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NHK BS時代劇「あきない世傳 金と銀」のあらすじ・ネタバレ・再放送・見逃し配信は?

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あきない世傳(せいでん) 金と銀

放送 2023年12月8日(金)スタート・全8回
   毎週金曜日 午後7時30分〜8時13分[NHK BS・BSP4K]

商いの神髄は「買うての幸い、売っての幸せ」、物の売れない時代に、汗をかき、知恵を絞って商いを成功させる庶民の姿を、江戸時代中期の多彩な風俗を絡めつつ、明るく活き活きとしたタッチで描きます。

主人公・幸は、様々な苦難にぶつかる度、己の知恵と周りの教えに助けられ、女衆(おなごし)から御寮さん、そして女主人へと登りつめていきます。世界も注目する日本の着物文化の神髄に迫る美の世界を舞台に、その商道を極めることを縦糸に、折々の人間模様を横糸に織りなす細腕繁盛記です。恋あり、笑いあり、涙あり、人情時代劇の傑作を目指します!

  • 原作 髙田郁『あきない世傳 金と銀』
  • 脚本 山本むつみ
  • 音楽 未知瑠
  • 語り 森田美由紀アナウンサー
  • 出演 小芝風花 /加藤シゲアキ、渡辺大、松本怜生 /八嶋智人、辻本祐樹、葵揚、朝倉あき /いしのようこ、内藤理沙、大西礼芳 / 田中健、細川直美、板尾創路、吉見一豊 /永瀬ゆずな、街田しおん、長澤樹 / 萬田久子、高島礼子、舘ひろし ほか
  • 制作統括 山本敏彦(NHKエンタープライズ)、柳川強(NHK)
  • 演出 田中健二、船谷純矢、岡野宏信、中野亮平(NHKエンタープライズ)

ドラマ「あきない世傳」の公式サイト

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幸役・小芝風花のインタビュー・コメント

髙田郁さんの原作を読まれた感想はいかがでしたか?

1巻をあっという間に読み終え、またすぐに続きが読みたくなるくらいおもしろくて一気に読んでしまいました。 髙田先生は江戸時代の文化や風俗を丹念に調べて執筆されているので、当時の人々の暮らしぶりがよくわかりましたし、季節の移り変わりを感じられる描写が多くて、すっかり物語の世界に引き込まれました。一人ひとりのキャラクターが魅力的に描かれているのもこの作品の大きな魅力だと思います。

幸は9歳で奉公に上がってから、五鈴屋でさまざまな試練に直面します。後々、御寮さんとなって店を切り盛りするようになるのですが、ライバル店の妨害にあったり、思わぬ人に裏切られたり……。次から次へとつらい出来事に見舞われますが、彼女を見守る五鈴屋の人たちがみんな本当にいい人なんです。自分たちの店を誇りに思っていて、幸への接し方にしても、厳しくもちゃんと愛があって。

五鈴屋には、放とうを繰り返す長男・徳兵衛、秀でた商才で店を支える次男・惣次、商いより読み書きが好きな三男・智蔵の三兄弟がいて、今後、彼らとの関係が幸の運命を大きく変えていくことになるのですが、私は惣次さんのキャラクターが好きですね。惣次が幸に心引かれ始めていく場面の描写がすごくステキで、思わず胸がキュンとなりました(笑)。

幸のキャラクターについてはどんなふうに捉えていますか?

幸はとにかく好奇心が旺盛で知識欲が強い女の子。「これはなんだろう?」と気になったことはとことん知ろうとするし、どうすれば商いに結びつけられるだろうかと知恵を絞るのが大好きなんです。女性が商いをしたり学識を身に付けたりすることを良しとしない時代に、たとえ叱られても貪欲に学ぶことを諦めません。「女衆は一生鍋の底を磨いて終わる」と言われながら、逆境をはねのけ自分の知恵で道を切り開いていくのですから、実にたくましいですよね。

原作では、いつも考えごとをしていて自分の思いをあまり言葉にしない幸ですが、山本むつみ先生の脚本では、思っていることをポロッと言ってしまって周りの人を驚かせるなど、感情豊かでちゃめっ気のある親しみやすいキャラクターに描かれています。ドラマではまた新たな幸の魅力を感じてもらえるよう演じました。

1話では11歳の幸を…、さらに回を重ねるごとに女衆から御寮さんへと躍進していきますが、演じるうえでどんなことを大切にされましたか?

中学生くらいの役を演じることはあっても、11歳の役を演じることはなかなかないので、さすがに若すぎると思いました(笑)。少女から大人の女性へと成長していく過程を表現するには、ある程度幼さを残しておきたいけれど、幸はとても賢い子なので、あまり幼過ぎると聡明さが損なわれてしまう。そのバランスが難しかったです。

14歳で女衆から御寮さんになり、17歳まで時制が飛ぶのですが、その3年の変化が明確にわかるように、メイクで肌の色を変えてもらったり、声のトーンを下げて落ち着いた口調でセリフを話したりしながら演じました。また、女衆が着ている着物と御寮さんが着ている着物とでは、歩く時の歩幅が違うので、所作指導の先生に教えていただきながら、細かいところまで意識するようにしていました。

着物について興味深く感じられた点があれば教えてください。

五鈴屋の丁稚は、『商売往来』という商いに必要な教養や教訓が書かれた本で商いのいろはを学ぶのですが、番頭の治兵衛さんがそこに書かれている生地の種類を読み上げ、幸が聞き耳を立てて丸暗記するという描写があるんです。私も台本を読んで丸暗記したので「縮緬」「綸子」など生地に種類があることはわかるのですが、幸と同じように実際に反物を見てもどれが縮緬なのかすらわかりませんでした。だから、毎回衣装を着付けていただくたびに「これは縮緬ですか?」と、必ず生地の種類を確認しながら着せてもらっていました。

ちなみに、幸は縮緬の着物を着ることが多いのですが、第4回で惣次さんに「肝試しに行こう」と言われて明石ちぢみの着物を着て出かけるシーンがあります。明石ちぢみはすごく軽くて涼しいし、ふだんの幸とはだいぶ雰囲気が変わるので特に印象に残っています。BSプレミアム4Kだと生地の違いがよりわかりやすいと思いますし、色柄の美しさもさらに引き立つと思いますので、ぜひ着物や小物にもご注目ください。

視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

1話がテンポよくまとめられているので、時間が過ぎるのを忘れるくらい引き込まれますし、毎回、続きが気になる終わり方をするので、きっと早く続きを見たくなると思います。商いや家を守るために望まない相手と結婚したり、学ぶことすら許されなかったり、現代では想像できないくらい女性の立場が弱かった時代。それでも、明るさを失わず、知恵を絞ったり好きなことに対して猪突猛進に突き進み自分の力で人生を切り開いていく幸の姿を見ると、きっと気分がスカッとすると思います。ぜひ、毎週楽しみにご覧いただけるとうれしいです。

あらすじ

主人公・幸(さち)は、木綿の産地摂津国(現大阪北中部あたり)の生まれ。元武士で商人を毛嫌いする父に育てられます。兄と父が急死、母と妹・結を残し、大坂天満(おおさかてんま)の呉服商「五鈴屋(いすずや)」に女中奉公に入ります。「商いは邪道」と教えられていた幸ですが、五鈴屋の商いを目の当たりにし、その面白さに心を奪われます。幸の商才に気付いたのが三男・智蔵と番頭の治兵衛(じへえ)、先々代(二代目)の御寮さんの富久(ふく)でした。五鈴屋は、古手の行商から商いをはじめ、二代目の時に大坂天満に呉服を扱う店を構えました。しかし、三代目夫婦が早逝、商売を継いだ四代目・徳兵衛(とくべえ)は、商いに身が入らず、放蕩の限りを尽くしていました。傾きかけた店を立て直すため、四代目徳兵衛に船場の大店から嫁・菊栄を迎えますが、徳兵衛の放蕩は結局収まらず、数年で離婚。すでに、悪評の立つ四代目のもとに新たな嫁は見つかるはずもありません。そんな中、番頭の治兵衛がお店を守るために白羽の矢を立てたのが、女衆である幸を後添えに迎えることでした。物の売れない時代、「商いの戦国時代」を生き抜くため、「買うての幸い、売っての幸せ」を追い求め、幸は全力で商いに向き合います。

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原作本『あきない世傳 金と銀』

※Amazonより

『あきない世傳 金と銀 源流篇』 (時代小説文庫)

物がさっぱり売れない享保期に、摂津の津門村に学者の子として生を受けた幸。父から「商は詐なり」と教えられて育ったはずが、享保の大飢饉や家族との別離を経て、齢九つで大坂天満にある呉服商「五鈴屋」に奉公へ出されることになる。慣れない商家で「一生、鍋の底を磨いて過ごす」女衆でありながら、番頭・治兵衛に才を認められ、徐々に商いに心を惹かれていく。果たして、商いは詐なのか。あるいは、ひとが生涯を賭けて歩むべき道か―大ベストセラー「みをつくし料理帖」の著者が贈る、商道を見据える新シリーズ、ついに開幕!

著者・髙田郁さんのプロフィール

兵庫県宝塚市に生まれる。中央大学法学部卒。1993年、集英社レディスコミック誌『YOU』の漫画原作者としてデビューする。当時のペンネームは川富士立夏。父親が山本周五郎のファンであり、子どもの頃から周五郎作品を始めとする時代小説に親しみながら育つ。40代半ばで山本周五郎の短編「なんの花か薫る」を読み、大いなる刺激を受けて時代小説作家への転身を決意。2007年、『出世花』で第2回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞。これを機に2008年に時代小説作家としてデビューする。文芸評論家の細谷正充氏から「頭抜けた才能」と評価され、2015年には本作の続編として『蓮花の契り 出世花』(ハルキ文庫)を発表する。

小説家人生の幕開けから華々しい実績を次々と生み出していく。作家デビュー2年目の2009年には、氏の代表作とされる『みをつくし料理帖』シリーズの第一弾『八朔の雪』を出版。大坂から単身で江戸にやってきた少女、澪が、東京神田の上方料理の店で奮闘しつつ、やがて一流の料理人へと成長する姿を描いた大人気シリーズで、同年の歴史・時代小説ベスト10で第1位、R-40本屋さん大賞・文庫部門で第1位を獲得。シリーズ10巻で完結した後、2018年には特別編として『花だより みをつくし料理帖 特別巻』が刊行された。また、2017年5月には、向田邦子賞受賞歴をもつ藤本有紀が脚本を手がけ、若手女優黒木華主演でドラマ化。同年11月にはDVDも発売された。

他の著作に『銀二貫』、『あい 永遠に在り』、『あきない世傳 金と銀』シリーズなど多数。2019年には、『銀二貫』で描かれている大阪天満宮で講演会を行うなど、書籍と商業施設とのコラボレーションイベントにも参加している。

主な登場人物・キャスト

主人公:幸(さち) 小芝風花

武庫郡(むこぐん)津門村(つとむら)生まれ。利発で聡明、才気に恵まれ、素直で礼儀正しく、情もある。学者の父、十歳年上の兄の影響で、幼少より、学問に強く興味を抱いていたが、幸の生きた時代(享保年間)、女性が学問を探求することは許されませんでした。9歳の時、兄と父が相次いで死去。幸は大坂天満の呉服商『五鈴屋』に女衆として奉公にあがります。以後、商いに興味を持ち、丁稚の手習いを覗き見しながら、『商売往来』を学びます。番頭の治兵衛からは、その才を「戦国武将の器」と絶賛された幸は、知恵を武器に道を切り拓いていこうと決意します。心憎いほどに賢い幸ですが、時々、阿保なことを言って、周囲を大爆笑させ和ませる天然キャラクターでもあります。

幸・子役 永瀬ゆずな

摂津国武庫郡津門村で育つ。享保の大飢饉と兄と父の相次ぐ死によって、母と妹を残し、9歳で大坂天満の呉服商「五鈴屋」に女衆(おなごし)として奉公に上がる。元武士の家系の父から「商人は人をだますことで利を稼ぐ、信じてはならん」と教えられていたが、五鈴屋で奉公するうちに商いの面白さに徐々に虜となっていく。

五鈴屋番頭:治兵衛(じへえ) 舘ひろし

五鈴屋の二代目から四代目徳兵衛まで三代の店主に仕え、「五鈴屋の要石」と呼ばれた番頭の治兵衛。大坂一といわれる船場の伏見屋から引き抜きの話が合ったほどの人物。女衆(おなごし)の幸の商いの才に気づき、商いの手ほどきを施す。ある時、放蕩を繰り返す四代目徳兵衛を改心させるため、幸を後添えにし五鈴屋を立て直そうとする途中、卒中風(そっちゅうふう)に倒れ、隠居することになる。その後も、ご寮さんとなった幸に人生の先輩として、商いの師として心に響くアドバイスを送り続ける。後に息子の賢助も五鈴屋に奉公に上げる。

富久(ふく) 高島礼子

二代目徳兵衛の妻。三代目の息子夫婦が早逝したため、その息子たち三兄弟を育ててきた。店では「お家さん(おえさん)」と呼ばれる。治兵衛から四代目徳兵衛の後添えの話を聞いた時は反対だったが、幸の商才と人柄を買い、五鈴屋の未来を託すことにする。

四代目徳兵衛(長男) 渡辺大

現店主。商いから逃げるように放蕩の限りを尽くし、「アホぼん」と言われている。せっかく嫁いできた船場の大店の娘・菊栄にも逃げられ、持参金35両を使い込んだことによって、幸の運命が変わってくることに…。

惣次(次男) 加藤シゲアキ

三兄弟の中で唯一商いの才能に恵まれた人物だが、その厳しい発言に、丁稚、手代、女衆までも恐れる存在。働かない兄・徳兵衛とは犬猿の仲。ある日、大坂一の商人伏見屋への婿入りの話が舞い込むが…。幸の商才を見抜き、四代目徳兵衛が亡くなると五代目徳兵衛を襲名し、五鈴屋を日本一の呉服商にするため幸をご寮さんにする。

智蔵(三男) 松本怜生

読書好きで商いに身の入らない智蔵だが、幸が好奇心から商いを学びたい気持ちをわがことのように後押しする。ある日、物語を書いていることが惣次にばれて五鈴屋を追い出される。幸は悲しい別れに胸を痛める…。

菊栄 朝倉あき

四代目徳兵衛の最初の妻。船場の小間物屋・紅屋の末娘。四代目徳兵衛に嫁ぐ。おおらかな性格だが、徳兵衛の放蕩に愛想を尽かし、離縁することに…。幸とは、離縁後も再会を果たし姉のような存在となっていく。

手代・鉄七 八嶋智人

治兵衛の次の番頭・鉄助となる。四代目の放蕩に耐え、手代頭として五鈴屋を支えてきた鉄七。治兵衛が病に倒れた後、鉄助と名を改め番頭として幸に呉服屋のイロハや五鈴屋の商いについて教える。手代、丁稚をまとめるムードメーカーでもある。

乾物 橋元屋 お勢 萬田久子

大坂天満菅原町で乾物屋を商うお勢。趣味は八卦見(占い)で、大坂に初めてきた際に、幸の波乱の運勢を占う。お勢の明るいキャラクターかそれとも独自の情報収集か?お勢のもとには大坂中のいろんな話が集まってくる。幸が大坂に来た日に店に迷い込んだ犬「早太郎」を看板犬として飼っている。 原作にはないドラマオリジナルキャラクター。

女衆頭 お竹 いしのようこ

五鈴屋の女衆の最古参。幼い幸に言葉遣いや女衆の仕事を厳しく躾ける。その一方で、幸の商才が認められ、ご寮さんになることを喜び、その後は女衆の希望の星として幸を全面的にバックアップしていく。店主たちの喧嘩が始まると仏像のように半眼となり急に動かなくなる処世術があり、幸にもその技が受け継がれている。

女衆 お梅 内藤理沙

五鈴屋の女衆のひとり。天真爛漫な性格で、何事にもめげない。思ったことをいつも口にしてしまうためお竹に小言を言われることも多いがどこ吹く風。その明るさに、五鈴屋の奥は笑いが絶えない。

女衆 お杉 大西礼芳

五鈴屋の女衆だが、もとは裕福な家に育つ。同じような境遇の幸に対し、敵対心を持っている。奉公に上がった際に惣次に優しい言葉をかけられて以来、惣次のことを大切に思っている。ドラマのオリジナルキャラクターのひとり。幸は知らないうちに、お杉と惣次と三角関係となってしまう。

手代 留七 辻本祐樹

手代頭。治兵衛、鉄七に育てられ商いに熱心。アホボンの四代目徳兵衛の悪行についていけなくなる。後に新たな奉公先が潰れた際、幸が声をかけ、五鈴屋の商いの拡張のために行商を請け負うことになる。

手代 佐七 葵揚

長身の手代。幼い時は動きが遅かった。そんな佐七を治兵衛は丁寧に育て、手代まで育てた。そのため、治兵衛に対する恩義があり、五鈴屋をどうしても見捨てることができない。

手代 伝七 虎太郎

留七を兄と慕う手代。アホボンの騒動の際には留七とともに五鈴屋を去ることを決意するが、後に幸の働きかけもあり、五鈴屋の商いを手伝うことになる。

手代 末七 北野秀気

手代の一人。アホボンの騒動の際には佐七とともに五鈴屋に残る。物静かな性格だが、商いに対しては真面目。

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BS時代劇「あきない世傳 金と銀」の再放送・見逃し動画配信

BS時代劇「あきない世傳 金と銀」の再放送については、現在のところ未定です。でも、安心してください。このドラマの見逃し動画は「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で放送日の翌日から配信される予定です。

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BS時代劇「あきない世傳 金と銀」の各話のあらすじ・ネタバレ

「補足」には、ネタバレを含んでいます。

第1話「幸、商いと出会う」 2023年12月8日(金)放送

大坂の呉服店を舞台に描く小芝風花主演の人情時代劇

江戸・徳川吉宗の治世。津門村(つとむら)で育った幸(永瀬ゆずな)は、父と兄を病で亡くし大坂天満の呉服商「五鈴屋(いすずや)」に奉公に上がる。番頭の治兵衛(舘ひろし)は夜になると丁稚たちに「商売往来」を教材に商いを教え込んでいた。好奇心の強い幸は聞き耳を立て、いつしか商いの虜となっていく。2年後、店主の4代目徳兵衛(渡辺大)が、大店の娘・菊栄(朝倉あき)を嫁に迎えるのだが、徳兵衛にはある問題が…。

[補足]

女衆(おなごし)は丁稚とは違い、お店には一歩も足を踏み入れることが許されず、一生下働きするのだと教えられる。しかし、幸の聡明さに気付いた番頭の治兵衛は、墨すりの仕事をさせながら、商いのイロハを見聞きさせるように計らう。もう一人、三男・智蔵も幸の非凡さに気付いていた。

2年後、長男・徳兵衛は菊栄を嫁に迎えるが、商売に身が入らず次男・惣次との喧嘩が絶えなかった。

[感想]

タイトルの一部となっている「金と銀」とは、幸が幼い頃に兄と一緒に見た武庫川の夕景に由来していました。夕陽が「金」、川面の輝きが「銀」。自然が見せてくれる金と銀は、誰にでも平等に美しいご褒美をくれます。幼くして奉公に出された幸は、この大自然のご褒美から生きる勇気をもらったのでしょう。どんな辛いことがあっても、この金と銀の夕景から「前向きに生きよ!」と背中を押してもらったのだと思います。

第2話「それぞれの道」 2023年12月15日(金)放送

五鈴屋が廃業の危機!? 幸の運命が動き出す…

長男・徳兵衛(渡辺大)と次男・惣次(加藤シゲアキ)は犬猿の仲。徳兵衛の放蕩が原因だ。三男・智蔵(松本怜生)も、商いに身が入らず惣次に追いだされてしまう。また、菊栄(朝倉あき)も離縁。徳兵衛は持参金35両を散財し五鈴屋廃業の危機に!呉服仲間から借金する算段をとりつけた富久(高島礼子)と治兵衛(舘ひろし)だが、徳兵衛に後添えを迎えることが条件となった。そのことで、幸(小芝風花)の運命が大きく動き出す…。

[補足]

次男・惣次と長男・徳兵衛は口を開けば喧嘩ばかり。とぶつかってばかり。富久と治兵衛は、「3年後には分家させるから、それまで辛抱して欲しい」と惣次をなだめる。一方、三男・智蔵は井原西鶴のように物語を書いて生きていくことが夢だった。夜遅くまで帳簿を付けているのかと思えば、物語を書いていることがバレて惣次の怒りを買い、智蔵は五鈴屋を去っていく。徳兵衛は毎晩のように郭の女郎に入れ込んで、ついに菊栄に愛想をつかされて離縁されてしまう。離縁したことで菊栄の持参金35両を返さなくてはならないが、35両はすでに徳兵衛が散財してしまっていた。富久と治兵衛は金策にかけずりまわる。借金をする際の条件は徳兵衛に後添えを迎えること。幸には商いの才覚があることを見抜いた治兵衛は、幸を徳兵衛のご寮さんにすることを富久に勧める。しかし、そのことを知った幸は逃げ出してしまう。

[感想]

五鈴屋は3人兄弟を育ててこなかったツケが回ってきた。次男・惣次が商いの才があるように見えるけれど、人としてどうか!?という一面もあり、必ずしも成功するとは言い切れないように思う。また、富久の人を試したり騙したりするやり方は、幸の心には刃のように突き刺さってしまう。まさに廃業寸前の五鈴屋が生き残れるのだろうか…と心配になってきた。

第3話「ご寮さん誕生」 2023年12月22日(金)放送

突然後添え候補となった幸(小芝風花)。治兵衛(舘ひろし)から、「女衆で終わったらあかん。商いの才を生かさないかん」と説得されるが、どうすればこの話が流れるかと問い返す。数日後、治兵衛は、「幸をご寮さんとして迎え、幸が知りたいことがあれば商いのことも教えてやってほしい」と言い残し五鈴屋を去っていく。後日、天満組呉服仲間の会所に富久(高島礼子)とともに訪れた幸。いよいよ幸の後添え審査が始まる…。

[補足]

幸は四代目徳兵衛の後添えになるのは嫌だった。しかし、治兵衛に「商いの川を金色と銀色に染めてみなはれ!」と背中を押され、後添えになる気持ちを固める。しかし、後添えになるには天満組呉服仲間のお許しを得る必要があった。

呉服屋の旦那衆が集まった席で、幸は反物の質問を受けるが呉服の教育を受けていない幸は何ひとつ答えることができない。そんな時、幸は「商売往来」を暗唱したのだ。伏見屋の主人は、幸に商売往来を教えたのは番頭の治兵衛であることを悟った。そして、全員一致で幸は四代目徳兵衛の後添えに認められた。しかし、親戚筋への挨拶回りで、女衆あがりの幸への風当たりは強かった。幸は呉服の商いの知識を身に着けたいと学び始めるが、次男・惣次には見下されたままだった。また、女衆お杉からも辛く当たられるが、女衆頭 お竹は女衆の希望の星として幸を応援してくれる。

第4話「試されるご寮さん」 2024年1月5日(金)放送

徳兵衛(渡辺大)の後添えとなった幸(小芝風花)だが、妻と認められない日々。ある日、上客が注文した高価な明石縮が店から消える。犯人は徳兵衛。戻ってくる当てはない。惣次(加藤シゲアキ)は奇策を考え、幸に富久(高島礼子)の昔の着物を着せ、肝試しやと言って連れだす。向かった先は、「備前屋」。そこには徳兵衛がくすねたのと同じ反物が仕入れられていた。惣次の幸への肝試しはその明石縮を定価で手に入れることだった。

[補足]

幸は備前屋から明石縮の反物を買い取ることに成功する。それをきっかけに、惣次は幸が商いを学ぶことに口を挟まなくなっていく。ある時、惣次は蔵に眠っていた50反の反物を現金払いで安売りする「せいもん払い」を試み、1日で大商いを成し遂げる。しかし、その夜、徳兵衛が売上金をくすねようとして見つかる。そんな状況に嫌気が差して、留七と伝七は五鈴屋を辞めていく。

第5話「二番目の夫」 2024年1月12日(金)放送

惣次(加藤シゲアキ)に大店・伏見屋へ婿入り話が来る。商いの腕を買ったのだ。五鈴屋を支えているのは惣次だ…富久(高島礼子)は困惑する。一方、徳兵衛(渡辺大)は、縁談話が面白くない。幸(小芝風花)にも毒づき、街に繰り出していく。翌朝、虫の息の徳兵衛が戸板に乗って帰ってくる。天神祭の日、4代目が亡くなり跡目が決まらない。そんなある日、惣次が5代目を継いでもいいと言い出す…思いもよらない条件とともに…。

[補足]

4代目徳兵衛は橋の上から鳥のように飛ぼうとして落ち、瀕死の状態で五鈴屋に運ばれてきた。医者の見立てでは、もってあと3日。そして、医者の見立て通り徳兵衛は亡くなった。幸は五鈴屋で女衆として再出発するつもりでいたところ、惣次は五鈴屋の5代目徳兵衛となり幸を嫁にしたいと言い出す。惣次は「五鈴屋を日本一の呉服屋にするためには幸が必要だ」と言って、幸を説き伏せる。一方、三男・智蔵は幸と所帯を持とうと書物をしてお金を貯めるが、幸が5代目五鈴屋のご寮さんとなることを知りショックを受ける。

第6話「五鈴屋の大改革」 2024年1月19日(金)放送

見世先で五代目襲名のお披露目が行われた。何も知らずにやってきた智蔵(松本怜生)は、惣次(加藤シゲアキ)と並ぶ幸(小芝風花)の姿に衝撃を受ける。妻となった幸に向き合い、惣次は胸に秘めた決意を打ち明ける。「五鈴屋を日本一の呉服商にする。わては江戸に新店を出す。目安は五年」と…。半月後、惣次は奉公人たちを集め厳しいノルマを課した二つの改革案を申し渡す。そんな惣次の改革を助ける知恵を幸はひらめくのだった。

[補足]

惣次は、年末1回の「大節季払い」から年5回の「五節季払い」に変更し、そのぶん価格を安くする商売に変更した。また、奉公人たちには1人毎月8反という販売ノルマを課した。幸は五鈴屋の名前を広めるために、本に広告を出すことを思いつく。惣次はさっそく本に広告を出したところ、本の広告を見たというお客さんが大勢やってきた。その結果、奉公人たちはノルマを達成した。さらに、傘にも五鈴屋の広告を出すようになる。五鈴屋の改革が軌道に乗り始めると、「古い考えの人間は商売に口を挟まないほうが良いのでは…」と弱気になる富久。複雑な思いで五鈴屋の行く末を見守る智蔵。

[感想]

五鈴屋を日本一の呉服商にするという決意で幸をご寮さんに迎えた惣次だったが、巷の評価が自分ではなく幸のほうへと向かっていることに、機嫌を損ねてしまう。商いの才は周囲の認めるところではあったが、一人の人間としては惣次に何か物足りなさを感じてしまう。この先、惣次と幸の間に亀裂が生じなければ良いのだが…。

第7話「夫婦の亀裂」 2024年1月26日(金)放送

幸(小芝風花)が、富久(高島礼子)と奥にいると、惣次(加藤シゲアキ)が奉公人を叱責する声が聞こえくる。仕入れ先の開拓がうまくいっていないのだ。そんな時、幸は江州の糸の素晴らしさに気づき、絹が織れないか惣次に話してみる。それをヒントに、惣次は江州波村に新たな羽二重の産地を作る計画を立ち上げる。ある日、両替商山崎屋が潰れた。惣次が波村の支払いに使っていたのが、山崎屋の手形だったことを幸は覚えていた。

[補足]

惣次は江州波村に新たな羽二重の産地を作るため、足繁く波村へ通うようになる。そして、素晴らしい羽二重が織り上がると500反の羽二重を注文。支払いには両替商山崎屋の手形を使った。ところが、両替商山崎屋が倒産。惣次は山崎屋の手形は持っていないから心配ない…と言う。実は、山崎屋が潰れるかもしれないと考えて、江州波村への支払いに山崎屋の手形を使ったのだ。それを知った幸は、惣次に食って掛かり「すぐに江州波村に詫びを入れに行ってください」と言うが、惣次は「商売に口を出すな」と言って幸の頬を打つ。

[感想]

今回は、幸と惣次との間に大きな亀裂が生じたように思います。もともと幸は幼少の頃から父親に「商人は人を騙すから信用するな」と教えられてきたが、五鈴屋に奉公するようになり番頭の治兵衛から「買うての幸い、売っての幸せ」という商いの神髄を教わる。一方、惣次は商いの才は人一倍あるものの相手を労る気持ちが欠けている。そんな惣次が自分の夢である江戸にお店を出すためとはいえ仕入先の江州波村の人たちに不渡りとなりそうな手形で支払ったうえ、詫びることすらなかったのだ。

第8話(最終話)「店主の器」 2024年2月2日(金)放送

波村から来た仁左衛門(中原丈雄)は、惣次(加藤シゲアキ)の不実を許さず、「あんたは店主の器やない」と断じる。幸(小芝風花)や鉄助(八嶋智人)の説得もかなわず、羽二重を納める約束はなかったことに…。翌朝、惣次の姿が消えた。波村に詫びとして用意した銀三貫もなくなっている。富久(高島礼子)は、心労のあまり倒れ込んでしまう。そんな時、五鈴屋を出ていた智蔵(松本怜生)が惣次から預かった書面を届けに現れる。

[補足]

波村から来た仁左衛門は惣次に「あんたは店主の器やない。羽二重の話は無かったことにさせてもらう。」と厳しい言葉を放つ。幸が説得すると「あんたが店主やったら良かったのに…。」と言って去っていった。

惣次は智蔵に五鈴屋を託して姿を消した。智蔵は幸からも五鈴屋に戻って欲しいと懇願される。しかし、智蔵は自分に商いの才がないことをよくわかっており、五鈴屋に戻ることを躊躇していた。智蔵は、6代目を襲名することを決意し、幸を嫁にする。そして、智蔵と幸は真っ先に波村へ向かい、羽二重を五鈴屋で売らせてほしいと頭を下げる。波村の仁左衛門は了解する。その後、富久は亡くなり、五鈴屋には羽村から500反の羽二重が届く。

[感想]

五鈴屋の跡取り3兄弟、長男の4代目徳兵衛、次男の惣次(後の5代目徳兵衛)、三男の智蔵(6代目徳兵衛)。商いの才がないにも関わらず商いを次男・惣次に任せて女遊びばかりしていた4代目徳兵衛。商いの才があったのに他人には厳しく取引先と共に栄えるという精神に乏しかった惣次。結局、二人とも人を幸せにできなかった。三男の智蔵は商いの才がなかったけれど、誠実で自分の力量を良くわかっていた。そんな智蔵が人に幸せをもたらした。幸に託された「100年続く五鈴屋」。それは、「買うての幸い、売っての幸せ」というセオリーが創り上げるものなんだと思う。

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