見逃したテレビを見る方法
NHKドキュメンタリー

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「シリーズ世界遺産100」ってどんな番組?

貴重な世界遺産の数々を、ユネスコとNHKが共同で記録したドキュメンタリー

人類共通の宝物である貴重な建造物や遺跡、自然などを守り、未来へ手渡していこうという取り組みで、ユネスコを中心に進められている「世界遺産」。NHKがユネスコと共同で世界各地の世界遺産をアーカイブとして記録。分かりやすい解説と共に紹介する番組です。

タイトルの「100」には、世界遺産をデジタル記録として100%後世に引き継ぐという使命感と、各世界遺産のエッセンスを100%紹介するという意味が込められています。

「シリーズ世界遺産100」の動画を視聴する方法は?

「シリーズ世界遺産100」の見逃し動画は、「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で配信されています。

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NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

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(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2022年5月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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U-NEXTで配信中の「シリーズ世界遺産100」の作品一覧

滝がつくる小宇宙 イグアス国立公園(アルゼンチン・ブラジル)

ブラジルとアルゼンチンにまたがるイグアス国立公園は、1984年と1986年に世界遺産に登録されました。イグアスとは先住民の言葉で「巨大な水」を意味します。約3キロメートルの間に270以上の滝が連なり、最高80メートルの断崖から大量の水が落ちています。滝の周辺に生息する動植物とともに、雄大なイグアスの滝を紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

500年の栄光 大ピラミッド群(エジプト)

ピラミッドは紀元前2700年ごろ造られました。ピラミッドは、奴隷による強制労働で造られたと考えられていましたが、調査で当時の労働者の出勤簿が発見された結果、ピラミッド建設はナイル川が氾濫する農閑期の公共事業という説が有力になりました。クフ王のピラミッドの内部を紹介しながら、ピラミッド建設の仕組みに迫ります。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

山水の天地に遊ぶ 黄山(中国)

中国・安徽(あんき)省の黄山(こうざん)は、1990年に世界遺産に登録されました。黄山は中国の伝説上の皇帝・黄帝がこの山で仙人になったという伝説から名付けられました。その風景は、72のさまざまな形をした峰々が連なり、古くから詩人や画家など多くの人々を魅了してきました。詩人・李白や思想家・老子の言葉などを交えながら、中国山水画の原風景となっている、岩と光と雲が織りなす美しい黄山の魅力を紹介します。

ペルシャ帝国炎上 ペルセポリス(イラン)

ペルセポリスは、アケメネス朝ペルシャ帝国の古都です。今もイラン南部に残っており、1979年に世界遺産に登録されました。紀元前330年、ギリシャのアレクサンドロス大王によって火が放たれ、古都は廃虚と化します。廃虚になった今も残される石像やレリーフが当時の様子を伝えます。壮大なペルシャ帝国を映し出す遺跡を訪ねます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

とぎれた進化の輪 カナディアン・ロッキー山脈(アメリカ)

アメリカを南北に貫くロッキ-山脈の北側を指すカナディアン・ロッキ-は、1984年、1990年に世界遺産に登録されました。長い時間をかけて氷河が造った険しい山々と緩やかな谷間には、針葉樹林や氷河湖などが点在します。厚さ300メートルの氷河は、溶けて大量の水となり、ここの自然を育んでいます。また、ここからは5億3千万年前の生物の化石が大量に発見されています。雄大な山の姿と、生命進化の痕跡に迫ります。

イグアナの不思議 ガラパゴス諸島(エクアドル)

エクアドルのガラパゴス諸島は、南米大陸の西、1000キロメートルの太平洋上にある絶海の孤島で、1978年、2001年に世界遺産に登録されました。この島に生息するイグアナたちは、限られた食べ物をめぐって争い、生き残るために独自の進化を続けました。ウミイグアナとリクイグアナ、そして、ハイブリッドイグアナの姿を追います。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

最古の計画都市 モへンジョダロ遺跡(パキスタン)

インダス文明は紀元前2500年ごろ、インダス川流域で繁栄した文明です。パキスタン南部には、この文明で最大にして最古のモヘンジョダロの遺跡群があり、1980年に世界遺産に登録されました。ここは、碁盤の目のように区画され、住宅には上下水道が完備されています。計画都市モヘンジョダロの、優れた水利システムを紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

黄泉(よみ)の軍団 秦の始皇帝陵(中国)

紀元前221年、秦の始皇帝は中国を統一して中国最初の皇帝になりました。中国・西安郊外には王の墓である始皇帝陵があり、道に沿った地下5mの空間には兵馬俑(へいばよう)という8000体にも及ぶ素焼き像が並んでいます。始皇帝陵は1987年に世界遺産に登録されました。20世紀最大の発見と言われる兵馬俑を紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

がんばれ!老機関車 ダージリン・ヒマラヤ鉄道(インド)

インドのダージリン・ヒマラヤ鉄道は、1999年に世界遺産に登録されました。この鉄道は1881年に開通し、標高114メートルの始発駅から2143メートルの終点・ダージリンを8時間で結ぶ世界最古の山岳鉄道です。トイ・トレインと呼ばれる小さな蒸気機関車は、ダ-ジリンで採れる茶葉を送るために活躍し、今も現役で走っています。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

文化遺産 インドの山岳鉄道(ダージリン・ヒマラヤ鉄道) 未編集素材より

世界遺産の貴重な未編集素材から、ダージリン・ヒマラヤ鉄道を紹介。この鉄道はヒマラヤ山脈の南東にある標高114メートルのニュージャルパイグリから標高2143メートルのダージリンまで8時間で結ぶ山岳鉄道です。ジグザグに敷かれた線路で前進と後退を繰り返すスイッチバックや、蒸気機関車の細部など鉄道ファンにはたまらないコンテンツです。未編集素材には音楽、ナレーションは入っておりません。

聖地をめざして サンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼道(スペイン)

イベリア半島に位置するスペインの北西部には、世界3大巡礼地の1つ、サンティアゴ・デ・コンポステラがあり、そこには大聖堂が建てられて巡礼の道が通っています。1993年に世界遺産に登録されました。サンティアゴとは聖ヤコブを指します。ここに来れば罪が許されると信じられ、巡礼者が増えました。巡礼する人々を追います。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

イスラムの迷宮都市 フェズ旧市街(モロッコ)

北アフリカ・モロッコの古都・フェズは、1981年に世界遺産に登録されました。旧市街は狭い路地が複雑に走り、世界一の迷宮都市と呼ばれます。今では30万人を超える人々が暮らしますが、ほとんどの人々は街の外に出ることなく、そこで一生を過ごすと言われます。結婚式を控えたムハンマドさんを通して、迷宮都市・フェズを紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

森と湖の神秘 九寨溝(きゅうさいこう) (中国)

中国・四川省の西北部にある九寨溝(きゅうさいこう)は、1992年に世界遺産に登録されました。ここは4000メートルを超える山岳地帯で、原生林が生い茂った50キロほどの渓谷に、大小100あまりの湖沼が棚田のように連なっています。氷河期の終りに、山の地面は氷河で削られ、そこから地下水が湧き出していると考えられます。九寨溝の美しくも不思議な風景が、どのようにしてできたのかを解き明かします。

三つの宗教の聖地 エルサレム旧市街と城壁(イスラエル)

エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教がそれぞれ聖地とする歴史のある街です。1981年に世界遺産に登録されました。城壁に囲まれた旧市街は、3つの宗教の信者たちが別々に住んでいます。覇権を争いながらも同じ町に住みながら共存するという複雑な歴史を歩みます。今の世界を象徴するエルサレムの町を歴史とともに紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

匠(たくみ) 絢爛(けんらん)たる競演 日光の社寺(日本)

栃木県北西部の日光の社寺は、1999年に世界遺産に登録されました。日光の社寺は、この山中にある東照宮、二荒山神社、輪王寺の建築群をさします。江戸文化の粋(すい)を尽くし、数々の彫刻が施され極彩色に彩られた豪華けんらんな建造物の数々。四百年の時を超え、度重なる修復で出会った江戸と昭和・平成の匠(たくみ)の技に迫ります。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

合掌造りを守る 白川郷 五箇山(日本)

岐阜県の白川郷と富山県の五箇山(ごかやま)の合掌造り集落は、1995年に世界遺産に登録されました。このあたりに残る合掌造りの家の多くは、江戸末期から明治にかけて建てられました。茅(かや)で葺(ふ)いた屋根は急勾配で、くぎを使わず木と縄だけで三角形を基本に組まれて、激しい雨や雪の重みにも耐える柔軟でしなやかな構造になっています。厳しい自然に耐え、寄り添うように暮らしてきた合掌造り集落を訪ねます。

女帝の輝いた舞台 シェーンブルン宮殿と庭園(オーストリア)

オーストリア・ウィーンにあるシェーンブルン宮殿は、1996年に世界遺産に登録されました。宮殿は17世紀後半に建てられ、ヨーロッパの華麗な歴史の舞台になります。ナポレオン戦争後にはウィーン会議が開かれ、「会議は踊る、されど進まず」の有名な言葉が生まれました。ベルサイユ宮殿と並び称され、女帝マリア・テレジアが愛した大宮殿を訪ね、かつてヨーロッパの国々を支配したハプスブルク家の栄光を伝えます。

森に浮かぶ王の芸術 シャンボール城(フランス)

フランス・ロワール渓谷のシュリー・ロワールからシャロンヌまでの景観は、2000年に世界遺産に登録されました。渓谷に点在する城で最も大きいシャンボール城は、1515年に即位したフランソワ1世により築かれ、まるでロワール川流域の森に浮かぶ孤島のようです。城の中央には上がる人と下る人が出会わない二重のらせん階段があります。ミラノで出会ったレオナルド・ダ・ヴィンチの理想を実現させた王の建築芸術に触れます。

光で描く聖なる世界 シャルトル大聖堂(フランス)

フランス・パリの南西にあるシャルトル大聖堂は、1979年に世界遺産に登録されました。聖堂は、建物が十字架の形で方角によって過去から未来への時間の秩序を表わします。176ある窓をステンドグラスで飾り、文字を読めない人々にキリスト教の世界を伝えました。200年前からステンドグラスを修復する工房に伝わる職人技を伝えます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

文化遺産 シャルトル大聖堂 未編集素材より(フランス)

世界遺産の貴重な未編集素材から、パリのシャルトル大聖堂を紹介します。大聖堂はフランスのゴシック様式の最高峰と言われ、ステンドグラスの宝庫としても知られています。東西南北を正確に向いた十字架の形をしており、方角によって時間の秩序を表しています。飛行船からの映像はまるで、鳥の目から見たような錯覚にとらわれ、貴重な俯瞰ショットを見ることができます。未編集素材には音楽、ナレーションは入っておりません。

最愛の王妃のために タージ・マハル(インド)

インド北部のアグラにあるタージ・マハルは、1983年に世界遺産に登録されました。タージ・マハルは、イスラムがインドに進出して樹立したムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、若くして亡くした最愛の王妃ムムターズ・マハルのために築きました。それは白大理石で造ったイスラム様式の壮大な白亜の霊廟(れいびょう)です。世界で最も美しいと呼ばれる霊廟と、今も最愛の王妃とともに眠る皇帝の波乱の生涯を伝えます。

文化遺産 ベルサイユ宮殿と庭園 未編集素材より(フランス)

世界遺産の貴重な未編集素材から、パリの南西20キロに位置するベルサイユ宮殿を紹介。ベルサイユ宮殿はルイ14世が王の絶対的な権力を示すため、17世紀に建てられました。建造物、彫刻、装飾の豪華さと美しさは当時のヨーロッパ中の人々を驚かせ、幾何学的な模様を描く広大な庭園が作られました。宮殿と庭園を飛行船からとらえた貴重な俯瞰ショットをお楽しみください。未編集素材には音楽、ナレーションは入っておりません。

泥から生まれた街 ジェンネ旧市街(マリ)

西アフリカ・マリ共和国中央部のニジェール川の中州に造られたジェンネ旧市街は、1988年に世界遺産に登録されました。ここは地中海沿岸諸国と西アフリカを結ぶ要衝で、革製品や岩塩、金などの交易で栄え、今では1万平方キロの中に1万人以上が暮らしています。木や石などの建築材が少ないため、家は日干しレンガと川が運んできた泥で造られています。泥から生まれた街を訪ねます。

奇岩の底の地下都市 カッパドキア(トルコ)

カッパドキアはトルコ中部にあるアナトリア高原に広がる大地で、1985年に世界遺産に登録されました。ここには、キノコや煙突のような形をした岩が林立し、そこには人が住むための穴が掘られています。1965年、ここで大規模な地下都市が発見されました。それは、キリスト教徒たちが敵の攻撃から身を隠すために長い年月をかけて造った地下8階の地下都市です。巨岩がそびえる景観と、そこに造られた大地下都市を訪れます。

隊商の王国 ペトラ(ヨルダン)

ヨルダンの中南部にあるペトラは、紀元前2世紀ごろに遊牧民ナバタイ人により築かれた岩山都市です。1985年に世界遺産に登録されました。建造物や彫刻には古代東方文化とヘレニズム文化との融合が見られ、世界でも最も有名な考古学遺跡の一つです。「王の宝物殿」と呼ばれる建造物や、王の墳墓などを紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

よみがえった古代都市 ポンペイ遺跡(イタリア)

イタリア・ナポリ近郊にあるポンペイ遺跡は、古代ローマの都市と人々の生活ぶりをほぼ完全な姿で今に伝える貴重な遺跡です。1997年に世界遺産に登録されました。ポンペイの町は西暦79年のベスビオ山の噴火で火山灰に埋め尽くされますが、約1700年後、そのまま時間が止まったような状態で発掘されます。ポンペイ市民は一瞬にして平和な生活を奪われたことが分かります。はかない人間の宿命を伝えるポンペイを紹介します。

モミの木と共に マラムレシュの木造教会群(ルーマニア)

ルーマニア北西部・マラムレシュ地方の木造で建てられた8つの教会は、1999年に世界遺産に登録されました。この地方は森に恵まれて昔から村人はモミの木に対して特別な思いを持ってきました。荒れ地でもまっすぐに育つモミの木は、村人の心の支えになっています。教会や家、そして、ゆりかごからお墓までもモミの木で作られています。モミの木に囲まれて暮らす人々を訪ねます。

流氷が育む命 知床(日本)

北海道の東端にある知床半島は、2005年に世界遺産に登録されました。ロシアのアムール川から流れ込む、森の豊かな栄養を含んだ大量の真水がオホーツク海の水を凍らせます。冬のオホーツクは見渡す限り流氷の世界です。その下では「流氷の天使」と呼ばれるクリオネが動き回ります。春、氷がとけて栄養分が広がると、命をかけた海のドラマが繰り広げられます。流氷がつくる知床の豊かな海を訪れます。

水めぐる島 屋久島(日本)

日本の屋久島は1993年に世界遺産に登録されました。屋久島は海岸から急しゅんな山がそびえ立ち、そこに黒潮で発生した雲がぶつかって多くの雨を降らせます。そのため、植物が育ちにくい花こう岩の島に多様で豊かな森が広がり、樹齢1000年以上の「屋久杉」が育っています。屋久島の雨は生き物に命を与えて、そして、再び海へ帰ります。水がめぐるこの島の、多様で豊かな自然に迫ります。

水の王宮 アルハンブラ宮殿(スペイン)

スペイン南部・グラナダにあるアルハンブラ宮殿は、1984年と1994年に世界遺産に登録されました。この宮殿は、イベリア半島を支配したイスラム勢力によって、14世紀にグラナダの丘に築かれました。イスラム建築の最高峰と呼ばれるアルハンブラ宮殿と、その美しい装飾とともに、この建築にかけたイスラムの人々の強い思いに迫ります。

天空へのメッセージ ナスカの地上絵(ペルー)

ペルー南部の台地に描かれたナスカの地上絵は、1994年に世界遺産に登録されました。これらの巨大な地上絵は、紀元1世紀から6世紀にかけて、ナスカ平原と呼ばれる砂漠に住んでいた古代ナスカ人によって描かれました。なぜ、古代ナスカ人はこの荒涼とした土地に巨大な地上絵を描いたのでしょうか? その謎を探ります。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

ゲーテとの対話 古典主義の都ワイマール(ドイツ)

ドイツ中部に位置する古典主義文化の都・ワイマールは、1998年に世界遺産に登録されました。人口6千人ほどの小さな町・ワイマールは、18世紀末から19世紀初頭にかけて、ドイツ古典主義文化の中心地になります。ゲーテの秘書であるエッカーマンの目を通して、ゲーテを中心にしたドイツ文化の黄金時代が築かれたワイマールを描きます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

改革者の足跡 アイスレーベンとヴィッテンベルクのルター記念建造物(ドイツ)

ドイツのアイスレーベンとヴィッテンベルクには、16世紀の宗教改革者、マルティン・ルターにゆかりのある建物が残っており、ヨーロッパの歴史とキリスト教世界を大きく変えた記念建造物として、1996年に世界遺産に登録されました。ルターハウスや宗教改革を始めたヴィッテンベルク城付属聖堂を訪ね、ルターの足跡をたどります。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

隊商の楽園 パルミラ(シリア)

古代ローマ時代、シルクロードを行き交う隊商が困難を極めたシリア砂漠に、水と緑にあふれるパルミラがありました。交易の中継地として約400年間、繁栄を極めますが、3世紀に女王ゼノビアがローマ帝国からの独立を目指して戦い、町を破壊され砂漠に埋もれます。残された遺跡を訪ねて、隊商がどのようにもてなされていたのかを紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

神々が生きる古都 カトマンズ盆地(ネパール)

ヒマラヤ山脈に囲まれたネパールのカトマンズ盆地は、1979年に世界遺産に登録されました。この盆地には首都・カトマンズ、バタン、バクタブルの3つの古都があります。マッラ王朝時代の歴史的建造物が数多く残っていますが、市の規制のため勝手に修理ができません。自分たちの手で世界遺産を守ろうとする住民の試みを伝えます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

生きている大航海時代 マカオ歴史地区(中国)

中国のマカオは1999年の返還まで、ポルトガルに支配されていました。ポルトガル時代の歴史的建造物が残るマカオの市街地は、2005年に世界遺産に登録されました。大航海時代の16世紀半ば、ポルトガル人は東アジアの拠点としてマカオに町を造ります。東洋と西洋の文化が出会い、アジアで花を咲かせたマカオを訪ねます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

ヘミングウェイが愛した街 ハバナ旧市街と要塞(キューバ)

カリブ海に位置するキューバのハバナ旧市街と要塞は、1982年に世界遺産に登録されました。ハバナにはスペイン統治時代の要塞や華麗な建物が残され、アーネスト・ヘミングウェイが1928年に初めて訪れると、以来何度も足を運びフローズン・ダイキリを好んで飲みます。文豪がこよなく愛したハバナの街を訪れます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

コンスタンティノポリス陥落 イスタンブール歴史地区(トルコ)

アジアとヨーロッパとの間に位置するトルコのイスタンブール歴史地区は、1985年に世界遺産に登録されました。15世紀、イスラム教のオスマン帝国皇帝・メフメット2世は「オスマン艦隊の丘超え」と呼ばれる奇策で、ビザンツ帝国の首都として栄えた難攻不落のコンスタンティノポリスを陥落し、町の名をイスタンブールと変えました。東西文化の合流点として繁栄した町の歴史をたどります。

横たわる巨竜・万里の長城(中国)

中国の万里の長城は人類が造った最大の建造物で、1987年に世界遺産に登録されました。北方民族の侵入を防ぐために、中国の歴代王朝によって造られた防護壁です。紀元前3世紀の秦から、17世紀の明に至るまで営々と造られて、全ての長さを合わせると5万キロメートル以上に及びます。現存する「関所」を訪ね、万里の長城を紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

精霊が宿る巨石 ウルル、カタ・ジュタ国立公園(オーストラリア)

「ウルル、カタ・ジュタ国立公園」はオーストラリアの中央部に位置し、1987年に自然遺産に登録された後、先住民アボリジニの文化的価値が見直されて1994年に複合遺産になりました。「ウルル」はエアーズロックとも呼ばれ、縦じまが刻まれた赤色の巨大な一枚岩で、「カタ・ジュタ」は「たくさんの頭」を意味し、巨大な一枚岩が分かれた岩石です。これらの巨石ができた仕組みと、そこに込められた先住民の思いを紹介します。

地球の歴史を刻む グランドキャニオン国立公園(アメリカ)

アメリカの南西部に広がるグランドキャニオン国立公園は、1979年に世界遺産に登録されました。450キロにわたる広大な峡谷地帯は、コロラド川が赤い大地を侵食して作った景観であり、25億年前の地球の歴史が刻まれています。コロラド川は現在の水面よりも1600メートルも上の平原を流れていましたが、激流は100年間で2センチずつ川底を削りました。この広大な峡谷が誕生した秘密に迫ります。

植民地の終着駅 チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス(インド)

インドの巨大都市ムンバイにある駅舎、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナスは、2004年に世界遺産に登録されました。ムンバイは、以前はボンベイと呼ばれ、イギリスの植民地時代に貿易の拠点として栄えます。1947年のインド独立後、植民地支配の象徴から市民にとって欠かせない存在となった巨大都市の駅舎を訪ねます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

赤い城の白い館 アグラ城(インド)

16世紀に築かれたインド北部のアグラ城は、1983年に世界遺産に登録されました。城壁の色から「赤い城」と呼ばれます。ムガル帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンは即位すると内部に白大理石を使って華麗な宮殿に仕上げますが、その座を狙った三男に幽閉されます。ムガル帝国の力を示した赤い城を訪ねます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

東大寺 大仏建立 古都奈良の文化財(日本)

古都奈良の文化財は、1998年に世界遺産に登録されました。文化財の1つ、東大寺の大仏は高さ15メートル、重さ380トン、銅製の仏像としては世界一の大きさです。天平時代、宮中での権力争いや疫病の流行、災害などで社会不安が深刻になったため、聖武天皇は、民衆に大きな影響力を持つ行基に会い、仏教の力で政治・社会の動揺を鎮めようと図ります。国家事業でありながら民衆の無償の労働で建立された大仏を紹介します。

仏教美術の源流 アジャンタ石窟群(インド)

アジャンタ石窟群は、インド・デカン高原の湾曲した川岸の断崖をくり抜いて築かれた大小30の仏教寺院群です。1983年に世界遺産に登録されました。石窟内には多くの壁画が描かれており、中でも「蓮華手(れんげしゅ)菩薩像」は最高傑作であり、法隆寺の壁画にも影響を与えたといわれます。石窟内にある仏教美術の傑作を紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

熊野古道 紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)(日本)

紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)は、2004年に世界遺産に登録されました。和歌山、奈良、三重の3県にまたがる熊野三山、高野山、吉野・大峯(おおみね)の3つの霊場とそこに通じる参詣路です。熊野古道は熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の総称・熊野三山へ通じる道です。絶大な権力を持つ天皇や上皇を始め、庶民の信仰を集めた熊野三山を訪ねます。

敦煌(とんこう)の莫高窟(ばっこうくつ) 中国

シルクロードの要衝である中国・敦煌(とんこう)の仏教遺跡、莫高窟(ばっこうくつ)は、1987年に世界遺産に登録されました。南北1600メートルの断崖に掘られた700を超える石窟には北方遊牧民の匈奴(きょうど)時代の弥勒菩薩(みろくぼさつ)や現世に苦しむ人々を救済するという唐時代の阿弥陀(あみだ)仏ほか、仏像や仏画であふれています。民族興亡の歴史と人々の願いが刻まれた仏教美術の宝庫を訪れます。

菩提樹(ぼだいじゅ)の下で ブッダガヤのマハーボーディ寺院(インド)

インド北東部のブッダガヤは仏教の4大聖地で、釈迦が悟りを開いた場所です。およそ2500年前、釈迦は苦行を重ねても悟りを得ることが出来ず、菩提樹の下でめい想に入り、ついに悟りを開きます。その菩提樹の脇にはマハーボーディ寺院(大菩提寺)があります。2002年に世界遺産に登録されました。今も世界中から仏教徒が訪れ、仏陀の悟りと大いなる智恵に近づこうと灯明をともし続ける仏教の聖地を訪ねます。

皇帝の愛した館 フォンテンブロー宮殿と庭園(フランス)

フランス・パリ郊外にあるフォンテンブロー宮殿は、1981年に世界遺産に登録されました。12世紀にルイ6世が建ててから、600年間に29人の国王が狩り用の別荘として訪れます。フランス屈指の広さと美しさを誇り、18世紀末のフランス革命で荒廃すると、皇帝ナポレオンは権力の証しとして再建します。しかし、皇帝はここで退位に追い込まれ失脚します。ナポレオンの栄光と挫折を刻んだフォンテンブロー宮殿を訪ねます。

アール・ヌーヴォーの館 建築家ヴィクトール・オルタの邸宅(ベルギー)

ベルギーの建築家、ヴィクトール・オルタが設計した主な邸宅群は、2000年に世界遺産に登録されました。邸宅群には、1893年にオルタが世界で最初にアール・ヌーボー様式で設計したタッセル邸と自宅があります。重厚な石造りの家が主流だった時代に植物などをモチーフにした曲線とガラスや鉄などの当時の新素材を利用するアール・ヌーボー様式を取り入れて注目されました。オルタのアール・ヌーボー建築を堪能します。

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最愛の皇帝のために フマユーン廟(インド)

インドのデリーにあるムガル帝国第2代皇帝フマユーンの霊廟は、1993年に世界遺産に登録されました。フマユーンは戦いに敗れて15年の流浪の末、帝国を再建しますが、半年後、階段で転落死します。悲しんだ王妃は、高さ38メートルの霊廟と川が流れる緑の庭園を作ります。インドの霊廟建築に大きな影響を与えたフマユーン廟を訪れます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

守礼之邦(しゅれいのくに) 琉球王国のグスクと関連遺産群(日本)

沖縄の琉球王国のグスクと関連遺産群は、2000年に世界遺産に登録されました。14世紀、沖縄の豪族が争い、グスク(城)を軍事拠点にします。現在は琉球石灰岩で作られた城壁や門が残っています。首里城は太平洋戦争で建物を焼失し、世界遺産の対象は城壁などの遺跡だけです。グスクを訪れ、琉球時代の記憶をたどります。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

スコットランドの魂 エディンバラ市街(スコットランド)

イギリス北部、スコットランドの都市・エディンバラの、中世の街並みが残る旧市街と18世紀後半に建設された新市街は、1995年に世界遺産に登録されました。町のシンボルであるエディンバラ城に行くと、大国イングランドと戦い続けたスコットランドの歴史と誇りが感じられます。そして、旧市街にある不気味な裏通りや教会、そして、心霊現象が起きると言われる墓地など、戦いの歴史が続いた古い町を訪ねます。

城砦(じょうさい)の町 スース旧市街(チュニジア)

北アフリカ・チュニジアのスース旧市街は、1988年に世界遺産に登録されました。9世紀、アラブ軍が進出し、町を難攻不落の防衛都市に再建します。城壁に囲まれた旧市街には要塞と礼拝の場を兼ねたリバトが建てられ、2階の回廊はイスラム教徒たちの住まいにもなり、38メートルの塔からは町や港の監視ができます。たびたびヨーロッパの勢力に攻撃されながら、難攻不落の防衛都市として果たした機能を紹介します。

塩とモーツァルト ザルツブルク歴史地区(オーストリア)

オーストリア・ザルツブルク歴史地区は、1996年に世界遺産に登録されました。「塩の城」を表すザルツブルクは大司教による宗教と政治の支配が8世紀から約千年続き、「白い黄金」と呼ばれた塩の取り引きで富と権力を蓄えます。18世紀半ば、この街で生まれたモーツァルトは13歳で大司教から宮廷楽団の楽長に任命され、次々と名曲を生み出してボーナスに塩を与えられます。塩に支えられ、音楽が開花した街を歩きます。

不死鳥の如(ごと)く ワルシャワ歴史地区(ポーランド)

ポーランドの首都ワルシャワの歴史地区は、1980年に世界遺産に登録されました。ワルシャワには中世から近代までの歴史的な建物が並びます。第2次大戦、ヒトラーは意図的にポーランドの首都を抹殺しようと破壊しますが、戦後、市民は古い記録や絵画を参考にして首都を復元します。ワルシャワの破壊はポーランド人の国民性の破壊を意味しました。ポーランド人のアイデンティティーの象徴となった町の復元の様子を伝えます。

地中海の覇権をかけて カルタゴ遺跡(チュニジア)

カルタゴ遺跡は北アフリカ・チュニジアの首都チュニスの郊外にあり、1979年に世界遺産に登録されました。紀元前9世紀、フェニキア人が地中海を望むこの地に都市国家を築き、金銀ほか地中海沿岸で採れる資源を独占して大国へと成長します。しかし、カルタゴは地中海の覇権をかけてローマ帝国と戦った末、敗北し、町を焼き尽くされました。古代フェニキア人が築いたカルタゴと勢力を拡大してきたローマの興亡を紹介します。

大航海時代の記憶 リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔(ポルトガル)

ポルトガルの首都リスボンにあるジェロニモス修道院とベレンの塔は1983年、2008年に世界遺産に登録されました。大航海時代の幕を開いたエンリケ航海王子とアフリカ南端の喜望峰を通るインド航路を発見したヴァスコダ・ガマの偉業をたたえて、エンリケの孫・マヌエル1世はジェロニモス修道院を建設するとともに、テージョ川の河口を守るためベレンの塔を建てます。ポルトガルが最も輝いた時代の足跡をたどります。

朝日の神殿 ヌビア遺跡群(エジプト)

エジプト・ナイル川上流ヌビア地方にある古代エジプトの遺跡群は、1979年に世界遺産に登録されました。中でも最大の遺跡がアブ・シンベル大神殿で、入り口に神殿の建造主・ラメセス2世といわれる像があります。19世紀に発見されましたが1960年のアスワン・ハイ・ダム建設で水没が懸念され、世界各国の援助で神殿が移築されて、「世界遺産条約」のきっかけとなりました。この神殿の歴史的な移築を紹介します。

大航海の中継地 アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモ(ポルトガル)

ポルトガルの西1500キロにあるテルセイラ島の港町アングラ・ド・エロイズモは、1983年に世界遺産に登録されました。15世紀の大航海時代にアジアや新大陸への中継基地として栄えました。19世紀末に帆船の時代が終わりを迎えると、アングラもその役割を終えます。1980年、大地震が島を襲い、大聖堂やサン・フランシスコ修道院などの歴史的建造物が破壊されました。歴史的建造物の修復の様子を伝えます。

侯爵家がつくった風景 レドニツェとヴァルティツェ(チェコ)

チェコ南東部のレドニツェとヴァルティツェの文化的景観は、1996年に世界遺産に登録されました。ここはヨーロッパの名門・リヒテンシュタイン侯爵家の領地で、皇居の約200倍の広さに、居城のヴァルティツェ城や夏の離宮として建てたレドニツェ城があるほか、侯爵や婦人方が楽しめるように、木々が生い茂る庭園や船遊びができる川が計画的に造られました。伯爵家が400年をかけて造った壮大な景観を眺めます。

青い帝都 サマルカンド 文化交差路(ウズベキスタン)

ウズベキスタンの古都・サマルカンドは、2001年に世界遺産に登録されました。14世紀後半、モンゴルの司令官・ティムールはシルクロードの真ん中に大帝国を築き、サマルカンドを都とします。ティムールが青い色を好んだため、建物は青いタイルで覆われています。東西の文化が出会い、空前の繁栄を遂げた大帝国の青い都を訪れます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

コロンブスが眠る街 サント・ドミンゴの植民都市(ドミニカ)

ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴの植民都市は、1990年に世界遺産に登録されました。コロンブスの新大陸発見後、最初に建設が始まった植民都市です。コロンブスはサント・ドミンゴを統治する最初の総督になりますが、2代目総督のニコラス・デ・オバンドがスペインの典型的な都市作りで街路を升目状に整備し、大聖堂や裁判所、病院ほか、新大陸初の建物を次々と建てます。コロンブスの栄光と挫折が刻まれた街を訪ねます。

薬師寺 よみがえった白鳳伽藍(はくほうがらん) 古都奈良の文化財(日本)

古都奈良の文化財は、1998年に世界遺産に登録されました。文化財の1つ、薬師寺は7世紀末、藤原京に建立され、平城京遷都に伴い奈良・西ノ京に移されます。薬師寺は戦国時代に寺院の主要な建物を焼失してから、東塔と仮の金堂などしかありませんでしたが、昭和になって創建当時の復元が始まります。当時の唐の最新様式を取り入れた美しさを今に伝える国宝の東塔ほか、1300年前の姿によみがえった薬師寺を訪れます。

巨大花の咲く山 キナバル自然公園(マレーシア)

ボルネオ島のマレーシア領内にあるキナバル山を含む、3つの山を中心としたキナバル自然公園は、2000年に世界遺産に登録されました。東南アジア最高峰のキナバル山は、標高4095メートルに達し、土地の人々にとっては神聖な山です。麓には湿度の高い密林が広がり、食虫植物で有名なウツボカズラや世界最大の花・ラフレシアが群生しています。地元ドゥスン族の神話で天国に一番近い場所と信じられている、この山を訪ねます。

皇帝の都市大改造 ウィーン歴史地区(オーストリア)

オーストリアのウィーンは、ヨーロッパで権勢を振るったハプスブルク家が13世紀に定めた都です。ウィーンの歴史地区は、2001年に世界遺産に登録されました。19世紀末、旧市街を取り囲む「リングシュトラーセ」と呼ばれる環状道路が作られ、通り沿いには様式が異なる様々な歴史的建造物が建てられて、町の姿は大きく変わります。環状道路や歴史的建造物はなぜ作られたのか、ハプスブルク家とウィーンの歴史に迫ります。

垂直落差979m カナイマ国立公園(ベネズエラ)

ベネズエラ・ギアナ高地の中心に位置するカナイマ国立公園は、1994年に世界遺産に登録されました。テーブルマウンテンと呼ばれる巨大なテーブル状の山が連なり、そこには979メートルの世界一の落差を誇る滝、「エンジェル・フォール」があります。この滝は、水が落下する途中で細かい雨や霧となって森を潤すため、滝つぼがなく、隔絶された森には珍しい動物が今も生き続けます。「最後の秘境」・ギアナ高地を紹介します。

王の庭園鑑賞法 ベルサイユ宮殿と庭園(フランス)

フランスのベルサイユ宮殿は17世紀半ば、絶対王政の頂点にあったルイ14世によって建てられ、1979年と2007年に世界遺産に登録されました。左右対称の美しい構図を持つ庭園と権力を象徴した豪華な宮殿は17世紀後半に完成します。王は民衆にも公開するほど庭園を気に入り、「王の庭園鑑賞法」というガイドブックまで作りました。宮殿と共に噴水や迷路、百階段など、ルイ14世の自慢の庭園を紹介します。

エジプト王朝の謎を解く~古代都市テーベと墓地遺跡(エジプト)

エジプトの古代都市・テーベには「王家の谷」と呼ばれる王家の墓が密集した谷があります。1979年に世界遺産に登録されました。墓は19世紀には発掘されていましたが、そこに刻まれた文字の意味は不明でした。19世紀初頭、フランスの学者・シャンポリオンがその神聖文字を解明します。きっかけは、ナポレオンがエジプトから持ち帰ったロゼッタストーン。エジプト文明の謎を解明したシャンポリオンと「王家の谷」に迫ります。

野生の回帰 イエローストン国立公園(アメリカ)

アメリカ中西部のイエローストン国立公園は、1978年に世界遺産に登録されました。総面積8900平方キロメートルの公園内には、60種、およそ4万頭の野生動物が生息し、北アメリカの野生の生態が残されています。アメリカで最初の国立公園となったイエローストンの歴史と、その生態系を守ろうとする取り組みの様子を紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

空中都市の謎に迫る マチュピチュ(ペルー)

ペルーのマチュピチュは、1983年に世界遺産に登録されました。南米アンデスの標高2400メートルの山中に、こつ然と現れるマチュピチュは、「空中都市」とも呼ばれています。大広場を中心に石組みの建造物が、狭い石畳の道や階段で結ばれて、周囲は高さ5メ-トルほどの石積みの壁で囲まれています。誰が、何のために、この山中に整然とした都市を築いたのか? マチュピチュの謎に迫ります。

浮島の都 ベネチアとその潟(イタリア)

イタリア本土の沖3キロメートルの干潟に造られたベネチアは、周りの干潟も含めて、1987年に世界遺産に登録されました。6世紀、ラグーナと呼ばれる干潟に人が住み着き、湿地に長い丸太を打ち込んで土台を作り、レンガの家を建てました。打ち込まれた丸太は酸素が無いために腐らず、化石化しているそうです。浮島の都とその潟を訪ねます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

富を生む山 石見銀山遺跡とその文化的景観(日本)

島根県大田(おおだ)市の石見(いわみ)銀山遺跡とその文化的景観は、2007年に世界遺産に登録されました。アジアで初めて登録された産業遺産です。1526年、本格的に銀の採掘が始まり、灰吹法(はいふきほう)と呼ばれる精錬法で純度の高い銀を大量生産します。江戸後期、日本が輸出した銀は世界全体の3割以上に達し、国内のみならず国際交易に大きく貢献します。間歩(まぶ)と呼ばれる坑道や積み出し港の跡を訪ねます。

巡礼の聖堂 カンタベリー大聖堂(イギリス)

イギリス・ロンドン南東部のカンタベリーは、イギリスで最初にキリスト教が伝えられた聖地です。中世にはイギリスの代表的な巡礼地になります。いまも訪れる人々は絶えず、カンタベリー大聖堂を目指します。大聖堂は十字架の形をしています。6世紀末に建造され、500年をかけた増改築で荘厳なゴシック建築の傑作となり、1988年に世界遺産に登録されました。カンタベリー大聖堂が巡礼の聖堂になった奇跡の物語を紹介します。

巨大な水 イグアス国立公園(アルゼンチン・ブラジル)

アルゼンチンとブラジルにまたがるイグアス国立公園は、1984年、1986年に世界遺産に登録されました。公園の中心にはイグアスの滝があり、流れ落ちる水量は世界最大です。ボートで滝に近づくと、土砂降りの雨に突進するような迫力です。また、遊歩道から滝に近づくと、回りは滝に囲まれて、ごう音が響き渡ります。一番奥の滝は「悪魔ののど笛」と呼ばれ、すさまじい落下音を立てています。迫力ある滝の魅力を紹介します。

モザイクの輝き イスタンブール歴史地区(トルコ)

トルコのイスタンブール歴史地区は1985年に世界遺産に登録されました。イスタンブールは紀元前からアジアとヨーロッパを結ぶ政治や交易の中心地として繁栄し、古代ローマからビザンツ帝国、オスマン帝国に至る各時代の歴史的建造物が多く残ります。15世紀から500年続いたオスマン帝国時代、イスラム教のモスクの中でも最も格式の高かったアヤ・ソフィアを訪ね、モザイク画の最高傑作を紹介します。

ルネサンスの情熱 フィレンツェ歴史地区(イタリア)

イタリアのフィレンツェ歴史地区は、1982年に世界遺産に登録されました。フィレンツェはルネサンス発祥の地で、町にはルネサンス時代の建物や芸術品が数多く残っています。ルネサンス以前の絵画では、神は神々しさや威厳を現すことが重要でしたが、ルネサンスでは神は人間と同じように写実的に描かれます。人間性を回復し、新しい価値を生み出そうとしたルネサンスが、なぜこの町で生まれ、花開いたのか。その秘密に迫ります。

教皇と名画 バチカン市国

カトリック教会の本拠地として信仰を集めるバチカン市国は、イタリア・ローマの町中にあります。1984年に世界遺産に登録されました。バチカンの象徴、サン・ピエトロ大聖堂の奥には世界有数の美の殿堂・バチカン美術館があり、年間400万もの人々が訪れます。世界の人々を魅了するバチカン市国を訪ねます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

アルプスの美を運ぶ レーティッシュ鉄道ベルニナ線とアルブラ線の景観(スイス)

レーティッシュ鉄道は、およそ100年前に開通したスイスの山岳鉄道です。中でも、120キロメートルに及ぶベルニナ線とアルブラ線からの景観は、2008年に世界遺産に登録されました。世界でも珍しい360度回転する円形のループ橋を登って標高2千メートルに達すると、そこにはスイスアルプスがそびえ立ち、駅の後ろにはバリュー氷河が広がります。自然と人間とが共存するレーティッシュ鉄道の美しい景観を訪ねます。

文化遺産 レーティッシュ鉄道 ベルニナ線とアルブラ線の景観 未編集素材より(スイス)

世界遺産の貴重な未編集素材から、レーティッシュ鉄道を紹介。およそ100年前に開通したスイスの山岳鉄道です。標高差およそ1800メートルを上り下りするには、いろいろな工夫が施されており、有名なのは、360度回転する円形をしたループ橋で、この橋で高度を10メートル上げます。未編集素材では、この橋を渡る車両や豪華な車内などじっくり見ることができます。また、音楽、ナレーションは入っておりません。

自由を売り渡すな ドゥブロブニク旧市街(クロアチア)

クロアチア南端のドゥブロブニク旧市街は、1979年と1994年に世界遺産に登録されました。ドゥブロブニクは、2キロメートル四方の小さな町です。紺碧(こんぺき)の海に映える赤い屋根と白い壁が続く美しい町並みは「アドリア海の真珠」と形容されます。天然の良港に恵まれ、古くから海洋貿易で繁栄しますが、何度も侵略の危機にさらされました。大国に挟まれながらも自治を貫いたドゥブロブニクの歴史をたどります。

黄金郷の光と影 オウロプレト歴史地区(ブラジル)

ブラジル・リオデジャネイロの北300キロメートルにある町、オウロプレト歴史地区は、1980年に世界遺産に登録されました。18世紀、リオは山間部で採掘された金の集積地となり、南米屈指の貿易港に変貌します。そのゴールドラッシュの中心がオウロプレトです。金は19世紀に掘りつくされてしまい、今では昔の繁栄を伝える美しい町並みだけが残されています。ゴールドラッシュの光と影を映す黄金郷の町の姿を伝えます。

ヨーデルが響く スイスアルプス ユングフラウとアレッチュ(スイス)

スイス・アルプス山脈のアイガー、メンヒ、ユングフラウに代表される名峰群とともに、アルプス最大のアレッチュ氷河が、2001年、2007年に世界遺産に登録されました。ユングフラウの尾根には展望台があり、鉄道で行くことができます。山頂の駅を降りて氷河をくり貫いた氷のトンネルを抜けると、アレッチュ氷河の雄大な姿を楽しめます。この山の麓に暮らす酪農家を訪ね、世界遺産に囲まれた生活を紹介します。

イスラムの音が響く街 マラケシュ旧市街(モロッコ)

北アフリカ・モロッコのマラケシュ旧市街は、1985年に世界遺産に登録されました。11世紀に都になってからおよそ200年、マラケシュはモロッコの都として繁栄します。旧市街の中心には、かつて公開処刑場だった広場があり、その周りに世界最大と言われる、イスラムで市場を意味するスークが広がります。コーランの祈りの声や皮なめし職人の歌、新年の祭りの太鼓の音など、イスラムの音が響く街を訪ねます。

龍安寺 75坪の空間美 古都京都の文化財(日本)

古都京都の文化財は、1994年に世界遺産に登録されました。文化財の1つ、石庭で世界的に知られる龍安寺は室町幕府の管領(かんれい)、細川勝元が創建した禅寺です。幅25メートル、奥行き10メートルの約75坪の庭に白砂を敷き詰め、15個の石を東から5・2・3・2・3と配置した代表的な枯れ山水の庭園です。しかし、誰が、いつ、何のために造ったのかは不明です。禅の美を極めた空間に思いをはせます。

石積みの技 アンコール遺跡群(カンボジア)

カンボジアのアンコール遺跡群は1992年に世界遺産に登録されました。9世紀から、インドシナ半島を支配していたアンコール王国が残した遺跡群です。12世紀に築かれた石造りのアンコールワットはひときわ優美な姿で知られ、中央の塔は高さ65メートルで20階建てのビルに相当します。修復作業が進むと、専門家も驚く高い水準の建築技術が分かってきました。巨大建造物はどのように造られたのか、その建築技術に迫ります。

アルプスに鉄路をひらけ ゼンメリング鉄道(オーストリア)

オーストリアのゼンメリング鉄道は、世界で初めてアルプスを越えた山岳鉄道です。1998年に世界遺産に登録されました。2万の人員と6年の歳月が工事に費やされ、1854年に完成します。蒸気機関車が非力なため、傾斜の緩い地形を選んで線路が敷かれた結果、カーブが増えて傷みが激しくなりますが、保線員がしっかりと守っています。ローマの水道橋を模した高架橋や多くの犠牲を払って敷かれた線路を守る保線員を紹介します。

遺跡に暮らす 古都ボスラ(シリア)

中東のシリアにある古都ボスラはヨルダンとの国境近くにある小さな町で、旧市街が1980年に世界遺産に登録されました。旧市街には、ナバテア王国やローマ帝国の時代までさかのぼる古い遺跡が数多く残り、今でも人々はその遺跡の中で暮らしています。アフマドさん一族も千年以上に渡り代々住み続けてきました。この町に暮らすアフマドさんの案内で、遺跡の町・ボスラの歴史と住人の特別な思いを紹介します。

奇跡の自然を守れ 小笠原諸島(日本)

東京の南東1000キロメートルにある大小30余りの島々からなる小笠原諸島は、2011年に世界遺産に登録されました。小笠原諸島は海底火山の噴火で誕生し、一度も陸地とつながった事がなく、島にたどりついた生きものは独自の進化を遂げ、ここに生息する固有種は500種類以上になります。人間の影響で数を減らした珍しいコウモリや絶滅の危機にひんしているハトなど、小笠原の自然を守るための取り組みを追います。

サンゴが支える命のドラマ グレートバリアリーフ(オーストラリア)

オーストラリア東岸にある世界最大のサンゴ礁・グレートバリアリーフは、1981年に世界遺産に登録されました。この海にはサンゴを食べて白亜の島を作る魚・ナンヨウブダイがいます。このナンヨウブダイがサンゴの島を作る不思議な仕組みと、夏にウミガメがサンゴの島で産卵する様子を紹介します。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。

イギリス王室の歴史を見つめて ウェストミンスター宮殿と修道院(イギリス)

イギリス・ロンドンのテムズ川河畔にあるウェストミンスター宮殿と修道院は1987年と2008年に世界遺産に登録されました。イギリスの聖堂建築で最も高い天井とステンドグラスで作られた大きなバラ窓や縦長で高い窓が特徴で、1065年にエドワード王によって建てられました。歴代国王の戴冠式とイギリス王室の結婚式や葬儀が行われ、王室の墓所もあります。イギリスにとって最も神聖な場所で王室の歴史に触れます。

祈りの場へ ガウディの作品群(スペイン)

スペイン・バルセロナのサグラダ・ファミリアは、1984年と2005年に世界遺産に登録されました。1883年、建築家のアントニ・ガウディが設計・建築を始め、今もなお建設中です。聖堂は、木漏れ日が降り注ぐ森のイメージで、巨大なスケールと直線で幾何学的に作り出された複雑な構造を持ち、柱は樹木のように上に行くほど枝分かれしています。ガウディの遺志を引き継いだ、光に満ちた森のような聖堂を訪ねます。

新造形主義の家 リートフェルトのシュローダー邸(オランダ)

オランダ人建築家・リートフェルトが設計したシュローダー邸は、2000年に世界遺産に登録されました。リートフェルトは家具職人でしたが、画家のビエト・モンドリアンが提案する、直線と3原色を使った単純な構図が特徴の新造形主義に触発されて、「レッド・ブルーチェア」という椅子を作り注目されます。さらに、活動の場を建築にも広げ、シュローダー邸を設計します。新造形主義の理念に基づいて設計した邸宅を訪ねます。

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