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NHKドラマ「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」の再放送・動画配信・あらすじは?

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生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔

放送 2021年11月28日(日)スタート・全8回
   毎週日曜日 午後10時〜10時49分[BSプレミアム]

舘ひろし主演“大人のための本格ヒューマンドラマ”!
罪を償い、社会に復帰しようとする人の「生き直し」を助ける
日本独自の制度“保護司”を描くドラマ。

生き直す道。やり直す道。生まれ変わる道。そうだ、生き直すんだー。

分断され、不寛容が人々を縛り、弱者を見捨てる今の日本。一度罪を犯した者はやり直せないのか。生き直せないのか。傷つき苦しみ、必死に生きる、声なき小さな人々。その人たちに寄り添い、支えようとする保護司・深谷善輔の生きざまが胸に沁み、感動と生きる勇気をもたらしていく。

日本を代表する俳優・舘ひろし、独立後初となる主演ドラマ。誠実に人に接する主人公の保護司・深谷善輔を演じます。対峙するのは、日本映画界の大スターとして銀幕を彩り続ける浅丘ルリ子。意外にも初共演となる2人の関係は、「新米保護司」対「重い罪を負いながらも奔放に生きる女性」。70代にして新境地となる、戸惑い振り回される舘の姿が、見どころのひとつです。

また、現代社会を鋭く見据えた脚本は、日本アカデミー賞をはじめ数々の賞に輝く実力派・久松真一。久松氏が長年温めてきたオリジナルストーリーで、罪と罰、そして家族を巡る奥深い人間模様を描きます。父・善輔にひそかな葛藤を抱える娘・美晴(蓮佛美沙子)、母・結子との確執に苦しむ娘・香苗(真矢ミキ)など、いずれ劣らぬ実力派演技陣による人間群像が、他者への思いやり、支え合う心を思い出させ、やがてスケールの大きな深い感動を呼び起こしていきます。

  •  久松真一
  • 音楽 飯田俊明
  • 出演 舘ひろし 蓮佛美沙子 青柳翔 小越勇輝 村田雄浩 濱田マリ 寺泉憲 不破万作 池田努 飯沼千恵子 時任勇気 前田航基 濱津隆之 脇知弘 笛木優子 大沢あかね 小林綾子 石橋蓮司 泉谷しげる 真矢ミキ 浅丘ルリ子
  • プロデューサー 小嶋克己
  • 演出 藤井裕也(AX-ON)・初山恭洋
  • 制作統括 柴田直之(NHK編成局コンテンツ開発センター) 、坂部康二(NHKエンタープライズ)、藤田裕一(ロビー・ピクチャーズ)

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あらすじ

サラリーマン教師として、平々凡々と生きてきた主人公・深谷善輔(舘ひろし)。彼が、第二の人生に選んだのは「保護司」だった。刑期を終えようとする仮出所中のひと、そして、保護観察中のひとと向き合う保護司としての役目をとおして、彼もまた、自らの「生き直し」を模索していた-。

ボランティアとして、罪を犯したり非行に走ったひとたちの更生を支える保護司になって8か月。長年勤めあげた高校の国語教師からの転身に、善輔はかつての同級生から「お前が保護司とは」と驚きと親しみ混じりに声を掛けられる日々だった。雑誌記者である娘の美晴(蓮佛美沙子)からも、「お父さん、なんだか変」と奇異な目を向けられてしまう。そんな善輔の前に、今まで出会ったこともない、規格外の「保護観察対象者」が現れる。自分の子供を殺した罪で服役していた小山結子(浅丘ルリ子)。彼女の保護司に、善輔が任じられた。結子が出所するその日、善輔は彼女を迎えようとするが、塀の外へ出た彼女は想像もしない行動に出て善輔を驚かせる。結子をはじめ、様々な対象者たちと向き合う善輔。彼らを支えようとするひともいれば、冷ややかな目を向けるひとも。小山結子の娘、小山香苗(真矢ミキ)は、犯罪者となった母を強く拒絶し、どんなに善輔が勧めても会おうとしなかった。いつしか結子の行動はエスカレートして・・・。果たして彼女の真意は?善輔は保護司としてどのように支えていくのか。保護司、対象者、そしてその家族。それぞれの立場と思いが交錯する中、次第に善輔が保護司となった真相が浮かび上がる・・・。

出演者のコメント

深谷善輔 役・舘ひろしさん

罪を背負った人々を通じ、保護司という立場で、世の矛盾や、心の傷や痛みに寄り添うような役柄を演じることができればと思っております。石原裕次郎さんと数々の名作を共演してこられた、浅丘ルリ子さんと初共演させていただけることが、大変光栄で楽しみにしております。NHKドラマ『クロスロード』でご一緒した、藤井監督をはじめとする素晴らしいチームと新たな作品に挑戦したいと思っています。

深谷美晴 役・蓮佛美沙子さん

一度罪を犯した人間に、未来はないのか。再犯率が約4割というこの国で、私はまだこの問いに相応しい答えを見つけ出せていません。善悪の概念を超えた場所で起こる悲劇に、私たちはどう向き合えばいいのだろう。様々な人々の‘生き直し’を描いた今作で、私が演じる美晴はきっと、視聴者の方と1番近いところにいる存在だと思います。私自身も彼女と一緒に戸惑い、悩み、考えていきたいです。そして、綺麗事ではない希望を見つけられたらと思います。

小山香苗 役・真矢ミキさん

同じ晴天の空の下であったとしても、人の数だけ様々な空の色が広がり、その中には二度と陽は昇らない景色もあるのかと台本を読んで胸が熱くなりました。身の引き締まる思いです。複雑な人生を背負った香苗という女性の人生を、私もこの作品の空の下、思い切りもがいてみたいと思います。

小山結子 役・浅丘ルリ子さん

石原裕次郎さんとのご縁で、今回、初めて舘ひろしさんと共演することになりました。8本あるお話の中で、どう展開していくのか楽しみにご覧いただきたいと思います。

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主な登場人物・キャスト

深谷善輔 舘ひろし

元高校教師の保護司。経験は浅いが、誠実に保護観察の対象者たちに向き合おうとする。重大な事件を起こした小山結子の担当となるがその言動に悩み奔走。実は保護司となった背景には、ある葛藤が…。

小山結子 浅丘ルリ子

同居していた引きこもりの息子を刺殺した過去を持つ。出所すると「ヒャッホー」と声をあげるなど、担当する保護司の善輔を戸惑わせる。息子の墓参りに行こうともせず、奔放な言動で周囲を振り回す。

小山香苗 真矢ミキ

母の結子が、弟の隆史を死なせたことに苦しめられる。現在は離婚し、子供たちとも離れ離れの暮らしに。コンビニと配送センターの仕事を掛け持ちして働く日々。出所した結子には、かたくなに会おうとしない。

深谷美晴 蓮佛美沙子

善輔の一人娘で「週刊アトラス」の記者。離婚を機に実家に帰り善輔と同居を始める。父が保護司になっていたことや、元犯罪者が身近にいることに驚くも、結子と親交を深めていく。

谷浩二郎 青柳翔

警視庁捜査一課・警部補。大学時代はラグビー部で、当時マネージャーだった美晴と事件現場で偶然出くわす。

平本啓一 小越勇輝

強盗致傷事件を起こし服役中。

星野一平 村田雄浩

洋食キッチン「マイ・プレイス」の店主。脱サラして妻の清美と洋食店を開く。「協力雇用主」になり保護観察中の結子を雇うことになるが…。

星野清美 濱田マリ

一平の妻。保護観察中の結子を雇うことには消極的だった。

松川研 寺泉憲

喫茶『カサブランカ』の店主。善輔の高校時代の同級生で、ラグビー部でも一緒だった。今は神輿担ぎに情熱を注いでいる。

澤井雄藏 不破万作

万引き、置き引きなどの犯罪を重ね前科23犯の経歴をもつ。善輔の初めての対象者。以来、再犯はなく公園の清掃を日課にしている。音信不通の息子に会いたいと思っている。

信田寛治 泉谷しげる

信田神輿製作所の親方。善輔とは高校時代からの付き合い。保護観察中の人たちを率先して雇用する『協力雇用主』に登録。分け隔てなく面倒を見、善輔を応援している。

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プレミアムドラマ「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」の再放送・見逃し動画配信は?

プレミアムドラマ「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」の再放送は、毎週日曜日 午後4時15分〜放送される予定です。また、同番組の見逃し動画は、「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で配信される予定です。

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「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」の各話のあらすじ

第1話 2021年11月28日放送

保護司・深谷善輔(舘ひろし)は、ある重大事件で服役していた小山結子(浅丘ルリ子)の担当になった。出所と同時に「ヒャッホー」と叫ぶ彼女に驚くが、高齢でも生活保護を受けず働くと言われ、協力雇用主である洋食屋で雇ってもらうことに。娘の美晴(蓮佛美沙子)とも数年ぶりに同居をはじめるが、美晴は父が保護司であることに困惑する。善輔は結子の娘の小山香苗(真矢ミキ)を訪ね、彼女の母への憎しみを知ることとなり…。

<補足>

犯罪を犯し服役し「前科者」となってしまうと、社会では受け入れがたい存在となってしまう。ましてや、殺人という凶悪犯の前科があれば、なおさら近寄りがたい存在となってしまうものです。そんな前科者と向き合う保護司になった深谷善輔。どうしてだろう?

また、犯罪者となれば加害者の家族の人生も狂わせてしまう。加害者の娘・香苗は夫と離婚させられ子供も奪われてしまい、犯罪者となった母を憎んでしまう。このねじまがった人間関係をどうやって矯正することができるのだろう?

第2話 2021年12月5日放送

働き始めた結子(浅丘ルリ子)だが、問題を起こして解雇されてしまう。驚いた善輔(舘ひろし)は結子の調査書を読み返す。結子の娘の香苗(真矢ミキ)は離婚を余儀なくされ子供とも離れ離れに。結子の抱える深い闇を見る。そんな中、保護観察となった少年・庄司(田中偉登)や、人生の大半を塀の中で過ごした雄蔵(不破万作)らからも頼られる善輔。一方、週刊誌で働く美晴(蓮佛美沙子)は8050問題の調査を指示されるが。

第3話 2021年12月12日放送

息子に厳しく接する庄司(田中偉登)の父親と出会った善輔(舘ひろし)は、何をすべきか深く悩む。さらに結子(浅丘ルリ子)の新しい仕事探しもうまくいかない。そんな中、結子を解雇したはずの一平(村田雄浩)が善輔を訪ねる。庄司に善輔は、介護施設で働き通信制の高校に通うことを提案。ところが、庄司の父親は激怒するのだった。一方、香苗(真矢ミキ)は死なせた息子の月命日にも来ない結子にさらに失望を覚える。

第4話 2021年12月19日放送

家出した庄司(田中偉登)を探し出し話を聞く善輔(舘ひろし)。庄司の熱意に触れると同時に、過度のストレスを抱えていることも知る。一方、結子(浅丘ルリ子)への直撃取材をもくろむ週刊アトラス。美晴(蓮佛美沙子)はそれが善輔の対象者で身近にいる結子の事だとはまだ気付かなかった。過去を捨てたかのように見えた結子だったが、思わずかけてしまった電話の相手は・・・。

第5話 2021年12月26日放送

善輔(舘ひろし)は、恩師の九條(石橋蓮司)の対象者だった須藤(脇知弘)が警察で取り調べを受けていると聞き駆けつける。九條はせめて保護司の自分だけは信じてやるのだと言う。そんな中、善輔が担当する唯行(前田航基)の保護観察が終了となったが…。一方、結子(浅丘ルリ子)の孫の史織(平澤宏々路)が、結子に会いたいと香苗(真矢ミキ)を訪ねてやってくる。美晴(蓮佛美沙子)はアトラスで結子の過去の犯罪に気づく。

第6話 2022年1月9日放送

善輔(舘ひろし)は、香苗(真矢ミキ)から自分はいいから史織(平澤宏々路)を結子(浅丘ルリ子)に会わせてやってほしいと頼まれる。一方、周囲に軽蔑され居場所を失った保(脇知弘)を心配する善輔や九條。週刊アトラスによる結子への取材は本格化し、美晴(蓮佛美沙子)は同僚たちの強引な取材姿勢に苛立ち、善輔ともギクシャクする。善輔は、結子を守るため安全な場所を探そうとするのだが、なぜか結子はそれには無関心で…。

第7話 2022年1月16日放送

いなくなった結子(浅丘ルリ子)を探しながら、善輔(舘ひろし)は不安がよぎる。結子を見つけだした美晴(蓮佛美沙子)は、同時に週刊アトラスの取材姿勢に怒りを感じるのだった。そんな中、善輔はある重大事件を起こした平本(小越勇輝)の担当を依頼される。平本は高校時代の教え子だった。彼が起こした事件を止めさせることができたのではと後悔する善輔は、彼の担当を引き受けるのだった。一方、結子の身に異変が起こり…。

第8話(最終話) 2022年1月23日放送

緊急搬送された結子(浅丘ルリ子)は手術により回復。駆けつけた香苗(真矢ミキ)。かたくなに会わなかった親子は再会を果たすのだった。2人がなぜ会おうとしなかったのか。その理由を知った善輔(舘ひろし)と美晴(蓮佛美沙子)は心動かされる。数日後、善輔のもとに平本(小越勇輝)がやってくる。事件の直前、平本は善輔に何を言いたかったのか。そして、退院した結子は善輔と一緒に、ある場所へ向かうのだった。

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