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NHKドラマ

NHKドラマ「ライオンのおやつ」のキャスト・ネタバレ・再放送・動画配信は?

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全8話を一挙再放送

プレミアムドラマ「ライオンのおやつ」が令和3年度(第76回) 文化庁芸術祭 テレビ・ドラマ部門 参加作品となったことを機に、以下の通り全8話を一挙再放送されることになりました。

再放送 2021年11月13日(土)午後11時30分〜[BSプレミアム]

プレミアムドラマ「ライオンのおやつ」

放送 2021年6月27日(日)スタート・全8回
   毎週日曜日 午後10時〜10時49分[BSプレミアム]

再放送 2021年11月13日(土)午後11時30分〜[BSプレミアム]

原作「ライオンのおやつ」は2020年本屋大賞で第2位を受賞、販売部数は20万部を超える、小川糸さんの話題作。ある島のホスピスで人生の最後の日々を生きる若い主人公と彼女の仲間たちの命の輝き、そして出会いのすばらしさを描いた、感動の物語をドラマ化します。

ストーリー

「ライオンの家」、それは、とある美しい島にあるホスピスの名前。そこには余命の宣告を受けた何人かのさまざまな個性の人たちが集い、人生の最後の日々を送っている。主人公の雫(29)が「ライオンの家」にやってくる日から、物語は始まる。

若くして余命を告げられた雫は、「ライオンの家」で残りの日々を過ごすことを決め、フェリーに乗ってその島に着く。島の緑の風景の中で、雫は思いをはせる。自分の複雑な家庭環境のこと。家族とのぎくしゃくした関係を改善できないままここに来たことに、雫は少しだけ心残りを感じた。

美しい島で、静かで穏やかな、絵日記のような時間が、雫のまわりで流れ始める。「ライオンの家」では、入居者が自分の思い出のおやつをリクエストできるティータイム「おやつの時間」があるのだが、雫はリクエストしたいおやつを決められずにいる。食べて、生きて、そして旅立つ。そんな当たり前のことが、とても貴い。

「ライオンの家」を切り盛りするマドンナというつわものの管理人、そして同居する仲間たちとの、ぶつかったり、笑ったり、泣いたりの日々が始まり、農業に打ち込む島の青年・田陽地(タヒチ)との甘酸っぱい時間も流れ始めて…。雫は人生最後の特別な時間に、何を見つけ、そして何を残すのか。

すべての人にいつか訪れる日々をあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。

主演・土村芳さんコメント

原作を読ませていただいて、ライオンの家がある島での切なくも穏やかに流れていく時間やそこに関わる人達の姿、作品から感じる限りない優しさと温もりで胸がいっぱいになりました。

今回、海野雫さんを演じさせていただける事になり、嬉しさと同時に身の引き締まる思いです。同世代の女性として彼女から共感する事が多い分、改めて、人の時間は有限であること、今まで当たり前と思っていた日々がどれほど尊いものなのかを感じています。限られた時間の中で彼女が何を感じ、どんな変化や心の成長を見せていくのか、ドラマを通して是非皆さんにも雫さんと一緒に感じていただけるよう、精一杯心を込めて臨みたいと思います。

  • 原作 小川糸『ライオンのおやつ』
  • 脚本 本田隆朗
  • 脚本監修 岡田惠和
  • 音楽 遠藤浩二
  • 出演 土村芳 竜星涼 和田正人 かとうかず子 濱田マリ 西田尚美 石丸幹二 鈴木京香
  • 制作統括 谷口卓敬(NHK) 熊谷理恵(大映テレビ)
  • 演出 永田琴 進藤丈広

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「ライオンのおやつ」の見どころ

難役に挑んだ主演・土村芳さんの意気込み

余命宣告を受けた海野雫が離島のホスピス「ライオンの家」で過ごす最後の日々を描く本作。そんな原作にすっかり惚れ込んでしまったという土村芳さんは、並々ならぬ覚悟で髪をばっさりと切った。持てるすべてを注ぎたいと思った作品だという。

離島の生活の中で少しずつ変化していく雫

海野雫は幼い頃に両親を亡くし叔父の弘人に育てられるが、その弘人の結婚をきっかけに自分から距離をおくようになる。相手のことばかり考えて自分の気持ちを素直に表現することができなくなり、いつしか人との間に殻をかぶってしまっていた。ところが、離島での穏やかな生活やさまざまな人とのふれあいを通じて、その殻が取り払われていく様子が細やかに表現されています。

入居者たちの思い出のおやつ

ライオンの家では、入居者が思い出のおやつをリクエストすることができる。おやつの時間には、リクエストの内容を紹介してみんなでそのおやつをいただくのだ。その思い出のおやつは、まさに入居者たちの人生を象徴するものばかり。そんなおやつの時間から、入居者たちのさまざまな人間模様が見えてくる。

雫をとりまくさまざまな人間模様

毎回、雫は入居者や島の人たちと交流し、心を触れ合わせていく。その刺激が、少しずつ雫の中で変化していく様子が、丹念に描かれていく。入居者のタケオさんとのデート、小学生のももちゃんとの交流、田陽地への恋心、養父・弘人との心の隔たり・・・。見どころいっぱいです。

原作本「ライオンのおやつ」/小川糸

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涙なしには読めない感動作!


ライオンのおやつ (一般書 212) [ 小川 糸 ]

人生の最後に食べたいおやつは何ですかーー
若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。
ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。
ーー食べて、生きて、この世から旅立つ。
すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。

著者 小川糸さんのコメント

母に癌が見つかったことで、わたしは数年ぶりに母と電話で話しました。電話口で、「死ぬのが怖い」と怯える母に、わたしはこう言い放ちました。「誰でも死ぬんだよ」けれど、世の中には、母のように、死を得体の知れない恐怖と感じている人の方が、圧倒的に多いのかもしれません。母の死には間に合いませんでしたが、読んだ人が、少しでも死ぬのが怖くなくなるような物語を書きたい、と思い『ライオンのおやつ』を執筆しました。 おなかにも心にもとびきり優しい、お粥みたいな物語になっていたら嬉しいです。

著者 小川糸さんのプロフィール

1973年山形県生まれ。大学在学中は古代日本文学を学ぶ。 2007年、講談社からポエム絵本『ちょうちょ』を発表。 2008年1月にはポプラ社よりデビュー作、小説『食堂かたつむり』刊行。

多くの作品が、英語、韓国語、中国語、フランス語、スペイン語、イタリア語などに翻訳され、様々な国で出版されている。『食堂かたつむり』は、2010年に映画化され、2011年にイタリアのバンカレッラ賞、2013年にフランスのウジェニー・ブラジエ賞を受賞。2012年には『つるかめ助産院』が、2017年には『ツバキ文具店』がNHKでテレビドラマ化され、『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ライオンのおやつ』は「本屋大賞」にノミネートされた。その他の著書に『喋々喃々』『ファミリーツリー』『リボン』『あつあつを召し上がれ』『サーカスの夜に』『ミ・ト・ン』など。

☆なお、2017年にNHKでテレビドラマ化された『ツバキ文具店』は、U-NEXTで配信中です。

>> NHKドラマ「ツバキ文具店」のあらすじ・原作・見逃し動画配信は?

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主な登場人物・キャスト

海野雫 土村芳

病の治療に取り組んでいたが、人生の残り時間に限りがあると知り、家族に内緒で島のホスピス「ライオンの家」に入居する。そこでの思いがけない出来事が、雫の毎日を豊かに彩ることに。

田陽地 竜星涼

島で明日葉の栽培に汗を流す青年。明日葉の可能性に夢をもっている。雫とは境遇は異なるが、雫にとって大切なひとり。

粟鳥洲友彦 和田正人

「ライオンの家」の入居者。いつも明るく、冗談ばかりを言っている。余命宣告を受ける前は、国家公務員だったが残りの人生を正反対に生きようとライオンの家にやってきた。

狩野シマ かとうかず子

「ライオンの家」の食事担当スタッフ。入居者たちの思い出のおやつ作りに、腕を振るう。自身も乳がんが再発し、ライオンの家に入居することになる。

狩野舞 濱田マリ

「ライオンの家」の食事担当スタッフ。シマの妹。シマとともにおやつ作りを頑張る。

坂口早苗 西田尚美

雫の育ての親である弘人の妻。雫とのあいだに微妙な、打ち解けきれない関係がある。

坂口弘人 石丸幹二

雫の叔父であり、両親を亡くした雫の育ての親。雫に深い愛情を注いできた。チェロを弾く。

マドンナ 鈴木京香

ホスピス「ライオンの家」を切り盛りしている。入居者ひとりひとりの人生の最後の日々に寄り添い、「ライオンの家」のすべての出来事をあたたかく見守っている。

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プレミアムドラマ「ライオンのおやつ」の再放送・見逃し動画配信は?

プレミアムドラマ「ライオンのおやつ」の再放送は、翌週日曜日の午後4時15分〜放送される予定です。また、同ドラマの見逃し動画配信については、「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で放送日の翌日から配信される予定です。

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物語の中で登場した「おやつ」

チョココロネ

  • 第1話で登場したおやつ。前週に亡くなった夏子さんのリクエスト。
  • 夏子さんは、このライオンの家で最後までちゃんと生ききることを目標にしてきたが、唯一心残りのは愛犬「ロッカ」のことだった。
  • 夏子さんの最後のお願いは、夏子さんが旅だったあともロッカに優しくして欲しいということだった。ロッカは夏子さんのベッドが大好きだった。その夏子さんの部屋に雫は、自分も夏子さんのように生ききれるだろうか…とふと考えるのだった。

芋ようかん

  • 第2話で登場したおやつ。シスターのリクエスト。
  • リクエスト用紙にエピソードは書かれていなかった。

豆花(台湾のおやつ)

  • 第2話で登場したタケオさんのリクエスト。
  • 台湾から引き揚げてくるときに家族みんなで食べた思い出のおやつだった。台湾のコウさんという方が作ってくれた。白い豆腐のような食感でとても美味しかった。なにより、家族が久しぶりに笑顔になったことがとても嬉しかった。タケオさんにとっては、人生で一番幸せだった時の思い出だという。
  • 戦後、家族がバラバラに生活し、相次いで亡くなり、生きているのはタケオひとりとなってしまった。そして、タケオさんはそのおやつを口にすることなく、家族のもとへ旅立っていった。

アップルパイ

  • 第3話で登場したももちゃんのリクエスト。
  • 家族で水族館へ行ってイルカを見ながら食べた、ももちゃんにとって思い出のおやつ。
  • ももちゃんが旅立つ前にひと口。「おいしい」と幸せそうな表情を浮かべながら、ももちゃんは旅立っていった。

レーズンサンド

  • 第4話で登場した先生のリクエスト。
  • 先生は学生時代の詩にのめり込み、喫茶店で何時間も作業をしていた。そんな時、店員の方がこっそりと内緒で「がんばって下さい」と、お店のレーズンサンドを持ってきてくれた。それが、先生と奥さんとの出会いだった。
  • しかし、その後、作詞家となった先生は、妻一人すら幸せにできなかったと今は悔やんでいる。ほろ苦い思い出だった。

ティラミス

  • 第5話で登場した粟鳥洲友彦のリクエスト。

ミルクレープ

  • 第5話で登場した雫がリクエストしたおやつ。
  • 雫は幼い頃、養父と二人暮らしだった。そんな雫は小学3年生のとき、父の誕生日に初めて一人でミルクレープを作った。完成したものは、決してできがよくなかったけれど、父は喜んで食べてくれた。

ぼたもち

  • 第6話で登場したシマさんのリクエスト。
  • シマは子供の頃、妹・舞のことが好きではなかった。母が、妹ばかりかわいがっていたのだ。ある時、妹が留守の時に、母がシマのために作ってくれたおやつが「ぼたもち」だった。そのぼたもちが美味しくて、妹の分まで食べてしまった。妹に隠していたことを謝りたくて、リクエストしたという。
  • シマは、乳がんが再発して入院した。退院したら、ライオンの家に入る予定だという。

カヌレ

  • 第6話で登場したマスターのリクエスト。
  • カヌレは、マスターが大学生の時に旅先のヨーロッパで食べた思い出のスイーツ。その時に一緒に飲んだコーヒーの美味しさに感動し、マスターは親の反対を押し切ってコーヒーの道を歩む決意をしたという。

芋ようかん

  • 第2話で登場したシスターのリクエストの際にエピソードがなかったため、第7話ではヘルパーさんがエピソードを添えて再リクエストした。
  • シスターは若い頃、漁師のゲンタさんとの結婚を親同士で決められたことに反発して、素直に受け入れられなかった。それでも、ゲンタさんはシスターに優しく、いつも芋ようかんを持ってきてくれた。ある時は、その芋ようかんを焼いてバターをのせてくれた。そんな優しいゲンタさんは、漁に出ていったきり帰らぬ人となった。シスターは、もっと自分の気持ちに素直になって、優しくしておけばよかったと今では後悔している。

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「ライオンのおやつ」の各話のあらすじ

※あらすじ(補足)には、ネタバレが含まれています。

第1話「いま、生きることが愛しい。感動の物語。」
2021年6月27日放送

余命宣告された29才の雫(土村芳)は瀬戸内海の美しい島にやってきた。東京に帰るつもりはない。心残りなのは、家族の関係がぎくしゃくしたままだったこと。マドンナ(鈴木京香)という不思議な女性が切り盛りする「ライオンの家」というホスピスに雫は入居する。そこには個性豊かな仲間たちがいた。島で明日葉の栽培に取り組むタヒチ(竜星涼)とも出会い、雫の人生最後の日々はどんなことに…?

<補足>

  • 雫はライオンの家に向かう前に、久しぶりに育ての親である叔父の家を訪ねた。「ここは雫の家だから…」と言う優しい叔父に心のなかで別れを告げるように手を振る雫。もう会えないかもしれないと思うと、自然と涙が溢れる。
  • 叔父から結婚することを打ち明けられた時、叔父と二人の暮らしが失われるという思いから叔父の結婚を喜べず、気まずい思いから家から遠ざかるようになってしまった。そのときの気まずい気持ちを今も引きずっている。
  • 雫の部屋の前の住人は夏子さんだった。その夏子さんのリクエストのおやつ「チョココロネ」が夏子さんの手紙とともに振る舞われた。
  • 雫はタヒチと出会い、これまで心にしまい込んでいたものを少しずつ吐き出すようになる。子供の頃から誕生日に欲しいモノが言えなかったり、相手のことばかり気にして自分の素直な気持ちが伝えられなかったり、振り返ればつまらない人生だった…と。
  • いつしか、雫の心の中にタヒチに対する恋心が芽生える。
  • 「自分に正直な人になりたかった」と言う雫に、タヒチは「雫さんの人生は終わってない。だから変われる。生きている限りチャンスはある。」と言う。その言葉に背中を押されるように、雫は「変わりたい。最後まできちんと生ききりたい」と強く思う。

第2話「誰の人生にも、輝きがあった。」
2021年7月4日放送

小川糸さん原作、人生の美しさを描く感動のドラマ、第2回。雫(土村芳)の「ライオンの家」での日々が続いていた。マドンナ(鈴木京香)や入居者たちとのふれあい。島の自然。そしてタヒチ(竜星涼)への淡い思い…。雫は、もう少し生きていられたらという思いをもつ自分に気づいていた。入居者のタケオ(綾田俊樹)はそんな雫を気遣い、「最後のデート」に誘う。雫の叔父・弘人(石丸幹二)は連絡の取れない雫を心配していた。

<補足>

  • 入居者のタケオは余命半年と言われていたのにライオンの家に来てもう2年になる。自分も早く家族のもとへ旅立ちたいと願っていた。
  • そんなタケオに雫は心を開き始める。自分は旅立つためにこの島に来たはずなのに、素敵な男性と出会ってキュンとする自分が馬鹿みたいに思えた。
  • 奮発して8万円もするワンピースを買ったのにまだ一度も着ていないとタケオに打ち明けると、そんな雫をタケオはデートに誘う。しかし、タケオはデートから戻ると体調を崩してしまう。
  • おやつの時間にタケオのリクエストが紹介された。台湾から引き揚げてくるときに家族みんなで食べた思い出のおやつだった。雫は、タケオにも食べさせてあげたいとタケオの部屋に向かうが、タケオはそのおやつを食べることなく天国の家族のもとへ旅立ってしまう。
  • 棺の中に眠るタケオとお別れしたとき、雫が触れたタケオの手は冷たかった。少し前まで元気だったのに、自分もこんなふうに死んでいくのか…と思うと怖くなる。
  • その頃、叔父・弘人は雫から返信がこないことを心配していた。妻の早苗は雫の変化に気付いており、それが気になっていた。

第3話「幼い友の旅立ち。小さな奇跡が、そこにあった。」
2021年7月11日放送

小川糸さん原作、命の輝きを描く感動のドラマ、第3回。「ライオンの家」に暮らす仲間たちのひとりに、「もも太郎」こと、ももちゃん(渋谷南那)という幼い女の子がいる。雫(土村芳)と同じく人生の残り時間の少ないももちゃんは、雫とふたりで天国の話をしたりして過ごしていた。タヒチ(竜星涼)から純(柳生みゆ)という女性を紹介され、落ち込む雫。ももちゃんの容体が悪化し、雫たちはももちゃんのために力を合わせる。

<補足>

  • ももちゃんが雫に不安な心の内を明かす。「天国に知ってる人がいないんだよね。(お姉さん)向こうで会ったら仲良くして欲しいの。」と。雫は快くOKする。ももちゃんはよほど嬉しかったのだろう。そのことを後で嬉しそうに母親に話したらしい。
  • 雫はいつもの散歩道でタヒチを待つ。タヒチは農業体験に来たという女性を雫に紹介する。その出来事で雫はすっかり落ち込んでしまう。
  • ももちゃんの体調が急変。ももちゃんの兄はももちゃんが「海でイルカと一緒に泳ぎたい」と言ってたことを思い出し、ももちゃんのお部屋を水族館のように飾る。雫もイルカのぬいぐるみを贈る。
  • 幼いももちゃんは、母や兄の愛をしっかり受け止め、自分のためにこんなにしてくれて嬉しいと感謝の気持ちを雫に明かす。
  • おやつの時間では、ももちゃんがリクエストしたアップルパイを作ることに。ももちゃんが家族で水族館へ行った時に食べた思い出のおやつだったのだ。そして、そのアップルパイを口にして美味しそうな表情をする。
  • ももちゃんは、雫に「またね」とお別れの言葉を伝える。そして、みんなに見守られながら旅立った。まるで、イルカと一緒に泳いでいるように…。
  • 死を恐れ家族とも向き合えないでいる雫にとって、幼いももちゃんは自分よりずっと大人に思えた。家族のの愛情をしっかり受け止め、感謝しながら旅立ったももちゃんの死を目の当たりにし、雫の中で何か変化が起きているようだった。
  • 一方、叔父・弘人は、雫が一身上の都合で会社を退社し、マンションも引き払っていたことを知る。

第4話「あなたと家族でよかった。雫は一歩を踏み出す!」
2021年7月18日放送

島での日々が過ぎ、雫(土村芳)の残り時間も少なくなってゆく。雫は、弘人(石丸幹二)に本当のことを伝えていないこと、タヒチ(竜星涼)と純(柳生みゆ)のことを思い、心が曇っていた。マドンナ(鈴木京香)は雫にそっと寄り添う。新しい入居者が「ライオンの家」にやってきた。その名は「先生」(三浦浩一)、怒鳴りまくる困った人物だ。そして彼の妻もやってきて…。雫の悩みに答えは出るか? 感動のドラマ、第4回!

<補足>

  • マドンナは雫に自分の生い立ちについて語る。幼い頃から自分を育ててくれた養父のこと。その養父ががんで入院し、島へ帰りたいという養父の願いを叶えてあげられずに病院のベッドで亡くなり、それ以来、自分を責め続けてきたこと。そんな反省から、一人でも多くの人が幸せに旅立てるように…とライオンの家を作ったこと。
  • 百獣の王・ライオンには怖がるものは何もない。そんなライオンのように安心して安らかに過ごせる居場所を提供したい…というマドンナの思いが込められていたのだ。
  • 先生と呼ばれる新しい入居者は、いつもイライラして周囲の人に当たり散らす。そんな先生は作詞家で、妻からも離婚届を突きつけられていた。
  • ある夜、雫はそんな先生に自分の身の上話をする。家族に黙ってここへやってきたけれど、本当は家族に心配して欲しかった…と。すると、先生も自分の心を開き始める。
  • そして、先生はレーズンサンドをリクエストした。若い頃に喫茶店に籠もって作詞をしていたとき、店員がよく差し入れてくれたのがレーズンサンドをだったのだ。その店員が後に先生の妻となる。妻は「人の幸せはどれだけ周りの人を笑顔にできるかだ」って言っていたが、先生は結局、妻一人すら笑顔にできなかったことを悔やむ。
  • 雫は、死ぬ前ぐらい自分の気持に素直に生きようと思い始める。そして、ようやく叔父・弘人に電話をして、病気で余命が少ないこと、「大好きなお父さんといると、くよくよしちゃうから…」と、このライオンの家で一人で旅立つ意思を伝えた。

第5話「どんな終止符で人生を飾ろうか? 答えを出そう。」
2021年7月25日放送

小川糸さん原作、誰の人生にも祝福があることを、優しく繊細に描く感動の物語、第5回。雫(土村芳)から重い病気であることを打ち明けられた弘人(石丸幹二)は、妻の早苗(西田尚美)と、娘の梢(新井美羽)とともに島へとやってきた。雫は少しずつ体力が低下していた。弘人の再婚をきっかけにぎくしゃくした関係になっていた家族だが、初めて本当の思いを打ち明けあう。雫たちは家族の姿を取り戻せるのか? 物語は後半へ!

<補足>

  • 弘人から手紙が届く。そこには、「会いたい…」と。そして、弘人は早苗と梢を連れて島へやってきた。雫は、家族に本当の思いを打ち明ける最後のチャンスかもしれないと思った。
  • 雫は早苗のことが苦手で、ずーっと打ち解けることができずにいた。そんな雫は、早苗と二人になって正直な気持ちを伝え、二人は打ち解けていった。
  • 雫は家族の前で、今なら笑顔でいられるから、この笑顔を最後の私にしたいから…、これでお別れにしようと伝える。
  • おやつの時間、雫がリクエストした「ミルクレープ」が紹介された。このミルクレープは、雫が小学3年生のとき、父の誕生日のお祝いに一人で作った思い出のおやつだった。
  • 家族が島を去ったあと、雫はタヒチと二人で出かけた。雫はタヒチの前で「もっと生きたい!」と本音を漏らす。そして、雫はタヒチにキスをした。
  • ひょっとしたら、雫にとって父以外の男性を初めて好きになったのかもしれませんね。それも、よりによって余命宣告を受けてから出会うなんて…。

第6話「私たちは、最後まで仲間。」
2021年8月1日放送

雫(土村芳)は徐々にベッドから動けなくなっていく。マドンナ(鈴木京香)はそんな雫にライオンの家のできごとを語って聞かせるようになる。入居者のそれぞれに、新しい未来が訪れつつあった。マスター(モロ師岡)はライオンの家を出ることを考え始め、息子の直哉(萩原利久)は大学卒業後の進路について思い悩んでいた。シマ(かとうかず子)は体調を崩し、舞(濱田マリ)との過去も明らかに。いくつもの変化が起こる、第6回。

<補足>

  • マスターは病気の進行が遅いのか体調が良く、一旦家に戻ろうと考えていた。しかし、自分と同じ境遇の同士たちを裏切るような罪悪感に苛まれ雫に相談する。雫は、勇気がもらえて嬉しい…と伝える。マスターは、自分のリクエストしたおやつを食べたら、みんなにライオンの家を出ることを話す決心をする。
  • 一方、シマは体調を崩して入院する。乳がんが再発したのだ。そんな時、シマがリクエストしたおやつが紹介された。母が作ってくれた「ぼたもち」だった。母が妹ばかり可愛がるので、シマは妹の舞が嫌いだった。そんな妹がいない時、母がシマのために作ってくれたのが「ぼたもち」だった。シマは、妹に謝りたいという気持ちでリクエストしたのだ。
  • シマは退院して、ライオンの家に入居することになった。そこで、シマの後任の調理師を募集することになった。
  • マスターの息子・直哉は大学4年生で就活中。ようやくもらった内定に素直に喜べないでいた。本当に自分のやりたい仕事なのか…と自問自答していた時、ライオンの家で朝食を美味しそうに食べている入居者の笑顔を見て、直哉の気持ちが揺らぐ。そして、直哉はライオンの家で調理師として働きたいと志望したのだ。しかし、直哉は未経験。シマは直哉が覚悟を決めるなら、自分が元気なうちに育ててあげると言って背中を押した。
  • おやつの時間にマスターのリクエストしたカヌレが紹介された。そのカヌレは、マスターが大学生の時に旅先のヨーロッパで食べた思い出のスイーツ。その時に一緒に飲んだコーヒーの美味しさに感動し、マスターはコーヒーの道を歩む決意をしたのだった。そして、マスターはライオンの家を出ていった。
  • 雫は次第に体調が悪化し、部屋から出ることもほとんどなくなっていく。それでも、マドンナさんや入居者たちが入れ代わり立ち代わり、雫の部屋を訪れていた。雫は、昔のことを思い出したりこれからのことを考えて不安になるより、今を楽しく穏やかに生きることの大切さをしみじみと噛み締めていた。

第7話「誰もが宝物を手にできる。」
2021年8月8日放送

小川糸さん原作、かけがえのない人生の輝きを描く物語、第7回。雫(土村芳)の残り時間が少なくなっていく一方、粟鳥洲(和田正人)は人生最後の恋に努力していた。雫は粟鳥洲のことを心配しながらも、がむしゃらに突き進もうとするその姿に心を動かされ、応援しようという気持ちになっていく。はたして、彼の恋はうまくいくのか?シスター(梅沢昌代)とヘルパー(伊藤修子)の過去も語られ、物語は最終章へ向かう!

<補足>

  • 雫は余命少ない人間が恋をすることは辛いことだと思っていた。しかし、粟鳥洲は違っていた。恋をしたい、失恋だった立派な恋だし、生きてなきゃできないこと、もうすぐ死ぬからって諦めたくない…と雫に心の内を打ち明けた。
  • 粟鳥洲は純に「付き合って欲しい」と伝える。しかし、純は突然のことに戸惑っていた。雫は純の気持ちを察し、自分の気持ちを正直に伝えればいいと背中を押した。純は「もうすぐ死ぬ人を好きになるのは辛いし、私はまだやるべきことがいっぱいあって恋をしている暇はない」と伝える。そんな純に粟鳥洲は言った。「最後に恋をさせてくれてありがとう」
  • おやつの時間、再び「芋ようかん」が登場した。ヘルパーさんがシスターのエピソードを添えて再リクエストしたのだ。それは、シスターと亡くなった夫との甘酸っぱい思い出だった。実は、ヘルパーさんも母を交通事故で亡くして悲しみにくれていたとき、シスターのおかげで立ち直ることができたという。その時、悲しみは感謝に変えられると悟ったという。
  • 粟鳥洲は、ライオンの家に来る前は国家公務員として働いた。冗談ひとつも言えない硬い職場だったため、ライオンの家に来た時には、今までとは正反対の生き方をしたいと思った。周囲の人から思い出して笑われるような人生がいい、自分が死ぬ時はパーティーしながら楽しく旅立ちたいと雫に話していた。そして、その願い通り、粟鳥洲は旅立っていった。
  • 雫は枕元にタヒチを呼び、「死ぬのが不安だから…」とひとつのお願いをした。「私が死んだとき、明日葉畑から手をふって欲しい。私も手を振り返すから…。」

第8話「最終回。人生は、私への贈り物でした。」
2021年8月15日放送

小川糸さん原作。私はまもなく、この世から永遠に旅立つ。生まれてきてよかった。感動のドラマ、最終回。雫(土村芳)は命の火の最後の揺らめきとともに、大切な人たちと心の中で再会していた。マドンナ(鈴木京香)が雫に最後のおやつを作り、雫の口元にそれを運ぶ。そして、静かに、来るべき時がやってきた。雫のいない世界には、小さな奇跡が…。ライオンの家に時は流れ、人々は今を生きる。かつて雫がそうだったように。

<補足>

  • 雫は夢の中で亡くなったママと再会していた。ママは雫のことをずっと見守っていた。ママは「よく頑張って最後まで生き切ったね」と雫に声をかけた。
  • 六花の飼い主だった夏子さんも、雫に会いに来てくれた。雫は「人生を最後まで生き切る」という夏子さんの言葉を大切にしてきたことを打ち明けた。
  • 雫はマドンナさんが作ってくれた「そ」を食べ、美味しそうに優しく微笑んだ。
  • タヒチは雫との約束どおり、明日葉畑に行き「雫さん、また会いましょう」と言って手を振った。そして、雫は旅立った。
  • 養父・弘人は雫を偲びながらチェロを弾いていた。
  • シスターと先生とシマさんが同じ夢を見た。その夢の中で、おやつの時間に雫は「タヒチさんの明日葉を使った明日葉モンブラン」をリクエストしたというのだ。舞は、明日葉モンブランを再現した。それはまるで、雫の置き土産のようだった。

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