見逃したテレビを見る方法
ETV特集

NHK「ETV特集」の再放送・過去の放送内容・見逃し動画配信は?

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「ETV特集」ってどんな番組?

ETV特集』は、さまざまな社会問題を取り上げるNHKのドキュメンタリー番組です。考えるヒントを提供する「心の図書館」であることを目指して制作されているそうです。放送は、Eテレ 毎週土曜日午後11時~たっぷり1時間の放送です。

日曜日の午後9時~NHK総合で放送される『NHKスペシャル』が、科学・医療・社会・自然・災害・スポーツなどの幅広い分野の旬の話題を取り上げているのに対して、『ETV特集』は社会の闇に光を当てるようなちょっとマイナーな社会問題をテーマとして、問題を浮き彫りにしていく番組です。そこには、まだ世の中で十分な認識がされていない盲点とも言える問題が隠されている可能性があります。

私たちが暮らしている社会の中で大きく問題になっていることは、新聞やニュース番組で大きく取り上げられますが、世の中のちょっとした「ほころび」は、なかなか目に留まらないものです。そんな見過ごしてしまいそうな問題、でも放っておくと将来大きな火種になるかもしれない社会問題を取り上げてくれる番組です。私にとっては、知識に幅を持たせてくれる「とってもためになる番組」です。

「ETV特集」の公式サイト

ETV特集の再放送・見逃し動画配信は?

ETV特集』の再放送は、Eテレ 毎週木曜日午前0時(水曜日の深夜)から放送されます。もちろん、スポーツイベントや選挙、その他重大事件の報道などで変更されることもありますので、同番組ホームページでご確認ください。また、反響の大きかった番組は、本放送枠でアンコール放送されることもあります。

でも、放送時間に制約されずに好きな時に見たい・・・なんていう場合には、動画配信サービスがオススメです。「ETV特集」の見逃し動画は「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で配信されています。

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NHKオンデマンドとユーネクストの違いは?

NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

そこで、私が利用しているのがユーネクストです。このユーネクストは、いろんな放送局の番組や映画などの動画を配信しているんです。NHKとも提携しているので、毎月付与されるU-NEXTポイント1,200円(初回の31日間無料体験では600円。ただし、このページのリンクから登録すれば1,000円)を使ってNHKオンデマンドの「まるごと見放題パック」を購入することができるんです。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

NHKの見逃し番組を見る方法

(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2024年6月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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放送予定

「あなたの隣人になりたい〜“難民”の人々と歩む〜」

放送 2024年6月8日(土)午後11時~[Eテレ]

難民申請を求めながら困窮する外国人が増えている。「つくろい東京ファンド」の大澤優真さんと武石晶子さんは、その支援に奔走してきた。孤立無援のアフリカ人の母子、スリランカ出身の男性らに衣食住を提供。地域社会にも支援の輪を広げてきた。気がかりなのは6月10日に施行される「改正出入国管理法」だ。難民申請3回目以降の外国人の強制送還が可能となる。共に生きる隣人として支える大澤さんらの日々を見つめる。

「ある野球人の死〜門田博光とその時代〜」

放送 2024年6月15日(土)午後11時~[Eテレ]

去年、兵庫県の山奥で小柄な老人が亡くなっていた。プロ野球で歴代3位のホームランを打った門田博光だった。戦後まもなく生まれ、大阪万博の年に南海に入団。低迷するチームで1人豪快なホームランを放った。アキレス腱断裂から復帰、40歳でホームラン王に。栄光の道を歩んだ門田が、なぜひとりで逝ったのか。王、野村との秘話も紐解きながら、同僚やライバル、記者たちの証言から門田博光と彼が生きた日本を浮かび上がらせる。

U-NEXTで配信中の「ETV特集」の過去作品

※2024年6月8日現在 102作品

「子と親の“むぎのこ村”」

放送 2024年6月1日(土)午後11時~[Eテレ]

札幌の住宅街にちょっと変わった“村”がある。1キロ四方のエリアに50以上の支援拠点が並ぶ、通称“むぎのこ村”。中心は、発達障害などの子どもたちを療育する児童発達支援センターだが、“村”が支援するのは子どもだけでない。親も孤立しないよう、あの手この手で支える。中でも珍しいのは虐待した親たちの支援。「虐待自助グループ」も開催している。虐待を防ぐ取り組みを中心に“むぎのこ村”の日常をみつめた。

「サヘルと8人の子どもたち」

放送 2024年5月25日(土)午後11時~[Eテレ]

自分と同じように傷みを背負って生きる若者たちと映画を作りたい。俳優サヘル・ローズの呼びかけに応えて8人の素人の若者が参加して映画「花束」の撮影がスタートしたのは2020年のことだった。監督のサヘルも若者たちも児童養護施設出身。複雑な家庭の事情を抱えて生きてきた。撮影現場は、傷みを分かち合う「居場所」のようになり、「表現」は気持ちを吐き出す手段となっていった。映画完成までの日々を追った4年間の記録。

「汚名 沖縄密約事件 ある家族の50年」

放送 2024年5月11日(土)午後11時~[Eテレ]

沖縄返還時の日米の密約に迫った新聞記者、西山太吉の逮捕から52年。起訴状に書かれた「情を通じ」が国家の密約の問題を男女のスキャンダルへと塗り替えていった。渦中にあった太吉の妻、啓子がつづった日記がある。国の圧力や社会の好奇の目の中でもがき苦しんだ夫婦の記録でもある。著書「密約」で知られる作家、澤地久枝が読み解く啓子の葛藤。残された家族が初めて知る両親の苦悩。事件に翻弄された記者と妻の思いに迫る。

「千年の祭りが絶えるとき」

放送 2024年4月27日(土)午後11時~[Eテレ]

奈良時代より千年以上続くとされる岩手の黒石寺、蘇民祭。厳寒の夜、裸の男たちがお守り袋を奪い合って五穀豊穣を祈る。過疎・高齢化が進む町に残された、大きな誇りだった。しかし今年2月、突然終了することに。住職と檀家たちの決断だった。先祖代々、秘伝の儀式で祭りを仕切ったが、ついに限界を迎えたある事情があった。一方、蘇民祭に人生を懸けてきた青年部の男たち。継続を願って、たぎる思いを最後の祭りにぶつけていく。

「未来へのETUDE 坂本龍一監督から東北ユースオーケストラへ」

放送 2024年4月13日(土)午後11時~[Eテレ]

「東北ユースオーケストラを見守ってほしい」生前、周囲に伝えた坂本龍一さん。被災後、生きていてよいのか悩んでいた子も、音楽が嫌いになりかけていた子も、東北ユースで変わった。大きな道しるべを失った子どもたちは「坂本監督追悼演奏会」を目指し始動。坂本さんが書き下ろした被災地へのレクイエム「いま時間が傾いて」に挑む。11拍子を取り入れ、一人一人の個性を引き出す難曲。模索と奮闘の行方は▼吉永小百合ほか出演

「あぶくまロマンチック街道〜故郷と原発事故の13年〜」

放送 2024年3月9日(土)午後11時~[Eテレ]

原発事故の前年、福島県の東部・阿武隈山地を貫く「あぶくまロマンチック街道」を舞台に、写真コンテストが開かれていた。当時集まった写真は130点。震災前この地域にあった、日本の原風景とも言える里山の景観と伝統文化が記録されていた。私たちはこれらの写真を手がかりに、かつての撮影地を1年にわたって取材。原発事故後の13年、地域はどう変わり、人々はどう生きたのか。街道の四季を訪ねるロード・ドキュメンタリー。

「膨張と忘却 〜理の人が見た原子力政策〜」

放送 2024年3月2日(土)午後11時~[Eテレ]

長年国の原子力政策に関わった研究者・吉岡斉氏が残した数万点の未公開資料「吉岡文書」が見つかった。科学技術史が専門の吉岡氏は1990年代から国の審議会の委員などを務めた。「熟議」や「利害を超えて議論を尽くすこと」を求め続けた吉岡氏はそこで何を見たのか。「吉岡文書」に加えて今回独自に入手した内部文書や関係者の証言などをもとに国の政策決定の舞台裏に迫る。

「戦禍に言葉を編む」

放送 2024年2月24日(土)午後11時~[Eテレ]

戦時下のウクライナで、市井の人たちの体験を聞きとった本『戦争語彙集』が出版された。「ゴミ」「スイーツ」「恋愛」など77の短編には、それまでの日常…ささやかでかけがえのない生活や記憶が、ひたひたと戦争にむしばまれていく様子がつづられている。ロシアによる侵攻開始から2年、ウクライナの人々の心の奥底では、どんな変化が起きているのか。現地を歩き、戦禍に編まれた1人1人の言葉をみつめていく。

「令和の“トキワ荘”〜熊本から世界をめざせ〜」

放送 2024年2月17日(土)午後11時~[Eテレ]

九州の過疎の町がマンガの力でユニークな町おこしに挑んでいる。熊本県高森町。ここに世界中から選りすぐりの漫画家の卵たち10人が集められた。ここで共同生活を送り、腕を磨きデビューをめざす。仕掛け人は漫画界のレジェンド編集者・堀江信彦さん。そこはさながら昭和を代表する漫画家たちが若き日をともに過ごしたアパート「トキワ荘」だ。小さな町をマンガ文化の発信拠点にしようという格闘の日々を追う。

「漁師と妻とピアノ」

放送 2024年2月10日(土)午後11時~[Eテレ]

52歳でピアノを始めたのり漁師の徳永義昭さん。きっかけは難曲として知られるリストの「ラ・カンパネラ」を聞き、この曲を弾きたいと思ったことだった。猛練習の末、各地でコンクールに出るまでになった徳永さんだが、ピアノ講師である妻の千恵子さんは複雑な思いで夫を見つめる。演奏を教えることはほとんどない。ただコンクールに付き添い、全国を回る。夫をピアノに駆り立てたたものは何だったのか、夫婦の「旅」の物語。

「二風谷に生まれて 〜アイヌ 家族100年の物語〜」

放送 2024年2月3日(土)午後11時~[Eテレ]

北海道平取町の二風谷には、アイヌ民族にルーツを持つ人が多く暮らす。貝澤太一さんもその一人。祖父と父は「二風谷ダム裁判」を提起し、初めてアイヌを先住民族と認める判決を勝ち取った。あれから30年近くがたち、何が変わり、何が変わっていないのか。太一さんは祖父と父が歩んできた過去を振り返ろうとしている。太一さんの視点から3代にわたる家族とアイヌの歴史を紐解き、日本社会とアイヌ民族の現在と未来を見つめる。

「患者が医療を変える 〜肺がんサバイバーの挑戦〜」

放送 2024年1月27日(土)午後11時~[Eテレ]

13年前、肺がんで余命10か月を宣告されたTVディレクター長谷川一男。抗がん剤の副作用と闘い、医師が推奨しない手術を受けてまで生き抜こうとした自らを記録してきた。9年前に患者会を設立。第一線の医師も巻き込み、最先端のがん治療が患者の手の届くものになるよう活動を続けた。2年前には医師や製薬会社を動かし患者提案の治験も実現。自ら治療法を選び、医療も変えようとする肺がんサバイバーたちの挑戦の日々を追う

「ガザ〜私たちは何を目撃しているのか〜」

放送 2024年1月20日(土)午後11時~[Eテレ]

去年10月、ガザ地区を実効支配するハマスがイスラエルを襲撃、1200人が殺害され200人以上が誘拐された。イスラエルはハマス壊滅と人質解放を掲げて報復、すでに2万人以上が犠牲となっている。ハマスの襲撃の背景に何があるのか?かつてホロコーストを経験したイスラエルが殺りくをやめないのはなぜか?ジャーナリスト土井敏邦氏の映像と双方の知識人へのロングインタビューで事態の深層を読み解く。キャスター:道傳愛子

「未来会議~ばらばらな私たちが始めた、小さな対話~」

放送 2024年1月6日(土)午後11時~[Eテレ]

福島県いわき市で10年間続く対話の場「未来会議」。津波の被害や原発事故の影響など、立場や考えの違いが地域に「分断」を生むなかで、口をつぐんできた気持ちを吐き出せる場所だ。議論はせず、相手の言葉を否定しないのがルール。今回「原発事故の責任とはなにか」「処理水の海洋放出」というテーマで、さまざまな立場の人との対話を重ねた。対立を越えてお互いの違いを認め合おうとする「対話」の先に、より良い未来を探す。

「続報 “冤(えん)罪”の深層〜新資料は何を語るのか〜」

放送 2023年12月23日(土)午後11時~[Eテレ]

なぜ“冤罪”事件は起きたのか―。警視庁公安部の捜査の内幕を徹底検証して大きな反響を呼んだNHKスペシャルの続編。3年前、軍事転用が可能な精密機器を不正に輸出したとして横浜市の中小企業の社長ら3人が逮捕されたが、長期勾留ののち異例の起訴取り消しとなった。経産省はなぜ警察の捜査方針を追認していったのか。そして最後の砦である検察はなぜ起訴に踏み切ったのか。新たに入手した内部資料から残された謎に迫る。

「森崎和江 終わりのない旅」

放送 2023年12月16日(土)午後11時~[Eテレ]

去年、95歳の生涯を閉じた森崎和江さん。地の底で働いた女性坑夫に聞き書きした『まっくら』や東南アジアなどへ売られた少女を追った『からゆきさん』など数々の著作で、近代社会の片隅に追いやられた人々の思いを伝えた。日本統治下の朝鮮半島で生まれた「原罪」を背負い、「本当の日本」を探して全国を旅した。森崎和江さんの足跡をたどり、社会に広がる「断層」を越える「命の言葉」を探し続けた、その思いを探る。

「昭和天皇 御進講メモ〜世界戦争の中の外交戦〜」

放送 2023年12月9日(土)午後11時~[Eテレ]

昭和天皇と戦争との関わりを示す新資料が発見された。宮内省御用掛・松田道一の膨大なメモ。注目されるのは367回もの天皇の質問、御下問。ヨーロッパ情勢を注視していた天皇に松田は12年間、外務省に集まる国際情報を進講。太平洋戦争の開戦、終戦をめぐる天皇の決断、そしてバチカンを仲介した和平工作に大きな影響を与えた。番組では御進講メモをAIで分析、第一線の研究者が読み解き世界戦争の中の外交戦を見つめていく。

「人新世 ある村にて」

放送 2023年11月25日(土)午後11時~[Eテレ]

もっと豊かに、より良い明日を…人類の活動が地球の環境や生態系を変えつつあると提唱されている「人新世」。その影響が人や社会に及ぶ場合、それは、貧しいコミュニティに大きく現れることが、指摘され始めている。インドネシアのある村。かつては穏やかな沼地だった。今、各地のプラスチック廃棄物が流れ着く。廃棄物は、意外な方法で金になった…規制に取り組む政府。一方で、時代の渦にのみ込まれていく村の日々を見つめる。

続 五味太郎はいかが?

放送 2023年11月18日(土)午後11時~[Eテレ]

日本を代表する絵本作家の五味太郎さん。「きんぎょがにげた」「みんなうんち」などのミリオンセラーをはじめ、出版した絵本は400冊以上。今年、創作50年を迎えた。コロナ禍の中で放送され話題になった「五味太郎はいかが?」(2021)の続編を作ろうと訪ねると…絵本を描いていない時期だった。だからこそカメラが出会い直したのは、謎に包まれた五味太郎の素顔と、知られざる絵本の秘密だった?!かもしれない。

個人的な大江健三郎

放送 2023年11月11日(土)午後11時~[Eテレ]

今年3月、大江健三郎が亡くなった。「大きな危機にある時、私は大江さんの作品を読む」芥川賞作家・朝吹真理子は言う。「うじゃうじゃしてるものが許される」(齋藤飛鳥)「きれい事ではない言葉がほしかった」(中村文則)・・・危機の時代に、なぜ人々は大江文学を開くのか。「戦争の真実は人間の物語を通してしか伝わりません。ヒロシマ・ノートのように」(ウクライナ作家・クルコフ)絶望は、再生へ。8人が語る大江健三郎。

私と先生とピアノ

放送 2023年11月4日(土)午後11時~[Eテレ]

ももちゃんは17歳の沖縄の少女、青春は「ピアノ」そして「戦争」だった―学徒動員によって沖縄戦の戦場に駆り出された222人の「ひめゆり学徒隊」の少女たち。その悲劇的な最期は語られてきたが、どのようにして苛酷な戦場に立つようになったかは知られてこなかった。生還者の証言を元に、戦世が忍びよる様を証言とドラマで描く。少女の眼にはどんな日常が映っていたか。かけがえのない時が損なわれ、変容していく世界とは?

年金探偵が行く

放送 2023年10月21日(土)午後11時~[Eテレ]

2007年に発覚した「消えた年金問題」から16年。本人も家族も気づかず請求されないままになっている年金記録が日本には今なお1700万件以上ある。社会保険労務士の柴田友都さん(75)は、本人や遺族の依頼を受けて年金を探す活動をしており、これまでに5000件以上を見つけ出した。その実績から「年金探偵」と呼ばれる柴田さん。「埋もれた年金」の発掘を続ける活動を描き、この国の年金制度の課題を見つめる。

“同じで違う”傷を、共に生きて〜震災から12年 夫婦の日々〜

放送 2023年10月14日(土)午後11時〜[Eテレ]

震災で津波の被害を受けた仙台市蒲生。工場が立ち並ぶこの場所に、一風変わった小屋がある。主は笹谷由夫さん。息子たちと暮らした土地に「懺悔」をしに毎日通う。その姿を「何をいまさら」と疎ましく思う妻の美江子さん。「だって、夫は息子たちとキャッチボールすらしたことない」。懺悔の日々を過ごす夫と、喪失を受け止めきれず家にこもる妻。抱えた「同じで違う傷」。それでも12年「共に生きてきた」夫婦の日々を見つめた。

ノーベル賞受賞決定 アンコール 世界を変える“大発見”はこうして生まれた カリコ×山中伸弥

放送 2023年10月7日(土)午後11時〜[Eテレ]

新型コロナワクチン開発の立て役者であるカタリン・カリコ博士が2023年のノーベル生理学・医学賞に選ばれた。2021年放送の山中伸弥教授との対談を緊急アンコール。2021年7月に放送した番組のアンコール。許諾が得られなかったため、一部映像と音声を編集して配信します。

うずまきファミリーと“子育て村”

放送 2023年9月23日(土)午後11時〜[Eテレ]

長野県伊那市の三義地区。少子高齢化に直面してきた過疎の集落で、いま子育て世代の移住者が増えている。その輪の中心にいるのは里親ファミリーホームを運営する宇津孝子さん。実の親と暮らせない子どもたちを育てながら、地域づくりにも力を入れてきた。きっかけは夫に先立たれて、自身の子育てに悩んだことだ。どうすれば一人息子をここで育てられるのか?その問いから始まった取り組みの行方をみつめる。

リハビリで生きなおす

放送 2023年9月9日(土)午後11時〜[Eテレ]

「寝たきり状態から回復したい」「もう一度自宅で暮らしたい」。様々な思いを抱いて全国から患者がやってくる和歌山・那智勝浦町立温泉病院。行われているのは極限まで追い込むリハビリ。患者に最適なメニューを求めて、日々試行錯誤する専門医や療法士たち。自らと向き合い、時に励まし合う患者たち。「この世のものとは思えない」と語られる厳しいリハビリの先に何を見るのか。地方都市の片隅で紡がれる“生きなおし”の物語。

“玉砕”の島を生きて(2)〜サイパン島 語られなかった真実〜

放送 2023年8月26日(土)午後11時〜[Eテレ]

日本の民間人多数を巻き込む初の地上戦が行われたサイパン。1944年夏、日本軍は玉砕し、さとうきび農家など日本人移民もおよそ1万人が犠牲に。その遺族が行う慰霊の旅に30年近く同行取材した膨大な証言が残されている。捕虜を出さないため日本兵や身内の手で奪われた幼い命。憎しみを募らせた米兵による民間人への一斉射撃。そして、日本の戦争が強いた島の先住民の犠牲。重い記憶を背負った人々の遺言ともいえる証言で綴る

チェーサーが終わる日 〜在日コリアン 世代を越える葛藤〜

大阪朝鮮第四初級学校、通称・チェーサー。2023年3月、閉校した。戦後、貧しさや差別の中で在日コリアンの人たちが自らの手で建設、アイデンティティーをつなぐ拠点だった。学校の最後の日々に密着。チェーサーを守り抜いてきた在日1世らの願い。日本社会で生きる若い世代の本音。そして、朝鮮の言葉や文化を学ぶ子どもたちが最後に話した「夢」とはー?チェ-サーと共に生きてきた人たちの世代を越える葛藤、半年間の記録。

置き去りにされた子どもたち〜沖縄 戦争孤児の戦後〜

壮絶な地上戦で両親を失い、米軍に収容された沖縄の戦争孤児。しかし終戦後、孤児院は次々に閉鎖され、働き手を求める家庭に引き取られるなど苦難の人生を強いられた。80代となった今も、自分の本当の名前が分からず出自を探し続ける人。生き別れた妹や弟の消息を追い続ける人。過酷な人生に痛めつけられPTSDに苦しむ人。復帰後も国による調査や支援は行われず、メディアも殆ど取り上げることのなかった孤児たちの戦後を描く

ミッドウェー海戦 3418人の命を悼む 第二部「残された者たちの戦後」

「遺族の願いは戦争を繰り返さないこと。そこに敵も味方もない」。40年前、日米でミッドウェー海戦の戦死者調査を行った作家・澤地久枝さん。見極めようとしたのは、繰り返し戦争を経験してきたアメリカで、「戦争による死」がどう扱われてきたのかだった。ベトナム戦争下、反戦運動に身を投じた駆逐艦の元艦長。日本軍の捕虜となり殺害された兵士の遺族…。壮絶な人生に接してたどり着いた、92歳の澤地さんの思いに迫る。

ミッドウェー海戦 3418人の命を悼む 第一部「命の重さ」

「私が突き止めたかったのは“命の重さ”だった」。40年前、日本とアメリカで大規模な調査を行い、太平洋戦争のミッドウェー海戦で命を落とした3418人の詳細を明らかにした作家・澤地久枝さん、92歳。指揮官のずさんな命令で奪われた命、15歳の若さで志願して戦場に向かった命…。そして、「その死にどんな意味があったのか」問い続ける遺族たち。それぞれの生と死の物語をたどり、現代的な意味を問い直す。

赤い靴を履いて~作家 有吉佐和子の問いかけ~

昭和の作家・有吉佐和子の復刊が相次ぐ。なぜ今、人々の心を動かすのか? 故郷・和歌山で進む遺品調査などから、“赤い靴を履いた”女性たちへの言葉に迫る。 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。

市民と核兵器~ウクライナ 危機の中の対話~

「核兵器が必要だ」戦禍のウクライナで切実な市民たちの声。ボグダンもそう考える一人だ。しかし、元教育大臣の祖父は、かつて核を放棄した国の判断を「正しかった」と語り亡くなった。その意味を確かめようとボグダンは、前線の兵士や医師、農家らと対話を重ねていく。さらにアメリカでは、核廃絶を訴えてきた元国防長官のペリーが特別にインタビューに応じた。人々は何を考え、どんな道を選ぶのか。核をめぐる対話を見つめる。

魂を継ぐもの~破滅の無頼派・西村賢太~

「苦役列車」芥川賞作家・西村賢太▽急逝から1年・破天荒すぎる作品と人生▽北町貫多は西村賢太?人生さらした私小説の苦悩▽友情も恋も空回り・酒で失敗・他人を罵倒・それでも人気▽「10代の不安」「恋人いない」「母との葛藤」救われる読者たち▽ライターズ・ライター「プロに愛された」作家▽現代を生きる私たちへの教訓とは? 【出演】クリープハイプ尾崎世界観・春風亭一之輔・田中慎弥・田畑智子・玉袋筋太郎ほか

ひとりだけど、ひとりじゃない

2040年には全世帯の4割を単独世帯が占めるとみられる日本。身寄りのないことが当たり前になる「身寄りなし社会」が到来する中、当事者同士が互いに支え合って生きる「鹿児島ゆくさの会」の試みが注目されている。会員は約130人。一人になった経緯はそれぞれ違う。孤立を防ぐ切り札として期待されているが、元々は赤の他人同士。時にはすれ違いや衝突もある。その営みを通して、人と関わり合いながら生きる意味を見つめる。

誰のための司法か~團藤重光 最高裁・事件ノート~

航空機騒音に苦しむ住民が国を訴えた「大阪国際空港公害訴訟」。公害で初めて国の責任が問われた歴史的裁判だ。二審の大阪高裁では「夜間の飛行停止」を訴えた住民側が勝訴したが、81年最高裁は一転して住民の訴えを退ける判決を言い渡す。なぜ結論は覆ったのか。判決から40年余り、その内幕を明かす資料が見つかった。元最高裁判事・團藤重光が遺したノートである。関係者の証言で團藤のノートを読み解き、裁判の内実に迫る。

沖縄の夜を生きて~基地の街と女性たち~

米軍統治下の沖縄で基地の周辺に生まれた歓楽街。戦災や土地収用によって困窮した多くの女性たちが、生きる糧を求めてバーやナイトクラブに集まった。その多くは離島や奄美の出身。社会の冷たい視線に耐えながら、米兵相手に稼いだ金で親兄弟の生活を支えていた。米兵との子どもを抱えて基地街で働いた女性も少なくない。奄美大島出身の1人の女性の歩みを軸に、沖縄の夜を生き抜いた人々の知られざる人生を当事者の証言で描く。

ソフィヤ 百年の記憶

日本に暮らすウクライナ人・片岡ソフィヤさんはこの1年、祖国や家族の歴史を調べてきた。ロシアによる軍事侵攻で起きた多くの悲劇が過去にウクライナで起きた出来事と重なって見えたからだ。1930年代、数百万人が餓死したとされる“ホロドモール”、知識人の粛正や言語・文化の弾圧…。幾多の危機を乗り越えアイデンティティーをつないできたウクライナの知られざる百年の記憶。人々が抱える苦難の意味に発掘映像も交え迫る。

震災から12年 5400人の“被災地からの声”を掘る

東日本大震災の9日後に放送を始め、東北地方で今も続く番組『被災地からの声』。出会った人に「いま一番訴えたいことは何か?」を聞き、思いの丈を語ってもらう。こだわってきたのは、作為や演出を極力排し、「生の声=ホンネ」をそのまま伝えることだ。今回はこの12年の「復興」の歩みを、被災者がこれまでに残した『声』の記録映像や国の復興計画に携わった識者のインタビューなどを軸に再構成。「復興とは何か」を検証する。

人知れず表現し続ける者たちIV

西村一成(44)が描き始めたのは、19歳のとき。音楽を志し名古屋から上京したが、精神の不調をきたし実家に戻った。以来25年間、自分の部屋でキャンバスにすがるように描き続けてきた。家から出ることはほとんどなく、自らの個展に姿を現わすこともない。家族以外誰も見たことのない創作現場にカメラが入り、西村の1年を記録した。孤高の画家による圧倒的な表現は「アートとは何か?」「生きるとは?」と問いかける。

「ルポ 死亡退院 ~精神医療・闇の実態~」

2023年2月15日、東京都八王子市にある滝山病院を警察が捜索。患者への暴行の疑いで看護師が逮捕され、監督する東京都も調査に乗り出した。NHKは内部告発による病院内の映像や音声記録、そして1498人の患者のリストを入手。さらにその家族、病院関係者などへの取材から、病院の実情と背景を調査した。浮かび上がってきたのは、社会の中で頼られる精神科病院の知られざる一面だった。1年に及ぶ調査報道ドキュメント。

消えゆく“ニッポン”の記録~民俗学者・神崎宣武~

「日本の“村”を書き残せる最後の時期」と語る、民俗学者・神崎宣武。宮本常一と司馬遼太郎に学び、全国をフィールドワークしながら失われゆく人々の暮らしを記録してきた。故郷岡山の山村で神主も務め、神仏習合、アニミズム、シャーマニズムも融合させた多彩な儀式を継承。過疎化と高齢化で各地の祭りが次々と消えゆく中、晩年を迎えた神崎が、後世に残したいと願う文化とは?美しい四季とともに描く、消えつつある日本の記録。

命の砦(とりで)~集中治療室 密着40日の記録~

新型コロナで、重症患者の「最後の砦(とりで)」となった集中治療室。さまざまな医療技術を駆使して命をつなぎ、回復への道筋をつける。中国地方の高度医療を担う広島大学病院の集中治療室を40日間密着取材。人工心肺・エクモで命をつないだ元プロ野球選手。出産後の出血で危険な状態の母親を救おうと奮闘する若き医師。そして救いきれなかった命。その重要性から2022年、政府が正式な診療科に加えた集中治療の現場を描く。

消えた故郷へ帰るとき~高知・椿山 50年の記録~

ある集落と家族、50年近くの映像記録。高知の椿山(つばやま)は、平家の落人が開いたと伝わる急しゅんな山の里。焼き畑農業を行い、山に祈る生活が受け継がれてきた。しかし、高齢化が進み消滅集落に。そこに3年前、男性が一人戻って暮らし始めた。草を刈り、イノシシを捕まえ、山に祈る。今は亡き家族の記憶が生活に満ちる。やがて元住民たちが集うように…。日本人にとって故郷とは? 里に伝わる太鼓踊りの景色と共に描く。

「弔いの時間(とき)」

娘の死をきっかけに、東京葛飾区で遺体安置と葬儀を行う施設の経営を始めた三村麻子の日々を追う。いま日本の葬儀は家族と近親者だけで行う「家族葬」が主流となり、葬儀なしで火葬場へという「直葬」も増えている。簡素化と時短という近年の傾向はコロナ禍でさらに進んだ。そんな中、三村は遺族の話を聞いて故人と遺族が対面しそれぞれの思いに寄り添う葬儀の形を見つけていく。三村の眼差しを通して「弔う」とは何かを見つめる。

沖縄の“眼”になった男 ~写真家・平良孝七とその時代~

本土復帰の前後を中心に沖縄を記録した写真家・平良孝七(1939-1994)。反基地闘争、復帰運動、離島の現実、沖縄戦の記憶に至るまで、激動の戦後をフィルムに刻んだ。未発表のものを含む20万カットと平良が残した創作ノートから浮かぶ沖縄の光と影とは。本土復帰から50年がたった今、沖縄の“眼”と呼ばれた平良の人生を、現代沖縄を代表する写真家のひとり石川竜一さんがたどり、“沖縄のリアル”とは何か思索する。

デザインには希望がある ~三宅一生のまなざし~

2022年に亡くなった世界的衣服デザイナーの三宅一生さん。広島で7歳の時、被爆した。世界を魅了するデザインはどのようにうまれたのか。知られざる広島への思いとは。 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。

子どもたちのために(マジ時々笑) ▽絵本「動物会議」で戦争を語りあう

2022年2月、絵本『動物会議』に関する展覧会が都内で開かれた。『動物会議』は、戦争を止められない愚かな人間に対して動物たちが「子どもたちのために」と団結して立ち上がり、奇想天外な方法で平和を創り出す物語。ドイツの児童文学作家ケストナーによる73年前の作品だ。人間は問題を暴力でしか解決できないのか。展覧会の会場で小学生から大人までが対話を繰り広げた。出演:ヨシタケシンスケ、高橋源一郎ほか #君の声

落葉帰根 中国残留孤児 かなわぬ願い

「どうして日本に帰れないのか」。中国残留孤児の認定を求め続けている人々がいる。しかし70代後半となって養父母も亡くなり、証拠集めも難しくなった。2012年以降、新たな認定者はいない。「証拠不足」として却下された人々は「死ぬ前に日本人と認めてほしい」と訴える。番組では旧満州・中国東北部での残留孤児・身元調査の実態を取材。敗戦や文化大革命など厳しい時代を生き抜いてきた人々の切実な声に耳を傾ける。

戦禍の中のHAIKU

<うつくしき空より飛来ロケット我らに>(ウクライナ)。<特別軍事作戦サラダに油少なめに>(ロシア)。ソビエト時代に「おくのほそ道」がロシア語に翻訳され、学校でも日本の俳句が教えられることがあるというウクライナとロシア。両国には本格的な俳句愛好者がいる。戦争の最中で人々は何を感じ何を考えながらどう生きているのか。俳人たちに自作をリモートで語ってもらい、戦禍の中にある人々の「内面の声」に耳を傾ける。

ステージで、輝くいのち~戦禍のウクライナ国立バレエ~

バレエ大国ウクライナ。その最高峰、キーウの国立バレエがこの夏、ロシアによる侵攻後初の外国ツアーを日本の16都市で行った。世界各国に避難して散り散りになっていた21人のダンサーたちは、祖国の家族や友人たちの安否に心を砕きながら日本の舞台に立ち続けた。このツアーの実現には、半世紀にわたってウクライナのバレエ界と交流を続けてきた日本人とその母親の存在があった。公演までの道のりと日本滞在の日々に密着した。

「芥川賞を読む。~“正しさの時代”の向こうへ~」

「結局我慢する人とできる人とで世界がまわっていく。世界。この世界。」史上初めて、芥川賞5人の候補全員が女性となった。文学は、今の時代を映し出す。「刺青の下の皮膚」「ばばあのゲロまみれの衣服」「LGBTの人で固定されてしまった」他者からカテゴライズされる苦しさ、“正しさ”の時代の影。5人がそれぞれに描く、この世界。「そんなことより、今日はセックスをするんだろうな」芥川賞を読む。 朗読・石橋菜津美

「銃撃事件と日本社会」

日本を震撼させた安倍晋三元首相の銃撃事件。旧統一教会の存在がクローズアップされるなか、行き場のない怒りがなぜ暴発したのか、この社会にも目を向けようとする声が高まっている。虐げられた人々の視線から権力を問うてきた高村薫。秋葉原無差別殺傷事件や戦前の要人刺殺事件を研究する中島岳志。SNSを分析、民主主義と言葉の視点から思索するロバート・キャンベル。3人のロングインタビューから、今後を見通す知恵を探る。

「“看取り犬(みとりいぬ)”とワンダフルライフ」

不思議な犬がいる。名前は、文福。神奈川県にある特別養護老人ホームで暮らしている。文福はお年寄りに死期が迫ると、顔をなめたり、体をこすりつけたりする。施設ではその姿から文福を“看取り犬(みとりいぬ)”と呼ぶ。実は施設に暮らす犬は文福だけでない。ここでは愛犬を連れて入所が可能。長い人生を生きてきたお年寄りたちに、そっと寄り添う。共に求め合うように生きるお年寄りと犬たちの日々を半年間取材した。

「消滅集落の家族」

秋田県八峰町のとある集落。2000年に住民が一人もいなくなり、“消滅集落”となったが、12年後、ある男が移り住む。宮城出身の木村友治さん。東日本大震災で食料もエネルギーも不足する避難生活を経験。自分の手ひとつで暮らしを成り立たせたい、と自給自足を始めた。やがて妻と出会い、子どもに恵まれる。震災やコロナ禍を経て、当たり前の日常も簡単にひっくり返ることを知る今。“確かなもの”を大切にする家族の物語。

「女たちの戦争画」

戦時中、戦意高揚を目的に描かれた戦争画。ほとんど知られてこなかった異色の作品がある。『大東亜戦皇国婦女皆働之図』幅3メートルの画面を埋め尽くすのはさまざまな仕事に従事する女性の姿。色は不思議と明るい。描いたのは洋画家・長谷川春子を委員長とした女性画家集団。戦争による人手不足ははからずも女性に活躍の場を与え、女性画家にとってもこの大作は絵筆を披露できる好機に。写真家・大石芳野が知られざる物語に迫る。

「久米島の戦争~なぜ住民は殺されたのか~」

太平洋戦争末期の1945年6~8月、沖縄の久米島で日本軍が住民計20人をスパイとみなして殺害する事件が起きた。これまで住民の多くが事件について沈黙を守ってきたが、2021年に発刊された「久米島町史」には、悲劇を風化させてはいけないと重い口を開いた住民の証言が多数収録され、事件の複雑な背景が明らかになりつつある。なぜ住民は殺されたのか。米軍資料や新たに見つかった日本兵の日誌も分析、事件の深層に迫る。

「“ナガサキ”の痕跡と生きて ~188枚の“令和 原爆の絵”~」

NHKと長崎原爆資料館が昭和・平成に続いて2021年に募集を行った「令和原爆の絵」。被爆者たちが描いた絵には原爆の悲惨さだけでなく、戦後の人生がにじみ出ていた。船員として世界を旅し、アメリカへの憎しみを抱き続けてきた男性が人生の航海の末に辿りついた戦争の意味。防空壕で見た夫婦の姿を心に背負ってきた女性が、描くことを決めた理由。核の脅威が高まる今、壮絶な光景の絵で孫と対話した89歳の思いにも迫る。

「侍従長が見た昭和天皇と戦争」

太平洋戦争中、昭和天皇の動向を健康状態まで克明に記した侍従長がいた。海軍大将の百武三郎。短波放送など海外情報も、定期的に進講したことも明らかになった。ガダルカナル戦で対立する陸海軍に協力を求めるが戦局は加速。敵に一撃を与えた上での講和初の百武三郎日記を軸に昭和天皇と側近たちの戦争に迫る。

「おひとりさま 笑って生きて、笑って死にたい」

“おひとりさまの看取り”を数多く行ってきた診療所が岐阜にある。自宅で最期を迎えたい寝たきりで認知症のある女性、頼れる家族がいない中で不安に押しつぶされそうな男性、余命数か月と宣告された末期がん患者…対話を重ね寄り添うのは小笠原文雄医師と看護師やヘルパーたちからなるチーム。不可能を可能にする術を考え、死まで伴走する。現在65歳以上の単独世帯はおよそ700万。笑顔の旅立ちを実現するヒントに迫る。

「祇園の子〜都をどり コロナからの復活〜」

コロナ禍で深い傷を負った日本最大の花街・祇園。芸舞妓たちは仕事の場所を失い、芸の継承も危ぶまれる状況になった。そんな中、町の復活を掛け目指したのが2年連続で中止となった「都をどり」の開催だ。華やかな世界に憧れて飛び込んだ少女たちが逆境を乗り越えて初舞台に挑む。厳しさとやさしさが交錯する女性たちの世界。ふだん目にできない置屋の内側にまでカメラが入り、夢に向かって生きる舞妓たちの姿を生き生きと捉えた。

「君が見つめたあの日のあとに~高校生の沖縄復帰50年~」

沖縄本土復帰から50年。復帰直前の激動を記録した3万枚の写真がある。撮影した吉岡攻がこだわったのは高校生の姿だった。教師に導かれて復帰後に期待した若者たち。しかし、B52の墜落事故、高校生の刺傷事件などが起きると、若者たちは基地撤去を求め集会やデモに参加するようになる。一方で、集団就職で本土に渡り、壁にぶつかった者もいた。高校生たちは、その後どのような人生を送ったのか、吉岡が半世紀ぶりに再訪する。

「さらば!ドロップアウト 高校改革1年の記録」

70人以上いた退学者を2年間で4割減らした都立八王子拓真高校。家計を支えるために働き遅刻が続いたり、家族との関係がうまく築けなかったり、生徒の事情はさまざま。そこで子ども食堂と連携した校内の食糧配布、専門家のカウンセリング、進路未定者には卒業後もサポートするなど支援を行っている。それでも卒業を目前にゆれる生徒たち…。高校は最後のセーフティネット、誰一人見捨てないと奮闘する高校の1年間の記録。

「時を彫る」

明治時代に創設され、令和のいまも35人の仏師が腕をふるう美術院国宝修理所。国宝や重要文化財に指定された仏像を修理することを、日本で唯一許された工房だ。京都を舞台に、「謎の仁王像」の修理の過程を2年にわたって記録。平安時代に作られた、由緒もいわれも資料も残っていないもの言わぬ仏像。その声なき「声」に耳をすませ、いにしえより伝わる仏像を未来に守り受け継ぐ仏師たちの知られざる姿を追った。

「ウクライナ侵攻が変える世界 私たちは何を目撃しているのか 海外の知性に聞く」

ウクライナ危機で揺らぐ国際秩序。世界は何に失敗し、どこへ向かうのか?国家に翻弄された旧ソビエト諸国の人を書いてきたノーベル賞作家スベトラーナ・アレクシエービッチ、フランス歴代大統領の政策顧問を務めたジャック・アタリ、新たな冷戦の始まりを警告するアメリカの政治学者イアン・ブレマーらに道傳愛子がインタビュー。いま、私たちは何を目撃しているのか?ソビエト崩壊から30年、過去・現在・未来を深く読み解く。

「おうちへ帰ろう 障害のある赤ちゃんの特別養子縁組」

障害児の特別養子縁組を進める奈良のNPO法人「みぎわ」。障害のある子どもを育てられないという実親からの相談が相次ぐ。代表の松原宏樹さんは親の相談にのり、緊急性が高く特別養子縁組が必要と判断したものについては養親を探す。これまでに成立した縁組は9件。松原さん自身も障害のある男児を家族に迎え入れた。子どもたちが安心して成長できる“おうち”をみつけたい。小さな命を守る日々をみつめる。

「ウクライナ侵攻が変える世界 2014 対立の原点」

今回のウクライナ危機の原点とされるのが2014年に起きた「マイダン革命」。親ロシア派の政府に対する市民の抗議活動により、大統領がロシアに亡命した。当時放送したETV特集「歴史と民族から考えるウクライナ」では、その背景にウクライナ国内の経済的・宗教的分断があり、ロシアとの関係にどう影響するのか議論された。今回、新たな解説をつけて再構成し、危機の深層を読み解く。

「揺れながら 迷いながら ~民俗研究家・結城登美雄が見た三陸~」

「最近、ようやく揺れが収まってきた気がする」。船も漁具も家も、そして家族も亡くした漁師たち。どう生きていくか、絶望のふちで迷い揺れた人たちが、もう一度、三陸の浜で生きようと腹をくくるまでに、どんな葛藤があったのか。そして今、漁師たちはどんな思いで、浜で暮らしているのか。仙台在住の民俗研究家・結城登美雄が、震災直後から石巻市十三浜、唐桑町、南三陸町などを歩きカメラに収めてきた、漁師たちの心の記録。

「原発事故・幻のシナリオ~埋もれた遮水壁計画~」

福島第一原発の廃炉作業に伴い発生し続ける汚染水。浄化処理された「処理水」は敷地内に保管され、いまやタンク一千基分にまで膨らんでいる。2021年4月、国はこの処理水を、規制基準を大幅に下回るレベルにして海洋に放出する方針を決めた。しかし地元の漁業関係者には根強い不信感も残っている。なぜ問題はここまでこじれたのか。11年前の事故直後に存在した幻の地下遮水壁計画に光を当て、知られざる問題の原点に迫る。

「ある子ども」

SNSで性犯罪など事件にあう子どもは1年におよそ1800人。10代の何気ない日々に、なぜ性犯罪が入り込むのか。子どもの支援団体や精神科医らの協力のもと複数の事例を調査すると、SNSの背後にある子どもの本音と意外な加害者心理が浮かび上がった。性犯罪から守るために大切なことは?オーディションで選ばれた子どもたちのワークショップで10代の感覚、行動に教わってドラマとドキュメントで描く。(主演 まいきち)

「たんぼ物語 限界集落で究極の酒造りを!秋田鵜養」

ロンドンのディレクターによる4年の記録。秋田の鵜養は清水流れる山間の里。平均69歳の、いわゆる限界集落だ。その未来を変える提案が秋田の酒造会社から持ちかけられた。酒米を、無農薬で作ってほしいというのだ。「そんなの無理だ」高齢の農家たちは消極的。そこで酒造会社は、農業経験のない杜氏を鵜養に送り込み、米作りを始めた。遠巻きに眺めていた農家たちは徐々に変わっていく。ところが、とんでもない事件が起きた…。

「餅ばあちゃんが教えてくれたこと」

たったひとりで年間5万個。大人気の笹餅を作り続けてきた94歳の餅ばあちゃんが餅づくりを終えようとしている。亡き母の教えを胸に懸命に生きてきた、津軽の女性の物語。 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。

「空蝉(うつせみ)の家」

神奈川にある住宅街の一軒家。ゴミ屋敷と化していたこの家で一人の男性が遺体で発見された。男性は30年以上にわたってひきこもっていた伸一さん(享年56)だった。誰もいなくなった家には、伸一さんの亡き父親が長年つけていた日記も残されていた。つづられていたのはどこにでもある家族の日々。しかし、ある時から父親は伸一さんを「まるで空蝉のようだ」と記すようになる。家族に何があったのか。この家の記憶をたどる。

「昭和天皇が語る 開戦への道 後編 日中戦争から真珠湾攻撃 1937-1941」

敗戦直後、昭和天皇は太平洋戦争への道を詳細に語っていた。初代宮内庁長官・田島道治の「拝謁記」。激変する国際情勢のなか軍の勢いを止められなかった悔恨を述べていた。2021年9月、天皇の侍従長・百武三郎の日記が公開された。日米交渉に期待しながらも独ソ開戦で不眠となり、東條英機に組閣を命じ開戦を決断する天皇。その苦悩が克明に記されていた。2つの新史料から昭和天皇と側近たちの戦争に再現ドラマを交えて迫る。

「昭和天皇が語る 開戦への道 前編 張作霖爆殺事件から日中戦争 1928-1937」

開戦80年の太平洋戦争。敗戦直後、昭和天皇は戦争への道を詳細に語っていた。初代宮内庁長官・田島道治の「拝謁記」。張作霖爆殺事件から続く軍の下克上を止められなかった反省が述べられていた。さらに2021年9月、天皇の侍従長・百武三郎の日記が公開された。日中戦争で、和平工作に期待をかけながら全面戦争となり、苦悩する天皇の姿が記されていた。2つの新史料から昭和天皇と側近たちの戦争に再現ドラマを交えて迫る。

「ずっと、探し続けて~“混血孤児”と呼ばれた子どもたち~」

戦後の混乱期、進駐軍の兵士と日本人女性との間に生まれた子どもたち。親を知らずに育ったものも少なくない。神奈川では「ボーイズ・タウン」と呼ばれる施設がつくられ、学童期の少年たちが共同生活を送った。彼らの多くは社会に出てからも、進学や就職、結婚などさまざまな場面で差別や偏見にさらされ続けてきた。「自分は何者なのか」。人生の最終盤にさしかかり、長年追い求めてきた自らの出自を探し始めた。

「消えた技能実習生」

3年前から番組が取材する10人のベトナム人技能実習生。コロナ禍で、6人の行方が分からなくなった。きっかけは、国が人道的見地から発給した就労可能なビザ。外国人の間に、「転職バブル」ともいえる状況が生まれていた。消えた6人は、どこへ行ったのか?行方をたどると、SNS上に乱立する違法な職業紹介、闇金融を動かすブローカー、コロナ感染や妊娠中絶など、厳しい現実に翻弄される外国人たちの姿が浮かび上がってきた。

「奄美・アイヌ 北と南の唄が出会うとき」

日本列島の北と南。遠く離れた2つの唄が出会った! アイヌと奄美。それは古くから伝わる独自の唄文化を受け継ぐ人々。今回、互いを代表する音楽家たちがそれぞれのルーツを探る旅へ。なぜ北と南のルーツミュージックの魂は共鳴し合うのか、その理由を探っていく。世界にアイヌ音楽を発信するOKIと、奄美の伝説的な唄者・朝崎郁恵。神への祈り、差別を受けた苦難の歴史…。ルーツミュージックから浮かび上がる、幻の日本!

「遠藤周作 封印された原稿」

(没後25年)作家・遠藤周作の未発表小説が発見された。なぜ、原稿は封印されたのか。実父への憎しみとゆるし、歩むべき人生の道…時を超えた遠藤のメッセージに迫る。 許諾が得られなかったため、一部映像・音声を編集して配信します。

「東電の社員だった私たち 福島との10年」

10年前、原発事故の対応のため福島に送り込まれた東電社員たち。賠償、除染などの現場で、会社が奪ったものの大きさを思い知る。そして、贖罪の念から人生を大きく変える者も現れはじめる。福島に移住し農業を始めた者。風評払しょくのため農産物を販売する者。そして、定年後も東京からずっと通い続ける者。彼らは福島で何を経験し、何を背負うことになったのか。今まで語られることのなかった元社員たちによる10年間の独白。

「“玉砕”の島を生きて~テニアン島 日本人移民の記録~」

日米両軍が激突したテニアン島。戦前から島に住む日本人移民は戦火の中で集団自決を余儀なくされた。重い記憶を抱える人々を20年以上取材。遺言ともいえる証言でつづる。 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。

「ドキュメント 精神科病院×新型コロナ」

東京都中から精神疾患のあるコロナ陽性患者を受け入れている都立松沢病院のコロナ専門病棟。次々とクラスターが発生し、精神疾患があるが故に一般の病院での受け入れが困難とされた人たちが運び込まれる。ここにカメラを据えると、病院にしか居場所のない患者、受け入れを拒む家族、ひっ迫する医療体制の中で葛藤する医療者たち、行き届かない行政の指導の実態が見えてきた。コロナがあぶり出した日本の精神医療、その実態の記録。

「激変する西之島~太古の地球に出会う旅~」

世界が注目、絶海の孤島、西之島。東京都心から1千キロ。父島からも100キロ以上離れており、たどり着くことさえ難しい。そんな中NHKは研究者とともにこの島の変化を長きにわたって記録してきた。西之島の学術的価値は2つ。40億年前の地球で大陸がどのようにできたのか、その根拠となる岩石を噴き出すという地質学的側面。さらに岩石しかない不毛の大地に生物がどうやって生態系を作るのかという天然の実験場である点だ。

「パンデミック 揺れる民主主義 ジェニファーは議事堂へ向かった」

世界に衝撃を与えたアメリカの議事堂襲撃事件。群衆の中で、元教員のジェニファー・マーラーさんが声をあげていた。「私たちは軽んじられている!」コロナ禍の世界で、分断が加速し、揺れる民主主義。人々の不満、怒りの根本に何があるのか。移民政策や格差について意見がぶつかる親子や、陰謀論・Qアノンを信奉していた女性を取材。世界はどこへ向かうのか、知識人に問う。

「原発事故“最悪のシナリオ”~そのとき誰が命を懸けるのか~」

原発事故は、最悪の場合この国にどんな事態をもたらすのか。その時、何をなすべきか―。東京電力福島第一原発事故発生直後から官邸や米軍、自衛隊などが、それぞれ極秘裏に「最悪のシナリオ」の作成に着手していた。番組では、菅元首相、北澤元防衛相など総勢100名以上に独自取材。浮かび上がってきたのは、「誰が命を懸けて原発の暴走を止めるのか」という究極の問いだった。番組を30分拡大するスクープ・ドキュメント。

「帰郷の日は遠く~アイヌ遺骨返還の行方~」

2020年、北海道にオープンしたウポポイ。その慰霊施設に、1300体を超えるアイヌの遺骨が納められている。明治以降、東京大学や北海道大学の研究者らが墓地などから持ち去り保管していた。「先祖の遺骨を返してほしい」。アイヌの人たちは40年前から声を上げ、今、故郷への返還が実現しつつある。しかし、後継者不足などから、遺骨の“帰郷”に戸惑う地域も少なくない。背景には、アイヌ民族が背負う苦難の歴史があった。

「夫婦別姓 “結婚”できないふたりの取材日記」

「結婚してもあなたの名字にはなりたくない!」始まりは彼女のそのひと言だった。彼女には、私の姓になりたくないある事情があったのだ。やむなく私が彼女の姓に変えて結婚しようとしたら「勝手に名字を変えたら親子の縁を切る」と今度は両親が激怒。夫婦別姓で結婚しようにも、日本の法律ではそれもできない。立ちはだかる両親と法律の壁。名字とは?家族とは?結婚できないふたりが向き合った2年半のセルフ・ドキュメンタリー。

「五味太郎はいかが?」

日本を代表する絵本作家の五味太郎さん(75歳)。「きんぎょがにげた」「みんなうんち」などのミリオンセラーをはじめ、出版した絵本は400冊以上。自らが感じた“違和感”をもとに絵本を描いてきた。また今回のコロナ禍に際しては「本当にコロナ前に戻りたい?」と新聞記事で問いかけ、大きな注目を集めた。その真意とは? 最新作を描く創作の場に初めてカメラが入る。五味太郎はいま何を語り、どんな絵本を描くのか。

「転生する三島由紀夫」

分断と閉塞の時代に風穴を開けよ!没後50年、三島由紀夫の作品や生き様を体感する証言ドキュメント。時代や国境、生死の境界を超越して疾走した三島の姿がよみがえる。 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。

「親のとなりが自分の居場所~小堀先生と親子の日々~」

在宅での終末医療を担う小堀鴎一郎医師。訪問先の高齢患者には、仕事を持たず家にこもり続ける中高年の子供がいる場合が多い。そんな「こもりびと」の1人、若い頃仕事で挫折、心を閉ざすようになった50代の男性。小堀医師に導かれ、末期ガンの父の看護を始めると少しずつ変化が。増えていく会話、豊かになっていく表情。小堀医師と患者親子の日々を長期取材。看取り(みとり)を担うことで子供が居場所を見つけていく姿を描く。

「調査ドキュメント~外国人技能実習制度を追う~」

日本で働く外国人技能実習生は増え続け、いまや41万人。一方で、労働基準監督署などの監督指導では、7割以上の事業所で法令違反が見つかるなど、不正が絶えない。国連からもたびたび人権侵害であると勧告を受けてきた。この制度はなぜ生まれ、そして不正はなくならないのか、今回、実習生やその家族、現地の送り出し機関、そして日本の監理団体や国など、制度に関わる関係者を取材。さまざまな角度から、その背景に迫る。

「“ワケあり”りんご」

「私たち、野菜でも果物でも人でも、ワケあり大歓迎です」。産みの親を幼い頃に亡くした真由美は、施設や里親のもとを転々とし、18歳できみ江という女性の養女となった。きみ江には、かつて子どもを産むことが許されなかった辛い過去がある。やがて成人した真由美は、妻子を置いて失踪した兄の子を引き取り育てることに。それぞれに事情を抱えた他人同士が肩を寄せ合い、築き上げてきた家族の物語。あなたの家族は、何色ですか?

「敏感くんたちの夏」

とても敏感で繊細な子どもたち、HSC(Highly Sensitive Child)の夏を見つめる。北海道に暮らす中学生の元気くんは人の悲しみや苦しみなどの感情にとても強く共感し自分のことのように受け止める。毎日ひどく疲れてしまい教室に入ることもなかなかできず悩んでいる。2020年夏、HSCの子どもたちが仲間と出会い、敏感さとの付き合い方を一緒に学びながら、自分の生きる道を見つけていくまでの物語。

「“焼き場に立つ少年”をさがして」

原爆投下後の長崎を訪れた米軍カメラマン、ジョー・オダネルが撮影した「焼き場に立つ少年」。近年ローマ教皇によって取り上げられたことで世界から注目を集める写真だ。しかし撮影から75年たつにもかかわらずその撮影日時や場所は謎に包まれたまま。米軍が戦後九州で撮影した約4千枚の写真を主な手がかりに写真を多角的に分析。原爆孤児らの証言をひもときながら「焼き場に立つ少年」が生きたはずの戦後の日々を見つめる。

「心が躍る生物教室」

一枚の葉を指先で触り、唇でふれ、匂いを嗅いで、見落とされがちな植物の特徴を自分なりの言葉で表現する子どもたち。視覚に障害のある中1の生物教室だ。“触る授業”は進み方がゆっくりだが、丹念に観察すると発見する喜びがわくため子どもたちは知識を深めてゆく。「目が見えないことは障害ではなく個性」との思いが込められた楽しい授業。見えない世界をみずみずしい言葉で描いていく子どもたちの姿を一年にわたって見つめる。

 「雪冤(せつえん)~ひで子と早智子の歳月~」

「雪冤(せつえん)」とは罪を晴らし潔白を証明すること。愛する人の雪冤のため、人生をかけた二人の女性がいる。2014年の再審決定で半世紀ぶりに釈放された袴田巌さんの姉、ひで子さん。そして、「狭山事件」の殺人犯として無期懲役となった石川一雄さんの妻、早智子さん。二人は姉妹のような絆で結ばれ、裁判のやり直しを求める闘いを続けてきた。どんな時でも明るく気丈な二人。司法の重い扉に挑む苦難と覚悟の歳月を追う。

「ひなたの氷 九二歳、桜守の遺言」

今春、桜を楽しむことが叶わなかった方々へ送る珠玉の桜の物語。京都の仁和寺、円山公園など名桜を手掛ける92歳の佐野藤右衛門さんに、2019年の巨大台風で倒れた桜の再生が託されました。直ちに現場に向かい木の音を聞く。どんな手を差し伸べるのか?桜は交雑によって新たな品種を生み出します。老いてなお新発見を喜び、記録を残す佐野さんの“遺言”を、ご自身の肉声を生かしてナレーションなしの演出で、極上の映像とともにつづります。

「すべての子どもに学ぶ場を~ある中学校と外国人生徒の歳月~」

去年国が行った外国人の子どもの調査で、学校に在籍すらしていない不就学の児童生徒が全国におよそ2万人いることが明らかになった。外国人の子どもは義務教育の対象外。対応は自治体に任されている。そうした中、岐阜県可児市では、外国人の子どもを一人も取り残さず学校につなぎとめる独自の取り組みを続けてきた。不就学ゼロはどのように実現したのか。奮闘する学校現場の1年を追った。

「引き裂かれた海~長崎・国営諫早湾干拓事業の中で~」

湾の3分の1が閉めきられ、2008年に完成した諫早湾干拓。異変が続く海で漁を続ける漁師は、海の環境改善を求めて、水門の開門を求める。漁を諦め、干拓地で農業を始めた元漁師。干拓事業を受け入れ、漁業補償協定に調印したことを後悔し続けた漁協の元組合長。一方、干拓地では入植者が営農。多くは農業用水が使えなくなると水門の開門に反対。しかし、開門を訴える人も現れた。巨大公共事業の中で人々はどう生きてきたのか。

「お父さんに会いたい~“じゃぱゆきさん”の子どもたち~」

かつてアジアから来日し「じゃぱゆきさん」と呼ばれた女性はおよそ百万人。日本人男性との間に生まれた子どもは十万人とも二十万人ともいわれる。そんなアジアで生まれ育った子どもたちが成人を迎える今、多くが日本を目指している。目的は父親を探すため。20歳以前に父の認知があれば、日本国籍取得が可能だ。しかし認知は簡単ではない。父親と自らのアイデンティティーを探し求める若者のまなざしから、日本社会を見つめる。

「7人の小さき探究者~変わりゆく世界の真ん中で~」

新型肺炎対策のため突然、休校となった気仙沼市の小泉小学校。全国に先駆けて、対話を通じてこどもが考える力を育む授業「p4c(ピーフォーシー)」を行ってきました。“philosophy for children(こども哲学)”の略称で、東日本大震災をきっかけに始まりました。6年生7人は卒業直前の突然の休校に揺れる現状を、こども独自の視点で捉え、言葉にしてゆきます。彼らは学校がなくなった日々に何を考えたのでしょうか。

「原発事故 命を脅かした心の傷」

原発事故から8年。住み慣れた「ふるさとの喪失」が人々の心と体に何をもたらしたのか。NHK取材班は、苛酷な避難生活が続く中で命を落とした被災者の遺族が作成した『死に至る経緯書』を入手し、徹底分析。さらに「フラッシュ・フォワード」と呼ばれる独特の心理現象が被災者を苦しめている実態を伝える。

「長すぎた入院 精神医療・知られざる実態」

精神科病院大国、日本。世界の病床のおよそ2割が集中し、長期間、精神科病院で過ごす人が少なくない。国連やWHOなどからは「深刻な人権侵害」と勧告を受けてきたが、その内実はほとんど知られることはなかった。ところが、原発事故をきっかけにその一端が見え始めてきた。人生の大半を病院で過ごした人。入院治療の必要がなかった人。患者たちの人生を追うとともに、なぜこのような事態が生じてきたのかを探る。

ネットワークでつくる放射能汚染地図 ~福島原発事故から2か月~

東日本大震災に伴う福島原発事故は、未曽有の放射能災害を引き起こしました。NHKは、放射線観測の第一線で活躍する科学者らと連係し、震災3日後から放射能の測定を始め、被ばくによる人体への影響と土壌汚染への対策のための詳細な汚染地図を作成しました。これは、放射能汚染地図の調査の過程で、原発災害から避難する人々や故郷に残る人々の混乱と苦悩を見つめた2か月の記録です。

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