満天☆青空レストラン
放送 毎週土曜日18:30~19:00[日テレ]
「満天☆青空レストラン」は、日本テレビ系列で放送されている料理食材をテーマとしたグルメ番組です。MCの宮川大輔が全国各地の海の幸・山の幸を求めて飛び回り、ゲストと一緒に漁や収穫を体験し、農家や漁師さんたちが普段食べている美味しい料理を味わうという、見ているだけでもヨダレが止まらない番組です。
産地の人たちが普段からその食材をどのように育て、どのように料理して食べているか?食材のことを知り尽くしている産地ならではの食べ方は、究極のごちそうなんです。また、その食材に惚れ込んだシェフが作る料理も必見です。
私は、毎週欠かさずこの番組を見ているのですが、「日本にはまだまだ知られていない美味しい食材があるんだなぁ」とつくづく思い知らされます。そんな中でも、私が「食べてみたい!」「味わってみたい!」と思った食材を取り上げてご紹介します。
また、できる限りその食材のお取り寄せ方法もご紹介していきます。
2020年8月22日(土)放送 谷中ショウガ[東京都国分寺市]
今回の満天☆青空レストランは、東京都国分寺市から江戸東京野菜「谷中ショウガ」をご紹介します。今回の放送は、24時間テレビ直前スペシャルということで、ゲストに井ノ原快彦(V6)さんをお迎えしてお送りします。
イノッチと谷中ショウガを収穫!ショウガを食べて夏を元気に乗り切る!手作りジンジャエール&モッツァレラとショウガのフリット&レバニラ&絶品ショウガ焼きなどの料理をご紹介。
江戸東京野菜とは?
江戸東京野菜とは、江戸から昭和40年頃(1965)にかけて現在の東京周辺でつくられていた、伝統野菜のこと。江戸時代から人々の食生活を支えてきた江戸東京野菜ですが、農地の減少のほか、収穫量が少なく栽培に手間がかかるということもあり、一時は、その姿が食卓から消えつつありました。しかし、今日まで引き継がれてきた命を絶やしてはいけないと、今、これらの伝統野菜を普及させようという活動が広がっています。季節は限定されますが、JAの店舗で購入できるほか、江戸東京野菜を食材として使ったレストランも増えています。
代表的な江戸東京野菜としては、内藤南瓜(ないとうかぼちゃ)、砂村丸茄子(すなむらまるなす)、三河島菜(みかわしまな)、練馬大根(ねりまだいこん)、亀戸大根(かめいどだいこん)、金町小蕪(かなまちこかぶ)、瀧野川牛蒡(たきのがわごぼう)、瀧野川人参(たきのがわにんじん)、谷中ショウガ(やなかしょうが)などがあります。
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江戸東京野菜「谷中ショウガ」の特徴
谷中生姜は、かつて荒川の地で栽培されていました。谷中本村(現西日暮里一丁目、二丁目付近)で栽培された葉生姜、それが本来の谷中生姜です。谷中は水に恵まれ、排水も良く、しかも西日に当たらない土地で栽培されていました。三河島や尾久でも栽培されていましたが、谷中本村で栽培されたものはスジがなく香りも良いとして、お盆の際には贈答品としても使われました。栽培には、きれいな水と西日の当らない場所が必要とされ、谷中本村はその栽培に適した場所だったのです。関東大震災後、都心部の市街地からの人口流入等により、農地は格段に減り、戦前には、ついに谷中生姜は栽培されなくなりました。谷中ショウガは、「盆ショウガ」ともいわれ、夏の盛りの食欲増進のために、江戸っ子の食卓に上りました。根茎がまだ小さく柔らかいうちに葉が付いたまま若取りしたもので、主に小生姜と呼ばれる小ぶりの生姜品種が用いられます。葉生姜の根茎は柔らかく、辛味も一般的な生姜ほど強くありませんが、風味がよく、生のままかじることも出来ます。芽の付け根の赤みが強く出ているものの方が良品として扱われています。