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NHKドラマ

NHKドラマ「卒業タイムリミット」のキャスト・あらすじ・再放送・見逃し動画配信は?

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夜ドラ「卒業タイムリミット」

放送 2022年4月4日(月)スタート・全6週
   毎週月〜木曜日 午後10時45分〜11時[NHK総合]

72時間以内に救い出さなければ、教師の命はない!
卒業式直前に、4人の高校生に送られてきたのは、犯人からの挑戦状。
救えるのは・・・僕らだけ?!

卒業式を3日後に控えた欅台高校。生徒に人気の英語教師・水口里紗子が誘拐され、黒川良樹の元に、差出人不明の挑戦状が届く。 「誘拐の謎を解け。真相は君たちにしかわからない」 同じ挑戦状を受け取ったのは、サッカー部でスポーツ万能の荻生田隼平、校内ミスコングランプリの美少女・小松澪、そして黒川の幼なじみで学年一の秀才・高畑あやね。なぜこのメンバーが集められたのか不審に思う4人だったが、徐々に水口の別の顔が明らかになっていく。そしてまた、集められた生徒たちが問題を抱えていたことも・・・。 大藪春彦賞受賞の気鋭の作家・辻堂ゆめ原作。疾走しながら絆で結ばれてゆく若者たちの、青春ミステリー。

  • 原作 辻堂ゆめ
  • 脚本 渡辺雄介、山崎太基、阿部沙耶佳、木乃江祐希、小田康平
  • 音楽 Ken Arai
  • 出演 井上祐貴、桜田ひより、西山潤、紺野彩夏、滝沢カレン、池内万作、峯村リエ、木村達成、足立梨花、森田甘路、本間朋晃、仙道敦子、中尾明慶、北山宏光 ほか
  • 制作統括 岡本幸江、渡辺悟
  • 演出 田中健二、中島由貴、中村周祐

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原作本『卒業タイムリミット』

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卒業タイムリミット [ 辻堂ゆめ ]


卒業タイムリミット [ 辻堂ゆめ ]

欅台高校で英語教師の水口理紗子が誘拐され、72時間後に始末するとネット動画で予告された。卒業間近の3年生・黒川のもとに「誘拐の謎を解け 真相は君たちにしか分からない」と犯人から挑戦状が届く。同じ挑戦状が届いたのは、元サッカー部の荻生田、学年一の美少女・澪、そして幼馴染みの優等生・あやね。ところが誰もが教師との間に問題を抱えているようでー思いがけず仲間になった彼らは、事件を解決できるのか!?見事な伏線と鮮やかな結末。爽やかな読後感に包まれる青春ミステリーの傑作誕生!

著者 辻堂ゆめ

1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。2015年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した『いなくなった私へ』でデビュー。繊細な心理描写と精密なミステリーで注目される期待の新鋭。

主な登場人物

黒川良樹 井上祐貴

『不良』と噂され、他の生徒から恐れられている。卒業式直前に起きた誘拐事件をきっかけに、高畑、荻生田、小松と少しずつ心を通わせながら、真相を追求していく。

高畑あやね 桜田ひより

ロンドンからの帰国子女で、学年一の秀才。黒川良樹と小学校時代を共に過ごした幼なじみ。

荻生田隼平 西山潤

サッカー部でスポーツ万能。部活の中でもパッとしなかったサッカー部を強豪校に押し上げた立役者。

小松澪 紺野彩夏

本人の知らないうちに校内ミスコングランプリに選ばれていた美少女。男子生徒からも人気が高い。

教師/水口里紗子 滝沢カレン

ファッショナブルで親しみやすいキャラクターで、生徒たちに人気の英語教師。卒業式3日前、校内からこつ然と姿を消した。

教師/伊藤倫太郎 中尾明慶

2年前に欅台高校に赴任。黒川良樹の担任となる。不良グループの一員とみられ不登校だった黒川のもとに通いつめ、卒業へと導いた。

理事長/小菅泰治 北山宏光

若くしてビジネスで成功し、私費を投じて5年前に欅台高校を開校した。植物の世話をする姿が生徒から「妖精」と呼ばれる、異色の理事長。

良樹の母/黒川由美子 仙道敦子

良樹が幼い時に夫を交通事故で亡くし、一人で良樹を育ててきた。1年余り前からがんを患い、現在は入院治療中。

野上厚 池内万作

体育教師でサッカー部の顧問。厳しい指導で部を競合に育てた。

宇部渉 木村達成

音楽教師。柔らか物腰と端正な容姿で女生徒に人気がある。

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夜ドラ「卒業タイムリミット」の再放送・見逃し動画配信は?

夜ドラ「卒業タイムリミット」の再放送については、同番組公式サイトでご確認ください。また、このドラマの見逃し動画は、NHKオンデマンドユーネクストで放送日の翌日から配信される予定です。

NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

NHKの見逃し番組を見る方法

(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2022年5月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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夜ドラ「卒業タイムリミット」の各回のあらすじ

第1回 2022年4月4日放送

黒川良樹(井上祐貴)は高校卒業を3日後に控えた朝、差出人不明の挑戦状を受け取る。「水口里紗子誘拐の謎を解け 真相は君たちにしかわからない」という言葉とQRコードが。同じ挑戦状を受け取ったのは同級生の高畑あやね(桜田ひより)、荻生田準平(西山潤)、小松澪(紺野彩夏)。QRコードを読み取ると英語教師・水口(滝沢カレン)が監禁されている映像が!タイムリミットは72時間。4人は水口救出に向けて走り出す。

<詳細>

黒川良樹(井上祐貴)は、高校卒業を3日後に控えた、私立欅台高校3年1組の高校生。3月7日(月)朝の登校中、英語教師・水口里紗子(滝沢カレン)が水色の車で出勤するところに出くわします。水口だから水色。「不良くん!ごめん急いでるの」と声を掛けられ黒川が水口の車をよけると、今度は他の生徒たちが歩く黒川をよけていきます。黒川は学校内で不良として恐れられているようです。実際には“元”不良、受験した大学の合格発表を待っているのですが。車を降りた水口先生は、他の生徒たちに囲まれ「グッドモーニング!ヤッホー!」と明るく挨拶。ヤッホーはドイツ語からきているとかいないとか。英語教師なのに…黒川が校内に入ると、体育教師・野上厚(池内万作)が走って登校する生徒たちに注意を繰り返していました。モニターに映し出されているのは欅台高校の校訓です。「一人一人に居場所を」「高校時代の一日は大人の一か月」「見える山すべてに登り切れ」綺麗な校舎に、綺麗な校訓。覚えておくときっと良いことがあるんでしょうね。

生徒指導室で自画像を描く黒川。本人とは似ていない独特の画風。黒川の恩師、数学教師・伊藤倫太郎(中尾明慶)も一緒に黒川の絵を描いていて、こちらは似ています。数学教師なのに… 黒川の卒業のため、美術の補習課題に付き合っていたんですね。黒川は朝、水口を取り囲んでいた生徒が7人、野上が注意していた生徒が13人いたとボヤいていました。一瞬でわかるとのこと。伊藤と黒川はとても親しそうです。

伊藤が去った後、自宅アパートのポストで朝に受け取ってきたチラシとともに、差出人不明の手紙を広げる黒川。手紙には「3月7日月曜日14時 この手紙を受け取った4名の生徒はアカシア公園に集合のこと」「水口里紗子誘拐の謎を解け 真相は君たちにしかわからない」という言葉とQRコードが記されていました。スマホでQRコードを読み込む黒川。「14時配信」との画面。

14時前、黒川は指定されていたアカシア公園を訪ねます。同じ手紙を受け取った、3年7組の小松澪(紺野彩夏)が来ていました。小松に恐れられ、謝られる黒川。続いて、勢いよく走り込んできたのは3年5組の荻生田隼平(西山潤)。そして、3年2組の高畑あやね(桜田ひより)も手紙を手にやってきました。ほぼ親交のない4人。黒川と高畑は幼馴染でしたが、高校で接点はありませんでした。

14時になり、一緒にスマホを見ると、英語教師・水口が監禁されている映像が配信されます。黒川は手紙がポストに届いていたのは朝、出勤していたはずの水口先生の車は昼には消えていたことを思い返し、犯人の計画性を感じ取ります。そんな中、水色の車が近くに駐車されていることに気付く高畑。水口だから水色…水口先生の車のドアロックはなぜか開いていて、車の中には、車の鍵・家の鍵・財布・携帯電話が置かれたまま。財布に入っていた免許証から、水口先生の住むマンションはすぐ目の前とわかり、マンションに入っていく4人。車に置かれた鍵でマンションのエントランスは開きましたが、3階にある水口先生の部屋のドアは開きません。いったい、どこの鍵?そんな時、マンションの廊下から、水色の車が走り去るのが見え、必死で走って追いかける4人。

しかし、先頭を走る黒川が、自転車と衝突しそうになり、車を見失ってしまいます。あとで追いついた小松が拾ってきた手紙には「72時間後には水口里紗子を始末する」との文字が。4人は、手紙が犯人からの挑戦状であると確信しました。

第2回 2022年4月5日放送

人気の英語教師・水口里紗子(滝沢カレン)監禁の謎を解け!挑戦状を受け取った欅台高校3年の黒川(井上祐貴)、高畑(桜田ひより)、荻生田(西山潤)、小松(紺野彩夏)。警察に通報するも警官の市原(森田甘路)と梶浦(足立梨花)は相手にしてくれない。学校では体育教師の野上厚(池内万作)の動きが怪しい。校長の柿本静江(峯村リエ)もなぜか教師たちに水口のことを口止めする。

<詳細>

謎の挑戦状を受け取った欅台高校3年の黒川、高畑、荻生田、小松の4人は水口先生の監禁について通報し、警察を訪ねます。警官を待つ間、挑戦状の「真相は君たちにしかわからない」という文面から、互いの共通点を見出そうとしますが、荻生田が所属していたサッカー部の副顧問が水口先生であったり、英語の授業を受けたりしたことくらい。犯人が4人を指名した理由を見いだせずにいる中、生徒たちに話を聞きに出てきたのは警官の市原(森田甘路)と梶浦(足立梨花)。梶浦ユミミ(本名)にクロチャンと呼び掛けられる黒川。どうやら顔見知りのようです。高畑がこれまでの経緯を説明しようと、あらためて手紙のQRコードをスマホで読み込み、監禁動画を見せようとしますが、うまくいきません。警察にはイタズラと言われてしまいます。

警察署を出る黒川たち4人。警察は捜査してくれると信じる黒川。高畑は、挑戦状が家に届いたことから、送り主は生徒の名前と住所を把握できる、欅台高校の教師だと推測。そして、黒川たちは、水口先生が72時間飲まず食わずのままなら、そのまま衰弱死に至る危険性を認識し、自分たちで犯人を見つけることを決心します。

一方、水口先生が姿を消した欅台高校では、校長の柿本静江(峯村リエ)が緊急会議を開き、教師全員に水口先生の件を固く口止め。体育教師の野上が異様な動揺を抱え、音楽教師の宇部渉(木村達成)も伊藤先生も野上先生を不審がっています。中庭では、花の「妖精」と呼ばれる理事長、小菅泰治(北山宏光)が草花を愛でていました。見つけると幸せになれるという噂が生徒たちの間に広まっているようです。エントランスで、久田教頭(枝元萌)が、柿本校長に来客を伝えると、欅野署の市原と梶浦が欅台高校を訪れていました。

第3回 2022年4月6日放送

警官の市原(森田甘路)と梶浦(足立梨花)の捜査が始まった。しかし関心はなぜか通報した生徒たちについて。対応した校長の柿本(峯村リエ)も、水口(滝沢カレン)の所在についてうその証言をする。黒川(井上祐貴)たち4人は学校内の情報を手に入れるため、黒川が信頼を寄せる数学教師・伊藤倫太郎(中尾明慶)に協力を求める。そんなとき再び動画の配信がスタート!黒川は、その配信映像から衝撃的な事実に気づく!

<詳細>

警官の市原と梶浦は、欅台高校で柿本校長に、水口先生の監禁を通報した生徒4人についての聞き取りを始めます。通報した内容ではなく通報した人間を調べようとしているようです。警官と顔見知りの黒川以外、生徒3人のプロフィールをスラスラ説明する柿本校長。3年5組の荻生田は、スポーツ万能でサッカー部の中心選手。明るく目立つタイプ。3年7組の小松澪は、男子生徒から人気があり、SNSでの学校内ミスコングランプリに選ばれました。柿本校長は、そのミスコンを主催した生徒を停学処分にしたことをさらりと明かします。また、3年2組の高畑あやねは、中学の3年間をロンドンで過ごした帰国子女で学年一の秀才。最後に、警官に水口先生の所在を聞かれた柿本校長は、水口先生は3日後に迫った卒業式の準備に追われ、普段通り出勤していると証言。生徒から人気でいたずらに巻き込まれることも多かったとのこと。水口先生、大丈夫でしょうか…

黒川たち4人は、学校内の情報を手に入れるため欅台高校に戻ります。黒川は、水口先生が学校にいるのか確かめようと、唯一信頼をよせる伊藤先生に連絡。高畑は、通りかかった音楽の宇部先生に直接話を聞きますが、水口先生は職員室にいると言われました。なぜか、急に座り込んでしまう小松。伊藤から黒川への連絡で、水口先生は行方不明で、柿本校長から口止めされていることを知り、黒川と伊藤は学校の外で会う約束をしました。

黒川と伊藤先生の行きつけの飲食店「よるイチ」を訪ねる黒川たち生徒4人。マスター(本間朋晃)は無口なので面倒なことになる心配はないとのこと。あの朝の番組みたいな名前の「よるイチ」に向かおうと、学校を出ようとする伊藤先生でしたが、柿本校長に呼び止められびっくり。水口先生の件は警察に相談済みで、きっちり捜査してくれるとわざわざ報告を受けます。警察にそんな話してませんでしたが…

「よるイチ」で食事をしている4人の元に、水口先生の18時の監禁動画が配信。その映像の片隅には、犬のテレビ番組の映像が映り込んでいました。それが「よるイチ」でまさに放送されているテレビ番組と同じであると気付いた黒川たち。水口先生が本当に誘拐されていて、監禁動画がリアルタイムの映像だと確信します。

第4回 2022年4月7日放送

水口(滝沢カレン)監禁はリアルタイムだ!黒川(井上祐貴)たち4人は、数学教師・伊藤(中尾明慶)から校長の柿本(峯村リエ)が教師たちに話した水口がいなくなった朝の状況を聞き出す。伊藤の指示で解散した4人はそれぞれ家路につく。黒川は入院中の母・由美子(仙道敦子)のもとへ。グループチャットを作り連帯感が高まっていく4人。しかし一人になると、それぞれ面には出さない水口に対する別の感情を露にしていた。

<詳細>

黒川たち4人の待つ「よるイチ」に伊藤先生がやってきます。友達のいなかった黒川が他の生徒たちと一緒にいることに喜ぶ伊藤先生。職員の緊急会議で柿本校長が話した、水口先生の件について伝えました。欅台高校では柿本校長が、心配気味の小菅理事長から事情を尋ねられています。日頃から男性関係のトラブルが多かった水口先生が朝、学校関係者ではない男性と話し込んでいたと話す柿本校長。小菅理事長とともに作り上げた理想郷を汚す者は許さないと、解決に向けて動くことを約束します。

「よるイチ」で、さきほど配信された監禁動画のスクリーンショットを伊藤先生に見せる黒川。伊藤先生は、柿本校長に話して警察に見せるから、あとは大人に任せて帰れと指示します。おとなしく従う生徒たち。解散した4人はそれぞれ家路に。グループチャットをつくろうと小松に話す荻生田。

夜、黒川は母・由美子(仙道敦子)が入院している病院を訪ねます。毎日の日課です。3日後の卒業式に参加するのは難しいかもしれないが頑張るという母。天国にいる父とともに大学合格を待ち望んでいました。黒川が自宅アパートに帰ると、高畑あやねがアパート前で待っていました。黒川が水口先生の件で、一人で動こうとしているのではないかと心配になり、幼馴染でありながら連絡先を知らなかったため、待つしかありませんでした。高畑は、黒川と毎日一緒に遊んでいた小学生の頃、黒川が母を一人で看病していた時期を思い出し、「辛い時には頼ってほしかった。一人でどうにかしようとするのは悪い癖だよ」と黒川に伝えます。挑戦状が送られた4人で一緒に水口先生の件を解決しようと、高畑からグループチャットの招待を受ける黒川。

しかし、それぞれの自宅に戻ると、小松が「みずぐち死ね」と書いたノートのページをハサミで切り刻み、高畑は「水口先生が許せない」と記した日記を見ていました。お互いに水口先生と深い接点はないと言っていたのに…そんな折、どこかに監禁されている水口先生は意識を取り戻します。犯人にロープを首に巻き付けられ、「助けて!!」と叫ぶ水口先生。時刻は3月8日(火)0:00、タイムリミットまで62時間を迎えました。

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第5回 2022年4月11日放送

水口(滝沢カレン)監禁にまつわる挑戦状を送れるのは教師だけ!そう思った黒川(井上祐貴)たち4人は、伊藤(中尾明慶)からの情報をもとに水口監禁の動機がある教師を探そうとする。そのころ校長の柿本(峯村リエ)は、テレビの取材に対し、小菅理事長(北山宏光)の教育理念や、生徒に「告白カード」を書かせる独特の方針を自信をもってアピールしていた。そして犯人から監禁動画の配信予告が再び…。

<詳細>

英語教師・水口里紗子(滝沢カレン)誘拐の謎を解けという挑戦状が、欅台高校3年の黒川(井上祐貴)たち生徒4人に届いた次の日。3月8日(火)朝8時、水口先生が始末されるタイムリミットまで54時間。卒業式まではあと2日。黒川、高畑(桜田ひより)、荻生田(西山潤)、小松(紺野彩夏)は、それぞれの自宅から、スマホのグループビデオ通話で作戦会議をしています。配信された水口先生の監禁動画から、場所を特定するヒントも見いだせずにいました。黒川は何やら気味の悪いスムージーをミキサーでつくって、グイっと飲んでいます。(材料は、牛乳・青汁の素・バナナ・あんぱん・チョコバー。混ぜない方がいいのでは…)何か食べて、しっかり寝ることが、水口先生救出の鍵だという黒川。挑戦状を各自に送ることができたのはやはり教師で、職員室に犯人がいると考え、黒川はあらためて数学教師・伊藤倫太郎(中尾明慶)に連絡します。馴染みの店「よるイチ」で朝一から話を聞ききたいと。

しかし、欅台高校で会議を終えた伊藤先生が学校を抜け出そうとするも、久田教頭(枝元萌)に制止されてしまい、結局、学校内で話をすることに。登校した黒川たち4人は、中庭で小菅理事長(北山宏光)が「水は足りているか?」などと植物に話しかけているところに遭遇します。妖精を見かけて幸せになれると喜ぶ小松、学校選びを間違えたと荻生田。

そんな中、柿本校長(峯村リエ)はテレビの取材に応えていました。数々のトロフィーとともに、勉強・スポーツの輝かしい実績を誇り、教師はとても優秀だとアピールします。さらには「一人一人に居場所を」という校則についても解説。生徒は花のようなもので、それぞれ育つ環境が違うため、校則を廃することで、一人一人に自分の花を咲かせてほしい。その代わり、風紀を乱した生徒には何時間も、ときに何日も、面談を行っていると語ります。

生徒指導室で、伊藤先生に水口先生に関する話を聞く黒川たち4人。水口先生は生徒から人気だが、何かと派手であるため、一部の先生からはよく思われていなかったと語る伊藤先生。体育の野上先生(池内万作)は、水口先生のスカート丈が短いことを注意したところ、水口先生はセクハラだと反発、口論になっていました。また、音楽教師の宇部(木村達成)も水口先生と因縁が。去年、二人は付き合っていたというのです。真面目そうに見えて、女性関係が奔放な宇部先生。結局、水口先生の方が振って、数か月で破局したとのこと。さらに、野上先生と宇部先生にはイタズラ被害にあったという共通点があると明かします。野上先生は大事にしていたサッカー部の集合写真を破られ、宇部先生は部員から貰った指揮棒を折られていました。黒川はそのイタズラの犯人が水口先生で、その報復として野上先生と宇部先生のどちらかが誘拐事件を起こしたと推測。仮にイタズラの犯人が水口先生でなかったとしても、ありうると考えた黒川たちは、捜査の焦点を野上先生と宇部先生に絞ることに。伊藤先生が見せてくれた教師の行動管理表を基に、動画が配信されるタイミングで二人を見張る計画を立てようとします。

そんな中、次の監禁動画は12時配信という予告が届きます。一方、警官の市原(森田甘路)と梶浦(足立梨花)は、欅台高校の件を思い出していたところ、監禁事件の通報を受け、警察署から現場に急行。

欅台高校で引き続き、テレビ取材を受ける柿本校長は、「告白カード」について解説。月に一度テーマを与え、生徒たちに作文を書かせることで、生徒の本音を可視化しているといいます。生徒指導室では、黒川たちが監視計画を練る中、小松が大学の合格発表の日のため、見張りに参加しないと言って去ってしまいました。ここで、3年7組、小松澪の告白カードに記された「高校生活で一番悔しかったこと」の一部が明かされます。

「私はこの高校に入ってすぐ、ある先生に一目惚れをしました。なぜ惹かれたかは自分でもよく分かりません。けれど気持ちは確かで、先生の授業が待ち遠しくて仕方ありませんでした。七月のことです。先生が、夏休み中にワークショップを開くと言い出しました。もちろん参加したかったのですが、得意科目ではなかったので迷いました。そこで先生に相談すると、不安なら事前に個人指導をしようかと言ってくれました。私は舞い上がりました。先生からそんな提案をしてくれるなんて夢のようでした。何回目かの指導の後、私から告白しました。先生は、受け入れてくれました。」

学校の廊下を歩く小松は、女生徒に囲まれている宇部先生に遭遇。宇部先生も小松に気付きますが、小松は宇部先生を見ることなく、去っていくのでした。

第6回 2022年4月12日放送

水口(滝沢カレン)監禁の犯人を捜す黒川(井上祐貴)たち。動画の配信時間に音楽教師の宇部渉(木村達成)の行動を監視することに。しかし、4人の中に宇部との過去にわだかまりがある人物もいて…。一方その時、警官の市原(森田甘路)と梶浦(足立梨花)は監禁の通報を受けアパートに潜入。部屋の中に力なく響く「助けて」の声。その先で警官たちが見つけるのは…。

<詳細>

黒川たちの教師張り込み計画を抜け出し、高校近くの川沿いで悩んでいる小松澪。小松の告白カードに記された「高校生活で一番悔しかったこと」の続きが明かされます。

「先生との交際が始まってからは、周りに気付かれないよう、なるべく遠くで会うようにしました。秘密の恋愛はとても楽しかったです。幸せを感じる日々でした。私にとっての青春はこれなんだ、これでいいんだって、心から信じていました。だけど—-」

小松は「付きまとってくるJKがうざい件について」と題されたネットの掲示板をスマホで読んでいました。そこへ高畑から小松に電話がかかってきます。水口先生の監禁動画が配信される予定の12時まで、音楽の宇部先生の行動をみんなで監視するから協力してほしいというお願いでした。しかし、小松は断ります。仕方なく黒川、高畑、荻生田は、音楽室監視を3人で分担することに。

その頃、警官の市原と梶浦は、監禁の通報を受けたアパートに到着。なぜかこの辺りだけ雪が少し降っていたのは物語と関係ありません、念のため。近くを通り過ぎた赤い髪の男に引っかかる梶浦。市原と梶浦が部屋の前までくると、先に着いていた警官が大家に話を聞いていました。入居者はほとんど誰も姿を見ていない30代男性で、隣の部屋からの通報で、女性の叫び声が聞こえたとのこと。鍵が変えられていて、中には入れません。

欅台高校では、黒川、高畑、荻生田の3人が、音楽室の外の異なる地点から、音楽室の中にいる宇部先生の監視を始めていました。音楽室で『翼をください』を独唱し、体全体で自己陶酔気味に表現する宇部先生。3人はグループ通話中。宇部先生はナルシストっぽさもありながら、凄くモテて、毎年バレンタインになるとチョコを持った女の子が殺到すると話す高畑。

監視の最中、荻生田は突然、「そこで何をしてるんですか?」と声を掛けられます。声の主は小菅理事長。最近独り言が趣味だとごまかす荻生田でしたが、小菅理事長も植物の世話をしていると独り言が増えると返します。逃げようとする荻生田は、理事長の植物の世話に巻き込まれ、監視を離脱せざるをえなくなります。

荻生田は何とかなると思った黒川は、電話で、高畑を心配します。宇部先生は、高畑の所属する合唱部の顧問だからです。それでも、高畑はむしろ疑いを晴らしたいと話します。音楽室の中で一人、歌い終えた宇部先生は、ガラスの靴を磨いていました。高畑によれば、音楽選択の生徒は2年生の終わりに、ミュージカルをすることになっており、今年の題目がシンデレラだからとのこと。急に音楽室を出ていく宇部先生。黒川が後を追おうとしますが、大きな荷物を運ぶ他の生徒たちに阻まれ、見失ってしまいます。

一方、引き続き、アパートにいる警官の市原と梶浦が、監禁の通報のあった部屋の中へといよいよ潜入。怪しい人形や、ドレス、仮面が散乱しています。誰もいないのかと思いきや、力なく響く「助けて…」という声。驚く市原と梶浦がトイレのドアをあけるとそこには…!

宇部先生を見失い、学校の中庭で再合流した黒川、高畑、荻生田。宇部先生を探そうとした矢先、12時配信予定の監禁動画が、12時になる5分前に配信されます。であれば、犯人は見失った宇部先生か!…と思いきや、帰ったはずの小松からグループ通話で連絡が。小松がかつて宇部先生を見かけた屋上で、宇部先生がまさに一休みをしているのを見張っており、写真を皆に送るのでした。動画を配信している様子のない宇部先生はシロという黒川。小松に感謝する高畑。

アパートでは、便器に挟まって抜けなくなった男(クロちゃん)が登場。監禁と勘違いされたのは、とんだお騒がせ者の甲高い声でした。警官の市原と梶浦に謝る男。監禁の通報が続くことを不審がる梶浦は、ふとアパートに到着したときに見かけた赤い髪の男が、通称・ローズヘッドの寺木(高橋侃)であることを思い出します。出所していたことに驚く市原。

生徒指導室へ戻り、購買部のパンを食べながら話す黒川たち4人。そこへ、次の動画配信予定が15時との通知がまた届きます。体育の野上先生がちょうど授業の空き時間で、トレーニングルームによくいることから、見張りの計画を立てようとする黒川たち。しかし、荻生田がトイレに行くと生徒指導室から出ていきます。ここで、3年5組、荻生田隼平の告白カードに記された「高校生活で一番悔しかったこと」の一部が明かされます。

「僕はもともと、部活がやりたくてこの高校に入った。中学三年生の時に参加した学校説明会で『運動部には質の高いコーチ陣がついている』と校長が語っていたのを聞いて、迷いなく欅台高校への入学を決めた。もう少しリサーチしておけばよかった、と、後になって悔やんだ。確かに優秀なコーチがいる運動部は多かったが、僕が入った部活に限ってはコーチがおらず、ほとんど未経験の顧問が練習メニューを決めていた。当然、部としての実力もそれほど高くなかった。最初の一年間は出場した全ての大会で都大会に進めなかった。こんなことなら他校を選べばよかった、と落ち込んだ。転機が訪れたのは、二年生になってすぐのことだ。別の学校でも指導経験のある体育教師が入って来て、僕たちの顧問に着任した。部の雰囲気が、劇的に変わった。」

トレーニングルームでトロフィーを磨いている男の背中。その男はサッカー部顧問で体育教師の野上。こめかみのガーゼをそっと撫で、破られたサッカー部の集合写真を眺めているのでした。

第7回 2022年4月13日放送

続けざまにくる犯人からの配信予告。黒川(井上祐貴)たちはサッカー部顧問で体育教師の野上厚(池内万作)の行動を追う。この日野上は早退し、なぜか帰宅後すぐに外出する。動画配信時刻に姿を消す野上。いったいどこに消えたのか。4人は改めて水口(滝沢カレン)の自宅マンションを調べることに。事件解決に奔走しつつも、水口への複雑な思いを抱える高畑(桜田ひより)は、なにやら感情を爆発させて…

<詳細>

欅台高校・トレーニングルームの外にある階段から、野上先生を見張る黒川、高畑、小松。野上先生は、電気刺激を与える腹筋ベルトをつけ、有名サッカー選手のゴールパフォーマンスのマネをしています。荻生田は他の3人とは別の場所から野上先生を見つめていました。3年5組、荻生田隼平の告白カードに記された「高校生活で一番悔しかったこと」の続きが明かされます。

「顧問が変わり、全員の気持ちに火が付いた。というより、手を抜こうとすると全員の前で顧問に罵倒されるから、真剣に練習せざるをえなかった。僕はそれまで以上に練習に励んだ。部の成績も上がった。地区大会を突破し、都大会に進むことができた。ただ—-」

野上先生の監視を続ける荻生田のところに、スポーツ推薦で大学に進学した先輩2人がやってきて荻生田に話しかけます。野上先生に呼ばれて母校を訪ねてきたとのこと。荻生田は進学する大学が決まったと伝え、先輩たちは過去に色々あったが飲みに行こうと声をかけ去っていきます。荻生田は何とか怒りをこらえました。一方、階段から野上先生の監視を続けていた黒川、高畑、小松。スマホを見つめ、動画配信を待っていましたが、15時配信のはずが、17時配信に急遽変更されたという通知が届きます。

いったん、生徒指導室に戻った4人。荻生田がサッカー部の2年生と連絡をとり、野上先生は体調不良で早退するため、今日の部活を休むことになったと知ります。怪しさの高まる野上先生が車で帰るのであれば、伊藤先生に頼んで車で追おうと提案する黒川。しかし、眩暈でうずくまっていた小松を心配した高畑は、小松を家へ送り、後で合流することに。

高校から2人で一緒に帰る高畑と小松。小松は受験していた三流女子大に受かっていたと打ち明け、高畑は祝います。小松は、東大を受けたといわれる頭の良い高畑をうらやみ、反対に高畑は、男子から人気の高い小松をうらやむのでした。しかし、小松は異性関係から逃れるため女子大を志望したとのこと。

居酒屋前に止めた伊藤先生の車の中から、酒を飲んでいる野上先生を監視する黒川と荻生田、伊藤先生。野上先生は自宅に寄ってから、居酒屋に直行していました。家に帰りたくない理由があるのではないかと勘繰る黒川。野上先生には年上の妻と中学生の娘が2人いると話す荻生田。そして、黒川は荻生田が2年生の途中でサッカー部を怪我で辞めていたことを知り、荻生田と会った時にすぐにサッカー部と言ったことを謝ります。今度は、黒川に不良になった経緯を訪ねる荻生田。黒川の父は教師で、黒川が生まれてからすぐ自殺したと話します。衝撃を受け、聞いてしまったことを謝る荻生田。黒川ははぐらかし、父は、自殺ではなく車に轢かれた事故死であったと打ち明けます。

そこへ高畑が合流してきます。高畑が店内を覗くと、野上先生は姿を消していました。居酒屋の外の船着場へ出ても見当たりません。17時となり水口先生の監禁動画が配信。そんな中、トイレの水が流れる音とともに「腹いて…」と野上先生が席へと戻ってきます。野上先生はトイレに行っていただけでした。野上先生と居酒屋店主との会話に耳を傾けると、野上先生は妻の車を運転中に事故を起こし、自分も怪我をしてしまったとのこと。野上先生はそれを妻に知られるのを恐れ、お腹を下していたようです。

店の外で今後の方針を話す黒川、高畑、荻生田。野上先生も宇部先生もシロとなるのは単独犯の場合で、動画を撮影している人間が別にいたら話は変わってくると考える黒川。共犯者の可能性を探るべく、あらめて水口先生の自宅マンションを調べることに。昨日入手した鍵で再度、水口先生のマンションに入る3人。高畑のスマホに連絡があったようですが、高畑は出ようとしません。

ここで、3年2組、高畑あやねの告白カードに記された「高校生活で一番悔しかったこと」の一部が明かされます。

「もう、この際書きます。私は帰国子女枠でこの高校に入学しました。それまで五年間ロンドンに住んでいたので、英語には自信がありました。おこがましいかもしれませんが、英語教師より自分の方がよっぽど英語ができると思っていたのです。その予想は当たりました。黒板に書かれている英文のミスやスペルミスを発見してしまうことがたびたびありました。なので私は、授業が終わると毎回のように先生のところへ伺って訂正をお願いしました。だからと言って、先生のことを見下していたわけではありません。むしろ、尊敬していました。その先生は、私が間違いを指摘した時、いつもごめんねと言って、お菓子をくれました。目下の相手に対して自分の間違いを認め、謝ることができる。なかなかできないことだと思います。実際先生は、多くの生徒から人気を集めていました。教師というのは、もちろん教科についての知識も必要ですが、生徒との信頼関係を築く力が一番大事なのだと思います。そういう意味で、先生は理想的な教師に見えました。でも——」

****監禁されている水口先生は手首のロープを外そうとしますが、犯人はロープを締め付け、なにやら携帯を操作します。ちょうど高畑のスマホにも電話が。みんなでマンションの住人に聞き込みをしている最中、荻生田が目にしたのは、「いい加減にしてよ、皆に嘘つくのがどれだけ辛いか分かってるの!?」と怒る高畑の姿でした。

第8回 2022年4月14日放送

水口(滝沢カレン)のマンションで、水口につきまとっていた男に出会う黒川(井上祐貴)たち。そこでほかにもう1人ストーカーがいた可能性を知る。黒川は病院で母・由美子(仙道敦子)から、欅台高校の理念「一人一人に居場所を」が亡き父の口ぐせと同じだと聞く。そして母の血液型が以前に聞いたものと異なることに気づく。その帰り道、4人の前に赤い髪の男(高橋侃)が現れ、黒川に対して不気味に微笑みかけた…。

<詳細>

水口先生のマンションからの帰りがけ、自称・水口先生の元恋人というスーツの男に出会う黒川たち。半年前に水口先生に振られてから毎日、水口先生のマンションに通っていた中、怪しい男を見かけたと聞かされます。このストーカーがいう、別のストーカーが水口先生を誘拐した可能性が浮上。

「よるイチ」で、伊藤先生に報告する黒川、高畑、小松、荻生田。ストーカーはいったい誰なのか、様々な先生の名が挙がる中、犯人の本当の狙いはお前たちかもしれないと話す伊藤先生。謎解きさせるために人を誘拐するような犯人であればありうるといいます。

欅台高校では、柿本校長が、水口先生の件の進捗について、小菅理事長から問われていました。答えに窮する柿本校長。小菅理事長は生徒に聞いてみてはと提案しました。また、警察署に戻ってきた梶浦は、あの赤い髪の寺木が先月出所していたと市原に報告。市原は、寺木が過去に監禁事件を起こして捕まっていたことを思い出しました。

夜、黒川は母・由美子(仙道敦子)が入院する病院を訪ねます。黒川と幼馴染の高畑は賢いと話す母。そして、欅台高校の教育理念「一人一人に居場所を」が、亡き父の考え方と同じだったと明かします。亡き父は、生徒思いのとても優しい教師だったとのこと。病室を後にした黒川は、病院のロビーで、看護師と子供が血液型バンドの色について話しているのを耳にします。黒川の母がつけていた青い血液型バンドはO型。しかし、黒川が聞かされていた母の血液型はB型でした。

帰宅しようとする高畑。しかし、家の前には警官が来ていて、近隣住民が噂をしていました。父が酒を飲んで暴れたのです。家も土地も借金の抵当に入っていて、経済的に高畑が大学に行けるのか怪しいとのこと。所在ない高畑が、黒川馴染みの店「よるイチ」へ向かうと、小松と荻生田も来ていて、さらには黒川もやってきます。

一方、欅台高校では、久田教頭が柿本校長に、水口先生不在について、生徒に話を聞くべきだと進言。しかし、柿本校長はキッパリと断わり、「理事長は私が何とかする」と恫喝します。

「よるイチ」で黒川たち4人が水口先生救出への決意あらたに食事をしていると、突如、歌手(青木隆治)が『15の夜』を熱唱し始めます。途中からマスター(本間朋晃)も加わり、客席は大盛り上がり。聞き入る黒川たち4人。スナックでは、酔いつぶれた伊藤先生の姿が。ママに起こされ、支払いをしようとしたところで落としてしまったのは、大量の札束。

そして、「よるイチ」で歌に感動した4人が帰ろうとすると、店の外の階段から突如、男が現れます。あの赤い髪の寺木。不敵な笑みを浮かべて黒川を見つめます。タイムリミットまで41時間を迎えていました。

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第9回 2022年4月18日放送

水口(滝沢カレン)監禁事件の真相を探る黒川(井上祐貴)の前にかつての不良仲間・寺木(高橋侃)が現れる。動揺する黒川。翌朝、教師の犯行を疑う黒川たち4人は職員室を探ろうとするが、柿本校長(峯村リエ)に阻止される。しかしその時の会話から校長が嘘(うそ)をついていると気付いてしまう。教師たちへの疑いを募らせる4人は、伊藤(中尾明慶)の机に置いてあったあるものから、伊藤と水口との関係を疑い始める…

<詳細>

3月8日(火)夜9時。監禁中の水口先生(滝沢カレン)が始末されるタイムリミットまで41時間。真相を探る欅台高校3年の黒川(井上祐貴)たちが飲食店「よるイチ」を出ると、作業着姿の赤い髪の男・寺木(高橋侃)が階段を下りてきます。寺木は不敵な笑みを浮かべ、親しそうに黒川に話しかけますが、黒川は動揺を隠せません。最後に「お前だけ逃げられると思うなよ」と黒川に言い残して去っていく寺木。いあわせた荻生田(西山潤)の勘は的中し、寺木が黒川のかつての不良仲間であるとわかります。衝撃を受ける荻生田、高畑(桜田ひより)、小松(紺野彩夏)。そそくさと帰っていく黒川。黒川が柄の悪い連中とすれ違う中、3年1組の告白カードの内容が明かされます。

「高校で一番悔しかったこと。高校に入ってすぐ、俺は学校へ行かなくなり、地元でも有名な不良グループに出入りし始めた。このまま俺は、荒れた高校三年間を過ごすのだとばかり思っていた。新しい担任教師が、街でたむろしている俺のところにしょっちゅう通ってくるようになった。俺みたいな人間のために、ここまでしてくれる先生がいることに驚いた。」

黒川が自宅アパート前に着くと、最も信頼を寄せる伊藤先生(中尾明慶)が待っていました。黒川と一緒に部屋へ入る伊藤先生。黒川が寺木と会ったと聞いて、心配していたのです。寺木が出所していたことを初めて知ったという黒川。すさんでいた頃を知る伊藤に黒川は、母親の入院する病院で知ったことを打ち明けます。母親は黒川と同じB型だと言っていましたが、本当はO型だったと。そして、亡くなった父親はA型。A型とO型の両親の間に、B型の子は生まれない。酔った父親が赤ん坊の自分を抱えて車の前に飛び込んだのは、自分は母親が不倫してできた子で、絶望した父親が無理心中しようとしたのではないか・・・。思いつめる黒川を伊藤先生は、自分には何もできないかもしれないが、話を聞くことはできると励まします。

自宅にいる高畑は、奨学金の申請資料を見つめると、丸めてゴミ箱へ。そこへ黒川から「悪い。心配かけた」とスマホにメッセージが届きます。スマホのグループビデオ通話で作戦会議をする黒川たち4人。水口先生のストーカーが教師なら、やはり手掛かりは学校にある。ストーカーが犯人と決まったわけではありませんが、監禁につながる可能性が高いと話します。

次の日、3月9日(水)朝7時。タイムリミットまで31時間。手掛かりを見つけようと欅台高校の職員室に潜入する黒川たち。しかし、柿本校長(峯村リエ)に見つかってしまいます。水口先生に会いに来たという黒川。水口先生は休みと答える柿本校長。さらに、首にロープを巻いた水口先生のイタズラ画像について尋ねると、こちらも知らないとのこと。

黒川たちは生徒指導室に戻ります。伊藤先生が、水口先生の監禁画像を校長と警察に見せると言っていたにも関わらず、校長に見せていないことを不審がる黒川たち。伊藤先生への電話も通じません。そんな中、4人のスマホに次の監禁動画は10時配信予定との通知が。黒川は、さきほど潜入した職員室の伊藤先生の机にあった青いキーホルダーが、水口先生の水色の車の鍵についていたものと同じだと思い出します。水口先生の車は犯人が乗っていったことから、伊藤先生への疑惑が更に高まっていきます。

監禁場所で頭を垂らす水口先生。水口先生の頭を持ち上げる目出し帽をかぶった犯人。またまた雪の降る中、警官の市原(森田甘路)と梶浦(足立梨花)が、またまた監禁の通報を受けた警察官に出くわします。建物の中から、女性の悲鳴が聞こえ、赤い髪の男がウロウロしていたと聞いたとのこと。市原と梶浦がシャッターに耳を近づけると、うめき声が聞こえてきます。

職員室を再度訪ねる小松。先生に大学合格の報告をしますが、本当の目的は、同時に伊藤先生の机の上の様子をスマホで隠し撮りすることでした。無事、撮影を終えて職員室を出ると、音楽の宇部先生(木村達成)に遭遇する小松。3年7組の告白カードの続きが明かされます。

「秘密の恋愛をしていたのはクリスマスまでの4カ月間でした。先生はおしゃれなデートスポットに遊びに行くのが好きで、いろいろな場所に連れて行ってくれました。先生は私にとって初めての恋人で、私は先生のことが大好きでたまらなかった。だけど、先生は私のことを裏切りました。」

小松の横を素通りして職員室に入って行く宇部先生。小松は一人残されるのでした。

第10回 2022年4月19日放送

監禁事件の謎を探る黒川(井上祐貴)たち4人は、手がかりをたどって駅前のスポーツクラブへ行く。そこで出合ったマラソンコーチ(増田明美)から、水口(滝沢カレン)と伊藤(中尾明慶)の間に、なにかもめごとがあったらしいことを聞かされる。4人は伊藤本人から直接話を聞こうと学校に戻り、手分けして伊藤を探すが見つからない。そんな中、小松(紺野彩夏)は教師の会話を立ち聞きし2人の秘密を聞いてしまう…

<詳細>

監禁の通報があった建物のシャッターを持ち上げる警官の市原と梶浦。中には、バーベルを持ち上げられなくなり、動けなくなった赤い髪の男がいました。寺木ではなく、昨日、便器にハマっていた男とそっくりの男(クロちゃん)。本人曰く、三つ子の弟とのこと。いい加減にしていただけませんでしょうか。

3月9日(水)朝8時半。タイムリミットまで29時間30分。生徒指導室の黒川たちは、小松が職員室で撮影してきた動画を一緒に確認します。やはり、伊藤先生の机の上にあった青いキーホルダーは、水口先生の車の中に合ったものと完全一致。それは駅前のジムの鍵だという小松。伊藤先生と水口先生が同じジムに通っている?荻生田は、監禁中の水口先生の首にかけられているのは、トレーニングチューブで、監禁場所がジムなのではないかと推測します。

駅前のスポーツクラブに入る黒川たち。インストラクター(コージ・トクダ)指導のもと、なぜかチューブトレーニングの体験レッスンに参加し、疲れ果てる4人。黒川がジムの掲示物に目を向けると、伊藤先生と水口先生の名前が記されているのを見つけます。さらに「増田明美と走るモーニングラン」のポスターの集合写真の中に、伊藤先生と水口先生の姿が写っていました。増田明美は“細かすぎる解説”で有名な元マラソン選手だと興奮気味に語るファンの小松。そして、ルームランナーで走る増田明美ご本人とまさかの遭遇、小松は握手を求めます。水口先生と伊藤先生について尋ねると、増田明美はさっそく“細かすぎる解説”を開始。「欅台高校の伊藤倫太郎さんと水口里紗子さんのことね。2人はね、1年ほど前からここに通っていて、最初は1キロ走るのも背一杯でね、でも今じゃね、フルマラソンにも参加してるんですよ。伊藤さんは腕振りが力強いの。ゴールまで粘り強く走ってね。食べ物も納豆が大好きで、特にひきわりね。カレーの中に必ずいれるんですって。粘り強さが走りにもあらわれてるわ。水口さんと言えばラッキーカラーの水色。走る時もすべて水色で揃えてね、水色グッズが50種類以上あるんですって。その姿はまさに走るライトブルー。学生時代はミズグッチーなんて言われてね、なんか愛らしい彼女にぴったりですね!そういえば、伊藤さんと水口さん、先日10キロのマラソン大会に出場して、ワンツーフィニッシュしたの。ところがその後、喧嘩しちゃったらしくて、大騒ぎになったのよ。喧嘩の理由を二人に聞いてみたんだけど、些細なことだからて言って、まぁ私もそれ以上は突っ込めなかった——」

困惑していた黒川たちの元に、10時の監禁動画が配信され、さらに次の12時配信の予告が届きます。焦る黒川たちは、伊藤先生本人から直接話を聞こうと欅台高校に戻り、手分けして伊藤先生を探すことに。黒川は、職員室で行動管理表を確認しようとするも、柿本校長に阻まれて、伊藤先生の所在も分からずじまい。高畑が音楽室を覗くと、相変わらず宇部先生がガラスの靴片手に熱唱中でした。さらに、校内を歩く小松は、伊藤先生が水口先生にいじめを受けていたという教師たちの会話を立ち聞き。一方、体育館に入った荻生田は、体育の野上先生(池内万作)と遭遇し、3年5組の告白カードの続きが明かされます。

「地区大会を勝ち抜き、都大会でも相変わらず僕は試合にスタメン出場し続けていた。先輩達の実力も追いついて来てはいたが、僕と肩を比べるほどの人材はまだ育っていなかった。顧問は僕を重宝していたし、僕もその期待に応えるべく努力を欠かさなかった。ただ、顧問は僕を見捨てた。副顧問もだ。」

荻生田は、野上先生に伊藤先生の行方を聞きますが、野上先生はそっけなく「見ていないけど」と答え、荻生田の横を去っていくのでした。校舎内のエントランスにいる高畑。スマホに着信があり、「そんなことでかけてこないでよ」と怒鳴ります。学校付近を探す黒川ですが、相変わらず伊藤先生と電話は繋がりません。そして、校舎の上の方から見下ろす小菅理事長の姿も。日時は3月9日(水)11時半。タイムリミットまで26時間30分を迎えました。

第11回 2022年4月20日放送

伊藤(中尾明慶)を探す黒川(井上祐貴)を呼び止めた小菅理事長(北山宏光)は、黒川と母親(仙道敦子)とのことを尋ねる。黒川は話を打ち切り、理事長に監禁事件の映像を見せてしまう。小松(紺野彩夏)は伊藤が水口(滝沢カレン)から嫌がらせをされていたらしいと伝える。皆がますます伊藤への疑いを強める中、黒川だけは伊藤を信じていた。直接本人の家を尋ねることにした4人は、伊藤の住所を初めて知って驚愕するが…

<詳細>

欅台高校のエントランス。教員紹介の中に掲示されている水口先生の写真を見つめ、写真の前で手を握りしめる高畑。3年2組の告白カードの続きが明かされます。

「先生は理想的な教師のように見えました。でも、それは私の思い込みでした。実は私が中学3年の頃に父がリストラに遭い、その後転職活動中にうつ病を患い働けなくなりました。ごみ箱に捨てられた、大学資料や奨学金のパンフレットや学業のお守りなど。失業手当も尽き、貯金もほぼ食いつぶし、私は母に欅台高校に最後まで通うための学費は何とかするが、大学の費用は出せないと言われました。私が大学に行くには、奨学金を手に入れるしかありません。奨学金は最も評定平均が高い人、一人だけ……だから私は、勉強づけの高校生活を送り学年一位を死守しました。けれどその努力はすべて先生の『魔法』で崩れました。先生はわざと私の採点だけ厳しくして、評価を落としたのです。そして、自分が好きな子に奨学金を獲らせました。それが先生の『魔法』です」

欅台高校で伊藤先生を探す黒川。伊藤先生は相変わらず電話に出ません。突然、小菅理事長(北山宏光)が黒川に呼びかけます。黒川の母親(仙道敦子)が元気かどうか尋ね、母と話すことを勧める小菅理事長。理事長は自身の経験を踏まえ、言葉にしにくいのなら紙に書くと心が落ち着くと話します。黒川の母は卵巣がんで、抗がん剤を打って入退院を繰り返していました。さらに、黒川と小菅理事長が面談のときに話した、黒川の父が子を抱えて車に轢かれて亡くなったことに話が及ぶと、黒川は話を打ち切り、水口先生の監禁動画を理事長に見せます。画像をください、警察に話しますと理事長。

生徒指導室に黒川が戻ると、小松が立ち聞きした、水口先生による伊藤先生へのいじめについて話します。伊藤がストーカーをしていたのはいじめの仕返しではないか。教師は表面ではいい顔を見せて、生徒のことを簡単にだますことがあるという小松に賛同する高畑。野上先生のことを考える荻生田。皆がますます伊藤先生への疑いを強める中、「あいつだけは違う!」と伊藤先生を信じたい黒川。12時になり、水口先生の監禁動画が配信されます。焦る黒川は直接、伊藤先生の家に行こうと提案します。

職員室前で出会った久田教頭(枝元萌)に話しかける黒川たち。お世話になった伊藤先生に感謝を伝えるため、サプライズで感謝の手紙を家に送りたいから、住所を教えてほしいと話します。矢継ぎ早に伊藤先生は恩師で、大変お世話になったからと説得する黒川たち。いたく感動した久田教頭は、黒川たちに伊藤先生の住所を教えます。そこはなんと、水口先生と同じマンションで、水口先生の隣の部屋でした。

再び水口先生と伊藤先生のマンションのエントランスに来た黒川たち。インターホンで伊藤先生の部屋を呼び出しても、応答はありません。黒川と高畑、荻生田が部屋へと向かうことに。日時は3月9日(水)13時、タイムリミットまで25時間。黒川たちが一昨日に水口先生の車から拾った鍵で、なんと伊藤先生の家のドアが開きます。伊藤先生の部屋に侵入する黒川、荻生田、高畑。

第12回 2022年4月21日放送

伊藤(中尾明慶)の家はなんと水口(滝沢カレン)の隣の部屋。水口の車に残されていた鍵はなぜか伊藤の部屋の鍵だった。伊藤の留守宅に忍び込む黒川(井上祐貴)と高畑(桜田ひより)は、手がかりを探すうちに隠された札束を見つけてしまう。荻生田(西山潤)と小松(紺野彩夏)は帰宅途中の伊藤を足止めしようと試みるが失敗。黒川と高畑が部屋の中で隠れているのを知らずに、帰宅した伊藤は誰かと電話で怪しい会話を始める。

<詳細>

伊藤先生の部屋に忍び込む黒川と高畑、荻生田。中には伊藤先生も水口先生も見当たらず、猫だけがいました。荻生田は、マンションの外で小松と見張りを引き受けますが、そこへ伊藤先生が帰ってきます。伊藤先生を食い止めるため、聞きたいことがあるからと、伊藤先生を外へ連れ出す荻生田と小松。

小松と荻生田が伊藤先生を連れてきたのは飲食店「よるイチ」。メニューを見て強引に「真っ赤っ赤スペシャル」を3つ注文する小松。運ばれてきたのは激辛麻婆豆腐丼でした。あらためてメニューを確認すると「お残しはヘッドバット」との注意書きが。ヘッドバット準備万端のマスター(本間朋晃)。

伊藤先生の部屋の中では、黒川と高畑が手がかりを探します。子どもの頃の宝探しの思い出話から、大学進学についての話をする二人。高畑は黒川に何かを言いかけますが、言えません。別の部屋で一人、伊藤先生の日記を一人見つける高畑。そこには「黒川から電話 寺木逮捕」と書かれたページが。

一方、赤ちゃんをベビーカーに乗せて帰宅する寺木と妻・レナ(尾碕真花)。明日には金が入るから、新しいベビーカーを買ってこの町を出ていこうという寺木。不審がるレナ。

引き続き、「よるイチ」で激辛麻婆豆腐丼と格闘を続ける荻生田と小松、伊藤先生。いち早く激辛麻婆豆腐丼を食べ終わった伊藤先生は、猫にご飯をやるためと会計を済ませてそそくさと帰宅。追いかけようとするも、食べ終わっていないためマスターに引き留められる荻生田と小松。

そんな中、黒川と高畑が捜索を続ける伊藤先生の部屋の中で、猫が急にDVDのケースを落とします。落ちた衝撃でケースの中から出てきたのは大金。黒川はお金をケースの中に急いで戻しますが、そこへ伊藤先生が帰ってきます。ベッドの下に隠れる黒川と高畑。伊藤先生は誰かと電話で話はじめます。「今からそっちへ行く。寺木は?」と言って、ケースの中の100万円を取り出し部屋を出て行きます。

衝撃を受けた黒川と高畑がマンションの外へ出ると、「よるイチ」から戻った荻生田と小松が合流。伊藤先生には金で雇った実行犯がいるのかもしれないと考え、急いで伊藤先生を追いかける黒川たち4人。

伊藤先生が向かう先には若い女性が待っていました。伊藤先生が女性に金を渡そうとすると、それを見かけた寺木が呼び止め、近づいてきます。さらにその場に、伊藤先生を走って追いかけてきた黒川たちも加わり、一触即発の状況となるのでした。

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第13回 2022年4月25日放送

黒川(井上祐貴)たちに監禁事件への関与を疑われ、寺木(高橋侃)との関係について問い詰められた伊藤(中尾明慶)。そんな最中に新たな監禁動画が届く。なおも疑う4人に、伊藤は水口(滝沢カレン)との関わりについて説明し、不良グループにいた頃の黒川と寺木の関係や、黒川との出会いのきっかけを語りだす。それは高畑(桜田ひより)たち3人が初めて聞く黒川の暗い過去だった。

<詳細>

欅台高校3年の黒川(井上祐貴)、高畑(桜田ひより)、荻生田(西山潤)、小松澪(紺野彩夏)の4人は、水口先生(滝沢カレン)を監禁したのが伊藤先生(中尾明慶)ではないかと疑い、追跡します。赤い髪の寺木(高橋侃)と妻のレナ(尾碕真花)、伊藤先生が一緒にいるアパート付近に突撃する黒川たち4人。黒川は伊藤先生が寺木と組んで水口先生を監禁しているのか、寺木が動画を撮っているのかと問い詰めます。しかし、そこへ新たな監禁動画が配信され、知らん顔の寺木は「二度と近づくな」と言い残して去るのでした。伊藤先生は残った寺木の妻・レナに100万円の入った封筒を渡そうとするも、断り去っていくレナ。伊藤先生への疑いをぬぐえない黒川たち。

俺みたいな人間のために、ここまでしてくれる先生がいることに驚いた。不良グループの仲間と一緒にいるよりも、先生の話を聞いているほうが面白いと気づくまで、そう時間はかからなかった。」

3月9日(水)16時。タイムリミットまで22時間。飲食店「よるイチ」で、黒川たちは伊藤先生に次々と疑問をぶつけ、回答を得ていきます。伊藤先生の話によると、学校不在で連絡がとれなかった間は、自宅でリモート研修中かつ、スマホは水没して使えなくなっており、猫のトイレに敷く猫砂の吸水力によって、スマホを復活させたのでした。水口先生の隣の部屋に住み、通うジムも一緒なのはあくまで偶然で、伊藤先生のあとから水口先生が引っ越してきて、ジムもあとから加入してきたといいます。さらに、水口先生の車の中に落ちていた家の鍵は、体調を崩した伊藤先生を水口先生が車で送ってくれたときに落としたもの。そして、寺木に渡そうとしていたお金は、寺木の妻・レナに渡そうと思ったものでした。レナは伊藤先生が前に勤めていた学校の教え子で、家族と町をでてやり直す支援をするつもりだったのです。それでも怪しむ高畑は、伊藤先生の部屋の中で入手した日記を突き付けます。「黒川から電話 寺木逮捕」の記述を示し、やはり信用できないという高畑。黒川との過去を語り始める伊藤先生。

伊藤先生は黒川たち4人が2年生になった頃、欅台高校に赴任してきました。2年3組の担当になった伊藤先生は、1年生の頃から不登校だった黒川を受け持つことに。怪しいクラブの中で、寺木と一緒にいる不良・黒川に初めて話しかけた伊藤先生。「ここが君の居場所なのか?」と問い、「一人一人に居場所を」という理事長の教育理念をアピールします。しかし、その言葉も教師も嫌いだと伊藤先生を突っぱねる黒川。伊藤先生は、まともに口も聞かない黒川の元に何度も通い、書籍が沢山入った袋を渡します。驚いた黒川は、そのビジネス本で読んだ起業に興味を示し、少しずつ伊藤先生に心を開き始めていきました。伊藤先生は、高卒で投資を勉強して財産を築き、それを元手に起業して欅台高校をつくった理事長と黒川は気が合うのではと話します。さらに伊藤先生は、黒川を飲食店「よるイチ」に連れて行き、焼うどんをご馳走。これからも「好きなだけ食わしてやる」と、マスター(本間朋晃)が言っていると冗談を言うと、伊藤先生はマスターに首を絞められ、黒川は初めて笑みをこぼしました。

「でも、あの事件が起きた…」と語る、現在の伊藤先生。

「だが――俺は先生を裏切った。とんでもないものを押し付けてしまった」

第14回 2022年4月26日放送

かつて不良グループにいた黒川(井上祐貴)は、グループ同士の抗争で警察騒ぎに巻き込まれた。その時に助けを求めたのが伊藤(中尾明慶)だった。黒川の隠したい過去に初めて触れる高畑(桜田ひより)たち3人。伊藤は改めて柿本校長(峯村リエ)に探りを入れるために学校に向かう。再び事件を考察する4人だが、そんな中、黒川が学年でただ一人の大学奨学金受給者に選ばれたことが分かり、高畑は大きな衝撃を受ける。

<詳細>

飲食店「よるイチ」で引き続き、黒川の過去について伊藤先生から聞く高畑、小松、荻生田。かつて不良グループにいた黒川は、事件に遭遇し、電話で初めて助けを求めたのが伊藤先生でした。事件とは、大麻密売絡みの監禁・傷害事件。逮捕されたメンバーの中に、当時、黒川と親しかった寺木がいたのです。寺木は黒川と一緒にグループから逃げるはずでしたが、黒川だけが難を逃れていました。当時、寺木の彼女だったレナが妊娠し、お金が必要だったのだと黒川。黒川は寺木を見捨てたと思っていました。黒川が隠してきた過去を初めて知った高畑、荻生田、小松。黒川は伊藤先生と仲直りし、他の3人とも信じ合います。このとき、「よるイチ」の客として、あのお騒がせ三つ子の残る一人(クロちゃん)もいあわせ、話に感動していました。

振り出しに戻った監禁事件の調査。黒川はあらためて、伊藤先生が柿本校長(峯村リエ)に水口先生の監禁画像を見せたかどうか問います。伊藤先生は、たしかに見せたと答えますが、柿本校長は黒川たちには知らないと話していました。また、柿本校長は、伊藤先生には警察に通報すると言っていたため、嘘と発覚。伊藤先生はあらためて水口先生について柿本校長に確認すべく、欅台高校へと向かうのでした。

一方、寺木は自宅アパートで、妻・レナ、赤ちゃんと過ごしていました。レナからバイトは順調かと問われ、明日までやれば金が手に入ると話す寺木。寺木は赤ちゃんのためにも引っ越ししたいといい、どこか外へと向かいます。また、入院している黒川の母を訪ねる人物が…花を抱えた小菅理事長です。一体何がどうなっているのでしょうか。

飲食店「よるイチ」を後にし、黒川の自宅アパートに集う4人。作戦会議は続き、果たして犯人は柿本校長なのかどうか話し合います。また誰かからの電話がかかってくるも、でようとしない高畑。あらためて挑戦状の中の「真相は君たちにしかわからない」という一文に着目する黒川。荻生田たち3人は水口先生の情報をSNSで集めることにしますが、黒川は知り合いがいないので、みんなのために焼うどんをつくり始めます。水口先生に関する有益な情報を待っていたところ、福岡の大学に進学すると明かす小松。知らないところに行きたいとのこと。ロンドンの帰国子女で秀才、お金持ちの高畑をうらやむ荻生田、小松。それを否定し、幼馴染の黒川の方が頭がよかったと高畑。そんな中、荻生田が見つけた資料から、黒川が欅台高校で学年でただ一人の給付型奨学金受給者に選ばれたことが発覚します。高畑は大きな衝撃を受け、「私の奨学金返して!」と黒川に迫るのでした。

第15回 2022年4月27日放送

高畑(桜田ひより)は、唯一の希望だった奨学金の夢を水口(滝沢カレン)につぶされた恨みを口にする。連鎖的に小松(紺野彩夏)や荻生田(西山潤)も、水口や音楽教師宇部(木村達成)、体育教師野上(池内万作)から受けた残酷な仕打ちについて告白する。果たして水口を助ける必要なんてあるのか…その時黒川(井上祐貴)の電話が鳴り、母・由美子(仙道敦子)の容態の急変を告げる。黒川は家を飛び出すが…

<詳細>

激高する高畑は、家庭の事情を黒川、荻生田、小松に打ち明けます。高畑の家は、実はもうお金持ちではなく、父親がリストラされてから酒浸りになり、貯金も底をついていました。家庭内はケンカが絶えず、大学費用を自分で賄わなければならないとのこと。ずっと医者になりたかったものの、お金がないからなれないとさらに自暴自棄になる高畑に電話が。「かけてこないでって言ってるでしょ!お父さんのことは自分でどうにかして!」と泣き叫び、電話を切る高畑。遊びを我慢して、勉強ばかりしてきたにも関わらず、高畑が水口先生の英語の間違いを度々指摘してきたからか、奨学金がかかった大事なテストで水口先生に厳しく採点されたといいます。1位でなければならなかったのに、水口先生のせいで2位に落とされたのです。水口先生は「魔法」を使って好きな子に奨学金をとらせたと語っていました。そんなことは知らないという黒川。どんな手を使ったのか問い詰める高畑。

黒川をフォローしようとした小松に対しても、高畑は爆発してしまいます。高畑は「付きまとってくるJKがうざい」と題されたネットの掲示板を書いたのが、音楽の宇部先生(木村達成)だと気付いており、小松が宇部先生と付き合っていたことを暴露。そして、小松は宇部先生と破局後に受けた侮辱と、周囲に知られているのではないかという恐怖を涙ながらに語ります。小松と破局後の宇部先生と付き合っていた水口先生は、小松をあざ笑っていました。仕返しとして、小松が宇部先生の指揮棒を折っていたことも告白します。さらには、寄り添おうとする荻生田をも、何もわからないくせにと責める小松、高畑。

荻生田は、体育の野上先生(池内万作)、水口先生から受けた残酷な仕打ちについて告白します。野上の写真を破ったのは荻生田で、荻生田がサッカーを辞めた理由は、先輩たちから暴力を受け、足を折られたからでした。そして、サッカー部の顧問の野上先生と、副顧問の水口先生は、これまで試合で貢献してきた荻生田を見捨て、暴行事件をもみ消していたのです。そんな水口先生を助ける必要なんてないのではないか、「死んじゃえ」と言い合う高畑、小松、荻生田。しかし、黒川は「死んでいい人間なんていない」と強く否定します。

一方、欅台高校の校長室で柿本校長と話す伊藤先生。柿本校長は、学校の評判を気にして、伊藤先生から見せられた監禁画像を警察には届けていませんでした。水口先生を心配する伊藤先生の必死の説得により、柿本校長と伊藤先生はあらためて水口先生の捜索を警察に頼むことに。

黒川のアパートでは、黒川以外の3人が水口先生救出に完全投げやりムード。そこへ黒川の電話が鳴り、病院から母・由美子(仙道敦子)の容態の急変を告げられ、黒川は部屋を飛び出します。

その頃、寺木は自分のアパートに帰りますが、妻・レナと赤ちゃんが姿を消しており、レナからの置手紙が。「創太、ごめん。創太の言ってること信じられなかった。わたしはただ、創太が更生して、貧乏でも家族3人暮らせたら、それでよかった…創太が黒川君ならよかった。」その手紙の内容に愕然とする寺木。さらに病院へと必死に走る黒川。

「『おい行くな!逃げるな!これを一緒に何とかしよう!戻ってこい!』その言葉を俺は無視した。全速力で逃げた。」

第16回 2022年4月28日放送

母・由美子(仙道敦子)の入院先から帰宅した黒川(井上祐貴)は、心配して残っていた高畑(桜田ひより)たち3人に、かつて教師だった父親の死の真相、母親の病状を告白する。4人はあらためて水口を救うと誓い、監禁動画を全生徒に公開し情報を集めようとする。一方警察は防犯カメラの映像から、水口(滝沢カレン)の車を運転していた人物をつきとめるが…

<詳細>

3月9日(水)夜8時。タイムリミットまで18時間。病院へと走る黒川。黒川の家に残る高畑、荻生田、小松の3人の元には、学校から連絡が届き、卒業式が延期されることになりました。

病院に到着した黒川は、母の容態を確認します。看護師によれば、母は階段で躓いて頭を打ったが、検査の結果、無事であるとのこと。病室で黒川が見守る中、目を覚ます母。黒川は、見覚えのない花が置かれていることを問いますが、誰が来たのかには言及しません。そして、母は卒業式に参加できない代わりに、亡き父の形見の腕時計を黒川に手渡すのでした。

一方、警察所にいる伊藤先生と柿本校長。警官の市原(森田甘路)と梶浦(足立梨花)から、水口先生のマンション付近の監視カメラの映像を見せられます。すると、水口先生の水色の車を運転する野上先生(池内万作)の姿が映っていました。3月7日(月)14時に黒川たちが挑戦状を受け取ったあと、追いかけた車を運転していたのは野上先生だったのです。その頃、野上先生はどこかの駐車場で、水口先生の車を前に苦悩していました。

病院からアパートに戻る黒川。高畑たち3人とも、黒川の母を心配して部屋で待っていました。黒川が母の無事を報告すると、高畑はさきほど黒川を責めたことを謝罪。黒川は奨学金を手にしたことを謝り、亡き父の形見の腕時計を見せて自分の出生について語ります。父は生まれたばかりの黒川を抱えて車に飛び込んでいたこと、そして、黒川はそれを偶然親戚から聞いたため、母は黒川がこの話を知らないと思っていることを打ち明けるのでした。さらに、そんな父が教師であったため教師も嫌いになったといいます。そして、母と衝突してばかりで家にも帰らなくなっていた2年生の頃、母ががんで完治しないかもしれないということがわかったのです。だからこそ「もう誰も俺の周りで死んでほしくない」という黒川。高畑、荻生田、小松は、あらためて水口先生を助けたいと一致団結します。

夜は明けて3月10日(木)の朝。アパートにいる黒川たち4人は、黒川特製の焼うどんを食べながらも、水口先生の情報が依然として集まらないことに危機感を覚えていました。そこで、高畑の提案で、監禁動画を学年全員のグループチャットにスマホで公開することに。もしかしたら監禁場所を特定するヒントを得たり、犯人を揺さぶることができたりするのではないかという考えでした。

欅台高校に出勤する柿本校長。職員室で鳴っていた電話をとると、柿本校長が電話の相手の話しに驚くともに、次々と電話が鳴り響きわたります。

アパートにいる高畑たちのスマホに水口先生を心配する連絡が次々と届く中、朝6時半の監禁動画が配信。タイムリミットまで7時間半。最新の監禁動画では、撮影していた犯人に何かがあったのか、カメラが急にぶれていました。そして、そこに映された「何か」から、黒川は犯人に気が付くのでした。

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第17回 2022年5月2日放送

高畑(桜田ひより)の提案で、水口(滝沢カレン)監禁動画を全校に公開してはみたものの、有力な情報は集まらない。残りは7時間余り。そんな中、黒川(井上祐貴)は動画の一部に重大な手がかりを見つけ出す。それは、これまでの3日間、水口の行方を追う過程で彼らが目にしていたものだった。あの人物が事件に関わっていることは間違いない…4人は容疑者の妨害をくぐりぬけて監禁場所を探し当てるが…

<詳細>

黒川(井上祐貴)とともに、黒川のアパートにいる、高畑(桜田ひより)、荻生田(西山潤)、小松(紺野彩夏)たちは、水口先生(滝沢カレン)の監禁動画を学年全員にスマホで公開しました。水口先生を心配する連絡が次々と届く中、朝6時半に監禁動画が新たに配信されます。タイムリミットまで7時間半。撮影していた犯人に何かがあったのか、カメラが急にぶれ、監禁場所の手がかりを見出す黒川。それは、小さく光るガラスの靴。音楽室を見張っていたときに目にしていたものでした。つまり、音楽の授業でやるミュージカルのため、ガラスの靴を磨いていた宇部先生(木村達成)こそ犯人だと黒川。一方、欅台高校の音楽室でピアノをかき鳴らす宇部先生はどこかへ立ち去り、監禁部屋にいる水口先生は全く動きません。

3月10日(木)朝7時。タイムリミットまで7時間。黒川たち4人は急いで欅台高校へと向かいます。生徒用の玄関は閉ざされており、職員玄関へ。登校禁止と怒鳴る警備員を何とか説得して、音楽室へと駆け上がっていきます。しかし、音楽室の扉は鍵がかかっていました。

今度は、職員室へ向かう黒川と高畑。電話が鳴り響く職員室では、柿本校長(峯村リエ)と久田教頭(枝元萌)が、監禁動画や卒業式の延期についての問い合わせに電話応対中。2人をよそに、黒川・高畑がキーボックスの中を確認するも音楽室の鍵はありません。音楽室前に戻り、合流する黒川たち4人。黒川は、荻生田と技術室で何か道具を、高畑と小松は警備室で予備の鍵を探す指示をして、走り出します。しかし、黒川だけは走るのをやめ、音楽室を振り返り、何か気にしている様子。黒川がついてきていないことに驚く荻生田。

静かな音楽室前。すっと鍵を開けて、出てきたのは宇部先生。誰もいないことを確認したのも束の間、隠れていた黒川が開いたドアを足で止め、音楽室の中へ。動揺し追いかける宇部先生は黒川を引き留めようとしますが、音楽準備室への扉を見つけた黒川は扉を開けようとします。宇部先生が黒川を羽交い絞めにし、音楽準備室の鍵も閉まっていて開けられません。ここで高畑、荻生田、小松が音楽室の中へ。

宇部先生が水口先生を誘拐したと問い詰める黒川たち。スマホで水口先生の監禁画像やガラスの靴が映り込んでいる画像を突き付けます。宇部先生をじっと見つめる小松。黒川たちの厳しい追及によって、水口先生が中にいることは認めた宇部先生でしたが、犯人ではないと主張します。脅されて音楽室の見張りだけをしており、水口先生に水をあげたりもしていたとのこと。警察に話せと荻生田。脅されていただけで、警察はやめてくれ、信じてくれと懇願する宇部先生。これまで黙っていた小松は、「それは無理。先生のいうことなんて信じない」と厳しく言い放つのでした。宇部先生は視線をピアノの方にやり、ついに観念します。ピアノの中にあった鍵を見つける黒川・荻生田。ようやく音楽準備室への扉が開きます。小松が宇部先生を見張り、黒川、高畑、荻生田が音楽準備室の中へ。

しかし、切られたロープが残っているだけで、水口先生はいませんでした。じっと室内を見渡す黒川。床に敷かれたビニールがずれており、それをたどると、隠された扉が。荷物をどかして、黒川、高畑は扉の外へ向かいます。校舎の裏手から駐車場に出てくる黒川、高畑。エンジン音が聞こえる方へ向かうと、寺木(高橋侃)がワゴン車を運転して外へ出ていくところでした。寺木が水口先生を連れ去ったのだと、走っていく車を必死に追いかける黒川。追いつきそうもないところで、後方から車の急ブレーキ音が鳴り響きます。駐車場の出入り口に再び集った黒川たち4人が目にしたのは、水口先生の車にひかれ、倒れている宇部先生。さらに、水口先生の車からおりてきたのは野上先生。あまりの衝撃に事態を飲み込めない、黒川たちでした。

第18回 2022年5月3日放送

水口(滝沢カレン)を監禁していたのは音楽教師宇部(木村達成)だった?! だがたどり着いた音楽準備室に水口の姿は無い。黒川(井上祐貴)は寺木(高橋侃)が連れ去ったと確信し寺木を追う。追及から逃げ出した宇部は偶然やってきた水口の車にはねられてしまう。しかし運転していたのは体育教師野上(池内万作)。野上もまたこの事件に絡んでいるのだろうか? 警察や黒川たちは、この事件の裏で糸を引く黒幕の存在に気づく。

<詳細>

時は戻り、黒川と高畑、荻生田が音楽準備室の中へ入っていった頃、音楽室に残った小松と宇部先生が対峙していました。スマホで犯人から脅されていたという証拠のメールを小松に見せる宇部先生。誰からのメールかはわからないが、女子生徒との関係を公にすると書かれており、小松のために仕方なくやったといいます。しかし、「自分のためでしょ。言い訳は警察でしてください」と言い切る小松。宇部先生は小松を押しのけ、音楽室から逃げていきます。騒ぎに気付いた荻生田が、音楽準備室から戻ってきて状況を把握、宇部先生を追いかけ、外へ。水口先生の車が駐車場にちょうど入ってくるところで、宇部先生がひかれるのを目の当たりに。水口先生の車から降りてきた野上先生を追及する荻生田。野上先生は、水口先生の車を隠すようにメールで脅されていたと言います。高畑たちが学年に広めた監禁動画は、野上先生の元にも届いており、水口先生が監禁されていると知った野上先生は、車を戻して全部話そうと思ったのに、宇部先生が飛び出してきたのです。

どこかの駐車場で車を止めて電話をしている寺木。電話の相手に金を要求し、指定された場所へと車を向かわせます。欅台高校では、宇部先生が応急処置を施され、柿本校長と病院へ運ばれていました。

3月10日(木)朝7時50分。タイムリミットまで時間6時間10分。欅台高校を訪れた警官の市原(森田甘路)と梶浦(足立梨花)は手分けをし、黒川たちにひとりずつ聞き取りをしていきます。小松に、誰が宇部先生を脅していたのか心当たりあるか問う梶浦。市原は、野上先生がサッカー部の暴行事件をネタに脅されていたと、荻生田に語り、同様に誰が脅していたのか尋ねます。さらに、梶浦は高畑に、水口先生と何があったのか聞くのでした。そして、黒川は市原に、水口先生を連れ去った寺木を早く探してほしいと懇願。市原は、学校関係者ではない寺木がこの事件を起こす動機を疑問視していました。

一方、どこかの廃墟で拘束した水口先生を地面に置き、誰かを待つ寺木。妻のレナと赤ちゃんが家を出て、焦っているようでした。

あらためて生徒指導室に集った黒川たち4人は、事件を整理します。誰かに脅されていたという宇部先生と野上先生ですが、心当たりはありません。また、水口先生を連れ去った寺木が脅していたのかどうか。黒川は、寺木が教師たちとのトラブルを知るはずもないと考え、トラブルを知る別の黒幕の存在に思い当たります。直接告白し合った自分たち以外に、トラブルを知っていた人間は誰なのか考える中、ふと告白カードのことを思い出す高畑。

伊藤先生に電話をかけ、告白カードが理事長室にあると知った黒川たち4人は、伊藤先生の到着を待たずして、部屋を捜索。告白カードが保管されているファイルを見つけますが、高畑、荻生田、小松の告白カードは抜きとられていました。さらに、理事長のデスクをあさる黒川。ようやく3人の告白カードを見つけ、これを読んだ人間であれば、今回の事件を起こせると考えます。そしてそれを読むことができる人間を伊藤先生に電話で確認する黒川。伊藤先生によって、それは学校内でただ一人、小菅理事長であることが明かされます。黒川たちは、今回の事件の黒幕が小菅理事長(北山宏光)だと確信するのでした。

第19回 2022年5月4日放送

3人の教師たちが関わるこの拉致監禁事件には、高畑(桜田ひより)、荻生田(西山潤)、小松(紺野彩夏)が書いた告白カードの内容が関係しているのは明らかだった。そしてそれを読むことができるのは学校内でただ一人。それこそが真犯人だ。黒川(井上祐貴)たちは身近にいた意外な人物の助けを得て真犯人の居場所を突き止める。そのころ寺木(高橋侃)は約束の報酬を受け取るため真犯人と対峙(じ)していた。

<詳細>

理事長室に集う、黒川たち4人と伊藤先生。伊藤先生は、告白カードに記されていた、水口先生、宇部先生、野上先生と生徒たちのトラブルを全く知りませんでした。警察を呼んでくるから警察に話してほしいと、伊藤先生は理事長室を出ていきます。残された黒川はポケットに隠していた、もう一枚の謎の告白カードを気にしているようでした。そして、高畑は、理事長のナイフを机から取り出し、そのカバーに見覚えがあるといいます。黒川はカバーに刻印されていたマークと、飲食店「よるイチ」のマスター(本間朋晃)が身に着けていたバンダナのマークが一致していることに気が付きます。

どこかの廃墟を訪ねる小菅理事長。寺木と水口先生に合流します。小菅理事長にとって、寺木が水口先生を学校外に連れ出したのは想定外とのこと。寺木に200万円を渡す小菅理事長でしたが、寺木はさらに300万円を要求。小菅理事長は承諾し「二度とバカな真似はするなと」恫喝して、その場を去っていきます。

別の廃墟で寺木を捜索する警官の市原と梶浦たち。寺木がなかなか見つからない中、梶浦の電話に着信が。欅台高校にいる伊藤先生が警察官の電話を通じて、生徒たちの話を聞いてほしいという連絡でした。しかし、理事長室に戻ると黒川たちはいません。黒川たちは既に飲食店「よるイチ」に向かっていたのです。タイムリミットまで4時間半。「よるイチ」は閉店しており、荻生田は水口先生監禁にマスターが関与しているのか恐れますが、結局皆で店の中へ。誰もいないと思いきや、金槌と鎖を持ったマスターが迫ってきて、絶体絶命!……実は、マスターは「冷やし中華はじめました」の看板を制作していただけでした。どうしてこの時期に?

理事長のナイフのカバーのマークと、マスターのバンダナのマークが一緒であることを確認し、マスターから話を聞く黒川たち。マスターは若かりし頃、小菅理事長と同じカラーギャングのチームに所属していたことがわかります。マスターが「忘れるもんか、あんなやばいやつ」というほど昔悪かった小菅理事長。黒川がマスターに事情を伝えると、マスターは、昔チームでよく集まっていたバイク屋「ランナウェイ」の情報を教えてくれます。そして、黒川から伊藤先生、伊藤先生から警官の梶浦へと、その場所の情報が伝わり、警官隊は現場に急行するのでした。

一方、バイク屋「ランナウェイ」では、水口先生に水を与える小菅理事長。そして、寺木が要求した300万円を渡します。かつて恩師によって更生できた生徒になぞらえ、「寺木にも変わるチャンスが来ている。新しい街で新しい人生をやり直してほしい。居場所をみつけてほしい」と語ります。かつて黒川と仲が良かった頃、クラブに通ってきた伊藤先生がよく口にしていた「一人一人に居場所を」という言葉と結びつける寺木。妻子に去られ自暴自棄の寺木は、小菅理事長が自分の人生を壊したのだと、鉄パイプで殴りかかります。バイク屋「ランナウェイ」に向かって走る黒川たち4人。市原たち警官隊は、「ランナウェイ」に到着し、中へと突入するのでした。

第20回 2022年5月5日放送

よるイチのマスター(本間朋晃)は若かりし頃、小菅理事長(北山宏光)の仲間だったことを話す。マスターから昔の溜まり場のことを聞き出した黒川(井上祐貴)は警察に事情を説明し、梶浦(足立梨花)たちは緊急出動して現場への突入を図る。果たして水口(滝沢カレン)を助けることはできるのか。一方で、妻子に去られて自暴自棄になった寺木(高橋侃)が暴走し、事件は新たな局面を迎えるが…

<詳細>

黒川たち4人がバイク屋「ランナウェイ」に到着すると、救急車が来ていました。担架で運ばれていく水口先生。命に別状はないとのことで、生徒たちの呼びかけに少し反応します。水口先生は、ようやく助かったのです。しかし、そこに小菅理事長と寺木の姿はありませんでした。

「よるイチ」に移動し、あの冷やし中華を食べる黒川たち4人。水口先生の無事にいったんは安堵し、伊藤先生は学校を代表して黒川たちに謝罪します。しかし、黒川は、寺木も小菅理事長も捕まっていないと、警察で水口先生が何を話したのか知りたいといいます。

警察署に向かう黒川たち4人と伊藤先生。むしろ黒川に話を聞きたいという警官の市原。市原と梶浦から、水口先生の証言では、寺木が小菅理事長を殴って連れ去ったと知る黒川。梶浦は今回の事件の発端が、高畑、荻生田、小松の3枚の告白カードを読んだ小菅理事長が、水口先生、野上先生、宇部先生を事件に巻き込み、挑戦状を4人に送ったことであると確認。しかし、なぜ黒川の告白カードがないのかを問います。実は、黒川は告白カードを一度も出したことがありませんでした。さらに、どうして黒川が今回の事件に巻き込まれたのか聞く市原。黒川は答えません。実は黒川は理事長室の中で見つけていた、4枚目の告白カードの存在を隠していました。

黒川たち4人の帰り道。事件は一件落着であると明るくふるまう黒川。表彰されるらしいという言葉に、喜ぶ荻生田。役に立っていたのか疑問視する小松。高畑は、荻生田が皆を明るくしてくれたとフォローします。賛同する黒川、小松でしたが、一人足早に歩く黒川に、高畑は黒川が何かおかしいと感じたようでした。

病院で母親から話を聞く黒川。欅台高校の教育理念「一人一人に居場所を」だけでなく、「高校時代の一日は大人の一か月」という言葉も、教師であった亡き父の哲学であったと知ります。さらには、告白カードも亡き父がよく書かせていたと知る黒川。小菅理事長は黒川に、思いを紙に書いてすっきりした経験があると語っていたため、黒川は亡き父と小菅理事長との繋がりを察するのでした。

職員会議が開かれている欅台高校。伊藤先生のスマホに小菅理事長は何歳かという質問が黒川から届きます。不思議に思うも「36歳」であると連絡する伊藤先生。衝撃を受けたような黒川。

夜、黒川は自宅アパートに戻ると、あらためて4枚目の告白カードを読みなおし、物に当たり散らします。さらに、「A型とO型の(両親の)間に、B型の俺は生まれない」ことを再び思い返し、亡き父の形見である腕時計を棄て去ろうとしますが、それはできず、座り込む黒川。そこへ高畑から電話がかかってきます。黒川の様子がおかしいと感じていたとのこと。高畑は、今回の事件が起きた最初の夜に黒川に投げかけた、「辛いときは頼ってほしかった。一人でどうにかしようとするの悪い癖だよ」という言葉を思い出させ、明日学校で何があったか聞かせてほしいと伝えます。黒川は了承します。

翌朝、自宅アパートのポストで郵便物を受け取る黒川。大学からの封筒でした。そしてスマホの着信が焦り鳴り響き、急いでとる黒川。それは寺木からのビデオ通話でした。縛られた小菅理事長の姿が映し出されます。寺木は小菅理事長を人質にとり、タイムリミットは1時間と黒川に告げるのでした。

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第21回 2022年5月9日放送

水口(滝沢カレン)は無事保護されたがこの事件は終わらなかった。黒川(井上祐貴)のかつての不良仲間だった寺木(高橋侃)は逃走し、新たに小菅理事長(北山宏光)を拉致監禁して黒川に連絡してくる。約束の時間になっても学校にやってこない黒川を心配し、荻生田(西山潤)たち3人は心当たりを探す。黒川の母・由美子(仙道敦子)を訪ねた高畑(桜田ひより)は、由美子から見せられた写真から黒川の行先のヒントを得るが…

<詳細>

黒川(井上祐貴)が自分の身に起きたことを学校で明日話すと、高畑(桜田ひより)に電話で約束した翌朝。黒川は自宅アパートのポストに入っていた大学からの封筒の中身を見たあと、寺木(高橋侃)の妻・レナ(尾碕真花)から電話を受けていました。寺木のアパートを黒川が訪ねると、一旦は家出したレナは赤ちゃんと戻ってきたといいます。レナはいなくなった寺木の行方を知りたくて黒川を呼びよせたのです。しかし、黒川が警察から連絡がなかったかどうかレナに尋ね、不穏な空気になる中、寺木から黒川のスマホにビデオ通話の着信が。黒川は急いでアパートを飛び出し、応答します。すると、寺木が廃墟の中で椅子に拘束した小菅理事長(北山宏光)の姿をスマホで見せ、黒川に話があると告げるのでした。

一方、欅台高校の生徒指導室。約束の時間になっても学校に来ない黒川を心配した高畑、荻生田(西山潤)、小松(紺野彩夏)の3人は、自分たちで黒川を探すことに。その頃、黒川は飲食店「よるイチ」から、マスター(本間朋晃)のバンダナを手にどこかへ向かっていました。小松が学校内で伊藤先生に黒川の行方を尋ねると、昨日小菅理事長の年齢について連絡をとったものの、今日は見ていないとのこと。荻生田は「よるイチ」を訪ね、マスターに話を聞こうとして、いつもつけていたバンダナがないことに気づきます。高畑は黒川の母・由美子(仙道敦子)が入院している病院を訪ねます。由美子から見せられたのはDJブースのある店の写真。不良時代の黒川が母に居場所を伝えるために送っていたものでした。学校に戻って伊藤先生と合流した高畑、荻生田、小松の3人。黒川の行方の手がかかりとして、伊藤先生にさきほど手に入れた写真の場所を問うと、寺木と黒川が通っていた、たまり場のクラブであると判明。黒川が寺木に呼びつけられたのではないかと心配する高畑たちは、そこに行きたい、場所を教えてほしいと懇願します。

いまは廃墟となったクラブの中に入っていく黒川。椅子に拘束されている小菅理事長と視線を交わすと、奥で寺木が待っていました。警察に捕まることを覚悟したうえで、黒川と話したかったという寺木は「お前が裏切ったんだろ!」と黒川に激高。黒川を押し倒した寺木は、今度は小菅理事長の首元にナイフを突きつけ、黒川をにらみつけるのでした。

第22回 2022年5月10日放送

不良時代のたまり場だった店に呼び出された黒川(井上祐貴)は、かつての仲間・寺木(高橋侃)と対峙していた。寺木は以前自分が逮捕されたのは黒川のせいではないかと疑っていた。息詰まる二人の会話から、次第に過去の真実が明らかとなる。一方で、黒川には人質となっている小菅理事長(北山宏光)にどうしても尋ねたいことがあった。小菅は黒川に問われるがまま、自分の高校時代の思い出を語りだすが…

<詳細>

寺木が黒川に追及したのは、かつて黒川と寺木が仲の良かった頃に起きた、大麻密売絡みの監禁・傷害事件について。寺木は、黒川が警察に通報したことで自分が逮捕され、見捨てられたに違いないと黒川を恨んでいたのです。あっさりと自分が通報したと告白する黒川。寺木は持っていたナイフを床に置き、黒川を殴りつけます。黒川は不良時代が楽しかったというも、大麻売買のために売人を誘拐・監禁する話が持ち上がったとき、それはしていけないと感じたといいます。黒川と寺木は過去にグループから一度抜けようとしており、寺木は当時付き合っていたレナに子供ができたため真面目に生きると言ったこともありました。だからこそ黒川は通報しましたが、警察が踏み込んだときに寺木がいるとは知らなかったのです。黒川と寺木は互いに相手が悪いと激しく言いあうものの、連中とは関わるなともっと強く言うべきだったと黒川が謝罪。これ以上、罪を犯してほしくないと、寺木の罪をかぶることを提案します。寺木の妻・レナが赤ちゃんを連れて戻ってきているから、誰も知らないところで暮らせと。より一層逆上した寺木は、黒川を殴り、蹴り続けます。最後に「お前だけには助けられたくない」と言い残し、一人クラブを出ていく寺木。スマホで操作してどこかへ去っていくのでした。

何とか立ち上がった黒川は、小菅理事長の拘束を解きます。警察に突き出す前に聞きたいことがあると、次々に小菅理事長に詰問する黒川。小菅理事長は元不良、20年前のカラーギャングだったこと。年齢は36歳で、血液型が黒川と同じB型であることを確認します。そして、欅台高校の教育理念である「高校時代の1日は大人の1か月」「一人一人に居場所を」が誰の受け売りなのか、問います。恩師の口癖だったと回答する小菅理事長。恩師の考えを具現化する学校をつくりたいと長年思っていたとのこと。そして、黒川は理事長室で手に入れた告白カードを取り出し、突き付けます。それは小菅理事長が18年前、高校3年生のときに書いたものでした。書かれた文章を読み上げていく黒川。

「高校で一番悔しかったこと。高校に入ってすぐ、俺は学校へ行かなくなり、地元でも有名な不良グループに出入りし始めた。事態が変わったのは、3年生に上がってからだ。新しい担任教師が、街でたむろしている俺のところに、しょっちゅう通ってくるようになった。俺みたいな人間のために、ここまでしてくれる先生がいることに驚いた。だが――俺は先生を裏切った。とんでもないものを押し付けてしまった。ある日の深夜、俺は突然、先生を町はずれの公園に呼び出した。『もうダメだ。俺はここを出ていく』

(生徒が持参したボストンバッグの中身を教師に見せる回想。)

『もう取り返しがつかない!俺の人生は終わりだ!』

(生徒が川に放ったボストバッグを、教師が川に入り、拾い上げる回想。)

『おい行くな!逃げるな!これを一緒に何とかしよう!戻ってこい!』その言葉を俺は無視した。全速力で逃げた。川岸で水に濡れている先生を一人置いて、現実から逃げ出した。あのあと先生はどうしたのだろう。あのボストンバッグをどこに持って行ったのだろう。俺のことを救ってくれた先生を、あんな形で突き放してしまったことが、一番、悔しい」

黒川は、その先生こそ自分の「父」黒川政樹であり、「とんでもないもの」とは生まれたばかりの赤ん坊だと断言。黒川は「よるイチ」のマスターに、かつて小菅が不良グループのリーダーの彼女に手を出して、妊娠させたことを確認していました。生まれた子を黒川政樹に押し付けた「あんたが俺の本当の父親だ」と小菅理事長に言い放つ黒川。小菅理事長は黒川をじっと見つめ返すのでした。

第23回 2022年5月11日放送

黒川(井上祐貴)に問われるがまま、小菅理事長(北山宏光)は不良仲間とつるんでいた高校時代のこと、そこに踏み込んできてくれた恩師のことを淡々と語る。それは黒川がずっと知りたかった自らの出自に深く関係する物語だった。黒川たちの居場所を探り当てた高畑(桜田ひより)、荻生田(西山潤)、小松(紺野彩夏)、伊藤(中尾明慶)が到着すると、皆の前で、小菅はこの事件を起こした真意を告白するが…

<詳細>

黒川の「父」は、生まれたばかりの黒川を抱えて、車道に飛び出し事故死したという黒川の話を聞き、かつて黒川政樹先生が若き小菅の子を抱え、逃げる小菅を追いかけて交通事故にあったと確信。当時それを知らないまま街から逃げ出した小菅でしたが、自分が恩師である黒川先生を殺していたのだと悟ったのです。罪の大きさに苦悩した小菅理事長は、警察へ出頭しても相手にしてもらえない中で、高畑、荻生田、小松の告白カードを読みました。水口先生、野上先生、宇部先生が学校で罪を犯していたと知り、黒川政樹先生の理想郷を壊す人間は許せないと考えた小菅理事長。三人の教師に罪を償わせ、小菅理事長自身も逮捕されることで、罪を償うつもりでした。高畑たちが素直に告白し合えば、すぐに小菅理事長の犯行であるとわかると考え、挑戦状を4人に送ったのです。

しかし、黒川は3人の教師を恨んでおらず、告白カードは出していません。なぜ自分にも挑戦状をおくったのか、父親であると気付かせるためだったのかと問う黒川。子を捨てた自分に親を名乗る権利はないとして、黒川政樹先生を嫌っていた黒川良樹に、自分の恩師のことを好きになってほしかったと語る小菅理事長。黒川は、黒川政樹を都合よく理由にして、罪を犯したことを正当化するなと猛反発します。教え子が狂ったようになるのであれば、黒川政樹はしようもない先生だったと断言。怒った小菅理事長は、黒川政樹先生を侮辱することは許さないと黒川の胸倉をつかみます。小菅含め多くの教え子を救ってきた黒川先生への心酔を語り、さらには高畑、荻生田、小松へ、告白カードに教師への恨みを記したことを問い詰める小菅理事長。みんな、水口先生が死んでもいいと思った、復讐したかったのだろうと。そして、小菅理事長は、高畑たちが告白してきたおかげで、黒川先生の理想郷を守れたことに感謝し、嫌いな水口先生を助けようとしたことこそ、黒川政樹先生の教えがしっかり伝わった証拠だとほめそやします。まったく理解できず、憤る高畑たち。「黙れ!」と小菅理事長を殴る黒川。どれだけ高畑、荻生田、小松が苦しんだのか、どんな気持ちで大人に裏切られたことを告白してきたか、理事長のせいでまた大人に裏切られた償いはどうするか、小菅理事長に問い詰めます。「逮捕される。それでいいだろ!」と怒鳴るも豹変し、命の恩人を殺した、わが子を捨てたと泣き崩れる小菅理事長。実は、病院に行っていた小菅理事長は、黒川の「母」由美子に土下座をして謝罪していました。そんな人間逮捕されるべきだ、償いの方法があるなら教えてくれと、黒川にすがる小菅理事長。黒川は落ちていたナイフを拾い上げ、「死んで償え」と小菅に言い放つのでした。

第24回(最終回) 2022年5月12日放送

黒川(井上祐貴)は自分の恩師について語る小菅理事長(北山宏光)の言葉に猛反発する。暴走しそうになる黒川を高畑(桜田ひより)、荻生田(西山潤)、小松(紺野彩夏)は必死に抑える。そんな黒川たちの姿を見ていた伊藤(中尾明慶)は、本当の「居場所」とは何かと小菅に問いただす。小菅に立ち向かう黒川たち4人の生徒。そして黒川は最後の謎を解くために、母・由美子(仙道敦子)のいる病院へと向かう。

<詳細>

クラブの廃墟で黒川と小菅理事長の緊張がさらに高まり、固唾をのむ高畑、荻生田、小松、伊藤先生。黒川はナイフを握りしめ、小菅に向かいます。寸前のところで黒川に駆け寄り、必死に引き留める伊藤先生。

一方、病院にいる「母」由美子は、病院に預けられていた封筒の中身を見つめていました。それは黒川が受験した大学の合格通知。由美子は子どもを育ててきた年月に思いを馳せ、喜びを噛み締めます。

クラブの廃墟では引き続き、黒川が自分の育ってきた境遇を小菅理事長に吐露。「父」黒川政樹が生まれたばかりの自分と一緒に死のうとして、自分だけが生き残ったと子供の頃に聞かされたらどうなるか。「父」を恨み続けて、いつも本当の気持ちが言えないまま、大切な人を裏切ってきたという黒川。「生まれてこなければよかった。あんたのせいだ。死んで償え」と吐き捨てます。そこへ荻生田が駆け寄り、黒川の正しさを肯定。黒川がいなかったら水口先生を見捨てるとことだったと。小松は、死んでいい人間なんていないって言ったのは黒川だと声をかけます。さらに高畑は、生まれてこなきゃよかったなんて言わないでと黒川の手をとり、これからは一人でかかえないで、悩みがあったら私も相談すると寄り添います。そして、小菅理事長に異議を唱える伊藤先生。「一人一人に居場所を」は素晴らしい考えだが、友達や仲間、一人でも味方がいてくれたらそこが居場所になるのではないかと。小菅理事長のつくった欅台高校は居場所ではない、黒川たちのいる場所こそが居場所であると言い切ります。黒川を見つめる小菅理事長と、じっと理事長を見つめ返す黒川。

そんな中、警官の市原(森田甘路)と梶浦(足立梨花)がクラブの廃墟に乗り込んできます。手錠をかけられ、連行される小菅理事長。逮捕されたのに嬉しそうですねと声をかける市原。「ええ、どういうわけか。自分でもわかりません」といって小菅理事長は去っていくのでした。残された黒川たちに声をかけた梶浦によれば、この場所は自首してきた寺木から聞いたとのこと。寺木は「悪い。ケジメをつけてくる」と、アパートで赤ちゃんと寺木を待つ妻・レナに、スマホでメッセージを送っていました。

病院にいる「母」由美子の元を訪ねる黒川。大学合格を喜ぶ「母」を前に、腕に付けた故・黒川良樹の形見の腕時計を見せて、事故について尋ねます。由美子は、夫の交通事故のあと、奇跡的に助かった他人の赤ん坊を病院で抱きかかえて以来、本当の子供のように思って、ずっと育ててきたことを初めて告白、謝罪します。「もっと早く聞けば良かった……そんな大事なこと、母さんひとりに抱えさせて……ごめんなさい」と謝る黒川。黒川は、由美子が血の繋がっていない自分を育ててくれたことに感謝し、由美子も良樹が生まれてきてくれたことに感謝を告げます。そして黒川は、高畑、荻生田、小松の3人を病室に招き入れ、自分の友達として母に紹介するのでした。

卒業式の日。欅台高校の生徒指導室で嬉しそうに互いの似顔絵を描き合う黒川と伊藤先生。また、校舎内の一角では、復帰した水口先生が他の生徒と話していましたが、階段を下りる高畑を見かけ、深く頭を下げます。そして、一緒に廊下を歩きながら話す荻生田と小松。もう一度恋愛をするかもしれないと小松。大学でもう一度サッカーを始めることにしたという荻生田。

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