見逃したテレビを見る方法
NHK教養

NHK「サイエンスZERO」の過去の放送一覧・再放送・見逃し動画配信は?

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「サイエンスZERO」ってどんな番組?

放送  毎週日曜日 午後11時30分~[Eテレ]
再放送 毎週土曜日 午前11時10分~[Eテレ]

ディープな科学が見えてくる!

めまぐるしく進化する情報技術、着々と私たちの日常に入り込んでいるロボット技術、そして健康長寿を支える生命科学。私たちをとりまく身近な世界は、科学技術の進歩によって日々変化しています。原発事故の原因・影響や廃炉へ向けての課題、地震や風水害などの災害、気候変動をはじめとする環境問題。科学の視点で深く理解することではじめて、対処すべき相手の姿が見えてきます。そして私たちをはぐくんでくれた地球、そして宇宙や素粒子。地球深部に、深い宇宙に、高エネルギーにフロンティアを広げ、私たちがどんな世界にいるのか、その真の姿に迫っています。

私たちを深くとりまいている科学技術。その最先端で何がおきているのか、その先にはどんな世界が待ち受けているのか。その核心に迫るお手伝いをするのが「サイエンスZERO」です。日曜日の深い夜、ディープな科学を見てみませんか?

司会 井上咲楽 浅井理アナウンサー
ナレーション 川野剛稔[声優]

「サイエンスZERO」の公式サイト

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サイエンスZEROの再放送・見逃し配信は?

この番組の再放送は毎週土曜日午前11時10分からです。でも、放送時間に制約されずに、見たい時に見たい!っていう方には、動画配信サービスがオススメです。

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2.放送日の翌日から「NHKオンデマンド」や「U-NEXT」でも視聴できます!

「サイエンスZERO」の見逃し動画は、NHKオンデマンドやユーネクストで放送日の翌日から配信される予定です。

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NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

NHKの見逃し番組を見る方法

(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2024年3月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

U-NEXTで配信中の作品

37作品 ※2024年3月24日現在

  • 「番組20周年! 科学を一挙振り返りSP」
  • 「木星の“月”で生命を探せ!史上最大級の探査機打ち上げ直前SP」
  • 「常識を超える驚異の生き物!ホヤが解き明かすヒトの謎」
  • 「進化と生命の不思議に迫る!生き物たちの華麗なる“逃げ技”」
  • 「本気でぶつかれ!小学生ロボコン 全国大会」
  • 「地球外生命の痕跡か!?火星サンプルリターンに挑め!」
  • 「認知症の転換点#1 “新薬”がアルツハイマー病の常識を変える!?」
  • 「認知症の転換点#2 アルツハイマー病は“脳血管障害”!?」
  • 「“ChatGPT”徹底解剖!AIと歩む未来を探る」
  • 「“線状降水帯”の予測最前線 豪雨激甚化時代に命を守れ!」
  • 「跳躍的進化のカギ!?生物の“盗み”戦略」
  • 「なぜクジラたちは漂着する?ストランディングがひも解く海の世界」
  • 「謎の回遊魚!ウナギのミステリーツアー」
  • 「潜入!科学警察研究所“科学捜査”で事件を解決せよ」
  • 「ナノサイズの粒子が世界を変える!“プラズモン共鳴”」
  • 「地球から月まで!“土木技術”最前線」
  • 「究極の謎!?“動物の睡眠”徹底解明SP」
  • 「期待の次世代エネルギー!“藻類オイル”最前線」
  • 「計算で切り開く新時代!スーパーコンピューター富岳」
  • 「“最恐”のスズメバチ!最強のヒミツ」
  • 「五感のかけ算!?“クロスモーダル現象”」
  • 「人類の未来を変える“ミラクル生物”線虫 驚異の能力と可能性」
  • 「空の移動革命!“空飛ぶクルマ”開発最前線」
  • 「575でカガク!宇宙一のミステリアス天体 ブラックホール」
  • 「90%が行方不明!? 海洋プラスチック汚染 最新報告」
  • 「眠らない日本を救え!“睡眠”研究最前線」
  • 「ノーベル賞が未来を照らす!化学賞&物理学賞 徹底解説SP」
  • 「関東大震災100年 映像記録と実験で迫る 飛び火火災」
  • おいしいだけじゃない!神秘の知的生命体「タコ」
  • 「自然が愛する“六角形”!偶然?必然?」
  • 「ヒマラヤ大冒険!“悪魔の谷”誕生のナゾに挑む」
  • 「未来が加速する!DNA解読“ナノポアシークエンサー”」
  • 「未来の“船舶”開発最前線!」
  • 「雪と氷のワンダーランド!“雪氷学”」
  • 「現代の錬金術!?“多元素合金”」
  • シリーズ原発事故2024(1)最新報告 汚染水・処理水との戦い
  • シリーズ原発事故2024(2)最難関 取り出せるか“燃料デブリ”

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次回の放送内容は?

地図で見える!?生物多様性
放送 2024年3月17日(日)

地球史上「第6の大量絶滅時代」とも呼ばれる現代。生物多様性の喪失が農業や漁業など人類の生存基盤を脅かしている。一方、対策上の課題は、どこで多様性が失われているかの把握の難しさ。調べるには時間と予算をかけたフィールドワークが不可欠だからだ。こうした中、琉球大学の研究者らが中心となり、過去の膨大な調査記録とAIを組み合わせ地球規模の生物多様性地図を作成している。保全活動の光となるか?地図を深堀り!

過去に放送された番組の内容

大手動画配信サービス「U-NEXT」では、過去に放送された「サイエンスZERO」の50本以上の作品を視聴することができます。ただし、過去に放送された全ての作品が視聴できるわけではありません。

2024年

シリーズ原発事故2024 (2)最難関 取り出せるか“燃料デブリ”
放送 2024年3月17日(日)

福島第一原発の事故から13年。去年、廃炉の本丸「燃料デブリの試験的な取り出し」が始まろうとしていた。しかし、堆積物に行く手を阻まれ、計画は大幅な見直しを迫られることに。廃炉はいつ達成できるのか?いま科学者たちも模索を続けている。メルトダウンの状況を研究室で再現し、燃料デブリの「未知の性質」を解明することで、安全な取り出し方法や保管技術につなげようとしている。燃料デブリとの戦い、その最前線を追う。

シリーズ原発事故2024 (1)最新報告 汚染水・処理水との戦い
放送 2024年3月10日(日)

事故発生から13年をむかえる福島第一原発。その廃炉へ向けた取り組みと、科学の最前線を2回シリーズで伝える。第1回は中国による水産物の輸入停止にも発展した“処理水・汚染水”をめぐる戦いと課題にせまる。現場では1日90トン発生する汚染水を少しでも減らそうと模索が続く。さらに今、汚染水の処理過程でうまれる高濃度の放射性廃棄物“スラリー”の問題が顕在化。はたして安全な処理・保管方法は確立できるのか?

現代の錬金術!?“多元素合金”
放送 2024年3月3日(日)

CO2を削減!?「多元素合金」の秘めた可能性

「多元素合金」!?これまでの技術ではできなかった8つの元素が原子レベルで混ざった新たな合金をつくることが発見!金属の組み合わせによって、性能がアップした「触媒」を作ることも可能に!混ぜるカギは、「還元」の速さをそろえる霧吹き!?さらに、無数の組み合わせの中から、AIが求める性質を持つ組み合わせを予測。新素材の開発が一気に加速する可能性が!脱炭素社会にも貢献する現代の錬金術に注目です!

雪と氷のワンダーランド!“雪氷学”
放送 2024年2月18日(日)

世界有数の豪雪地帯・日本で育まれた「雪氷学」。雪の結晶を観察すると、大人気の「パウダースノー」のふしぎな姿に遭遇!「氷の上で滑るのはなぜ?」ツルツル滑るには、実は新幹線と同じ速さで動く分子の存在が!さらに「宇宙で最も多い固体は氷」!?実験から生命の素となる物質が宇宙の氷なくして作られないことを世界で初めて実証!雪と氷のワンダーランドの先には、熱~い雪氷学の科学者たちの姿がありました!

未来の“船舶”開発最前線!
放送 2024年2月11日(日)

日本発!井上咲楽さんが「電気推進」のEVタンカーを体験航海、再生可能エネルギーで充電すればゼロエミッションを達成!船の燃費をよくするカギは空気の泡だけでできる「空気潤滑」!さらに「自律航行」の実証実験では、船長たちのノウハウから生み出されたプログラムが衝突も回避!帰港時の難関「着桟」も最新技術がサポート!私たちの暮らしを支える物流、その大きな担い手「船舶」の技術はただいま進化中!

未来が加速する!DNA解読“ナノポアシークエンサー”
放送 2024年1月28日(日)

生命の設計図・DNAの解読に技術革新を起こした「ナノポアシークエンサー」の登場!手のひらサイズの小さな機器がDNAを解読するシークエンサーとして活躍!軽くて小さい携帯性からフィールド調査や宇宙ステーションでもDNAを解読できる!さらに、従来のシークエンサーでは厄介だった「リピート配列」を直接・長く解読することで、生命科学や医学の進歩に一役買っています。未来を変える新技術に迫ります!

ヒマラヤ大冒険!“悪魔の谷”誕生のナゾに挑む
放送 2024年1月21日(日)

ヒマラヤ山脈の麓に人跡未踏の谷がある。幅わずか数mに対し、深さは400m以上!地元では「悪魔の谷」と恐れられる。世界でここにしかない不思議な谷は長年、地質学の謎の1つとされてきた。しかし、2022年、日本の地質学者と世界的な探検家による調査が実現。すると、とんでもない大発見が!なんと「悪魔の谷」の誕生の鍵を握るのはかつて存在した「もう1つのエベレスト」だったという。ヒマラヤで何が起きたのか!?

自然が愛する“六角形”!偶然?必然?
放送 2024年1月14日(日)

ようこそサイエンスSIXへ!カメの甲羅にも!植物のつくしにも!そして、宇宙にも六角形があふれている!どうして自然は六角形を選ぶのか?生物学者は「昆虫の複眼」が六角形になる遺伝子ではない必然な理由を新発見!国際共同研究チームが挑むのは「ハチの巣」実は五角形と七角形がカギだった!?そして太陽系最大の六角形はあの“第6惑星”に!気象学が迫る六角形の真理とは?「世界は六角形でできている!?」

2023年

おいしいだけじゃない!神秘の知的生命体「タコ」
放送 2023年12月24日(日)

日本人の大好きな「タコ」はおいしいだけじゃない!道具を使ったり、ものまねをしたり、瓶のフタを開けたり!と高度な知性を持つことが判明。その能力のカギを握るのは、意外にもあの“8本の腕”。なんと触覚を介して記憶力をアップさせている可能性があるという。さらに今年、タコが「レム睡眠」をするという驚きの報告が!タコの賢さのヒミツをユニークな実験と最新研究で迫りながら「知性とは何なのか?」を考えていく。

関東大震災100年 映像記録と実験で迫る 飛び火火災
放送 2023年12月17日(日)

関東大震災から100年。NHKでは、当時撮影された35mmモノクロフィルムを高精細・カラー化。よみがえった映像と火災研究者の実験から、東京を焼け野原にした要因の一つ「飛び火火災」発生のメカニズムを詳細にとらえた。一棟の火災からまき散らされた火の粉が同時多発火災を引き起こし、さらに同じ状況が各地で発生していたのだ。飛び火火災は防火技術が進歩した現代でも発生。リスクはどこにあるのか?最新研究で迫る!

ノーベル賞が未来を照らす!化学賞&物理学賞 徹底解説SP
放送 2023年12月10日(日)

「人類に最大の貢献をもたらした人々」に贈られるノーベル賞!2023年の物理学賞は「アト秒パルス光」の研究。極めて短い時間の光が照らすのは電子の動き。ついに人類は原子より小さな電子まで見ることに挑む!?化学賞は「量子ドット」の発見と合成。ナノサイズの半導体が放つ光が未来を変える!ノーベル賞が私たちにもたらすものは?量子力学の発展とともに小さな世界の真理が未来を進歩させる最新研究にも注目です!

眠らない日本を救え!“睡眠”研究最前線
放送 2023年11月26日(日)

寝不足が経済損失に!? “理想の睡眠”を追求!

理想の睡眠とは?眠気とは?日本人の睡眠時間は世界でも短く、生産性の低さや経済損失にもなっている調査結果も!寝不足の日本を救うため、最新の睡眠科学は、眠気のメカニズムを解き明かしました。脳で起きる「リン酸化」とは?「レム睡眠」が脳をリフレッシュ!?さらに、睡眠指導が健康改善につながり、メタボ対策にも!睡眠科学をリードする柳沢正史さんと最新研究から“理想の睡眠”に迫ります。今すぐ眠りたくなる!?

90%が行方不明!?海洋プラスチック汚染 最新報告
放送 2023年11月19日(日)

今、世界中の海で大問題となっている“海洋プラスチック汚染”。海の生き物の健康に深刻な影響を与えるなど、自然環境を破壊している。これまで、全世界の海に流出したプラスチックの量は、およそ2500万トン!しかし、およそ90%が行方不明だという。最新のシミュレーションから見えてきたのは、ある意外な場所にたまっている可能性。ZEROは消えたプラスチックを追う大調査に独占密着!その最新報告をお届けする。

575でカガク!宇宙一のミステリアス天体 ブラックホール
放送 2023年11月5日(日)

最先端科学と日本の文化「俳句」が融合したサイエンスZEROハイブリッド企画「575でカガク」。俳人・夏井いつきさんとMCの井上咲楽さん&浅井アナがスタジオを飛び出し、研究最前線での体験を交えつつ俳句で科学に迫る!今回のテーマはブラックホール!研究の第一人者・本間希樹さんが所長を務める岩手県奥州市水沢の国立天文台で、直径20mの電波望遠鏡、世界初のブラックホール画像、謎の「ジェット」などに迫る!

空の移動革命!“空飛ぶクルマ”開発最前線
放送 2023年10月29日(日)

ドローンの技術を発展させた“空飛ぶクルマ”。混雑する都市の新たな空の交通機関や、飛行を楽しむレジャーの乗り物として、世界各地で開発競争が加熱中!日本も東大発ベンチャー企業が開発!離島を結ぶ貨物機に挑戦する航空会社も登場。さらに、次世代バッテリー「リチウム硫黄電池」や先進技術の「パワー半導体」、安全を守る「管制」の技術開発など日本の技術が世界から注目。“空の移動革命”もう始まっています!

人類の未来を変える“ミラクル生物”線虫 驚異の能力と可能性
放送 2023年10月22日(日)

ことし、永久凍土から4万6千年ぶりに目を覚まし世界を驚かせた線虫。海や大地だけでなく砂漠や北極などでも耐えられる生命力や強い繁殖力をもつ。その多くは体長1ミリほどだが、脳に似た器官があり、記憶や判断を行う知性までもっている。そんな線虫、実はヒトの遺伝子と70%が共通しており、線虫を調べることで人間の医療や延命に役立てようとする研究が進んでいる。線虫を知れば人間がわかる!ミラクル生物・線虫に迫る。

五感のかけ算!?“クロスモーダル現象”
放送 2023年10月8日(日)

私たちの五感をだましてしまう!?不思議な“クロスモーダル現象”。井上咲楽さんも体験!ポジティブな曲を聴くと「甘く」、ネガティブな曲を聴くと「苦く」感じてビックリ!「聴覚」が脳を刺激、“過去の記憶”が「味覚」に影響を与える!「対比効果」「大きさ・重さ錯覚」を探ると、拡張する脳の能力も!日本人研究者が発見したクロスモーダルは“レモンは遅い、バニラは速い”!?人間を再発見する最新研究!

“最恐”のスズメバチ!最強のヒミツ
放送 2023年10月1日(日)

“スズメバチ”は他の昆虫を狩る最強のハンター!人間も刺されると危険な恐ろしい昆虫。秋は巣に新女王バチが誕生するため、特に被害が増える季節。その生態を科学すれば刺されない対策も!“スズメバチ”は狩りのために一日100kmも飛ぶ!そのヒミツは幼虫からもらう特別なドリンク!?あまりに強力な武器「毒針」、実は3億年にわたる大進化、子孫を残すための愛の結晶だった!?【専門家ゲスト】小野正人(玉川大学)

計算で切り開く新時代!スーパーコンピューター富岳
放送 2023年9月24日(日)

世界をリードするスパコン富岳。社会の様々な課題を解決するために開発された富岳は、災害予測や飛まつシミュレーションの実現だけでなく、これまで困難とされてきた心臓病のメカニズム解明や、創薬などにも挑んでいる。そんな富岳の最大の特徴が使いやすさ!民間利用を促し、産業界などあらゆる分野の国際競争力を高めようとしている。一方、いまAIなど激動の時代に突入。日本のスパコンはどう立ち向かうのか?開発者に迫る!

「期待の次世代エネルギー!“藻類オイル”最前線」
放送 2023年9月10日(日)

温暖化対策の切り札に!? 微細藻類を解き明かす

肉眼では見えない小さな生き物「微細藻類」。実は微細藻類は「細胞内でオイルを作る」という性質を持ち、種類によっては石油そっくりのオイルを生み出している。この「藻類バイオ燃料」が実用化されれば、脱炭素社会の実現に向け大きく前進すると期待が寄せられている。しかし、小さな藻類からいかに効率よく大量のオイルを得るかが大きな課題。微細藻類のメカニズムを解明し、バイオ燃料の実用化を目指す研究者たちの挑戦に迫る。

「究極の謎!?“動物の睡眠”徹底解明SP
放送 2023年9月3日(日)

生き物はなぜ眠るのか?実は睡眠は科学的に解明されていないことが多く、その行動はいまだ謎に包まれている!これまで、睡眠の主な役割は「脳を休める」という説が主流だったが、近年、クラゲやヒドラといった脳を持たない生物までもが眠っていることが明らかになって来た!こうした生物を分析すると睡眠と「食事」「老廃物の除去」などとの関係も見えてきた。睡眠が持つ様々な役割をひも解くとともに、生物の進化の過程にも迫る。

「地球から月まで!“土木技術”最前線」
放送 2023年8月27日(日)

ブルドーザー、ショベルカー・・・みんなに人気の「重機」が大進化中!初心者の井上咲楽さんがICT搭載の油圧ショベルを体験、その日に熟練の技ができる“マシンコントロール”!世界最先端の“自律化・無人化”した重機が活躍する「地下工事」や「成瀬ダム」。さらに月面基地の建設に必要なトラブル解決策からロケットで運べる小さな重機の開発まで。地球から月まで活躍の場を広げる“土木技術”の最前線です。

「ナノサイズの粒子が世界を変える!“プラズモン共鳴”」
放送 2023年8月13日(日)

「ナノ粒子」が入った水に光を当てるだけで色が変わる不思議な化学現象“プラズモン共鳴”ナノの世界では「光の波長」を引き算したり、「光のエネルギー」を足し算したり、不思議な現象が起きています。新たな化学の扉を開くと注目される“プラズモン共鳴”を使うと、光だけで水素を生み出す大発見が発表されました。地球が抱える環境問題やエネルギー問題の解決に役立つ可能性があるナノ世界の“プラズモン共鳴”は必見です!

「潜入!科学警察研究所“科学捜査”で事件を解決せよ」
放送 2023年8月6日(日)

事件・事故を科学の力で解決する「科学捜査」へ潜入!困難な鑑定や研究開発を行う「科学警察研究所」、通称「科警研」では、重なった「指紋」を見分ける宇宙からの観測技術を応用した装置や、防犯カメラに写った容疑者と特定する「三次元モデル」を使った捜査専用のシステムまで開発しています。さらにえん罪を起こさせない“中立の目”とは?科学の力が私たちの暮らしの安全を守る“科学捜査” の最前線!

「謎の回遊魚!ウナギのミステリーツアー」
放送 2023年7月30日(日)

川や湖でくらす「ウナギ」は、実は海を旅する回遊魚だった!?産卵のために、生まれたマリアナ海嶺を目指す3000キロの旅路を大追跡!発信器をつけたウナギを調査船で追いかけた回遊データから“太陽の軌道”をコンパス代わりにしている驚異の能力が見えてきた!さらに昼は水深800mの深海、夜は水深200mと謎の凸凹泳ぎは、親になるための成熟のメカニズムの秘密が隠されていた!驚きのウナギの生態に迫ります。

「なぜクジラたちは漂着する?ストランディングがひも解く海の世界
放送 2023年7月9日(日)

クジラやイルカなど海の生き物が河川に迷い込んだり、陸に打ちあがったりするストランディング。その現場に駆けつけ、死んでしまった生物と向き合う研究者たちがいる。漂着固体を通して、クジラたちの謎に満ちた生態に迫り、時にはそこから新種が見つかることも!さらに、漂着生物に蓄積する有害な化学物質を分析し、海洋汚染の実態を把握する研究も。知られざる海の世界を私たちに教えてくれる、ストランディング研究の最前線。

「跳躍的進化のカギ!?生物の“盗み”戦略」
放送 2023年7月2日(日)

藻から葉緑体を盗んで光合成する動物。そしてウミホタルから発光タンパク質を盗んで光る魚。このような“盗み”が、生物の進化や不思議な生態に深く関わっていることが最新研究で明らかになってきた。ほ乳類の祖先も大昔にウイルスから獲得した遺伝子をもとに、胎盤など重要な機能を形成したという。“盗み”という視点でみると、生物観が変わるだけでなく、暮らしに役立つヒントが得られるかも!?驚きの盗みの手口が続々登場!

「“線状降水帯”の予測最前線 豪雨激甚化時代に命を守れ!」
放送 2023年6月18日(日)

毎年、甚大な被害をもたらす「線状降水帯」。その発生を予測し、避難を呼びかける試みが去年始まった。ところが、見逃し率は7割と、予測の難しさが浮き彫りに。実は、線状降水帯は複雑な現象で、その発生メカニズムさえもよく分かっていない。そこで、あらゆる角度から予測の精度向上を目指す研究が始まっている。東シナ海での観測からは、線状降水帯の発生のカギとなる驚くべき現象も捉えられた。命を守るための最新研究に迫る。

「“ChatGPT”徹底解剖!AIと歩む未来を探る」
放送 2023年6月11日(日)

世界中で利用者が激増中の対話型AI「ChatGPT」。質問にまるで人間のように答えたり、小説やプログラミングも書いたりできるAIはどんな仕組みなのか?文脈を予測できる「注意機構」から、ChatGPTを賢く変える「呪文」まで、活気づくAI研究の最前線から、話題のChatGPTを徹底解剖!AI研究が加速することで、私たち人間の知能も解明されようとしています。AIと歩む未来の姿を探ります。

「認知症の転換点(2) アルツハイマー病は“脳血管障害”!?」
放送 2023年6月4日(日)

アルツハイマー病は脳の神経障害によって認知機能が低下する病気だが、この病気を“脳血管障害”ととらえる研究がいま注目されている。認知機能が低下した患者の脳を解析すると、血流の悪くなった血管が数多く見つかる。またアルツハイマー病の原因物質・アミロイドβが脳血管にたまることも明らかに。脳血管に超音波をあててアルツハイマー病を治療しようという最新研究も紹介!アルツハイマー病と脳血管の密接な関係に迫る。

「認知症の転換点(1) “新薬”がアルツハイマー病の常識を変える!?」
放送 2023年5月28日(日)

認知症を遅らせる薬とは? 研究の最前線に迫る

アルツハイマー病の新しい薬「レカネマブ」が昨年、アメリカで迅速承認された。日本でも承認申請され、国の審査が行われている。この薬が画期的なのは、原因物質「アミロイドβ」に直接働きかけること。症状の進行を遅らせることができると期待されている。開発に至るまでの“研究者の闘い”と“患者の協力”とは?治療のカギとなる早期診断の技術開発も紹介。認知症700万人時代を前に、大転換点を迎えた研究の最前線に迫る。

「地球外生命の痕跡か!?火星サンプルリターンに挑め!」
放送 2023年5月14日(日)

生命を探し求めて火星で活動を続けるNASAの探査車「パーシビアランス」。かつて湖があった場所で、岩を覆う“謎の紫色の物質”を発見!生命に関わる物質の可能性があると大注目されている。そして、生命を考える上で重要なのが火星の“水の歴史”を知ること。水がどのくらいの間、豊富に存在したのか。日本の火星衛星探査計画「MMX」でその手がかりを得ようというチャレンジングな研究も紹介。火星探査の最前線に迫る。

「本気でぶつかれ!小学生ロボコン 全国大会」
放送 2023年5月7日(日)

全国の小学生たちが知恵と技術を競い合う「第4回小学生ロボコン」。これまで新型コロナの影響でオンライン開催だったが、今年はじめて全国大会がリアルで開催された。ルールは、競技エリアに設置された小さな的に玉を入れること。遠くから狙ったり、ルールの裏側をついたり、参加者たちはロボに工夫を施し競技に挑む。予選含めると参加者およそ千人、果たして栄冠を勝ち取るのは?小学生の発想力と大会にかける思いに迫る。

「進化と生命の不思議に迫る!生き物たちの華麗なる“逃げ技”」
放送 2023年4月23日(日)

生き物は天敵から逃げることで命をつないできた。いま、想像を超える衝撃の逃げ技が次々発見されている。食べられてもなお天敵のエラから逃げ出すウナギの稚魚。カエルに飲み込まれても、消化管を泳ぎお尻から脱出する昆虫も。不利と思われていた行動「ヘビににらまれたカエル」にも奥深い生存戦略が。さらに、究極の逃げ技!?「死んだふり」から生命活動の根幹も見えてきた。「捕食回避行動」を通して生き物の本質や進化に迫る。

「常識を超える驚異の生き物!ホヤが解き明かすヒトの謎」
放送 2023年4月16日(日)

海の珍味・ホヤが、人間の謎を次々と解き明かしている。ヒトとホヤは、実は進化的に近縁で、共通の仕組みをたくさん持ち、ホヤから医療につながる発見が蓄積されている。人類に多大な貢献をしてきたのだ。科学者たちは、“複雑な人体の謎を、ホヤがシンプルに解いてくれる”と評する。ホヤの驚異の再生能力や、ホヤから見つかる薬につながるような未知の物質にも注目。ホヤは常識を超えている!ホヤの魅力をたっぷり味わい尽くす。

「木星の“月”で生命を探せ!史上最大級の探査機打ち上げ直前SP」
放送 2023年4月9日(日)

木星の“月”を目指して、今年4月に探査機「JUICE(ジュース)」が打ち上げられる。木星の月の地下には「海」があることが分かり、太陽系の中で最も地球外生命が存在する可能性の高い場所とされる。JUICEは23か国、2000人以上が関わるという史上最大級の探査計画で、11個の観測機器を搭載。地下海の詳細な観測や生命の指標となる物質を探す。「地球外生命発見の“前夜”」という研究者たちの興奮を伝える。

「番組20周年!科学を一挙振り返りSP」
放送 2023年3月26日(日)

“ゼロから分かりやすく科学を伝えたい”と2003年に始まった「サイエンスZERO」がまもなく放送20年を迎える。放送回数は787回、あらゆる分野の最新研究をディープに伝えてきた。今回は1時間のスペシャル番組!ヒトゲノム解読、コンピューター、地震・災害、宇宙など、さまざまなテーマで科学の20年を振り返る。特別企画では、歴代ナビゲーターが記憶に残る番組を語る!科学の歩みを振り返り、未来をみつめます。

「限界を超えてゆけ!“ダイヤモンド半導体”開発最前線」
放送 2023年3月19日(日)

電気自動車や空飛ぶクルマなどの登場により、大電力の制御ができる「次世代型の半導体」の開発に注目が!“究極”の半導体として大きな期待が集まるのが「ダイヤモンド半導体」。かたい結合が特徴のダイヤモンドは、大電力に強く、理論的には従来のシリコンの半導体の5万倍の性能を実現できるという。実現には高い壁があったが、地道な努力と意外な出会いによって、開発は大きく前進。実用化に向けた開発の舞台裏と情熱に迫る。

「人類の未来を救え!ここまで来た核融合発電
放送 2023年3月5日(日)

太陽がエネルギーを生み出す“核融合反応”を人工的に作り出す核融合発電。去年12月、アメリカの研究所が、投入エネルギーを上回るエネルギーを取り出すことに初めて成功。一方、フランスでは、日本も参加する巨大な核融合実験炉「ITER(イーター)」の建設が進む。実現はいつ?安全性は?青森で開発中の核融合発電に不可欠な装置にも注目。人類の英知を結集させてエネルギー問題解決に挑もうとする巨大プロジェクトに迫る。

「はやぶさ2最新報告 リュウグウからのメッセージ
放送 2023年2月26日(日)

「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星リュウグウの分析結果が続々と発表されている。番組は、分析が始まった直後から独占密着!その目的は、「地球生命に必要な“水”や“有機物”がどこからきたのか」という謎に迫ること。試料を様々な角度から分析すると、「水が作った不思議な鉱物」や「大量の有機物」など大発見が!分析ドキュメントで現場の興奮を伝えるとともに、分析からみえる小惑星をめぐる壮大な物語に思いをはせる。

「ウクライナと福島 科学者たちの闘い
放送 2023年2月19日(日)

ロシアによるウクライナ侵攻から1年。福島大学で、放射性物質のリスクを専門にするウクライナと日本の研究者たちが“科学の力”で何ができるのか模索している。ともに史上最悪レベルの原発事故を経験したことから10年程前から共同研究を行ってきた“絆”。原発が戦争の攻撃の対象になる中、事故に備えた放射性物質の拡散予測の実施や、森林火災の規模を迅速に把握するための解析方法の開発に取り組む。科学者たちの闘いを追う。

「樹木が生んだ魅惑の素材!進化するセルロースナノファイバー」
放送 2023年2月12日(日)

樹木から取り出したナノサイズの新素材「セルロースナノファイバー」を特集。セルロースは全ての植物に含まれる無尽蔵の天然資源で、プラスチックに置き換わる次世代の素材として期待される。新たに開発されたのは、セルロースナノファイバーで作る透明な“紙”。軽くて変形可能、いらなくなれば土に返る!今までにない新発想の半導体やセンサーを生み出そうという研究も!樹木に魅せられた研究者が開発への熱い思いを語り尽くす。

「生命の法則を利用する!DNAコンピューターがひらく未来」
放送 2023年1月22日(日)

DNAを使って情報処理をする「DNAコンピューター」が、急速に進化している。遺伝情報を持つDNAは、4種類の塩基「A・T・G・C」の組み合わせで出来ているが、これを利用することで調べ物をしたり、物質を操作するなどのプログラムが作れるという。がんの早期診断へ応用が期待されるもの、プログラム通りに分裂する人工細胞のようなものまで登場!生命システムを利用して未来の医療を大きく変えようとする挑戦に迫る。

「もはやSFではない! “人工冬眠”研究最前線」
放送 2023年1月15日(日)

人間も冬眠する日がやってくる!?

SFでおなじみ「人工冬眠」が現実のものに!?冬眠は、極限環境を超省エネモードで生き抜く生存術。冬眠を人間に応用できれば、救急医療や宇宙進出に欠かせない技術になると期待されている。2020年、本来冬眠しないマウスを“冬眠に似た状態”に誘導することに成功したという驚きの研究が発表。さらに人類はかつて冬眠していた可能性も!飲まず食わずでも臓器や筋肉が衰えない冬眠パワーを寝たきり予防に生かす研究も紹介。

2022年

「“脈動オーロラ”に挑む大観測! 宇宙の脅威“キラー電子”に迫れ」
放送 2022年12月25日(日)

同じ場所で光ったり消えたりを繰り返す「脈動オーロラ」。この現象が出現するとき、「キラー電子」と呼ばれる高エネルギー電子が地球に降り注ぐという。キラー電子は、人工衛星の故障の原因となることで知られるが、“なぜ発生するのか?”は長年の謎だった。人工衛星が、私たちの暮らしに不可欠なインフラとなる中、宇宙の安定利用に貢献する研究が進む。キラー電子に迫るため、脈動オーロラにロケットを打ち込む観測に密着する。

「イチからわかる!ノーベル賞 量子もつれ&クリックケミストリー&人類進化」
放送 2022年12月11日(日)

ノーベル賞を徹底解説!読み解くキーワードは“発想の転換”と“斬新な手段”。物理学賞は、アインシュタインも懐疑的だった「量子もつれ」というまか不思議な現象を実験で証明した研究。化学賞は斬新な有機合成技術「クリックケミストリー」に。生理学・医学賞は、絶滅したネアンデルタール人のDNAを解析するという、不可能に挑戦した研究に。難解な研究も、受賞者にゆかりのある専門家の解説や、模型やCGでイチからわかる!

「睡眠・持久力・肥満まで!腸内細菌がもたらす驚異のパワー」
放送 2022年12月4日(日)

腸内細菌と私たちの深すぎる関係に迫る。腸内細菌が、睡眠・筋力・太りやすさにまで影響を与えていた!?持久力や長寿との関連が示唆される菌も!キーワードは腸内細菌が生み出す物質。酪酸やプロピオン酸などの代謝物が、血管などを介して全身に影響をもたらすことが明らかになってきた。多様な腸内細菌を育むコツも大紹介。腸内に共生する1000種類100兆の細菌と、私たちはどうつきあっていけばいいのか考える!

「“ほこり”が天気を変える!? 575でカガク!〜エアロゾル〜」
放送 2022年11月27日(日)

大気中を舞う“ほこり”とも言うべき微小な粒子「エアロゾル」。“雲の芯”として雲の発生には欠かせない存在で、「砂」「海の塩」「花粉」などさまざまな種類がある。エアロゾルの種類や量が、天気や雨・雪の降り方に影響を与えることが明らかになり、激甚化する気象災害の予測に役立てようという研究も始まっている。気象庁気象研究所に俳人・夏井いつきさんとともに潜入し、俳句の力でエアロゾルの知られざる正体を深掘りする!

「単細胞の“知性”に迫る 謎多き粘菌の世界
放送 2022年11月13日(日)

人類誕生のはるか昔から地球で暮らす“粘菌”。たった一つの細胞で生きる単細胞生物で、脳も神経もないが、高度な情報処理能力を持つことが明らかに!その情報処理のアルゴリズムを解明し、“知性”の根源に迫ろうという研究が。さらに、粘菌の情報処理能力を生かした新型のコンピューターも紹介。生命進化の謎に迫る最新研究も。単細胞のカラダに秘められた、まか不思議な粘菌パワーを徹底解剖する。粘菌の美しい姿もたっぷりと!

「人類の“宇宙観”を変える!ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡
放送 2022年11月6日(日)

驚くほど高精細な天体の姿を届ける「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」。今、世界中の天文学者が寝る間を惜しんで、望遠鏡からのデータをもとに「最遠方銀河」探しに挑んでいる。従来の望遠鏡では見ることができなかった“遠くの宇宙”、つまり“宇宙誕生からまもない姿”を捉えられるという。さらに「系外惑星」の大気の成分から“地球外生命”の兆候も突き止めることも可能!?天文学に革命を起こすといわれる望遠鏡を徹底解剖!

「極限環境で“生きる”に挑む 微生物たちのサバイバル
放送 2022年10月23日(日)

海底下の深く、栄養がほとんどない環境でなんと“1億年以上も生き続ける微生物”が発見された。さらに、超高温、超高圧、超酸性など、想像以上に過酷な“極限環境”で生きる微生物が次々と発見され、注目を浴びている。なぜそんな過酷な環境で生存できるのか。謎をひもとくと見えてきたのは、太古から繰り広げられてきた微生物たちの“サバイバルレース”。極限環境に生きる微生物から「生命とは何か?」という究極の問いに迫る。

「極小マシンがあなたを救う!?薬を届けるナノマシン最前線
放送 2022年10月16日(日)

未来の医療を変えると期待される「ナノマシン」に迫る。高分子を駆使して作るナノサイズの“乗り物”に、薬や遺伝子を搭載し、体内の目的の場所に届ける技術だ。抗がん剤を搭載して副作用の少ない治療を目指す研究や、薬の到達が最も難しいとされる脳に薬を届ける研究。高分子を巧みに操り、あらゆる機能を加え、マシンを設計する研究者の思いとは?見えてきたのは、体を守る分厚い関門や人体の複雑なメカニズムだった。

「ウイルスでがんをやっつけろ!最新治療の新戦略」
放送 2022年10月9日(日)

去年、ウイルスを使った悪性脳腫瘍に対する「がん治療薬」が承認された。重い脳腫瘍患者対象の治験で、従来の標準治療で15%だった1年生存率が84.2%に上昇。カギはウイルスの「増殖力」。遺伝子組み換え技術で、ウイルスをがん細胞でだけ増殖、がんを破壊させることを可能にした。さまざまな固形がんに応用する臨床試験も開始、転移したがんへの効果も期待される。私たちの“敵”のウイルスでがんを治療する新戦略に迫る。

「恐ろしくも華麗な“蚊” 秘められたチカラを解明せよ!」
放送 2022年9月25日(日)

「蚊」はマラリアやデング熱などの感染症を媒介し、年間72万人以上もの命を奪う。対抗するため、世界ではあらゆる角度から蚊の生態の研究が行われてきた。すると、蚊は驚くべき感度で人を認識し、特殊な針で気づかれないように血を奪うなど超ハイテク能力を持つことが明らかに。今、こうした蚊の特徴をいかした確実な“蚊よけ”の開発や暮らしに役立つ技術への応用研究が始まっている。“人類最強の敵”である蚊を見つめ直す。

「曇っていても発電できる! 夢の次世代型太陽電池」
放送 2022年9月18日(日)

エネルギー問題を解決する方法として注目される「太陽光発電」。しかし、従来の太陽電池は天気によって発電効率が落ちるという弱点が。そこで今、「次世代型太陽電池」の開発に世界が注力している。その注目株が「ペロブスカイト太陽電池」。室内の弱い光でも発電が可能で、軽くて作るのも簡単!世界中で実用化に向けた開発競争が激化しているが、実は日本の研究者が生み出した技術だった。開発秘話とその可能性に迫る。

「免疫でがんに挑め 最新報告!CAR-T細胞療法」
放送 2022年9月11日(日)

人類の強敵「がん」に免疫を利用して挑む免疫療法。中でも「CAR-T細胞療法」は、一部の血液がんで7~9割が寛解、再発転移の予防にも効果がみられるという。免疫細胞「T細胞」を遺伝子操作することで、強力にがんを見つけ出し消滅させるという方法だが、臓器のがんには効きにくいという弱点も。その理由に迫ると、がんと闘う驚くべき体の仕組みが見えてきた。「がん治療の選択肢を増やしたい」と奮闘する研究者に迫る。

「地球を陰で支配する!?キノコの知られざる世界」
放送 2022年8月28日(日)

小さくてカワイイ森のマスコットの「キノコ」が、実はとんでもないパワーを持つことが最近の研究で明らかに。あの手この手で周りの生き物を巧みに操るだけでなく、天気にまで影響を与えている!?さらに、地球史の中でも重要な役割を果たし、今存在する“森の風景”はなんとキノコのおかげだった!貴重な映像で知られざるキノコの生態をたっぷりご紹介。キノコ研究の最前線から見えてきた、驚きと魅惑のキノコワールドに迫る。

「生き物のからだが溶ける!?“海洋酸性化”の脅威」
放送 2022年8月14日(日)

大気中に増えすぎた二酸化炭素が海に溶け込むことで起きる“海洋酸性化”。北極海での最新調査で、小さなプランクトンが「溶ける」という異変が起きていることが明らかに。このまま酸性化が進めば、海の生態系が多様性を失うだけでなく、今世紀末には漁獲量が最悪20%減少するという予測も。影響を受けると懸念されるのは貝や魚など身近な海産物。対策として注目されるのは「ブルーカーボン」。海洋酸性化の脅威と解決策に迫る。

「“毒”変じて薬となる 生物毒のパワーに迫る」
放送 2022年8月7日(日)

敵から身を守るため、あるいは獲物を捕らえるため、地球上には「毒」を使う動物が20万種以上存在する。今、この毒を暮らしに役立てるための研究が世界各地で進行中。生物毒の大きな特徴は、標的となる分子にピンポイントで作用したり、毒の作用がターゲットとなる生物によって異なるという“特異性”。これを利用し副作用が少ない薬や害虫のみを攻撃する農薬を開発しようというのだ。研究者が「宝の山」という毒の可能性に迫る。

「探検!宇宙科学研究所♯2 “月着陸機”打ち上げ直前SP」
放送 2022年7月24日(日)

JAXA宇宙科学研究所を井上咲楽さんと探検するスペシャル第2弾。今年度打ち上げ予定の月着陸機「SLIM」に密着!難易度の高い月着陸を“ピンポイント”で行う驚きの技術とは?着陸後に分離される2つの小型ロボットには“おもちゃ”の技術などユニークなアイデアが満載!さらに「はやぶさ2」など大プロジェクトのメンバーが一堂に会した座談会も。宇宙を目指したきっかけや宇宙への思いなど、ふだんは聞けない本音に迫る。

「探検!宇宙科学研究所♯1 はやぶさ2の舞台裏に潜入SP」
放送 2022年7月17日(日)

JAXA宇宙科学研究所を井上咲楽さんと探検するスペシャル回。小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った“リュウグウの砂”が保管されるクリーンルームに潜入。アミノ酸発見など大成果を支える作業の瞬間を目撃!特別に入室が許可された管制室で、旅を続ける「はやぶさ2」からの信号を受信!地球を救うための次なるミッションとは?数十億キロの旅を支えたイオンエンジンの驚きの推進力に仰天!偉業の舞台裏の努力と情熱に迫る。

「イモリの超再生力 意外すぎる仕組み&医療に生かせる!?」
放送 2022年6月26日(日)

イモリは、「あし」や「目」だけでなく、「心臓」や「脳」まで自力で再生できてしまう驚異の能力の持ち主。その秘密が「赤血球」で見つかった!赤血球と言えば、酸素を運ぶだけだと思っていたら、傷口付近の細胞に対して「時間を巻き戻す」ような効果を与え、再び体を作り直している可能性が浮かび上がってきた。詳しい仕組みが解明できれば、人間の再生医療への応用の可能性も!ゲノム解読の成果も含め最新情報をお伝えする。

「“宇宙のゴミ”スペースデブリに挑め」
放送 2022年6月19日(日)

近年、宇宙開発の大問題となっている「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」。運用後の衛星やロケットの一部、それらが爆発するなどしてできた破片だ。地球の周りには1ミリ以上のデブリが1億個以上あるとされ、運用中の人工衛星に衝突するなど深刻な事故も発生している。いま世界では、デブリの除去に向けた技術が続々登場、日本でも未来を見据えた挑戦が進行中だ。持続的な宇宙開発に欠かせない“宇宙のゴミ掃除”の最前線に迫る。

「軽石漂着の謎に迫れ 最新報告!海底火山“福徳岡ノ場”」
放送 2022年6月12日(日)

昨年、沖縄などに大量の軽石漂着をもたらした小笠原の海底火山「福徳岡ノ場」の大規模噴火。過去100年で国内最大規模となった噴火がどのようにして起きたのか。噴火の真相に迫るための調査航海に密着。マグマを知る手がかりとなるかもしれない「黒曜石」を発見!一方、漂着した軽石の分析から爆発的な噴火の原因が見えてきた。さらに、軽石が海の生態系の多様性を保つために大きな役割を果たしてきたという意外な研究もご紹介。

「目指せIT起業家!全国高専ディープラーニングコンテスト
放送 2022年5月29日(日)

モノ作りが大得意な高専生が、AIの技術「ディープラーニング」を駆使して新しいビジネスアイデアを生み出す「全国高専ディープラーニングコンテスト」。世界的な投資家たちが、ビジネスの価値を“お金”で評価するユニークな大会だ。高専生たちが考え出したのは、農業の過酷な労働環境や認知症問題など、日本が抱えるさまざまな「お困りごと」を解決する驚きのアイデア。優勝をつかむのはどのチーム?熱戦の行方を追う。

「地球を冷やす?あの病気にも!?土の実力発掘SP」
放送 2022年5月22日(日)

足元に広がる「土」の魅力を徹底追求。人類は土なしには生きていけない。一粒の土の中には複雑な構造と微生物の生態系が広がっていて、しかもそのほとんどの働きを解明できていないという。無限の可能性を秘めたフロンティア領域だということが明らかになり、地球温暖化解決のヒントや、病気の治療薬になりうる候補も見えてきた。限られた資源である土を、岩石から作ろうという「人工土壌」研究の最前線にも迫る。

「ロボット作りは“学び”の宝庫!小学生ロボコン2022」
放送 2022年5月8日(日)

今年3月に開催された第3回小学生ロボコン全国大会。競技テーマは「月面に建設中のホテルにロボットが資材を届ける」という、未来の宇宙開発を想定したものだ。使える材料はモーターとスイッチの他はストロー、輪ゴム、段ボールなど身近なものだけだが、小学生たちは柔らか頭を武器に課題に挑戦。ロボットクリエイターも驚く独創的な機構を作り出した。ものづくりを通して成長する小さなエンジニアたちの奮闘に密着する。

「感情の科学 “体”とつながる心の世界」
放送 2022年5月1日(日)

怒り、悲しみ、喜びなどの感情はどのように生まれるのか?脳の研究から感情と「体」の密接な関係が見えてきた。心拍が速くなる、血圧が上昇するなど体内の状態が変化することが感情の生成に不可欠だという。さらに体内の状態を認識する力には個人差があり、このことが他人の感情への“共感性”を左右したり、慢性痛や過敏性腸症候群など一見感情と無関係に思える体の不調にも関わるという研究結果も。体と心の深いつながりに迫る。

「サルもコアラもカメムシも! アニマル腸内細菌の“超”能力SP」
放送 2022年4月24日(日)

コアラにカメムシ、ニホンザルにゴリラ!動物たちの「腸内細菌」を大特集!「おなかの調子を整える」なんてレベルじゃない!生きものの驚きの能力が、実は腸内細菌のパワーによるものだったことが次々明らかに!生死まで左右する腸内細菌。ライチョウなどの絶滅危惧種を救う壮大な取り組みや、新発想の害虫対策も。野生動物の腸内細菌研究の第一人者とともに、動物の「うんち」の奥深い世界をお伝えする。

「インターネットと脳 見えてきた依存のメカニズム」
放送 2022年4月10日(日)

暮らしに欠かせないインターネット。しかし若い世代を中心に過剰利用をコントロールできない「依存」が急増中。脳科学の研究からネットゲームのやりすぎで幸福感を感じる脳の機能が低下したり、ネットの利用時間が多い子どもは脳の成長が抑制されることも明らかに。適度な距離を保ちながらネットを利用するための「今すぐできる対策」も紹介。スペシャルナビゲーター藤本美貴さんとともにリスクを知り、どう向き合うべきかを探る。

「未来を変える新素材!分解する“夢のプラスチック”」
放送 2022年4月3日(日)

東大が開発。プラスチックの分解を自由自在にコントロール!丈夫なプラスチックを一気に分解させる“夢のスイッチ”が誕生▽がん治療に革命?直接患部にあてて薬を届け、役目が終われば体内で分解される新しい医療用プラ。手のしびれも解消期待▽やっかいものの二酸化炭素がプラスチックの原料に!微生物の力でCO2から直接プラスチックを作り、石油資源を節約▽子どもたちにも見てほしい、SDGs時代のエコプラ研究に迫る。

「驚き生物&超絶スケール!科学者すごいぜSP」
放送 2022年3月27日(日)

最先端のワクワクする研究の背景には、科学者の驚くほどの好奇心や情熱がある!とっておきのシーンをギュッと凝縮してお届けする年に1度の特別編。「生き物」に「スケール」、研究者が描き出す「未来」という3テーマに沿って、研究の面白さとともに「科学者のすごさ」を深掘り!鳥の言葉、魚の知能から宇宙誕生の秘密、火星探査、昆虫食まで!科学の魅力をたっぷりお伝えします。番組最後には小島瑠璃子さんからのメッセージも!

シリーズ原発事故 (22)「廃炉の現実 未来につなぐ思い」
放送 2022年3月20日(日)

2011年、世界最悪レベルの事故を起こした福島第一原発。11年経った今も廃炉に向けた作業が日々続けられている。核燃料デブリの取り出しや汚染水の処理をどう進めるか。放射性物質は自然環境や生きものに影響を与えるのか。多くの研究者や技術者がそれぞれの最前線で模索を続けている。一方で番組が行ったアンケートでは人々の廃炉への関心の低下も浮き彫りに。次世代まで確実に続く廃炉の現状やこの先の課題について考える。

「超難解?でも大丈夫!量子コンピューター徹底解説2022
放送 2022年3月6日(日)

「量子」の力を使い、スーパーコンピューターをしのぐ可能性もある次世代計算機の最新情報。けた違いの性能により、現在の暗号をたちどころに解読したり、新薬の開発を加速させたりする能力が期待される一方で、その原理を理解するのは超難解!量子って何?開発の壁は何?主要な技術の一つ「超伝導量子ビット」の開発者や、「光」を利用する新型マシンを開発した日本の研究者ととともに今知るべきことを深掘してお伝えする。

「“知られざる国民病”天気痛の正体に迫る!
放送 2022年2月27日(日)

天気の影響で体調が悪くなる「天気痛」。日本で1000万人以上いると推定されているほど身近な現象だが、そのメカニズムは長年謎に包まれていた。この謎に挑んだのが日本の医師と気象予報士らの異色のタッグ。膨大な気象データと患者の症状の分析から、天気痛を引き起こす意外な原因を突き止めた。春先の天気は要注意ということも明らかに!さらに、天気痛になりやすいのは体のある部分が敏感な人であることも。その対処法とは?

「人類が絶滅の危機!?“中性化”と生殖の未来
放送 2022年2月13日(日)

体や心の性差が縮まる「中性化」に最新科学で迫る。中性化の原因とされるのは男性らしい体や脳の形成に関わる性ホルモン・テストステロンの分泌の変化。先進国では、男性では分泌が減少、女性では増加している実態が見えてきた。中性化が進行した未来を見据えて、男と女によらない「新たな生殖の仕組み」を作り出そうという研究も始まっている。スペシャルナビゲーターの井上咲楽さんと「中性化」という人類の大課題を考える。

「もうムシできない!“昆虫食”が世界を救う
放送 2022年2月6日(日)

話題の「昆虫食」にまさかこんなパワーがあったとは!地球の食糧不足・貧困・環境問題を解決する切り札として「昆虫食」が大注目。多様な方法で「貧栄養のエサ」から「良質のたんぱく質を作り出す」昆虫の驚きの能力や、飼育による環境負荷が小さい「地球にやさしい食糧源」としての可能性も見えてきた。ゲノム編集によってアレルギー対応の昆虫を目指す現場や、養殖の飼料としても活用する試みも。魅惑の昆虫食の世界にようこそ!

「月が教えてくれる!? 地球と生命“共進化”の謎
放送 2022年1月23日(日)

月のクレーターで地球の生命進化に新シナリオを加える大発見が!今から8億年前に、これまで知られていなかった巨大隕石がシャワーのように降り注ぎ、それが進化を急速に押し進めたという可能性が浮かび上がってきた。この時期は、地球で生命の必須物質「リン」が急増し、「多細胞動物」が大進化を遂げた時期とぴたりと符合するという。地球と、生命と、宇宙からの隕石とが織りなす“共進化”の最新シナリオを専門家と語りつくす。

「ナノの動きを活写! 生命を見つめる新・顕微鏡」
放送 2022年1月16日(日)

世界が驚く「新しい顕微鏡」が日本で発明されていた!ナノスケールで生きたサンプルの動きを捉える常識破りの性能を誇る「高速原子間力顕微鏡」。「歩くたんぱく質」や「ゲノム編集の瞬間」など、CGでしか見たことのない「生命の微細な営み」を鮮やかに映し出す。インフルエンザなどのウイルス研究でも大活躍。「動くたんぱく質を見たい!」という執念の開発秘話やこの顕微鏡が広げる医療の可能性に迫る。世界初映像続々!

2021年以前

「意外と身近な研究だらけ! ノーベル医学・生理学賞&化学賞まるわかりSP」
放送 2021年12月19日(日)

今年のノーベル賞は私たちの生活に関わる身近な基礎研究が受賞。医学・生理学賞は温度と触覚という「人体の感覚」のメカニズムを解明した研究に。受賞者と実験を行った研究者が大発見の秘話を明かす。一方、化学賞は薬などを作るときに欠かせない「触媒」の開発に贈られた。受賞者の一人は北海道大学にも所属する日本と縁が深い人物。安全で環境にも優しいという触媒がどのように誕生したのか、驚きの裏話を直弟子の研究者が語る。

「祝!ノーベル賞 真鍋淑郎さん 物理学賞の神髄に迫る!」
放送 2021年12月12日(日)

温暖化の予測に不可欠な「気候シミュレーション」。スパコンを駆使して地球環境を丸ごとコンピューター上に再現させる、という研究分野を切り拓き、発展させてきた真鍋さん。50年以上前にまだ非力だった計算機で、不可能とも思える研究にどう挑んだのか?貴重な映像やインタビューから迫る。さらに、同時受賞した二人の研究とともに、今年のノーベル物理学賞のテーマ「複雑系の理解への画期的な貢献」の意味を深掘りする。

「鳥の言葉を証明せよ!“動物言語学”の幕開け」
放送 2021年12月5日(日)

動物は言葉を操っているのか?長年解明しきれなかった謎に、ついに終止符が!鳥のシジュウカラが人間のように「単語」や「文章」を操り、会話をしていることが明らかになったのだ。これを世界で初めて証明したのが、軽井沢で16年におよぶ研究を続けてきた鈴木俊貴博士。きっかけを伺うと、なんとルー大柴さんが操る「ルー語」のおかげ、という驚きの事実が判明!見えてきた動物の言葉の世界と、研究の舞台裏をたっぷり紹介!

「脱炭素のトップランナー “二酸化炭素回収技術”大集合」
放送 2021年11月28日(日)

温暖化対策の切り札として期待される「二酸化炭素の回収技術」を大特集。排出される二酸化炭素を地下深くに閉じ込めたり、コンクリートにして固めたり、さらには特殊な膜で集める方法や微生物を使って捕まえる方法まで!今、日本で、そして世界で、回収技術の開発競争が過熱している。脱炭素技術の最先端を、日本のトップ研究機関が集うプロジェクトの研究者たち、そして、二酸化炭素問題に挑む若き発明家とともに迫る。

「暮らしの未来を守る!ミュオグラフィ&培養肉」
放送 2021年11月7日(日)

家畜の細胞を増やして作る「培養肉」の製造にブレークスルーが!これまではミンチ肉しか作れなかったが、筋線維の向きを揃え、“血管”にあたる栄養の通り道までを作る新技術で、分厚いステーキ肉を作れる可能性が一気に見えてきた。また地震動予測や、道路の陥没事故などを事前に察知する地下探査技術にも革命が!素粒子“ミューオン”を使って、高精細&広範囲の地下透視が可能に。未来の暮らしを変える2つの最新技術に迫る。

「575でカガク!〜重力波〜」
放送 2021年10月31日(日)

超難解な科学をテーマに「とっておきの一句」を詠む特別企画!テーマは「重力波」。超新星爆発やブラックホールの合体など宇宙でビッグイベントが発生した時に生じる時空のゆがみだ。ゆがみのサイズは水素原子の100億分の1。重力波をとらえようと挑み続ける重力波望遠鏡「KAGRA」を探訪、星々の「声」を17文字で表現する。科学者と俳人・夏井いつきさんはどんな一句を選ぶのか?重力波に挑む科学者たちの思いに迫る!

「“害獣”イノシシ研究最前線 科学の力で共生の道を」
放送 2021年10月24日(日)

アンコール放送。毎年のように街に出没し騒動を引き起こすイノシシ。近年爆発的に数を増やしているといわれ、農業被害は年間およそ50億円にも上る。しかしイノシシは分からないことも多い動物で、被害を減らす有効な手だてが見えないのが現状。番組では効果的な対策を探るために動き出した研究の最前線に密着。生態を逆手に取ったシンプルな方法で、被害をほぼゼロにした地域も出てきた。科学の力でイノシシとの共生の道を探る。

「“地中の王”驚異の実力 きっとミミズが好きになる」
放送 2021年10月17日(日)

独特の見た目から苦手な人も多いミミズ。研究者と全国を回ると、瑠璃色に輝く「美ミミズ」や、1メートルに迫る巨大ミミズなど見たこともないミミズが次々と!実は、土を耕してくれるありがたい生物…というだけでなく、森の生態系の「核」であり、ちょっとした工夫で田んぼの雑草を一掃する能力があることや、なんと「宇宙探査」にとって不可欠な力を備えていることが分かってきた!驚きの実力に最新研究と特殊撮影で迫る。

「火山島“西之島” 大噴火は何を語る!?」
放送 2021年10月3日(日)

拡大を続け世界から注目を集める小笠原の火山島・西之島。科学者たちはドローンや水中ロボットで陸から海からサンプルを採取。特殊な堆積物の分析から、今、西之島がより巨大な「カルデラ噴火」を起こす前兆段階に入ったのではないか、と推測した。研究者とNHKによる2013年から8年にわたる貴重な記録。壮大な地球の実験場ともいえるこの島の今を美しい実写と詳細なCGで詳しく解説する。

「遠隔操作ロボットで“働き方革命”」
放送 2021年9月26日(日)

いまテレワークが、オフィスワーク以外の分野にも拡大中。コンビニの寒いバックヤードでの陳列作業や、体に負担の大きい建設重機の操作も遠隔で実現!月面や火星での探査もリモートで!?最新の遠隔操作技術が、働く人の安全を守り、労働環境を大きく改善すると期待が高まっている。高専ロボコン出身の若きエンジニアがスタジオに登場!重機の遠隔操作を、低コスト、そしてわずか数日で導入企業に納入する画期的なアイデアとは?

「被害ゼロを目指せ! 台風予測の最前線」
放送 2021年9月19日(日)

アンコール放送。毎年のように台風に襲われ被害を受ける日本。進路の予測は向上したが、中心気圧や風速など「強度」の予測には課題がある。そこで研究者たちは航空機で台風の目の中に突入する直接観測に挑戦。予測の向上につながる気圧データの取得や、台風中心部の未知のメカニズムを発見するなど次々と成果を上げている。さらに将来の「スーパー台風」に備えて台風を人工的に制御しようという研究も。台風予測の最前線に迫る。

「富士山 噴火の歴史を読み解け」
放送 2021年8月29日(日)

その美しさで多くの人を魅了する富士山。過去5600年間におよそ180回も噴火を繰り返してきた、おそるべき活火山でもある。今年17年ぶりに富士山噴火のハザードマップが改定された。背景にあるのは、過去の噴火を読み解く研究の進歩。江戸時代の巨大噴火の噴出物が「山」を作り麓の村を焼いたこと、飛鳥時代の火砕流がこれまでの想定を大きく上回る規模だったことなどが分かってきたのだ。富士山噴火研究の最前線に迫る。

「新型コロナ収束のカギ!mRNAワクチンに迫る」
放送 2021年8月22日(日)

接種が進む新型コロナウイルスのワクチン。使われているのは「mRNAワクチン」という新しいタイプのもの。感染症の流行から1年ほどという早さで承認されたため安全性への懸念の声も少なくない。しかし、このワクチンの技術は20年以上の地道な研究で生まれた画期的なもの。開発の裏側から感染防御の仕組み、副反応や変異株への効果、さらに国産のmRNAワクチンまで。最新の知見から「いま知りたいこと」を徹底解説する。

「NASAエンジニアに聞く 火星探査車パーシビアランスの挑戦」
放送 2021年8月15日(日)

NASAの火星探査車パーシビアランス特集!現役NASAエンジニアの小野雅裕さん自ら、最新の調査状況、開発の舞台裏や、どうやって「夢の仕事」にたどり着いたのかをたっぷり語ります。ミッションはなんと言っても火星生命の痕跡を見つけること。最新の分析機、酸素生成装置、ヘリコプターまで詰め込まれた究極のマシンに迫ります。本気でNASAで火星探査を担当することを目指す精鋭小学生との熱いトークもお楽しみに!

「宇宙誕生から“1秒間”の謎に挑む ニュートリノ科学の大実験」

宇宙はどのように誕生したのか?そんな究極の問いに挑む実験が日本で行われている。茨城にある世界トップクラスの加速器で素粒子ニュートリノを人工的に作り出し、300km離れた岐阜の「スーパーカミオカンデ」で観測するもの。挑むのは宇宙誕生から1秒間の世界。理論的にはこのとき生まれる物質は「反物質」と衝突して全て消えてしまうはずなのに、物質でできた我々は存在している。この大きな謎の解明を目指す大実験に迫る。

「“やんばる”世界遺産へ 奇跡の森になったワケ」

沖縄島北部の“やんばる”の森。2021年7月下旬に世界自然遺産に登録される見込みの水と緑が豊かな地域。米軍から返還されたばかりの森に入ると多種多様な生き物が棲(す)んでいた。さらに夜の森では今年発見されたばかりのあの生物の「新種」がカメラの前に現れた!この地域には日本全体の3割の種類の野鳥やカエルが暮らすという。世界に珍しい生物多様性を生み出す“やんばる”独特の自然のメカニズムに迫る。

「“子どもの脳”を守れ 脳科学が子育てを変える」

慢性的な体罰や暴言、育児を放棄するなどのネグレクト。こうした不適切な養育が子どもの脳を傷つけることが、脳科学の画像診断で明らかになってきた。脳はどのように影響を受けるのか。脳の神経回路や免疫機能のメカニズムの解明も始まっている。一方、傷ついた子どもたちを治療し成果を上げてきた医師たちは、脳は回復させられることを証明してきた。子どもの脳を守るために知るべきこと。科学の視点から子育てに向き合う。

「薬開発からバイオマシンまで!“タンパク質”人工合成の世界」

生命を駆動する超重要部品「タンパク質」。人体で10万種類、生物全体では900億種類に及ぶといわれ、それぞれ形も機能も違う多様な精密部品だ。今、ねらいのタンパク質を自在に作り出せる技術が進歩し、薬の開発や副作用をなくす研究に革命を起こしている。さらに、人間以外のある生物の嗅覚受容体タンパク質を合成してマシンに組み込むことで、ガンを早期発見できるセンサーまで登場!タンパク質の科学の最前線に迫る。

「おっぱいの科学 “神秘の液体”の謎に迫る」

熱帯から極地まであらゆる環境に生息する哺乳類。それを可能にしたのが母乳、いわゆるおっぱいで子育てするという戦略だ。研究者たちはいま、謎に包まれていた液体に大注目。動物によって最適な成分に変化した“オーダーメード”であることや人間のおっぱいが持つ、未熟な赤ちゃんを病気から守る巧妙な仕組みを解き明かしてきた。研究成果を元に粉ミルクを母乳に近づける技術開発も進行中。哺乳類の神秘を科学の目でひもとく!

「誕生!若きAI社長 全国高専ディープラーニングコンテスト」

全国の高専生が繰り出す「AI×モノづくり」のビジネスは実にさまざま。果物や野菜の選果の効率を著しく上げるマシン、コンクリートの老朽化を見つけ出す超小型の装置、海での養殖を助ける潮位見守りアプリ、乗ったままでも楽しく踊れる車イスなど。選ばれし全国10の高専チームは、地域特有の課題を見つけ、あっと驚く発想と技術力で、これまでなかった発明品を次々と紹介。笑いあり涙あり。大会とその舞台裏をドキュメント。

「120年に一度のチャンス! 竹 一斉開花の謎に迫る」

120年ぶりといわれる「竹(ハチク)」の開花が全国で進行中。竹は、花を咲かせ種を残した後、集団で枯れて消え去るという不思議な生態を持っている。なぜ120年ごとに開花という独自の進化を遂げたのか?まだ詳しく解明されておらず、千載一遇の開花現象を科学者たちが追いかけているのだ。貴重な開花の様子を徹底撮影!さらに、竹から作った新素材が宇宙開発を変える!?という最新研究も。神秘の植物「竹」の科学に迫る。

「豪雨激甚化時代の新たな脅威 “津波洪水”に迫れ!」

去年7月に発生した「令和2年7月豪雨」。熊本県の球磨川流域では、50名が亡くなり、6000棟を超える家屋が被災。堤防をはるかに超える濁流が、川と集落を一体にして激しく流れ、多くの家屋を流失させるなどした。被災者の多くが「まるで津波のようだった」と語る。番組では、専門家と共にこうした濁流を“津波洪水”と名付け、その脅威を徹底検証。今後、さらに進むと思われる豪雨激甚化時代の新たなリスクと対策を考える。

「脱炭素社会の切り札!水素エネルギー最前線」

「脱炭素社会」の切り札、水素エネルギー。使用したときにCO2を排出しない夢のエネルギーだが、効率的に貯蔵・運搬するためには液体にする必要がある。だが、水素が液体になる温度は-253℃なので、膨大な電力がかかるという難問が。その解決のカギとなる日本発の技術「磁気冷凍」が実用化間近。さらにAIを駆使した材料探索で、誰も予想していなかった化合物が発見され、効率が飛躍的に上がろうとしている。最前線に迫る!

「恐竜化石がザックザク! よみがえる“白亜紀ニッポン”」

恐竜の時代として知られる白亜紀。しかしそれらの繁栄のピークだった白亜紀後期、日本にどんな環境が広がりどんな生き物が暮らしていたのかは謎に包まれていた。しかし近年、岩手県久慈市でティラノサウルスの仲間の化石など当時の環境を復元する手がかりが次々に発見されている。調査から見えてきたのはマングローブが生い茂り熱帯の生き物が歩き回る、アマゾンのように命あふれる世界。誰も知らなかった白亜紀ニッポンに迫る!

「進化研究の新境地 “超遺伝子”スーパージーン」

なぜこれほど見事な進化が可能だったのか?!そんな謎を解き明かすカギが「スーパージーン」と呼ばれる特別な遺伝子。同じ種なのに姿も性格も全く異なる3種類のオスがいる鳥など、まさに「進化パターン」が多様化する最中という生物たちは、ダーウィンの時代から生物学者にとって大きな謎だった。最近、これがなんと「遺伝子突然ひっくり返り事件」ともいう現象によって起きていたことが明らかに!進化研究の最前線をお伝えする。

「すごいぞ!小さなロボコニスト 小学生ロボコン2021全国大会」

ものづくり大好きな小学生たちが自作のロボットを披露した「小学生ロボコン全国大会」。課題は高さ30センチ以上の場所に自由に設定したゴールまで移動すること。ロープウェイ、二足歩行、アンカーを投げて引っ張り上げるなどなど、やわらか頭が生み出すユニークなロボットの数々に、審査員をつとめたプロのエンジニアたちも脱帽!大会を振り返り、驚きのアイデアと技術にじっくりと迫る。新たな発想のヒントが隠れているかも!?

「びっくり!魚は頭がいい」

脊椎動物の中で最も古い時代に誕生し、頭の良い生き物とは思われていなかった「魚」。近年、脳や行動の研究が飛躍的に進み、常識を大きく覆すような知能が明らかになってきた。仲間の顔を正確に見分けたり、鏡に映る姿を自分だと理解するなどの高度な認知能力が次々判明。さらに、自分が置かれた状況に応じて、「思いやり」や「いじわる」など異なる行動を選択する理解力を持つことも明らかに!研究者も驚く最新研究を紹介する。

「宇宙新時代 H3ロケットはここまで来た!」

日本の宇宙開発の切り札「H3ロケット」。およそ30年ぶりに手がける国産の大型輸送ロケットだ。今年2月、ついにその機体が種子島で組み上げられた。米、欧、露、中など世界各国の開発競争は熾烈(しれつ)を極めるが、信頼性で勝負する戦略の日本は、構造を極限までシンプルにしたエンジンの開発に挑んだ。エンジン開発の現場は常に「軽く、丈夫で、ハイパワー」の三重苦。ブレイクスルーを実現したアイデアと技術力に迫る。

「春休み特別企画!小学生×超巨大ブラックホールの謎」

宇宙で最も不思議な天体「ブラックホール」の最新研究に小学生と迫る。「中はどうなっている?」「吸い込まれたらどこへ行く?」など気になる疑問に答えるのが、史上初となるブラックホールの撮影で日本チームのリーダーを務めた国立天文台の本間希樹教授。光も出てこられないはずのブラックホールをどうやって撮影したのかについて徹底解説。さらに、超巨大ブラックホール誕生の謎をダークマターから解き明かす驚きの最新研究も!

「未知の世界をひらく!科学者たちの情熱SP」

最先端を切りひらく原動力は科学者たちの情熱だった!年に1度の特別編。見たこともない未知の世界の映像や第一線の科学者の熱い言葉など、とっておきのシーンを凝縮してお届け。台風の目の中に広がる絶景、尾瀬の地下に広がる水中世界、研究者のこだわりがとらえた細胞の中のミクロの「美」。小島瑠璃子と“羽毛のある類人猿”カラスの知恵比べに、科学者を目指す子どもたちへのヒントまで!科学の魅力をたっぷりお伝えします。

3.11から10年 「廃炉10年 現在地と未来への挑戦」

事故から丸10年を迎える東京電力福島第一原子力発電所。事故当初から廃炉の最前線を追い続けてきたサイエンスZEROは今年も現場にカメラを入れた。増え続ける放射性廃棄物や処理水のタンク、いまだなお新たな課題が明らかになるデブリ取り出し作業など、さまざまな困難に直面する現場の最新状況をリポート。さらにロボット技術や廃炉を担う人材の育成などこの先の廃炉を支える重要なポイントについても専門家とともに考える。

3.11から10年 「命を救うための挑戦“津波防災”最前線」

あの日、津波警報の第一報で3mと出ていた場所に15mを超える大津波が押し寄せた。どうすれば命を救うための素早く正確な津波予測が可能なのか?研究者たちはこの10年、挑戦を続けてきた。新しい巨大海底観測網やレーダー技術、高度なシミュレーションが開発され、津波防災は飛躍的に進化した。一方、研究が進むことで避難の課題も浮き彫りに。避難する私たち一人一人が避難情報をうまく活用する必要があることがみえてきた。

3.11から10年 「地震学者たちが挑んだ“超巨大地震”」

あの日、想定する30倍の規模の巨大地震がなぜ起きたのか?「地震学の敗北」と向き合いながら、研究者たちはプレート境界を掘り抜き、巨大海底観測網を張り巡らし、地震ビッグデータを解析し、その謎を解き明かしてきた。存在すら知られていなかった新データからは、地震予測の限界と将来的にそれを可能にするためのカギも見えてきた。過去の常識を塗り替え、地震学を着実に進歩させてきた科学者たちの10年の闘いと成果に迫る。

「超巨大雷スーパーボルト!謎の“対消滅”を追え」

超巨大雷スーパーボルトが引き起こす驚天動地のサイエンスに迫る。冬の日本海は、小型核兵器にも迫るパワーを持つ冬の雷が発生する世界的ホットスポット。その雷雲の中で、原子が次々と別の原子に変身!さらに物質がこの宇宙から忽然と消え去る「対消滅」という驚異の物理現象が起きていることが発見された。一体、何が起きているのか?市民も協力した大観測プロジェクトに密着!4Kハイスピード撮影で物理学最大級のナゾに迫る。

「命を救う“驚異の数学” 発明家・木村建次郎」

数学なんて将来の役に立たない…なんてとんでもない!数学の超難問を解き明かすことで人の命を救う、木村建次郎さんの挑戦に迫ります。神戸大学教授で、発明家で、起業家。特技は数学を駆使して「見えない物を透視する」こと!今まで見つけにくかったタイプの乳がんや、リチウム電池の発火原因となる内部の異常、トンネル事故につながるコンクリート内部のひび割れなどを可視化する製品を次々と発明。数学の達人の神髄に迫ります。

「はやぶさ2 知られざる原点」

史上初、小惑星の地下物質のサンプルリターンに成功したはやぶさ2。発想の原点となったのは36年前に結成された小惑星サンプルリターン研究会。科学者たちに当時の熱き思いをたっぷりと聞く。ハレー彗星探査を行った「さきがけ」「すいせい」。月を何度も周回した「飛天」など貴重な映像が盛りだくさん。夢のあるビッグプロジェクトが日本の科学を発展させ、人材を多く育てる。はやぶさ計画のレガシーとは何か、熱く語りあう。

「阿蘇 知られざる“人と大地の絆”」

アンコール放送。活発な火山活動を続ける熊本県・阿蘇。南北およそ25キロの巨大カルデラ地形に、見渡す限りの大草原が広がる。この雄大な景観が生まれた秘密を最新科学で読み解くと、地下深くから湧き上がり、大地をも動かす巨大なパワーの源を発見。さらに、日本有数の広さを誇る草原には、縄文時代から続く人間の営みが深く関わっていることも見えてきた。阿蘇の一年を記録した映像とともに“人と自然の絆”を徹底解剖する。

「2021年 科学&技術を大予想SP」

新春特別企画。2021年はどんな科学の話題が注目されるのか。科学&技術の最新トピックを先取りして一挙紹介。「宇宙」から「医療」まで各分野の目利きが選ぶ話題とは!?宇宙の分野からは、世界が大注目するNASAのミッションや楽しみな天体イベントをご紹介!さらに、自動運転車や空飛ぶクルマでモビリティー革命が!?医療分野ではバイオ3DプリンターやAI内視鏡が次々と実現化!2021年のサイエンスを大予想する。

「新型コロナ“第3波”まっただ中! 全論文解読から見えた戦略SP」

新型コロナ緊急特集。冬の到来とともにかつてない勢いで感染が拡大している。NHKが開発した人工知能AIで世界の20万本の最新論文を徹底解読、新型コロナと闘うためのカギを探る。寒く乾燥しがちな冬の気象条件がコロナの感染にどう影響し、どう対策すればいいのかも見えてきた。感染したときに注意するべき症状とは?気になるワクチンについては国立感染症研究所の専門家が徹底解説!今知っておきたい情報満載でお届けする。

「“害獣”イノシシ研究最前線 科学の力で共生の道を」

毎年のように街中に出没し騒動を引き起こすイノシシ。近年爆発的に数を増やしているといわれ、農業被害は年間およそ50億円にも上る。しかし、イノシシは分からないことも多い動物で、被害を減らす有効な手だてが見えないのが現状だ。番組では効果的な対策を探るために動き出したイノシシ研究の最前線に密着。生態を逆手に取ったシンプルな方法で、被害をほぼゼロにした地域も出てきた。科学の力でイノシシとの共生の道を探る。

「徹底解説!ノーベル賞2020 世界を変えた研究が勢ぞろい」

今年のノーベル賞は世界を変えたともいうべき歴史的偉業ばかり。医学・生理学賞のC型肝炎ウイルス研究の発展には日本の研究者が大きく貢献!ウイルス研究の受賞は、新型コロナと闘う人類への大きなメッセージも。物理学賞が贈られたのはブラックホール研究。天の川銀河の中心に存在する超巨大ブラックホールを発見した驚きの方法とは!?化学賞を受賞した画期的なゲノム編集技術は日本でも医療応用が進む。ノーベル賞を徹底解説!

「被害ゼロを目指せ! 台風予測の最前線」

毎年のように台風に襲われ被害を受ける日本。進路の予測は向上したが、中心気圧や風速など「強度」の予測には課題がある。そこで研究者たちは航空機で台風の目の中に突入し直接観測を行うミッションに挑戦。強度予測の向上につながる気圧データの取得や、台風中心部の未知のメカニズムを発見するなど次々と成果を上げている。さらに将来の「スーパー台風」に備えて台風を人工的に制御しようという研究も。台風予測の最前線に迫る。

「探検!国立天文台#2 トップ研究者大集結SP」

日本の天体観測・研究の中心である「国立天文台」を探検するスペシャル編の2回目。スーパーコンピューターを使って太陽系の惑星の誕生の謎に迫るシミュレーション天文学の最前線を紹介。研究者が手作りしたコンピューターも大公開!天文台の地下にある重力波望遠鏡のプロトタイプにも潜入。さらに、トップ研究者が一堂に会したガチトークも。天文学を志した動機から仕事の悩みまで、ふだんなかなか聞けない研究者のホンネに迫る。

「探検!国立天文台#1 天体観測の最前線 潜入SP」

世界有数の天文学の研究機関「国立天文台」を小島瑠璃子とともに探検するスペシャル編!ハワイにある「すばる望遠鏡」の史上最大のプロジェクトに潜入。望遠鏡をリモート操作し、銀河の撮影にも挑戦。超レアな天体を目撃!?さらに、天文台では最先端の観測機器の開発まで行われていた。打ち上げ目前の超精密な太陽観測機器の製作現場にも潜入。研究者と技術者が力を合わせて切り開く、最先端の天体観測の魅力にディープに迫る。

「天然染料 藍の科学 抗ウイルスに農業革命も!?」

アンコール放送。藍は人類最古の天然染料といわれ、古くから日本だけでなく世界中で親しまれてきた。その理由は美しい色合いに加え、抗菌・防臭効果があるとされたため。その驚きの実力が最新科学で次々と明らかに。藍の葉から抽出したエキスの強力な抗菌・抗ウイルス作用が確かめられ、農作物の成長を促す未知の作用まで確認された。さらに、「ジャパン・ブルー」と呼ばれるほど江戸時代の日本人に定着した謎も科学的にひもとく。

「“羽毛のある類人猿” カラス 驚異の知力に迫る」

アンコール放送。ゴミを荒らす、人を襲うなど悪者のイメージが強いカラス。一方で鳥類きっての頭脳派で、世界の研究者たちがその知能の解明に取り組んできた。近年「数を理解する」「数手先を読む」「自分で道具を作る」などの驚くべき能力が明らかになっている。カラスはどれほど頭がいいのか?なぜこんなに賢いのか?20年以上カラスを研究してきた「カラス博士」杉田昭栄・宇都宮大学名誉教授とともにカラスの“知力”に迫る。

「暮らしを変える“アスリート科学”最前線」

アンコール放送。選手の「ケガ」や「ストレス」など、今まで正確に把握できなかったリスクを最新科学を使って可視化、未然に防ごうという“アスリート科学”が次々と誕生している。ジャンプするだけでケガのしやすさを判定する研究や毛髪からストレスを測る研究、さらに、1m単位という超詳細な気象予測で陸上競技の戦略に革命を起こす研究まで。こうした研究が私たちの暮らしに応用され、生活の質を高める可能性が見えてきた。

「食虫植物&命を救うタラ 進化の秘密に迫る!」

過酷な環境を生き抜くために進化した「食虫植物」と「タラ」を大特集!食虫植物が虫を消化・吸収する能力の秘密を探ると、植物がもともと持つある遺伝子を2倍に増やし、巧みに変化させるという「進化のシナリオ」が見えてきた。一方、極寒の海にすむ「タラ」からは超強力な「手術用接着剤」が完成目前!強度を大幅に引き上げ、人体に害がないという「夢の接着剤」の材料はなんとタラの皮!?驚異の生物研究、その最前線に迫る。

「高専生がAIで起業!ディープラーニングコンテストの舞台裏」

全国の高専生がディープラーニングの技術を駆使した新たなビジネスの形を次々にプレゼンするDCON。そのアイデアと実現させる技術に世界で活躍する投資家も圧倒されっぱなし。DCONの舞台裏と将来への展望をたっぷりご紹介。今、日本の産業界に何が足りないのかをハッキリ言及し若き才能をどう育てていくかを本質的に議論する。去年のDCONで優勝し実際に起業した長岡の高専生が今、地域の産業を盛り上げるべく活動中。

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「AIビジネスで一獲千金! 全国高専ディープラーニングコンテスト」

人工知能・AIを駆使する高専生が挑むビジネスコンテスト「DCON」に密着!えりすぐりの11チームが現役ベンチャーキャピタリストたちをうならせるビジネスを次々と生み出し、企業評価額を競い合う。数億円という評価が続出!農業・漁業・観光・福祉など日本の産業を盛り上げようと奮闘する未来の起業家たちの熱い戦いを2週にわたりお伝えする。第1週は8月に行われた大会の様子に密着。栄冠はどのチームに!?

「宇宙夜話スペシャル 小学生と迫る“生命誕生”のナゾ」

「地球生命はどこでどのようにして誕生したのか?」最大級のナゾをテーマに、科学大好き小学生たちの疑問に最新研究を紹介しながら徹底解説。小学生が繰り出す難問に挑むのは国立天文台・副台長の渡部潤一さん。宇宙のスペシャリストが注目するのは「火星」そして「土星の衛星」。さらに、生命の材料探しのために小惑星に行った日本の探査機「はやぶさ2」も大活躍!小学生とともに生命誕生のナゾを宇宙から探る夏の特別編。

「最新リポート!“夢”の科学」

アンコール放送。「夢」研究の最前線に密着!人は一晩に3~4回も夢を見るが、多くの人は、そのほとんどを覚えていない。なぜ夢は忘れやすいのか?謎を解く糸口が最新科学で明らかに。なんと、記憶を消去する特別な神経細胞が脳の中で働いていた。さらに、科学の力で他人の夢を“のぞき見る”という驚きの技術も登場。夢の研究は感情・意識・記憶のメカニズムと深く関わる、いわば「人間の本質」に迫る課題だという。

「ついに稼働KAGRA 初観測の舞台裏」

アインシュタインが予言した「重力波」の観測が実現し、天文学が一大転換点を迎えている。世界中の望遠鏡が一斉に動き、たった1つの天体現象を多角的に捉える「マルチメッセンジャー天文学」が始まったのだ。その要となるべく、日本の重力波望遠鏡KAGRAがついに稼働した。初観測の舞台裏へ潜入!人類が持つ技術の粋を極めた巨大施設は、驚きと興奮に満ちていた。4億5千万光年の彼方を目指す研究者たちの情熱を伝える。

「アポロ月面着陸から50年 知られざる分岐点」

アンコール放送◆月面着陸を果たしたアポロ11号。それよりも玄人が好むのはアポロ「8号」だった!宇宙開発を急ぐアメリカが8号に課したのは「ぶっつけ本番で月に行き、10周回って帰ってくる」という、今ではとても考えられない無茶なミッションだった!あまりに有名な写真「地球の出」は8号が撮ったもの。アポロ計画全体の背景や、アポロ計画が残したレガシー、その本質など、全体像が丸わかり!

「超新星爆発直前!? 赤い巨星ベテルギウス」

アンコール放送。オリオン座の巨星・ベテルギウスが突然、強烈な輝きを放つのではないか?期待が高まっている。年老いた星が最後に起こす「超新星爆発」が迫っているからだ。もし爆発すれば満月の100倍もの明るさになるという。2019年末、ベテルギウスは急速に減光した。一体、何が起きているのか?最新研究では常識をはるかに超えた「異形の星」であることも浮かび上がってきた。謎に満ちた星の一生を探る最前線を伝える。

「宇宙夜話(3) 芸術家×科学者 宇宙の美に迫れ!」

アンコール放送。最新の望遠鏡が撮った天体画像は、まるで芸術作品のよう。そこで、天文学者・芸術家が宇宙と美の関係を語り合う。「宇宙の最新成果は、あの超有名芸術家を魅了した」「心動かされる画像には科学的に重要な意義が潜む」…。色鮮やかな宇宙画像ができるまでの知られざる工程も大公開。さらに、世界的な大発見となった日本人科学者による最新宇宙画像も登場する。地球のルーツに深く関わる対称性の破れとは?

「“withコロナ時代”に いまこそ知りたいウイルスの正体」

アンコール放送。ウイルスとは何か?新型コロナと向き合っていく時代に、知っておきたい情報を専門家とともに深掘りする。感染の仕組みや、病原性を左右する要素など、ウイルスがわれわれに脅威をもたらす背景が明らかに。そして今、ウイルス研究自体も大きな転換点を迎えている。ウイルスと生物の関わりは、長い進化の過程を経て驚くべきバランスを生み出していた。これまでの常識から大きく飛躍する「ネオウイルス学」にも迫る。

「徹底分析!コロナ新常識&治療薬最新研究」

長期化する新型コロナ。治療薬の最先端研究から身近な感染予防対策のポイントまで、最新情報を科学の視点でお伝えする。接触感染・飛まつ感染を予防するために知っておきたい基礎知識を「可視化実験」でわかりやすく紹介。そして、日本が誇るスーパーコンピューター「富岳」を活用した薬の探索が行われている現場を取材、大きな成果が期待されるシミュレーションの最新映像も公開する。早期終息に向けて、今できることは?

「日本の“お家芸”サンプルリターン 世界初!火星の月探査へ」

アンコール放送。世界の宇宙探査をリードする日本の“お家芸”「サンプルリターン」。はやぶさ2の成果に続き、新たな研究開発が進む。それが「MMX(Martian Moons eXploration)」。目指すは「火星の月」だ。2020年代半ばに探査機打ち上げを目指し検討が進む。戻ってくるサンプルからは、太陽系の成り立ちや、生命の起源に迫る情報がもたらされるかもしれない。次世代宇宙探査の詳細に迫る。

「大調査!尾瀬 知られざる地下世界」

アンコール放送。日本最大の山岳湿原「尾瀬」で、およそ20年ぶりの総合学術調査が行われた。取材班はこの調査に1年間密着。尾瀬が希少な動植物の楽園となっている秘密に迫った。科学者を驚かせたのは「竜宮」と呼ばれる池の調査。渦を巻きながら水を吸い込み続ける池は、一体どこに続くのか?最新の水中ドローン調査で、尾瀬の地下に潜む“トンネル構造”が明らかに。尾瀬の生態系を支えるカギは知られざる地下世界にあった!?

シリーズ“科学の達人たち” 「顕微鏡から電気自動車まで“超改造の達人”西村智」

オンリーワンの科学者たちの“技とこだわり”に迫るシリーズ「科学の達人」。今回は、超改造の達人・西村智さん。医師でありながら、さまざまな機械を改造して独自のものをつくり出す西村さん。最新の8Kカメラと蛍光顕微鏡を組み合わせ、体内を動画でとらえた「生体イメージング」は世界を驚かせた。しかし、いま研究を進めるのは電気自動車。一見、全く関係ない分野にも思えるが、そこには西村さんの科学へのこだわりがある。

シリーズ“科学の達人たち” 「細胞の息吹をとらえろ!“電子顕微鏡の達人”甲賀大輔」

オンリーワンの科学者たちの“技とこだわり”に迫るシリーズ「科学の達人」。電子顕微鏡の達人・甲賀大輔さんが登場。体内に広がるミクロの世界、細胞の姿を鮮明に捉えた甲賀さんの画像は、まるでアート作品のよう。どうやって撮影するのか?達人の仕事場に潜入すると、世界でもほとんど使い手がいないという技の秘密が明らかに。スタジオトークでは職人気質のこだわりがあふれ出る。道をきわめようとする科学者の信念が、熱い!

「新型コロナ論文解析SP」

新型コロナ特集。ノーベル賞科学者・山中伸弥さんを中心とする専門家チームが人工知能AIとタッグを組んだ「論文解析プロジェクト」がはじまった。いま世界の研究者は週に数千本に及ぶ論文を査読前からネットで共有する、かつてない人類総力戦を続けているが、膨大かつ玉石混交の情報は、専門家でさえ全体像が把握できない。命を救うカギはなにか?ビッグデータの解析から、人類共通の課題に挑む。NHKスペシャルとの連動企画。

「驚異の自動認識技術!QRコード開発秘話」

いまや世界中で活用が進む日本の技術「QRコード」。決済手段や、命を救う医療現場に加え、高速で走る電車の制御や、最新の個人認証にまで利用されている。0.03秒で7,000文字読み込み可能という速度は、QR=クイックレスポンスの名のとおりの性能だ。開発のカギは、自然界や人間の生活空間に存在しない、唯一無二のパターンを探し出すことだったという。発明者をスタジオに招き、開発秘話と最前線に迫る。

「サイエンススタジアム2019 探検!火山島“西之島”」

海底火山の噴火以来、拡大を続ける小笠原諸島の「西之島」。新大地に初の上陸調査が行われた。科学者にも予想外の変化を見せる海鳥や昆虫たち。世紀の冒険調査に密着!

「ついに開幕!第1回小学生ロボコン」

アンコール放送。若者たちの技術と情熱が感動の名場面を生み出す「ロボコン」に新時代が到来した!全国からエントリーした100人以上の頂点を目指し、小学生たちが自らのアイデアを激突させる初の大会。スピードを追求するもの、デザインにこだわるもの、さらには、“飛び道具”で会場を沸かせるもの。個性的なロボットたちが次々と課題をクリアする姿は、高専・大学生ロボコンにひけをとらない輝きを放つ。熱戦の様子を伝える。

シリーズ原発事故 (20)「克服できるか廃炉への難題」

事故から9年。福島第一原子力発電所の「廃炉」への道程には難題が山積している。既存の装置では取り除けない放射性物質「トリチウム」を含んだ大量の処理水。タンクにたまり続ける水をどうするか?また、廃炉に不可欠な「デブリ取り出し」は、正確な状態がつかめないまま、取り出しのための技術をいま開発している途上だ。原発構内にカメラを入れ、最前線を独自リポート。廃炉の現状が中長期的にどんな位置にあるのか伝える。

「未開の境地!“聞こえない音”の最新技術」」
放送 2020年4月12日(日)

テーマは“聞こえない音”。ヒトの可聴域は20ヘルツから2万ヘルツとされるが、個人差が大きく、可聴域内でも聞こえなかったり、可聴域外でも聞こえたりする場合がある。いま“聞こえない音”の最新技術が、情報セキュリティ、エンターテインメント、災害予知などさまざまな分野に活用され始めた。一方で、多くの人には聞こえないがゆえに、これまで見過ごされてきた音の課題も浮かび上がる。知られざる「音の最前線」に迫る。

「超省エネ社会の実現へ!次世代パワー半導体」
放送 2020年4月5日(日)

ノーベル賞科学者の特別講義!日本が世界をリードする「次世代パワー半導体」は、電気自動車や身近な家電の電力ロスを大幅に減らせる新技術だ。研究の中心となっているのが、青色LEDの開発で2014年ノーベル物理学賞に輝いた天野浩博士。受賞のきっかけとなった「窒化ガリウム」の品質が向上、新たな利用分野が急速に広がっている。走行中の電気自動車に無線給電する驚きのシステムも登場。半導体の最前線を天野さんが解説!

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「春休み特別編! 科学者の情熱&名言SP」
放送 2020年3月29日(日)

科学や技術の最先端に迫るレポートだけでなく、スタジオに出演したゲストの言葉に魅了されることも少なくありません。科学者たちの情熱や興奮からも、研究職の魅力を改めて感じたり、科学そのものへの興味を持つきっかけとなるかもしれません。今回は「春休みの特別企画」として、そんな名言・名場面をいくつかピックアップして振り返ります。研究者の熱い思いに触れられるのも、サイエンスZEROの見どころです!

「極小スケールの“ものづくり大革命”DNAオリガミ」
放送 2020年3月1日(日)

ウイルスと同サイズの極小ロボットを作る新技術「DNAオリガミ」が急速に発展している。遺伝情報を伝える記録媒体のイメージが強いDNAだが、直径わずか2ナノメートルの“ヒモ”として利用、編み物のように自由自在に形を作ることができるという。DNAを「材料」として使う新発想。医療応用を目指すロボットも実現、がん治療に期待されている。一方、“生命の設計図”でもあるDNAを使う技術に倫理的な議論も始まった。

「謎だらけの原始生命体」
放送 2020年2月16日(日)

謎の生命体「CPR」を探しに、岐阜県の「瑞浪超新地層研究所」の地下300メートルの洞窟に潜入!見つかったのは、遺伝子をわずかしか持たず、私たち生物全体の共通祖先に極めて近いと見られる生物だった。呼吸をしない、エネルギーも作れない、しかし子孫は残す、こんな常識はずれの不思議な生態に迫る。さらに、今年1月に発表された「アーキアから真核生物への進化の謎に関わる大発見」について分かりやすく解説する。

「地球外生命発見前夜 科学者が挑む“宇宙人探し”」
放送 2020年2月9日(日)

“宇宙人”は、もはやSFの世界ではない!いま世界中の科学者が本気で地球外生命を探し始めている。観測技術の進歩で太陽系の外で見つかる「系外惑星」の数が爆発的に増え、科学者たちの興味は「地球外生命はいるか?いないか?」から「どうやって見つけるか?」に大きくシフトした。既に「アストロバイオロジー(宇宙生物学)」という研究分野が確立し、日本にも研究拠点が設置されている。地球外生命探査の最前線を伝える。

「世界最多!スーパー長寿!ミラクル昆虫 驚きの生態」
放送 2020年2月2日(日)

世界で最も数が多く、最も長生きな昆虫がテーマ。寿命はなんと50年以上。長寿の秘けつは特別な食事「ロイヤルフード」と一風変わった住環境にあった。社会性を持つ“究極の助け合い生物”で、一匹一匹の力は小さいが集まれば高度な知性に匹敵する「群知能」も発揮、複雑な迷路もやすやすと解く。そんなミラクル昆虫研究の第一人者が研究の最前線を語る。この昆虫を知ることは人間社会に対する理解を深めることにもつながるという

「マラリア新型ワクチンに挑む」
放送 2020年1月26日(日)

いまだ、年間45万人の死者を出す感染症・マラリア。その根絶を目指してワクチン開発に挑む日本人研究者・赤畑渉さんが生み出したワクチンは、動物実験で9割の感染を防いだ。カギとなるのは、ワクチンの大きさ。これまでにない巨大さで、免疫を誘導する能力が従来の約8倍あるという。2019年9月、アメリカでワクチンの効果を実際に人で確かめる臨床試験に挑んだ。赤畑さんの活動に密着、新型ワクチン誕生の可能性を追う。

「2週連続 探検!火山島“西之島”PARTⅡ」
放送 2020年1月19日(日)

噴火で拡大を続ける「西之島」の上陸調査に密着するシリーズの2回目。海岸の調査では、絶海の孤島で意外な“人間の影響”を見つける。さらに、溶岩だらけの島にこれから生態系が発展していくために必要となる「土壌生成」が既に始まっていることを確認。しかも、常識を覆す新たなメカニズムだった。今後、西之島を観察し続けていくことで、私たちは自然の成り立ちを理解することができる。その貴重な出発点となる調査の記録だ。

サイエンススタジアム2019 探検!火山島“西之島”
放送 2020年1月12日(日)

2013年に海底火山が噴火して以来、拡大を続ける小笠原諸島の「西之島」。新しく生まれた大地に初の上陸調査が行われた。溶岩だらけの島に生き物たちはどう進出するのか?生態系の発展をはじまりから観察できる“天然の科学実験室”だ。調査は発見の連続!専門家にも予想外の変化を見せた海鳥や昆虫たち。調査隊は謎を解く手がかりを探し、仮説を立てる。まさに科学のだいご味をリアルタイムで味わえる。世紀の冒険調査に密着。

世界の科学番組制作の最前線! 注目作品一挙紹介SP
放送 2019年12月29日(日)

12月、世界の科学番組・ドキュメンタリー番組のプロデューサーが一同に介する国際会議が東京で開催された。この1年間、業界内で大きな話題を呼んだ作品が紹介され、制作者同士でさまざまな議論が行われた。世界の科学番組のトレンドとは? 話題となった新しい制作手法とは? 今回の「サイエンスZERO」では、普段は観ることのできない海外の作品なども交え、国際会議で紹介された科学番組の最前線を一挙紹介する。

最新リポート!“夢”の科学
放送 2019年12月22日(日)

「夢」研究の最前線に密着!人は一晩に3~4回も「夢」を見るが、ほとんど覚えておらず、目覚めた後も急速に忘れてしいます。なぜ夢はこれほど忘れやすいのか?謎を解く糸口が最新科学で明らかに。なんと、記憶を消去する特別な神経細胞が脳の中で働いていました。さらに、科学の力で他人の夢を“のぞき見る”という驚きの技術も登場。夢の研究は感情・意識・記憶のメカニズムと深く関わる、いわば「人間の本質」に迫る課題だといいます。

ノーベル賞のさらに先へ!全固体電池の挑戦
放送 2019年12月15日(日)

ノーベル賞記念!いま、リチウムイオン電池をはるかに超える新電池の開発が進んでいます。その名も「全固体電池」。液漏れのリスクがなく、高出力で充電時間も圧倒的に短い。電気自動車への利用が期待されているほか、風力や太陽光など発電量にムラがある再生可能エネルギーを蓄電し、必要な時に取り出すことも可能に。環境に優しい「脱炭素社会」へ向け世界を大きく前進させる革命的な技術です。驚きの仕組みと開発秘話をお伝えします。

特別編!科学のノーベル賞、全部やります!
放送 2019年12月8日(日)

ノーベル賞特集!日本人の受賞で沸いた化学分野はもちろん、物理学、医学・生理学分野も歴史的な偉業。サイエンスZEROは全部たっぷり、お伝えします!人類の宇宙観を大転換させた物理学賞の成果、そして、生命維持に欠かせない「低酸素応答」の仕組みを徹底解説。さらに、今回の吉野彰さん受賞の背景に、2人の日本人ノーベル賞科学者からの知られざるバトンリレーがあったという裏話も登場。ひと味違う深掘り、ご覧ください!

宇宙夜話#3 芸術家×科学者 宇宙の美に迫れ!
放送 2019年12月1日(日)

久々の「宇宙夜話」!最新の望遠鏡が撮った天体画像は、まるで芸術作品のよう。そこで、天文学者・芸術家が宇宙と美の関係を語り合う。「宇宙の最新成果は、あの超有名芸術家を魅了した」「心動かされる画像には科学的に重要な意義が潜む」…。色鮮やかな宇宙画像ができるまでの知られざる工程も大公開。さらに、世界的な大発見となった日本人科学者による最新宇宙画像も登場する。地球のルーツに深く関わる対称性の破れとは?

高専ロボコン2019全国大会 直前SP
放送 2019年11月17日(日)

高専ロボコンのシーズン到来!11月24日(日)と間近に迫った全国大会の見どころを楽しく紹介する。手作りの自動ロボットたちが洗濯物を干していく様子は圧巻!Tシャツやバスタオル、シーツをいかに綺麗に干せるか、細部にこだわるチームやロボットにしかできないユニークな方法を次々に繰り出すチームなど。10月に全国各地で開かれた予選を勝ち抜いたかわいく強いロボットが大集結!32年目を迎えたロボットの祭典!

日本の“お家芸”サンプルリターン 世界初!火星の月探査へ
放送 2019年11月10日(日)

世界の宇宙探査をリードする日本の“お家芸”「サンプルリターン」。はやぶさ2の順調な成果に続き、新たな研究開発が進んでいる。それが「MMX(Martian Moons eXploration)」。目指すは火星の「月」。2020年代半ばに探査機打ち上げを目指し検討が始まっている。戻ってくるサンプルからは、太陽系の成り立ちや、生命の起源に迫る情報がもたらされるかもしれない。次世代宇宙探査の詳細に迫る。

日本を変える!全国高専ディープラーニングコンテスト
放送 2019年11月3日(日)

アンコール放送。高専生が人工知能を使った新ビジネスを提案するコンテストDCON(ディーコン)。ベンチャー投資家が「企業価値」をリアルに算定、驚きの金額が!小島瑠璃子さんも会場で応援した。企画者の1人でAI研究の第一人者、東京大学・松尾豊教授が大会に込めた思いを語る。日本が人工知能ビジネスで世界と競い合っていくためのカギとなるものだという。まさに「日本を変える」未来志向の大イベントの幕開けだ。

アスリートを支える!義足&車いすテクノロジー最前線
放送 2019年10月27日(日)

パラアスリートを支える「競技用具」は、近年急速な進歩をとげている。義足や車いすの性能を飛躍的に向上させたテクノロジーに迫る。強じんでしなやかな素材、計算しつくされた形状、そして、経験と勘が活きる職人技。たった1つの部品にも科学がつまっている。開発現場に密着すると、選手の声に応えようと根気強く取り組む技術者たちの姿があった。パラスポーツをより深く楽しむために、知られざる競技用具のサイエンスに迫る。

夢の接着剤に!高級食材に!“地味すぎる生き物” 驚異の実力
放送 2019年10月20日(日)

いま「フジツボ」を愛する人が続出している!?船底やスクリューに付着し船舶関係者にとっては大迷惑のフジツボだが、水の中でもピッタリくっつく驚異的な接着力の謎が解明され、夢の接着材に道がひらけてきた。また、青森県ではフジツボをおいしく食べる調理法が開発され、大人気に。新たな養殖法まで研究が進んでいる。なぜフジツボが注目されるのか、科学の視点で迫っていくと、すべてはフジツボの驚くべき生態に関係していた!

潜入“KAGRA”望遠鏡 天文学革命はじまる!
放送 2019年10月6日(日)

まもなく動き出す日本の重力波望遠鏡「KAGRA」。今回、特別な許可を得て、稼働直前の内部を潜入取材した。地下深く、技術の粋を集めた装置の心臓部には、驚きの素材が使われている。じつは、KAGRAによる重力波の観測がはじまると、可視光、赤外線、電波などを観測している従来の望遠鏡が何倍も有効に使えるようになるという。キーワードは「マルチメッセンジャー天文学」。天文学に革命的な変化を与える、その理由とは?

キズが勝手に治る!自己治癒コンクリート&セラミックス
放送 2019年9月29日(日)

劣化によってできたコンクリートのヒビが独りでに直る。セラミックスのキズがわずか1分で埋まる。こうした驚きの新素材が登場し注目を集めています。開発の背景にある科学者のユニークなアイデアを楽しみます。オランダでは生物と餌を生分解性プラスチックに閉じ込め、それらをコンクリートに混ぜることで自己修復に成功。日本では物質材料機構が人間の骨折が治るメカニズムをヒントに、自己治癒セラミックスの開発に成功しました。

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生命維持の要 エクソソーム
放送 2019年9月22日(日)

アンコール放送。人体は脳がすべて支配しているという常識が覆り、各々(おのおの)の臓器の細胞が互いにメッセージを出してやりとりし、生命を維持していることがわかってきました。中でも注目を集めているのが、細胞が放出する「エクソソーム」と呼ばれるメッセージカプセル。中には「マイクロRNA」と呼ばれる遺伝子の情報が入っていて、体内を駆け巡っているのです。医療に大変革を起こすであろう「エクソソーム」研究の最前線に迫ります。

挑戦者たち!先端科学 激うまウニ×夢のクモ糸
放送 2019年9月15日(日)

意外な生き物たちが私たちの未来を明るく照らす!夢の実現に向け挑み続ける科学者たちを追う。日本各地で起きる「磯焼け」は海の生態系を破壊する危機的な状況。ところが「磯焼けを改善しつつ、おいしいウニをゲットする」一石二鳥の方法が見つかった。一方、人工の繊維をはるかに超える長所をいくつも持った「クモの糸」を産業利用するためのブレイクスルーも登場。最新科学を一挙に先どり!

世界記録更新!驚異の超深海魚
放送 2019年9月8日(日)

世界一深い海、マリアナ海溝で見つかった真っ白な超深海魚、P・スワイヤーアイ。指先に800kgをこえる水圧がかかる世界で、どうやって生き抜いているのか?最新の研究から、その秘密が解き明かされてきました。高い水圧にたえる細胞の仕組み、獲物をしとめるために巨大化したアゴと歯。さらに骨の研究から7000メートルもの高低差を旅する、常識破りの一生を送っていることも判明。深海で繰り広げられる驚異のドラマに迫ります。

新事実続々 解明が進む“活断層地震”の謎
放送 2019年9月1日(日)

これまではっきりしなかった「地震の周期」や「揺れる範囲」が最新研究で詳細に見えてきました。続々と明らかになる新事実を、現場から緊急報告します。建物が被害を受けるかどうかの境目はどこにあるのか?熊本地震で起きた不可解な現象を追っていくと、専門家も驚く新発見がありました。さらに、「想定外の揺れ」がもたらす未知の脅威もクローズアップします。キーワードは、「地表断層」。次の地震に備えるために今するべきことは?

キノコが雨を降らす!?空の微生物学者 気象のナゾに挑む
放送 2019年8月18日(日)

「なぜ雨は降るのか?」という謎に迫る研究者・牧輝弥さん。雨には、水蒸気や微粒子を核とする氷の粒「氷晶」が欠かせないが、特に低高度で発生する雲の中で、何が核となっているのか、よくわかっていません。牧さんは、「大気を漂う微生物がカギだ」と、調査を続けています。微生物の方が、鉱物よりも高い温度で凍ることがわかってきたからです。正確な気象予測や、人工降雨など、気象の制御も可能にしようという空の微生物学者の挑戦を追います。

サイエンスZERO「特別編!小学生と宇宙の謎に迫りますスペシャル」
放送 2019年8月11日(日)

特別企画!小学生の助けを借りて、最先端研究から素朴な疑問まで、宇宙のさまざまな謎に迫っていきます。“宇宙の話を地球一やさしく”がモットーの世界的科学者が先生役で登場します。まずは、私たちの銀河が「回転」している秘密をわかりやすく解説。さらに、暗黒の宇宙に最初に生まれた一番星・ファーストスターの誕生を世界で初めて解明した研究にスポットを当てると、そこでも「回転」が重要な役割を果たしていることが見えてきました。

サイエンスZERO「日本を変える!全国高専ディープラーニングコンテスト」
放送 2019年8月4日(日)

高専生が人工知能を使った新ビジネスを提案するコンテストDCON(ディーコン)。ベンチャー投資家が「企業価値」をリアルに算定、驚きの金額が!会場に小島瑠璃子も応援に駆けつけました。スタジオでは、企画者の1人でAI研究の第一人者、東京大学・松尾豊教授が大会に込めた思いを語ります。日本が人工知能ビジネスで世界と競い合っていくためのカギとなるものだといいます。まさに「日本を変える」未来志向の大イベントの幕開けです。

サイエンスZERO「追体験!アポロ11号の8日間」
放送 2019年7月14日(日)

史上初の人類月面着陸から50年。アポロ11号の8日間、緊迫のシーンの数々を現存する「当時の肉声」で振り返ります。打ち上げ、切り離し、ドッキング、月面着陸、大統領との電話、月からの脱出、等の貴重映像が続々登場します。当時のミッション、3人の宇宙飛行士を追体験しているかのような目線で編集。司会の小島瑠璃子さんも思わず号泣。当時の人々の受けとめなども分かりやすく解説します。国際共同制作BBC

アポロ月面着陸から50年 知られざる分岐点
放送 2019年7月7日(日)

月面着陸を果たしたアポロ11号。それよりも玄人が好むのはアポロ「8号」だったのです!宇宙開発を急ぐアメリカが8号に課したのは「ぶっつけ本番で月に行き、10周回って帰ってくる」という、今ではとても考えられない無茶(むちゃ)なミッションだったのです!あまりに有名な写真「地球の出」は8号が撮ったもの。アポロ計画全体の背景や、アポロ計画が残したレガシー、その本質など、全体像が丸わかり!

秘話満載!ブラックホール撮影 密着ドキュメント!
放送 2019年6月30日(日)

2019年4月、日本を含む国際共同研究チームが史上初めてブラックホールの撮影に成功したと発表。撮影されたのは、5900万光年彼方にあるM87銀河の中心にあるブラックホール。世界8つの電波望遠鏡を結合させた地球規模の望遠鏡でブラックホールを観測し、データの解析には日本独自の手法も使われた。しかし、ブラックホールの姿を捉えるまでの道のりは苦難の連続。撮影成功までの舞台裏を詳しく紹介する。

人工知能 そのとき あなたは?
放送 2019年6月23日(日)

社会に次々と実装されていく「人工知能」。名古屋のタクシー会社が2017年に導入した「AIタクシー」。業界で“とんでもアイデア”とみる向きもあったが、乗車率の向上&従業員の働き方に大きな影響を与えた。さらに「退職の予兆をとらえる人工知能」は、ある企業の離職率を21%も下げた。「おすすめの結婚相手を示す人工知能」から念願のカップルも誕生。命に関わる医療現場でもAIの判断が重要視されるようになってきた。

ヒトとイヌ 進化の歴史が生んだ奇跡の関係
放送 2019年6月9日(日)

なぜイヌはヒトと信頼しあえるのか!?最新の研究でふつうは、同種間でしか出ない「愛情ホルモン・オキシトシン」がヒトとイヌの間でもお互いに分泌されることが判明!番組ではユニークな実験も紹介。飼い主(ヒト)がストレスを感じるとイヌも同調し心拍が早くなる。またロシアで行われた実験では、性格のおとなしいキツネ(イヌ科)どうしを掛け合わせると、数代後には、キツネの耳や尾の形に変化が現れ人間にもなつくように。

外来種と固有種 小笠原諸島の変
放送 2019年6月2日(日)

侵略的外来種の問題をどう考えるべきか?いま世界自然遺産の小笠原諸島で起きている、グリーンアノール(トカゲ)やネズミ、固有のカタツムリのサバイバルの事例などから徹底討論する。固有種の聖地「兄島」ではグリーンアノールの拡散を防ぐために、全長3kmに及ぶ電気柵が建てられた。島の横断する光景はまるで万里の長城。効果やいかに!?AIを駆使したドローン対策など、ユニークな取り組みも続々紹介する!

超絶リアル!太陽系の歴史を体感
放送 2019年5月26日(日)

圧倒的な映像美で太陽系の歴史を楽しむ!6月6日から「コズミックフロント☆NEXT」で始まる大型シリーズ「プラネッツ(全5回)」の珠玉の宇宙CGをZEROがいち早くお届けする!今回紹介するのは、最新の観測データから可視化された太陽系の知られざる歴史。土星で降るというダイヤモンドの雨、太陽系形成初期の木星の大移動など、思わず人に教えたくなるストーリーや映像が盛りだくさん!国際共同制作BBC。

学生ロボコン直前SP日本最速は俺だ!ロボット馬・駅伝レース
放送 2019年5月19日(日)

5月26日(日)に東京で開催される「NHK学生ロボコン」。当日、インターネットで生中継が予定されているが、その見所をいち早く!楽しく!わかりやすく!解説する。今年の大会には、ユニークな4脚ロボが次々に登場。ここで優勝したチームは、8月にモンゴル・ウランバートルで行われる世界大会に出場できるとあって、大会は毎年、強烈な盛り上がりを見せる。段差やロープを乗り越え、最速のゴールを決めるのは、一体どこか?

音楽が脳にもたらすうれしい効果が科学的にわかってきた!
放送 2019年5月12日(日)

アンコール放送。音楽が脳にもたらすうれしい効果が科学的に解明されてきた。事故や脳卒中などで言葉を発することが困難となった「失語症」の患者が音楽を使った治療法で劇的に回復した奇跡の実例を紹介。また三重県で行われた大規模実験で、音楽を取り入れた有酸素運動が65歳以上の人たちの認知機能を高め、認知症の予防につながる可能性があることもわかってきた。AIが個人個人の脳が好む曲を瞬時に作る取り組みも紹介する。

糖尿病研究で大注目!生命をコントロールする体内時計
放送 2019年5月5日(日)

「朝の光を浴びるとリセットされる?」「25時間周期で動いている?」そんなイメージがあった私たちの「体内時計」。その詳細が、この数年でどんどん明らかになっている。脳とそのほかの臓器ではリセットの仕組みが違い、それを見誤ってしまうと肥満や糖尿病のリスクが上がってしまうことが判明!「何時に食べるといい?」「運動は何時にすべき?」「朝食の役割は?」など身近な生活や健康と時間の疑問がスッキリ解決!

不老不死!?のほ乳類 ハダカデバネズミ
放送 2019年4月28日(日)

アンコール放送。老化しないことで注目を集めるスーパーほ乳類「ハダカデバネズミ」。その驚きの生態を明らかにする。穴の中の低酸素状態で暮らすうち、彼らは特殊な代謝システムを獲得。さらにがんを未然に防ぐためにある遺伝子を活性化させるメカニズムも紹介。ハダカデバネズミが作る社会性にも不老長寿の秘密があった。顕微鏡下ではなく、実在する生き物から不老長寿の秘密を科学的に探ることができる研究は極めて画期的!

進化する超絶技巧!スーパーロボットアーム大集結
放送 2019年4月21日(日)

餃子を包んでくれる!卓球の練習相手になってくれる!日本が世界シェアトップを誇る「ロボットアーム」の進化が止まらない。これまでロボットは、安全制御の観点から活躍の場が限られ、工場の生産ラインの“柵の中”や、人間から隔離された場所で働くのが一般的だった。ところが、今やトレンドは「協働」。安全性の向上で人間を助けてくれるありがたい存在となっている!ユニークでかわいいロボットが大集結!

宇宙夜話#2 はやぶさ2に裏ミッションが存在した!?
放送 2019年4月14日(日)

他ではちょっと聞けない宇宙の話題を、マニアックに楽しく語り合う「宇宙夜話」第2弾。「はやぶさ2」計画で密かに議論されていた「スペースガード」について。JAXAで、はやぶさ2のミッションマネージャーを務める吉川真さんは、この分野の第一人者。小惑星の地球への衝突と回避策を紹介する。世界では具体的かつ信じられないような回避策が複数存在!小惑星をペンキで塗る?意外な方法で引力を発生させ引っ張る?などなど。

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