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NHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ」のあらすじ・ネタバレ・再放送・見逃し動画配信は?

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夜ドラ「ユーミンストーリーズ」

放送 2024年3月4日(月)スタート・全3話・12回
   毎週月〜木曜日 午後10時45分〜11時[NHK総合]

ユーミンの名曲 × 小説家 × トップクリエイター
創造力のぶつかり合いが生み出す3つの新しい短編ドラマ

幅広い層に愛される松任谷由実の名曲からインスピレーションを得て、3人の小説家が生み出した3つの物語。ドラマ化をするために、映画、ドラマ、ミュージックビデオなどで活躍する3人の監督、3人の気鋭脚本家、豪華出演者たち、トップクリエイターが集結。それぞれの創造力が掛け合わされたストーリーは、郷愁の念を抱かせ、切ない気持ちへと誘い、一歩前に踏み出す勇気を与えます。

一日の終わりの15分、ユーミンの名曲に思いはせながらホッと一息つけるオムニバスドラマを3週に渡ってお届け。

第1週「青春のリグレット」(15分×4話)

  • 原作 綿矢りさ 「Yuming Tribute Stories」より
  • 脚本 岨手由貴子
  • 出演 夏帆、金子大地、片桐はいり、中島歩 ほか
  • 演出 菊地健雄

第2週「冬の終り」(15分×4話)

  • 原作 柚木麻子 「Yuming Tribute Stories」より
  • 脚本 ねじめ彩木
  • 出演 麻生久美子、篠原ゆき子、伊東蒼、クリスタルケイ、浅田美代子 ほか
  • 演出 箱田優子

第3週「春よ、来い」(15分×4話)

  • 原作 川上弘美 「Yuming Tribute Stories」より
  • 脚本 澤井香織
  • 出演 宮﨑あおい、池松壮亮、白鳥玉季、小野花梨、岡山天音、田中哲司 ほか
  • 演出 奥山大史

ユーミンストーリーズ劇伴音楽担当 青葉市子

音楽家。2010年デビュー以降、これまでに7枚のオリジナルアルバムをリリース。クラシックギターと歌を携え、現在ワールドツアー中。”架空の映画のためのサウンドトラック”『アダンの風』発表以降、ストリングス編成でのコンサートも行っている。映画『こちらあみ子』では劇中音楽と主題歌を担当し、 第77回毎日映画コンクールにおいて音楽賞を受賞。ラジオDJやナレーション、CM・映画音楽制作、芸術祭でのパフォーマンス等、様々なフィールドで活動中。コンサートではたびたびユーミンの「卒業写真」をカバー演奏している。

<青葉市子さん コメント>

ひとりぽっちでは味わえない、幾つもの人生の物語を、こうして分けて頂けること、音楽と共に寄り添えることを幸せに思います。風景や心模様によって、こんなにも音楽は変幻自在に踊ることができるのだと日々発見しては喜んでいます。どうぞお楽しみください。

松任谷由実さんのコメント

私の楽曲→短編小説→脚本+演出→役者さんたちの演技→ドラマ。こんなバトンリレーがあるなんて、不思議で光栄です。関わってくださった皆さんそれぞれの解釈が、クリエイターとしてとても興味深かったです。

歌は作り手ではなく、受け手のものだとずっと思って来ましたが、自分のもとを離れたら、本当に様々な物語になって行くのだなと実感しました。

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夜ドラ「ユーミンストーリーズ」の再放送・見逃し動画配信は?

夜ドラ「ユーミンストーリーズ」の再放送については、現在のところ未定です。でも安心してください。このドラマの見逃し動画は、これまでのよるドラ同様「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で放送日の翌日より配信される予定です。

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第1週「青春のリグレット」

放送 2024年3月4日(月)〜7日(木)

<あらすじ>

結婚して4年で夫に浮気され、夫婦関係が破綻しかけている菓子(かこ) [夏帆]。まだやり直せる。そう考えた菓子は夫を旅行に誘うが、その旅先で、昔ある人に言われた言葉が実は重要な意味を持っていたことに気づき・・・。青春時代の記憶が後悔となって呼び起こされる、ほろ苦い恋の物語。

<原作者からのメッセージ>

綿矢りさ

私の原作小説は一人称で書かれていて、主人公の気持ちを書き込めるので、会話や人物どうしの距離感にそれほどこだわりませんでした。けれども脚本の方は俳優さんたちが演じるためにとても詳しく書かれていて面白いなと思いました。

本当は傷ついているけど、それを見せずにちょっと殺伐とした会話で相手との距離を測る、みたいな会話もすごく自然で、男女の恋の終わる時のギスギスした感じとか、すれ違っている感じが伝わるなと思いました。

原作では、主人公が現在から回想する形で過去の出来事が描かれるのですが、ドラマでは過去の場面と現在の場面とがオーバーラップするような作りになっているので、夏帆さんの演じ分けにも興味がありますし、振り回す女性と振り回される男性、それぞれの過去と現在の差みたいなものを感じ取っていただけると嬉しいです。

<登場人物・キャスト・コメント>

菓子 夏帆

結婚して4年で夫に浮気される。

[コメント]ユーミンさん(と呼ばせてください)、菊地監督、岨手さん、綿矢さん、、と好きがこんなにも詰まった作品に参加させていただけるなんて、、胸が高鳴ります。人生のたった一場面かもしれないけど、忘れることのできないその一瞬を、丁寧に演じてゆけたらと思っています。よろしくお願いします。

 金子大地

菓子の元彼。付き合ってもうすぐ1年になる頃、気持ちが冷めていく菓子の気を引くために、旅行を計画したが・・・。

[コメント]松任谷由実さんの曲は僕も子供の頃から親しみのある曲が多く、その中の曲をドラマにして自分が参加できるなんて本当に嬉うれしかったです。青春のリグレットは誰しも経験があるのではないかなと思います。夏帆さんを筆頭に素敵なチームで作り上げたドラマを皆さんに是非観みていただきたいです。

しらかばヒュッテ店員 片桐はいり

菓子が旅行した先で立ち寄るサンドウィッチや牛乳を販売するお店「しらかばヒュッテ」の店員。彼女の一声をきっかけに菓子は意外な事実を知ることになる。

[コメント]胸のどこかをずうっとツネられているような気持で台本を読みました。ここでちょっと箸休め…と思ったら、片桐の出番でした。菊地監督のていねいな演出でどんなすてきなドラマになるのか楽しみです。

浩介 中島歩

共通の知り合いを通じて菓子と出会い、彼女の押しに負けて結婚。しかし、自ら進んでした結婚ではないという気持ちが拭えないまま4年が経ち、思わぬ転機が訪れる。

[コメント]岨手さんの脚本、菊地さんの演出、夏帆さんの相手役という、ずっと心のどこかで思い描いていたような企画でした。それをNHKの夜ドラというナイスな場で、しかも大好きなユーミンさんにちなんだ作品でごきげんでした。 真っ当(まっとう)に生きることに疑問を感じている方には特にご覧いただきたいです。もちろん真っ当に生きることを諦めている方にもご覧いただきたいです。

<各話のあらすじ ※ネタバレを含む。

第1話 2024年3月4日(月)放送

「私を許さないで 憎んでも覚えてて」という鮮烈な歌詞を持つユーミンの名曲「青春のリグレット」から生まれた短編小説をドラマ化。

何事もそつなくこなし青春を謳歌しながらも、いつも虚しさを感じていた菓子(夏帆)。一目惚れした浩介(中島歩)と結婚にこぎつけるが、4年で浮気され夫婦関係が破綻しかけている。菓子はやり直すために浩介を旅行に誘うが、旅先で昔付き合っていた男性(金子大地)のことを思い出し…

[補足]

菓子は一目惚れした浩介にアプローチして結婚するが、浩介にとっては菓子との結婚は本意ではなかった。なんとかして浩介の気持ちを自分に振り向かせたい…と思った菓子は、浩介と一緒に旅行に出かける。しかし、菓子の気持ちとは裏腹に、浩介は菓子に「離婚しよう」と言い出す。

第2話 2024年3月5日(火)放送

浩介(中島歩)に離婚を切りだされた菓子(夏帆)はコテージを飛び出す。携帯で親友に相談をするも、思わぬ言葉を投げかけられてショックを受ける菓子。落胆しながらあてもなく真っ暗な山道を一人歩いていくと見覚えのあるログハウスを見つける。そこは元彼・陸(金子大地)と泊まった場所だった。

[補足]

菓子は夫から離婚を持ちかけられたことを親友に相談するが、親友は驚くこともなく冷静に菓子の性格を分析する。菓子は自分の気持ちに平気でウソをついて相手に合わせることができる…と。今の菓子は、昔の元彼・陸の立場に似ている!?

第3話 2024年3月6日(水)放送

ログハウスに泊まっていたヒカル(青木柚)に声を掛けられた菓子(夏帆)は、ヒカルに浮気をした浩介(中島歩)の愚痴をこぼす。しかし浮気の原因を思案する内に、昔、菓子が惰性で付き合っていた彼氏・陸(金子大地)との苦い思い出が生々しくよみがえり…

[補足]

菓子は元彼・陸と旅行したときのことを思い出していた。菓子は陸に酷いことを言って傷つけた。「もともと付き合ったのが間違いだった。陸のこと好きじゃないし、一緒に居ても楽しくない。これ以上、私の貴重な時間を無駄にしないで!」と。その言葉を聞いた陸はグラスを叩き割った。

第4話(最終話) 2024年3月7日(木)放送

菓子(夏帆)が放った辛辣な言葉に我慢の限界を超えた陸(金子大地)は、持っていたグラスをたたき割り…。過去を思い出す夢から目覚めた菓子は、夫(中島歩)との関係をどうするか悩みながら、コテージ近くのパン屋を訪れる。店の片隅には思い出ノートが置いてあり、そこには意外な真実が…

[補足]

コテージ近くのパン屋に置いてあった思い出ノートに、陸の言葉が残っていた。「愛されてないのに必死で機嫌を取ろうとする自分に腹が立ちます。すごく惨めです。」その旅行のあと、菓子と陸は別れた。そして、今は浩介から愛されない自分が惨めだった。菓子は浩介と離婚して一人暮らしを始める。

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第2週「冬の終り」

放送 2024年3月11日(月)〜14日(木)

<あらすじ>

スーパーでパートとして働く藤田朋己[麻生久美子]は、新しく入ったパートの仙川真帆と全く会話が続かず気まずい思いを募らせる。しかし有線である曲が流れた時、初めて変化が訪れた。もう一度、少しだけ日常に変化を。一人の思いをくみ取ったパート仲間によって、ちょっとした大ごとに発展してしまう友情の物語。

<原作者からのメッセージ>

柚木麻子

主人公の朋己は映画「アメリ」の主人公・アメリのようなイメージで書きました。すごく真面目で、ああでもないこうでもないと考え尽くした結果、普通はやらないことをやってしまうような人。麻生久美子さんは(アメリを演じた)オドレイ・トトゥにも通じる魅力のある方だと思うので、私のイメージにぴったりでした。

ドラマを見たあとに、ずっと会っていない人に連絡してみようかな、と思ってもらえたら嬉しいです。そして、仙川さんが朋己に昔見たドラマの話をしたように、「これ誰も知らないし、誰にも刺さらないだろうな」と思うような話題でも、勇気をもって話してみてほしいです。そこから思いもよらない大冒険が始まるかもしれません。

<登場人物・キャスト・コメント>

藤田朋己 麻生久美子

スーパーでパートとして働く女性。

[コメント]最初にお話をいただいたときに、監督が箱田優子さんということに魅力を感じました。箱田さんとは以前CMの撮影でご一緒させていただいていたのですが、演出がとにかく面白くて、いつかまたお仕事したいとずっと思っていました。今回、念願叶ってやっとご一緒できると思うと本当に嬉しくて、今から撮影が待ち遠しいです。フードコートのパート仲間たちで繰り広げられる人間模様を、ユーミンさんの「冬の終り」の楽曲のお力をお借りしながら、面白い作品にできればと思っています。

仙川真帆 篠原ゆき子

東京でウェブデザインの会社に勤めていたが、父親の介護で実家に帰ってきた。現在はスーパーマーケットの中にあるフードコート”コンタちゃん”のパート。

[コメント]「あぁ、私この話すごく好きだ。」出演が決まって台本を読み終えたとき、ストレートにそう思いました。 そのあとすぐに、車の中で「冬の終り」を聴いてみたら、涙がツーツー流れてきて。 それからは毎日「冬の終り」ばかり聴いていました。 麻生久美子さんをはじめ、大好きな役者陣と共演できること、そして素晴らしいスタッフ陣とご一緒できること、とにかく撮影が楽しみでした。曲「冬の終り」の最後に「あの頃の 私たち 同じだけ 楽しかった」という歌詞があるんです。 この作品の全てが詰まったフレーズだなと思います。是非ご覧ください。私はユーミンの曲が、この作品の世界が、大大大好きです。

みつき 伊東蒼

通っていた高校になじめず中退。現在はスーパーマーケットの鮮魚売り場を担当するパート。

[コメント]お話をいただく以前から原作を読んでいたので、みつきを演じさせていただけて少し運命を感じて、凄すごく嬉しかったです。年齢や関係を超えた友情が温かく描かれていて、自分の中での友情の解釈が大きく広がり、現場でもキャスト・スタッフの皆さんが常に温かい雰囲気を作ってくださり、短い撮影でしたが、みつき達の間にあった“友情”に近いものを感じました。私がそうであったように、この作品が今まであまり聴いたことのなかった方達が、松任谷由実さんの温かくそっと寄り添ってくれる楽曲に触れる機会になってくれればいいな、と思っています。ぜひご覧ください!

前田 クリスタルケイ

スーパーマーケットでパートタイマーたちの信頼があつい正社員。生鮮売り場を担当。

[コメント]出演のオファーが来た時は速攻で出ますと返事させていただきました!ユーミンさんのセレブレーションに参加できるのと、素晴らしいキャストの皆さんとご一緒できることがとても嬉しかったです。エンタテイナーとして、演技もずっとずっと興味を持っていて、もっと日本のテレビでもストーリーテラー的なことをやりたいなと思っていました。前田役は外国人でありながら、日本で育って、この小さなコミュニティーの中でアイスブレーカー的な存在なのかなと自分なりの解釈で挑戦させていただきました。キャストの皆さんのキャラクターもとてもリアルでストーリーもとても日常の中での人間同士の繋がり、思いやり、飾らないユーモアが溢あふれていてとても楽しかったです。皆さんに是非楽しく見ていただきたいです。

定岡正子 浅田美代子

スーパーマーケットの鮮魚売り場を担当するパート10年目のベテラン。みつきと仲が良い。

[コメント]ユーミンの歌をドラマにするという企画に面白いと思いました。私はスーパーマーケットに10年働くベテランで、若いみつきと何故か仲が良い。この話の中で私の役は楽しく遊ぶことが出来ました。箱田監督とのお仕事は初めてだし、麻生久美子さんとも初めてでしたが、あっという間に仲良くなり、楽しい元気な現場でした。

<各話のあらすじ

第1話 2024年3月11日(月)放送

スーパーのフードコートにパートとして務める藤田朋己(麻生久美子)は気まずい思いを募らせていた。新しく入ったパートの仙川真帆(篠原ゆき子)と全く話ができないのである。家に帰れば夫が家事も育児も手伝わないため6歳の息子のワンオペ状態。モヤモヤがたまる中、朋己は再び仙川と同じシフトに入る。朋己が気まずい時間に耐えかねた時、店内の有線放送からユーミンの「冬の終り」が流れると、変化が訪れる…

[補足]

店内の有線放送からユーミンの「冬の終り」が流れると、仙川は自分のことを話すようになる。そんなことがあってから、朋己は有線放送にユーミンの「冬の終り」をリクエストするようになる。

第2話 2024年3月12日(火)放送

店内の有線放送でユーミンの「冬の終り」が流れた時だけ、仙川(篠原ゆき子)が話しをし始めた。気まずい時間を乗り切る方法を見つけた朋己(麻生久美子)は有線放送に「冬の終り」のリクエストをするが、なかなか曲が流れない。そこであることを思いつき、タイムセールなどの店内放送を行う鮮魚コーナーを訪ねる。そこでパートの定岡(浅田美代子)とみつき(伊東蒼)に店内放送後に曲を流せないかと相談するが…

[補足]

朋己は店内放送後にユーミンの「冬の終り」を流せないかと相談し、正社員・前田が協力してくれることになった。

第3話 2024年3月13日(水)放送

店内放送を担当するのスーパーの正社員・前田(クリスタル ケイ)から、カセットなら店内放送で流せると教えてもらった朋己(麻生久美子)。定岡(浅田美代子)の家に、息子が置いていったユーミンのカセットがたくさんあることも分かり、急遽、勤務後に定岡とみつき(伊東蒼)と朋己の3人で、定岡の家で「冬の終り」のカセットを探すことになる。そこで朋己は思わず一人で飲み込んでいた思いを吐露しはじめ…

[補足]

朋己は定岡、みつき、前田の協力を得て、仙川が出社したころを見計らって店内放送の後にユーミンの「冬の終り」を流す。すると突然、仙川が走り出していく。朋己は後を追いかけていくと…。

第4話(最終話) 2024年3月14日(木)放送

自宅で父の介護をする仙川(篠原ゆき子)は、昔、母が家出した日に母からの呼びかけに応じなかったことを思い出す。苦い感情を押し殺しながらシフトに入る仙川。そんな気持ちを知らない朋己(麻生久美子)は、前田(クリスタル ケイ)、定岡(浅田美代子)、みつき(伊東蒼)との事前の作戦どおりに店内放送で「冬の終り」をかける。しかし、突然仙川が店の外に飛び出していく。定岡とみつきに促されて朋己は仙川を追いかけるが…

[補足]

仙川は、子供の頃に生き別れた母の姿を見つけ、追いかけるように店の外に飛び出した。母の姿を見失って戻ってきた仙川の表情は、なぜか清々しかった。

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第3週「春よ、来い」

放送 2024年3月18日(月)〜21日(木)

<あらすじ>

一族が持つ“あれ”の力を授かったカナコ[宮﨑あおい]。誰のために使ったら良いのか。亡くなった母は誰のために使ったのか。疑問の答えを求めてたどり着いた先に、同じ“あれ”の力を授かった雄大、生きることをつらく感じる中学生の多英が見えない糸で導かれ・・・。誰かを思う気持ちが春を連れてくるあたたかな物語。

<原作者からのメッセージ>

川上弘美

ドラマの脚本を読ませていただいた際、自分が書いた話なのに、第四話の最後の方で、思わず落涙してしまいました。自分の小説を読み返して落涙したことなど、一度もないのに(笑)。

私は小説を書くときに登場人物の喋り方と考え方のクセまでは考えるのですが、顔も着ている服の感じも髪型も、外見は何も考えずに書きます。だからカナコがどんな顔をしているのか自分自身でも分かりませんでしたが、宮﨑あおいさんと聞いた時に「あ、ぴったりだ!」と感じ入りました。

ドラマはもう原作者の手を離れているので、監督をはじめ、脚本家、出演者、映像スタッフ皆さんの手によってどのような厚みのある作品になったのか、私自身も一視聴者としてとても楽しみでワクワクしています。

<登場人物・キャスト・コメント>

カナコ 宮﨑あおい

一族が持つ“あれ”の力を授かった女性。

[コメント]「春よ、来い」は交わることのない3人が、何かに導かれるように同じ場所、同じ時を過ごします。松任谷由実さんの名曲から川上さんが生み出した物語を、スタッフ、キャストの皆さんと共に丁寧に紡いでいけたらと思っています。2024年の春に素敵な作品をお届けできるよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていて下さい。

衣笠雄大 池松壮亮

”あれ”の力を持つ住宅販売会社社員。脳梗塞を患った父親の看病のため、実家のペンションに帰ってくる。

[コメント]監督の奥山さんに誘われ、とても素敵な物語に出会いました。「春よ、来い」という名曲から、こんな物語が生まれるなんて。この世界の結びつきと、人を想うこと、誰かの幸せを願うこと、そして愛の発見を導いてくれるような作品です。春を待ちながら生きる、春を望む私たちを照らす、光の粒のように優しく美しい作品になるのではないかと思います。2024年の春にこの素敵な作品を届けられることを幸せに思います。是非楽しみにしていてください。

上原多英 白鳥玉季

3年前に両親を事故で亡くした中学1年生。叔母の谷川なりみ、祖父の谷川草平と3人で暮らしている。

[コメント]衣装合わせで奥山監督から「多英は白鳥さんが演じやすい役なのかもしれません。でも今までみたことないような部分も見せていけるといいですね」という言葉をいただきました。監督と相談をして今まで挑戦してみたかった芝居にもチャレンジをしながらとても楽しく撮影に臨んでいます。観みて下くださる方も心がいっぱいになる作品だと思います。楽しみにしていてください!

谷川なりみ 小野花梨

スノードーム作家を生業とする多英の叔母。両親を事故で亡くした多英を絶えず気にかけている。

[コメント]幼いときから『春よ、来い』はいつも側にいて、どんなときでも温かく包みこんでくれました。 そんなこの曲の持つ淡い優しさと切なさがぎゅっと詰まった脚本だと思いました。 豊かな温もりのあるこの作品の一部になれる喜びを噛かみ締しめながら演じさせていただきます。

千崎倫也 岡山天音

保険会社社員。カナコの務める文具メーカーにも営業に訪れるが、存在感が薄く周りから気付かれにくい。

[コメント]僕が演じさせていただく千崎は、宮﨑さん演じるカナコと、お互いの人生を徐々に交差させていくキャラクターです。自分だけが歩いてきた一本道と、誰かの一本道がふと交わった時に生じる面白さと美しさを、観みてくださる皆様にも味わっていただきたいです。千崎というキャラクターを大切に楽しんで演じたいと思います。ドラマをご覧になる皆様の元に暖かな日がやってくる事を祈っております。

衣笠充流 田中哲司

海辺でペンションを営む雄大の父。脳梗塞を患ったためペンションは休業している。

[コメント]最初に台本を読んだ時に、ごく日常なのに、ちょっと不思議で、とても温かい作品だと思いました。 あー、こう言うの好きだなぁ。と。 3つのストーリーがそれぞれ淡々と進行していくなかで、僕は池松君の父親役で参加しました。 久しぶりの再会は月日を感じさせず自然に親子になれた気がします。 そして池松君としか絡んでないくらいずっと一緒で心地よい濃い時間を過ごせました。 ですので見どころは池松君との少し微妙な親子関係です。僕自身も完成が今から楽しみです。

<各話のあらすじ

第1話 2024年3月18日(月)放送

一族が持つ“あれ”の力を授かったカナコ(宮﨑あおい)。会社勤めをしながら、誰のために使ったら良いのかをずっと考えていた。母は亡くなる前に、あなたはどうか間違わないで、と言い残した。同じく“あれ”の力を授かったと言い伝えられる衣笠家。雄大(池松壮亮)は、病気でペンションを休業していた父・充流(田中哲司)がようやく退院することになり、迎えに行く。充流は雄大に“あれ”をどう使うか決めたか?と尋ねる。

[補足]

“あれ”の力を授かった雄大とカナコ。二人とも、“あれ”をどう使うか決めていない。雄大の父・充流は、世界のあらゆる紛争を終わらせるためにアレを使うと決めた。

カナコの母は亡くなる前に、「何を願うかよく考えて、誰かが幸せになるために使ってね」と言い残し、カナコの母自身はどう使ったのかひと言も話すことはなかった。

第2話 2024年3月19日(火)放送

衣笠充流(田中哲司)は、一つだけ願いがかなう“あれ”は、自分や近しい者には使えない、と言っていた。雄大(池松壮亮)はそんな力を信じて良いのかと戸惑う。同じ力を授かったカナコ(宮﨑あおい)は会社によく来る保険の営業・千崎(岡山天音)とそば屋で居合わせ…。同じ頃、祖父(きたろう)と叔母のなりみ(小野花梨)と3人で暮らす多英(白鳥玉季)は、通っている中学校で同級生から陰湿な嫌がらせを受ける。

第3話 2024年3月20日(水)放送

カナコ(宮﨑あおい)は3回しか会ったことのない千崎(岡山天音)から思わぬ申し出を受けたことをきっかけに、母が”あれ“をどう使ったかというずっと抱いてきた疑問と向き合う覚悟を決める。そして千崎の運転する車に乗って、疎遠になっていたある人を訪ねる。一方、中学校では多英(白鳥玉季)に対するイジメがエスカレート。叔母のなりみ(小野花梨)は部屋に引きこもった多英を家族の思い出の場所へと連れ出す。

[補足]

カナコの母は、愛する男性(カナコの父)を略奪した恋敵の女性を不幸にするために”あれ“を使った。カナコは千崎と思い出の海岸へ。

第4話(最終話) 2024年3月21日(木)放送

なりみ(小野花梨)は昔、家族でよく来たという海岸に多英(白鳥玉季)を車で連れ出す。しかし、宿泊のあてもなく日が暮れてしまい、偶然見つけた衣笠充流(田中哲司)と雄大(池松壮亮)が住む休業中のペンションに泊めてもらう。その夜、4人で焚き火を囲んでいると、雄大は不思議な光景を目にする。一方、千崎(岡山天音)と一緒に父を訪ねたカナコ(宮﨑あおい)も同じ海岸に行き着き、明け方に不思議な夢を見る。

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