浮世絵ミステリー「東京前夜 ~広重の暗号~」
放送 2020年10月16日(金)午後9時59分〜[BSプレミアム]
東京前夜がここにある! 激動の浮世絵歴史ミステリー
“風景”の中に隠された新時代へのメッセージ
『東海道五十三次』から20年。還暦を迎えた歌川広重は、すでに1000枚以上もの江戸の風景を描いていました。しかし、激動の幕末に、広重は再び江戸をテーマに大作に取り組みます。死の間際の3年間を費やした、118枚もの連作『名所江戸百景(通称:江戸百)』です。この『江戸百』は、かつてない“暗号”に満ちていました。
番組では、浮世絵の中の、見落としてしまいそうなディテールをクローズアップしながら、広重が絵に込めた暗号を読み解いていきます。さらに、『江戸百』を、江戸時代の地図に3Dマッピングし、川筋や、震災の被災箇所などさまざまな“フィルター”を重ねながら、広重が”風景に込めたメッセージ“をひもときます。
1853年の黒船来航以降、安政の大地震、感染症コレラの大流行、と時代が激しく揺さぶられた幕末・安政時代。この“分断の時代”に、広重が未来に伝えたかった風景を“江戸の記録写真”浮世絵から読み解く……東京の前史に迫る浮世絵ミステリーです。
見どころ
名所絵の巨匠、歌川広重が死の間際3年間をかけて挑んだ118枚の連作『名所江戸百景』
「安政江戸台風」(1854年)と「九州北部豪雨」(2012年)。幕末の江戸は、地震、台風、感染症と、現代と同じような災厄に襲われた。
「暗号解読」に挑む飯尾和樹さん(ずん)。「吉原」を描いた浮世絵の暗号を読み解き、広重のニクい演出に、にやり!
街の風景を一変させた江戸時代の七夕。この絵に隠されていた広重の願いに、飯尾さんも思わず「粋だなぁ」
浮世絵ミステリー「東京前夜 ~広重の暗号~」の再放送・動画配信は?
浮世絵ミステリー「東京前夜 ~広重の暗号~」の再放送については、現在のところ予定は公表されていないため不明です。また、動画配信の予定は現在のところありません。