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海外ドラマ「アンという名の少女1〜3」のあらすじ・ネタバレ・感想・再放送は?

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『アンという名の少女』シーズン1~3全話をBS4Kで集中放送!

シーズン1~3 全28回
BS4K 2022年12月18日~23日、26日~31日

『アンという名の少女』シーズン1~3全話をBSプレミアムで再放送!

シーズン1~3 全28回
BSP 2023年4月3日スタート 毎週月曜日 午後10時〜

海外ドラマ「アンという名の少女1〜3」の再放送・見逃し動画配信は?

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海外ドラマ「アンという名の少女」

放送 2020年9月13日(日)スタート・全8回
   毎週日曜日 午後11時〜[NHK総合]

再放送

『アンという名の少女』全8回がNHK総合テレビで再放送されます。

  • 第1回~第4回 2021年8月28日(土)午後11時46分~[NHK総合]
  • 第5回、第6回 2021年9月5日(日)午前1時29分~[NHK総合]
  • 第7回、第8回 2021年9月6日(月)午前2時05分~[NHK総合]

想像力豊かでおしゃべりな少女アンの魅力満載!
世界中で愛されている不朽の名作『赤毛のアン』をドラマ化!

「名前はアン。つづりの最後にEがつくと思って呼んで。Eがつくほうが立派に見えるから」

おしゃべり好きで、想像力豊かなやせっぽちの赤毛の少女アンは楽しいことを見つける天才。年老いた兄妹の養子となった孤児のアンが、いろんな悩みを抱えながらも、まっすぐに立ち向かい成長していく姿を描く。原作は、世界中で愛されているモンゴメリの不朽の名作『赤毛のアン』。

あらすじ

19世紀後半のカナダ。自然あふれるプリンス・エドワード島に、やせっぽちでそばかすだらけの赤毛の女の子アンがやってくる。孤児のアンは、「グリーン・ゲイブルズ」と呼ばれる家に住む年配の兄妹マシューとマリラの養子になると決まって大喜びだったが、実は2人が望んでいたのは男の子だったと知ってがっかり。でも、なんとか無事に家族として一緒に暮らせることになり、村で初めての親友ができたり、学校に通ったりして、いろんな経験を重ねて成長していく。おしゃべり好きで想像力豊かなアンは、いつも自分の心にまっすぐで、どんなにつらいことがあってもくじけない。そんなアンと出会い、村の人たちも少しずつ変わっていく。

原題:Anne with an “E”
制作:2017年 カナダ

見どころ

カナダの作家L・M・モンゴメリーの小説「赤毛のアン」の原作のダークな面に着目し、現代的な視点を加えた「アンという名の少女」(カナダのテレビ局CBCとNetflixの共同制作)は、原作を読んでないという人にこそ観てほしい大人のドラマに仕上がっている。大胆な翻案がなされていて、びっくりするほど新鮮な驚き!

1,800人以上の中から選ばれたという14歳のカナダの新鋭エイミーベス・マクナルティが演じるアンは、やせっぽちでソバカスだらけの頬、赤毛のおさげ、空想好きでおしゃべりな女の子という原作で描かれている設定にぴったり。まさに原作のイメージそのものと言えるでしょう。同時に、子供らしさの対極にあるような異質さも含めて、これまでに描かれたどのアンとも違う「赤毛のアン」の本質を見据えたイメージなのかもしれません。

舞台となるプリンスエドワード島で撮影されたロケーションの美しさ、窓から差し込む光に包まれるアンの姿など、うっとりするほど詩的な映像美は見ているだけでも癒やされます。

タイトルについて

ドラマのタイトルは『アンという名の少女』ですが、英語の原題は「Anne with an “E”」で、直訳すると「Eがつくアン」です。これは英語のスペルのことを言っています。アンという名前は、「Ann」「Anne」と書かれます。主人公のアンは文学好きで空想が大好きな女の子。同じアンでもスペルが「Ann」だとちょっと平凡で、最後に「EがついたAnne」のほうがおしゃれだと思っています。たしかに欧米でも女王などの王族や貴族などは、「Eがつくアン」が多いですね。ドラマの第1回で、養母になるマリラに名前を聞かれたアンは、「名前はアン。つづりの最後にEがつくと思って呼んで。Eがつくほうが立派に見えるから」と答えます。また、その前にアンはマリラに、本名ではない、おしゃれな名前(だとアンが思っている)「コーデリア」か「ペネロペ」と呼んでほしいと言いますが、却下されてしまいます。そりゃそうですよね(笑)。ちなみに、原作者のモンゴメリは、イギリスの小説家の三姉妹、ブロンテ姉妹が好きだったといわれています。ブロンテ姉妹のアンも、やはり「Eがつくアン」なんですよね。

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主な登場人物・キャスト

アン・シャーリー
エイミーベス・マクナルティ [ 声:上田真紗子 ]

おしゃべり好きで、想像力豊かな赤毛の少女。カスバート家(マリラとマシュー)の養女。文学好きで好奇心が強く、負けず嫌いな行動派。赤毛と顔のそばかす、やせっぽちなことを気にしている。赤ん坊のころに両親を亡くして孤児になり、つらい幼少期を過ごしてきたが、いつも元気で、どんなことがあってもへこたれないたくましさとパワーを持っている。みんなのためを思って行動するが、ときには少しひとりよがりになってしまうことも。恋や進路のことを考える年頃になり、少しずつ大人へと成長していく。

マリラ・カスバート
ジェラルディン・ジェームズ [ 声:一柳みる ]

アンの養母。マシューの姉。堅実で理性的な女性。「グリーン・ゲイブルズ」と呼ばれる家で長年、弟のマシューと2人で静かに暮らしていたが、アンを家族として迎え入れた。堅実で理性的な女性で、感情的で軽薄な行動を好まない。アンの母となり、これまでとは違う経験をしていくなかで、新たな考えや世界に触れ、自らも少しずつ変わっていく。

マシュー・カスバート
R・H・トムソン [ 声:浦山迅 ]

アンの養父。マリラの弟。無口で内気だが、心優しい男性。明るく元気いっぱいのアンに出会って、すぐに好きになる。ご婦人と接することが大の苦手だが、アンとははじめから気が合い、アンのおしゃべりの一番の聞き役であり、よき理解者でもある。アンが家族に加わったことで、妹と2人の単調な暮らしの中で失っていた生活のはりと楽しみを感じる。心臓に持病がある。

ダイアナ・バリー
ダリラ・ベラ [ 声:米倉希代子 ]

アンの親友。黒い髪の美しい少女。裕福で厳格なバリー家の長女で妹ミニー・メイがいる。上品でやさしく、控えめだがしっかりしている。自分とはまったくタイプの違う自由奔放なアンにひかれ、すぐに仲良くなる。初めて二人が出会った時、ダイアナの家の庭で腹心の誓いを立て、それ以来 、二人は固い友情で結ばれます。アンの豊かな想像力や才能を認めている。

ギルバート・ブライス
ルーカス・ジェイド・ズマン [ 声:金本涼輔 ]

アンの同級生。頭がよく、やさしくてハンサムな学校の人気者。アンの個性的なところを認め、気にかけている。勉強がよくできて、アンにとっては宿命のライバル。唯一の家族だった父を亡くした後、休学し、より広い世界を見るために村を出て蒸気船で働いている。そこで仕事仲間のセバスチャンと仲良くなる。

レイチェル・リンド
コリーン・コスロ [ 声:堀越真己 ]

カスバート家の隣人。マリラの昔からの友人でゴシップ好き。仕切り屋で、保守的な考えを持っている。世話好きで人がよく親切なのですが、思ったことをずけずけ言う性格。夫トーマスと夫婦仲が良く、10人の子育て経験者。カスバート家が孤児であるアンを養子に迎え入れることに最初は批判的だった。

ジェリー・ベイナード
エイメリック・ジェット・モンタズ [ 声:霧生晃司 ]

カスバート家の農場のお手伝い。フランス系の少年で、学校に行かずに働いている。冷静で現実的。アンとはたまに口げんかをしつつも、仲が良い。

コール・マッケンジー
コーリー・グルーター・アンドリュー [ 声:須藤翔 ]

アンの同級生。物腰が柔らかく繊細な少年。芸術家肌で絵がうまい。学校でほかの生徒たちや先生から変わり者扱いされている。アンと仲良くなる。

セバスチャン・ラクロワ
ダルマー・アブゼイド [ 声:須藤翔 ]

ギルバートの仕事仲間。通称「バッシュ」。トリニダード出身で10年以上、蒸気船で働いている。一緒に働くようになったギルバートと親しくなる。人種差別によって、仕事やさまざまな選択肢が限られていることに不満を抱いている。

ジョセフィン・バリー
デボラ・グローヴァー [ 声:沢田敏子 ]

ダイアナの親戚。自由な考えを持つ女性で、シャーロットタウンの町に住んでいる。同性のパートナー、ガートルードを亡くした。アンの、想像力豊かで自分の気持ちにまっすぐなところを気に入っている。

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「アンという名の少女」各話のあらすじ・ネタバレ

第1話「運命は自分で決める(前編)」 2020年9月13日放送

カナダのプリンス・エドワード島で農場を営む年配の兄妹、マシューとマリラ・カスバート。2人は農場仕事の手伝いができる男の子を養子に迎えることにし、兄のマシューが駅に迎えにいく。しかし、そこで待っていたのは赤毛の女の子アンだった。想像力豊かでおしゃべりなアンは家族ができる喜びでいっぱいで、楽しそうにマシューに話しかける。ところが家に着くなり、頼んでいたのは男の子だとマリラに言われ大ショックを受ける。

第1話の見どころ・感想

第1話ではアンが馬車に乗るシーンが2回あります。1回目はマシューと一緒にグリーン・ゲイブルズに向う時です。マシューはアンのおしゃべりを聞きながら、次第にアンに親しみを覚えていきます。2回目はマリラと一緒にスペンサー夫人の家へ向かう時です。おしゃべりを嫌う素振りを見せていたマリラでしたが、アンの生い立ちや言動からやはり次第に親しみを覚えていきます。その変化は、まるで二人がアンの魔法にかかっていくようでさりげなく見事に表現されています。

マシューとマリラのアンに対する気持ちは、最初は同情心に近いものだったのかもしれません。でも、たとえ最初は同情心だったとしても、その気持を二人から引き出したのは、この村で暮らしたい!カスバート家の一員になりたいという強い気持ちとこれまでの過酷な環境を必死に生きてきたアンの前向きな姿勢にあるように思います。

また、「歓びの白い小径」や「輝きの湖水」などプリンスエドワード島の素晴らしい景色やグリーン・ゲイブルズのリビングやキッチンの細部まで、「赤毛のアン」の世界を見事に再現している点も見逃せません。

第1話でもう一つ見逃せないシーンは、カスバート家で望まれていたのが男の子だったと知った時、アンは「私、何だってできるわ。腕っぷしだって強いのよ。」と精一杯強がって見せること。第1話では度々回想シーンでこき使われ虐げられていた過酷な様子が登場する。アンにとってマシューとマリラとの出会いが、人生をやり直せる出会いとなるのかどうか…その瀬戸際で必死にもがく姿が健気で、私の脳裏にこびりついて離れないのです。

第2話「運命は自分で決める(後編)」 2020年9月20日放送

マリラから養子として迎えるか判断するお試し期間を与えられたアン。しかし、さっそくマリラの友人レイチェルともめ事を起こしてしまいます。マリラからレイチェルに謝るように言われたアンですが、自分は悪くないと拒否します。一方、アンは農場の手伝いに雇われた少年ジェリーにライバル心を燃やします。マリラとアンは近所のバリー家からお茶に招待されます。アンがバリー家の娘ダイアナの友だちにふさわしいか、見きわめるというのです。

第2話の見どころ・感想

第2話ではグリーン・ゲイブルズの家族の一員になりたいというアンの一途な気持ちがひしひしと伝わってきます。心をひどく傷つけられたレイチェル・リンド夫人に対して謝罪したのもマリラのためであり、ブローチを盗んだと嘘をついたのもカスバート家の子供になりたかったから…。しかし、そんな一途なアンの気持ちとは裏腹に、マリラの怒りに触れてしまったアンは孤児院に帰されることに…。ブローチがソファの隙間から見つかった時、マリラはアンを疑ってしまった自分を心から悔やんだことでしょう。

人には偏見があるものです。長く生きてきた大人ほど偏見を持ちやすい。レイチェル・リンド夫人の孤児に対する偏見がマリラにも伝播してしまったような気がします。でも、その偏見を乗り越えるのは家族の絆です。今回の事件を乗り越えた先には、きっと家族としての絆と信頼が深まることでしょう。

第3話「私は罠(わな)にはかからない」 2020年9月27日放送

マリラからブローチを盗んだと責められ、孤児院に送り返されてしまったアン。マリラが間違いに気づき、マシューが急いでアンを追いかけるが、列車はすでに駅を出た後だった。マシューはなんの準備もないまま島を出て、孤児院がある海の向こうの町へ向かう。アンは孤児院に到着したが、中には入らず、翌朝、やってきた牛乳配達の馬車で最寄り駅まで送ってもらう。この間、マリラは家で、なかなか戻らない2人を心配していた。

第3話の見どころ・感想

アンは孤児院の前まで辿り着きますが、ここでいじめられた忌まわしい過去の記憶が蘇り、孤児院には戻らず駅で詩を暗証して電車賃を稼ぐ。そこでアンを連れ戻そうとして追いかけてきたマシューと再会する。マシューに連れられてグリーン・ゲイブルズに帰ってきたアン。でも、マリラはなかなか心を開いてアンに謝ることができずにいた。そんなマリラが心からアンに謝るシーンが一番の見どころです。

第4話「若さとは強情なもの」 2020年10月4日放送

学校に通うことになったアンは、期待と不安を胸に初登校。親友ダイアナがさっそく友達に紹介し、学校のことを教えてくれるが、生徒どうしのいろいろな決まり事に、アンはとまどいながらも、みんなと仲良くしようと張り切るが、初日から失敗をしてしまう。一方、アンの“母親”になったマリラは、女性の教育について語り合う「進歩的な母親の会」に誘われる。マリラはためらいつつも、親として新しい世界を体験してみることに。

第4話の見どころ・感想

アンは学校で、幼い時に見た男女の性的な光景を女子たちに話してしまい、アンの下品な仕業はたちまち村じゅうに知れ渡る。確かにアンの行為は軽率であったが、それは裏を返せばアンがそれだけ劣悪な環境で育てられてきたという証にほかならない。普通の家庭に育てば見なくてすんだものをアンは物心もつかない頃に見てしまったのだ。マシューはそんなアンを哀れに思った。マリラは、母親の会から追い出されてしまう。

さらに、アンは教室で髪の毛を引っ張っていたずらをしたギルバートを白板で叩いてしまう。先生はその理由を聴かずに、一方的にアンを教室の前に立たせて「癇癪持ちのアンシャーリー」とアンを叱る。

第4話では、アンとギルバートの出会いが描かれているが、女子の間でのこまかい決まりごとのため、アンはギルバートと話をすことすら許されず、自然に振る舞うことができずに悲しい事件が起きてしまう。この事件で二人の間に深い溝を作ってしまう。

第5話「宝物は私の中に」 2020年10月11日放送

不登校になり、空想の世界に浸りっぱなしのアン。マリラから、留守中にパイの焼き加減を見ておくように頼まれるが、すっかり忘れて焦がしてしまう。マリラは厳しくしかりつけ、翌日から学校に行くよう命じる。アンはそれから毎朝、登校時間に家を出るようになったが…。ある晩、村で火事が起きる。同級生ルビーの家だった。村人たちは一丸となって消火にあたる。そこでアンは、突然、思い切った行動に出て、みんなを驚かせる。

第5話の見どころ・感想

マリラから学校に行くように強く言われたアンは学校の前まで行くが学校には行かずに、一人で空想の世界に浸るようになる。それ以来、学校に行くと嘘をついて出かけるようになるが、そのウソがマリラの知るところとなり牧師から説教を受ける。牧師は、アンに無理に学校へ行く必要はなく、家事を覚えてお嫁さんになればいいと言う。アンは、ウソつくことはいけないことだということは理解したが、お嫁さんになるのであれば学校に行かなくていいという牧師の言葉に違和感を覚える。その違和感はマリラも抱いていた。

そのな時、ルビーの家が火事になり、ルビーはしばらくの間カスバート家で過ごすことになる。そして、ルビーとアンはいつしか仲良しになった。また、火事のときに燃え盛る家の中に入ってドアと窓を締めて火を弱めたことで、ちょっとしたお手柄となり勇敢で利発な一面が村の中に知れ渡った。

そして、アンは再び学校に行くようになった。マリラはアンに「自分の歩むべき道は自分で考えて決めなさい」と言い聞かせ、アンもまた自分がお嫁さんになるということに想像力が全く働かなかったのでしょう。

第6話「固く結ばれた糸」 2020年10月18日放送

アンは授業で、ギルバートにライバル心を燃やすが、放課後に自宅を訪れ、学校では見せない彼の一面を知る。ある日、アンはマリラから自分の留守中にダイアナを招いてお茶会を開いていいと言われて大喜び。張り切って準備をし、二人で紅茶や”木イチゴのジュース”を飲んで楽しい時間を過ごすが…。一方、マシューはアンが前から欲しがっている袖の膨らんだドレスを買おうと、思い切って婦人服店に入る。彼を出迎えた女性は…。

第6話の見どころ・感想

アンがダイアナを招待して二人が飲んだ赤い飲み物は、木イチゴのジュースではなくワインだった。二人はほぼ一本のワインを空け、陽気になってはしゃいでいる所にバリー夫人(ダイアナの母)がやってくる。そして、バリー夫人はダイアナとアンを絶縁させてしまう。

マシューはアンに袖の膨らんだドレスをプレゼントする。そのために、マシューは慣れない婦人服店に入り、思いがけずに幼い頃の思いを寄せていた女性と再会するシーンは見どころのひとつです。

第6回では、初潮を迎えて取り乱すアンをマリラがいたわるシーン、アンの寝顔にマリラがキスするシーン、マシューがアンのために苦手な婦人服店まで出向いてドレスを注文するシーンなど、マリラとマシューのアンへの愛情が深まっていく様子を描いています。三人が馬車に乗ると、どこから見ても幸せそうなファミリーにしか見えません。

第7話「後悔は人生の毒」 2020年10月25日放送

アンに会うことを禁じられているダイアナがある晩、突然、家に駆け込んでくる。妹ミニー・メイがせきがひどく危険な状態なので助けてほしいというのだ。マリラもダイアナの両親も留守だった。アンはマシューに医者を呼びに行くよう頼み、ダイアナの家に向かい…。ギルバートが学校を休んで看病していた病気の父親が、亡くなる。葬儀に参列したマリラは複雑な思いを胸に秘めていた。アンはギルバートを元気づけようと声をかけるが…。

第7話の見どころ・感想

アンはダイアナの妹ミニー・メイの命を救い、ダイアナとの親交が許されます。ギルバートの父が亡くなり、マリナは深い悲しみに浸ります。一方、アンはギルバートの悲しみを和らげようと「私の親は私が小さい時に亡くなったけど、あなたはお父さんとの思い出があるから、私より幸運だわ」と言うが、それがギルバートの気持ちを害してしまいます。悩んだ末に、アンは素直にギルバートに謝ろうと決心します。

第8話(最終話)「あなたがいてこそ我が家」 2020年11月1日放送

クリスマスが近づく中、収穫した作物を積んだ船が沈没し、収入を絶たれたマシューは、農場を担保に銀行から融資を受けていた。仕事量を増やして返済するつもりだったが、その矢先に心臓発作で倒れてしまう。マリラとアンは、返済期限の延長を銀行に相談するが、月末までに全額を返済できなければ、財産を没収すると言われる。窮地に陥ったアンとマリラは、家畜を売り、大切にしてきた品々を質に入れて、お金を集めようとする。

第8話の見どころ・感想

カスバートは農場を売り払いアンは孤児院に返される…そんな噂を耳にしたアンはいたたまれなくなって学校を飛び出す。グリーン・ゲイブルズでは、マシューとマリラが口論していた。マシューがマリラに内緒で農場を担保に銀行から借金をしたことで揉めていたのだ。アンの不安は、ますます現実味を帯びていく。しかし、マリラはカスバート家の娘であるアンを孤児院に返すことはないと、噂を否定する。

アンはマシューとマリラのためにカスバート家の窮地を乗り切ろうと必死になる。使用人のジェリーと一緒に町へ出て、得意のおしゃべりで家財道具を少しでも高く売ろうと奮闘する。一方、ジェリーは馬を売ったお金を二人組みの男に奪われてしまう。

一方、心臓発作で倒れたマシューは、自分が死んだら保険金が入ることをマリラに伝え、拳銃で自殺しようとするが、それがマリラやアンのためにはならないと悟る。

マリラは資金を作るために下宿人を住まわせることにした。その下宿人は、なんとジェリーからお金を奪った二人の男だったのだ。男たちは、何か悪巧みを考えているに違いない。一難去ったと思えば、また新たな問題が…!?

しかし、ここで第8話は終了。「こんな尻切れトンボな終わり方ってある!?」と驚きました。1日も早くシーズン2の放送を待ち望みます。

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海外ドラマ「アンという名の少女2」

放送 2021年9月12日(日)スタート・全10回
   毎週日曜日 午後11時〜[NHK総合]

モンゴメリの不朽の名作『赤毛のアン』をドラマ化した人気シリーズ、待望のシーズン2の放送が決定!

おしゃべり好きで、想像力豊かな赤毛の少女アン。アンは新たな出会いや経験を通して、より広い世界に触れ、少しずつ大人へと成長していきます。モンゴメリの不朽の名作『赤毛のアン』をドラマ化した人気シリーズのシーズン2。

あらすじ

19世紀後半のカナダ、アヴォンリーの村。おしゃべり好きで想像力豊かな赤毛の少女アンは、年配の姉弟マリラとマシューの養女として、すっかり家族にも村にもなじんでいた。アンも同級生たちも、そろそろ将来の進路について考え始める年になる。

カスバート家にやってきた下宿人が村人をだまそうとたくらんでいるとは知らず、アンは彼らに興味津々。学校では、男子にいじめられている芸術家肌の同級生コールと仲よくなる。一方、村を出て蒸気船で働いているギルバートは、トリニダード出身のセバスチャンと出会う。

「アンという名の少女2」の豆知識

シーズン2の副題について

シーズン2の副題は、イギリスのヴィクトリア朝時代の女性作家ジョージ・エリオット(George Eliot)の小説『ミドルマーチ(Middlemarch)からの引用です。 ジョージ・エリオットは、男性名のペンネームで作品を発表していましたが、本名はメアリ・アン・エヴァンズ(Mary Ann Evans)です(そう、ここにも「アン」が!)。 『ミドルマーチ』は作品の副題として「地方生活の研究(A Study of Provincial Life)」とつけられているように、架空の地方都市ミドルマーチを舞台に、そこに暮らすさまざまな人々の人間模様を描いた長編小説です。

オープニング映像の枝に刻まれた文字

『アンという名の少女』オープニングの映像は、まるでアンが想像の翼を広げた世界に入りこんだみたいで、キラキラしていてとてもキレイです。ところで、この映像に出てくる木の枝にいろんな英語のフレーズが刻まれています。

最後に出てくるのは、ドラマシリーズのタイトル『アンという名の少女』の原題「Anne with an “E”」。刻まれた「アン」のつづりが「AnnE」と、最後の「E」が大文字になっているところが、「Eがつくアン」を主張するアンの思いの強さを表しているようで、愛らしいですね。最後の「E」を、「イー」と口を大きく横に開きながら、気持ちを込めて彫っているアンの姿が目に浮かんでくるようです。

テーマ曲について

オープニング映像と一緒に流れているステキなテーマ曲のタイトルは「Ahead by a Century(アヘッド・バイ・ア・センチュリー)で、アーティストは「The Tragically Hip(ザ・トラジカリー・ヒップ)です。

The Tragically Hipは、カナダで大人気の国民的バンドです。80年代から活躍し、アルバムを出せばすべてチャート入りし、カナダのグラミー賞といわれるジュノー賞(Juno Awards)を数々の部門で受賞しています。2005年にはカナダの音楽の殿堂入りを果たしており、まさに国を代表するバンドの1つで、同じくカナダを代表する小説『赤毛のアン』を原作とした本作『アンという名の少女』のテーマ曲にはピッタリです。今回使用されている「Ahead by a Century」は、1996年にリリースされ大ヒットしたバンドの代表作です。

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「アンという名の少女2」各回のあらすじ・ネタバレ

第1回「青春は希望の季節」 2021年9月12日放送

アンは家に迎え入れた下宿人2人に興味津々。だが、実は2人は村人をだまそうとたくらむ悪人だった。

マリラとマシューは、借金返済のために2人の下宿人を迎え入れていた。1人は地質学者のネイトで、仕事でアヴォンリーの村の土地を採掘しており、アンは興味津々で質問攻めにする。だが、実は下宿人たちは村人から金銭をだまし取ろうとたくらんでいる悪人だった。やがて、ネイトが村の土地から金が出ると言い出す。村を出たギルバートは、蒸気船で働いていた。そこでトリニダード出身の仕事仲間セバスチャンと仲良くなる。

<補足>

下宿人のネイトとダンロップは、アボンリーの村人たちを騙す機会を虎視眈々と狙っていた。マシューと使用人のベイナードは二人を怪しんでいたが、マリラはすっかり信用しきっていた。アンは退屈を紛らわすのにちょうど良いおしゃべり相手と思っていたが、ネイトはアンのおしゃべりに悩まされていた。そして、二人はついに行動を開始した。

ネイトは、まずバリーさんを騙した。所有者のいない土地から金が見つかったことを話したのだ。そして、アンの耳にも入るように仕組んだ。そして、アンがリンド夫人に話すとあっという間に村中に伝わり、リンド夫人は村人を集めて説明会を開いた。そこで、ネイトとダンロップは大芝居をぶちかました。証拠として村人たちの前に示したのは、ネイトが第三者調査機関に検査してもらったという偽の証明書だった。検査料150ドルを出せば、村人たちの土地も調査してもらえるというのだ。そして、ネイトは会社を辞めて、アボンリーの村人たちのためにひと肌脱ぐことになった。

アンはギルバートに知らせてあげようと手紙を書くことにした。そして、ネイトの部屋からこっそり紙を一枚拝借し、その紙に訳も分からずに刻印を押した。偽の証明書を偽造するための道具だとも知らずに…。

第2回「小さなしるしは測定できるが、その解釈は無限」 2021年9月19日放送

アンは村で金が見つかったという話に心躍らせるが…。ギルバートは初めての地トリニダードに魅了される。

アンの家の下宿人たちは村で金が採掘できるという話をでっちあげた。検査料と称して村人から金をだましとろうとしているとは知らず、アンは夢のような話に心を躍らせていた。村人のなかでは、特にダイアナの父が興味を示していた。アンは学校で絵が上手な少年コールと親しくなる。船で働くギルバートは仕事仲間セバスチャンの故郷トリニダードに到着。見るものすべてが新鮮で魅了されるが、知らなかったことにも気づかされる。

<補足>

アボンリーの村に金が出たという話は魅力的だったが、検査料の150ドルは村人たちにとって大きな足枷となっていた。そこでダイアナの父バリーは、150ドルを村人に代わって負担し金が出たらその一部を分けてもらうということで儲けようと考えて、自宅でパーティーを開いて村人を集めた。

一方、マシューとマリラはようやく借金を返したばかりなので、高い検査料を払うことに二の足を踏んでいた。下宿人のダンロップは、遺産が入ったから検査料を建て替えてもいいと申し出るが…。

第3回「本当のものを見るのは心の目」 2021年9月26日放送

アンは村での金発見騒動と似た出来事が過去にあったと知り、事件を知る新聞記者から詳しい話を聞くことに。

金の採掘事業への投資を決めたダイアナの父が家族と町へ行くことになり、アンも一緒に連れて行ってもらう。ダイアナの親戚ジョセフィンは、村での金発見騒動を疑い心配していることをアンとダイアナに話す。10年ほど前にほかの村で似た騒動があったが金はなく、その一部始終が新聞記事になっていたという。アンたちは翌日、記事を書いた記者に詳しい話を聞かせてもらう。一方、村ではマリラが下宿人たちへの不信感を強めていた。

<補足>

ダイアナの父が採掘事業の調査費用を払うために町へ出かけることに。ネイトとダンロップの企てはいよいよ終盤となるが、二人の間に溝が生じる。お金を奪って逃走しようとするネイトに対して、ダンロップはこのままアボンリーの村に住み続けたいというのだ。一方、マリラはネイトとダンロップに不信感を強める。また、使用人のジェリーもそれは同じだった。

町で新聞記者から昔の金発見騒動の話を聞いたアンとダイアナは、下宿人の2人がアボンリーの村人たちを騙そうとしていることを確信した。しかし、バリー夫妻は子供たちの話を聞いてくれない。アンは家に帰るとマリラに伝えた。しかし、その話をネイトに聞かれ、ネイトはアンとマリラを縄で縛りあげ、ダンロップと逃走した。その途中でネイトとダンロップは再び仲間われを起こし、ネイトはダンロップを穴に落とし、一人でお金を持って逃走してしまう。

第4回「かなえられぬ希望の痛ましい焦り」 2021年10月3日放送

恋愛に憧れる年頃のアンは、マシューの恋を成就させるため、彼の代わりに勝手にラブレターを送ってしまう。

アンはマシューに届く幼なじみの女性ジェニ―からの手紙が気になり、こっそり内容を見てしまう。2人が両思いだと思ったアンは、恋の橋渡しをしようと考え、マシューのふりをして手紙に返事を書くことにする。詐欺事件で大金を失ったダイアナの家では両親の関係がぎくしゃくしていた。ダイアナの母は花嫁修行だといって娘たちにマナーを厳しく教えだす。トリニダードでは、ギルバートとセバスチャンが産気づいた妊婦を助ける。

<補足>

金発見の詐欺事件以来、マリラは村人たちへの責任を感じて家に閉じこもりがちになっていた。バリー家では夫婦の口喧嘩が絶えず、婦人は娘たちにあたってギスギスしていた。

アンはマシューが若い頃に家庭の事情で学校を辞めてしまったため、クラスメイトだったジェニーと引き裂かれたことを知り、二人の愛のキューピットになろうとして、マシューになりすましてジェニーに手紙を書いた。しかし、マシューに気付かれ、「お前のしたことは間違っている」と叱られてしまう。マシューはジェニーに会って事情を説明して謝るが、ジェニーはマシューに会えたことが嬉しかった。ジェニーはアンがマシューにとって大切な家族であることを感じ取る。マシューはアンを許す。

ギルバートとセバスチャンは、苦しそうな妊婦と出会い、お産を手伝う。ギルバートはアンに手紙の返事を書いた。

その後バリー家では、家族が再び明るい家庭を取り戻していた。

第5回「彼女の生涯を決定した行為」 2021年10月10日放送

アンたち女の子は、恋愛やキスについて想像をふくらませる。ギルバートがアヴォンリーの村に戻ってくる。

アンたち女の子は恋愛に興味津々。容姿に自信のないアンは、髪をリボンで結んだりして、美しく見えるようにあれこれと工夫する。コンプレックスの赤毛はどうにもならないと思っていたが、ある日、行商人と仲良くなり、あるものを手に入れる。学校で男子から少し浮いた存在のコールは、先生にも目をつけられ何かと怒られていた。ギルバートは船の仕事で出会い、意気投合した友人セバスチャンを連れてアヴォンリーの村に戻ってくる。

<補足>

キスゲームではアンの順番が回ってくるが男子はキスを拒否。アンはその場を逃げ出してしまう。その日の夜、アンは食事中にキスについてマリラとマシューを質問攻めにして困らせてしまう。

赤毛にコンプレックスを持つアンは、リボンで髪の毛を飾ろうとするが、マリラは自然なままの髪の毛にするよう言い聞かせる。ある時、行商人から髪染め薬を手に入れ、憧れの黒髪に染めようとするが、髪の毛は緑色になってしまう。マリラは悲しみに打ちひしがれたアンの髪の毛を短く切り落とすしかなかった。

ギルバートからアンに手紙の返事が届くが、そこにはアヴォンリーには帰らないと書いてあった。ところが、ギルバートは友人のセバスチャンと一緒に帰ってきた。

第6回「独断的結論に私は抗議する」 2021年10月17日放送

アンは短く切った髪で嫌々学校へ。クリスマス恒例の演劇の準備でアンや村人たちは大忙し。

もうすぐクリスマス。髪を染めて失敗したアンは、短く切った髪で泣く泣く登校する。男の子たちにからかわれるだけでなく、ちょうど復学したギルバートにも見られてしまい気分は最悪だ。町への使いを頼まれたアンは、どうせ男の子に間違われるならばと、男の子の服装で出かける。マリラはギルバートとセバスチャンを食事に招待する。村ではクリスマス恒例の演劇の準備でみんな大忙し。コールは舞台用の絵を担当していたが…。

<補足>

アンは演劇で大木の役を演じる予定だったが、急遽、主役級の男の子役を演じることとなり大活躍する。短い髪でくよくよしていた気持ちが、すっかり吹っ飛んでしまう。マシューは子供の頃に引っ込み思案で友達ができなかったことを思い出していた。ところが、突然、演劇の舞台に立つことになり、最後をしめくくって人気者になる。

第7回「気分が変わるように記憶も変わる」 2021年10月24日放送

ジョセフィンのパーティーに出席したアンとコールは、芸術家が集まった華やかで自由な光景に刺激を受ける。

町に住むダイアナの親戚ジョセフィンが華やかなパーティーを開く。どうしても出席したいアンとダイアナは2人で作戦を練り、男の子のコールをエスコート役として一緒に行けるようにし無事許可を得る。パーティーで自由に自分を表現する芸術家たちに会ったアンとコールは、大きな刺激を受ける。マリラは原因不明の頭痛に悩まされていた。症状が悪化し、マシューは心配する。ギルバートは、将来は医者を目指すことにする。

<補足>

ジョセフィンのパーティーは、自由に満ち溢れていた。形や見た目にとらわれず、自分の思いを素直に表現する芸術家たちに刺激を受け、自分らしく生きること尊さを学んでいく。そのパーティーでジョセフィン叔母さんは、若き日のガートルードとの愛をカミングアウトする。手の怪我で思うように描けなくなったコールは、芸術家からヒントをもらい粘土彫刻という新たな道を見出す。アンは、パーティーで朗読を披露する。しかし、ダイアナだけはその自由な雰囲気に戸惑っていた。

一方、マリラは原因不明の頭痛に悩まされ、かつての母のように寝たきりになってしまったらアンの重荷になってしまう…それだけは避けたいと葛藤していた。そんなマリラを心配するマシューは、マリラが母と自分の犠牲になって人生を棒に振ってしまったのでは…と責任を感じていた。

第8回「事実を認めまいとしてもがく」 2021年11月7日放送

級友の結婚の準備が進むなか、アンは結婚についていろいろと考える。先生と衝突したコールは…。

アンの級友プリシーの結婚の準備が進むなか、アンたち女の子は結婚についていろいろと思いを巡らせる。コールは学校で自分を目の敵にする先生と衝突。目の検査をするために町へ出かけたマリラは、質店の店先に並べられた自分たちの持ち物を見つける。虫歯を自分で直そうとして失敗したセバスチャンは、ギルバートに連れられ町の医者に診てもらうことに。町に黒人が多く住む地区があることを知ったセバスチャンは、そこを訪れる。

<補足>

プリシーはフィリップス先生と結婚しても家事をこなしながら勉強も続けたいと願っていたが、フィリップスから家事に専念して自分を支えて欲しいと言われ、心が揺れ動く。アンは、結婚してもパートナーとは対等で互いの夢を追い求めたいと願う。コールはフィリップス先生が自分を目の敵にするのは、フィリップスがコールと同じ同性愛者だから…と感じていた。セバスチャンはあちこちで黒人であるが故に差別を受けるが、黒人のスラム街で親切にしてくれる女性と出会う。医者になりたいと猛勉強をしていたギルバートは、父のかかりつけ医の医院で働かせてもらうことになった。

第9回「かつてのわれらは今のわれら」 2021年11月14日放送

アンの学校に新しくやってきた型破りなステイシー先生の言動に、アンのワクワクが止まらない。

アンの学校に新しい女性の先生、ステイシーがやってくる。アンは、女性なのにズボンをはき、原動機付き自転車を乗り回すなど自由な行動をするステイシー先生をすぐに好きになり、先生に気に入ってもらおうと張り切るが…。一方、大人たちは型破りな先生に不信感をあらわにする。セバスチャンは、ギルバートの農場のパートナーとして不慣れな作業に苦戦する。また、医師を目指して学業を優先するギルバートに不安を覚える。

<補足>

アンはステイシー先生とマリラをコールが芸術作品を作っている秘密の小屋に連れていく。コールが不登校だと知ると、ステイシー先生はコールの自宅を訪ね、コールが学校に行っていないことが母親にバレてしまう。コールは、自分の作品が破壊されたことに逆上し、学校で男子生徒に殴りかかり怪我を負わせてしまう。

一方、慣れない農作業に苦戦していたセバスチャンは、貧しい地区に住むメアリーのところに逃避してしまう。

第10回/最終回「この世界に増大する善」 2021年11月21日放送

シーズン2、最終回。ステイシー先生が解雇の危機に!アンと同級生たちは、大好きな先生を守るために立ち上がる!

コールが学校で同級生にケガをさせたのが決定打となり、ステイシー先生は停職を命じられる。コールは村に自分の居場所はないと落ち込み、アンは責任を感じる。マリラは先生に対する考えの違いで長年の友人レイチェルと大ゲンカをしてしまう。村では先生の解雇を決める集会が開かれることになり、アンは先生を救うため、ある作戦を思いつく。ギルバートの農場を出たセバスチャンは、町の貧しい地区に住むメアリーのところにいた。

<補足>

ステイシー先生は管理不行き届きと不倫疑惑から解雇されそうになる。不倫疑惑の発端はレイチェル夫人だったことから、マリラはレイチェルと大喧嘩する。アンと友人たちはステイシー先生を救うため、電球を灯して集会場に乗り込み、ステイシー先生の良さを訴えたことで解雇を免れる。

一方、セバスチャンはメアリーと結婚。ギルバートはセバスチャンを一人ぼっちにしたことを悔い、二人で農場経営に取り組むことを誓う。アンはステイシー先生のような教師になることを夢見るようになる。

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海外ドラマ「アンという名の少女3」

放送 2021年11月28日(日)スタート・全10回
   毎週日曜日 午後11時〜[NHK総合]

モンゴメリの不朽の名作『赤毛のアン』をドラマ化した人気シリーズ。シーズン2にひきつづき、シーズン3の放送が決定!

「自分の価値を決めるのは自分だけ」

16歳になったアン。進学を控え、さらに大人へと近づいていくなか、社会の不平等や恋愛などについて、戸惑いながらも自分の心に向き合い進んでいく。モンゴメリの不朽の名作『赤毛のアン』をドラマ化した人気シリーズの最終シーズン。

20世紀目前のカナダ、アヴォンリーの村。16歳になったアンは、実の両親のことを知りたいと調べ始め、マリラとマシューは複雑な思いで見守る。アンと同級生たちは大学入学試験の準備をするが、親友のダイアナは外国の花嫁学校に行くことになっていた。年頃のアンたちにとって恋愛や結婚も身近なものとなるが、アンはギルバートへの感情が恋だと気づかず戸惑う。アンにそっけなくされたギルバートは、医師の見習いをしている町の病院である女性と出会う。一方、アンは先住民族の少女と友だちになるが…。

「アンという名の少女3」の主な登場人物・キャスト

アン・シャーリー
エイミーベス・マクナルティ [ 声:上田真紗子 ]

おしゃべり好きで、想像力豊かな赤毛の少女。マリラとマシューの養女。文学好きで好奇心が強く、負けず嫌いな行動派。孤児として、つらい幼少期を過ごしたが、いつも元気で、どんなことがあってもへこたれないたくましさとパワーを持っている。みんなのためを思って行動するが、ときには少し独り善がりになってしまうことも。16歳になり、クイーン学院への進学を控え、大人への一歩を踏み出した。亡き両親のことや自分のルーツが気になり始めた。ギルバートに感じる特別な感情について少し混乱している。

マリラ・カスバート
ジェラルディン・ジェームズ [ 声:一柳みる ]

アンの養母。マシューの姉。堅実で理性的な女性。「グリーン・ゲイブルズ」と呼ばれる家で長年、弟マシューと2人で静かに暮らしていたが、アンを娘として迎えいれた。アンの母となり、これまでとは違う経験をしていくなかで、新たな考えや世界に触れ、自らも少しずつ変わってきた。アンのことをなによりも大切に思っているが、愛情表現があまり得意ではないため、つい厳しい言動になってしまうことがある。

マシュー・カスバート
R・H・トムソン [ 声:浦山迅 ]

アンの養父。マリラの弟。無口で内気だが、心優しい男性。父親として、明るく元気いっぱいのアンを温かく見守り、愛情を注ぐ。アンが家族に加わったことで、姉マリラと同様、生活に新たなはりと楽しみを感じるようになった。

ダイアナ・バリー
ダリラ・ベラ [ 声:米倉希代子 ]

アンの親友。黒い髪の美しい少女。裕福で厳格なバリー家の長女で妹ミニー・メイがいる。上品でやさしく、しっかりしている。自分とはまったく違うタイプの自由奔放なアンのことが大好きで、彼女の豊かな想像力や才能を認めている。進学先は、アンや同級生たちとは異なり、外国の花嫁学校へ行くことになっている。

ギルバート・ブライス
ルーカス・ジェイド・ズマン [ 声:金本涼輔 ]

アンの同級生。頭がよく、やさしくてハンサムな学校の人気者。医師を目指していて、週末は町の病院で見習いをしている。アンの個性的なところを認め、女性としても気にかけているが、彼女のそっけない態度に戸惑う。一時働いていた蒸気船での仕事仲間セバスチャンを、亡き父から受け継いだ農場のパートナーにし、家族として一緒に暮らしている。

セバスチャン・ラクロワ
ダルマー・アブゼイド [ 声:須藤翔 ]

ギルバートの友人で農場のパートナー。通称「バッシュ」。トリニダード出身。町の貧しい地区で出会ったメアリーと結婚し、娘デルフィーヌが生まれた。人種差別のせいで仕事の選択肢がなく、10年以上、蒸気船で働いていた。船で仲良くなったギルバートに農場のパートナーとして迎えられ、家族のように一緒に暮らしている。

ジェリー・ベイナード
エイメリック・ジェット・モンタズ [ 声:霧生晃司 ]

カスバート家の農場のお手伝い。フランス系の少年で、学校に行かずに働いている。冷静で現実的。アンとはたまに口げんかをしつつも、仲が良い。アンに読み書きを教えてもらい、本が読めるようになった。

レイチェル・リンド
コリーン・コスロ [ 声:堀越真己 ]

カスバート家の隣人。マリラの昔からの友人でゴシップ好きの仕切り屋。村の学校評議員の唯一の女性。夫トーマスと夫婦仲が良く、10人の子育て経験者。保守的な考えの持ち主だったが、少しずつ変化を受けいれるようになる。ステイシー先生の恋人探しに精を出す。

ミュリエル・ステイシー
ジョアンナ・ダグラス [ 声:園崎未恵 ]

アヴォンリーの村の学校の先生。夫と死別し、現在は独身。慣習にとらわれない自由で進歩的な行動で村に新しい息吹をもたらした。生徒たちが自ら体験し学ぶ実験や課外授業などを積極的に行う。アンのよき理解者で、あこがれの存在。村の保守的な人たちからは煙たがられている。

カクウェット
ギャワンディーヨ・ターベル [ 声:朝井彩加 ]

先住民族のミクマク族の少女。アンと仲良くなる。政府が先住民族を教育するために作った寄宿学校に行くことになる。

ウィニフレッド・ローズ
アシュリー・スチュワート [ 声:朝井彩加 ]

町の病院で働いている女性。明るく利発でユーモアがある。ギルバートとつきあい始める。

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「アンという名の少女 3」各回のあらすじ・ネタバレ

第1話「知りたい秘密」 2021年11月28日放送

16才の誕生日を迎えたアンは実の両親のことを知りたいと考える。一方、先住民族の女の子と仲良くなる。

アンは16歳の誕生日を控え、実の両親のことを知りたいという思いを強めていた。アンは先住民族の女の子カクウェットと仲良くなり、その文化にも刺激を受ける。だが、マリラや村人たちは先住民族のことをよく知らず、警戒していた。ギルバートの家では、セバスチャンとメアリー夫妻に娘が生まれ、4人で仲良く暮らしていた。一方、学校では結婚を考える年頃になった男女の生徒たちが、お互いを強く意識し始める。

<補足>

アンは学校新聞の取材で先住民族のカクウェットと出会い仲良しになる。カクウェットの家族を見て、血のつながった家族と暮らしているカクウェットが羨ましく思える。そして、アンは16才の誕生日を迎え、自分のルーツを知りたくなり孤児院へ行くと言い出す。マリラは親戚の人がアンを引き取りたいと言い出したらどうしようと心配するが、マシューは何が起きてもアンの幸せを一番に考えればいい…とマリラを説得する。

その頃、思春期を迎えた子どもたちは学校でも恋の話題でもちきりとなっていた。ダイアナは両親の勧めで花嫁学校へ行くことが決まっており、アンや友人と離れ離れになることに抵抗していた。

第2話「内なる魂の叫び」 2021年12月5日放送

アンは亡き両親の情報を求めて、育った孤児院へ。ギルバートは町の病院で働く女性をお茶に誘う。

アンは亡くなった実の両親の情報を求めて、育った孤児院を訪ねる。アンの気持ちを尊重して送り出したマリラだが、心は穏やかではなかった。毎週末、見習いとして町の病院に通うギルバートは、そこで受付をしている女性ウィニフレッドをお茶に誘う。メアリーは息子イライジャが農場に会いきて喜ぶが、イライジャは母とセバスチャンの間に妹が生まれていたことを初めて知り戸惑う。レイチェルはステイシー先生の恋人探しに精を出す。

<補足>

アンは孤児院で親に捨てられていく子供を目の当たりにし、もしかしたら自分も両親から愛されず捨てられたのではないかと疑心暗鬼になる。両親が想像の産物ではなく、確かに自分を愛してくれていた…ということを確かめたいと強く願う。

メアリーは息子イライジャは、赤ん坊の妹と比較して自分が惨めになってしまう。そして、その気持をメアリーやセバスチャンにぶつける。

第3話「何事にも屈しない強い思い」 2021年12月12日放送

アンとマリラたちは、体の具合が悪いメアリーのために家事や子守を手伝うが、彼女の病状は…。

復活祭の日が近づく。メアリーは毎年、食事会を開いていたが、ずっと体調を崩したまま一向によくならない。心配したアンやマリラ、マシューたちは、みんなで家事や子守を手伝う。ギルバートが人種に偏見を持たずに診察してくれる町の医者に来てもらうよう手配し、やっと病状を診てもらうが…。一方、政府が先住民族を教育するための寄宿学校を作ることが決まり、ミクマク族の少女カクウェットにもその知らせが届く。

<補足>

医師に病状を診てもらったメアリーは、肺腫瘍で死の宣告を受けた。そのことをメアリー本人に伝えたのはギルバート。メアリーに励ますことすらできなかったと自分を責めるギルバートにアンは「あなたは人の心の痛みがわかる素晴らしい医師だ」と励ます。アンはメアリーに「孤児だった私が一番欲しかったものは、両親に愛されていたという証の手紙だ」と伝え、愛娘に手紙を残すようにアドバイスする。アンは残される娘のために、メアリーの料理レシピを書き残した。ギルバートは洗濯屋の友人をメアリーのもとに連れてきた。そして、アボンリーの人たちが協力してメアリーのためにサプライズを準備する、バリーさんの庭でメアリーを招待して素敵な復活祭を開催したのだ。

第4話「別の世界での再会を信じて」 2021年12月19日放送

アンは亡くなった両親の記録が残っているかもしれない教会へ。そこでアンが知ったことは…。

アンは亡くなった両親の情報を求めて町の教会へ行く。メアリーの葬儀の準備を進めるセバスチャンは、音信不通になっていた義理の息子イライジャを見つけるが…。ギルバートは土曜日も家にいられるように、町の病院での見習いを辞めるとウィニフレッドに告げる。ダイアナは家のお手伝いさんの買い物に同行し、思わぬ体験をする。先住民族のカクウェットは政府が作った寄宿学校に入学する。そこで彼女を待っていた新たな生活は…。

<補足>

アンは家族の調査をするために教会へ。そして、両親はアンが生まれて3ヶ月後に亡くなっていたこと、両親はスコットランドの出身だということがわかる。アンに辛くあたっていたマリラは、スコットランドに家族の調査をする手紙を書くようにアンにアドバイスする。セバスチャンはイライジャにメアリーからの手紙を渡しに行くが、メアリーが亡くなったことを信じようとしないイライジャと殴り合いになってしまう。先住民族のカクウェットが入学した寄宿学校は、学校とは程遠く体罰の伴う訓練所のようだった。

メアリーの葬儀が粛々と執り行われ、悲しみに暮れていたセバスチャンがようやくメアリーの死を受け止められるようになった。その頃、メアリーの手紙を読んだイライジャは母の死を悲しみこれまでの自分の行為を後悔していた。

第5話「恐れを知らぬがゆえの強さ」 2022年1月9日放送

男女で踊るダンスの練習に、アンや年頃の生徒たちは期待と不安でいっぱい!ダイアナにも恋の予感が!

村の行事で行うダンスを、学校の生徒たちも練習をすることに。男女が手を取り合って踊るダンスで、結婚に興味を持ちだした女の子たちの間では期待と不安が入り混じる。練習でギルバートと踊ったアンは…。そんななか、ダイアナにひそかにアプローチする男の子が現れる。ギルバートは、森での課外授業中にあらたな刺激を受ける。セバスチャンはレイチェルに、幼い娘の世話をする再婚相手を探すよう勧められ、別の解決策を考える。

<補足>

アンはアボンリー新聞にメアリーの追悼記事を書いてはどうか…とギルバートに提案、ギルバートが記事の原稿を書くことに。その記事が掲載されると、多くの人の涙を誘いセバスチャンに支援しようという人が現れる。

ダンスの練習が始まると女子たちは恋愛や結婚を意識し始める。そんな時、「知的で感情豊かな女性は不妊になる」という噂が流れ不安を募らせるが、デマだとわかる。

第6話「願望の行き着くところ」 2022年1月16日放送

村のお祭りの日。ギルバートのことが気になってしかたがないアンは、恋愛について占ってもらうが…。

村のお祭り行事である農作物の品評会が開かれる。マシューは巨大野菜部門に自慢の大きなラディッシュを出品し、ライバルと競う。アンとマリラはケーキのコンテストに参加。一方、ギルバートは、町で出会ったウィニフレッドと彼女の両親を誘っていた。ギルバートのことが気になってしかたがないアンは、占い師の館に入り、恋愛運を占ってもらう。その夜、村の人たちはダンス会場へ。しかし、とんでもないことが起きる。

<補足>

アンはギルバートに対する気持ちをダイアナに打ち明け、ギルバートに好意を寄せていることに気づく。アンはケーキのコンテストに参加しメアリーに教えてもらったレシピでケーキを焼くが、湿布薬が入ったバニラ瓶を使ってしまい失敗する。そのうえ、ギルバートからウィニフレッドを紹介され落ち込んでしまう。村人たちがダンスに興じていた頃、館の外でジョーシーとビリーは密かに会っていた。ジョーシーの異変に気づいたアンは、ビリーがジョーシーにひどいことをしたのではないかと疑う。

第7話「正義を信じる行い」 2022年1月23日放送

アンが学校新聞に書いた男女平等を訴える記事で村は大騒動に!村の女性たちの反応は?

アンが学校新聞に書いた男女平等を訴える記事で村は大騒ぎになる。ステイシー先生やほかの生徒に相談せず、勝手に書いたものだった。保守的な学校評議会は、学校新聞の発行を続けさせる条件として、アンを担当から外すよう求める。さらに扱っていい話題まで評議会で指定するという。この騒動がきっかけで、村の女性たちは男性たちに不当な扱いを受けていることを感じ始める。一方、アンはジェリーから恋愛相談を受ける。

<補足>

ギルバートは改めてアンが書いた記事の内容を読み上げて皆に問うた。「どこか間違ってる?」と。こうして、アンが正しいことを言っていることを気付かせたのだ。アンは皆と一緒に公会堂へ行き、評議会のメンバーに言論の自由を訴えた。そして、村人たちも賛同し大勢が決したように見えた。しかし、ある夜、男たちが学校から印刷機を盗み出した。そして、盗人が落としたタバコが…。

一方、アンはダイアナがジェリーと付き合っていることを知り、二人は大喧嘩する。

第8話「突然におとずれる変化」 2022年1月30日放送

自分の望みはなんなのか?アンやダイアナ、ギルバートたちは将来に向け、さまざまな決断をすることに。

アンが通う学校が火災で焼け落ちてしまう。だが、焼け跡に学校新聞の印刷機がなかった。そんななか、アンや生徒たちはクイーン学院の入学試験に備えて勉強に集中する。アンとは異なり、外国の花嫁学校に行くことになっているダイアナのもとに、突然ジョセフィンおばさんが会いにくる。医師を目指しているギルバートはある重大な決断を迫られる。セバスチャンは、娘の世話をしてもらうために母親を呼び寄せることに成功するが…。

<補足>

学校が焼けて印刷機が失くなった理由は、評議員の嫌がらせだということは明らか。しかし、その証拠はなかった。そこで、マリラとレイチェルは画策し、評議員の悪事を秘密にする代わりに評議員に女性を3人加えることを飲ませた。ジョセフィンおばさんは、ダイアナに親の言いなりにならず選択肢を増やすためにクイーン学院の入学試験を受けるように薦める。ギルバートはウィニフレッドの父親から娘と結婚すれば夢が叶う…と言われるが、ギルバートは気が進まずアンにそのことを打ち明けるが、アンにはギルバートの気持ちが理解できなかった。ギルバートはアンのことが好きだったのに、アンに断られたと勘違いしてしまう。ダイアナは自分に嘘をつくのはやめて自分らしく生きることに気付き、アンと仲直りする。

一方、アンもギルバートに対する気持ちが愛なのかわからず、ジョセフィンおばさんに相談する。そして、ギルバートへの愛にようやく気付く。

第9話「深淵(しんえん)なる闇」 2022年2月27日放送

アンは、愛している気持ちをギルバートに伝え、彼の気持ちを確かめようとするのだが…。

ギルバートのことが好きだと確信したアンは、その気持ちを伝えようと決心する。ギルバートの家に行くが不在だったため、手紙を書いて残すことに。一方、アンにふられたと思っているギルバートは、別の女性ウィニフレッドにプロポーズする準備を進めていた。セバスチャンは、呼び寄せて一緒に暮らしている母親と言い争いが絶えない。町の寄宿学校から逃げ出した先住民族のカクウェットを連れ戻しに、銃を持った男たちがやってくる。

<補足>

アンはギルバートに手紙を書いて残すが、その手紙が誰にも気付かれないまま彷徨う。アンとマシューはカクウェットの両親と共にカクウェットを連れ戻しに学校へ行くが、先住民族の子どもたちに自由がないことを告げられる。これが政府の進めているインディアンの文明化政策だったのだ。

第10話(最終話)「心の導き」 2022年3月6日放送

いよいよ最終回!進学で村を出るアンとギルバート。2人の気持ちはすれ違ったまま別れのときが近づく!

アンもダイアナもクイーン学院の試験に合格するが、ダイアナは両親に進学を猛反対される。将来への期待を膨らませていたアンだったが、ギルバートへの届かぬ思いやダイアナと一緒に進学できないことで意気消沈する。さらに、家を出ていくことになるのに、なぜかそっけない態度のマシューに傷つく。ギルバートはウィニフレッドとの婚約を解消し、パリの大学に行くことも断念。離れ離れになる前にアンへ気持ちを伝えようとしたが…。

<補足>

ギルバートはアンへの思いが断ち切れずウィニフレッドとの婚約を解消する。ギルバートはトロント大学に進学することになり、旅立つ前にアンに思いを伝えようとカスバート家を訪れるがアンは留守。ギルバートはアンに手紙を書き残すが、アンはギルバートがウィニフレッドと結婚すると思い込み、手紙を読まずに破ってしまう。しかし、町でウィニフレッドと出くわしてギルバートが婚約破棄したことを知る。一方、ギルバートはトロント大学へ向かう列車の中でダイアナからアンの思いを聞かされる。ギルバートは列車を降りてアンの下宿先へ向かい、二人は互いの気持ちを確かめ合い熱いキスをかわす。

マリラとマシューはアンの母親が残していた花言葉辞典をアンに届ける。その本には、赤毛の教師だったアンの実母の絵が描かれていた。アンは喜びを噛みしめる。

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(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2022年1月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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