マツコの知らない世界・特別編~女優・吉永小百合が登場~
放送 2018年3月6日(火)午後8時57分〜
今回の「マツコの知らない世界」は、特別編です。なんと・・・、日本を代表するあの大女優、吉永小百合さんが登場します。もちろん、1時間の枠をたっぷり使って放送します。そう言えば、近々公開される映画「北の桜守」は、吉永小百合さんが120本目の主演映画なんです。その番線!?って疑ってしまいましたが・・・、いやいや、さすが人気番組「マツコの知らない世界」です。誰も知らなかったあの大女優・吉永小百合さんの素顔をマツコが鋭く引き出してしまいます。
吉永小百合さんとマツコ・デラックスは、もちろん今回が初共演です。マツコが番組の冒頭で「お会いしないままでいたかった・・・」と言うぐらいの大物ゲストなんです。スタジオには、「吉永小百合写真館」と題して、これまで吉永小百合さんが出演した作品の大写真パネルや幼少期から10代の頃のブロマイド、写真家の巨匠が撮った貴重な写真などがずらりと並べられています。デビュー作「朝を呼ぶ口笛」(1959年・松竹大船)から最新作「北の桜守」(2018年3月10日公開・東映)まで、数々の思い出やエピソードが披露されました。そして、若かりし頃の吉永小百合さんの映像も披露され、彼女を長年知る関係者が明かす飾らない素顔も解き明かされました。1年に16本もの映画に出演していた当時の多忙極まる暮らしぶり、映画「天使が俺を追い駈ける」(1961年・日活)で図らずも奪われたファーストキス喪失のショック話、映画女優として確固たる地位を築きながらも抱えていた知られざる苦悩と決断、そして、人生を変えた結婚、さらに現在の妻としての思いなど、マツコだからと話してくれた、まさに「誰も知らなかった吉永小百合の素顔」が垣間見れました。
国民的大女優・吉永小百合さんを迎えたマツコは、「間違いなく今日、日本の頂点に触れた気がしました。おそらく小百合さん以上の方は、この番組にご登場いただけないと思うので最終回のつもりで臨みました。」と今回の収録に対する並々ならぬ思いが語られました。吉永小百合さんも、冒頭で「夕べ緊張して、マツコさんにお会いすると思ったら眠れなかった!」と心の内を話しました。そんな両者やや緊張気味の出だしでしたが、映画の世界で生きてきた吉永小百合さんが感じているという「女優」という言葉への複雑な思いをマツコなりに紐解きながら、二人は徐々に打ち解けていきます。そして、ふたりが見つめ合った瞬間に、「忘れかけていた男の部分が・・・」とマツコが思わず呟いたんです。
マツコが「お会いして、もう生命体としての強さが尋常じゃない。今まで会ったことが無い、落ちたての隕石から何かものすごいものが出ているみたいな、もう例えようの無いオーラと、女優の中に潜む『男』の部分を感じました」と印象を告白、「こんなお美しいけれど、中身は「野郎」よ!生粋の「江戸っ子」よ!」とまで言ってのけ、緊張気味の前半とは違い、後半はいつものマツコらしさ全開でした。
収録を終えた後の吉永小百合さんは、「出演が決まってからずっと番組を拝見してきましたけど、毎回知らない世界を番組で旅しているマツコさんは大変だなと思っていました。私も、どんなことでもお話しするつもりでいたので、マツコさんにお会いできると思ったら昨日は緊張して眠れませんでした。いざお会いしたらとても優しい方で、今日は全てを委ねられたと思います。」と、ホッとした表情で初共演の感想を語ったそうですよ。
吉永小百合さんのプロフィールに代えて
吉永小百合さんのプロフィールをご紹介しようと思いましたが辞めました。やっぱり吉永小百合さんは銀幕の世界の中の永遠の憧れという存在ですから・・・。ということで、プロフィールに代えて、これまでの主演映画120本のタイトルをご紹介します。なお、一部、主演映画以外のものやナレーション・声の出演のものも混ざっていますが、ご了承ください。
1959年
朝を呼ぶ口笛(松竹大船)※デビュー作
1960年
まぼろし探偵 地底人襲来(新東宝)、拳銃無頼帖 電光石火の男(日活)、霧笛が俺を呼んでいる(日活)、拳銃無頼帖 不敵に笑う男(日活)、疾風小僧(日活)、すべてが狂ってる(日活)、ガラスの中の少女、美しき抵抗(日活)
1961年
大出世物語(日活)、天使が俺を追い駈ける(日活)、花と娘と白い道(日活)、ろくでなし稼業(日活)、警察日記 ブタ箱は満員(日活)、早射ち野郎(日活)、有難や節 あゝ有難や有難や(日活)、青い芽の素顔(日活)、闇に流れる口笛(日活)、この若さある限り(日活)、俺は死なないぜ(日活)、闘いつづける男(日活)、太陽は狂ってる(日活)、あいつと私(日活)、草を刈る娘(日活)、黒い傷あとのブルース(日活)
1962年
さようならの季節(日活)、上を向いて歩こう(日活)、キューポラのある街(日活)、激流に生きる男(日活)、赤い蕾と白い花(日活)、霧の夜の男(日活)、星の瞳をもつ男(日活)、あすの花嫁(日活)、若い人(日活)、ひとりぼっちの二人だが(日活)
1963年
青い山脈(日活)、いつでも夢を(日活)、泥だらけの純情(日活)、雨の中に消えて(日活)、俺の背中に陽が当る(日活)、伊豆の踊子(日活)、若い東京の屋根の下(日活)、美しい暦(日活)、波浮の港(日活)、真白き富士の根(日活)、光る海(日活)
1964年
こんにちわ20才(日活)、こんにちは赤ちゃん(日活)、浅草の灯 踊子物語(日活)、潮騒(日活)、風と樹と空と(日活)、帰郷(日活)、愛と死をみつめて(日活)、うず潮(日活)、若草物語(日活)
1965年
悲しき別れの歌(日活)、未成年 続・キューポラのある街(日活)、青春のお通り(日活)、明日は咲こう花咲こう(日活)、父と娘の歌(日活)、四つの恋の物語(日活)
1966年
大空に乾杯(日活)、青春のお通り 愛して泣いて突っ走れ(日活)、風車のある街(日活)、私、違っているかしら(日活)、愛と死の記録(日活)、白鳥(日活)
1967年
青春の海(日活)、恋のハイウェイ(日活)、君が青春のとき(日活)、斜陽のおもかげ(日活)、君は恋人(日活)
1968年
花の恋人たち(日活)、青春の風(日活)、だれの椅子?(日活)、あゝひめゆりの塔(日活)
1969年
花ひらく娘たち(日活)、嵐の勇者たち(日活)
1970年
幕末(中村プロ)、風の慕情(松竹大船)、青春大全集(、松竹大船)
1971年
戦争と人間 第二部・愛と悲しみの山河(日活)
1972年
男はつらいよ 柴又慕情(松竹大船)
1973年
戦争と人間 完結篇(日活)
1974年
男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(松竹大船)
1975年
青春の門(東宝)
1976年
新どぶ川学級(日活)
1977年
若い人(東宝)
1978年
皇帝のいない八月(松竹)
1979年
龍の子太郎(東映動画)、衝動殺人 息子よ(、松竹)
1980年
動乱(1980年、東映)
1982年
海峡(東宝)
1983年
細雪(東宝)
1984年
天国の駅 HEAVEN STATION(1984年、東映)、おはん(東宝)
1985年
夢千代日記(東映)
1986年
玄海つれづれ節(東映)
1987年
映画女優(東宝)
1988年
つる -鶴-(東宝)、華の乱(東映)
1992年
外科室(松竹)、天国の大罪(東映)
1993年
夢の女(松竹)
1994年
女ざかり(松竹)
1996年
霧の子午線(東映)
1998年
蓮如物語(東映アニメーション)、時雨の記(東映)
2000年
長崎ぶらぶら節(東映)
2001年
千年の恋 ひかる源氏物語(東映)
2003年
風の舞 闇を拓く光の詩(映画「風の舞」全国上映実行委員会)
2005年
北の零年(東映)、あした元気になーれ! 半分のさつまいも(2005年、「あした元気にな〜れ!」全国配給委員会)
2008年
母べえ(松竹)、まぼろしの邪馬台国(東映)
2010年
おとうと(松竹)
2011年
手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-(東映/ワーナー・ブラザース)
2012年
北のカナリアたち(東映)
2014年
BUDDHA2 手塚治虫のブッダ -終わりなき旅-(東映)、ふしぎな岬の物語(映)
2015年
母と暮せば(松竹)
2018年3月10日公開予定
北の桜守(東映)
吉永小百合さんのCD・DVD
※楽天市場より
吉永小百合 ザ・ベスト [ 吉永小百合 ]
曲目タイトル:
1.いつでも夢を (MONO)[3:49]
2.寒い朝 (MONO)[3:56]
3.明日は咲こう花咲こう[2:33]
4.草を刈る娘 (MONO)[3:39]
5.泥だらけの純情 (MONO)[4:04]
6.若い東京の屋根の下 (MONO)[3:34]
7.伊豆の踊子 (MONO)[4:04]
8.嫁ぐ日まで (MONO)[4:00]
9.波浮の港 (MONO)[3:22]
10.若い歌声 (MONO)[3:23]
11.光る海 (MONO)[3:09]
12.そこは青い空だった[2:52]
13.愛と死のテーマ[4:38]
14.若い二人の心斎橋[3:25]
15.キューポラのある街[2:41]
16.奈良の春日野[2:13]
17.ねむの木の子守歌[2:10]
18.勇気あるもの[3:25]
19.夕陽のマリア[3:11]
20.夢千代日記[4:42]
おとうと [ 吉永小百合 ]
【解説&ストーリー】
東京の郊外で小さな薬局を営み、一人娘の小春を育ててきた吟子。大阪へ行ったまま音信普通の弟・鉄郎へ小春の結婚式の案内を出すが、返信はなかった。ところが彼は、披露宴に遅れて駆けつけて来た。以前にも吟子の夫の十三回忌で、酒に酔って大暴れした鉄郎だったが、やはり酔っ払って騒ぎだし、披露宴を台無しにしてしまう。激怒する身内の中で吟子だけは、鉄郎をかばうのだった。だが、ある出来事から鉄郎につい絶縁を言い渡してしまう吟子。肩を落として出て行く弟の背中に不吉な予感を覚える姉だった…。/数々の名作を手掛けてきた山田洋次監督の10年ぶりの現代劇となる最新感動作。不変の家族の絆を描きながら、常に社会問題にも鋭い眼差しを向けてきた監督は、この作品でも「看取り」、「ターミナルケア」の問題に触れて提起している。姉・吟子には「母べえ」に続いて主演の、日本の大女優・吉永小百合。愚かな弟には、数々の作品で絶妙な演技を見せて賞賛される笑福亭鶴瓶。小春に蒼井優、小春の幼馴染に加瀬亮が扮する他、錚々たる顔ぶれが出演。
北のカナリアたち [ 吉永小百合 ]
【解説】
湊かなえ原案の衝撃作を、日本映画最高峰のスタッフ・キャストが紡ぐ。日本映画に新たな歴史を刻む、大型プロジェクト。東映創立60周年記念作品として製作された『北のカナリアたち』。日本最北の地、稚内、サロベツ、利尻島、礼文島を舞台に、かつてない衝撃と感動の物語が描き出される。/ 主演には日本を代表する映画女優・吉永小百合(本作で報知映画賞主演女優賞、日刊スポーツ映画大賞主演女優賞、山路ふみ子女優賞受賞!)。ある事故をきっかけに苦しみを抱え続けた教師・川島はるを圧倒的な存在感で演じている。はるの夫役に柴田恭兵、島に赴任してくる警察官役に仲村トオル、はるの父親役に里見浩太朗と錚々たる俳優陣が並ぶ。さらに教え子たちの20年後を演じるのは、時代を牽引する実力派俳優、森山未來(本作で日刊スポーツ映画大賞助演男優賞受賞!)、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平。また物語の重要なポイントとなる幼少期の生徒たちは、全国から集まった約3,100名の子供たちの中から“天使の歌声を持つ”6名を選出した。その美しい歌声が情感豊かに物語を包み込む。
吉永小百合 よみがえる歌声 〜この道は長いけど 歩きながらゆこう〜 [ 吉永小百合 ]
吉永小百合 よみがえる歌声 〜この道は長いけど 歩きながらゆこう〜 [ 吉永小百合 ]
曲目タイトル:
1.セレナーデ (BGM)(吉永小百合)[1:46]
2.寒い朝 with 和田弘とマヒナスターズ[3:55]
3.いつでも夢を with 橋幸夫 (モノラル音源)[3:47]
4.風と樹と空と[2:27]
5.太陽はいつも[3:06]
6.泥だらけの純情[4:03]
7.若い東京の屋根の下 with 橋幸夫[3:32]
8.光る海[3:09]
9.美しい暦[3:03]
10.若い風 (日活映画『青春のお通り』より)[1:57]
11.太陽が真上に来るとき (日活映画『私、違っているかしら』より)[1:53]
12.ユキと九太の人形劇 with 坂本九 (日活映画「ひとりぼっちの二人だが」より)[3:47]
13.ねむの木の子守歌[2:09]
14.娘たちはいま[3:30]
15.恋人たち with トニーズ[3:17]
16.みんなで行こう[1:55]
17.明日は咲こう花咲こう with 三田明[2:33]
18.勇気あるもの with トニーズ[3:22]
北の零年 [ 吉永小百合 ]
【解説】
すべての夢はゼロから始まる…。北の大地に夢をかけ、それぞれが何かを信じて生きた。日本映画界最高峰のスタッフ・キャスト陣が放つ一大叙事詩。日本を大きく激変させた明治維新。幕藩体制は終わりを告げ、四国淡路島に暮らしていた稲田家主従は明治政府から北海道への移住を命じられる。半月にも及ぶ船旅の末、言葉も凍てつく荒涼とした北の原野に辿り着いた546名、そこには想像を絶する苦難の数々が待ち受けていた…。豪華キャスト陣、7ヶ月に及ぶ大々的な北海道ロケ、さらにゼロから作られたオープンセットなど、近年の日本映画の常識を打ち破る文字通りの<超大作>は大きな話題となった。演出は「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」などの話題作でヒットを呼んだ行定勲が初の歴史エンターテインメントに挑戦。出演は、今作品が111本目の映画出演作となる吉永小百合、渡辺謙、豊川悦司ほか豪華俳優陣が激動の時代に生きた最後のサムライとその家族の姿を愛と感動で綴る。
【ストーリー】
明治4年。淡路島の稲田藩家臣546名は、明治政府の命により、北海道への移住を命ぜられる。最果ての北の地に降り立った小松原志乃(吉永小百合)は、夫・英明(渡辺謙)や娘・多恵(石原さとみ)と力を合わせて未開の荒野の開拓に乗り出した。しかし過酷な自然は作物の成長を妨げ、果ては第二次移民団を乗せた船が難破するなど、厳しい状況のなか皆の希望を取り戻そうと、最新の農業技術を学ぶために英明は札幌へと旅立った。しかし夫の帰りを待つ志乃と多恵に5年の歳月が…。
美しい暦 [ 吉永小百合 ]
お茶目でかわいい、吉永小百合の魅力が満載!!/吉永小百合が清楚な制服姿で高校生を熱演。登山で出逢った男子高校生(浜田光夫)にほのかな思いを寄せるが、質屋で店番をしている姿を見られて・・・。長野県松本市の美しい風景を舞台に、様々な人間模様が明るく描かれる日活青春映画の佳作。吉永小百合が主題歌を歌う。
まぼろしの邪馬台国 [ 吉永小百合 ]
【解説】
「あなたと過ごした毎日は、本当に幸せだった」/宮崎和子は、昭和40年代に全国に邪馬台国ブームを起した盲目の文学者・宮崎康平の妻である。康平と過ごした日々は、周囲からは辛いと思われていたかも知れない。だが、和子はその執念を守り、いっしょに育てていった。宮崎康平。その名は島原の人間なら知らないものはいない。長崎県・島原鉄道の元役員であり、素人離れした郷土史研究家、文学家、また「島原の子守唄」などの詩作者でもあった。さだまさしの「関白宣言」に、影響を与えた人物ともいわれる。しかし、学者というよりも独断的な言動や、突飛な行動から破天荒な男として名が通っていた。和子は、福岡の放送局で康平と出会い、変わり者といわれてはいても、どこか憎めない人物像に誘われるまま、島原へ向かい康平の手伝いをするようになる。昭和32年、災害の際に土器の破片を見つけたことを機に、康平の郷土愛は、「邪馬台国」探求の熱になる。和子は、目の見えない康平に古代の史書・魏志倭人伝、日本書紀、古事記などを読み聞かせ、九州各地に康平の目となり、杖となり、共同で「まぼろしの邪馬台国」を著した。この本はベストセラーとなり、後年、第一回吉川英治文化賞を受賞する
吉永小百合作品 全4作品BOX [ 吉永小百合 ]
新聞配達をしている稔(加藤)は父母、弟妹の5人暮らし。病身の父にかわって、母親の内職で細々と生計をたてている。そんな稔の楽しみは新聞配達で貯めた金で高校へ進学することだった。そんな彼を励ましてくれるのは夜間大学に通っている隆司(田村)と稔の配達受持ちに住む美和子(吉永)だった。彼女は何かにつけて稔に好意を示し、あたたかい声援を送ってくれていた。だが母親が過労で倒れ、入院したために稔は高校進学を諦めなければならなかった。
吉永小百合ベスト100〜いつでも夢を、いつまでも夢を〜 [ 吉永小百合 ]
吉永小百合ベスト100〜いつでも夢を、いつまでも夢を〜 [ 吉永小百合 ]
吉永小百合の歌手デビュー50周年記念BOXセット。吉永小百合が歌唱し、EPレコード盤で発売された音源の中から自ら100曲をセレクト。
デビューシングル「寒い朝」、レコード大賞を受賞した「いつでも夢を」(with橋幸夫)はもちろん、 自身が出演し主題歌も歌った「愛と死のテーマ」「明日は咲こう花咲こう」などや、
17年振りとなる新録音の歌唱曲で今秋に公開される東映映画『北のカナリアたち』の挿入歌「あの青い空のように」もボーナストラックとして収録。
全EPジャケット、ファンクラブ会誌にのみ掲載された写真、出演映画のスチール写真など貴重な画像も満載の豪華ブックレットも収めたメモリアル作品!