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「SONGS」ってどんな番組?
放送 毎週木曜日 午後10時30分〜11時15分[NHK総合]
「SONGS」は、時代を象徴するアーティストに焦点を当てた大人のための音楽番組です。放送は、2021年4月より、毎週木曜日午後10時30分~[NHK総合]です。2007年から始まった番組で、これまで多くのアーティストが出演しています。
フォークやニューミュージックなど、テレビにはめったに出ないビッグアーティストが毎回1組登場します。貴重なスタジオライブを披露するほか、MCやゆかりのある人物とのトークなどを通じて、アーティストが曲に込めた思いや自らの人生哲学など、バックグラウンドを深く知ることができるんです。また、意外な素顔が明らかになることも・・・。
番組開始から12年を迎えた2018年5月から番組の顔として大泉洋が登場し、アーティストの魅力を引き出してくれます。
SONGSの再放送・見逃し配信は?
「SONGS」の再放送は、翌週火曜日午前0時53分~(金曜日深夜)に放送されます。公式ホームページにてご確認ください。また、放送時間に制約されずに好きな時に見たいという方には、動画配信サービスがオススメです。
「SONGS」の見逃し動画は、NHKオンデマンドやユーネクストで配信される予定です。ただし、映像が使用できない等の諸事情により配信されない放送回もあります。なお、配信される期間は2週間程度となりますのでご留意ください。
>> SONGSの再放送・見逃し動画配信!NHKの歌番組がおもしろい!
NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。
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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。
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SONGS 第573回「美輪明宏」
放送 2021年5月13日(木)午後10時30分〜[NHK総合]
放送前の予告
コロナ禍で苦しんでいる多くの人へ
今こそ美輪明宏の歌を届けたい。
2019年、脳梗塞に襲われ、コロナの影響もあり、舞台やコンサート活動を休止していた美輪明宏さんが6年ぶりに「SONGS」に出演。番組責任者・大泉洋が歌手・美輪明宏の壮絶なアーティスト人生に迫ります。
番組ではまず、故郷・長崎で過ごした少年時代から2012年、77歳の時に「ヨイトマケの唄」で紅白歌合戦に初出場するまでの歩みをNHKに残る貴重な映像でつづります。美輪さんはこれまで戦争・差別・貧困など様々な苦悩と向き合いながら、人生を歩んできました。その壮絶な人生経験をもとに作られた「ヨイトマケの唄」。
発表からおよそ50年後に紅白で歌唱し、圧倒的な支持を得る事になった名曲にこめた思いを美輪さん自身が語ります。
更に今回は、スペシャル企画「美輪明宏 愛のSONGS相談室」と題して視聴者からお悩みを募集。コロナ禍で様々な不安を抱えながら生きている視聴者のリアルな愛の悩みに美輪さんが答えてくれます。美輪さんはこのコーナーを受けて、今届けたい歌としてシャンソンの名曲「愛する権利」を選曲。世界中で「分断」が叫ばれる中、性別や年齢そして人種などを乗り越えた究極の人間愛を表現したこの歌が改めて心に響きます。
間もなく86歳になる美輪明宏さん、今回のSONGSではその波乱に満ちた人生を改めて語りながら、コロナ禍で苦しむ日本中の人々に愛のこもったメッセージを届けてくれます。
<披露された楽曲>
- 愛の讃歌
- 愛する権利
- 花〜すべての人の心に花を〜
【出演】美輪明宏、大泉洋
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美輪明宏さんのプロフィール
※美輪明宏オフィシャルHPより
小学校の頃から声楽を習い、国立音大付属高校を中退し16歳にしてプロの歌手として活動を始めた。クラシック・シャンソン・タンゴ・ラテン・ジャズを歌い、銀巴里やテレビに出演するようになり、1957年、「メケメケ」が大ヒット。ファッション革命と美貌で衝撃を与える。
日本におけるシンガーソングライターの元祖として「ヨイトマケの唄」ほか多数の唄を作ってきた。1984年フランス、87年再度フランス・スペイン・ドイツに招待されコンサート・ツアーを行う。ル・モンド、リベラシオンを始め多数の新聞・雑誌に紹介・絶賛される。
俳優としては、寺山修司の「演劇実験室◎天井棧敷」の旗揚公演「青森県のせむし男」、「毛皮のマリー」への参加・主演を機に、三島由紀夫に熱望され「黒蜥蜴」(江戸川乱歩原作)を上演、空前の大絶賛を受けた。映画化もされ、ニューヨーク・タイムズ等々にも大々的に取り上げられ、ニューヨークやパリを始め世界的ヒットとなった。
そのほか、ジャン・コクトー作「双頭の鷲」、デュマ・フィス原作「椿姫」、アラバール作「大典礼」と当たり役を語り始めると限りがない。
近年の演劇活動では、1993・94年東京芸術劇場で再上演を行い絶賛された「黒蜥蜴」。1997年には会場を青山劇場に移し、同劇場の舞台機構を最大限に生かした演出を行い、観客を圧倒した。2003年からは明智小五郎役に髙嶋政宏氏、愛人・雨宮役に木村彰吾氏を得て、05年、08年と続けて上演。ル テアトル銀座ほか全国ツアーを大成功させ、江戸川乱歩×三島由紀夫の美学を、さらに深く掘り下げた絢爛豪華な舞台を 全国の観客に披露し、熱狂的な支持を集めた。2013年、2015年、木村彰吾氏を明智小五郎に迎え、これぞ決定版と言われる新たな 「黒蜥蜴」が再び観客を魅了した。
1994、96年には寺山修司作「毛皮のマリー」をドイツ人演出家により再演。2001年には同作を自ら初演出。美少年・欣也役に及川光博氏を迎え、東京・パルコ劇場を皮切りに全国14都市で公演を行い、スタンディング・オベイションの嵐となった。
2009年、ル テアトル銀座で再び上演。新たなキャストを迎えて美輪演出でしか紡ぎえない、より練り上げられた頽廃美あふれるゴージャスにして魅惑的な世界を展開。全国の観客から賞賛を浴びた。
故・三島由紀夫が30年来熱望していた美輪演出・主演による「近代能楽集より 葵上・卒塔婆小町」の上演が1996年に実現。1998年の再演を経て2002年には相手役に宅麻伸氏を迎え再度上演された。
2010年、会場をル テアトル銀座へと移し、木村彰吾氏を相手に役に再び上演。三島戯曲の持つ日本語の美しさを余すことなく表現し、好評を博した。
さらに、1997年10月の「双頭の鷲」の華麗な再演では、演じたエリザベート王妃に対して読売演劇大賞優秀賞も受賞する。同公演は1999年、2007年に再演。2008年にはル テアトル銀座にて上演された。
デュマ・フィス原作「美輪明宏版 椿姫」も30年ぶりの上演となった1998年に続き、2004年、2012年、再演を果たした。また2000年、2006年、2011年、2014年、2018年にはエディット・ピアフの生涯を描いた「愛の讃歌」を上演、絶大な評価と賞賛を得ている。
近年の音楽活動では、2011年には「祖国と女達」「ボタ山の星」などを収録した、伝説的名アルバム「白呪」が再発売。2013年には全曲新録音による待望のオリジナル・アルバム「BRAVA DIVA MIWA」をリリース。さらに2014年には、他では決して聴くことのできない”愛”に満ちた、エディット・ピアフ関連楽曲のカバー・コンピレーション・アルバム『愛の讃歌〜エディット・ピアフに寄せて〜』をリリースした。NHK『花子とアン』番組内で放送され話題を呼んだ、日本語バージョンと従来のフランス語バージョン両方の「愛の讃歌」を収録したアルバム『美輪明宏ベストセレクション』が2016年に発売。2015年には10枚組のCDボックス『美輪明宏大全集』もリリースされている。
これら音楽活動の集成として、毎年秋に新しいプログラムに更新されるコンサートは、様々なジャンルを超えた選曲、趣向を凝らした美術や照明などにより観客を魅了しつづけている。2012年に、それまでの「美輪明宏音楽界<愛>L`AMOUR」から「美輪明宏/ロマンティック音楽会」にタイトルが改められた。また2017年秋、新しいプログラム、「美輪明宏の世界」をスタートした。
作家としては、50年来のベストセラー「紫の履歴書」(水書房)をはじめ、現代の病巣を鋭く喝破し、愛を持って生きる事を説いた「人生ノート」(パルコ出版)が50万部のベストセラーとなっているほか、「天声美語」(講談社)では、”美人を超える麗人”になるための美意識の磨き方を懇切丁寧に説いている。その後も「ああ正負の法則」(パルコ出版)、「愛の話 幸福の話」(集英社)、瀬戸内寂聴氏との対談集「ぴんぽんぱんふたり話」(集英社)、「地獄を極楽にする方法」(主婦と生活社)、「霊ナァンテコワクナイヨー」(パルコ出版)、「人生讃歌 愉しく自由に美しく、又のびやかに」(齊藤孝氏との共著 大和書房)、「人生学校 虎の巻」(家の光協会)、「戦争と平和 愛のメッセージ」(岩波書店)、「美輪明宏のおしゃれ大図鑑」(集英社)、「世直しトークあれこれ」 (パルコ出版)、「続・人生学校 虎の巻」(家の光協会)、「乙女の教室」(集英社)「愛と美の法則」(パルコ出版) など続々と話題作を提供し続けている。
人生の手引書ともいえる愛の格言集「花言葉」(パルコ出版)、「悩みも苦しみもメッタ斬り!」(家の光協会)に続き、「明るい明日を」(パルコ出版)、「人生はドンマイドンマイ」(家の光協会)、「人生はドンマイドンマイ」(家の光協会)、「楽に生きるための人生相談」(朝日新聞出版)に続き、新たな瀬戸内寂聴氏との対談「これからを生きるあなたに伝えたいこと」(マガジンハウス)、「心の嵐を青空に」(家の光協会)を発売。2018年2月には、自らの《愛と人生》を一冊にした「愛の大売り出し」(パルコ出版)が発売された。
講演会でも全国を飛び回り、各地大盛況の中、示唆に富む内容をウィットにあふれた話術で巧みに語り、大きな感銘を与えてる。
宮崎駿監督によるアニメーション映画「もののけ姫」「ハウルの動く城」への声優としての参加や、映画「TAKESHIS’」(北野武監督)、NHK大河ドラマ「義経」への出演、2005年4月の放送開始以降最高視聴率を誇り、レギュラー陣多忙のため2009年9月をもって惜しまれつつ終了となった「オーラの泉」(テレビ朝日系)などの番組や数々のCMなど映像分野でも幅広く活躍。NHKで放送された人間講座「人生・愛と美の法則」はDVDとして発売された。
2009年に公開された劇場版ポケットモンスター「アルセウス超克の時空へ」にはアルセウスの声で出演している。
2014年には、NHK連続テレビ小説『花子とアン』の語りを担当した。2010年より「ありえへん∞世界」(テレビ東京系 毎週火曜日午後7時54分~)にレギュラー出演中。2016年4月からはNHK「にほんごであそぼ」に新キャラクター「みわサン」として出演。2016年11月公開の映画『追憶TSUIOKU』(小栗謙一監督)では語りを担当した。
関東エリアではTBSラジオ「薔薇色の日曜日」(954kHz 毎週日曜日午前7時過ぎ~)で、様々な視点のテーマから生きるヒントを楽しく語り、高聴取率を誇っている。今年、番組は放送から16年を迎え、山梨放送(YBS)・ 静岡放送(SBS)・福井放送(FBC)・北陸放送(MRO)・高知放送(RKC)・山陽放送(RSK)・長崎放送(NBC)などでも放送中。
2007年11月より、公式携帯サイト「麗人だより」がスタート。入会者数は瞬く間に10万人を超え、大きな反響を呼んでいる。
2010年、第18回スポニチ文化芸術大賞グランプリをエッセイストとして受賞。
2011年2月にNHKで放送された、岡本太郎氏の生涯を描いた連続ドラマ「TAROの塔」では主題歌を担当、エディット・ピアフの「水に流して」の新たなレコーディングが行われた。
2011年、フランスのドキュメンタリー番組専門チャンネル「シネ シネマ」で、パスカル=アレックス・ヴァンサン監督の密着取材によるドキュメンタリー「Miwa : à la recherche du Lézard Noir(美輪 黒蜥蜴を探して)」が放送された。本作品は2013年8月31日より「美輪明宏ドキュメンタリー~黒蜥蜴を探して~」として日本国内での映画館上映されたほか、DVDとしてキングレコードより好評発売中。
毎週土曜日発行の朝日新聞『be』、「悩みのるつぼ」では、月に一度読者の相談に答えているほか、毎月第一土曜日、スポーツニッポンに「美輪の色メガネ」を連載中。
2012年大晦日にはNHK「紅白歌合戦」に初出場。時代を超えて愛される「ヨイトマケの唄」の名唱が日本中に届けられた。2015年まで4年連続出場、オリジナル曲の「ふるさとの空の下に」、日本語バージョンの「愛の讃歌」で圧巻の歌声を披露した。
いまやその演技のみならず、演出・美術・照明・衣装・音楽など総合舞台人として、また現代日本のオピニオンリーダーとして、その活躍は常に耳目を集め、さらなる伝説の炎が噴出し始めている。