見逃したテレビを見る方法
NHKスペシャル

平成史スクープドキュメント第6回「東京 超高層シティー 光と影」の再放送・見どころは?

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見逃した「NHKスペシャル」の再放送・動画配信は?

NHKスペシャルは、NHK総合テレビでの再放送が放映されますので、まずは、それで視聴されることをオススメします。多いパターンとしては、翌週または翌々週など2週間以内の平日の深夜に再放送されることが多いので、番組表を調べるかNHKスペシャルのWebサイトでご確認下さい。反響が高い番組は、何度も再放送されています。でも、深夜の放送ということもあり、休日にゆっくりと見たいという方には、最近流行の「動画配信サービス」がオススメです。

「NHKスペシャル」の見逃し配信は、NHKオンデマンドやユーネクストで配信されています。

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NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

>> NHKの見逃した番組を見る方法は?NHKオンデマンド以外にもオススメの方法があった!?

>> 「まるごと見放題パック」はU-NEXTの無料トライアル特典でお得に!

(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2019年3月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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NHKスペシャル 平成史スクープドキュメント 第6回「東京 超高層シティー 光と影」

放送 2019年3月31日(日)午後9時~[NHK総合]

放送前の予告

高さ160メートルを超す超高層ビルの建設ラッシュに沸く東京。平成に完成したビルは100棟に迫り、続々と建設が進んでいます。平成の初めにバブルがはじけ、地価が暴落して不良債権の山と化した東京が、なぜ“失われた20年”の中で超高層シティーへと姿を変えているのか。実は、平成前半に行われた民間の2つの再開発がターニングポイントとなって、国が高層都市化へと大きく舵を切っていたことが取材で明らかになってきました。

一つは「丸の内」。特定の区域内の土地の容積率を“買う”という国内初のウルトラCで新丸ビルはじめ6棟の超高層ビルが建ちました。もう一つは「六本木ヒルズ」。莫大なコストを覚悟の上で、法定基準以上の耐震性能を施し、グローバル企業の日本離れを食い止めました。当時の開発に関わった企業や行政のトップたちが実像を語ります。

平成を象徴するこの2つの開発の成功は、都市開発を目的とした「特区」の創設へとつながり、渋谷や品川、虎ノ門など、続々と巨大開発を生み出しています。バブル崩壊後に日本が生き残るための数少ない処方箋だった高層都市化。それは日本の発展の象徴となるのか、それとも過剰な開発となり再びバブルを呼び起こすのか。その光と影を検証します。

リポーター・有馬嘉男キャスター

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放送後のポイント解説

丸の内復活プロジェクトの成功のカギとは?

日本経済のバブルが崩壊し、金融機関が次々と破綻すると、その影響は丸の内を直撃しました。三菱地所は、1998年に「丸の内復活プロジェクト」を立ち上げましたが、超高層ビルを建てないと採算が合わず、容積率の問題が大きな壁となって立ちはだかりました。当時の丸の内の容積率は1000%で、丸ビルなら12階程度のビルしか経たなかったからです。

ちょうどその頃、JR東日本は東京駅の復元を計画しており、巨額債務を抱えるJR東日本にとっては東京駅の上空の空中権を売却して開発費を賄いたいと考えていたのです。そして、JR東日本は三菱地所に東京駅上空の容積率700%を500億円で売却したのです。さらに、新たに東京都知事に就任した石原氏は都市再生プロジェクトを推進し、丸の内の容積率を1300%へと引き上げました。こうして、丸の内の超高層シティーが実現したのです。

六本木ヒルズの世界最高水準の防災システムとは?

森ビルが六本木ヒルズの開発を進めていた頃、阪神淡路大震災が発生し地震大国・日本へのリスクが世界で見直され始めました。六本木ヒルズに入居予定だったゴールドマン・サックス社は業務に一切支障を及ぼさない耐震性能を持つオフィスビルであることが入居条件であると森ビルに突き付けたのです。森ビルにとっては、世界の都市間競争に勝たなければ東京は世界から見放されると言う危機感を持ち、耐震設計を根本から見直すことにしたのです。

その結果、振動を吸収するためにオイルダンパーを応用した耐震装置を世界で初めて開発、また、停電対策としてビルの地下に巨大な自家発電所を設置したのです。こうした耐震性能が評価され、ゴールドマン・サックスは六本木ヒルズにオフィスを構えたのです。六本木ヒルズの耐震性能は、その後2011年の東日本大震災が起きた時に真価が問われ、見事にその耐震性を世界に証明したのです。

巨大開発ラッシュはどこへ向かうのか?

現在、330にのぼる大型プロジェクトが進行しています。その中で最も大きな開発プロジェクトが、2027年完成予定の「東京駅前 常盤橋 怪奇つプロジェクト」です。

東京一極集中だと非難する声もありますが、東京が世界の都市との競争に勝たなければならないという宿命を負っているのも確かなのです。

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