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NHKドキュメンタリー

逆転人生「えん罪・奇跡の逆転無罪判決」の見どころは?大阪府泉大津市コンビニ1万円窃盗事件!

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逆・転・人・生「えん罪・奇跡の逆転無罪判決」

えん罪で逮捕され300日間拘留された男性が、逆転の無罪判決を勝ち取るまでの衝撃の実話を再現ドラマに仕立てたドキュメンタリー番組です。

6年前、大阪のコンビニで強盗事件が発生しました。現場に残された指紋から、事件とは全く無関係の土井佑輔さん(当時21歳)が逮捕されました。そして、警察は過酷な取り調べと長期拘留で自白を迫り続けました。絶体絶命の危機を、土井さんはどう乗り越えるたのか?

手に汗握る法廷劇を忠実に再現し、奇跡の無罪判決を勝ち取るまでをドラマチックに描き出しました。

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【出演】

山里亮太、三田寛子、山中慎介、元北海道警警視長 原田宏二、成城大学法学部教授 指宿信、土井佑輔

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番組スタッフのコメント

コンビニ強盗犯に間違えられた男、衝撃のノンフィクション!

大阪でコンビニ強盗犯に間違えられて逮捕された土井佑輔さんが、家族とともに無罪を勝ち取るまでのハラハラ、ドキドキの逆転劇です。ご存じかもしれませんが、日本の刑事裁判の有罪率は99%、一度、逮捕されてしまうと例え無実でも、ほぼ有罪になってしまいます。えん罪被害者の土井さんも、6年前に突然、逮捕されてから恐怖の日々が始まりました。罵詈雑言を浴びせられる取り調べ、9か月間誰とも会えない状態で身柄を拘束される接見禁止。それでも、土井さんと家族は1%の可能性を諦めることはありませんでした。土井さんに当時の話を聞きながら、私は「えっ、ホントにそんなことあるのですか?」という言葉を繰り返していました。小説、映画の世界をも凌ぐ恐ろしい現実に驚愕したのです。私たちの安心・安全を守ってくれると信じていた警察が鬼の形相で、「お前が犯人だ!」と迫ってきた時、あなたならどうしますか?

えん罪事件、驚きのリアルをありのまま見せちゃいます!

「えん罪」という言葉はニュースなどでよく耳にすると思いますが、注目されるのは「誤認逮捕だった」「無罪を勝ち取った」という結果です。センセーショナルな事件でもない限り、大きく報道されることはほとんどありません。取材をして感じたのは、えん罪事件の本当の恐怖は、逮捕されてからほぼ不可能に近い無罪を勝ち取るまでの日々や日常の暮らしだと思いました。突然、どのように逮捕され、死を考えるまでにいたる絶望的な時間をどう耐えたのか。両親や弁護士はどのような思いで、無実を証明するために奮闘したのか。大阪の下町で起きた小さなえん罪事件を徹底取材して、再現ドラマやドキュメントで緻密に映像化しました。スタジオでは土井さんご本人をお招きし、MCの山里亮太さんとぶっちゃけトーク、えん罪事件を赤裸々に語り尽くします。

新しいタイプの追体験型ドキュメント!えん罪事件に巻き込まれた主人公になった感覚に

私が主人公の土井さんからえん罪の話を聞いていると、いつも、知らぬ間に手に汗を握っていました。話に聞き入り、土井さんが体験した世界に没入している錯覚をおこしていたのです。この感覚を見ている人にも共有してもらいたいと考えたのが、土井さんがえん罪被害で見てきた風景を再現ドラマに仕立て、当時の気持ちを土井さんの語り口で伝える手法です。通常の再現ドラマとは違って、主人公役の役者は登場せず、土井さんの見てきた視界を写し出しました。これが実にリアルで、取り調べの恐怖や独居房での孤独感がひしひしと伝わってきます。突然、コンビニ強盗犯に間違えられた男が、家族とともに執念の無罪判決を勝ち取る逆転人生の喜びを皆さんも一緒に追体験してもらえたらと思います。

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大阪府泉大津市コンビニ1万円窃盗事件

2012年6月にコンビニエンスストアから現金1万円が盗まれた事件です。客を装ったレインコート姿の男がレジから現金1万円を盗んで逃走したのです。その2カ月後、近くに住む土井佑輔さんが窃盗容疑で逮捕されました。この時、逮捕の決め手となったのは、土井さんが自動ドアの出入り口を手で開ける様子が防犯カメラに映っていたことやコンビニのドアに指紋が残されていたことでした。

しかし、弁護側は、土井さんが事件発生時に友人と自宅にいたことをスマホの写真から証明、また、コンビニのドアについた指紋は5日前にコンビニを訪れた時についたものであることが防犯カメラで確認されました。

こうして、2014年7月8日、大阪地裁岸和田支部は無罪判決を言い渡し、土井さんの無罪は確定したのです。

その後、土井さんは「違法な逮捕・起訴の結果、300日も身柄拘束された」と国などを訴えていましたが、大阪地裁は「逮捕や起訴の際に犯人である疑いの根拠が明らかに欠けていたとはいえない」などとして土井さんの訴えを退けています。

このえん罪事件を知って感じたこと

本件では、コンビニの防犯カメラを遡れば簡単に解かること、そして、友人が事件当時に自宅に居たことを証明するスマホ写真を警察に見せたにもかかわらず取り合わなかったことから、個人的には、明らかに検察側の手続きに落ち度があったという印象が強く残りました。

司法がえん罪被害者よりも検察を養護する不公平な姿勢にも納得がいかない気持でいっぱいです。司法は、もっと中立公平な立場で一般市民を守って欲しいものです。

番組を視聴して・・・

取調室の再現ドラマは、警察官の罵声が容赦なく浴びせられ、見ているだけで心が折れるほどの酷い状況でした。海外では弁護人が取り調べに同席できるのに、日本は未だにそれが認められていないということも知って驚きました。日本は、逮捕された時点で有罪が確定していなくても人権が認められていないということなのでしょうか?

また、取り調べでの警察官の言動や矛盾などを考えると、えん罪の可能性を感じながらも無罪の人間を犯罪者にしたてあげてしまおうとしているように見えました。

土井さんの無罪が確定しても、警察からは謝罪もなく、また賠償請求の訴えも却下されてしまっては、あまりにも弱者に冷酷な司法制度と言わざるを得ません。

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