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目次
中国ドラマ「上陽賦～運命の王妃〜」
放送 2022年8月28日（日）スタート・全42回
毎週日曜日 午後9時〜［BSプレミアム］
※ステレオ２か国語（主：日本語吹き替え／副：中国語）、字幕放送有り
気高き心のまま 生きてゆきます あなたとともに
中国の架空の国を舞台に、帝位を巡る陰謀と策略のなかで、気高く生きる王妃の波乱に満ちた人生を描く壮大な歴史大作。争いの渦中で、家族の絆や葛藤、男女の愛憎が複雑に絡み合う。
ストーリー
皇帝のめいで「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の称号を持つ王儇（おうけん）。美貌と知性に恵まれ、皆に愛されてのびのびと育ち、親しい人からは幼名で阿嫵（あぶ）と呼ばれている。父の王藺（おうりん）は国の丞相として権勢を振るっていた。皇帝は王儇をかわいがっていたが、妹の夫で、皇后の兄である王藺が、皇室の掌握をたくらんでいることを警戒する。やがて成人の儀を終えた王儇に婚礼の話が持ち上がる。父や皇后は皇太子の妃にしようとしていたが、 王儇は側室の息子であり思いを寄せ合う第３皇子、馬子澹（ばしたん）以外と婚姻する気はなかった。
一方、戦の絶えない辺境の地、寧朔（ねいさく）の将軍、蕭綦（しょうき）は低い身分の出身だったが、戦功を立てて異例の王爵を賜り、「豫章王（よしょうおう）」になる。権力闘争の陰謀によって馬子澹と引き裂かれてしまった王儇は、蕭綦と政略結婚することになる。そこで初めて都の外の世界に触れ、太平の世を目指す蕭綦の姿を知る。望まぬ婚姻であったが、しだいに互いにひかれあい強い絆で結ばれていく２人。だが、皇帝の座をめぐる熾烈な争いは、容赦なく王儇たちを巻き込んでいく。
映画界の世界的大スター チャン・ツィイー 初の連続テレビドラマ出演！
1999年の映画デビュー作『初恋のきた道』の主演に抜擢されて以来、数々の映画で世界中の人々を魅了してきたチャン・ツィイーが初めて挑んだ連続テレビドラマ大作。画面に登場した瞬間から、チャン・ツィイー演じる王儇に目が釘付けです。
圧巻の映像！ 製作期間４年、総製作費約１７０億円の超大作
都の美しい宮殿や衣装、小物から広大な自然、大軍による大迫力の戦闘シーンなど、画面の隅々まで堪能してください。
主なキャスト
- 王儇（おうけん）／阿嫵（あぶ）／上陽郡主（じょうようぐんしゅ） … チャン･ツィイー ［声：魏涼子］
- 蕭綦（しょうき）／豫章王（よしょうおう） … ジョウ・イーウェイ ［声：阪口周平］
- 馬子澹（ばしたん） … トニー・ヤン ［声：庄司然］ ほか
このドラマのここが凄い！
“中国歴史フィクションの代表作”人気小説「帝王業」を映像化！製作期間4年、制作費170億の超大作！
累計販売部数60万部、“中国歴史フィクションの代表作”として不動の地位を確⽴している寐語者の⼈気⼩説「帝王業」を原作とする本作。製作費は約170億円、製作期間に4年をかけた本作は、架空の古代中国を舞台に繰り広げられる重厚な⼈間ドラマと王朝に渦巻く激しい権⼒争いを描いた超本格的歴史スペクタクル。皇帝一族の血を引き上陽郡主の名を授かった士族の娘王儇と、寒門出身で一介の兵士から将軍、そして王爵まで授かった蕭綦が生死を共にしながら国に忠誠を誓い、民を救い、幾多の困難を乗り越えていく物語。
国際派映画女優チャン・ツィイー、初の連続ドラマ進出作品！
チャン・イーモウ監督の「初恋のきた道」のヒロインに大抜擢されて以来、アジア圏の作品のみならずハリウッド大作にも出演し、中国を代表する国際派映画女優として世界中にその名を馳せているチャン・ツィイー。『HERO 英雄』や『LOVERS』『SAYURI』など、数々のヒット作に出演し、日本でも大人気の彼女が連続ドラマ初主演を務めるというということで大きな話題に。彼女の演技力は誰もが知るところだが、本作でも成人の儀を迎えた10代の天真爛漫な美しい少女から、過酷な運命に立ち向かう凜とした王妃の姿まで幅広い演技力と抜群の存在感を改めて確認させてくれる。
チャン・ツィイーがその演技に惚れ込んだ！？ジョウ・イーウェイとの共演が話題に
相手役蕭綦を務めるのは「長安二十四時」「海上牧雲記～3つの予言と王朝の謎」などで活躍をするイケメン演技派俳優ジョウ・イーウェイ。寒門の出身ながらも知力と“戦の神”と言わしめる抜群の武力を持ち合わせ指導者として君臨するカリスマ性と、一方で王儇を生涯ただ一人の女人として優しく愛しむ蕭綦という男を見事に演じている。中国本国の俳優たちが演技力を競い合うバラエティ番組で、当時審査員を務めていたチャン・ツィイーが出演者ジョウ・イーウェイの演技力を自身の中でトップ3に入る俳優と絶賛し、それが縁で今作の共演が実現したという。そんな2人が織りなすケミストリー、成熟した大人の色香漂う演技も見逃せない。
主役級の中堅実力派俳優たちがキャスティング
2人の脇を固める俳優たちも演技にぶれのない中堅の俳優・女優たちがキャスティングされている。王儇の父で丞相王藺役は「三国志～司馬懿 軍師連盟～」で曹操を熱演したユー・ホーウェイ。王儇の幼なじみで初恋の相手第３皇子馬子澹役は、映画・ドラマとマルチに活躍する台湾出身の俳優トニー・ヤン。敵国の王子ながら王儇に魅せられてしまう賀蘭箴役に、中国時代劇多数出演のユアン・ホン。一方、皇帝の座を巡る権力争いに巻き込まれ翻弄される女たちもズオ・シャオチン、リュウ・イーといった中堅女優たちが好演。さらにアンジー・チウ、カラ・ワイ、シー・クーといった大物女優たちの名も並ぶ。
映画界で活躍する超一流のスタッフ陣
監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞し、チャン・ツィイーの「ジャスミンの花開く」では監督を務めているホウ・ヨン。また撮影監督には、「グランド・マスター」で数々の賞を受賞したフランスの著名監督フィリップ・ル・スール、さらに衣装デザイナーに同じく「グランド・マスター」でアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンなど超一流のスタッフ陣が勢揃いし、映像にスケールと重厚さを与えている。中でもチャン・ツィイーの美しいデコルテが一層際立つ華麗な衣装の数々やジョウ・イーウェイの勇ましい甲冑姿など毎回見る者を楽しませてくれる。
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「上陽賦～運命の王妃〜」の各話のあらすじ
第1話 2022年8月28日放送
皇帝のめい、王ケン（おうけん）は皇太子ではなく、第３皇子との結婚を望む。
皇帝のめいで「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の称号を持つ王ケン（おうけん）。幼名は阿ブ（あぶ）。何不自由なく育った王ケンの遊び相手は３人の皇子だ。やがて成人の儀を迎えた王ケンに皇太子との婚姻話が持ち上がる。だが、王ケンは側室の子である第３皇子の馬子澹（ばしたん）以外の人と結婚する気はなかった。一方、国境の地で国を守り戦う将軍、簫キ（しょうき）。皇帝は戦に勝利したら王爵を与えると約束していたが…。
第2話 2022年9月4日放送
慕い合う人との婚姻を望む王ケン（おうけん）が、権力闘争に巻き込まれていく。
王ケン（おうけん）の叔母の皇后は、王氏一族の娘として皇太子と婚姻すべきだと王ケンに告げる。だが、王ケンは慕っている第３皇子、馬子澹（ばしたん）と婚姻したいと譲らず、皇后を激怒させる。皇帝は馬子澹が刺客に襲われたことを側室の謝（しゃ）貴妃から聞き、皇后の仕業だと疑う。そして、王氏一族をけん制するため、謝貴妃の兄に娘の謝宛如（しゃえんじょ）を、兵力を持つ将軍、蕭キ（しょうき）に嫁がせるよう指示する。
第3話 2022年9月11日放送
王ケン（おうけん）との婚姻を望む皇太子が汚い手段を使い、皇帝が激怒する。
将軍、蕭キ（しょうき）は、皇帝より「豫章（よしょう）王」の位を授かる。その祝いの宴（うたげ）が続くなか、皇太子の馬子隆（ばしりゅう）はその場を抜け出す。王ケン（おうけん）との婚姻を望む皇太子は、彼女をだまして寝所に入れようとたくらんでいた。そうとは知らず、皇太子の宮殿の扉を開けた王ケンは…。皇太子の浅はかな行いに皇帝は激怒。王ケンの父、王藺（おうりん）も、娘を軽んじた皇太子に怒りをあらわにする。
第4話 2022年9月18日放送
王ケン（おうけん）の思い人、馬子澹（ばしたん）の一族が皇帝毒殺未遂で投獄！
皇帝が倒れ、すぐに毒が盛られたとわかる。王ケン（おうけん）の父、王藺（おうりん）の計略だった。王藺は主治医を脅し側室の謝（しゃ）貴妃が用意した酒に毒が入っていたと嘘の証言させる。謝貴妃と息子の馬子澹（ばしたん）、謝氏一族全員を投獄する。皇后は皇太子を皇帝の代理とし王藺を摂政にすると宣言。皇后は獄中の謝貴妃に、息子を救いたければ罪を認める自白文を書けと迫る。そして王ケンにも馬子澹を救う方法を告げる。
第5話 2022年9月25日放送
王ケン（おうけん）の母が娘と馬子澹（ばしたん）の駆け落ちを計画するが…。
第３皇子、馬子澹（ばしたん）を守るために将軍、蕭キ（しょうき）と婚姻すると決めた王ケン（おうけん）。王氏一族が兵力を得るのを阻みたい第２皇子の馬子律（ばしりつ）は、その婚姻を妨害しようとたくらむ。王ケンの母は、馬子澹（ばしたん）に娘の真の思いを知らせ、２人で遠くに逃げるよう告げる。王ケンにも計画を告げ、ひそかに脱出させる。王ケンは約束の船着き場で馬子澹を待つが、なかなか来ない。そのとき馬子澹は…。
第6話 2022年10月2日放送
王ケン（おうけん）を誘拐したのは、戦で簫キ（しょうき）を恨む男だった。
豫章（よしょう）王になった将軍、蕭キ（しょうき）と結婚した王ケン（おうけん）が、何者かにさらわれてしまった。遠い寧朔（ねいさく）で知らせを受けた蕭キは、犯人の狙いは自分だとにらむ。皇帝陵にいる第３皇子の馬子澹（ばしたん）は、罰せられるのを覚悟でその場を離れて王ケンの救出に向かう。王ケンを誘拐したのは、戦で蕭キに滅ぼされたという六盤（ろくばん）出身の男、賀蘭箴（がらんしん）だった。
第7話 2022年10月9日放送
閲兵式の日、賀蘭箴（がらんしん）はおとりを使い簫キ（しょうき）の命を狙う。
逃亡しようとした王ケン（おうけん）を自ら見張ることにした賀蘭箴（がらんしん）は、自分の生い立ちを語り始める。賀蘭箴は、現在の忽蘭（くらん）王が王子だったときに、六盤（ろくばん）の王女だった母を無理やり奪い生まれた息子だった。寧朔（ねいさく）での閲兵式の日、簫キ（しょうき）は敵のワナを警戒する。賀蘭箴は、王ケンに爆薬を仕込んだ帯を着けさせる一方、王ケンを装った手下の女性をおとりにして蕭キの命を狙う。
第8話 2022年10月16日放送
王ケン（おうけん）は、蕭キ（しょうき）との政略結婚は父が仕組んだと知る。
傷の癒えた王ケン（おうけん）は、都とは異なる寧朔（ねいさく）の暮らしを知る。王ケンは蕭キ（しょうき）から、賀蘭箴（がらんしん）を助けたこと、そして六盤（ろくばん）を滅ぼしたのが簫キではなかったことを聞く。さらに、２人の政略結婚は、父の王リン（おうりん）が仕組んだと知り衝撃を受ける。一方、都では、皇帝の弟で、かつて帝位を争った謇寧（けんねい）王が、１５万の兵を率いて都に向かっているとの知らせが入る。
第9話 2022年10月23日放送
母、危篤の知らせを受けた王ケン（おうけん）は、簫キ（しょうき）と別れ都へ。
寧朔（ねいさく）の草原で刺客に襲われた王ケン（おうけん）と簫キ（しょうき）。なんとか刺客から逃れ、草原で一夜を明かす。翌日、２人を襲った刺客の頭を突き止める。王ケンは出陣する簫キに同行するつもりだったが、父の王リン（おうりん）から母の危篤を知らせる文が届く。戸惑いつつも蕭キと離れ、都へと旅立つ。都では王ケンの兄、王夙（おうしゅく）の正室、桓ヒツ（かんひつ）が、第２皇子の馬子律（ばしりつ）と密会を。
第10話 2022年10月30日放送
王ケン（おうけん）に迫る危機。第２皇子、馬子律（ばしりつ）に衝撃の事実が！
暉州（きしゅう）で王ケン（おうけん）は、父の王リン（おうりん）に恨みを抱く呉謙（ごけん）に捕らえられてしまう。都へ兵を進める皇帝の弟、謇寧（けんねい）王との戦で簫キ（しょうき）に勝ち目はないと呉謙は言ったが、王ケンは気丈にふるまう。謝淵（しゃえん）は王ケンを始末するよう呉謙に命じるが、それを聞いていた呉謙の妻は…。そのころ第２皇子の馬子律（ばしりつ）は、桓公（かんこう）から驚きの事実を告げられる。
第11話 2022年11月6日放送
簫キ（しょうき）の援軍を待つ王ケン（おうけん）の前に馬子澹（ばしたん）が。
王ケン（おうけん）のいる暉州（きしゅう）に、謇寧（けんねい）王の反乱軍が迫る。簫キ（しょうき）の援軍の到着には数日かかるため、宋懐恩（そうかいおん）は王ケンに避難するよう説得するが、王ケンは兵士たちと共にとどまると告げる。そんな王ケンの前に第３皇子の馬子澹（ばしたん）が現れ、なにもかも捨てて２人で逃げようと迫る。一方、都では王藺（おうりん）がある配下の者に命じ、皇帝の薬に入れている毒の量を増やす。
第12話 2022年11月13日放送
妹のような侍女が王ケン（おうけん）の命を狙う。病のふりを続ける皇帝だが…。
暉州（きしゅう）から反乱軍を撤退させた王ケン（おうけん）と蕭キ（しょうき）。しかし、すぐに反乱軍を倒しに出発する蕭キは、王ケンに自分の短剣を渡し、宋懐恩（そうかいおん）を護衛に残す。王ケンは侍女の蘇錦児（そきんじ）と久しぶりの再会を喜ぶ。蘇錦児は皇太子妃、謝宛如（しゃえんじょ）の命令どおり、王ケンのお茶に毒を入れる。一方、病のふりを続ける皇帝は、皇后が指示する薬を飲まないようにしていたが…。
第13話 2022年11月20日放送
王ケン（おうけん）は、父の皇族への恨みの理由と兄の婚姻の経緯を知る。
王ケン（おうけん）は母、馬瑾若（ばきんじゃく）がいる寺を訪ね再会する。そこで父、王藺（おうりん）が過去のある出来事以来、皇族を恨んでいることを聞かされる。さらに兄、王夙（おうしゅく）と桓ヒツ（かんひつ）の婚姻の経緯も知ることに。王藺は、皇帝の側近の温宗慎（おんしゅうしん）を逆賊として告発し投獄。一方、皇后に宮殿から追い出された皇帝の侍従、薛道安（せつどうあん）は、なんとか皇帝を守ろうとする。
第14話 2022年11月27日放送
皇帝は第２皇子とともに、王（おう）氏一族への反撃を開始する。
皇帝の心の病が偽装だと知った第２皇子の馬子律（ばしりつ）体の弱った皇帝を助け、共に王藺（おうりん）ら王（おう）氏一族を倒すと約束する。王ケン（おうけん）は自分を守って重傷を負った侍女、玉秀（ぎょくしゅう）の看病を続ける。王藺は、皇后が投獄された温宗慎（おんしゅうしん）に会ったことをとがめ自身も牢獄を訪ねる。一方、戦場の簫キ（しょうき）は食料を支援した桓公（かんこう）が本当に味方か警戒する。
第15話 2022年12月4日放送
王ケン（おうけん）は馬子律（ばしりつ）が皇帝の座を奪おうとしていると知る。
第２皇子の馬子律（ばしりつ）は王藺（おうりん）や皇后、皇太子の馬子隆（ばしりゅう）ら王氏一族を反逆罪で投獄。王ケン（おうけん）の屋敷にも兵が押し寄せ、ただならぬ状況を察知した王ケンは抵抗せずに命じられるまま宮殿へ。王ケンにも危険が迫っていると知った第３皇子の馬子澹（ばしたん）は…。一方戦地で桓公（かんこう）が勧める地に陣を張って反乱軍に包囲された簫キ（しょうき）は内通者がいると確信していた。
第16話 2022年12月11日放送
皇帝から反乱を阻止する作戦を託された王ケン（おうけん）がひそかに動く。
王ケン（おうけん）は、宮殿から外へ通じる秘密の通路があることを皇帝から聞かされる。そして第２皇子、馬子律（ばしりつ）の反乱を阻止する作戦の遂行を託されるが、そのための時間は３日しかない。その夜、体調の悪化を装った皇帝に寝所に呼び出された王ケンは、秘密の通路を使い、まずは皇帝の虎符（こふ）が隠してある寺へ。馬子律に気づかれぬよう、すべての任務を果たして、朝までに戻ってこなければならないが…。
第17話 2022年12月18日放送
王ケン（おうけん）は、馬子律（ばしりつ）から皇帝を守れるのか？
蕭キ（しょうき）の軍は反乱軍を包囲。一方、王ケン（おうけん）から皇帝の虎符（こふ）と詔書を託された宋懐恩（そうかいおん）は、援軍を求めに西の陣営に行くが…。王ケンに思いが伝わらず失意の第３皇子、馬子澹（ばしたん）が皇帝に真情を吐露する。どうすべきかと問う馬子澹に、皇帝は天下を取れと告げる。まもなく皇帝の座が手に入ると確信した第２皇子の馬子律（ばしりつ）は、桓ヒツ（かんひつ）との婚礼の日を決める。
第18話 2022年12月25日放送
王ケン（おうけん）は馬子律（ばしりつ）に皇帝の座と愛する女性の選択を迫る。
王ケン（おうけん）は、第２皇子、馬子律（ばしりつ）を婚礼の儀に乗じて倒そうとするが失敗。激怒した馬子律に殺されそうになるが、ちょうどそのとき兵を連れた蕭キ（しょうき）が到着し助かる。突然現れた簫キに追い詰められた馬子律は皇帝を人質にして抵抗。反乱軍の敗北を知らされても受け入れず、そのまま皇帝を殺そうとする。そこに王ケンが馬子律の愛する桓ヒツ（かんひつ）を連れてきて、人質を交換するよう迫る。
第19話 2023年1月8日放送
王ケン（おうけん）が懐妊。そして皇帝から、すでに遺言書があると知らされる。
王ケン（おうけん）は、妊娠していることがわかる。しかし、まだ夫の蕭キ（しょうき）には知らせず、数日後の自分の誕生日の祝いの席でその幸せを分かち合おうと決める。余命わずかだと悟っている皇帝は、すでに遺言書を残していると王ケンに明かす。皇后は、皇帝が皇太子ではなく馬子澹（ばしたん）にその座を譲ろうとしていると疑い、遺言書を渡すよう迫る。一方、ある女性が見つかったと報告を受けた蕭キは、すぐに会いに行く。
第20話 2023年1月15日放送
母と子を失った王ケン（おうけん）は、処刑される父への複雑な思いに苦しむ。
皇太子の馬子隆（ばしりゅう）が皇帝に即位した。そして皇后となった謝宛如（しゃえんじょ）は懐妊する。王ケン（おうけん）は最愛の母とお腹の子を失い、打ちひしがれていた。謀反を企てた罪人として投獄された父、王藺（おうりん）は処刑されることに。王ケンのもとへ兄の王夙（おうしゅく）がやってきて、簫キ（しょうき）の力で父を助けてほしいと懇願するが、王ケンは父への憎しみと親子の情の間で葛藤する。
第21話 2023年1月22日放送
王ケン（おうけん）が屋敷に戻ると、簫キ（しょうき）が誰かと婚礼の準備を！
王藺（おうりん）は流刑地への道中で刺客に襲われる。安平（あんぺい）王となった馬子澹（ばしたん）は自らの意思で都を離れ、再び皇帝陵へ。寺で静養していた王ケン（おうけん）は都の屋敷に戻ることにするが、屋敷は婚礼の飾りがなされ、町の人々は簫キ（しょうき）が側室を迎えるのだと話していた。一方、謝（しゃ）氏一族の皇后、謝宛如（しゃえんじょ）の懐妊が気に入らない皇太后は、王（おう）氏の側室をとらせようと動く。
第22話 2023年1月29日放送
かつて王ケン（おうけん）をさらった賀蘭箴（がらんしん）が使節として来る。
皇后の謝宛如（しゃえんじょ）は、皇太后が皇帝の側室候補として王（おう）氏の娘を呼び寄せたことに心中穏やかではない。簫キ（しょうき）は、謝宛如の親族である財政担当の高官、謝守正（しゃしゅせい）の不正を部下に調べさせる。王ケン（おうけん）は、侍女の蘇錦児（そきんじ）の様子がおかしいと気にかけていた。忽蘭（くらん）の使節団は都に到着するとすぐに、賀蘭箴（がらしん）から王ケンへの贈り物を持って屋敷に来る。
第23話 2023年2月5日放送
王ケン（おうけん）は侍女、玉秀（ぎょくしゅう）を婚姻させることにする。
王ケン（おうけん）は宋懐恩（そうかいおん）を呼び、侍女の玉秀（ぎょくしゅう）に対する気持ちを確かめる。宋懐恩の答えは…。皇帝、馬子隆（ばしりゅう）の側室にしようと考えて皇太后が都に呼んだ王ケンのいとこ王倩（おうせん）。王倩は不注意で転倒し、皇后の謝宛如（しゃえんじょ）からもらった腕輪を割ってしまい、その罪を偶然近くにいた玉秀になすりつけようとする。徐（じょ）女官は王ケンの飲み薬の匂いを不審に思う。
第24話 2023年2月12日放送
王ケン（おうけん）がひそかに避妊薬を飲まされていると気づいた女官は…。
簫キ（しょうき）は軍費を横領した謝守正（しゃしゅせい）を捕らえるが、謝宛如（しゃえんじょ）が動く。蕭キは軍の物資を管理していた宋懐恩（そうかいおん）にも話を聞く。蕭キが王ケン（おうけん）に飲ませ続けている滋養の薬が実は避妊薬だと気づいた徐（じょ）女官は、王ケンを守ろうと誓う。忽蘭（くらん）の王子、賀蘭箴（がらんしん）に謝（しゃ）氏の使いから連絡がある。密会の場で待っていたのは…。
第25話 2023年2月19日放送
皇后は、婚姻が嫌なら蕭キ（しょうき）を誘惑しろと王倩（おうせん）に告げる。
王（おう）氏の女性を忽蘭（くらん）に嫁がせろという賀蘭箴（がらんしん）の要求で、王倩（おうせん）が候補になる。王ケン（おうけん）は自分のせいで王倩を巻き込んだのではと心を痛める。皇后、謝宛如（しゃえんじょ）は王倩を皇帝、馬子隆（ばしりゅう）の側室にしようとした皇太后のたくらみを阻止できたと喜ぶ。さらに婚姻を望まず泣きついてきた王倩に、蕭キ（しょうき）を誘惑すれば忽蘭行きを逃れられるとそそのかす。
第26話 2023年2月26日放送
皇太后と賀蘭箴（がらんしん）は、それぞれ簫キ（しょうき）暗殺の策を巡らす。
皇帝、馬子隆（ばしりゅう）は南部の水害対策に苦慮していた。皇太后は王ケン（おうけん）の兄、王夙（おうしゅく）と蕭キ（しょうき）の部下、宋懐恩（そうかいおん）を南部で治水に当たらせ、その間に簫キの命を奪えとけしかける。一方、忽蘭（くらん）の王子、賀蘭箴（がらんしん）は、ひそかに都に戻っている安平（あんぺい）王こと馬子澹（ばしたん）に会い、簫キを討つために手を組もうと持ちかける。
第27話 2023年3月5日放送
王ケン（おうけん）の留守中に王倩（おうせん）簫キ（しょうき）を誘惑する。
簫キ（しょうき）は王ケン（おうけん）が、自分に黙って賀蘭箴（がらんしん）と会おうとしていると知り憤慨する。賀蘭箴は危険な男だと言う蕭キに対し、王ケンは王（おう）氏一族として、望まぬ婚姻を迫られている王倩（おうせん）のために会うのだと譲らず、言い合いになる。王ケンは面会場所を兄、江夏（こうか）王こと王夙（おうしゅく）の屋敷に変更して賀蘭箴に会う。王倩は王ケンが留守の間に蕭キを誘惑する作戦を決行する。
第28話 2023年3月12日放送
避妊薬を飲ませていた理由を問う王ケン（おうけん）に蕭キ（しょうき）は…。
王ケン（おうけん）の兄、王夙（おうしゅく）は、蕭キ（しょうき）が妹に避妊薬を飲ませていたと知って激怒し、簫キに殴りかかる。蕭キに襲われたと訴える王倩（おうせん）から避妊薬のことを聞いた王ケン。そこに兄の騒ぎを知らされ駆けつける。蕭キの傷の手当てをしながら避妊薬を飲ませた理由を問う王ケンに、蕭キは静かに口を開く。一方、皇帝の異母弟である安平（あんぺい）王こと馬子澹（ばしたん）が動き出す。
第29話 2023年3月19日放送
出産予定より３か月も早く皇后の陣痛が始まり、皇帝は母子ともに救えと命じる。
宋懐恩（そうかいおん）は玉岫（ぎょくしゅう）と婚姻してすぐに江南（こうなん）へ出発し、そこで王ケン（おうけん）の兄、王夙（おうしゅく）と共に治水に当たる。出産予定より３か月も早く皇后、謝宛如（しゃえんじょ）の陣痛が始まる。皇帝、馬子隆（ばしりゅう）は、なんとしても皇后と子の命を救えと医師に命じる。一方、死を装い、ひそかに生き延びていた王藺（おうりん）は息子、王夙がいる江南の地へ向かっていた。
第30話 2023年3月26日放送
皇帝と皇太后は蕭キ（しょうき）の暗殺を計画。皇子が泣きやまないのはなぜ？
王ケン（おうけん）の屋敷に、宋懐恩（そうかいおん）の子を懐妊した玉岫（ぎょくしゅう）が訪れる。皇后、謝宛如（しゃえんじょ）が仕組んだ不吉な占いのせいで蕭キ（しょうき）を警戒するようになった皇帝、馬子隆（ばしりゅう）に、皇太后が簫キ暗殺計画を授ける。蕭キは朝廷での政務を辞任して寧朔（ねいさく）の地に帰りたいと皇帝に申し出る。皇后が産んだ皇子、静（せい）は、なぜか昼も夜も泣いてばかりだった。
第31話 2023年4月2日放送
蕭キ（しょうき）暗殺計画の日。皇帝は蕭キを刺客が待つ森の中へおびき出す。
王ケン（おうけん）は皇子、静（せい）の乳母の怪しい行動に気づく。皇后、謝宛如（しゃえんじょ）の前で乳母を問いただすが、知らないふりをするので思わず手をあげてしまう。謝宛如は無礼なふるまいだとして、王ケンを責める。皇太后とともに蕭キ（しょうき）暗殺の計画を進めてきた皇帝、馬子隆（ばしりゅう）。ついに計画を実行する狩りの日。皇帝は２人だけで狩りの勝負をしようと言い、蕭キを刺客が待つ森の中へおびき出す。
第32話 2023年4月9日放送
王ケン（おうけん）は皇子が泣く理由を突き止める。蕭キに逆賊の汚名が！
蕭キ（しょうき）は、賀蘭箴（がらんしん）のワナにより皇帝、馬子隆（ばしりゅう）の暗殺を企てた逆賊のぬれぎぬを着せられてしまう。体にはすでに毒矢による毒が回り始めていたが、寧朔（ねいさく）軍の仲間とともに、追ってきた大勢の禁衛軍と死闘を繰り広げる。一方、重臣たちは、ひん死の皇帝をなんとか都へ連れて帰ろうとする。宮廷では王ケン（おうけん）が皇子、静（せい）が泣き続ける理由をついに突き止める。
第33話 2023年4月16日放送
ひん死の皇帝に幼い皇子を託された王ケン（おうけん）は、都を出ようとする。
殉死を命じられた皇后、謝宛如（しゃえんじょ）に皇子、静（せい）を託された王ケン（おうけん）は、ひん死の皇帝、馬子隆（ばしりゅう）に会う。皇帝も自分の死後に残される幼い静の身を案じ、都からできるだけ遠くに静を連れて行くよう頼む。その直後、皇帝が崩御。王宮を出た王ケンは、皇太后に知られる前に静を連れて都を離れることに。そして王ケンのもとに蕭キ（しょうき）が逆賊として死んだという報告が…。
第34話 2023年4月23日放送
王ケン（おうけん）が忽蘭（くらん）に連れていかれる。次の皇帝の座は誰に？
目覚めた王ケン（おうけん）は、賀蘭箴（がらんしん）から侍女、蘇錦児（そきんじ）の裏切りを聞かされる。さらに皇子、静（せい）を連れ逃亡した王ケンを捕らえるべく手配されていることを知らされ、安全な忽蘭（くらん）の地でかくまってやると言われる。都では大臣たちが行方不明の静を心配しつつも、空になった皇帝の座に頭を悩ませていた。そこへ亡き皇帝の異母弟、馬子澹（ばしたん）が都に戻ってきたとの知らせが入る。
第35話 2023年4月30日放送
王ケン（おうけん）が自害したと聞いた皇帝、馬子澹（ばしたん）が倒れる。
忽蘭（くらん）王は、王ケン（おうけん）を妃（きさき）にすると言い出した賀蘭箴（がらんしん）に怒り、ひそかに王ケンの殺害を命じる。実は生きていた王藺（おうりん）は王夙（おうしゅく）とともに王（おう）氏一族の復興を誓い、宋懐恩（そうかいおん）を懐柔することに。皇帝になった馬子澹（ばしたん）は、蘇錦児（そきんじ）から王ケンが簫キ（しょうき）の後を追って自害したと聞かされ、そのショックで倒れてしまう。
第36話 2023年5月7日放送
賀蘭箴（がらんしん）が、王ケン（おうけん）を守りたいと求婚する。
王藺（おうりん）は前皇帝の皇子、静（せい）の安全のため今後は自分が預かると王夙（おうしゅく）に告げる。王夙は静を預けて危険な目にあわせた顧采薇（こさいび）に詫び都に一緒に行かないかと誘う。王ケン（おうけん）の死の知らせに無気力になっている皇帝、馬子澹（ばしたん）だったが、侍女の蘇錦児（そきんじ）が投獄されたと聞き…。一方、忽蘭（くらん）では賀蘭箴（がらんしん）が王ケンを守りたいと求婚する
第37話 2023年5月14日放送
王ケン（おうけん）は民の解放を条件に、賀蘭箴（がらんしん）との婚姻を承諾。
王ケン（おうけん）が忽蘭（くらん）で生きていると知った皇帝、馬子澹（ばしたん）は、派兵し救出するよう命じる。忽蘭との戦も辞さないという皇帝に、朝廷の重臣たちは猛反発。王夙（おうしゅく）と宋懐恩（そうかいおん）も反対すると、皇帝は激高し自ら救いに行くと言い出す。一方、忽蘭では、ついに簫キ（しょうき）の死を受け入れた王ケンが、捕らわれている民の解放を条件に、賀蘭箴（がらんしん）との婚姻に承諾する。
第38話 2023年5月21日放送
逆賊にされた簫キ（しょうき）と王ケン（おうけん）は真相究明に動き出す。
簫キ（しょうき）と王ケン（おうけん）は捕らわれていた民を連れ、寧朔（ねいさく）に戻る。さらに２人は、蕭キが前皇帝を殺した逆賊にされたことの真相を突き止めるため都へ向かう。都では皇帝、馬子澹（ばしたん）と側室、蘇錦児（そきんじ）が、簫キの生存と王ケン救出の知らせに驚く。蕭キの都入りを阻止したい朝廷の重臣たちだが、皇帝の協力も得られず、蕭キの元部下だった宋懐恩（そうかいおん）を説得に行かせることに。
第39話 2023年5月28日放送
王ケン（おうけん）は裏切り者の元侍女、蘇錦児（そきんじ）とついに再会する。
都に戻ってきた蕭キ（しょうき）は、逆賊の罪を一時的に免じ都入りを許すという詔書に納得せず、撤回を求める。その報告を受けた皇帝、馬子澹（ばしたん）は、腹を立てながらも自ら迎えに現れ、身分の回復を認める。ほかの要求を聞かれた蕭キは、前皇帝の暗殺事件の真相を解明したいと告げる。王ケン（おうけん）は、皇帝の側室になっている元侍女の蘇錦児（そきんじ）が、裏切り者だという賀蘭箴（がらんしん）の言葉を思い出す。
第40話 2023年6月4日放送
王ケン（おうけん）は、前皇帝暗殺の黒幕が皇帝、馬子澹（ばしたん）だと知る。
蕭キ（しょうき）の要求どおりに、皇帝、馬子澹（ばしたん）自ら戦死した兵士たちを弔う祭祀（さいし）を行う。馬子澹はかつて蕭キの側近だった宋懐恩（そうかいおん）を呼び出し、都に戻った蕭キに会いに行かない理由を聞く。王ケン（おうけん）は、記憶が混乱している様子の皇太后の言葉から、前皇帝を暗殺し、蕭キにそのぬれぎぬを着せた黒幕が馬子澹だと知る。王ケンはすぐ馬子澹に会い、そのことを問い詰めるが…。
第41話 2023年6月11日放送
王藺（おうりん）が前皇帝の密書を偽造。蘇錦児（そきんじ）が出産するが…。
王藺（おうりん）と王夙（おうしゅく）は皇帝、馬子澹（ばしたん）の側室、蘇錦児（そきんじ）に盗ませた皇帝の玉璽（ぎょくじ）を手に入れる。王藺は玉璽を使い亡き前皇帝の密書を偽造すると、宋懐恩（そうかいおん）を呼び出す。王ケン（おうけん）の亡き母の命日が近づき、徐（じょ）女官が寺へ行くと、そこに地方でかくまわれているはずの前皇帝の王子、静（せい）がいるのを見つける。一方、蘇錦児は出産の日を迎えるが…。
第42話 2023年6月18日放送
簫キ（しょうき）が王宮で皇帝、馬子澹（ばしたん）に剣を向ける。
陰謀の黒幕が皇帝、馬子澹（ばしたん）だったと知った簫キ（しょうき）は、王ケン（おうけん）が止めるのも聞かず兵士たちを率いて王宮へ。知らせを受けた皇太后は、馬子澹がついに報いを受けるのだと喜ぶ。王宮で簫キの前に堂々と現れた馬子澹は、前皇帝の暗殺を認め開き直る。前皇帝と亡き兵士たちの敵を討とうと簫キが馬子澹に剣を向けたとき、王ケンがやってくる。一方、王藺（おうりん）は裏で着々と謀反の準備を進めていた。
第43話（最終話） 2023年6月25日放送
最終回。王ケン（おうけん）は、皇帝の座を奪おうとする父を止められるのか。
王藺（おうりん）の計画に従い、宋懐恩（そうかいおん）は大軍を連れ王宮へ。王藺が静（せい）を皇帝にすると信じている皇太后は喜ぶ。宋懐恩の妻、玉岫（ぎょくしゅう）は、夫に謀反をやめて引き返すよう必死に訴える。都を離れたふりをして敵を泳がせていた簫キ（しょうき）は、ひそかに動き出す。王ケン（おうけん）は皇帝、馬子澹（ばしたん）を逃がそうとするが時すでに遅く、父、王藺が王宮に現われる。
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