見逃したテレビを見る方法
英雄たちの選択

英雄たちの選択「衛生国家への挑戦 3人の先覚者たち」の再放送・見どころは?

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BSプレミアム「英雄たちの選択」ってどんな番組?

放送  毎週水曜日 午後8時~[BSプレミアム]※2019年4月より変更

日本の運命を決める岐路に立った歴史上の英雄たちは、その時、様々な選択肢の中からたったひとつの「選択」を行います。なぜ英雄はそれを選んだのか?その「選択」の背景には、信念や賭け、勝算や打算など、どのような人生経験や価値観が影響していたのでしょうか?そして、その「選択」は、後世にどんな影響を残したのでしょうか?

この番組は、歴史学者の磯田道史さんのほか、歴史学・軍事学・心理学・経済学など様々な分野の専門家たちとともに、英雄たちの「脳内」に深く分け入り、選択の崖っぷちに立たされた英雄たちが体験したであろう葛藤を、専門家の考証に基づいて厳密に復元し、複数の選択肢を、独自アニメーションなどを駆使してシミュレーションします。そして、新しいアプローチで日本の歴史を描きだす歴史教養番組です。

特に、歴史学者の磯田道史さんのコメントには興味深いものがあります。歴史上の出来事や人物の心理などを客観的に、いろんな視点から真理を追究する姿勢には、毎回、たいへん勉強になります。

現代人の私たちも、人生の中で岐路に立たされることは少なくありません。そんな時に、歴史上の人物が悩みぬいた挙句にとった行動は、良い参考になると思います。

ナレーションは、俳優の松重豊さんが務めています。

「英雄たちの選択」の再放送は?

再放送 毎週水曜日 午前8時~[BSプレミアム]※2019年4月より変更

ちなみに、放送時間に制約されずにいつでも見たい時に見るなら、動画配信サービスがオススメです。

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見逃した「英雄たちの選択」を見る方法は?

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

NHKの見逃し番組を見る方法

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英雄たちの選択「衛生国家への挑戦~3人の先覚者たち~」

放送 2020年8月19日(水)午後8時~[BSプレミアム]

放送前の予告

日本人は感染症とどう闘ってきたのか?幕末から明治へ、日本人の衛生意識の向上に尽力した緒方洪庵、長与専斎、後藤新平。3人の遺産は、今にどう受け継がれたのか。

新型コロナウイルスに揺れる日本。日本人は世界規模の感染症とどう闘ってきたのか?第1回は、日本人の衛生意識の向上に尽力した3人の先覚者に着目します。幕末、天然痘の治療に革命を起こした緒方洪庵。その洪庵に学び、明治時代、コレラ撲滅の陣頭指揮をとった内務省初代衛生局長・長与専斎。日清戦争後、大陸帰還兵の大規模な検疫を成功させ、世界に日本の衛生力の高さを示した後藤新平。彼らは現代の危機に何を語りかけるのか?

【司会】磯田道史,杉浦友紀
【ゲスト】高橋源一郎,ヤマザキマリ
【語り】松重豊

この番組を視聴して・・・

緒方洪庵

  • 大阪に適塾を開いた緒方洪庵は、天然痘の予防法として「牛痘の接種」が効果的であることを西洋の書物で知る。
  • 牛痘を入手した洪庵は、種痘所を開設するが民衆は怖がって誰も来なかった。当時、医学の知識のない人達にとっては、「牛の膿(うみ)を体に植え付けたら天然痘にかからない」と言われても、恐怖心や懐疑心が先に立つのも無理はなかった。それでも、洪庵は根気強く説いていった。
  • 実際に牛痘の接種をした人が天然痘にかからないことが知られ始めると、徐々に種痘所に人が来るようになる。やがて、全国で200ヶ所ほどの種痘所が開設されるようになった。

長与専斎

  • 明治初期、国民の健康を守る行政組織が日本にはなかった。近代国家になるためには、必要であると考えた。
  • 明治8年、長与専斎は内務省衛生局の初代局長となる。
  • 清国でコレラが流行していることを知った専斎は、開港検疫を行うが外国船に拒否され、横浜・長崎から徐々にコレラの感染が広がる。
  • 感染者を隔離し、感染者が出たことを周知する張り紙を貼ることに住民は抵抗し、住民は感染を隠蔽するようになる。
  • 専斎は、国民に衛生意識を高めるために、国民に衛生の知識をわかりやすく伝えることに努めた。また、官民連携の改革にも取り組んだ。
  • 飲料水となっている井戸水の汚染が問題となっていたため、上下水道を整備することが急務であると提案。神田下水を作り、東京上水道を施設。この動きが全国へと広がっていった。
  • 専斎は、衛生事業を行政が頭ごなしに行っても国民に浸透しないことを悟り、民衆が自ら取り組むという「自治衛生」の考え方を大切にした。

後藤新平

  • もともと医師だった後藤新平は、明治16年に衛生局に入り、長与専斎の懐刀となる。
  • 日本は日清戦争に勝利し、中国かせ20万人の兵士が帰還する際に、感染症を持ち込んでしまうリスクを恐れ、後藤新平は検疫を実行することとなる。
  • たった2ヶ月で瀬戸内海の3つの島に検疫所を建設。完璧な検疫を実施し、海外からも称賛される。
  • これにより、日本は衛生国家としての一歩を踏み出した。

感想

100年近く前の日本で感染症に対してこれだけの取り組みができていたことに驚きました。今の日本にこの3人が存在していたら、盤石な対策を講じることができたであろうと思います。少なくとも、この3人の業績に学ぶ必要が大いにあると思います。

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衛生国家・日本をつくった3人の先駆者

緒方洪庵

1810(文化7)年に備中足守藩の家臣佐伯惟因の三男として生まれ、1825(文政8)年に父に従い上坂、翌年来坂して蘭学者中天游の門に入り西洋医学の修行をはじめました。1830(天保元)年には江戸遊学に出て坪井信道や宇田川榛斎に学んだほか、1836年から2年間の長崎遊学を経て、1838年3月に大坂瓦町で開業しました。前年には大坂で大塩の乱が起こり、また翌年には蛮社の獄により蘭学者への迫害が起こるなど、社会は動乱・転換期にありました。

瓦町の家は手狭であったらしく、適塾は1845(弘化2)年末に過書町へ移転し、大いに拡張しました。この地で洪庵は1849(嘉永2)年日本語で書かれた最初の病理学書『病学通論』を著し、1858(安政5)年からはドイツ人医師フーフェラントの内科医書の翻訳『扶氏経験遺訓』を出版しました。

当時、天然痘の流行は人々にとって大きな脅威となっていました。洪庵らは1849(嘉永2)年には大坂古手町(現在の道修町5丁目)にて種痘所(大坂除痘館)を開き、ジェンナー式牛痘種痘事業を始めました。種痘所は1860(万延元)年に尼崎一丁目(現在の中央区今橋3丁目)、すなわち現在の一般財団法人緒方洪庵記念財団の敷地に移転、拡張しました。1858(安政5)年のコレラ流行時には、洪庵は『虎狼痢治準』を緊急出版して治療指針を示しました。こうした活動は、今日の予防医学と公衆衛生学につながる先駆的な業績であったといえます。

江戸幕府は1862(文久2)年、緒方洪庵を江戸に召し出し奥医師とすると同時に西洋医学所の頭取としました。洪庵は翌1863年、江戸で病死します。享年54歳でした。洪庵不在の時期も家人と門人たちは塾を守りましたが、明治新政府の教育制度の整備とともに適塾は発展解消してゆきました。

緒方洪庵 (人物叢書 新装版) [ 梅渓昇 ]


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江戸時代後期の蘭学・医学・教育者。備中国足守に生まれ、大坂・江戸・長崎に学ぶ。蘭医学者として西洋の最新医学の受容・研究に努め、種痘の普及やコレラの治療法に画期的な業績をあげた。適塾を主宰し、福澤諭吉をはじめ、多方面にわたり活躍した英才を育成。奥医師、医学所頭取に就任まもなく急逝した。日本の近代化への先駆者の生涯を描き出す。

長与専斎

大村藩の医者、長与中庵の家に生まれます。専斎が4歳の時に父が亡くなり、祖父の俊達に育てられます。俊達は、天然痘の予防など大村藩医として大活躍した医者であり、専斎のその後の活躍は、この祖父の影響が大きかったと思われます。専斎は、五教館で学んだ後、大坂にあった緒方洪庵の適塾に通い、蘭学を学びます。6年後、長崎に行き、オランダ商館医ポンペの教えていた医学伝習所に入り、医学の勉強を始めます。

明治となり長崎医学校ができると、専斎は学頭として、我が国最初の医学校の設立に大変力を注ぎました。明治4年には、伊藤博文の推薦で、アメリカやヨーロッパの医療制度の視察に行き、帰国後、医務局長に就任します。この時作った「医制」は医者の免許制度や医学教育など現在にも通じるもので、近代医療制度は、専斎の力によるところが大きかったと言えます。明治8年、衛生局初代局長に就任、今では普通に使われるこの「衛生」という言葉は、この時専斎が考えたものです。衛生局では、天然痘などの伝染病予防を進めていきます。明治10年、日本にコレラが上陸・流行するようになってからは、菌が広がらないよう、上下水道の整備を進めていきます。専斎は、明治35年(1902年)に65歳で亡くなります。

医療福祉の祖長与専斎 [ 外山幹夫 ]


医療福祉の祖長与専斎 [ 外山幹夫 ]

長与専斎は、わが国近代の医療・衛生、及び福祉体制を確立した人物である。さらに彼は、後藤新平という優れた人材を発掘し、また細菌学者として世界的名声をはくした北里柴三郎を、ドイツ留学に送り出し、また帰国後の彼の研究発展に貢献した。また彼は、伊勢二見浦、鎌倉の由比ケ浜に海水浴場を開くなど、わが国において海水浴を普及させる基礎をつくった。本書は、こうした近代医療、衛生、福祉の父ともいうべき長与専斎の生涯に光をあててまとめたものである。

後藤新平

後藤新平は、陸奥国胆沢郡(現・岩手県奥州市水沢区)に仙台藩・留守家(るす家)家臣の下級武士後藤実崇(さねたか)の子として生まれた。当初、医学校を出て医師となり愛知県医学校では学校長兼病院長として実績を残した後、内務省衛生局入りしたことが政治家へ転じる契機となった。

陸軍次官の児玉源太郎に請われ、台湾総督となる児玉の下で、民政長官(明治29(1896)年~明治33(1900)年)となり、台湾統治に功績を挙げる。その後、満鉄設立の責任者となった児玉から再度要請を受け、明治39(1906)年初代の満鉄総裁に就任、日本の大陸進出を支えた。

さらに鉄道員総裁として国内の鉄道を整備した後、関東大震災後に内務大臣兼帝都復興院総裁として東京の大胆な復興計画を立案。晩年は永く拓殖大学の学長を務めたほか、東京市長として都市計画の普及啓発に注力、ボーイスカウト日本連盟初代総長を務めた。

後藤新平の「仕事」 (後藤新平の全仕事) [ 藤原書店 ]


後藤新平の「仕事」 (後藤新平の全仕事) [ 藤原書店 ]

公衆衛生、鉄道、郵便、放送、都市計画などの内政から、国境を越える発想に基づく外交政策まで「自治」と「公共」に裏付けられたその業績を明快に示す!後藤を知るための必携書。

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