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NHKドキュメンタリー

NHK「イッピン」の放送予定・再放送・過去の放送リスト・キャストは?

「イッピン」ってどんな番組?

放 送 毎週金曜日 午後7時30分〜[BSプレミアム]
日曜日・不定期 午前4時30分〜[NHK総合]
再放送 毎週火曜日 午後0時〜[BSプレミアム]

日本の職人たちが伝統のワザを駆使して生み出す、すぐれた地場産品。それが今、新感覚のデザインや現代的な機能を備えた、新しい「イッピン」へと進化を遂げています。そんな「イッピン」の人気の秘密を探るため、その回のテーマに興味を持つ俳優・タレントがイッピンリサーチャーとして産地を訪れ、工房に潜入!科学的なアプローチや驚きの映像を織り交ぜながら、職人技に徹底的に迫り、「イッピン」の魅力を解き明かします。また、「イッピン」の生まれた土地を旅することで、息づく歴史や風土を体感してゆきます。 誰もがほしくなるような日本の「イッピン」の魅力をたっぷりご紹介します!

ナレーション 平野義和

「イッピン」のの公式サイト

「イッピン」の再放送は?

「イッピン」の再放送予定の詳細については、同番組の公式サイトでご確認ください。

「イッピン」の放送予定

※再放送は除く。

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過去の放送リスト[2024年]

※新しい順に掲載。再放送は除いています。

「スペシャル 〜地の巻〜」
放送 2024年1月5日(金)

コロナ以後、様々な方法で顧客とつながろうとする、全国の伝統工芸の職人たちを紹介するシリーズの第二弾。富山では、蒔絵(まきえ)職人がオンラインで客と対面し、リクエストにこたえながら製品を作る。沖縄では、海底火山の噴火で大量に打ち寄せた軽石をガラス職人が美しいグラスに変える。和歌山では、障子などを作ってきた建具メーカーが、海外向けに、間仕切りではない、インテリアとしての障子の開発に取り組み成功。

過去の放送リスト[2023年]

※新しい順に掲載。再放送は除いています。

「スペシャル 〜火の巻〜」
放送 2023年10月6日(金)

愛知・瀬戸焼の若手職人が、そのユニークな制作過程をSNSで生配信。フォロアーは世界で18万人に上る。いま全国で、若手の職人たちが、伝統工芸の世界に新風をまき起こしている。大阪で復活した切子ガラス、愛知・瀬戸焼の特殊な技法、そして山梨で生まれた独特な焼き物。それぞれデザインが斬新なだけでなく、制作過程にも工夫が凝らされ、コロナ以後、日常の暮らしを充実させたいと願う人々の志向にかなうものばかりだ。

「伝統を支える技 ここにあり 〜佐賀・有田焼〜」
放送 2023年5月3日(水)

佐賀県の有田焼。日本を代表する磁器の一つだ。その魅力は、なんといっても華麗な絵付けだが、実は完成までに様々な職人がかかわる分業体制で作られている。器の形を決める型職人は、独自の創意工夫で、より優美で繊細な形を追求する。また、絵付けを行う際のキャンバスの役割を果たすのが素地だが、素地職人は、絵付け職人が滑らかに絵筆を使えるように、素地の表面を整える。それぞれの段階で発揮される、最高度の技に迫る。

技を結集し新たな風を〜広島・福山のデニム製品〜
放送 2023年3月24日(金)

広島・福山は、日本有数のデニム製品の産地。ここで新たな風が吹き始めた。寸法を合わせるのはもちろん、生地・糸・色からボタン・ファスナーまで、すべて希望通りにあつらえるという、フルオーダーメイドのジーンズ。そして、造船会社のデニムの作業着が廃棄されようとするのを回収し、解体して、新たなデニム製品に仕立て直すプロジェクト。こうした動きは評判を呼び、デニム・ファンの間で福山が大きな注目を集め始めている。

伝えたい いのちとぬくもり 〜岩手の焼きもの〜
放送 2023年2月24日(金)

その花器の肌合いは、さびた鉄のようにも、切り出された岩のようにも見える。そこにいけられた花は廃墟に咲く命を思わせる。東日本大震災の津波で、大きな被害を受けた岩手県野田村の陶芸家が、長い試行錯誤の末、たどり着いた形だ。また、同じ岩手県の温泉郷・花巻市は、震災後、観光客がなかなか回復していない。地元の窯元は、地域おこし協力隊でやってきた青年とある器を生み出す。それは、両手で持つと気分がほっとする器だ。

雅(みやび)でモダン 木版の技 〜京都 紙製品〜
放送 2023年1月27日(金)

ポップな模様と色使いが評判の紙製品。京都の木版画職人が、1枚1枚、和紙を手ずりしたものだ。王朝文化を育んできた京都では、襖紙にみやびな模様を施したり、豪華本を出版したりする際、金や銀、また雲母から作ったキラを紙にすりこむ木版画の技法が発達してきた。最近では、洋室に合うランプシェードや、自由な使い方ができるプリント和紙などに、この伝統の技法が使われている。京都ならではの木版画の技を紹介する。

過去の放送リスト[2022年]

※新しい順に掲載。再放送は除いています。

「土の持つ力を生かす ~福井・越前の焼き物~」
放送 2022年12月16日(金)

越前焼の伝統を引き継ぐ、福井の陶芸家たちの新たな挑戦を描く。幅1ミリにも満たない飲み口のさかずき。陶器では限界といわれる薄さだ。ある人物が、開発されたばかりの、粘り気のある土を使ってほしいと持ち掛け、陶芸家の意欲をかきたてた。そして、落ち着いた銀の発色で、モダンなたたずまいの皿。その秘密は、すずりに使われていた希少な石を釉薬に使ったこと。挑戦のきっかけを与えたのは、やはり地元の人だった。

「日本刀とのゆかりを生かして〜島根 鉄製品〜」
放送 2022年11月25日(金)

島根県出雲地方は、日本刀に欠かせない鋼鉄、玉鋼を生み出す唯一の場所だ。そのゆかりを生かして、地元の鍛冶師たちが台所用品を作った。一つは日本刀と同じ材料、同じ手順で作り上げたペティナイフ。しかし、一つだけ大きな壁にぶつかる。それをどう乗り越えたのか?また、コロナ禍で家食が注目される中、評判を呼んだ鉄のフライパン。カギは鉄の鍛え方だが、それは刀匠だった父や祖父の技と知恵を随所に生かしたものだった。

「得意技をバージョンアップ!〜東京・金属加工製品〜」
放送 2022年11月4日(金)

手の中に入る大きさのステンレス製の「トング」。これは、墨田区のプレス工場が開発したもの。しかし、製品誕生までは苦難の連続。プレスで成型すると、どうしても表面に凹凸状のシワが入ってしまう。1年以上も試作を重ね、職人がたどり着いたプレスの方法とは…。そして、ヘラ絞りという金属加工を行う大田区の工場では、チタンという硬い金属で出来た「ぐいのみ」を開発。硬いチタンを成型するために技を磨いた職人を追う。

「繊細で優雅 北国の輝き〜秋田 銀線細工〜」
放送 2022年10月2日(日)

銀線の透かし模様がきらめく、ペンダントや指輪。白と銀に輝く、さざんかの花のブローチ。太さ1ミリ以下の純銀を繊細に操って作られたアクセサリーは、東北・秋田の「銀線細工」。極細の銀線から、ピンセット一つで渦巻きや唐草模様を作り上げ、炎を操って立体的に組み合わせていく。銀ならではの輝きと緻密な手仕事の秘密に、笛木優子さんが迫る。

「飾らない美を未来につなぐ〜岩手 漆器〜」
放送 2022年9月30日(金)

岩手県北部は、国内最大の漆の産地。その良質の漆を使って全国に知られるのが、浄法寺塗と安比塗だ。絵柄もなく装飾もない、無地が特徴。いま、若手の職人たちが、伝統の技にさらなる工夫をこらし、これまでにない漆器を生みだしている。一つは木目の椀。漆を何度も塗り重ねるという、従来の特徴は生かされている。もう一つは「通常の漆器では見られない形」の小鉢。どんな方法で困難を克服したのか?わざと工夫を見つめる。

「伝統の技でスタイリッシュに!〜富山・高岡の金属製品〜」
放送 2022年9月25日(日)

控えめな金色が愛らしい、円すい形のフォルム。叩くと「チーン」と澄んだ音色が響きわたる。実はこれ、仏壇に欠かせない「おりん」を現代風にアレンジしたもの。日本有数の金属産業の町、富山県高岡市では今、伝統の技法を組みあわせた斬新な製品が次々生まれている。銅を青く深い味わいに加工した、ぐい飲み。ビールの冷たさを維持し、鉄の持ち手がしっかりと支えるビアカップ。新しい金属製品の魅力を、中山エミリがリサーチ!

「伝統を支える技 ここにあり 〜佐賀・有田焼〜」
放送 2022年9月18日(日)

佐賀県の有田焼。日本を代表する磁器の一つだ。その魅力は、なんといっても華麗な絵付けだが、実は完成までに様々な職人がかかわる分業体制で作られている。器の形を決める型職人は、独自の創意工夫で、より優美で繊細な形を追求する。また、絵付けを行う際のキャンバスの役割を果たすのが素地だが、素地職人は、絵付け職人が滑らかに絵筆を使えるように、素地の表面を整える。それぞれの段階で発揮される、最高度の技に迫る。

「丈夫に また華やかに〜埼玉 藍染め〜」
放送 2022年9月4日(日)

埼玉県にはかつて、藍染めの工房が200軒あったといわれる。藍は染めた糸を強くする効果があるため、野良着や剣道着など、丈夫さが求められるものに多く使われてきた。現在も伝統的な藍染めが続けられており、実用的な作務衣を作る工房が現れてきた。また意欲的な職人の手になる、後染めの技法を効果的に用いたワンピースが人気を呼んでいる。丈夫で、着心地のいい普段着に、藍染めの技を生かそうとする職人たちの工夫に迫る。

「コロナ禍を乗り越えて〜北海道 小樽ガラス〜」
放送 2022年8月26日(金)

北海道小樽市は日本有数の観光地。しかし、コロナ禍で主力の土産物、ガラス製品の売り上げは大きく落ち込んだ。そんな中、オンライン販売に活路を見出した工房が。ひとつは、再利用が困難とされてきた廃車の窓ガラスを使ったグラス。SDGsに関心が集まる中、話題を集めた。また、素朴で温かみのある「陶器のようなガラス器」を生んだ工房も売り上げが増加。コロナ禍を乗り越え、新たな可能性を開いた職人たちの努力と技に迫る。

「自然の恵み 余すことなく〜伊豆大島 椿(つばき)の品々〜」
放送 2022年8月7日(日)

椿(つばき)の実のアクセサリー、花びらで染めたストール、生花のようなプリザーブドフラワー。災害やコロナを乗り越えようとする伊豆大島300万本のツバキと人々の物語。

カラフルでツヤツヤの実のネックレス、あでやかに染め上げたピンクのストール、港や民宿で客を迎える1年半以上製作にかかるプリザーブドフラワー。いずれもツバキの恵みだ。今は数人のアクセサリーの作り手はコロナ禍での観光客減の終息を願い実の採取から手作りを続ける。花染めは三原山噴火からの復興のため作られた落ちた花びらだけを使うエコな名産。プリザーブドフラワーは2013年の悲惨な土砂災害を憂う女性が作り始めた。

「丈夫さと色の深さと〜島根 石州和紙の製品〜」
放送 2022年7月29日(金)

島根県石見地方の和紙、石州和紙は丈夫さで有名。赤ちゃんが初めて履く靴、ファーストステップシューズをこの和紙で作った。また染料に何度もつけた小銭入れも紹介。

島根県石見地方の伝統の和紙、石州和紙は丈夫なことで有名。この紙を使って、赤ちゃんが初めて履く靴、ファーストステップシューズを作った職人がいる。靴を縫い合わせる糸までが紙。記念に長くとっておくこの靴に込められた思いとは?また丈夫なだけでなく、水にも強い。そこから染料に何度もつけて、複雑で深みのある色合いがだせる。しかし、染料は種類によって染まるスピードが異なる。職人の繊細な技が、そこで披露される。

「漆を極め伝統に挑む〜石川 山中漆器〜」
放送 2022年7月24日(日)

叢雲塗(むらくもぬり)という技法で幻想的な模様を生み出す職人や、蒔絵(まきえ)の技法で、小さなピアスに美しい模様を施す職人など。石川・山中漆器の高度な技に迫る。

温泉地の土産物として発展した石川県の山中漆器。その伝統を受け継ぐ職人の一人は、叢雲塗(むらくもぬり)という技法を使ってカップを製作している。カップの白い表面には、黒い雲が広がっているような不思議な模様。これは筆で描いたのではない。数少ない職人の間でだけ伝えられた特殊な技法によるものだ。そして、直径わずか9ミリのピアスに、蒔絵(まきえ)の技法で美しい幾何学模様を施す職人など、漆工芸の技に迫る。

「飾って巻いてカラフルな可能性〜福井 細幅織物〜」
放送 2022年7月15日(金)

福井県では、幅の狭い織物、「細幅織物」の生産が盛んだ。昭和レトロのリボンを現代風によみがえらせたり、リボンを主役にした商品の開発を手掛けたり。その技に迫る。

繊維産業が盛んな福井県。中でも幅の狭い織物、「細幅織物」は全国有数の生産高を誇る。細幅織物は、かつての軍隊の階級章から、洋服のタグ、機械のベルトまで多種多様。最先端の織機でネームタグを生産してきた会社は、あえて古い機械を使って、風合いの柔らかな昭和レトロのリボンを復活させ、そこに現代的な変化を加えた。また、リボンを主役にした製品づくりに取り組む会社は、リボンだけでできた小物入れの開発に成功した。

「丈夫でしなやか 心地よく 〜山形 鶴岡のシルク製品〜」
放送 2022年7月15日(金)

希少なシルクを使って作られた温かな風合いのバッグに、一流ブランドのスカーフを手がけてきた職人たちの染めの技。山形シルク製品の魅力に女優の黒谷友香が迫る!

カイコのまゆの、外側部分。外敵から身を守るために吐き出された「きびそ」という希少なシルクで作った製品が人気。世界的なテキスタイルデザイナーが「きびそ」を使って生み出したバッグの秘密とは!? さらに数々の一流ブランドのスカーフを作ってきた職人たちの、緻密で繊細な染色技術も徹底リサーチ。山形のシルク製品の魅力に迫るのは、女優の黒谷友香。

「木の個性を感じ いつまでも〜鳥取 木工製品〜」
放送 2022年7月10日(日)

森に恵まれた鳥取県。木地師の技を受け継ぐ緻密で美しい茶筒や廃材利用のカラフルアクセサリー、ワイルドな彫りでもツルッとした食器。いつまでも使いたくなる木工芸に迫る

ケヤキや桜やブナや杉さまざまな木に恵まれ木工の盛んな鳥取県。全国を渡り歩く木工職人「木地師」が江戸時代に定住。その技を受け継ぎ木の声を聞き2か月かけピタリと閉まる茶筒を削る職人。民藝(げい)の椅子にも学びワイルドなのにツルッとした食器が飲食店で人気の職人。廃材の木片で、元の持ち主の思いもくみ、寄せ木でペンダントや文具を作る職人。「いつまでも使いたい」と感じさせる、ぬくもりに満ちた鳥取木工芸の世界へ

「色彩ゆたかに あざやかに」
放送 2022年6月26日(日)

「西の西陣・東の桐生」と並び称された織物の産地、群馬県桐生市。ここでいま、鮮やかで豊かな色彩を持つ新感覚のマフラーやストール、刺しゅうが生み出されている。

「西の西陣・東の桐生」と並び称された織物の産地、群馬県桐生市。ここでいま、鮮やかで豊かな色彩を持つ新感覚の織物が次々と生み出されている。産地の衰退に危機感を持ったベテランの職人たちが、古い機械のよさを生かして、今の機械では出せない肌触りや高度な職人技を発揮したのだ。日本だけでなく欧米でもヒットしたマフラー、若い世代の“山ガール”に人気のストール、そしてスカジャンの刺しゅうの名人技を紹介する。

「伝統の白を未来へ〜兵庫 出石焼(いずしやき)〜」
放送 2022年6月24日(金)

粘土で精密に造形した菊の花をあしらった花入れ。そして波打っているような不思議な形の器。江戸時代後期に誕生した「出石焼」を現代に伝えようと力を注ぐ職人たちを追う。

雪肌のような白磁、出石焼。明治期には立体的に作った草花などをあしらった器を海外の万国博覧会に出品。緻密な造形を生む技法「貼花(ちょうか)」は出石焼の代名詞となった。しかし、出石焼の窯元は、現在たったの4軒。ある職人は師匠である亡き父が目指した貼花技法の復活を引き継ぎ、新たな魅力を付け加えた。そして、磁器には不向きな方法でこれまでにない形の出石焼を生み出す職人も。彼らの挑戦と情熱を描く。

「どこまでも深い輝きを 〜奈良 螺鈿(らでん)と貝ボタン」
放送 2022年6月19日(日)

奈良時代、日本にもたらされた漆工芸の一つ、螺鈿(らでん)。その伝統を引き継ぐ奈良の職人のアクセサリー作りを紹介。また、同じく貝を使ったボタンづくりの技にも迫る。

奈良時代、中国・唐からもたらされた華麗な螺鈿(らでん)細工。やがて奈良に螺鈿の技法を習得した漆工芸の職人たちが現れ、今に続く伝統となった。その一人は、螺鈿をもっと身近に感じてもらおうとアクセサリーを作っている。そこに込められた伝統の技を紹介。また、奈良県川西町は貝で作るボタン、貝ボタンの生産が盛んなところ。最高級品の一つ、黒蝶(ちょう)貝から、つやと輝きを持ったボタンを作る職人の技に迫る。

「暮らしに合わせ しなやかに〜東京 籐(とう)工芸〜」
放送 2022年6月5日(日)

新感覚!籐(とう)のしなやかなうちわと軽いイヤリング!椅子や敷物だけでない東京の匠の技と挑戦▽思い出の椅子よみがえらせる椅子修理の魔術師▽夏目漱石愛用のとう椅子

羽田空港で人気!柔らかな風作る籐(とう)製うちわ▽軽く象牙のような艶!手触りさらり!高級家具や涼やかな敷物で人気の東京とう工芸は明治の洋風化で花開く▽漱石も愛用とう椅子▽伝統工芸の危機感じた工房三代目の新製品うちわ開発までの工夫と挑戦▽香りを風でアロマディフューザー!つけているのを忘れる軽さのイヤリング▽娘の思い出のとう椅子を初孫のため新品同様に修復する匠の誇りと技▽多彩で繊細で美しいとうの編み方

「飾って巻いてカラフルな可能性〜福井 細幅織物〜」
放送 2022年5月27日(金)

福井県では、幅の狭い織物、「細幅織物」の生産が盛んだ。昭和レトロのリボンを現代風によみがえらせたり、リボンを主役にした商品の開発を手掛けたり。その技に迫る。

繊維産業が盛んな福井県。中でも幅の狭い織物、「細幅織物」は全国有数の生産高を誇る。細幅織物は、かつての軍隊の階級章から、洋服のタグ、機械のベルトまで多種多様。最先端の織機でネームタグを生産してきた会社は、あえて古い機械を使って、風合いの柔らかな昭和レトロのリボンを復活させ、そこに現代的な変化を加えた。また、リボンを主役にした製品づくりに取り組む会社は、リボンだけでできた小物入れの開発に成功した。

「未来への挑戦 つむぎ織り出す 伝統の柄〜茨城の結城紬(つむぎ)〜」
放送 2022年5月22日(日)

ふんわり軽く着心地格別、超絶技巧で手織りする亀甲模様の伝統絹織物結城紬(つむぎ)▽職人歴50年の師匠と技を継承する弟子の挑戦▽つむぎ手の数と柄の種類の驚きの関係

四百年続く伝統の結城紬(つむぎ)。糸は手つむぎ、手織りも多い。花鳥風月などの模様を細かい亀甲の柄で織り出し、軽くて疲れにくくふだん着からお出かけまで人気の着物。職人歴50年の名人が若い弟子が着物全体に柄を織り出す総柄に初めて挑む日々を見守る。軽い着心地は真綿から手でつむぐ軽い糸が必須。糸の太さはつむぎ手の個性により異なり、太さで織れる柄の種類も決まるので、伝統守るため地元はつむぎ手養成にのりだした。

「しなやかに涼やかに〜岡山・いぐさ製品〜」
放送 2022年5月15日

岡山で作られるいぐさ製品。100%いぐさのバッグは現代的なデザインで人気。洋風の敷物、ラグの裏地にもいぐさが使われ、吸湿性に優れる。職人たちの工夫と技に迫る。

もうすぐやってくる暑い夏を、少しでもさわやかに暮らしたい。岡山で作られるいぐさの製品は、そんな願望を満たしてくれる。いぐさをよりあわせて織り上げたバッグはしなやかで軽くて丈夫。若き職人の感性が光る現代的なデザインに仕上げられている。また、いぐさを裏地に使った洋風の敷物、ラグは、吸湿性に優れ、さらっとした肌触りで快適に過ごせる。畳表の伝統を踏まえた、職人たちの手仕事に女優の黒谷友香さんが迫る。

スペシャル「しなやかに逞(たくま)しく 〜復帰50年・沖縄の工芸 その軌跡〜」
放送 2022年5月14日(土)

沖縄復帰後の50年は工芸の世界にも激しい変化をもたらした。ガラス、焼き物、染物の各分野で工芸家たちがどんな困難に会い、それをどう乗り越え、進化させたかを見る。

今年、復帰から50年の沖縄。この間、人々の暮らしだけでなく、沖縄の工芸も大きく変化した。ガラス工芸は伝統を持たなかったため、かえって斬新な技法が試みられ、結実する。独自の染め物・紅型では、伝統のくびきを脱して、表現の可能性を広げていく。また焼き物では、復帰後、公害という新たな問題の発生で、従来の作陶が不可能になる。陶芸家たちは生き残りをかけ、多様な挑戦に乗り出す。沖縄の工芸、50年の軌跡を追う。

「歩きやすくて健康的!〜静岡 駿河の下駄(げた)〜」
放送 2022年5月8日(日)

静岡で生まれたハイヒールの下駄は、カラフルな鼻緒でカジュアルな洋装にもピッタリ。その上健康維持にも役立つという。さらに伝統の張下駄作りには繊細な職人技が息づく。

下駄(げた)なのにハイヒール!鼻緒もカラフルで、カジュアルな洋装にもピッタリ。履くことで健康維持にも役立つという。その秘密は、つま先部分に施されたある工夫だ。この新感覚の下駄を生み出したのは江戸時代以来の産地・静岡。ここには、履き心地抜群の張下駄もある。下駄に貼られているのはなんと紙!耐久性に優れ、吸水力も強く、気持ちよく履き続けられる。これを可能にした職人の技を、女優の桜庭ななみがリサーチする。

「“厄介者”を町の宝へ〜岡山 倉敷 真備町 竹製品〜」
放送 2022年5月1日(日)

洞爺湖サミットで脚光を浴びた竹の椅子。職人たちが3年がかりで見出した、絶妙なしなりと丈夫さを兼ね備えている。海外でも注目を集めるイッピンに込められた職人の思い。

真備町を代表する産業だった筍栽培は、外国産の輸入や後継者不足の影響で衰退。管理に困っていた竹の新しい使い道を、地元の企業が竹製の家具づくりで活用しはじめた。テーブル、椅子、鏡のフレームやボウルまで、特殊な加工技術から家具や雑貨に生まれかわる。Uターンした若者は竹から採取する水で化粧水を開発。おうち時間が増える今、浄化作用があるといわれる竹炭づくりなど、竹を生かした住民たちの取り組みを見つめる。

「伝統に挑め!和服の底力〜東京 組みひも 手描き友禅〜」
放送 2022年4月29日(金)

闇の中で光るブレスレット。災害時に救助にやってきた人に存在を知らせる。組みひもの職人が開発した。また、手描友禅の職人は、デジタル技術で手わざの味わいを生かした。

江戸時代以来、着物文化とともに発達した東京の組みひもと手描友禅。いま、その技を生かし、新たな分野に挑戦している。組みひも職人が開発したブレスレットは、闇の中で光る。災害時、救助にやってきた人に、存在を知らせるのに役立つ。また、友禅の職人は、その繊細な手わざをデジタル技術を使った製品に生かした。着物の需要が減る中、生き残りをかけて新たな分野に活路を見出そうとする職人たちのアイデアと工夫を追う。

「吉野の里の木の匠〜奈良 木製品〜」
放送 2022年3月25日(金)

奈良県には吉野杉という杉材がある。中には樹齢200年を超えるものもあるという、この杉材を使って、精巧な椀や、照明器具を作る木工職人たちの仕事ぶりを紹介する。

奈良県には、吉野杉という杉材がある。中には樹齢200年を超えるものも。しかし、林業不振が続く中、従来の建材用だけでなく、木工用に杉材を使おうという職人が出てきた。一人は、200年以上の杉を使い、縁の幅3ミリという極薄の椀を作る。削り出す際、神経を集中させなければ、割れてしまう可能性もある。また、照明器具を作る職人は、「透かし彫り」の技法を使う。ち密な木目の板であるほど、精巧に彫りこむことができる。

コレクション 「竹製品」
放送 2022年3月18日(金)

竹は古来、さまざま工芸品の素材となってきた。京都の繊細な竹細工、大分の和傘から生まれた照明器具、岡山で開発された竹の家具など、過去の番組から竹製品を再構成。

竹は、日本人にはなじみの深い存在。様々な工芸品の素材となってきた。「イッピン」でも各地の竹製品を紹介してきたが、それらを再構成してまとめた。京都では、若手職人が独特の感性で作った竹のアクセサリー。大分では、和傘の形をした照明器具づくりに、和傘職人が腕を振るう。傘の骨が竹ひごでできており、その扱いに精通している。また、岡山では竹の集成材を作り、強度を増した竹で家具を開発したメーカーの軌跡を追う。

「華麗にして繊細〜東京 ガラスの器〜
放送 2022年3月13日(日)

東京のガラス製品が面白い。曲線で金魚やトラが彫りこまれた江戸切子。また、一度廃れた技法や古代中東の技法を現代によみがえらせた、オシャレで味わい深い器などを紹介。

東京のガラス製品が面白い。東京といえば、江戸切子が有名だが、従来の直線的な幾何学模様ではなく、金魚やトラが曲線で彫りこまれたグラス。また、一度廃れた技法を復活させ、ガラスの表面に霜や雪の結晶のような複雑な模様を浮かび上がらせたもの。さらに古代メソポタミアで生み出されたガラスの粉を練って、思い通りの造型を施していく、特殊技法。女優の小芝風花さんが、職人たちの工房を訪ね、驚きのワザを見せてもらう。

「この地に生きる〜宮城 伝統工芸の10年〜」
放送 2022年3月6日(日)

東日本大震災から10年。津波で損傷した伝統のタンスを修復し続けてきた職人と、すずり石の産地・雄勝町の復興のために、新しい製品づくりに挑む2人の若手職人を追う。

東日本大震災から10年。この間、被災地の伝統工芸は激しくゆすぶられてきた。宮城県伝統の家具「仙台タンス」。地震の後、津波をかぶって損傷した仙台タンスを修復してほしいという申し込みが、職人のもとに殺到する。修復に携わりながら、職人の心に起こった変化を追う。また、すずり石の産地として有名な宮城県雄勝町では、2年前、二人の若者が職人の道を踏み出した。困難を乗り越え、復興のための製品づくりが始まった。

「伝統を支える技 ここにあり 〜佐賀・有田焼〜」
放送 2022年3月4日(金)

佐賀の有田焼は日本を代表する磁器の一つ。華麗な絵付けが魅力だが、専門の職人による分業体制で作られる。器の形を決める職人、素地を作る職人、それぞれの技を見つめる。

佐賀県の有田焼。日本を代表する磁器の一つだ。その魅力は、なんといっても華麗な絵付けだが、実は完成までに様々な職人がかかわる分業体制で作られている。器の形を決める型職人は、独自の創意工夫で、より優美で繊細な形を追求する。また、絵付けを行う際のキャンバスの役割を果たすのが素地だが、素地職人は、絵付け職人が滑らかに絵筆を使えるように、素地の表面を整える。それぞれの段階で発揮される、最高度の技に迫る。

「丈夫に また華やかに〜埼玉 藍染め〜」
放送 2022年2月25日(金)

伝統的な藍染めの工房が残る埼玉県。剣道着を作ってきた技法を生かした作務衣や、華やかな後染めのワンピースなど、丈夫で着心地のいい普段着を作り出す若手の工夫に迫る。

埼玉県にはかつて、藍染めの工房が200軒あったといわれる。藍は染めた糸を強くする効果があるため、野良着や剣道着など、丈夫さが求められるものに多く使われてきた。現在も伝統的な藍染めが続けられており、実用的な作務衣を作る工房が現れてきた。また意欲的な職人の手になる、後染めの技法を効果的に用いたワンピースが人気を呼んでいる。丈夫で、着心地のいい普段着に、藍染めの技を生かそうとする職人たちの工夫に迫る。

「デジタルな日常に木の優しさを〜福井 木工製品〜」
放送 2022年2月13日(日)

福井で発展した漆器やタンスづくり。その伝統の技をいかして、現在の暮らしにあった日用品が作られ始めた。それは、高度な機能と木の優しさをあわせ持つ。職人の技に迫る。

福井では昔から、豊かな森林資源を利用した漆器やタンスづくりが盛んだ。今、そうした伝統工芸の技をいかして、意外なものが作られ始めた。木でできたパソコンのキーボードやUSB、またスピーカーなど。木が持つ優しさが感じられると好評だ。そこには、どんな職人の技が生きているのか。タンス職人の指し物の技。漆工芸の木地師による磨きの技。さらにより使いやすくするための、細やかな工夫。それらに焦点を当てていく。

「ここにしかない器を〜兵庫 淡路島の焼き物〜」
放送 2022年2月11日(金)

一人は、かつて淡路島にあった焼き物の、色合いをよみがえらせた。別の一人は、陶芸に不向きな淡路の土で独特な風合いを持つ焼き物を作った。淡路島の陶芸家二人を紹介。

瓦の産地として知られる兵庫県淡路島。鉄分を多く含んだ地元の土は瓦作りには最適だが、焼き物には向かないとされてきた。そんななか「淡路ならではの焼き物を」と力を注ぐ陶芸家たちがいる。一人は、かつて淡路にあった焼き物「珉平焼(みんぺいやき)」の鮮やかな色合いをよみがえらせた。また一人は、あえて淡路の土にこだわることで、独特の風合いを持つ焼き物づくりに成功した。二人の陶芸家の淡路島への思いと情熱を描く。

「自然の恵み 余すことなく〜伊豆大島 椿(つばき)の品々〜」
放送 2022年2月4日(金)

椿(つばき)の実のアクセサリー、花びらで染めたストール、生花のようなプリザーブドフラワー。災害やコロナを乗り越えようとする伊豆大島300万本のツバキと人々の物語。

「漆を極め伝統に挑む〜石川 山中漆器〜」
放送 2022年1月28日(金)

叢雲塗(むらくもぬり)という技法で幻想的な模様を生み出す職人や、蒔絵(まきえ)の技法で、小さなピアスに美しい模様を施す職人など。石川・山中漆器の高度な技に迫る。

「木の個性を感じ いつまでも 〜鳥取 木工製品〜」
放送 2022年1月14日(金)

森に恵まれた鳥取県。木地師の技を受け継ぐ緻密で美しい茶筒や廃材利用のカラフルアクセサリー、ワイルドな彫りでもツルッとした食器。いつまでも使いたくなる木工芸に迫る

過去の放送リスト[2021年]

「どこまでも深い輝きを〜奈良 螺鈿(らでん)と貝ボタン〜」
放送 2021年12月24日(金)

奈良時代、日本にもたらされた漆工芸の一つ、螺鈿(らでん)。その伝統を引き継ぐ奈良の職人のアクセサリー作りを紹介。また、同じく貝を使ったボタンづくりの技にも迫る。

「未来への挑戦 つむぎ 織り出す 伝統の柄〜茨城の結城紬(つむぎ)〜」
放送 2021年12月17日(金)

ふんわり軽く着心地格別、超絶技巧で手織りする亀甲模様の伝統絹織物結城紬(つむぎ)▽職人歴50年の師匠と技を継承する弟子の挑戦▽つむぎ手の数と柄の種類の驚きの関係

「伝統の力で、モダンに〜福井 越前和紙〜」
放送 2021年12月5日(日)

和紙で知られる福井県越前市。ここには金型を使って装飾的な和紙を作る技法が伝えられている。その金型を使って、現代の暮らしにあった和紙製品を作る職人たちを紹介する。

「隠して楽しむ“ほぞ”の粋〜東京の指し物〜」
放送 2021年11月28日(日)

木だけで生活の道具を作る東京の指し物を紹介。美しい木目を生かした机や遊び心に溢れたたんすなどあえて手のこんだ場所を隠して木の魅力を引き出す職人の技と心意気を見る

「暮らしに合わせ しなやかに〜東京 籐(とう)工芸〜」
放送 2021年11月26日(金)午後7時30分〜[BSプレミアム]

新感覚!籐(とう)のしなやかなうちわと軽いイヤリング!椅子や敷物だけでない東京の匠の技と挑戦▽思い出の椅子よみがえらせる椅子修理の魔術師▽夏目漱石愛用のとう椅子

「“厄介者”を町の宝へ〜岡山 倉敷 真備町 竹製品〜」
放送 2021年11月19日(金)午後7時30分〜[BSプレミアム]

洞爺湖サミットで脚光を浴びた竹の椅子。職人たちが3年がかりで見出した、絶妙なしなりと丈夫さを兼ね備えている。海外でも注目を集めるイッピンに込められた職人の思い。

「デジタルな日常に木の優しさを〜福井 木工製品〜」
放送 2021年11月12日(金)午後7時30分〜[BSプレミアム]

福井で発展した漆器やタンスづくり。その伝統の技をいかして、現在の暮らしにあった日用品が作られ始めた。それは、高度な機能と木の優しさをあわせ持つ。職人の技に迫る。

「優美な伝統模様を守る〜神奈川の木製品〜」
初回放送日: 2021年10月31日(日)

木の木目が美しい小田原漆器に魅せられ、兵庫から移住した女性職人。特徴的な幾何学模様で知られる箱根寄木細工に、現代的な味わいを持たせようと奮闘する若手職人の奮闘。

「土と向き合い 未来へつなぐ〜富山 越中瀬戸焼〜」
放送 2021年10月29日(金)午後7時30分〜[BSプレミアム]

400年超の伝統誇る加賀百万石愛用の名品!幻の土復活させた父の艶やかな白い茶器と娘の透かし彫りの花入れ!多彩な土掘り釉薬作る陶芸家たち!新たな伝統作る後継者育成

「ガラスの町に新しい風〜富山 ガラス製品〜」
放送 2021年10月17日(日)午前4時30分〜[BSプレミアム]

多くのガラス作家が活動する「ガラスの町」富山。幻想的なスノードームや温かみある小鉢、デザイン性の高いグラスなど、ガラスの魅力を引き出す、若き職人たちの技に迫る。

「美しく革を染める〜京都×姫路 職人たちの出会い〜」
放送 2021年10月15日(金)午後7時30分〜[BSプレミアム]

京都の染めと兵庫県姫路の革加工が出会って生まれた、美しい模様の革製品。間を取り持った企業家の取り組みと、伝統技法をアレンジした職人たちの試行錯誤の軌跡を追う。

「伝統の切れ味 鍛造の極み〜高知の刃物〜」
初回放送日: 2021年10月3日

高知の伝統の刃物を紹介する。包丁、ナタ、植木バサミなどを鍛冶たちが自由に形作ることで、使いやすさと切れ味を両立させてきた技。鉄と鋼に向き合う職人技を見る。

「挑戦する心を受け継ぐ〜岐阜 和紙製品〜」
初回放送日: 2021年10月1日

桜の花の形をした優美な日傘、斬新でモダンなランプシェード。「岐阜和傘」と「岐阜提灯」、それぞれの若手職人が作る和紙製品だ。伝統をつなぎ挑戦する彼らの姿を追う。

「曲げて削って 魅惑のカーブ〜岐阜 飛騨の木工製品〜」
初回放送日: 2021年10月1日

岐阜の飛騨地方では美しい曲面を生かした木工製品が作られている。モダンな椅子、花のつぼみのようなランプシェード、印象的な形のペンケース。その魅力と職人の技を紹介。

「歴史がはぐくむ島の宝〜熊本 天草陶磁器〜」
初回放送日: 2021年9月21日

良質の陶石と粘土が採れる天草諸島。真っ白な肌の花瓶、深みのある青色の皿、質感にこだわったカップなど独創的な器を作っている。豊かな自然と歴史に培われた技に迫る。

「特殊素材を暮らしの中へ〜神奈川 町工場発 生活用品〜」
初回放送日: 2021年9月19日

工業製品を主に造ってきた神奈川県の町工場が、生活用品づくりに挑みだした。石英ガラスのベル、バネの技術を応用したクリップ、遠赤外線を発する特殊素材の鍋など。

「強くて長持ち そのうえオシャレ〜岡山 倉敷の織物〜」
初回放送日: 2021年9月5日

綿花栽培に始まった岡山県倉敷の織物。厚手の木綿織物「帆布」や、畳の縁を彩る「畳縁(たたみべり)」など、丈夫で長持ちする布製品を生み出す、織物産地の底力に迫る。

「名匠への道 父の背中を追って〜栃木の焼き物〜」
初回放送日: 2021年8月29日

栃木の2つの焼き物を紹介する。那珂川町小砂(こいさご)地区の「小砂焼」。そして栃木市の「みかも焼」だ。父がのこした伝統の灯を消すまいと奮闘する職人たちの姿に迫る。

「未来への挑戦 受け継ぎ 切り開く〜福島 会津の工芸品」
初回放送日: 2021年8月22日

福島県の「会津木綿」と「会津本郷焼」。古い織り機をよみがえらせ、伝統の綿織物の生地作りに乗り出した若者たちと、故郷の風景を器に盛り込もうとする窯元の後継者を描く。

「土の新たな可能性を〜茨城 笠間焼〜」
初回放送日: 2021年8月8日

瓶やすり鉢など、耐久性が求められる焼き物を多く生んできた笠間焼。酸化鉄を多く含み、茶色に焼きあがる笠間の土の弱点と向き合い、新しい可能性に挑む作家たちに迫る。

「よみがえり さらに進化を〜福岡 小石原焼」
初回放送日: 2021年8月1日

3年前の九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県の焼き物の里。痛手を乗り越え復旧を果たしただけでなく、さらに新たな試みの端緒をつかんだ、小石原焼の職人たちを描く。

「豪快!鮮やか!手染めの技〜高知 染物」
初回放送日: 2021年7月25日

高知県で、子どもの健やかな成長を願い、掲げられる祝い旗「フラフ」。現代的にアレンジした壁掛けやフラフを再利用したバッグなど、豪快で鮮やかな染め物の魅力に迫る。

SP 「伝統の技が未来を照らす」
初回放送日: 2021年7月16日

大量生産・大量消費で廃棄物を吐き出す現代社会。捨てられる運命にあったものを別の製品によみがえらせる試みを紹介。そこには、熟練の職人たちの技が生かされていた。

「未来への挑戦 房総から全国へ!新たな製品を〜千葉 工芸品」
初回放送日: 2021年7月11日

自身がデザインした器を自分の手で作るため腕を磨く、ガラス工場の職人。そして、房総半島の土で焼き物作りに挑む陶芸家。千葉で奮闘を続ける2人の若手職人の情熱を迫う。

「未来への挑戦 和紙を今の暮らしの中に〜埼玉 小川和紙〜」
初回放送日: 2021年6月27日

1300年の伝統を持つ、埼玉の小川和紙。和紙のバッグ、和紙の照明、そして和紙のインテリア。今の暮らしの中で、和紙をもっと生かす試みに乗り出した人々を描く。

「技を結集して 新たなやきものを〜岐阜 美濃焼〜」
初回放送日: 2021年6月13日

陶磁器なのに漆器のような輝きの皿、モダンな艶消しのパステルカラーの器、小さなタイルのピアスなど、伝統の技を駆使して、時代と寄り添う美濃焼の新たな魅力に迫る。

「神秘のきらめき 多彩な造形〜茨城のガラス製品〜」
初回放送日: 2021年6月9日

精密な模様、柔らかな曲線、不思議な色模様、茨城県で作られたガラス製品は多彩な姿で輝きをまとう。美しい器を作り上げる職人や作家の技や情熱をその魅力とともに紹介。

「薄くて丈夫 伝統の技 〜岐阜 美濃和紙〜」
初回放送日: 2021年6月8日

美しい美濃和紙の魅力を紹介。透けるような薄さの水うちわ、レースの編み目のようなランプシェード。伝統の技から生まれたイッピンを、モデルの生方ななえが徹底リサーチ!

「ふだん使いを美しく なつかしモダン〜岡山の焼き物〜」
初回放送日: 2021年5月30日

岡山県では倉敷を中心に、普段使いの焼き物が作られ、その素朴さとモダンな雰囲気が人気を集めている。独自の技法でオリジナリティーあふれる職人たちの手仕事を紹介。

「丈夫でしなやか 心地よく〜山形 鶴岡のシルク製品〜」
初回放送日: 2021年5月23日

希少なシルクを使って作られた温かな風合いのバッグに、一流ブランドのスカーフを手がけてきた職人たちの染めの技。山形シルク製品の魅力に女優の黒谷友香が迫る!

「伝説の古陶 よみがえる技 〜長崎 現川焼(うつつがわやき)〜」
初回放送日: 2021年5月9日

幻の器といわれ、200年間その製法が不明だった長崎・現川焼。昭和の半ば、その秘密が解明されたが、現在手がける職人はたった2人。他の陶器には見られない魅力に迫る。

「しなりを生かし 優しさをつなぐ〜宮崎 木工品〜」
初回放送日: 2021年4月25日

手の中に収まる小さな木製のハサミや、柔らかく体を支えるベンチ。木工が盛んな宮崎で、豊かな森に寄り添う人々が作る優しい製品の秘密を、田丸麻紀さんがひもとく。

「工業技術が暮らしを彩る〜静岡 金属加工製品〜」
初回放送日: 2021年4月11日

宇宙開発技術を駆使し、オーロラのように光り輝くグラス。バネを利用した、モダンな花入れ。静岡の工業地域から生まれた斬新な製品を、中山エミリがリサーチ!

「海・空・大地を器の中に〜沖縄 やちむん〜」
初回放送日: 2021年3月28日

沖縄の焼き物「やちむん」。そこに新しい風が。海のエメラルドグリーンや、空の青、大地の土味など、沖縄の大自然を映した手作りの器が次々登場。佐藤藍子が迫る。

「復活し伝統を未来へ〜神奈川の工芸品〜」
初回放送日: 2021年3月23日

明治の初めから神奈川で作られていた、ほうき。そして幕末、横浜で生まれたハイカラな焼き物。一度は途絶えかけた伝統をよみがえらせ、活気づけようとする職人たちに迫る。

「うれしい工夫がいっぱいの木製品〜富山・庄川挽物木地〜」
初回放送日: 2021年3月21日

今回は富山県の庄川挽物(ひきもの)木地。木目が美しい白木のパン切り台、ティータイムが楽しくなるポットが登場。どちらも使い心地が抜群と評判。その人気の秘密を探る。

「スマートで丈夫!暮らし彩る縞(しま)模様〜福岡 小倉織〜」
初回放送日: 2021年3月14日

スタイリッシュなしま模様が魅力的な福岡の小倉織。美しいだけでなく丈夫なのが特徴だ。グッドデザイン賞に輝く風呂敷や、しま模様をアレンジしたアクセサリー作りを紹介!

「故郷を離れてもなお 〜福島 大堀相馬焼〜」
初回放送日: 2021年3月9日

福島県浪江町の大堀相馬焼。10年前、原発の事故で、窯元たちは避難を命じられ故郷を離れた。しかし、それでも伝統の灯を消すまいと必死の努力を続ける窯元の軌跡を追う。

「手になじみ 目に楽しい黒の器〜石川 珠洲焼〜」
初回放送日: 2021年3月7日

ざらざらした土味と深みのある黒色で人気の珠洲(すず)焼。食材をひきたてる板皿や、和紙のような質感のカップが登場!不思議な質感と独特の黒が生み出される秘密に迫る。

「この地に生きる〜宮城 伝統工芸の10年〜」
初回放送日: 2021年3月2日

東日本大震災から10年。津波で損傷した伝統のタンスを修復し続けてきた職人と、すずり石の産地・雄勝町の復興のために、新しい製品づくりに挑む2人の若手職人を追う。

「ポップでキュート あでやかに!〜埼玉 岩槻のひな人形〜」
初回放送日: 2021年2月28日

今回は埼玉・岩槻のひな人形。現代的な顔立ちにポップな色の衣装を身につけた人形や、現代の住宅事情に合わせたコンパクトな人形など伝統技を駆使した職人達の挑戦に迫る。

「暮らしに寄り添うモダンな器〜鳥取・焼き物〜」
初回放送日: 2021年2月21日

焼き物の生産が盛んな鳥取県。民芸運動の拠点として、モダンな器作りの伝統が形作られた。丈夫で、使いやすく、彩り鮮やかでオシャレなポットや皿、カップを紹介する。

「名匠への道 未来へ 輝きはさらに深く〜熊本 肥後象嵌〜」
初回放送日: 2021年2月20日

江戸時代、熊本で独自の進化を遂げた象嵌を肥後象嵌という。コロナ禍の中で、その伝統に新たな風を吹き込もうと奮闘する二人の若手職人を追い、その技術と思いに迫る。

「技の巧みな掛け合わせ〜長崎 波佐見焼〜」
初回放送日: 2021年2月20日

皿やカップ、ポットもピッタリ重ねられる斬新な器や、力が弱い小さな子どもや高齢者も使いやすいと評判のカップなど。長崎・波佐見焼の魅力を女優の南沢奈央がリサーチ!

「伝統の力で、モダンに〜福井 越前和紙〜」
初回放送日: 2021年2月9日

和紙で知られる福井県越前市。ここには金型を使って装飾的な和紙を作る技法が伝えられている。その金型を使って、現代の暮らしにあった和紙製品を作る職人たちを紹介する。

「暮らしを彩るモダン柄〜大阪・堺の手ぬぐい〜」
初回放送日: 2021年2月7日

普通、裏地は白いままだが、裏も表と同じ柄が染め抜かれた手ぬぐい。さらに表裏同じ柄なのに色が異なるもの。ともに大人気だ。この手ぬぐいを生んだ大阪・堺を訪ねる。

「木を生かす技を伝える〜青森 弘前の木製品」
初回放送日: 2021年2月2日

ブナの木を加工して作ったランプシェード。山ぶどうの木の皮を編み上げたかご。青森・弘前の木製品だが、その技術を若い職人に伝えようとするベテランの奮闘ぶりを描く。

「軽やかに!ポップに!〜徳島 木製品〜」
初回放送日: 2021年1月31日

「加工が難しい」と敬遠されがちな杉を高度な技で削り出したカップや、愛らしい見た目で人気の徳島伝統の弁当箱。アイディアあふれる徳島の木製品をリサーチ。

「優美な伝統模様を守る 〜神奈川の木製品〜」
初回放送日: 2021年1月26日

木の木目が美しい小田原漆器に魅せられ、兵庫から移住した女性職人。特徴的な幾何学模様で知られる箱根寄木細工に、現代的な味わいを持たせようと奮闘する若手職人の奮闘。

「彩り自由に みずみずしく!〜栃木・益子焼〜」
初回放送日: 2021年1月24日

関東随一の焼き物の産地、益子町(栃木)。唐草模様が浮き出たコーヒーカップや写真映えする小鉢など、手作りの素朴さに新たな感性が光る器を野村佑香さんがリサーチ。

「ガラスの町に新しい風〜富山 ガラス製品〜」
初回放送日: 2021年1月19日

多くのガラス作家が活動する「ガラスの町」富山。幻想的なスノードームや温かみある小鉢、デザイン性の高いグラスなど、ガラスの魅力を引き出す、若き職人たちの技に迫る。

「木をいかす 新たなカタチ〜石川 木製品〜」
初回放送日: 2021年1月17日

人気の女性用バッグには牛革のように薄い木の板が縫いこんである。また、テーブルの上においてポットを沸かす桐の火鉢も大ヒット。石川県から生まれた新しい木のカタチ。

「伝統の切れ味 鍛造の極み 〜 高知の刃物 〜」
初回放送日: 2021年1月12日

高知の伝統の刃物を紹介する。包丁、ナタ、植木バサミなどを鍛冶たちが自由に形作ることで、使いやすさと切れ味を両立させてきた技。鉄と鋼に向き合う職人技を見る。

「大きな器が軽やかに変身!〜島根 石見焼(いわみやき)〜」
初回放送日: 2021年1月10日

水がめなど大物陶器で有名な石見焼。今スタイリッシュでかわいい製品が続々誕生!カラフルですり心地抜群のすり鉢、くつろぎを演出するサイドテーブル作りの職人技に迫る!

「仏壇の技がいきる〜新潟 漆工芸〜」
初回放送日: 2021年1月7日

錦ゴイの形の箸置き。漆のネイルアート。そして水を注ぐと、星空が浮かび上がるさかずき。古くから仏壇作りが盛んな新潟で、その職人たちが生み出した漆工芸を紹介。

「よりスタイリッシュに!よりモダンに!〜佐賀 肥前吉田焼〜」
初回放送日: 2021年1月6日

伝統の絵付け技法を駆使して美しいグラデーションを表現した青一色の皿や、昔ながらの水玉模様をポップにアレンジした器など。肥前吉田焼の魅力に女優の黒谷友香が迫る。

「みちのく発!優美な輝き〜秋田 角館の樺(かば)細工〜」
初回放送日: 2021年1月5日

ヤマザクラの樹皮を使った秋田・角館の樺(かば)細工はあめ色の光沢と優美な模様が特徴。信じられないほど心地良くフタがしまる茶筒や宝石のようなアクセサリーなど紹介。

「北の大地で生まれたバッグ〜北海道 革製品〜」
初回放送日: 2021年1月4日

かつて馬具作りが盛んだった北海道。いまユニークな革のバッグが作られている。鞍の形をしたショルダーバッグやエゾジカの革を使ったハンドバッグなどの職人技に迫る。

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過去の放送リスト[2020年7月〜]

※新しい順に掲載。再放送は除いています。

「名匠への道 未来へ 輝きはさらに深く〜熊本 肥後象嵌〜」
初回放送日: 2020年12月27日

江戸時代、熊本で独自の進化を遂げた象嵌を肥後象嵌という。コロナ禍の中で、その伝統に新たな風を吹き込もうと奮闘する二人の若手職人を追い、その技術と思いに迫る。

「特殊素材を暮らしの中へ〜神奈川 町工場発 生活用品〜」
初回放送日: 2020年12月22日

工業製品を主に造ってきた神奈川県の町工場が、生活用品づくりに挑みだした。石英ガラスのベル、バネの技術を応用したクリップ、遠赤外線を発する特殊素材の鍋など。

「名匠への道 伝えられた技を極めたい〜静岡 漆製品〜」
初回放送日: 2020年12月20日

江戸時代から発展を遂げてきた静岡の漆工芸。様々な独自の技法が生まれ、今日まで伝えられてきた。コロナ禍の中、父から受け継いだ技を極めようとする職人の姿を追う。

「強くて長持ち そのうえオシャレ〜岡山 倉敷の織物〜」
初回放送日: 2020年12月15日

綿花栽培に始まった岡山県倉敷の織物。厚手の木綿織物「帆布」や、畳の縁を彩る「畳縁(たたみべり)」など、丈夫で長持ちする布製品を生み出す、織物産地の底力に迫る。

「名匠への道 琉球の技は生き延びる〜沖縄 工芸品〜」
初回放送日: 2020年12月13日

コロナ禍で苦境に立たされた、伝統工芸の後継者たちを描く「名匠への道」。沖縄の紅型職人は新たな表現に挑戦し、漆職人は琉球王国時代の幻の技法の復活にかける。

「結んで 曲げて 華やかに!〜金沢の水引細工〜」
初回放送日: 2020年12月6日

和モダンのおしゃれなトレーや大輪の花をイメージする豪華な髪飾り。どちらも祝儀袋などで使われる「水引」でできている。一本の糸から華やかな造形が生まれる世界を探る。

コレクション「バッグ」
初回放送日: 2020年11月29日

麻の紙でできたトートバッグ。シルクの特殊な糸を使って編み上げたバッグ。そしてアケビのつるで編んだバッグ。どれも自然の恵みを受け、伝統の技を駆使して作られたもの。

「百万石の美を装う〜石川 装飾品〜」
初回放送日: 2020年11月27日

白地に金の装飾がエレガントなバングル。カラフルな絹糸が輝くペンダント。鳥の羽が風にゆれる可愛らしいイヤリング。すべて、石川県・加賀百万石の文化にルーツを持つ。

「個性が光る 北の大地の器〜北海道 札幌の焼き物〜」
初回放送日: 2020年11月25日

個性豊かな焼き物が誕生している札幌。レース模様が華を添える器。青のグラデーションが印象的なカップ。土の風合いをいかしたシックな器。北の大地の焼き物の魅力に迫る。

「名匠への道 父の背中を追って 〜栃木の焼き物〜」
初回放送日: 2020年11月24日

栃木の2つの焼き物を紹介する。那珂川町小砂(こいさご)地区の「小砂焼」。そして栃木市の「みかも焼」だ。父が遺す伝統の灯を消すまいと奮闘する職人たちの姿に迫る。

「進化する 暮らしの器〜岩手 南部鉄器〜」
初回放送日: 2020年11月24日

白と金の淡いグラデーションが美しい鉄の急須や、プロも愛用している、おいしいパンが簡単に焼ける鉄の鍋など。暮らしに寄り添う南部鉄器の魅力を中山エミリがリサーチ!

コレクション「生活雑貨」
初回放送日: 2020年11月22日

メガネフレーム用の樹脂で作った耳かき、仏壇づくりの技から生まれた箸置き、非常に硬い木から削りだされた優美なクシ。過去の番組を再構成して生活雑貨に焦点を当てる。

「未来への挑戦 受け継ぎ 切り開く〜福島 会津の工芸品〜」
初回放送日: 2020年11月17日

福島県の「会津木綿」と「会津本郷焼」。古い織り機を蘇らせ、伝統の綿織物の生地作りに乗り出した若者たちと、故郷の風景を器に盛り込もうとする窯元の後継者を描く。

コレクション「あかり」
初回放送日: 2020年11月15日

これまで番組で紹介した数々のランプシェード。その中から愛知・瀬戸のガラス製のものや、岐阜で作られた木製のもの。そして、美濃和紙のランプシェードに焦点をあてる。

「隠して楽しむ“ほぞ”の粋 〜東京の指物〜」
初回放送日: 2020年11月10日

木だけで生活の道具を作る東京の指物を紹介。美しい木目を生かした机や遊び心に溢れたたんすなど、あえて手のこんだ場所を隠して木の魅力を引き出す職人の技と心意気を見る

コレクション「アクセサリー」
初回放送日: 2020年11月8日

これまで番組で紹介した、各地の伝統工芸の技法で作られたアクセサリー。金沢の絹のペンダント、兵庫・城崎の麦わら細工の指輪、京都の象がんのブローチに焦点をあてる。

「香り高く!優美に!〜福岡 高取焼〜」
初回放送日: 2020年11月1日

飲み物の香りを引き立たてる、ワイングラスのような薄作りのカップに、幾重もの色が流れ落ちた優美な表情の器。知られざる高取焼の魅力に中山エミリが迫る。

「土の新たな可能性を 〜茨城 笠間焼〜」
初回放送日: 2020年10月27日

瓶やすり鉢など、耐久性が求められる焼き物を多く生んできた笠間焼。酸化鉄を多く含み、茶色に焼きあがる笠間の土の弱点と向き合い、新しい可能性に挑む作家たちに迫る。

「魅惑の青と白 華やぐ器〜長崎 三川内焼〜」
初回放送日: 2020年10月25日

美しい白磁に青で細やかに描かれた柄。いま長崎の三川内(みかわち)焼の豆皿が大人気。400年の伝統の中で磨き上げられた絵付けや装飾などさまざまなワザを相楽樹が探る

「よみがえり さらに進化を〜福岡 小石原焼」
初回放送日: 2020年10月20日

3年前の九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県の焼き物の里。痛手を乗り越え復旧を果たしただけでなく、さらに新たな試みの端緒をつかんだ、小石原焼の職人たちを描く。

「庶民の器が華麗に変身!〜愛知 瀬戸焼〜」
初回放送日: 2020年10月18日

光にかざすと透けて美しく輝くカップや、伝統の絵付け模様を大胆にアレンジした色鮮やかな器。驚きの進化を遂げている「せともの」=瀬戸焼の魅力に、吉木りさが迫る。

「豪快!鮮やか!手染めの技〜高知 染物」
初回放送日: 2020年10月13日

高知県で、子どもの健やかな成長を願い、掲げられる祝い旗「フラフ」。現代的にアレンジした壁掛けやフラフを再利用したバッグなど、豪快で鮮やかな染め物の魅力に迫る。

「城下町からうまれたカワイイ器〜石川 金沢のガラス〜」
初回放送日: 2020年10月11日

今、金沢で作られるガラスの器がおしゃれでカワイイと大人気だ。大胆に黒を用いる高いデザイン性、古ガラスの風合い、雪のような清らかさなど個性豊かな器を一挙に紹介!

「変幻自在!漆が竹に 金属に〜新潟 漆器〜」
初回放送日: 2020年10月4日

時を経た金属の肌合いソックリの漆器や、竹を模した塗り箸。そして金色の輝きの中に力強い木目をたたえた神秘的なカップなど。多彩な新潟漆器の魅力に南沢奈央が迫る。

「ピーンと張って 優雅に曲がる〜大分 竹細工〜」
初回放送日: 2020年10月3日

和傘の形をした照明器具。和傘作りの伝統を持つ大分県中津市で開発され、人気を呼んでいる。同じ竹細工でも、豊後高田市の女性作家は指輪やイヤリングを作っている。

「未来への挑戦 房総から全国へ!新たな製品を〜千葉 工芸品」
初回放送日: 2020年9月29日

自身がデザインした器を自分の手で作るため腕を磨く、ガラス工場の職人。そして、房総半島の土で焼き物作りに挑む陶芸家。千葉で奮闘を続ける2人の若手職人の情熱に迫る。

「ガラスに映える 千年の技〜岩手 秀衡塗(ひでひらぬり)〜」
初回放送日: 2020年9月27日

色漆で描いた富士山が美しく水面に揺らめくワイングラスや、グッドデザイン賞を受賞した小さな家の形の小物入れなど、多彩で華麗な秀衡塗の世界を女優の内山理名が探る。

「未来への挑戦 和紙を今の暮らしの中に〜埼玉 小川和紙〜」
初回放送日: 2020年9月22日

1300年の伝統を持つ、埼玉の小川和紙。和紙のバッグ、和紙の照明、そして和紙のインテリア。今の暮らしの中で、和紙をもっと生かす試みに乗り出した人々を描く。

「さりげなく“粋”に〜東京 小紋・刺繍(しゅう)・浮世絵〜」
初回放送日: 2020年9月20日

江戸時代に培われた、粋の文化。江戸の庶民は、着物や帯にさりげないオシャレを楽しんだ。刺しゅう・小紋そして浮世絵にこめられた、さりげなく見せて、実は超絶技巧を紹介

「技を結集して 新たなやきものを〜岐阜 美濃焼〜」
初回放送日: 2020年9月15日

陶磁器なのに漆器のような輝きの皿、モダンな艶消しのパステルカラーの器、小さなタイルのピアスなど、伝統の技を駆使して、時代と寄り添う美濃焼の新たな魅力に迫る。

スペシャル 「工芸女子9人 華麗なる挑戦」
初回放送日: 2020年9月14日

3年前、若手の女性工芸家9人がグループを作った。ジャンルは異なるが、伝統工芸の担い手として将来に不安を抱える彼女たち。大舞台にむけ作品作りに奮闘する姿を描く。

「多彩な技巧 新たなきらめき〜愛知 ガラス製品〜」
初回放送日: 2020年9月13日

愛知県で生み出されるガラス製品。全体を網の目のように六角形の模様が取り囲んだグラスや、大昔の「土器」のような質感のランプシェードなどを藤澤恵麻がリサーチする。

「名匠への道 もっときらめく明日へ〜東京 江戸切子〜」
初回放送日: 2020年9月8日

200年近い伝統を持つ、東京のガラス工芸、江戸切子。コロナ禍で売り上げは激減したが、次代を担う若手の作り手たちは、未来を見すえて、たくましく腕を磨いていた。

「大きな器が軽やかに変身!〜島根 石見焼(いわみやき)〜」
初回放送日: 2020年9月8日

水がめなど大物陶器で有名な石見焼。今スタイリッシュでかわいい製品が続々誕生!カラフルですり心地抜群のすり鉢、くつろぎを演出するサイドテーブル作りの職人技に迫る!

「花ひらく!彫りと削りの器〜兵庫 丹波焼き〜」
初回放送日: 2020年8月30日

神戸のレストランが愛用する「丹波焼」。800年の歴史を継承しながら、現代の食卓に合わせて、職人がアレンジした器だ。時代に合わせて進化を遂げる、その魅力に迫る。

「名匠への道 未来へ 輝きはさらに深く〜熊本 肥後象嵌〜」
初回放送日: 2020年8月25日

江戸時代、熊本で独自の進化を遂げた象嵌を肥後象嵌という。コロナ禍の中で、その伝統に新たな風を吹き込もうと奮闘する二人の若手職人を追い、その技術と思いに迫る。

「木々は豊か 技は多彩〜秋田 木製品〜」
初回放送日: 2020年8月23日

ブナの木でできた優美なイス。山桜の樹皮を使った下駄。そして非常に硬い木で作ったクシは、波の形だ。様々な木材の性質を知り尽くした、秋田の職人たちの手仕事を紹介。

「名匠への道 伝えられた技を極めたい〜静岡 漆製品〜」
初回放送日: 2020年8月18日

江戸時代から発展を遂げてきた静岡の漆工芸。様々な独自の技法が生まれ、今日まで伝えられてきた。コロナ禍の中、父から受け継いだ技を極めようとする職人の姿を追う。

「仏師の技で モダンにほのぼの〜神奈川 鎌倉彫〜」
初回放送日: 2020年8月16日

今、モダンでおしゃれな鎌倉彫が続々登場!仏師の技を駆使して作られる美しいコップ。伝統の文様を巧みに生かした人気の皿。カワイイがま口の財布まで。三倉茉奈が探る。

「丈夫で長持ち 心なごむ明かり〜茨城 水府提灯〜」
初回放送日: 2020年8月14日

昔ながらの照明ちょうちん。江戸時代から続く産地の水戸市では、伝統的が息づき、斬新でユニークなデザインのものも生まれている。職人の技が生み出す明かりの魅力を紹介。

「名匠への道 琉球の技は生き延びる〜沖縄 工芸品〜」
初回放送日: 2020年8月11日

コロナ禍で苦境に立たされた、伝統工芸の後継者たちを描く「名匠への道」。沖縄の紅型職人は新たな表現に挑戦し、漆職人は琉球王国時代の幻の技法の復活にかける。

「心ときめく オシャレ着物〜埼玉 秩父銘仙〜」
初回放送日: 2020年8月9日

今回は埼玉県の絹織物「秩父銘仙」。美しい大柄の模様が裏表なく染められている着物やストールが人気だ。女性のオシャレ心をくすぐる秘密とは何か、女優野村佑香が探る。

「組んで曲げて 暮らし豊かに〜島根 組子製品〜」
初回放送日: 2020年8月2日

美しい幾何学模様の「組子細工」。くぎを使わずに木を組み合わせることで、モダンな屏風や幻想的な照明スタンドを作り出す。島根の組子製品の魅力と職人たちの技に迫る。

「暮らしにアートと輝きを〜富山 ガラス製品〜」
初回放送日: 2020年7月26日

アート感覚で暮らしの中に輝きを加える富山のガラス製品。女優の知花くららが美しさの秘密に迫る。和洋どちらの料理もひきたてるモザイク模様の人気皿!その超絶技法とは!

「伝統に磨きをかけて〜福岡 上野焼(あがのやき)〜」
初回放送日: 2020年7月19日

薄くて口当たりのよいカップや、色鮮やかな絵皿、懐石料理で使う小鉢を洋食にも合うようにアレンジした器など。茶の湯の器から進化を続ける福岡・上野焼の魅力に迫る。

コレクション 「バッグ」
初回放送日: 2020年7月14日

麻の紙でできたトートバッグ。シルクの特殊な糸を使って編み上げたバッグ。そしてアケビのつるで編んだバッグ。どれも自然の恵みを受け、伝統の技を駆使して作られたもの。

「薫る伝統の和テイスト〜香川 木製品〜」
初回放送日: 2020年7月12日

風土と歴史が育んだ香川県高松の木製品。曲線を描くフォルムのボールペン。木の温もりが伝わるボウル。お菓子を作るための繊細に削られた木型。その魅力と職人の技に迫る。

「おいしく!使いやすく!〜新潟 燕の金属製品〜」
初回放送日: 2020年7月5日

素早く火が通ると人気の鍋や、誰もが手軽においしいコーヒーをいれられるドリップ用ケトルなど、金属加工の町・新潟県燕市で生まれる調理器具の魅力を藤澤恵麻がリポート。

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