BSプレミアム「美の壺」
「美の壺」は、暮らしの中に隠れたさまざまな美[美しいもの]を紹介する新感覚の美術番組です。普段使いの器から家具、着物、料理、建築に至るまで、衣食住、人の暮らしを彩ってきた美のアイテムを取り上げていきます。
古今東西の美しいものの魅力を、洒落たジャズとともに、贅沢かつ知的に伝えます。日本人ならではの暮らしの知恵やこだわりは、見る者を豊かな気持ちにしてくれるはずです。
番組ではそれぞれのアイテムの選び方・鑑賞法を、いくつかの「ツボ」に絞ってわかりやすく解説してくれます。目指すは実際に使える「美術の鑑賞マニュアル」なんだとか・・・。この番組で紹介したツボを覚えていただけば、骨董店や美術館でも、ひとかどの「通」として振る舞うことができるかも・・・。 って言うのは、ちょっと言い過ぎかもしれませんが・・・。でも、美しいものを見ているだけでも、心が洗われるような感じがするのは私だけでしょうか!?
出演者 草刈正雄
ナレーション 木村多江
題字 紫舟
音楽
NHK 美の壺 ブルーノート・コレクション
NHK 美の壺 ブルーノート・コレクション [ (オムニバス) ]
伝統工芸の美を伝えるNHKの番組『美の壺』。本作ではオープニング・ナンバーの「モーニン」から、番組内で使われたスタンダード曲を収録。
「美の壺」の再放送は?
「美の壺」は、BSプレミアム毎週金曜日午後7時30分~放送します。また、再放送は毎週金曜日午前6時~です。さらに、過去に反響の大きかった番組のアンコール放送「美の壺・選」は、Eテレ毎週日曜日午後11時~放送しています。
また、「美の壺」を放送時間に制約されずに好きな時に見たい!という方には、動画配信サービスが便利ですよ!2019年4月以降の放送回より、「美の壺」の見逃し動画は、NHKオンデマンドやユーネクストで放送日の翌日以降に配信される予定です。ただし、アンコール放送は配信されないこともありますのでご留意ください。
ユーネクストでは、今回の放送作品以外にも過去に放送された「美の壺」の作品を視聴することができます!
NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。
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>> NHKの見逃した番組を見る方法は?NHKオンデマンド以外にもオススメの方法があった!?
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美の壺スペシャル「日本のお弁当」
放送 2018年10月26日(金)午後7時30分~9時[BSプレミアム]
放送前の予告
今回の「美の壺」は、日本が世界に誇る食の宝石箱「弁当」の美を鑑賞する90分のスペシャル版です!
見どころは?
- 江戸の女性が芝居見物で楽しんだ幻の重箱弁当が200年ぶりに復活!?
- 京都の一流料理人が四季を詰め込んだ絶品弁当!
- 旅情かきたてる「駅弁」
- かけ紙に秘められた意外な歴史!
- 山で働く人々を支えてきた手作り弁当箱“めんぱ”!
- 鳥にシマウマに日本列島?
- 親子で作るお弁当はデザイン秀逸!
- 木村多江は“激レア”弁当を探し小豆島へ!
- 未来警察が草刈さんを逮捕!?
【出演】草刈正雄,柴田理恵,ハマカーン
【語り】木村多江
放送後のポイント解説
四季をいただく!
京都東山区の仕出し屋さんが作るお弁当は彩りも鮮やかで、ぐじ(一般的には「甘鯛)、子持ち鮎、栗など、季節が感じられる食材がふんだんに使われています。
お弁当の中身だけじゃなく、お弁当箱のデザインにも季節感が感じられるものがあります。秋は紅葉、春は花見、初夏は蛍狩り。
芝居を楽しむおもてなし
銀座歌舞伎座では、約30分ほどの幕間にお弁当を食べるのが楽しみのひとつです。定番は、やっぱり幕の内弁当ですよね。そんな芝居のお客さんをもてなしてくれる弁当は、女性の膝の上に置けるちょうどいいサイズで、ご飯は俵型、ひと口サイズで食べやすいおかず、そして、デザートまであります。
歌舞伎は江戸時代の最高の娯楽でした。歌舞伎に付きものなのは、飲んだり食べたりすること。そこで、当時の3段重のお弁当を再現してもらいました。
掛け紙が伝えるメッセージ
東京駅では外国人観光客のお土産として駅弁が大人気となっています。お弁当が笹の葉から折箱へと変わると、掛け紙のデザインにも工夫が凝らされるようになりました。中には、観光に役立つ情報も記載されているものもあります。
広島県の宮島口駅の駅弁には、昔の掛け紙が復刻されたんだそうです。
美味しさを運ぶ器
弁当箱には、アルミニウム、竹籠、ほうろう、漆器など様々な素材があります。
ヒノキで作られる「曲げわっぱ」「木曽めんぱ」は、昔から山で働く人々の暮らしを支えてきました。この「めんぱ」に入れたご飯は、美味しいと言います。
木村多江の激レア弁当の旅
瀬戸内海の小豆島に年に一度しか作られない激レア弁当があると聞いて、木村多江さん小豆島まで行ってきました。小豆島の中山地区では300年以上の歴史のある「中山農村歌舞伎」が代々行われていて、その歌舞伎を見る時に「わりご弁当」を食べるんだそうです。「わりご」とは小豆島に伝わる弁当箱で、20人分のお弁当が運べるようになっています。
地元の方々にお願いし、木村多江さんもお手伝いして、20人分の「わりご弁当」を作りました。ご飯は、地元のお米「きぬひかり」で作ったおにぎりを木の道具で押して作る「つき飯」と言われるものです。