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NHKドラマ「半径5メートル」のあらすじ・感想・再放送・見逃し動画配信は?

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ドラマ10「半径5メートル」

放送 2021年4月30日(金)スタート・全10回
   毎週金曜日 午後10時〜10時44分[NHK総合]

「半径5メートル」の足もとから世の中が見える――
女性週刊誌の迷コンビが、女性たちの「もやもや」から人生の機微と時代に迫る!

「なぜ私はこんな思いをしているのだろう?」――世の女性たちが日々感じている違和感や生きづらさ。どうして一人で育児をしているんだろう。どうして知らないおじさんに説教されているんだろう。どうして最近夫とご無沙汰なんだろう……。
すごく個人的で、ニュースにもならず、名前もついていないような「半径5メートル」の感情や出来事。それを記事にできるのが女性週刊誌だ。

ヒロインの若手編集者と、型破りなベテラン記者のバディが、どんな題材でも「わがごと」として取り上げ、女性読者の琴線に訴えていく。

脚本は、数々のヒット作を生み16年ぶりのNHKドラマとなる名匠・橋部敦子。チーフ演出は、モントリオール世界映画祭など国内外で受賞し、手腕が高く評価される映画監督・三島有紀子。

足もとを見つめることで見えてくる大切なことが、あなたの周りにもきっとある。

  •  橋部敦子
  • 演出 三島有紀子 / 岡田健 北野隆
  • 音楽 田中拓人
  • 出演 芳根京子 毎熊克哉 真飛聖 山田真歩 / 北村有起哉 尾美としのり 永作博美 ほか
  • 制作統括 勝田夏子 岡本幸江

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あらすじ

週刊「女性ライフ」編集者・風未香(ふみか、芳根京子)は、芸能ゴシップを追いかける「一折(いちおり)」班で失態を演じ、生活情報など読者の身近な関心事を掘り下げる「二折(におり)」班に異動となる。そこで出会ったのは、名物ベテラン記者・宝子(たからこ、永作博美)。「事件」「スクープ」をあわただしく追いかける一折班に比べ、二折班は一見ユルく見え、中でも宝子の取材ぶりは一風変わっていた。例えば、スーパーでレトルトおでんを買おうとした主婦が、見知らぬ男性から「おでんぐらい自分で作れ」と怒られたという話題では、宝子はジェンダー論にくみせず、なぜかコンニャク作りを始めるのだ。はじめは何の意味があるのかさっぱりわからない風未香だったが、人とは違うアプローチから見えてくるものに次第に気が付き、宝子をメンターとして成長していく。

毎回ワンテーマ、身近な問題を取り上げ、「取材する側」の個人的事情や「もやもや」も交えて、さまざまな人間模様が描かれる。やがて風未香は、「半径5メートル」のネタから世の中を揺り動かしていく……!

スタッフ・出演者のコメント

作・橋部敦子さん

情報が溢れかえる時代。
何が正解なのかを探したところで答えは出ません。
人は、正解がないことを知っているから、正解を探そうとするのかもしれません。
正解を誰かに教えてもらうのではなく、自分の視点を持ち、自分で考え、自分なりの正解を作り出していくことが必要とされる今、素敵なキャスト、スタッフのみなさんと共に、この物語をお届けできることを、とても嬉しく思います。

演出・三島有紀子さん

世界はいつも居心地がいい訳じゃない。だから下を向いて歩く。足元の花や小石や水たまりの月を見つけて考える。なぜ、ここにあるのか?なぜ、自分はここにいるのか?なぜ、つらいのか。
いくつもの“なぜ”が生まれる。身のまわりの“なぜ”を解き明かすと真実が見える気がする。そして願うのだ。新しい世界へと進む扉を見つけられますように。ストーリーはいつだって、あなたのまわり半径5メートルから生まれる。
いつかご一緒に作品を作りたいと願っていた芳根京子さん、永作博美さん、すべての出演者、そしてスタッフと、そんなドラマを届けたいと思う

芳根京子さん

週刊誌の編集者、前田風未香役を演じさせていただきます。その中でも、今回は二折に注目した物語になります。二折とは普段生活をしている中で身近なこと、半径5メートルで起きていることを記事にしていくお仕事です。
永作さん演じるベテラン記者の宝子さんとバディを組んで、振り回されながらもどんどん成長する風未香を見守ってください!
そして実際に聞いたことのあるような出来事が色々と出てくるので私自身とても興味深いです。クスッと笑いながらズシッと感じてもらえたら嬉しいです。

永作博美さん

生きる事って大変なんだな、と思わずにはいられない今日この頃。
運試しのような気分にもさせられます。はてどんな努力が必要なんでしょうかねぇ。力抜いて先に進めるならそうしたい。
頭の片隅に長いこと住み着いているモヤモヤをノックする時ですかね。「半径5メートル」狭いようでたっぷり詰まってるこの範囲と、スタッフと共にゆっくりと対峙していけたらと思っています。誰かの何かの手助けになればと祈る気持ちです。でも…きっとそうします。楽しみに待っていて下さい。

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主な登場人物・キャスト

前田風未香 芳根京子

週刊「女性ライフ」の若手編集者。最初は芸能ゴシップを追いかける「1折」班にいたが、スクープ撮り逃しの失敗を犯し、「半径5メートル」の関心事を扱う「2折」班に異動。テンパると口が悪くなる。

山辺晃人 毎熊克哉

「女性ライフ」1折班のフリーの記者。風未香は山辺の「顔がタイプ」。人の懐にするっと入っていくのが得意。

大沼亜希 真飛聖

「女性ライフ」編集長。物言いは厳しいことも多いが、部下たちを温かく見守っている。息子がいるワーキングマザー。

藤川ますみ 山田真歩

「女性ライフ」2折班の編集者。小学生の娘がいて、夫は単身赴任。川柳と和物が好き。発言は基本、辛口。

海老原香織 北村有起哉

「女性ライフ」2折班の編集者。知的でエレガントなトランスジェンダー女性。7年前に妻と離婚。娘が一人いる。

丸山洋平 尾美としのり

「女性ライフ」2折班のデスク。いつも趣味のコーヒーを班員たちに振る舞ってくれる。子どもたちが手を離れ、妻と二人暮らし。

亀山宝子 永作博美

「女性ライフ」2折班で、「さすらいのオバハンライター」コーナーが人気のフリーの名物記者。物事に対して、いつもひと味違う独自の視点とアプローチで迫り、風未香に刺激を与える。手首の赤いミサンガには何か秘密があるらしい。

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ドラマ10「半径5メートル」の再放送・見逃し動画配信は?

ドラマ10「半径5メートル」の再放送は、毎週水曜日 午前1時14分〜放送される予定です。また、ドラマ10「半径5メートル」の見逃し動画は、放送日の翌日からNHKオンデマンドユーネクストで配信される予定です。

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ドラマ10「半径5メートル」の各話のあらすじ

第1話「おでんおじさん」 2021年4月30日放送

週刊「女性ライフ」編集者の風未香(芳根京子)は、芸能スクープを扱う「一折(いちおり)」班で大失敗し、読者の「半径5メートル」の話題を掘り下げる「二折(におり)」班に異動。名物記者・宝子(永作博美)と出会う。二人は、レトルトおでんを買う主婦を非難してSNSで話題になった「おでんおじさん」のネタを取り上げるが、女性たちの怒りの声を集めようとする風未香に対し、宝子はなぜかコンニャク作りを始める。

<補足>

おでんおじさんの取材を通じて風未香は悟る。「男は弱みを見せてはいけないという刷り込みが強くありたいという男性を作り出す。強くあろうとすることで、本当は一番大切にしたい女性を苦しめることがある。そして、彼女は息子に思いを託す。『女の子には優しくして守ってあげないとね。』その言葉が、女性より上であるという思い込みを作っていく。そうやって、おでんおじさんは作られたのかもしれない。今、おでんおじさんが世間を賑わせている。手作りおでんの定義は人によって違う。だから手作りかどうかの議論に意味はない。今目を向けたほうがいいのは、あちこちに現れるおでんおじさんではなく、おでんおじさんの予備軍かもしれない。」

<感想>

つまり、おでんおじさんとは「自分の主義主張を他人に押し付けて自分のものさしで他人を批判する人」と言えるかもしれませんね。現在のコロナ禍に出没する自主警察もその一種かもしれませんね。ちなみに、一折班よりも二折班のほうが面白そうに思えるのは私だけでしょうか。

第2話「出張ホスト百人斬り」 2021年5月7日放送

目覚めたら山辺(毎熊克哉)とベッドを共にしていた風未香(芳根京子)。以来、山辺はただ泊まりに来ては朝、会社に行くということを繰り返し、風未香を混乱させる。ある日企画会議で女性用風俗が話題になり、風未香は宝子(永作博美)と共に様々な「出張ホスト」とのデートを体験取材することに。そんな中、デスクの丸山(尾美としのり)は、宝子が取材した利用者の中に妻の絵美(片岡礼子)がいることに気づきがく然とする。

<補足>

デスクの丸山は妻とセックスレスの関係になっていた。丸山は「妻にはもう性欲なんてない」と思い込んでいたが…。妻は子宮頸がんと診断され子宮を切除する手術を受けることになっていたのだ。妻は子宮がなくなることに平常心ではいられなくなり、出張ホストと一緒にラブホテルに入り性感マッサージを受けた。しかし、後悔の気持ちでいっぱいだったという。丸山は、妻ときちんと向き合えていなかったことを反省し、不安に苛まれた妻を抱きしめる。

一方、風未香は合鍵を作って欲しいという山辺にブチ切れ、出張ホストと飲みに行くがモヤモヤは解消されず、ホストに言われてようやく山辺に対する自分の気持に気付く。

そして、風未香は悟る。「誰だって大切にされている感覚に包まれたい。もし心にポッカリ穴が空いてしまった時は、出張ホストは緊急避難所になるかもしれない。自分が本当は誰とどういうつながりを持ちたいのかがわかることもある。」

<感想>

誰もが自分の気持ちに素直になり、大切な人ときちんと向き合ってコミュニケーションをとれば、関係がそれほどぎくしゃくすることはないはずですよね。

第3話「私はこれを捨てられません」 2021年5月14日放送

風未香(芳根京子)が書いたカリスマミニマリストの記事を読んだ実家の母・祥子(いしのようこ)が物を捨てまくるようになった。長年家族で囲んできたダイニングテーブルまで捨ててしまい、父・和彦(小林隆)は激怒、大喧嘩(げんか)となる。そんな中、宝子(永作博美)は「私はこれを捨てられません」というテーマで記事を書こうと言い出し、絵本作家・いずみようじ(塚本晋也)の家などあちこちに風未香を連れ回す。

<補足>

宝子は風未香に「もし無人島にひとつだけ持っていけるとしたら何を持っていくか?」という問いかけをする。それは、本当に大切なモノを選べるのか?という問いかけに等しかった。

風未香の父・和彦がダイニングテーブルにこだわっていたのは、そのテーブルが似合うようなマイホームに住むんだという夢を叶えるまでの家族の歴史が刻まれているからだった。一方、母・祥子の気持ちは、一人で勝手にテーブルを選んで買った夫への復讐だったという。

そして、風未香は悟る。「モノを捨てるのは簡単じゃない。モノにはいろいろな感情が刻まれているからだ。もしモノを捨てたら、その感情も消え去るのだろうか。たぶん、消えない。特に、嫌な感情はなかったことにすればするほど大きくなっていく。だから、しっかり向き合うことが大切かもしれない。」と。

<感想>

モノの価値は、そのモノとどうかかわってきたかという歴史やストーリーによって影響される。そのストーリーによって唯一無二の存在になり得るからだ。でも、モノがなくなっても大切なストーリーはこころの中に残っているはずだと思う。

第4話「なりすましにご用心」 2021年5月21日放送

子どものSNSについて特集することになった風未香(芳根京子)と宝子(永作博美)たち。7年前、トランスジェンダーであることをカミングアウトし離婚した香織(北村有起哉)は、若い女性になりすまして娘の怜奈(上野鈴華)とSNSでつながっていた。怜奈からどうしても会いたいと食い下がられた香織は、風未香に秘密を話し、代わりに会ってくれと頼み込む。だが深夜になっても帰宅しない娘の前に自ら姿を見せることに…。

<補足>

怜奈は優しかった父が7年前に母と離婚し、それ以来、父に会いたくても母が会わせてくれないと寂しがっていた。もちろん、離婚の理由も知らなかった。香織はSNSでは怜奈に「自分が自分でいられることが大事だ」と言っておきながら、実際に父親として怜奈に会うと本当の自分のことを言えずにいた。しかし、風未香に背中を押されて怜奈にカミングアウトする。怜奈は女性になった父親を受け入れた。そして、怜奈にはいつも自分の話を聴いてくれるSNSの友人が父親だということもお見通しだったようだ。風未香は悟った…「SNSによって世界中の誰とでもつながれるようになった。自分と他人、リアルとネット。境界線というものがあいまいな時代、自分が自分でいることがより大切なのかもしれない。」と。

第5話「黒いサンタクロース」(前編) 2021年5月28日放送

山辺(毎熊克哉)が特大スクープを取るが、ネタ元の陰謀とわかり窮地に追い込まれる。一方、風未香(芳根京子)は児童養護施設に匿名で寄付をするボランティアたちを取材。調べるうちに、昔、賞味期限切れの牛乳で作ったクリスマスケーキを施設に配り歩いてヒーロー視されていた巻上(緒形直人)という人物の存在を知る。その頃、宝子(永作博美)はなぜか単独行動が目立ち、編集長の亜希(真飛聖)しか知らない謎の取材を進めていた。

<補足>

山辺のスクープで名誉毀損された男性は訴訟も辞さないという強気の姿勢で、山辺は窮地に立たされる。そんな山辺の力になろうとする風未香。「一度世に出た記事は取り消すことができない。だから、記者は自分が書いた記事を一生背負うことになる。」宝子は、そう風未香に諭すように言う。まるで、山辺と同じような経験をしてきたかのように…。

第6話「黒いサンタクロース」(後編) 2021年6月4日放送

風未香(芳根京子)は、昔児童養護施設にクリスマスケーキを配り歩いてヒーロー視されていた巻上(緒形直人)という人物が、その後あるスクープ記事をきっかけに転落し、記事を書いた記者と不倫報道までされていたことを知る。時を同じくして、宝子(永作博美)もある目的を持って巻上を訪ねていた。現地で宝子と鉢合わせた風未香は、宝子が抱えてきた秘密を知る。

<補足>

風未香が追っていた巻上は、かつて鶴川ゆうが書いた記事によって人生をめちゃくちゃに壊され、今は児童養護施設で働きながらひっそりと暮らしていた。当時の記者・鶴川ゆうは宝子だった。宝子は、巻上を挽回させる記事を書きたいと願ったが、「その記事でもとどおりの生活に戻れるのか?」と巻上に聞かれ、言葉が出なかった。そして、巻上から盛岡議員のセクハラを告発する記事を書いて欲しいと依頼され、宝子は証拠となるボイスレコーダーが入手できれば記事を書くと約束した。

それから10年が経ち、宝子はようやくその約束を果たし、盛岡議員のセクハラ告発記事を出した。一方で、風未香は巻上の事件から10年後の今の姿を記事にした。『製菓会社の社長だった巻上さんは、現在、児童養護施設で働いている。共に暮す子どもたちからはマッキーと呼ばれ慕われている。毎年クリスマスになると子どもたちのためにケーキを作っている。今も変わらず作り続けている。』と。その記事のおかけで、巻上さんは音信が途絶えていた息子と会うことになったという。

第7話「ワンオペ狂騒曲」 2021年6月11日放送

風未香(芳根京子)は、山辺(毎熊克哉)がネットで顔や自宅をさらされたために風未香の部屋で引きこもり気味なことが気になっていた。そんな中、ますみ(山田真歩)とともに高名な美術評論家・青葉美砂子(阿川佐和子)の連載エッセイの担当につく。だがますみの9歳の娘・あかり(野澤しおり)の心身が不安定になってしまい、ますみが仕事を休むたび、風未香はそのフォローで四苦八苦する羽目(はめ)となる。

<補足>

ますみが仕事を抜けることが多くなり青葉美砂子を怒らせてしまうが、ますみの事情を知り2折班が団結して乗り切る。そんな頃、宝子は風未香の知らないところで引きこもりがちの山辺を連れ回していた。一方、風未香は同業カップルを取材して記事をまとめあげた。「同業カップルは仕事で苦境に立たされた時、相手の苦しさがわかるがゆえに一層苦しい思いをかかえる。けれど、互いに相手の仕事に対する批判的な目を持ちながらも一緒に居るということは、根底に深い尊敬の気持ちが流れている。それがなければ成り立たない関係なのだ。」これって、風未香と山辺のカップルにも言えることだと心のなかでつぶやいていた。

第8話「野良犬は野垂れ死ぬしかないってか?」 2021年6月18日放送

ある日、風未香(芳根京子)は宝子(永作博美)と立ち寄った喫茶店で、中学時代の塾の恩師・阿南(須藤理彩)がバイトをしているところに出くわす。阿南のおかげで勉強が好きになったと感謝してきた風未香だったが、実は阿南は就職氷河期世代で、当時もアルバイトの身だったと知る。氷河期世代のおかれた現状が気になった風未香は、SNSで積極的に発信する氷河期世代のインフルエンサー、須川(渡辺真起子)を取材する。

<補足>

8年間非正規社員で不当な労働環境におかれたあげく突然契約を切られ弁護士と訴訟の準備をしているという須川は「全日本国民に謝って欲しい」と訴えた。風未香には、野良犬のように吠える須川より黙って耐えている女性の声を拾いたいと考えて阿南に弁護士を紹介しようとするが…。阿南にとって昔の教え子だった風未香は、今では名刺も肩書もある正社員で眩しく見え、自分がみじめに見えて風未香を避けてしまう。一方、須川からは自分の取材の内容が反映されていない骨抜きのレポートだとクレームを付けられてしまう。

そして風未香は、宝子に大切なことを気付かされる。もともと内気だった須川がどうして野良犬と言われるようになったのか?その怒りの叫びの本質にきちんと向き合ったのか?と。風未香は再び須川の声に耳を傾け記事をまとめ上げた。「日本全国民に謝罪して欲しい。就職氷河期世代の女性が言った言葉だ。就職浪人、雇い止め、派遣切り。不当な扱いに対してもがきながら果敢に戦っている人がいる。全ては自分のせいだと必死に耐えながら葛藤し続けている人もいる。その戦い・忍耐は就職氷河期から20年経った今も続いている。この先も就職氷河期は到来するだろう。一度チャンスを逃せば取り戻せない社会のままであってはいけない。努力が報われない社会であってはいけない。誰のことも置き去りにされない世の中であって欲しい。」

第9話[最終話]「ここから始まる」 2021年6月25日放送

風未香(芳根京子)がかつて熱愛スクープを撮ろうとして失敗した浅田航(倉悠貴)に、新恋人が出来たという報道が流れる。お相手はITベンチャー エトワールのやり手社長・興津美咲(西原亜希)。その会社が自治体に納入している子育てアプリを宝子(永作博美)と共に取材する風未香だったが、アプリが不具合を起こしていることがわかると、興津の会社を信用しない山辺(毎熊克哉)と取材方針が対立することに……。

<補足>

風未香と山辺は同じものを追いながら、違うものが見えていた。風未香が納得のいくまで取材を進めていくと、興津美咲の子育てアプリへの思いが見えてきた。北神奈川市が導入を予定していた子育てアプリの不具合について、世間はエトワールに責任があると決めつけ、興津社長は攻撃の的になった。実績のない会社だから…、社長がもとホステスだから…。そんな世間の思い込みに対し「私が何を言っても信じてもらえない」と興津社長は語った。しかし、興津社長にはこのアプリに人生をかけたいと思うほどの熱い思いがあった。興津社長は母子家庭に育ち、4歳のとき母が家に帰ってこなくなり児童養護施設で育てられた。12歳の時に母が会いに来てくれた…その時の母の悲しそうな顔が忘れなれなかったという。世の中のお母さんにそんな悲しい顔をさせたくないという思いが、子育てアプリ開発の原動力だったのだ。

風未香の記事を読んだ山辺は打ちのめされ、風未香の部屋を出ていった。

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