アニメ「不滅のあなたへ」は2021年4月12日よりEテレで放送スタート!
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>> 「不滅のあなたへ」がNHKでアニメ化!Eテレで4月12日より放送スタート!
目次
アニメ「不滅のあなたへ」
放送 2021年4月12日(月)スタート・全20回
毎週月曜日 午後10時50分〜[Eテレ]
主人公・フシは最初、地上に投げ込まれた“球”だった。持っていたのは「刺激を受けた物の姿へ変化できる能力」と「死んでも再生できる能力」。つまり、死ぬことのない不滅の存在。
球から小石、オオカミ、そして少年へと姿を変化させていくが、赤子のように何も知らぬままさまよう。やがて出会う人々に生きる術を教えられ温かい感情を知り、人間を模して成長していくフシ。
宿命の敵・ノッカーとの壮絶な闘い、大切な人との別れ…痛みに耐えながら自分の生き方を選びとり、力強く生きるフシの永遠の旅を描く。
- 原作 大今良時
- 監督 むらた 雅彦
- シリーズ構成 藤田 伸三
- キャラクターデザイン 薮野 浩二
- 主題歌 『PINK BLOOD』 作詞・作曲・歌 宇多田ヒカル
- エンディングテーマ 『Mediator』 作曲・編曲 浜渦 正志
- 音楽 川﨑 龍
- 音響監督 高寺 たけし
- アニメーション制作 ブレインズ・ベース
- 制作 HKエンタープライズ
- 制作・著作 NHK
主な登場人物・声のキャスト
フシ 川島 零士
さまざまな人々と出会い成長していく、不死身の存在。刺激を受けたものから情報を獲得し、その姿に変化することができる。
ジョアン
飼い主の少年と暮らすレッシオオカミ。
マーチ 引坂 理絵
森の大地・ニナンナに暮らす5歳の女の子。「大人になること」が夢。
パロナ 内田 彩
マーチを妹のようにかわいがるニナンナの少女。
ピオラン 愛河 里花子
祈祷師としてニナンナへやって来る老婆。
ハヤセ 斎賀 みつき
ニナンナの隣国・ヤノメの役人。捧げ者の儀式を取りしきる。
観察者 津田 健次郎
この世界に“球”を投げ込み、観察をする謎の存在。
グーグー 白石 涼子
仮面の少年。自分ではない誰かになりたいと願う。
シン 阿部 敦
グーグーの兄。
リーン 石見 舞菜香
グーグーが思いを寄せる少女。
酒爺(さけじい) 利根 健太朗
街はずれで酒屋を営む、知識豊富な老人。
トナリ 稲川 英里
凶悪殺人犯が集められたジャナンダ島の少女。フシたちを島に連れてきた。
サンデル 小林 ゆう
トナリの仲間の少年。いつもトナリを支えるしっかり者。
ウーロイ こぶし のぶゆき
トナリの仲間の少年。好きな食べ物は鶏肉。
ミァ 夏吉 ゆうこ
トナリの仲間の少女。趣味はうねうねの髪を見つけること。
ウーパ 小原 好美
トナリの仲間の少女。吹き矢を使う。
各話のあらすじ・ネタバレ・感想
第1話「最後のひとり」 2021年4月12日放送
何者かが地上に投げ入れたひとつの球。“それ”は大地を転がり、石やコケ、けがを負い死んだ白いオオカミへと姿を変え、雪原をさまよっていた。やがて“それ”は、飼い主の少年が暮らす小さな家にたどりつく。集落でたったひとり、豊かな土地を求めて去った仲間を待ち続けていた少年は、オオカミとともに旅に出ることを決意する。
<補足・ネタバレ>
仲間たちが帰ってこないということは、きっと南のほうの山の向こうには楽園があるに違いない。少年はオオカミと共に氷の上を歩き続ける。しかし、少年は川に落ちて足を負傷してしまう。それでも旅を続けるが、先人たちのメッセージ(道標の矢印にバッテンを付けたもの)を受けて家に戻った。少年は体力を失い亡くなってしまう。その時、オオカミに姿を変えていた“それ”は、ついに少年を写しとった。
<感想>
地上に投げ入れられた球は、まるでダーウィンが唱えた進化論の道をたどるように、次々と姿を変えヒトへと進化を遂げた。“それ”は「遺伝子」だったのか!?細胞が分裂するときに遺伝子がコピーされるように、“それ”は少年を写しとったのだ。第1話を見て、過酷な環境の中で生きるために進化していくという姿、つまり「進化」というキーワードが浮かび上がってきた。少年の姿を写しとった“それ”は、「世界を知りたい」という思いもきっと引き継いで、これから旅を続けていくのでしょうね。
第2話「おとなしくない少女」 2021年4月19日放送
少年に姿を変えた“それ”は、死と再生を繰り返しながら歩き続けた。森の大地ニナンナに到着するが、突然何者かに襲われてしまう。ニナンナでは「大人になってママになること」を夢見る少女マーチが、家族や友人とともに穏やかな暮らしを送っていた。ところがある日、隣国ヤノメの役人ハヤセが祈祷師(きとうし)ピオランとともに村に現れて…。
<補足・ネタバレ>
少女マーチが生贄に選ばれ山へ連れられていくが、その途中でマーチは逃げ出した。山を転がり落ちて沼地に落ちると、なんとその目の前で死んだ男が生き返っていく様を見てしまう。その男こそ、少年に姿を変えた“それ”だった。少年は、言葉や食事のしかたすら知らない。そんな少年にマーチはまるで母のように接し、「ありがとう」という言葉を教える。こうして、マーチと少年の二人の旅が始まった。
<感想>
第2話はマーチとの出会いが描かれている。少年の姿はしているけれど、なんの教育も受けていない赤ん坊同然の少年に、マーチは食べものを与え「ありがとう」という言葉と感謝の気持ちを教える。少年に諭すように教えるマーチは、まるで少年の母親のように見えましたね。少年もマーチに対して母性のようなものを感じたように思います。これからこの二人はどういう関係性に発展していくのか…楽しみです。
第3話「小さな進化」 2021年4月26日放送
不死身のフシと少女マーチ ふれあいを通してフシの心に変化が起こっていく…
少女マーチは森で出会った不死身の少年を“フシ”と名付けた。少年の姿をしているものの、人間らしい意識は持たず、食事や会話もままならないフシに対して、マーチはまるで母親のように優しく接した。彼女とのふれあいを経て、フシの心に変化が起こっていく。儀式から逃げたマーチをあきらめられないハヤセは、その後を必死に追う。
<補足・ネタバレ>
ハヤセに捕らえられていたパロナに巨大なクマが襲いかかるが、パロナはかろうじて逃げ延びマーチを助けに行く。一方、マーチは再びハヤセに捕らえられ、眠らされ、生贄として祭壇に寝かされる。そこに、巨大なクマが現れる。鬼熊様が来たのだと、ハヤセはその場を立ち去ろうとする。そこへやってきたパロナがマーチを助けようとするがクマの一撃で跳ね飛ばされる。
そのとき、マーチを助けようとする者がもう一人現れた。フシだ。フシはオオカミに姿を変えてクマに立ち向かう。フシは、体を食いちぎられても何度も体を再生させてクマに襲いかかり、その巨大なクマを倒した。
<感想>
クマを倒したフシの前に木の実が転がってきたとき、フシはたどたどしく「ありがとう」と言って木の実にかぶりつきます。フシが初めて覚えた言葉ですね。いや、覚えたのは言葉だけじゃなく感謝する気持ちも体得したのだと思います。だからこそ、体を張ってマーチを助けるために巨大なクマと戦ったのでしょう。
第4話「大きな器」 2021年5月3日放送
フシの不死身の能力に興味を持ったハヤセは、フシ、マーチ、パロナ、そして身分を明かしたピオランをヤノメ国へ連行する。華やかで活気にあふれたヤノメの街を楽しむフシたち。しかし、ハヤセが密(ひそ)かに進める恐ろしい企てにより、フシたちの自由が危うくなろうとしていた。
<補足・ネタバレ>
ハヤセはフシ、マーチ、パロナをニシアサガオで眠らせ牢屋に閉じ込めた。一方、パロナは牢屋を脱出してマーチとパロナを助けて一緒にニナンナに逃げ戻る計画を企てていた。かつて、パロナの姉も、鬼熊の生贄にされて死んだという過去があった。パロナはこれ以上、ニナンナで新たな犠牲者を出したくないという思いから、儀式を辞めさそうと考えていたのだ。
第5話「共にゆく人」 2021年5月10日放送
壮絶な逃避行の果て、フシの体に新たな変化が…!?
夜の闇にまぎれて監獄を出たフシたちは、馬車でヤノメ国から脱出しようとする。ニナンナの両親のもとに帰れることが嬉しいマーチは、フシに「いっしょに大人になろう」と笑いかける。しかし、ハヤセ率いるヤノメの一団がフシたちの逃亡を許すはずはなく…。
<補足・ネタバレ>
パロナはマーチ、フシ、ピオランを監獄から救い出し、馬車でヤノメ国から脱出した。しかし、ハヤセ率いるヤノメの一団が追ってくる。そして、パロナに向けて矢が放たれ、パロナをかばおうとしたマーチに突き刺さった。その時、フシの中に怒りの感情が生まれフシはクマに姿を変え、ヤノメの一団を攻撃する。
マーチが死ぬとパロナも後を追って死のうとするが、フシがそれを止めパロナをニナンナまで連れて帰った。ハヤセ率いるヤノメの一団はフシを追ってニナンナに向かっていることを知り、フシは再び旅に出る。
<感想>
第5話のストーリーの中で、マーチは死んだクマを慈しみ、フシには母のように優しく接し、感謝の気持ちをきちんとパロナに伝え、姉のように慕っているパロナを命がけで救った。マーチだけが、誰にも惑わされることなく物事を正しく見て、正しく行動しているように思えてくる。そんなマーチの愛情をフシが認識できるようになったのか…。
第6話「私たちの目的」 2021年5月17日放送
わずかな“人間らしさ”を獲得したフシは、ひとり旅立った。フシは森で老婆ピオランと再会し、少しずつ言葉や文字、人間としての生き方を教わっていく。ある夜、フシは森の中から現れた奇妙な触手に襲われる。そして、とうとう、“観察者”がその姿を現す…。
第7話「変わりたい少年」 2021年5月24日放送
フシとピオランは、タクナハに到着。酒爺(さけじい)の店で仮面の少年グーグーに出会う。3か月前のある出来事のために素顔を隠し、酒爺のもとで使用人として働いているグーグーは、謎めいた少年フシに、どこか親しみを感じる。
第8話「怪物兄弟」 2021年5月31日放送
フシ、グーグー、ピオラン、酒爺(さけじい)、そこにお金持ちの一人娘リーンが加わり、一風変わった共同生活が続く。リーンに憧れるグーグーは、戸惑いつつも、彼女との暮らしにほのかな期待を抱く。ところがある日、酒爺から自分の体の大きな秘密を知らされたグーグーは…。
第9話「深い記憶」 2021年6月7日放送
「兄弟」の絆を深めていくフシとグーグー。フシは、これまで出会った雪原の少年やオオカミのジョアン、マーチたちのことをグーグーに話す。グーグーも、フシに「死ぬこと」について教えながら、自分の過去を思い返す。それは、かつて兄とともにお金持ちの家で雇われていた頃、家族の意味に気付かされた時のこと…。
第10話「新しい家族」 2021年6月14日放送
森の中に現れたのは謎の敵“ノッカー”だった。敵はマーチの器を奪いとり、植物のツルのような無数の触手を伸ばしてフシたちを追い詰める。フシとグーグーは互いを守りながら懸命に戦うが、絶体絶命のピンチに。グーグーはノッカーの弱みに気付き、自分にしかできない攻撃方法を思いつく。
第11話「過去からの贈り物」 2021年6月21日放送
ノッカーとの戦いから4年の歳月が流れ、フシとグーグーはたくましい青年へと成長した。グーグーは生き別れた兄と再会。そしてリーンの屋敷で開かれる、16歳の誕生日パーティーに招かれる。親が決めた相手と結婚しなければならないリーンは、その胸中をフシに打ち明けるのだった。
第12話「目覚め」 2021年6月28日放送
グーグーとリーン。ついに二人の心が通い合おうとしたとき、屋敷にノッカーが現れた。華やかなパーティー会場を揺れが襲い、招待客たちは悲鳴をあげながら逃げまどう。フシはおびえる人々を外へと逃がし、グーグーとともにノッカーに挑む。そしてフシは、自分ではない、誰かの激しい痛みを感じる…。
特別総集編「フシの旅路」 2021年7月5日放送
7月から始まる新章・ジャナンダ島編を前に、ここまでの物語をまとめた特別総集編。不死身の主人公・フシの旅路を、フシを創造した“観察者”の視点で振り返る。ナレーションは津田健次郎。副音声ではフシ役・川島零士さん、マーチ役・引坂理絵さん、グーグー役・白石涼子さんが、収録の裏話やキャラクターへの思いを語る。
【語り】津田健次郎,【声】川島零士,引坂理絵,白石涼子
第13話「高みへの意思」 2021年7月12日放送
酒爺(さけじい)たちに別れを告げたフシは、タクナハの地をひとりさまよっていた。道すがら、観察者に自分の存在理由や生き残った意味を問いかけるが、満足な答えは返ってこない。やがてフシを追って、ある人が旅に合流する。そしてフシは、マーチの器と記憶がノッカーに奪われたことに気付かされて…。
第14話「自由の島・ジャナンダ」 2021年7月19日放送
スカイフィッシュ号の案内役、少女トナリに導かれジャナンダ島へやってきたフシ。そこは凶悪殺人犯たちを囚人として集めた島だった。囚人たちは望みをかなえるために、闘技場で殺しあうという。離れ離れになったピオランを救いたいフシは、闘技場で戦い続ける。
第15話「トナリという名の少女」 2021年7月26日放送
バーサーカーとの戦いの最中、ニナンナの少女パロナの姿に変身したフシ。その意味を悟り、ショックを受ける。トナリはそんなフシを仲間に引き入れようと、ピオラン救出への協力を申し出る。明るいがとらえどころのないトナリをフシはまだ信じきれずにいたが、再び闘技場での戦いに身を投じていく…。
第16話「子どもたちの夢」 2021年8月2日放送
ノッカーとの戦いに辛くも勝利を収めたフシ。トナリやジャナンダ島民との共闘は、フシの心に変化をもたらした。その夜、フシは子どもたちとともに火を囲み、それぞれの夢を語りあう。トナリもまた、自分の過去に思いをはせる。そして次はいよいよ島からの脱出をかけた決勝戦。その戦いの場に現れたのは…。
第17話「先覚者」 2021年8月9日放送
フシを倒し優勝したハヤセは、ジャナンダの島民たちに意外な提案をする。眠らせたフシを連行し、いよいよ我がものにしようとたくらむハヤセ。そこに、フシを助け出そうとやってきたトナリとその仲間たち。無敵のハヤセに果敢にも挑む子どもたちだったが…。
第18話「進み行くために」 2021年8月16日放送
囚われの身となったフシを救出するため、トナリはひとりジャナンダ島へ戻った。二人は再び島を脱出しようとするが、海が荒れたため洞窟で一夜を過ごす。トナリは思いを語り、二人は心を通わせる。翌朝、観察者によってノッカーの出現が知らされた。そしてジャナンダの街には、信じられない光景が広がり…。
第19話「さまよう殺意」 2021年8月23日放送
フシは島民たちを守るため、次々と現れる死体に乗り移ったノッカーの集団と戦う。しかし仲間たちの命の火が次々と消えていく。大切な人を助けられない自分自身を呪うフシ。一方、トナリとサンデルの前にはハヤセが立ちふさがり、フシにある決断を迫る。
第20話(最終話)「残響」 2021年8月30日放送
フシはトナリたちに別れを告げ、ピオランが待つゼダンの港へと戻る。しかし、ノッカーを引き寄せてしまう自分の存在は、ピオランに危険を与えてしまう。もう会わない方がいいのではないか。ピオランを案じてなかなか再会できずにいたフシだったが…。
アニメ「不滅のあなたへ」シーズン2
放送 2022年10月23日(日)スタート
毎週日曜日 午後7時〜[Eテレ]
フシは最初、地上に投げ込まれた“球”だった。
赤子同然だったフシは、母なる少女、非凡な兄、戦場の友たち、最後に一人の老婆を見送り、人間に近しい成長を遂げた。
それから数十年。
宿敵・ノッカーの攻撃により、世界は再び混乱に陥っていた。
フシは長い沈黙を破り立ち上がる。
しかし気づいた。一人で戦うことはできても、一人で守ることはできないと。
新たな犠牲を払ってでも戦いに挑むか、それとも…。
未来を守るフシたちの闘いを描く。
- 原作 大今良時
- 監督 佐山聖子
- シリーズ構成 藤田伸三
- キャラクターデザイン 薮野浩二
- 音楽 川﨑 龍
- 音響監督 高寺たけし
- アニメーション制作 ドライブ
- 制作 NHKエンタープライズ
- 制作・著作 NHK
- 主題歌 『PINK BLOOD』宇多田ヒカル
- エンディングテーマ 『Roots』作曲・編曲 浜渦 正志
主な登場人物・声のキャスト
フシ (声:川島零士)
さまざまな人々と出会い成長していく、不死身の存在。
刺激を受けたものから情報を獲得し、その姿に変化することができる。
観察者 (声:津田健次郎)
フシを作り出し、観察する謎の存在。ノッカーを感知できる。
ヒサメ (声:楠木ともり)
ハヤセの孫で初代継承者。フシを守る「守護団」を指揮する。
カハク (声:斎賀みつき)
ハヤセの6代目継承者。左腕にノッカーを宿す。
ボンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ=ウラリス (声:子安武人)
ウラリス王国の第一王子。
人には見えないものが視(み)えるらしい。
自分こそが王に相応しいと認めてもらうため、フシを利用しようとする。
ノッカー (声:なし)
観察者の計画を阻むため、フシが獲得したものを次々に奪う。中心部の核を潰すと動きを止める。
各話のあらすじ
第1話「転生する愛執」 2022年10月23日(日)放送
老婆ピオランとの別れから40年。不死身のフシはたったひとり、孤独で退屈な島での日々を過ごしていた。「もう誰にも会わない」そう決めたはずのフシの前に、ヤノメ国の少女・ヒサメが現れる。彼女は言う。「私はハヤセの生まれ変わりなのだ」と……。再び動き出したノッカーの脅威から罪なき人々を救うため、フシはヒサメたち『守護団』と行動をともにすることにした。
第2話「鼓動する遺言」 2022年10月30日(日)放送
窮地のフシを救ったのは、かつての仲間・ジャナンダのトナリだった。トナリはフシに自分の素性を明かそうとはせず、ただ「これまで出会ってきた人の顔を見せてほしい」と願う。フシが変身できるのは、この世を去った人の姿だけ。誰かに変身するたびにその死を悟り悲しむフシを、トナリは静かに見守るのだった。一方、ノッカーとともに森に逃げ込んだヒサメは……。
第3話「待ち望まれた者」 2022年11月6日(日)放送
不死身の自分を理解する仲間を探し何十年も居場所を転々とするフシのもとへ、守護団はたびたび現れた。ハヤセの6代目継承者・カハクが訪ねてきた時、街にはフシを異端とするベネット教が広まっていた。守護団に同行することを決めたフシは、訪れた村々で奇跡を起こしながら旅を続ける。ところがある日、ウラリス王国のボンシェン王子に捕らえられ、カハクとともにウラリス城へと連行されてしまう。
第4話「視(み)える青年」 2022年11月13日(日)放送
「新しい世界を与えてやる」と強気のボンシェン王子に、気圧されるフシ。フシは王子の妹のポコア、付き人のトドとも知り合う。だが、このままウラリスに留まるとノッカーが襲ってくるかもしれない。フシは再び旅に出て、ノッカーに立ち向かうことを決める。するとボンシェンも、フシに付いていくと言い出した。不敵に微笑む王子の瞳には、どんな景色が見えているのか。彼は味方か、それとも……。
第5話「聖者の遠征」 2022年11月20日(日)放送
ノッカーを倒しながら各地をめぐり、順調に支持者を集めていくフシたち一行。旅の途中で立ち寄ったイルサリタ国ウガ城で、フシは城主の娘・アンナを生き返らせてほしいと頼まれる。しかし、死んだ人間をよみがえらせることなどできない。フシは自分の力の限界を示すため、アンナの姿に変身し、その抜け殻だけを置いて城を後にした。追いかけようとしたボンシェン王子は、城で信じられない事態に直面する。
第6話「異端の徒」 2022年11月27日(日)放送
野営地の夜、カハクに求婚され戸惑うフシ。フシ自身の意思とは別に、パロナの体はカハクの抱擁に拒否反応を起こしてしまう。カハクは、かつて自分の先祖・ハヤセがパロナを殺めていたことを知り、自分の愚かさを恥じるのだった。フシたち一行は、次の目的地・エンタスで歓待を受ける。ところが、その街には不死身のフシを悪魔と信じるベネット教の大教督・サイリーラが待ち構えていた……。
第7話「罰とゆるし」 2022年12月4日(日)放送
溶けた鉄に焼かれ、肉体の崩壊と再生を繰り返すフシ。一方その頃、ベネット教によって捕らえられたボンシェン王子とトドは、パンを盗んだ罪で同じ檻(おり)に入れられた少年・チャボの境遇を聞く。ベネット教の異端審問は何日も続き、3人は疲弊していく。大教督・サイリーラの目的は、フシを悪魔の使いだと認めさせることだった。フシを守るため、ボンシェンは大きな決断をする。
第8話「夢の先」 2022年12月11日(日)放送
大観衆が見守る中、死刑台のボンシェン王子めがけてギロチンの刃が落とされた。大教督・サイリーラは勝ち誇る。ボンシェン王子は死に、フシはベネット教によって異端と認定されたのだ。程なくして王子の死の知らせが各地へ届き、ウラリス王国は悲しみに包まれた。フシたちは再び旅立つことを決める。そして、カハクの左腕のノッカーが自らの目的を語り始めた……。
第9話「拡(ひろ)がる意識」 2022年12月18日(日)放送
ノッカーの猛攻撃を受けたベネット教の総本山。フシは市民を逃がすために奮闘するが、戦闘は苛烈を極め、一度に多くの器を奪われてしまう。守れなかった人々の墓標を前に、フシは己の無力さを痛感するのだった。ノッカーから皆を守るためには、もっと強くならなければならない。さらなる成長を望むフシに、観察者が道を指し示す。
第10話「共鳴」 2022年12月25日(日)放送
ノッカーがソニア国の王都レンリルを襲撃するまであと1年。レンリルの王女・アルメに謁見したが、警戒され信頼を得ることができない。修行の合間に街へと出かけたフシは、見世物小屋で土器人の少女を助け、船で一緒に暮らし始めた。フシは言葉を話さない少女に「エコ」という名前を付ける。エコとの土器を介した会話にヒントを得たフシは、船と一体化し、自らの感覚野を広げていく。
第11話「肉の価値」 2023年1月8日(日)放送
船での修行を終えたフシは、王都レンリルに降り立つ。ノッカーは、この平和で美しい都市を襲うと予告した。フシは半年後に向けて、気を引き締める。その頃、ウラリス王国ではレンリルへの出兵準備が整わんとしていた。ついにフシのもとに新たな仲間が集う。カイ、ハイロ、メサール。三人に課せられた役割を知り、フシは思い悩む。
第12話「ベールが秘めるもの」 2023年1月15日(日)放送
王都レンリルを守るには、すべての民の信頼を勝ち取る必要がある。市民兵に接触し、交流を深めるハイロ。ハイロはフシに、ベネット教の手で「悪魔つきの子」として育てられた過去を語る。一方、メサールは城に出入りし、王女アルメにゲームを持ちかける。新たな仲間たちの協力を得たフシは、素性を隠した「賢者」として着実に街を作り替えていく。
第13話「賢者の正体」 2023年1月22日(日)放送
メサールが王女アルメから手に入れたのは、王都レンリルの地下水路の地図。広大な水の道は、ノッカーの侵入経路になりうる。地下に鉄板を張り巡らし、地上の家々を作り替え、防壁を築く。昼夜問わず働くフシの身体には、徐々に疲労がたまっていく。さらに、「賢者」の正体がベネット教に封印されたはずの悪魔フシであることが、市民に露見してしまい……。
第14話「再生の朝」 2023年1月29日(日)放送
ともに戦う。まっすぐなフシの決意が、市民に伝わった。王女アルメは、正体を明かしたフシを国王のもとへ案内する。やがて、ポコアたちウラリスの面々もレンリルに到着。ウラリス兵、レンリル兵の助けを借りて、王都防衛の準備は順調に進んだ。ノッカーとの決戦の日を前に、カイ、ハイロ、メサールは、運命の選択を迫られる。
第15話「摩耗する自我」 2023年2月5日(日)放送
戦いの火ぶたは切られた。レンリルには決して入らせまいと、フシは強化した能力でノッカーを撃退。状況は優勢に思えたが、敵は見えない場所から凶悪な一手を仕掛けていた。戦いが長引くにつれ、フシの身体に限界が迫る。その傍らで、いつかの少女が目を覚ました。
第16話「不滅の三戦士」 2023年2月12日(日)放送
三人の死は、フシに強い怒りと深い悲しみをもたらした。目覚めたフシは、鬼神のごとき勢いでノッカーの群れを殲滅(せんめつ)する。一人きりで戦況を覆そうともがくフシだったが、ノッカーの罠に捕らわれてしまう。絶体絶命の危機に現れたのは、復活した「駒」。不死身なのは、フシだけではなかった。
第17話「守りたいもの」 2023年2月19日(日)放送
フシだけが、生きる痛みから逃げられない。カハクはそれを「呪い」と言った。不死身の秘密を握るボンシェンを、カハクが追及する。フシの人間性を守りたい。二人の意見は同じようでいて、相容れることはない。それぞれの守るべきもののために、戦いは続く。混迷極まる戦場で、メサールは王女アルメを探していた。
第18話「不死身の死」 2023年2月26日(日)放送
ついに、フシが消えた。フシの器はすべてノッカーに奪われてしまった。夜の闇がレンリルを覆い、街にはノッカーの砲弾の音だけが響く。異変を察知し、フシを探すボンシェンの前に、二百年前の生贄(いけにえ)の少女が現れる。不死身のフシは死んだのか。少女が示した場所で、待っていたのは……。
第19話「そして日の出へ」 2023年3月5日(日)放送
それははじめ、球だった。ただの球ではない。ありとあらゆるものの姿を写し取り、変化することができる。フシは、はじまりの姿に戻った。確信は無い。だが、希望は残されている。ボンシェンは、フシのために命をかけた。ノッカーとの決着をつけるため、不死身の仲間が立ち上がる。
第20話(最終話)「時代の終わり」 2023年3月12日(日)放送
王都レンリルに夜明けが訪れた。恐ろしいノッカーは去り、市民たちは取り戻した平和に歓喜する。戦いの後始末を終え、ようやく訪れた休息のとき。仲間たちは口々に夢を語り合う。フシには新たな目標ができていた。やがて仲間たちは、それぞれの道を選択する。カハクもまた……。時の流れの果てに、待つものとは。
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マンガ「不滅のあなたへ」各巻のあらすじ
第1巻
何者かによって“球”がこの地上に投げ入れられた。その球体は、情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる。死さえも超越するその謎の存在はある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。これは自分を獲得していく物語。
第2巻
彼に“フシ”と名前をつけたのは、オニグマ様への捧げ物に選ばれたニナンナの少女マーチ。少女たちと共にヤノメに囚われたフシはママになることを夢見るマーチの側で刺激を受けながら成長していく。そんな中、マーチを助けるために少女パロナはヤノメからの脱出計画を練っていた。希望を抱く少女たちからフシは一体何を獲得するのか。これは自分の未来を選択する物語。
第3巻
敵との初めての遭遇の後、フシが出会ったのは、仮面を被った少年グーグー。自らを怪物と自嘲するグーグーに弟として可愛がられながら、フシは人間のように暮らす日々を送る。そんなある日、グーグーは使用人として働いていた酒爺の屋敷から家出してしまう。自分ではない誰かになりたいと願う少年は何者にでもなれるフシにどんな刺激を与えるのか。これは喜びを手に入れる物語。
第4巻
日々を家族に捧げるように暮らした4年間が、フシをまるで人間のように成長させた。だが、その平穏で刺激の少ない生活の中で、フシが獲得したものはそれほど多くない。そんな中、リーンの誕生日会に参加したフシをノッカーが急襲する。兄グーグーの助けを得て戦うフシは、ノッカーを倒し家族を守ることができるのか。これは痛みを強さに変える物語。
第5巻
各地から凶悪殺人犯を集めた島・ジャナンダで、フシはピオランと離れ離れになってしまう。ピオランを救い出す唯一の方法は、闘技場のトーナメントで優勝し島長となること。殺伐とした島に強い不快感を覚えながらもフシは闘技場での戦いを続ける。抑圧がフシを人としての成熟へ導く。ここはまさに新しい学び舎であった。
第6巻
フシは自分がハヤセのもとに残ることで、トナリたちを監獄島(ジャナンダ)から解放した。一旦は島を出たトナリだったが、フシを助けるために再び島に向かう。再会した二人が島を離れようとしたその時、島民たちを襲うノッカーが現れた。自分を慕う人々と守るべき仲間の存在を知ることによって失うことも知る。これは自らの運命を変える物語。
第7巻
ピオランの死後、独り無人島で過ごすフシの前に、ハヤセの末裔の少女ヒサメが現れた。フシは彼女の率いる守護団と共にノッカーに襲撃された村へと向かう。新たな別れを経験し、フシは仲間を求めて街へ出ることを決意する。しかし“不死身”の伝説は長い時を経て、フシを信じる者と求める者、──そして恐れる者を生んでいた。これは仲間を見つける物語。
第8巻
守護団とともに旅をするフシの前に死者の姿が視える男、ボンが現れた。自分の存在意義に迷うフシと、王の座に着くためにフシを欲するボン。ノッカーから民を守るための遠征に出ることになった彼らの前にフシを異端とする勢力が立ちふさがる。フシはその不死身の身体と能力を使い、人を救うことができるのか。これは自分を視る物語。
第9巻
ウラリス王子ボンは見えないはずのものが見える男。その能力がゆえに、自分にはすべてが見えると思い込んだ彼はベネット教によって捕らえられてしまった。フシにはまだ自分も知らない能力がある。しかしそれは彼にとって本当に必要な能力なのか。そして、見えないものの存在に気づいたボンは仲間や民衆の未来のためにある選択をする──。これは繋がりゆく物語。
第10巻
ノッカーの襲撃に備えた修行は、フシを新たな領域へ押し上げた。一方、ボンはフシには新しい仲間が必要と考え各地を回る。民を守るための準備を焦るフシだったが、そのためにはレンリルの信頼と協力が必要だ。戦うことは一人でできたとしても、守ることは一人ではできない。──決戦まで、残された時間はあとわずか。これは共に戦う物語。
第11巻
ついに始まったレンリル攻防戦。総力をあげ攻勢を仕掛けるノッカーに対しフシはカイ、ハイロ、メサールと共に挑む。戦いは拮抗しフシと街の人々を徐々に疲弊が蝕みはじめる。そして戦闘のさなか復活したマーチはフシを求め街を駆けるが──。これは命で命を贖う物語。
第12巻
レンリルの街をめぐるノッカーとフシ達の戦いは遂に終局へと差し掛かる。防衛側に優勢だった戦況も束の間、カハクの左手が裏切りの末にフシを幾度なく殺したことで、かつてない危機が街に訪れる。フシを助けるべく現れたマーチがそこで見たものとは。そしてボンの頭をよぎる、逆転の秘策とは──。ひとつの時代に終わりが訪れようとしていた。不滅のあなたへ 第1部「前世編」完結。これは巡る生命の物語。
第13巻
レンリルの街をめぐる攻防戦から数百年。時は移ろい、ノッカーの脅威の去った時代。かつてのフシと仲間たちの戦いは今や”伝説”となり、人類は平和な世を謳歌していた。そんな時代に再びフシは目を覚ます。人も、物も、あらゆるものがかつてと違う。道路を走る車、空にたなびく電線、煌めくネオン。彼は新たな時代で、何を見て何を感じるのか──。これは変わる時代と変わらない心の物語。
第14巻
レンリルの街をめぐる攻防戦から数百年。時は移ろい、ノッカーの脅威の去った時代。かつてのフシと仲間たちの戦いは今や”伝説”となり、人類は平和な世を謳歌していた。そんな時代に再びフシは目を覚ます。人も、物も、あらゆるものがかつてと違う。道路を走る車、空にたなびく電線、煌めくネオン。彼は新たな時代で、何を見て何を感じるのか──。これは変わる時代と変わらない心の物語。
第15巻
2021年4月15日発売予定。