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NHKドラマ 松本潤主演「永遠のニシパ」の再放送・見逃した動画を見る方法は?

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北海道150年記念ドラマ「永遠のニㇱパ」
~北海道と名付けた男 松浦武四郎~

放送 2019年6月7日(金)午後7時30分~ ※北海道先行放送
2019年7月15日(月・祝)午後7時30分~ ※全国放送

再放送 2020年2月1日(土)午後7時20分〜[BSプレミアム]
再放送 2023年1月3日(火)午後11時40分〜[NHK総合]

この男がいなかったならば、北海道は生まれなかった!
幕末の蝦夷地を調査して北海道の命名者となった松浦武四郎。
北海道が誕生するまでの知られざる格闘の人生を4Kでドラマ化!

今年は、明治2年(1869年)に「北海道」と命名されてから150年の節目となります。かつては蝦夷(えぞ)地と呼ばれていた北の大地を「北海道」と命名したのが松浦武四郎です。武四郎は三重県松阪市の出身で、生涯6回にわたり蝦夷地を探査しました。さらに、蝦夷地の山や川や一万に近い膨大なアイヌ語の地名を記した初めての詳細な地図を刊行し、明治維新に際しては、新政府による北海道への11国86郡の設定にも関わりました。この区分けは現在北海道の行政区画のもとになっています。そして、アイヌの人々の暮らしや文化を紹介するために多くの記録を残しました。まさに松浦武四郎なくして今の北海道は生まれませんでした。この知られざる偉人のドラマを、北海道150年記念ドラマとしてNHK札幌放送局が制作します。

  • 脚本 大石静(大河ドラマ「功名が辻」、連続テレビ小説「ふたりっ子」、ドラマ10「セカンドバージン」など )
  • 音楽 梶浦由記
  • 語り 中島みゆき
  • 出演 松本潤、深田恭子 宇梶剛士 江口洋介 小日向文世 山田良明 石井正則 筧利夫 木村彰吾 正垣湊都 西村まさ彦 石倉三郎 斎藤歩 有薗芳記 曽川留三子 納谷真大 ほか
  • 制作統括 鶴谷邦顕
  • 演出 柳川強

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「永遠のニㇱパ」のあらすじ

ペリーの黒船来航、ロシアの国境画定要求など江戸幕府は海外列強から開国を迫られる未曾有の危機にあった。武四郎は蝦夷地をロシアから守らなければならないと決意して蝦夷地を探査する。蝦夷地探査はアイヌの人々の案内で行われた。そして武四郎はアイヌ文化の豊かさやアイヌの人々のやさしさに共感していく。しかし、やがて蝦夷地を経営している松前藩のアイヌへの搾取略奪の実態を目の当たりにするようになる。

武四郎はアイヌの女性リセと出会う。リセは美しく気高く家族を守っているが多くを語らない過去のいきさつがあり、愁いを帯びた瞳が印象的だった。武四郎は江戸に帰り、蝦夷地図を出版する。そしてアイヌが搾取されている厳しい実態を告発した。これに激怒した松前藩は武四郎にさまざまな妨害工作を仕掛け、遂には武四郎の命を奪おうと刺客を放つ。命からがらに追われながらも武四郎は幕府に雇われて、ふたたび蝦夷地を探査することになる。今やロシアの南下を防ぐために蝦夷地の開拓は急を要していて武四郎に白羽の矢が立ったのだった。

主な登場人物・キャスト

松浦武四郎 松本潤

幕末から明治初期にかけて諸国を歩き200以上の書物を著した探検家にして地理学者、ルポライターなど大きな業績を残した知られざる巨人。なかでも偉業なのは蝦夷地を28歳から41歳にかけて6回にわたり探査して蝦夷地の風土、地理を日誌や地図に記録したことです。アイヌの人々と深く交流してアイヌの暮らしと文化を広く紹介して守ろうとしました。明治維新で政府に登用されて蝦夷地に替わる名称として「北海道」のもととなった「北加伊道」を提案しました。「カイ」とはこの地に生まれたものという意味があります。

リセ 深田恭子

アイヌの女性。熊に襲われた武四郎を兄が助けたことから、武四郎と何日か過ごし、武四郎の人柄に魅せられていく。

エカシ 宇梶剛士

アイヌの長老・リセの義父。

新政府参与 大久保利通 江口洋介

初代開拓使長官 鍋島直正 小日向文世

第二代開拓使長官 東久世道禧 山田良明

旧幕府外国奉行 堀井出雲守 石井正則

旧幕府老中 阿部伊勢守正弘 筧利夫

松前藩家老 佐島勘解由 西村まさ彦

商人 新堂佐七郎 石倉三郎

商人 湊屋彦兵衛 斎藤歩

新堂屋手代・案内人 六之助 有薗芳記

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北海道150年記念ドラマ「永遠のニㇱパ」の再放送は未定です。でも、安心してください。見逃した「永遠のニㇱパ」の動画は「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で放送日の翌日から配信される予定です。

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「松浦武四郎」とは?彼の偉業は?

文化15年(1818年)、伊勢國須川村(現三重県松阪市小野江町)に松浦武四郎は生まれました。諸国をめぐり、武四郎は自らが見て、聞いたことを記録し、多くの資料を残しました。その記録は、武四郎が自ら出版した著作や地図を通して、当時の人々に伝えられました。

冒険家、探検家として

16歳の江戸への一人旅をきっかけに、武四郎は諸国をめぐり、名所旧跡を訪ね、日本の百名山にも登ります。ただその土地を訪れてみるだけでなく、野帳(フィールドワークのメモ帳)に土地の風土や文化を記録しました。28歳には当時まだ人々にあまり知られていない蝦夷地(現在の北海道)へ向かい、約13年間に計6回の調査を行いました。また晩年には、土地の人もあまり足を踏み入れない大台ケ原の調査も行っています。

地誌学者として

武四郎は訪れた土地の地名、地形、行程、距離、歴史を調べ、人口、風俗、言い伝えを聞き取りなど、さまざまな調査を行いました。その記録は『初航蝦夷日誌』・『再航蝦夷日誌』・『三航蝦夷』などの日誌風の地誌や、『石狩日誌』・『唐太日誌』・『久摺日誌』・『後方羊蹄日誌』・『知床日誌』などの大衆的な旅行案内、蝦夷地の地図など多くの出版物が、世に送り出されました。この多くの著作は、地図製作の基本資料となり、非常に多くの地名を収録していることから、アイヌ語地名研究の基本文献ともなっています。

作家、出版者として

武四郎は成果である151冊にものぼる調査記録をもとに、紀行本や地図を出版しています。『壺の石』『於幾能以志』など、当時有名な本屋であった播磨屋から出しているものもありますが、多くは「多気志樓蔵板(版)」と自費出版を行っています。この時代の本は、版木と呼ばれ木に文字を彫り紙に刷りあげる方法で、手間も費用も多くかかるものでした。それでも、武四郎は世の人々に蝦夷地のことを知らせるため出版を行いました。

晩年の武四郎

晩年の武四郎は骨董品の収集を趣味としました。全国各地をめぐりながら、特に奇石や古銭、勾玉の収集に熱中しました。武四郎の肖像写真には、武四郎が集めたたくさんの勾玉をネックレスにしたものが見られます。68歳から、三重県と奈良県の境にある大台ケ原に登ります。68歳、69歳、70歳と3度にわたる大台ヶ原登山をおこない、その後富士山にも登っています。老いてもなお冒険心を持ち続けていた武四郎でしたが、明治21年(1888年)2月10日、東京の神田五軒町にある自宅で亡くなりました。

北海道の名付け親、松浦武四郎

武四郎が蝦夷地、現在の北海道に行くきっかけは、長崎で住職を務めていた時です。長崎で北方地が危ないことを耳にした武四郎は、僧侶を辞め、北方地に向かいます。第一回から第三回までは一個人として、第四回から第六回までは幕府のお雇役人として蝦夷地を調査します。当時の北海道は原生林が生い茂る自然豊かな土地で、整備された道はほとんどありません。武四郎が蝦夷地調査を行うことができたのは、古くからその土地に住むアイヌ民族の人々の協力を得ることができたからです。武四郎はアイヌ民族の人々に道を案内してもらい、多くの地名や伝承などさまざまなことを聞き取りました。その調査は樺太など島々にも及んでいます。武四郎はその調査記録をまとめて出版し、人々から「蝦夷通」と知られるようになります。

時代が明治にかわり、武四郎は明治新政府から蝦夷地開拓御用掛の仕事として蝦夷地に代わる名称を考えるよう依頼されました。武四郎は「道名選定上申書」を提出し、その六つの候補の中から「北加伊道」が取り上げられます。「加伊」は、アイヌの人々がお互いを呼び合う「カイノー」が由来で、「人間」という意味です。「北加伊道」は「北の大地に住む人の国」という意味であり、武四郎のアイヌ民族の人々への気持ちを込めた名称でした。明治新政府は「加伊」を「海」に改め、現在の「北海道」としました。武四郎はほかにも国名、郡名についての上申書も提出しており、その意見が取り上げられます。その土地の名前も、武四郎が蝦夷地を調査しているときにアイヌ民族の人々から教えてもらった土地名が由来となっています。

まさに松浦武四郎なくして今の北海道は生まれませんでした。

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松浦武四郎の関連書籍

※楽天市場より

静かな大地 松浦武四郎とアイヌ民族 (岩波現代文庫) [ 花崎皋平 ]


静かな大地 松浦武四郎とアイヌ民族 (岩波現代文庫) [ 花崎皋平 ]

幕末の蝦夷地を十数年間も探検・調査し、アイヌ民族の風俗・文化を記録する中で和人による虐待を告発した松浦武四郎。大地に根を張り、固有の習俗を育んできたアイヌ民衆の輝きとは何か。なぜ彼らは抑圧の下で呻吟することを強いられているのか。記録者としてアイヌ民族の受難に向き合うなかで、自己変革を遂げていく松浦を描き出す入魂の評伝。

北加伊道 松浦武四郎のエゾ地探検 (ポプラ社の絵本) [ 関屋敏隆 ]


北加伊道 松浦武四郎のエゾ地探検 (ポプラ社の絵本) [ 関屋敏隆 ]

北の大地をくまなく歩き、自然と、そこに生きる人びとのくらしを詳細に記録し、多くの著書をのこした幕末の探検家、松浦武四郎。「北海道の名づけ親」ともよばれる武四郎の、いのちをかけた旅の生涯を描く。

松浦武四郎 入門 幕末の冒険家 [ 山本 命 ]


松浦武四郎 入門 幕末の冒険家 [ 山本 命 ]

生誕200年・北海道命名150年。三重県松阪市に生まれ、諸国を旅して百冊以上の書物を出版。幕末の蝦夷地を探査し、知られざるアイヌ文化を全国へ紹介。蝦夷地に替わる道名・国郡名を上申し“北海道の名付け親”と慕われる男の、愛と冒険心に満ちた生涯。

アイヌ人物誌 新版 [ 松浦武四郎 ]


アイヌ人物誌 新版 [ 松浦武四郎 ]

アイヌ民族が日本人からどのような立場に置かれていたのか。時の為政者によって当時は出版禁止。アイヌの誠実にして剛毅な生き方を丹念に記録し続けた稀有な日本人によるヒューマンドキュメント。2019年春、松本潤が松浦武四郎役でNHKドラマ化決定!!

松浦武四郎の生涯 北海道と名づけた男 [ 更科源藏 ]


松浦武四郎の生涯 北海道と名づけた男 [ 更科源藏 ]

外交問題で緊迫した幕末期、北海道探検に明け暮れる日々とアイヌ民族との交流、そして明治維新後の道名や郡名の選定に至るまで、探検家であり、志士であった武四郎の足跡と生涯を、著者ならではの視点で探る。

松浦武四郎記念館

「松浦武四郎記念館」には、松浦家から松阪市(旧三雲町)に寄贈された武四郎の貴重な資料を数多く収蔵しています。平成20年(2008年)に、松浦家から寄贈された資料のうち、1505点が国の重要文化財に指定されました。

松浦武四郎記念館の展示室では、約2ヶ月ごとに資料を入れ替えながら、多彩な分野で活躍し、さまざまな顔を持っている松浦武四郎の姿を紹介しています。

松浦武四郎記念館
所在地  三重県松阪市小野江町383
開館時間  9:30~16:30
休館日  月曜日、祝日の翌日 12月29日~1月3日
※このほか、止むを得ず臨時に休館させていただく場合があります。

北海道179市町村サイコロキャラメル

北海道の名付け親である松浦武四郎の「新板蝦夷土産道中寿五六(すごろく)」付き。

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