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ハートネットTV・シリーズ「ゲーム障害」の再放送は?

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ハートネットTVは、さまざまな「生きづらさ」を抱える全ての人たちに向けた新しいスタイルの福祉番組です。貧困・虐待・自殺・うつ・依存症・発達障害・認知症・がん・難病・介護・リハビリ・障害・LGBTなどをテーマとして取り上げています。

* LGBTとは、レズビアン(女性同性愛者)の「L」、ゲイ(男性同性愛者)の「G」、バイセクシュアル(両性愛者)の「B」、トランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)の「T」 の頭文字をとったセクシュアルマイノリティ(性的少数者)の総称です。

障害や病のある人、悩んでいる人、支える家族や共感する人。現代社会には、さまざまな「生きづらさ」と向き合っている人がいます。そんな「生きづらさ」を抱える全ての方々のために、ハートネットTVはスタートしました。「当事者の目線」を大切に、ほかのメディアやニュースとは違う視点で「生きづらさ」を掘り下げ、シリーズ化して放送しています。

*でも、「生きづらさ」を抱えている人だけじゃなく、身近に居るそんな人をちゃんと理解して繋がれる社会を作っていくために、生きづらさを抱えていない人にも見て欲しい番組だと私は思っています。

また、「生きづらさ」を抱える全ての方々がつながりあえる場になるよう、2006年の放送開始直後からホームページ「NHK福祉ポータル ハートネットTV」を運営しています。番組の放送スケジュールをチェックしたり、見逃してしまった過去の放送内容をテキストで読んだりするほかにも、「カキコミ板」での意見交換・情報交換など、みなさんの交流としてご利用ください。

放送  毎週月曜日~木曜日 午後8時~8時29分 [Eテレ]
再放送 翌週月曜日~木曜日 午後1時05分~1時34分 [Eテレ]

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ハートネットTV シリーズ ゲーム障害 第1回「わたしって、“病気”ですか…?」

放送 2018年5月29日(火) 午後8時00分 〜 午後8時30分[Eテレ]

放送前の予告

オンラインゲームなどに熱中し生活に支障をきたす症状「ゲーム障害」。WHO(世界保健機関)は、新たな病気として国際疾病分類に加える見通しです。シリーズ第1回は、そんなゲーム障害に悩む人たちに光をあてたヒューマンドキュメントをお送りします。

会社の人間関係に疲弊し退職してから、1日20時間を費やしゲームにのめり込む男性。両親の離婚から人間不信となり、恋愛ゲームで70万円近く課金している女性。依存から抜け出せずに悩む、知られざる「ゲーム障害」の実態に迫ります。

視聴前の豆知識

「ゲーム障害」とは?

オンラインゲームなどへの過度な依存により日常生活に支障をきたす疾病のことです。インターネットやスマホの普及でオンラインゲームなどに過度に依存する問題が世界各地で指摘されていることを受け、世界保健機関(WHO)は2018年に公表予定の、病気の世界的な統一基準である国際疾病分類第11版(ICD-11)に新たな疾病として盛り込む方針を示しています。

WHOによると、「ゲームをしたい欲求を抑えられない」「ゲームをすることを他の日常生活の活動よりも優先してしまう」「家族関係、仕事、学習などに重大な問題が生じていてもゲームをやめることができない」といった症状が12カ月以上続いた場合、ゲーム障害と診断されます。ただし、特に進行の早いとされる幼少期においては、全ての症状にあてはまり重症であれば、より短い期間でも依存症とみなすとしています。

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放送後のポイント解説

25歳の男性は、1日20時間以上をゲームに費やしています。ゲーム中心の生活で心や体が蝕まれ、ゲーム以外の何をする気力もないという状況です。食事も1日1回、それもカップ焼きそばだけという生活で、1年以上もひきこもり状態なのです。

この男性がゲームにのめり込んでいったきっかけは、勤めていた会社がブラック企業だったためにゲームに逃避していったそうなのです。本人は「前の会社で一回死んでいるようなもの。今は余生を生きているような感覚」だと言います。

10代の女性は、恋愛ゲームの虜になり、60~70万円もゲームにつぎ込んだそうです。本人曰く、ゲームの主人公に恋をしているんです。その主人公とのデートをゲットするために、1回1万円のガチャ(課金システム)を10回以上もすることがあるそうです。現実の世界では叶わない恋愛も、ゲームの中では叶うのです。恋愛ゲームにのめり込んでいったきっかけは、両親の離婚だったそうです。現在は、週5日アルバイトをしていますが、稼いだお金はゲームにつぎ込んでいるようです。

ハートネットTV シリーズ ゲーム障害 第2回「LIVE相談 治療と対策」

放送 2018年5月30日(水) 午後8時00分 〜 午後8時30分[Eテレ]

放送前の予告

シリーズ第2回は、生放送で、視聴者からの相談に応えます。「ゲーム障害」で苦しんでいる当事者や家族の悩み、疑問、体験談を募集。治療の現場を紹介しながら、当事者の思いを受け止め、ゲーム障害とどう向き合うべきか、対策や予防について徹底的に考える30分です。

【出演】

国立病院機構久里浜医療センター院長 樋口進、エンジェルズアイズ代表 遠藤美季、当事者 江上敬一、キャスター 中野淳

放送後のポイント解説

詳しい内容は、放送後にご紹介します。

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