強制的に招集しなければならなくなったからです。そうして招集された兵員の多くは、中国大陸の戦場へ送り込まれ、過酷な戦闘や兵役につく中で、障害を発症したのです。

知的障害があるにもかかわらず徴兵され、新たに精神障害を発症したある兵士は、除隊されて病院へ送還されました。もともと知的障害があったため、恩給もなかったそうです。

終戦後も故郷に戻れない未復員たち

終戦後、精神障害兵士たちが故郷の家族のもとに変えることは容易ではありませんでした。その多くの兵士たちは、国立の療養所で治療を続けることになったのです。そんな引取り手がいない精神障害兵士たちは、当時、「未復員」と呼ばれていました。1948年に未復員者給与法が改正され、療養費は全額、国によって負担されることになりました。

若くして徴兵され、精神障害を発症して戦後60年近く病院で生活を続けて人生を終えたという兵士は、戦争によって人生を狂わせられたわけです。その家族の一人は、「何しに生れて来たんやろ!」とやりきれない思いでいっぱいだったといいます。日本が無謀な戦争に突き進み、過酷な戦場の恐怖からトラウマとなって精神疾患を患い、戦後も病院が終の棲家にさせられてしまった人がいたということを、これまで知られていなかったということに驚きと憤りがこみ上げてきました。

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参考書籍のご紹介

※楽天市場より

戦争とトラウマ 不可視化された日本兵の戦争神経症 [ 中村 江里 ]


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アジア・太平洋戦争期に軍部の関心を集めた戦争神経症。恐怖を言語化することが憚られた社会で患者はどのような処遇を受けたのか。また、この病の問題はなぜ戦後長らく忘却されてきたのか。さまざまな医療アーカイブズや医師への聞き取りから忘却されたトラウマを浮かび上がらせ、自衛隊のメンタルヘルスなど現代的課題の視座も示す注目の一冊。
序章 戦争とトラウマの記憶の忘却/総力戦と精神疾患をめぐる問題系(兵員の組織的管理と軍事心理学〈軍隊と心理学/戦場心理・戦争心理研究/小括〉以下細目略/戦争の拡大と軍事精神医学/戦争の長期化と傷痍軍人援護)/戦争とトラウマを取り巻く文化・社会的構造(戦場から内地へー患者の移動と病の意味/一般陸軍病院における精神疾患の治療ー新発田陸軍病院を事例に)/〔補論〕戦争と男の「ヒステリー」-アジア・太平洋戦争と日本軍兵士の「男らしさ」/誰が補償を受けるべきなのか? -戦争と精神疾患の「公務起因」をめぐる政治/アジア・太平洋戦争と元兵士のトラウマー地域に残された戦争の傷跡/終章 なぜ戦争神経症は戦後長らく忘却されてきたのか?

精神障害兵士「病床日誌」(第1巻(神経衰弱編 1))編集復刻版 資料集成 [ 細渕富夫 ]


精神障害兵士「病床日誌」(第1巻(神経衰弱編 1))編集復刻版 資料集成 [ 細渕富夫 ]

精神障害兵士「病床日誌」(第2巻)編集復刻版 資料集成 神経衰弱編 2 [ 細渕富夫 ]


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精神障害兵士「病床日誌」(第3巻)編集復刻版 資料集成 新発田陸軍病院編 [ 中村江里 ]


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