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NHKドラマ「ひきこもり先生」のネタバレ・感想・再放送・見逃し動画配信は?

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「ひきこもり先生」の再放送情報

2021年8月24日(火)から4夜連続で全5話を放送します。

  • 8月24日(火)午後11時35分〜第1話「はじまりの一歩」
  • 8月25日(水)午後11時49分〜第2話「ようこそ!STEPルームへ」
  • 8月26日(木)午後11時30分〜第3話「いじめの法則」
  • 8月27日(金)午後11時30分〜第4話「戦場」第5話「できる、できる、できる」

2022年12月16日(金)から2夜連続で一挙放送

  • 12月16日(金)午前1時40分〜[NHK総合] 1話・2話
  • 12月17日(土)午前0時25分〜[NHK総合] 3話〜最終話

土曜ドラマ「ひきこもり先生」

放送 2021年6月12日(土)スタート・全5回
   毎週土曜日 午後9時〜[NHK総合]

人生損ばかりの「元ひきこもりの50歳男」が中学校の不登校教室の非常勤講師に!
学校が抱える問題に悪戦苦闘しながら“一歩踏み出す”人々を描く、ハートフルで新感覚の学園ドラマ。

上嶋陽平(佐藤二朗)は、38歳から11年間ひきこもり生活を続け、3年前にようやく部屋から脱出した、いわば「ひきこもりサバイバー」だ。ひきこもり脱出後、地域の人々の力を借りて焼鳥屋を開業したものの、客とまともに話しもできず、社会復帰はまだ途上にあった。

そんな陽平が、ある市立中学校の非常勤講師を依頼される。校長の榊徹三(高橋克典)が、ひきこもりの経験者に不登校生徒を支援させたいと、陽平に白羽の矢を立てたのだ。スクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)や、若い教師・深野祥子(佐久間由衣)が、不登校生徒のための教室の運営に行き詰まる中、それは画期的なアイデアだった。陽平は、自分には荷が重すぎると固辞するも、たまたま出会った不登校児・奈々(鈴木梨央)を生き別れた一人娘と重ね合わせていた。揺れる陽平を「ひきこもり仲間」であるヨーダ(玉置玲央)、ひきこもり時代のサポーター・長嶺(半海一晃)、母・美津子(白石加代子)らが後押しし、ついに、教壇に立つことを決意するのだった…。

  • 原案 菱田信也
  • 脚本 梶本惠美
  • 音楽 haruka nakamura
  • 出演 佐藤二朗、鈴木保奈美、佐久間由衣、玉置玲央、半海一晃、鈴木梨央、白石加代子、高橋克典、村上淳、内山理名  ほか
  • 制作統括 城谷厚司(NHKエンタープライズ) 訓覇圭(NHK)
  • 演出 西谷真一(NHKエンタープライズ)、石塚嘉(同)

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出演者のコメント

主演:佐藤二朗さん

仮に運よく踏み出せたとしても、その歩数は、冗談かと思うくらいにわずかなものかもしれない。たったの一歩、いや、一歩でさえないかもしれない。ただ、かつて苦しんだ大人として、「今」を闘う子供たちと共に、そのたった半歩を、精魂込めて歩み出したいと思う。

鈴木保奈美さん

繊細なテーマですが、怖気付かず、正面からぶつかっていこうと思っています。迷い道で立ち止まるすべての人へ、生きたいと願うすべての人へ、スプーン1杯の微笑みを届けることができれば、わたしたちも生きていける気がします。

高橋克典さん

初めて校長役をやらせていただくこととなりました。純粋な子供たちの気持ち、自身のビジョン、葛藤を抱える校長を、時に自然に、時に楽しく演じられたらと思います。今多くの学校が抱える問題点をも描く温かいヒューマンドラマ。ぜひ様々な世代の方々に見て頂けたらと思っています。

佐久間由衣さん

学生時代。思い返すと、弾けるような思い出だけではなかったように思います。奥歯をグッと食いしばってしまう苦い思い出から、自分では持ち切れない衝動まで、小さな身体で全身全霊で戦い、もがいていました。今回、様々な理由で学校に行きにくくなってしまった中学校の生徒たちと、担任として関わっていく中学教師の役柄を務めさせて頂きます。今でも答えが出ていない当時の悩みと向き合うように、目の前の生徒たちと、そして素敵な共演者の皆様と、少しでも楽しく過ごしていきたいです。

主な登場人物・キャスト

上嶋陽平 佐藤二朗

38歳から11年間ひきこもり生活を送り、3年前に部屋から脱出した「ひきこもりサバイバー」。友人に金銭絡みのトラブルで裏切られたことで心に深い傷を負い人と接することが苦となり引きこもりになった。接客もサービスもしないという一風変わった飲食店「焼きとり うめ」の店主になり、ようやくひきこもり生活を脱した直後、校長の榊からの要請や藍子からの後押しを受け、不登校児・奈々との出会いを通し梅谷中学校の不登校支援・STEPルームの非常勤講師に就任する。心を落ち着かせるために、いつも鉢植えの花を持ち歩いている。

磯崎藍子 鈴木保奈美

梅谷中学校のスクールソーシャルワーカー。元社会福祉士。不登校児をサポートするとともに榊から非常勤講師となった陽平のサポートも要請される。奈々と接する陽平に対し、中途半端に関わると彼女を傷つけることになるので非常勤講師となることを勧める。

深野祥子 佐久間由衣

梅谷中学校の新人教師。STEPルームの担任。夏休み中もSTEPルームが運営されることから、大学時代の友人とハワイに行く予定を断念する。

依田浩二 玉置玲央

陽平のひきこもり仲間。自らひきこもりの境遇を選んでいると公言する。陽平から「ヨーダ君」と呼ばれている。

長嶺幸二 半海一晃

陽平のひきこもり時代を支えたサポーター(支援者)で、非常勤講師をためらう陽平を後押しする。現在はひきこもりの学びの場「ひきこもりカレッジ」の事務局長を務め、依田浩二(ヨーダ)のサポートも行っている。

堀田奈々 鈴木梨央

3年A組の不登校児。執拗ないじめを受け不登校となる。歩道橋から飛び降りようとしていたところを陽平に止められる。中学1年の時に自身が母・美紀と不倫相手の男性との間に生まれた子供であったことを知り、自分は「生まれてきてはいけない子」「汚れた子」と苦しんでいたが、出会った陽平から「生きよう」と励まされる。

上嶋美津子 白石加代子

陽平の母。ひきこもり生活を脱したばかりの陽平を暖かく見守る。

ゆい(18歳) 吉田美佳子

陽平がひきこもったため、5歳の時に元妻と出て行った陽平の娘。高校卒業を前に、陽平に会いたい気持ちを募らせる。

西村順子 室井滋

教育委員会統括指導室長。

榊徹三 高橋克典

梅谷中学校の校長。不登校生徒を支援するSTEPルーム運営の人手不足を解消するため、ひきこもりから立ち直った経験のある陽平に非常勤講師になるよう要請する。

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各話のあらすじ(ネタバレを含む)

第1話「はじまりの一歩」 2021年6月12日放送

上嶋陽平(佐藤二朗)は、客と話をしない、サービスもしないという一風変わった焼鳥屋「うめ」の店主。そんな陽平が、市立中学校の非常勤講師を依頼される。不登校生徒を支援する学級の人手不足を解消するために、榊校長(高橋克典)が白羽の矢を立てたのだ。榊はスクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)とともに説得するが、陽平は固辞。しかし、不登校児・奈々(鈴木梨央)と出会い、関わるうちに少しずつ心を開いていく。

<補足>

陽平はひきこもりが原因で、自分の娘を捨てた過去があった。そんな自分に非常勤講師を務める資格はないと断り続けていたが…。そんな時に陽平は不登校児・奈々と出会い、奈々の自殺を引き止め「生きよう」と励ました。それがきっかけで、STEPルームの非常勤講師を引き受けることに…。

<感想>

番組の中で磯崎藍子が「生徒が不登校になる原因は、生徒の数だけある。でも、根っこにあるものは同じかもしれない。」と言う。その言葉が印象に残った。堀田奈々は親から愛情を受けず生きていても仕方がないと…自殺願望を抱くようになる。そんな奈々のSOSを陽平は見逃さなかった。子どもたちのSOSを見逃さない仕組みが社会の中にあれば、子どもたちは救われると思った。

第2話「ようこそ!STEP(ステップ)ルームへ」 2021年6月19日放送

上嶋陽平(佐藤二朗)が中学校に通い始めた初日、不登校生徒の坂口征二がおにぎりを万引きしたという連絡が学校に入る。征二は無職の父・征一(村上淳)と二人暮らしで、深刻な貧困状態にあった。スクールソーシャルワーカーの藍子(鈴木保奈美)は生活保護の申請を勧めるが、征一は頑として受け付けず、別居中の母・ユキ(内山理名)も家に戻るそぶりはない。陽平は、希望を失いかけている征二を連れて、ユキの職場を訪ねていく。

<補足>

征二は母・ユキの職場を訪ね、母が大好きだった白い花を手渡した。陽平は、征二が走ることが好きだということを知ると「一緒に走ろう」と誘う。征二が登校して再び走り始めると、父・征一も少しずつ変わろうとし始めていた。母・ユキの心にも変化が起こり始めていた。

<感想>

家庭が崩壊すると子供は不登校になったり非行に走ったりすることが多い。崩壊した家庭は、他人がとやかく言ったところで簡単には修復することはない。ところが、子供が不登校から立ち直り、勉強やスポーツに頑張るようになることで、家庭が少しずつ修復していくこともあるんだと気付かされました。

第3話「いじめの法則」 2021年6月26日放送

元ひきこもりの陽平(佐藤二朗)が中学校の不登校クラスの先生になったことが話題になり新聞でも紹介される。まだ学校に慣れない陽平は、ひきこもり仲間の依田(玉置玲央)に叱咤(しった)激励される日々。そんな中学校の花壇が何者かに荒らされる。それは生き物係の和斗をいじめているグループの仕業だった。陽平は和斗を守ろうと不登校クラスに誘うが和斗はかつて同じクラスだった奈々と目が合った途端、教室を飛び出してしまう。

<補足>

和斗は、かつていじめグループに命じられて奈々のカバンの中身をぶっちゃけたことがあった。それ以来、奈々は和斗を敵視していた。しかし、そんな和斗も今はいじめられる側の対象となり、奈々にいじわるをしてしまったことに苦しんでいた。陽平は和斗を不登校クラスにつれてくるが、和斗は奈々と目が合った途端、教室を飛び出してしまう。しかし、二人は同じ境遇であることを知る。和斗は奈々に過去ののことを謝り、二人は仲直りする。

<感想>

不登校の原因のひとつにもなっている「いじめ」。世の中で「いじめ」が社会問題と指摘されるようになってからずーっと大人たちは見て見ぬ振りをしてきた。そして、この学校でもそう。特に、榊校長は自分の出世のために「いじめ」の存在を否定し続けている。そのうえ、不登校ゼロを唱える。陽平は「苦しかったら学校なんか来なくていいんだ。」と声をあげ、子どもたちを守ろうとする。

第4話「戦場」 2021年7月3日放送

同級生にいじめられて登校するのが辛くなった生徒に陽平(佐藤二朗)が言った「無理して学校に来なくていい」という言葉が波紋を呼び、学校を休む生徒が続出。いじめゼロ、不登校ゼロを方針に掲げる榊校長(高橋克典)は、教育委員会の聞き取り調査を受ける陽平に「この学校にはいじめがない」と証言するように迫る。生徒の将来のためと説得された陽平は、教育委員会にうそをついてしまい、それを苦に再び家にひきこもってしまう。

<補足>

STEPルームの子どもたちは「無理して学校に来なくていい」という陽平の言葉に救われた子どもたちだった。そんな陽平は、大切な娘を傷つけてしまった過去があった。そんな自分に娘に会う資格はないと思いこんでいた。しかし、娘は陽平に会いたがっていた。

榊校長から圧力をかけられた陽平は、教育委員会のヒアリングで、梅谷中学校にはいじめはないと答え、嘘をついてしまったことに苦しんで、再びひきこもってしまう。そんな陽平の苦しみを察知したSTEPルームの子どもたちは、陽平の自宅へ行って陽平を励ます。

一方、ひきこもり仲間の依田は余命半年と宣告され、平常心を失ってしまう。しかし、再びひきこもってしまった陽平に「お前には時間があるじゃないか」と言って励ます。

<感想>

本来、学校はいじめゼロを掲げるのではなく、いじめをいち早く見つけそれに対処するべき。また、不登校を無理やりゼロにするのではなく、無理に学校に行かなくてもいいから、心を病んでしまったり自殺する子どもたちを救うことを一番に対処するべき。学校を気持ちの悪い場所にしているのは大人たちだ!

第5話(最終話)「できる、できる、できる」 2021年7月10日放送

ひきこもっていた陽平(佐藤二朗)は、不登校クラスの生徒たちの励ましで学校に復帰する。陽平は梅谷中学校を本当のことが言える学校に変えようと奮闘するが、いじめが発覚することを恐れる榊校長(高橋克典)は陽平に圧力をかける。卒業式が近づき、不登校クラスの生徒たちは、不登校クラス独自の卒業式をやりたいと祥子(佐久間由衣)に訴える。その矢先に、コロナの影響で全国一斉休校の要請があり、校長は決断を迫られる。

<補足>

陽平は子どもたちに教えられてようやく気がついた。「いじめがあるのに。あると言えなかった。本当のことが言えないと心が苦しくなる。」だから、学校を本当のことが言える場所にしたいと心の底から思った。

陽平は藍子のはからいで、娘のゆいと再会。ゆいは「もう自分のことを許していいから…、責めないでいいから…。私、ちゃんと育ったよ。」と言って陽平を許した。

次の教育長の椅子を狙っていた榊校長は、不登校ゼロ・いじめゼロを掲げ市長から高い評価を得ていたが、実はいじめが存在しているのに教師たちに圧力をかけて「いじめゼロ」と言わせていたことが教育委員会にバレてしまう。

STEPルームで卒業式をやるはずだったが、突然、コロナ感染対策のため全国一斉休校となり卒業式は中止。しかし、子どもたちは納得しない。子どもたちは学校へ向かうが校門は閉ざされていた。陽平は言う。「これまでは、できない…と諦めて一人でいることを選んできた。でも、子どもたちに教えてもらった。できる…と。だから、もう諦めるのを辞めませんか。」そして、榊校長は陽平や子どもたちの言葉に背中を押され、校門を開いた。

<感想>

教育現場の在り方を問い直すとてもいいドラマだと思いました。大人の理屈が優先される教育から、子どもたちのための教育に変わる日が待ち遠しいですね。

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土曜ドラマ「ひきこもり先生シーズン2」

放送 2022年12月17日(土)・24日(土)前・後編
   午後10時~11時13分[NHK総合]

佐藤二朗ふんする「元ひきこもりの50歳男」上嶋陽平が帰ってくる!
あれから2年、学校に復帰した陽平が出会うのは、ヤングケアラー、ヤングホームレス…。
ポスト・コロナの学校や社会で、悩み苦しむ若者たちだ。
不登校クラスを飛び出し、すべての若者たちに全力で寄り添っていく、ハートフルな学園ドラマが今、再び始まります!

企画意図

人づきあいが苦手な元ひきこもりの男が、中学校の不登校クラスの非常勤講師になり、子供たちに生きる力を与える…。そんな先生像が大きな反響を呼んだ「ひきこもり先生」のシーズン2を制作します。

いま、学校には「泣けない子どもたち」があふれています。それは、自分が苦しんでいることを周りの大人に言うことができず、ぐっと自分の胸におさめたまま耐えている子どもたち。不登校の生徒だけではなく、「普通の教室」に通う生徒たちの中にも「学校に行きたくない」「生きているのがつらい」と言い出せず、苦しみを抱える子どもたちがいます。それは、子どもたちが「周りに合わせて生きていかなければならない」という、大人の側からの無言のメッセージを敏感に感じ取っているからかもしれません。

そんな「泣けない子ども」の苦しみに、一番深く寄り添えるのが元ひきこもり当事者の上嶋陽平です。「苦しいと思っていい」「泣いてもいいんだよ」。そんなひきこもり先生=陽平の言葉が「泣けない子どもたち」だけでなく、その周りの大人たちにも反響し、学校の中に波紋を広げていく…。

前作で投げかけられた「大人が幸せにならないと、子供はいつまでも苦しいままなんだ!」という言葉の本当の意味に、陽平たち大人の側が真剣に向き合っていく物語を通じて、困難な現代を生きる日本人にあたたかい感動を届けます。

  •  梶本惠美(NHK「ボーダーライン」「御宿かわせみ」など)
  • 音楽 haruka nakamura (NHK BSプレミアム『ガウディの遺言』など)
  • 出演 佐藤二朗、鈴木保奈美、佐久間由衣、寺田心、玉置玲央、成海璃子、半海一晃、高橋由美子、加藤健一、麿赤兒、利重剛、室井滋、白石加代子、高橋克典 ほか
  • 制作統括 山本敏彦(NHKエンタープライズ)・清水拓哉(NHK)
  • 演出 石塚嘉(NHKエンタープライズ)

追加の登場人物・キャスト

松田篤人(まつだ・あつと)役 寺田心

梅谷中学校3―Aの生徒で、実は母・冴子を自宅で介護するヤングケアラー。修学旅行を中止に追い込むある事件にも関与が疑われる…。

清水はるか(しみず・はるか)役 成海璃子

陽平の唯一の友人でひきこもりカレッジの依田浩二(通称ヨーダ・玉置玲央)の婚約者。

松田冴子(まつだ・さえこ)役 高橋由美子

篤人の母でシングルマザー。病のためふせっている。

商店会会長・吉田(よしだ)役 麿赤兒

地元の顔役。その発言力は市会議員も一目置く。

依田潔(よだ・きよし)役 加藤健一

息子・浩二がひきこもってから親子仲がうまくいってない…。ある日、息子が彼女を連れてくる…。

盛岡喜一(もりおか・きいち)役 利重剛

梅谷中学校の現校長先生。優柔不断な一面がある。

各話のあらすじ

前編「どうでもよくない!」 2022年12月17日放送

元ひきこもりの上嶋陽平(佐藤二朗)は、非常勤講師として梅谷中学校に2年ぶりに復帰。不登校生徒が集まるステップルームの他に3年A組の副担任サポートも担うことになった。着任早々、近くで起こったホームレス襲撃事件に梅谷中学校の生徒が関わっていたことが判明。職員室は修学旅行を自粛するかどうかで揺れていた。そんな中、陽平は修学旅行の準備に熱心だった松田篤人(寺田心)を励ますのだが、逆に篤人は陽平に反発する。

<補足>

上嶋陽平が2年ぶりに訪れた梅谷中学校は、表向きは成績優秀で表彰を受けるほどだったが、普通クラスの子供たちは大人に気を使ったり苦しみを一人で抱え込んだり…どこか抑圧されて声をあげられないでいた。そんな子供たちのストレスが、苦しみを抱えている人たち〜ある時はホームレス、また、ある時はステップルームの生徒〜に牙を向いて襲いかかる。それが、ホームレス襲撃事件となったり、ステップルームの生徒へのいじめになっていた。

3年A組の松田篤人は、母・冴子を自宅で介護するヤングケアラーで、誰にも助けを求めることが出来ずに一人で苦しんでいた。ホームレス襲撃事件には関与していなかったが、ホームレスは怠け者だと蔑視していたので、ホームレスの住居が燃えているのを愉快な気持ちで見ていたことを打ち明ける。

一方、陽平の娘・ゆいは大学生で就活に悩んでいた。将来は旅行会社で働きたいという夢があったが、上手くいかずに一人でもがき苦しんでいた。

陽平は松田篤人の件で、子供たちがそれぞれに悩みや苦しみを抱えていることに気付き始める。そして、苦しい時は声をあげて人に助けを求めていいんだ…と訴える。

後編「言えなかったこと」 2022年12月24日放送

陽平の言葉に生徒の心が動き出す!

言いたいことは我慢しないで言っていい、と訴える陽平(佐藤二朗)に、生徒たちは「やっぱり修学旅行に行きたかった」と本音を明かす。陽平は修学旅行を復活させるために、教育委員会の西村(室井滋)や、元校長の榊(高橋克典)の励ましを受け、保護者会の説得に挑む。一方、篤人(寺田心)の母親冴子(高橋由美子)が病気だと知った藍子(鈴木保奈美)は冴子に介護支援を受けるように説得するがなかなか聞き入れてもらえずにいた。

<補足>

陽平は保護者会で生徒たちの気持ちを訴えるが、修学旅行に反対する保護者の声に押されて修学旅行を復活させることはできなかった。3年A組の生徒たちは、コロナ禍で入学式をはじめ様々な行事が中止になってきた。彼らは2020年にタイムスリップしてやり直したいという思いを京都の修学旅行で願掛けしようとしていたのだ。しかし、それもできなくなった。そこで、3年A組の生徒たちは、公園の広場で修学旅行を実行にうつす。

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