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NHKドラマ「今度生まれたら」のあらすじ・感想・再放送・見逃し動画配信は?

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プレミアムドラマ「今度生まれたら」

放送 2022年5月8日(日)スタート・全7回
   毎週日曜日 午後10時〜[BSプレミアム]

原作 内館牧子 × 主演 松坂慶子
「すぐ死ぬんだから」に続く”老後小説”をドラマ化!

70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。
「今度生まれたら、この人とは結婚しない」
自分の人生を振り返ると、節目節目でしてきた選択は本当にこれでよかったのか。
進学は、仕事は、それぞれ別の道があったのではないか。
やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを見つけようとあがく。そんな時……
今度生まれたら、とつぶやきながら、今をどう生きるかを考え始める夏江やとりまく人々を軽やかに描きます。

エリートサラリーマンだった夫とは決して仲が悪いわけではない。だが、今度生まれたら、別の人生を歩きたい。そんな思いが頭から離れないほど、あの時の衝撃は大きかった。新聞に載った自分の名前の横に見つけた(70)。そうか、私は70になったのだ!そして思わずつぶやいた。「今度生まれたら」……

そして、これまでに何度かあったターニングポイントがよみがえる。おりしも、夫と結婚するために振った男が、有名な園芸家となってテレビに登場する。私はこれからの人生、世の中の役に立たずに生きていくしかないのだろうか……「そんたくが賢く生きる道」を信条に、周囲に合わせて生きてきた夏江の、本音丸出しのあがきが始まる。人生いくつになっても、何が起こるかわからない。夏江の姉夫婦や息子夫婦にも転機が訪れ、夏江の心も、いつしか……

  • 原作 内館牧子「今度生まれたら」
  • 脚本 真辺克彦、小嶋健作、大島まり菜
  • 音楽 安川午朗
  • 出演 松坂慶子、風間杜夫、藤田弓子、平田満、小倉一郎、余貴美子、山中崇、毎熊克哉、風吹ジュン
  • 制作統括 遠藤日登思(アミューズ)、小松昌代(NHKエンタープライズ)、岡本幸江(NHK)
  • 演出 松岡錠司

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70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。
「今度生まれたら、この人とは結婚しない」
夫はエリートサラリーマンだったが、退職後は「蟻んこクラブ」という歩く会で楽しく余生を過ごしている。2人の息子は独立して、別々の道を歩んでいる。でも、実は娘がほしかった。自分の人生を振り返ると、節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。進学は、仕事は、それぞれ別の道があったのではないか。やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを始めようとあがく。

2大ベストセラー『終わった人』『すぐ死ぬんだから』の著者が放つ最新「高齢者」小説!

主な登場人物・キャスト

佐川夏江 松坂慶子

「そんたくが賢く生きる道」を信条に、周囲に合わせて生きてきた主婦。
70歳になったのを機に様々なことが舞い込んで……

佐川和幸 風間杜夫

夏江の夫。エリートサラリーマンだったが、あることから早期退社、ケチになる。

島田信子 藤田弓子

夏江の姉。生まれ変わっても「今の夫と結婚する」と、平凡な暮らしに満足している主婦。

島田芳彦 平田満

高校の同級生だった信子と結婚。夫婦仲は良いのだが……

山賀敏男 小倉一郎

OL時代の夏江の元後輩。夏江に振られて故郷に帰るが、有名な造園家となって現れる。

山賀佐保子 余貴美子

敏男の妻。夫と北斗園芸を切り盛りし、樹木医でもある。

佐川剛 山中崇

佐川家長男。エリート商社マン。家に帰るのが怖いらしい……

佐川建 毎熊克哉

佐川家次男。ギター工房を作り、山奥に一人暮らす。

高梨公子 風吹ジュン

弁護士。テレビのコメンテーターとしても活躍する。
ある日、同世代の夏江と……

ミキ 須藤理彩

シンちゃん 宇野祥平

マナ 佐々木春香

佐川理沙 河井青葉

佐川梢 伊礼姫奈

吉野久美(バンビ) ジュディ・オング

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プレミアムドラマ「今度生まれたら」の再放送・見逃し動画配信は?

プレミアムドラマ「今度生まれたら」の再放送は、毎週水曜日 午後11時〜放送される予定です。また、このドラマの見逃し動画は、「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で配信される予定です。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

NHKの見逃し番組を見る方法

(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2022年6月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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プレミアムドラマ「今度生まれたら」の各話のあらすじ

第1話 2022年5月8日放送

佐川夏江(松坂慶子)は、自分が70歳になったことに激しく動揺する。一流企業のOL時代、エリート社員だった和幸(風間杜夫)と結婚し、二人の息子を立派に育てた。専業主婦として幸せな人生を送ってきたつもりだったが、退職後にすっかりケチになった夫の寝顔を見ながら「今度生まれたら、この人とは結婚しない」とつぶやく。そしてテレビ番組に目を奪われた。世界的園芸家・山賀は、結婚前に夏江がフッた元後輩だったのだ。

<感想>

「今度生まれたら、この人とは結婚しない」と思っている人ほど、相手からもそう思われている可能性が高いのでは…と感じてしまった。つまり、人生の選択を間違ってしまったのと同時に、相手の人生をも狂わせてしまった可能性があると思うのです。その原因は、夏江が化けの皮をかぶって恋愛をしていたこと。ありのままの自分をさらけ出していれば良かったのに…と。

第2話 2022年5月15日放送

夏江(松坂慶子)は、姉の信子と一緒に人気弁護士・高梨公子(風吹ジュン)の講演会に出かける。同年代ながら迷いなく「老後の生き方」を語る高梨に、大勢の観客の前で思わず反論してしまう。そして悩んだ末出世した後輩の山賀に会いに行く。自分にも仕事ができないかと相談しようと思ったのだ。しかし、山賀の妻・佐保子とも出会い、第一線で活躍する彼女を目の当たりにして、自分の平凡さを思い知らされる。その帰り道、ジョギングにでかけたはずの夫・和幸がバス停に居るところを見つける。

<感想>

どうやら夏江は自分の人生の岐路で選択を誤ったと後悔しているのかもしれない。そのうえ、今の自分や将来の人生に絶望しているようにも見える。そんなやるせない気持ちのやり場がなく、周囲の人だけでなく人気弁護士にまで喧嘩を売ってしまった。過去の後悔よりこれからの将来への夢を持って欲しい…そう願います。

第3話 2022年5月22日放送

夏江(松坂慶子)は、尾行した夫・和幸(風間杜夫)が公園で長男・剛と会っているのを目撃する。剛は妻の理沙に無視され帰宅恐怖症となり、毎晩公園で時間を潰していたのだ。夏江は理沙に会いに行く。理沙には夢があったが、夫の反対で諦めていた。それで夫婦仲がぎくしゃくしていたのだった。「やりたいことがあるなら離婚してでもやればいい」と言い放つ夏江だが、自分も思い切ってある人に電話を…

<感想>

一度きりの人生なのだから、やりたい事があればやってみればいい。行動に移さずに諦めてしまうのは後で後悔するだけ。いみじくも、「そんな後悔するだけの人生はいやだ」と理沙に言われ、夏江もハッとする。結局、長男夫婦は夏江に背中を押されるように話し合いを持ち、別居することとなった。心を開いて話ができないのは、和幸と夏江の夫婦も同じではないか…と思えた。

第4話 2022年5月29日放送

夏江(松坂慶子)は元同僚だった山賀に仕事をさせて欲しいと依頼する。山賀は快諾するが、キスをして欲しいとせがまれ、夏江は拒絶する。後日、山賀の心からの謝罪を受け入れ、園芸の仕事を手伝い始める。日々やりがいを感じる夏江に、夫の和幸(風間杜夫)が謝罪の言葉を口にした。エリート街道から外れ、会社を辞めることになったことを一度も妻に詫びずにいたのだった。夫婦で旅行に行こうという言葉を嬉しく思う夏江だったが…

<感想>

山賀は夏江にキスしてもらったことを妻に伝えていた。それどころか、キスしたことに山賀の妻から礼を言われたことに驚きを隠せなかった。いったい、山賀夫妻はどんな夫婦関係なのだろう…と思ったに違いない。少なくとも、隠し事はないのかもしれない。一方、夏江は山賀のことを夫に隠したままであることに、後ろめたさを感じていた。

第5話 2022年6月5日放送

講演会で夏江(松坂慶子)の反撃にあった弁護士の高梨公子(風吹ジュン)は、娘の由紀と一緒に、元恋人で由紀の父親・荻野が入院する病院に出かける。荻野は余命いくばくもないという。結婚を選ばなかった自分の選択が間違っていなかった、それを娘の前で荻野に伝える機会でもあった。夏江の言葉が公子にはひっかかっていたのだ。一方、夏江の姉・信子夫婦がまさかの事態に直面していた。あの夫の芳彦が…

<感想>

夏江の姉・信子と夫の芳彦はおしどり夫婦のように見えていたが、実はそうではなかった。芳彦は同窓会で再会した久美が好きになり、離婚して今から人生をやり直すというのだ。久美は金持ちの男と結婚して裕福な暮らしをしていると噂されていたが、実は25年前に夫と死別し女で一人で子供を育てあげた苦労人だったのだ。そんな久美に芳彦は惹かれたのかもしれない。

人は自分の苦労は大きく見せて美化したくなるが、他人の幸福は大きく見えて妬みとなる…そんな心のメガネをかけているのかもしれない。

第6話 2022年6月12日放送

夏江(松坂慶子)の姉・信子(藤田弓子)の家から夫が出て行った。直接バンビ(ジュディ・オング)に会って離婚届を突きつけようと信子は息巻く。一人の男の老後を申し送りするように、二人の女が対峙する。一方、夏江の夫・和幸(風間杜夫)は顔面蒼白になっている。老後の資金をつぎ込んで買った仮想通貨が大暴落していたのだ。どうしていいか分からず書き置きをして家出をする和幸だったが、向かった先は…

<感想>

バンビの略奪愛にも見えるこの一件を引き起こした動機が「一人で死んでいくのが寂しかったから…」というのが印象的だった。

和幸は仮想通貨が大暴落したのか、それとも騙されたのか…!?その結果、老後資金の1000万円が泡と消えてしまった。夏江は憤慨するが、和幸のしたことは夏江を喜ばせようと思ってしたことであり、決して裏切りではない。しかし、夏江は和幸の心の傷を労ることができず、自分の気持ちをぶつけて和幸を攻撃するだけだった。次男の建だけが両親のやりとりを冷静に見つめていた。

第7話(最終話) 2022年6月19日放送

夏江(松坂慶子)は和幸(風間杜夫)の家出をきっかけに、長年夫婦の間で口にしてこなかったわだかまりが噴出。そんな折、児童養護施設建設反対運動で旗振り役になって欲しいと頼まれる。戸惑いながらも説明会に出かける夏江。施設側の弁護士として壇上に登場したのは、あの高梨(風吹ジュン)だった。忖度の連続だった人生で初めて、自分の意見を通そうとする夏江だが…そして和幸は…

<感想>

和幸は家を出て、長男の家に転がり込んだ。でも、夏江と和幸の関係は、どうやら離れてみたことで互いのことを思いやる感情が湧いてきたようだ。夏江は、自分がこれまでどっちつかずの人生を歩んできたことを反省し、和幸の失敗も許す気持ちが芽生えてきたようだ。

そして、その気持は児童養護施設建設反対運動の場でも…。なんと、夏江は児童養護施設建設に賛成すると、きっぱり自分の意見をみんなの前で伝えたのだ。

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