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「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」ってどんな番組?
『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』は、2017年4月6日からNHK総合テレビで毎週木曜日19:57から放送しているバラエティ番組です。普段、誰もが名乗っている名前や名字の疑問、驚きの物語などを紹介してくれる番組です。
※2019年4月より放送時間が毎週木曜日19:57~に変更されました。
司会は、古舘伊知郎と赤木野々花アナウンサーのお二人で、取材VTRなどを交えながらレギュラー(澤部佑、宮崎美子、森岡浩)やゲストとの会話で進行してくれるので、けっこう楽しめますよ。私も、自分の名前が出てこないか・・・ワクワクしながら毎回見ています。視聴者からの疑問・質問の投書を取り上げてくれる番組なので、疑問がある人は投書してみてはいかがでしょうか?自分の名字の由来を知ると、自分の名前により親しみが持てるかもしれませんよ。
古舘伊知郎さんは、報道ステーションの司会を降板して以来初の司会番組だそうですから、かなり力を入れているようですよ。
「日本人のおなまえっ!」の再放送は?
ちなみに、この番組の再放送は毎週土曜日午前10:05からです。でも、放送時間に制約されずに、見たい時に見たい!っていう方には、動画配信サービスがオススメです。
「日本人のおなまえっ!」の見逃し配信は、NHKオンデマンドやユーネクスト等の動画配信サービスで配信されています。これなら、いつでも見たい時に見ることができます。ただし、配信期間は約2週間となりますのでご留意ください。
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ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!「「麒麟がくる」のおなまえ」
放送 2020年1月23日(木)午後7時57分~[NHK総合]
再放送 2020年3月12日(木)午後8時〜[NHK総合]
放送前の予告
明智光秀の生涯を新解釈で描く大河ドラマ、「麒麟がくる」。「おなまえ」をキーワードに徹底解剖するともっと面白くなる!本能寺の変、引き金は「おなまえ」だった!?
主君・織田信長を討ち戦国時代最大の下克上を果たした明智光秀の生涯をひもといてみると戦国大名たちが戦乱の世を生き抜くために「おなまえ」を最大限に利用し、時には武器として使っていた…という意外な事実が見えてきました。おなまえ目線で見てみると「麒麟(きりん)がくる」がもっと面白くなる!日本史上の大事件「本能寺の変」知られざるおなまえヒストリーもフカボリ。明智光秀と豊臣秀吉、おなまえ戦略でも光秀は負けていた?
【司会】古舘伊知郎,赤木野々花
【出演】澤部佑,宮崎美子,森岡浩
【ゲスト】尾美としのり,西村まさ彦,松村邦洋
【語り】里村奈美
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放送後のポイント解説
「明智」姓の由来とは?
明智光秀の出生地は定かではありませんが、岐阜県可児市・恵那市・大垣市・山県市、滋賀県多賀市の5つの説があるそうです。そのひとつ、可児市には「明智荘」という荘園がありました。「アケチ」とは「山間の開けた地」「開墾した地」という意味があり、これが明智という地名の由来だと考えられています。この地には、たびたび氾濫を起こした可児川という暴れ川があり、明智光秀はこの地で治水を学んだ可能性があるというのです。
後年、明智光秀が福知山を治めた時、その地を流れる由良川が度々氾濫を起こしたことから、光秀は全長500mの堤防を築き、地盤を強化するために「明智藪」を作ったと言われています。この福知山では、水を治めた名君として今も明智光秀は愛されているようです。
「とき(土岐)」の由来は?
明智光秀は、本能寺の変の前日に詠んだ歌があります。『ときは今 あめが下しる 五月哉』という歌は、「今こそ、土岐氏である私が天下を治める時である」という意味が込められていると読み取ることができます。
土岐氏は、源氏の源光衡がこの地で美濃の守護になったときに「土岐光衡」と姓を変えたと言われています。「トキ」は「崖=トギ」「トキ(鳥)」という意味が由来になっていると考えられています。土岐氏は、美濃・尾張・伊勢の三国を治めるまで勢力を伸ばし、「美濃源氏」として東海地方のブランド一族だったのです。
明智と豊臣のお名前戦略
秀吉は、木下⇒羽柴⇒豊臣と名前を変えて出世していきました。「羽柴」は丹羽長秀と柴田勝家から一文字ずつもらって、全く新たに作った名字でした。そして、「豊臣」は秀吉が関白になったときに天皇からいただいた名字だったのです。その後、秀吉は配下の大名や家臣たちに豊臣という名字を与えたそうです。
一方、明智光秀も名字を何度も変えています。また、配下の武将に明智の名字を与えていたそうです。
「本能寺」の名前のヒミツ
本能寺は、「本門八品という教えを広める寺」という意味の名前です。当時、本能寺は何度も火災にあったことから、「能」の字に「ヒ」が2つもあり不吉だとして、「能」の文字をくずし字に変えたと言われています。
織田は平氏、明智は源氏
鎌倉時代の源頼朝依頼、征夷大将軍は全て源氏です。織田信長の祖先は平氏であったことから、お名前では源氏の明智光秀が信長に勝つことも当然だったと言えるかもしれませんね。