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カラーでよみがえる古今亭志ん生
放送 2023年9月17日（日）午後2時〜［Eテレ］
放送前の予告
「落語の神様」と称される古今亭志ん生の没後５０年を記念し全盛期に収録された高座映像「風呂敷」をカラー化、初オンエアする。出演は五街道雲助、池波志乃、古今亭文菊。
２０２３年は「落語の神様」と称される昭和の大名人、古今亭志ん生の没後５０年。命日の９月２１日を前に、最新のＡＩを用いカラー化した志ん生の落語を初オンエアする。演目は、全盛期の１９５５年に収録された「風呂敷」。番組では、大画面で初公開された９月１日のイベントから、志ん生の孫弟子であり、今年人間国宝に認定される五街道雲助、同じく孫弟子の古今亭文菊、そして実の孫、俳優の池波志乃によるトークもお届けする。
【出演】五街道雲助，池波志乃，古今亭文菊
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五代目 古今亭志ん生のプロフィール
本名は美濃部孝蔵。明治23年6月28日生まれ、東京都出身。
少年のころから飲む・打つ・買うの三道楽にひたり、家を飛び出して放蕩の末、明治43年ごろ、2代目三遊亭小圓朝の門に入って朝太と名乗る。大正6年圓菊と改名して二つ目に昇進。まもなく6代目金原亭馬生門下に移って馬太朗と改め、以後武生、馬きん、しん馬、講談に転じて小金井芦風、またしん馬に戻り、馬きん、馬生（古今亭）と、次々に改名したが、さっぱり芽が出ない。初代柳家三語楼門下に移って東三楼、ぎん馬、甚語楼、隅田川馬石、甚語楼、しん馬と改名を続けたが、売れない日が続いた。
昭和9年に7代目金原亭馬生を襲名してから、ようやく日があたってきた。昭和14年5代目古今亭志ん生を襲名してからは人気上昇。昭和20年に満州へ行き、22年帰国してからは、桂文楽とともに落語会の第一人者として活躍した。昭和28年ラジオ東京の専属となり、昭和29年ニッポン放送へ移る。昭和32年から38年まで落語協会の会長を務める。昭和36年ニッポン放送を離れてフリーになったが、その年の暮れに脳溢血で倒れた。一年で高座に復帰したが、往年の元気はなく、昭和43年10月の精選落語会が最後の高座となった。昭和48年9月21日、83歳で亡くなった。
