見逃したテレビを見る方法
ETV特集

NHK「ETV特集」の再放送・過去の放送内容・見逃し動画配信は?

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「ETV特集」ってどんな番組?

ETV特集』は、さまざまな社会問題を取り上げるNHKのドキュメンタリー番組です。考えるヒントを提供する「心の図書館」であることを目指して制作されているそうです。放送は、Eテレ 毎週土曜日午後11時~たっぷり1時間の放送です。

日曜日の午後9時~NHK総合で放送される『NHKスペシャル』が、科学・医療・社会・自然・災害・スポーツなどの幅広い分野の旬の話題を取り上げているのに対して、『ETV特集』は社会の闇に光を当てるようなちょっとマイナーな社会問題をテーマとして、問題を浮き彫りにしていく番組です。そこには、まだ世の中で十分な認識がされていない盲点とも言える問題が隠されている可能性があります。

私たちが暮らしている社会の中で大きく問題になっていることは、新聞やニュース番組で大きく取り上げられますが、世の中のちょっとした「ほころび」は、なかなか目に留まらないものです。そんな見過ごしてしまいそうな問題、でも放っておくと将来大きな火種になるかもしれない社会問題を取り上げてくれる番組です。私にとっては、知識に幅を持たせてくれる「とってもためになる番組」です。

ETV特集の再放送・見逃し動画配信は?

ETV特集』の再放送は、Eテレ 毎週木曜日午前0時(水曜日の深夜)から放送されます。もちろん、スポーツイベントや選挙、その他重大事件の報道などで変更されることもありますので、同番組ホームページでご確認ください。また、反響の大きかった番組は、本放送枠でアンコール放送されることもあります。

でも、放送時間に制約されずに好きな時に見たい・・・なんていう場合には、動画配信サービスがオススメです。「ETV特集」の見逃し動画は「NHKオンデマンド」や「ユーネクスト」で配信されています。

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NHKオンデマンドとユーネクストの違いは?

NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

そこで、私が利用しているのがユーネクストです。このユーネクストは、いろんな放送局の番組や映画などの動画を配信しているんです。NHKとも提携しているので、毎月付与されるU-NEXTポイント1,200円(初回の31日間無料体験では600円。ただし、このページのリンクから登録すれば1,000円)を使ってNHKオンデマンドの「まるごと見放題パック」を購入することができるんです。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

NHKの見逃し番組を見る方法

(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2022年11月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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U-NEXTで配信中の「ETV特集」の過去作品

※2022年11月20日現在 57作品

戦禍の中のHAIKU

<うつくしき空より飛来ロケット我らに>(ウクライナ)。<特別軍事作戦サラダに油少なめに>(ロシア)。ソビエト時代に「おくのほそ道」がロシア語に翻訳され、学校でも日本の俳句が教えられることがあるというウクライナとロシア。両国には本格的な俳句愛好者がいる。戦争の最中で人々は何を感じ何を考えながらどう生きているのか。俳人たちに自作をリモートで語ってもらい、戦禍の中にある人々の「内面の声」に耳を傾ける。

ブラッドが見つめた戦争 あるウクライナ市民兵の8年

ウクライナの戦争の最前線で映像を記録・発信している市民兵がいる。ヴォロディーミル・デムチェンコ。2014年の「マイダン革命」をきっかけに、仕事をやめて軍に志願。ドンバス地方の戦闘に参加したのち世界放浪の旅に出たが、今回ロシアの侵攻が始まると、再び一市民兵として志願した。私たちが入手した彼の映像日記は500時間を超す。番組では、この長尺の記録を通じて、ひとりのウクライナ青年の8年間の心の軌跡を描く。

ステージで、輝くいのち~戦禍のウクライナ国立バレエ~

バレエ大国ウクライナ。その最高峰、キーウの国立バレエがこの夏、ロシアによる侵攻後初の外国ツアーを日本の16都市で行った。世界各国に避難して散り散りになっていた21人のダンサーたちは、祖国の家族や友人たちの安否に心を砕きながら日本の舞台に立ち続けた。このツアーの実現には、半世紀にわたってウクライナのバレエ界と交流を続けてきた日本人とその母親の存在があった。公演までの道のりと日本滞在の日々に密着した。

「芥川賞を読む。~“正しさの時代”の向こうへ~」

「結局我慢する人とできる人とで世界がまわっていく。世界。この世界。」史上初めて、芥川賞5人の候補全員が女性となった。文学は、今の時代を映し出す。「刺青の下の皮膚」「ばばあのゲロまみれの衣服」「LGBTの人で固定されてしまった」他者からカテゴライズされる苦しさ、“正しさ”の時代の影。5人がそれぞれに描く、この世界。「そんなことより、今日はセックスをするんだろうな」芥川賞を読む。 朗読・石橋菜津美

「銃撃事件と日本社会」

日本を震撼させた安倍晋三元首相の銃撃事件。旧統一教会の存在がクローズアップされるなか、行き場のない怒りがなぜ暴発したのか、この社会にも目を向けようとする声が高まっている。虐げられた人々の視線から権力を問うてきた高村薫。秋葉原無差別殺傷事件や戦前の要人刺殺事件を研究する中島岳志。SNSを分析、民主主義と言葉の視点から思索するロバート・キャンベル。3人のロングインタビューから、今後を見通す知恵を探る。

「“看取り犬(みとりいぬ)”とワンダフルライフ」

不思議な犬がいる。名前は、文福。神奈川県にある特別養護老人ホームで暮らしている。文福はお年寄りに死期が迫ると、顔をなめたり、体をこすりつけたりする。施設ではその姿から文福を“看取り犬(みとりいぬ)”と呼ぶ。実は施設に暮らす犬は文福だけでない。ここでは愛犬を連れて入所が可能。長い人生を生きてきたお年寄りたちに、そっと寄り添う。共に求め合うように生きるお年寄りと犬たちの日々を半年間取材した。

「消滅集落の家族」

秋田県八峰町のとある集落。2000年に住民が一人もいなくなり、“消滅集落”となったが、12年後、ある男が移り住む。宮城出身の木村友治さん。東日本大震災で食料もエネルギーも不足する避難生活を経験。自分の手ひとつで暮らしを成り立たせたい、と自給自足を始めた。やがて妻と出会い、子どもに恵まれる。震災やコロナ禍を経て、当たり前の日常も簡単にひっくり返ることを知る今。“確かなもの”を大切にする家族の物語。

「女たちの戦争画」

戦時中、戦意高揚を目的に描かれた戦争画。ほとんど知られてこなかった異色の作品がある。『大東亜戦皇国婦女皆働之図』幅3メートルの画面を埋め尽くすのはさまざまな仕事に従事する女性の姿。色は不思議と明るい。描いたのは洋画家・長谷川春子を委員長とした女性画家集団。戦争による人手不足ははからずも女性に活躍の場を与え、女性画家にとってもこの大作は絵筆を披露できる好機に。写真家・大石芳野が知られざる物語に迫る。

「久米島の戦争~なぜ住民は殺されたのか~」

太平洋戦争末期の1945年6~8月、沖縄の久米島で日本軍が住民計20人をスパイとみなして殺害する事件が起きた。これまで住民の多くが事件について沈黙を守ってきたが、2021年に発刊された「久米島町史」には、悲劇を風化させてはいけないと重い口を開いた住民の証言が多数収録され、事件の複雑な背景が明らかになりつつある。なぜ住民は殺されたのか。米軍資料や新たに見つかった日本兵の日誌も分析、事件の深層に迫る。

「“ナガサキ”の痕跡と生きて ~188枚の“令和 原爆の絵”~」

NHKと長崎原爆資料館が昭和・平成に続いて2021年に募集を行った「令和原爆の絵」。被爆者たちが描いた絵には原爆の悲惨さだけでなく、戦後の人生がにじみ出ていた。船員として世界を旅し、アメリカへの憎しみを抱き続けてきた男性が人生の航海の末に辿りついた戦争の意味。防空壕で見た夫婦の姿を心に背負ってきた女性が、描くことを決めた理由。核の脅威が高まる今、壮絶な光景の絵で孫と対話した89歳の思いにも迫る。

「侍従長が見た昭和天皇と戦争」

太平洋戦争中、昭和天皇の動向を健康状態まで克明に記した侍従長がいた。海軍大将の百武三郎。短波放送など海外情報も、定期的に進講したことも明らかになった。ガダルカナル戦で対立する陸海軍に協力を求めるが戦局は加速。敵に一撃を与えた上での講和初の百武三郎日記を軸に昭和天皇と側近たちの戦争に迫る。

「おひとりさま 笑って生きて、笑って死にたい」

“おひとりさまの看取り”を数多く行ってきた診療所が岐阜にある。自宅で最期を迎えたい寝たきりで認知症のある女性、頼れる家族がいない中で不安に押しつぶされそうな男性、余命数か月と宣告された末期がん患者…対話を重ね寄り添うのは小笠原文雄医師と看護師やヘルパーたちからなるチーム。不可能を可能にする術を考え、死まで伴走する。現在65歳以上の単独世帯はおよそ700万。笑顔の旅立ちを実現するヒントに迫る。

「祇園の子〜都をどり コロナからの復活〜」

コロナ禍で深い傷を負った日本最大の花街・祇園。芸舞妓たちは仕事の場所を失い、芸の継承も危ぶまれる状況になった。そんな中、町の復活を掛け目指したのが2年連続で中止となった「都をどり」の開催だ。華やかな世界に憧れて飛び込んだ少女たちが逆境を乗り越えて初舞台に挑む。厳しさとやさしさが交錯する女性たちの世界。ふだん目にできない置屋の内側にまでカメラが入り、夢に向かって生きる舞妓たちの姿を生き生きと捉えた。

「君が見つめたあの日のあとに~高校生の沖縄復帰50年~」

沖縄本土復帰から50年。復帰直前の激動を記録した3万枚の写真がある。撮影した吉岡攻がこだわったのは高校生の姿だった。教師に導かれて復帰後に期待した若者たち。しかし、B52の墜落事故、高校生の刺傷事件などが起きると、若者たちは基地撤去を求め集会やデモに参加するようになる。一方で、集団就職で本土に渡り、壁にぶつかった者もいた。高校生たちは、その後どのような人生を送ったのか、吉岡が半世紀ぶりに再訪する。

「ウクライナ危機 市民たちの30年」

戦火のキーウ(キエフ)で爆撃音を聞きながら、旧ソ連・ウクライナで教育大臣などを務めたパルホメンコ氏は、冷戦終結からの30年を孫に語る。ブダペスト覚書、プーチン大統領の登場…危機の源流はどこにあったのか?ロシアでは知識人が、今回の侵攻はやむを得なかったと話す一方で、軽々と国境を越えて新たな生活を模索する若者が現れている。絶望の戦場。混迷の世界。ウクライナ危機の渦中で、思索・行動する人々の姿に迫る。

「さらば!ドロップアウト 高校改革1年の記録」

70人以上いた退学者を2年間で4割減らした都立八王子拓真高校。家計を支えるために働き遅刻が続いたり、家族との関係がうまく築けなかったり、生徒の事情はさまざま。そこで子ども食堂と連携した校内の食糧配布、専門家のカウンセリング、進路未定者には卒業後もサポートするなど支援を行っている。それでも卒業を目前にゆれる生徒たち…。高校は最後のセーフティネット、誰一人見捨てないと奮闘する高校の1年間の記録。

「時を彫る」

明治時代に創設され、令和のいまも35人の仏師が腕をふるう美術院国宝修理所。国宝や重要文化財に指定された仏像を修理することを、日本で唯一許された工房だ。京都を舞台に、「謎の仁王像」の修理の過程を2年にわたって記録。平安時代に作られた、由緒もいわれも資料も残っていないもの言わぬ仏像。その声なき「声」に耳をすませ、いにしえより伝わる仏像を未来に守り受け継ぐ仏師たちの知られざる姿を追った。

「ウクライナ侵攻が変える世界 私たちは何を目撃しているのか 海外の知性に聞く」

ウクライナ危機で揺らぐ国際秩序。世界は何に失敗し、どこへ向かうのか?国家に翻弄された旧ソビエト諸国の人を書いてきたノーベル賞作家スベトラーナ・アレクシエービッチ、フランス歴代大統領の政策顧問を務めたジャック・アタリ、新たな冷戦の始まりを警告するアメリカの政治学者イアン・ブレマーらに道傳愛子がインタビュー。いま、私たちは何を目撃しているのか?ソビエト崩壊から30年、過去・現在・未来を深く読み解く。

「おうちへ帰ろう 障害のある赤ちゃんの特別養子縁組」

障害児の特別養子縁組を進める奈良のNPO法人「みぎわ」。障害のある子どもを育てられないという実親からの相談が相次ぐ。代表の松原宏樹さんは親の相談にのり、緊急性が高く特別養子縁組が必要と判断したものについては養親を探す。これまでに成立した縁組は9件。松原さん自身も障害のある男児を家族に迎え入れた。子どもたちが安心して成長できる“おうち”をみつけたい。小さな命を守る日々をみつめる。

「ウクライナ侵攻が変える世界 2014 対立の原点」

今回のウクライナ危機の原点とされるのが2014年に起きた「マイダン革命」。親ロシア派の政府に対する市民の抗議活動により、大統領がロシアに亡命した。当時放送したETV特集「歴史と民族から考えるウクライナ」では、その背景にウクライナ国内の経済的・宗教的分断があり、ロシアとの関係にどう影響するのか議論された。今回、新たな解説をつけて再構成し、危機の深層を読み解く。

「揺れながら 迷いながら ~民俗研究家・結城登美雄が見た三陸~」

「最近、ようやく揺れが収まってきた気がする」。船も漁具も家も、そして家族も亡くした漁師たち。どう生きていくか、絶望のふちで迷い揺れた人たちが、もう一度、三陸の浜で生きようと腹をくくるまでに、どんな葛藤があったのか。そして今、漁師たちはどんな思いで、浜で暮らしているのか。仙台在住の民俗研究家・結城登美雄が、震災直後から石巻市十三浜、唐桑町、南三陸町などを歩きカメラに収めてきた、漁師たちの心の記録。

「原発事故・幻のシナリオ~埋もれた遮水壁計画~」

福島第一原発の廃炉作業に伴い発生し続ける汚染水。浄化処理された「処理水」は敷地内に保管され、いまやタンク一千基分にまで膨らんでいる。2021年4月、国はこの処理水を、規制基準を大幅に下回るレベルにして海洋に放出する方針を決めた。しかし地元の漁業関係者には根強い不信感も残っている。なぜ問題はここまでこじれたのか。11年前の事故直後に存在した幻の地下遮水壁計画に光を当て、知られざる問題の原点に迫る。

「ある子ども」

SNSで性犯罪など事件にあう子どもは1年におよそ1800人。10代の何気ない日々に、なぜ性犯罪が入り込むのか。子どもの支援団体や精神科医らの協力のもと複数の事例を調査すると、SNSの背後にある子どもの本音と意外な加害者心理が浮かび上がった。性犯罪から守るために大切なことは?オーディションで選ばれた子どもたちのワークショップで10代の感覚、行動に教わってドラマとドキュメントで描く。(主演 まいきち)

「ぼくは しんだ ひとりで しんだ 谷川俊太郎と死の絵本」

90歳になった詩人谷川俊太郎が新たな絵本を出した。テーマは「子供の自死」。リモートで行われた絵本作りの2年間、絵を描く合田里美に谷川は何度も描き直しを求めた。意図は何? 合田は必死に探る中で、谷川の死への思索、そして子供たちへのメッセージを見つけていく。主人公の自死を読者が「わかったつもり」になることを詩人は拒否していた…。合田の作画をアニメ化し、特異な絵本の誕生を追体験する。 語り:石田ゆり子

「たんぼ物語 限界集落で究極の酒造りを!秋田鵜養」

ロンドンのディレクターによる4年の記録。秋田の鵜養は清水流れる山間の里。平均69歳の、いわゆる限界集落だ。その未来を変える提案が秋田の酒造会社から持ちかけられた。酒米を、無農薬で作ってほしいというのだ。「そんなの無理だ」高齢の農家たちは消極的。そこで酒造会社は、農業経験のない杜氏を鵜養に送り込み、米作りを始めた。遠巻きに眺めていた農家たちは徐々に変わっていく。ところが、とんでもない事件が起きた…。

「餅ばあちゃんが教えてくれたこと」

たったひとりで年間5万個。大人気の笹餅を作り続けてきた94歳の餅ばあちゃんが餅づくりを終えようとしている。亡き母の教えを胸に懸命に生きてきた、津軽の女性の物語。 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。

「草の根から世界を変える~マグサイサイ賞受賞者と民主主義~」

アジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞。2021年は映像による調査報道、感染症対策、人道支援など、社会変革のための草の根の活動を続ける4人と1団体が受賞した。香港で新聞が発行停止に追い込まれ、ミャンマーでクーデターが起きるなど、この1年民主主義の後退とも言える事態が相次いだアジア。その未来のために何ができるのか。道傳愛子キャスターが受賞者たちにインタビュー、彼らの活動と言葉を通して考えていく。

「空蝉(うつせみ)の家」

神奈川にある住宅街の一軒家。ゴミ屋敷と化していたこの家で一人の男性が遺体で発見された。男性は30年以上にわたってひきこもっていた伸一さん(享年56)だった。誰もいなくなった家には、伸一さんの亡き父親が長年つけていた日記も残されていた。つづられていたのはどこにでもある家族の日々。しかし、ある時から父親は伸一さんを「まるで空蝉のようだ」と記すようになる。家族に何があったのか。この家の記憶をたどる。

「昭和天皇が語る 開戦への道 後編 日中戦争から真珠湾攻撃 1937-1941」

敗戦直後、昭和天皇は太平洋戦争への道を詳細に語っていた。初代宮内庁長官・田島道治の「拝謁記」。激変する国際情勢のなか軍の勢いを止められなかった悔恨を述べていた。2021年9月、天皇の侍従長・百武三郎の日記が公開された。日米交渉に期待しながらも独ソ開戦で不眠となり、東條英機に組閣を命じ開戦を決断する天皇。その苦悩が克明に記されていた。2つの新史料から昭和天皇と側近たちの戦争に再現ドラマを交えて迫る。

「昭和天皇が語る 開戦への道 前編 張作霖爆殺事件から日中戦争 1928-1937」

開戦80年の太平洋戦争。敗戦直後、昭和天皇は戦争への道を詳細に語っていた。初代宮内庁長官・田島道治の「拝謁記」。張作霖爆殺事件から続く軍の下克上を止められなかった反省が述べられていた。さらに2021年9月、天皇の侍従長・百武三郎の日記が公開された。日中戦争で、和平工作に期待をかけながら全面戦争となり、苦悩する天皇の姿が記されていた。2つの新史料から昭和天皇と側近たちの戦争に再現ドラマを交えて迫る。

「ずっと、探し続けて~“混血孤児”と呼ばれた子どもたち~」

戦後の混乱期、進駐軍の兵士と日本人女性との間に生まれた子どもたち。親を知らずに育ったものも少なくない。神奈川では「ボーイズ・タウン」と呼ばれる施設がつくられ、学童期の少年たちが共同生活を送った。彼らの多くは社会に出てからも、進学や就職、結婚などさまざまな場面で差別や偏見にさらされ続けてきた。「自分は何者なのか」。人生の最終盤にさしかかり、長年追い求めてきた自らの出自を探し始めた。

「消えた技能実習生」

3年前から番組が取材する10人のベトナム人技能実習生。コロナ禍で、6人の行方が分からなくなった。きっかけは、国が人道的見地から発給した就労可能なビザ。外国人の間に、「転職バブル」ともいえる状況が生まれていた。消えた6人は、どこへ行ったのか?行方をたどると、SNS上に乱立する違法な職業紹介、闇金融を動かすブローカー、コロナ感染や妊娠中絶など、厳しい現実に翻弄される外国人たちの姿が浮かび上がってきた。

「奄美・アイヌ 北と南の唄が出会うとき」

日本列島の北と南。遠く離れた2つの唄が出会った! アイヌと奄美。それは古くから伝わる独自の唄文化を受け継ぐ人々。今回、互いを代表する音楽家たちがそれぞれのルーツを探る旅へ。なぜ北と南のルーツミュージックの魂は共鳴し合うのか、その理由を探っていく。世界にアイヌ音楽を発信するOKIと、奄美の伝説的な唄者・朝崎郁恵。神への祈り、差別を受けた苦難の歴史…。ルーツミュージックから浮かび上がる、幻の日本!

「東電の社員だった私たち 福島との10年」

10年前、原発事故の対応のため福島に送り込まれた東電社員たち。賠償、除染などの現場で、会社が奪ったものの大きさを思い知る。そして、贖罪の念から人生を大きく変える者も現れはじめる。福島に移住し農業を始めた者。風評払しょくのため農産物を販売する者。そして、定年後も東京からずっと通い続ける者。彼らは福島で何を経験し、何を背負うことになったのか。今まで語られることのなかった元社員たちによる10年間の独白。

「ドキュメント 精神科病院×新型コロナ」

東京都中から精神疾患のあるコロナ陽性患者を受け入れている都立松沢病院のコロナ専門病棟。次々とクラスターが発生し、精神疾患があるが故に一般の病院での受け入れが困難とされた人たちが運び込まれる。ここにカメラを据えると、病院にしか居場所のない患者、受け入れを拒む家族、ひっ迫する医療体制の中で葛藤する医療者たち、行き届かない行政の指導の実態が見えてきた。コロナがあぶり出した日本の精神医療、その実態の記録。

「激変する西之島~太古の地球に出会う旅~」

世界が注目、絶海の孤島、西之島。東京都心から1千キロ。父島からも100キロ以上離れており、たどり着くことさえ難しい。そんな中NHKは研究者とともにこの島の変化を長きにわたって記録してきた。西之島の学術的価値は2つ。40億年前の地球で大陸がどのようにできたのか、その根拠となる岩石を噴き出すという地質学的側面。さらに岩石しかない不毛の大地に生物がどうやって生態系を作るのかという天然の実験場である点だ。

「パンデミック 揺れる民主主義 ジェニファーは議事堂へ向かった」

世界に衝撃を与えたアメリカの議事堂襲撃事件。群衆の中で、元教員のジェニファー・マーラーさんが声をあげていた。「私たちは軽んじられている!」コロナ禍の世界で、分断が加速し、揺れる民主主義。人々の不満、怒りの根本に何があるのか。移民政策や格差について意見がぶつかる親子や、陰謀論・Qアノンを信奉していた女性を取材。世界はどこへ向かうのか、知識人に問う。

「原発事故“最悪のシナリオ”~そのとき誰が命を懸けるのか~」

原発事故は、最悪の場合この国にどんな事態をもたらすのか。その時、何をなすべきか―。東京電力福島第一原発事故発生直後から官邸や米軍、自衛隊などが、それぞれ極秘裏に「最悪のシナリオ」の作成に着手していた。番組では、菅元首相、北澤元防衛相など総勢100名以上に独自取材。浮かび上がってきたのは、「誰が命を懸けて原発の暴走を止めるのか」という究極の問いだった。番組を30分拡大するスクープ・ドキュメント。

「帰郷の日は遠く~アイヌ遺骨返還の行方~」

2020年、北海道にオープンしたウポポイ。その慰霊施設に、1300体を超えるアイヌの遺骨が納められている。明治以降、東京大学や北海道大学の研究者らが墓地などから持ち去り保管していた。「先祖の遺骨を返してほしい」。アイヌの人たちは40年前から声を上げ、今、故郷への返還が実現しつつある。しかし、後継者不足などから、遺骨の“帰郷”に戸惑う地域も少なくない。背景には、アイヌ民族が背負う苦難の歴史があった。

「夫婦別姓 “結婚”できないふたりの取材日記」

「結婚してもあなたの名字にはなりたくない!」始まりは彼女のそのひと言だった。彼女には、私の姓になりたくないある事情があったのだ。やむなく私が彼女の姓に変えて結婚しようとしたら「勝手に名字を変えたら親子の縁を切る」と今度は両親が激怒。夫婦別姓で結婚しようにも、日本の法律ではそれもできない。立ちはだかる両親と法律の壁。名字とは?家族とは?結婚できないふたりが向き合った2年半のセルフ・ドキュメンタリー。

「五味太郎はいかが?」

日本を代表する絵本作家の五味太郎さん(75歳)。「きんぎょがにげた」「みんなうんち」などのミリオンセラーをはじめ、出版した絵本は400冊以上。自らが感じた“違和感”をもとに絵本を描いてきた。また今回のコロナ禍に際しては「本当にコロナ前に戻りたい?」と新聞記事で問いかけ、大きな注目を集めた。その真意とは? 最新作を描く創作の場に初めてカメラが入る。五味太郎はいま何を語り、どんな絵本を描くのか。

「転生する三島由紀夫」

分断と閉塞の時代に風穴を開けよ!没後50年、三島由紀夫の作品や生き様を体感する証言ドキュメント。時代や国境、生死の境界を超越して疾走した三島の姿がよみがえる。 許諾が得られなかったため、一部映像を編集して配信します。

「親のとなりが自分の居場所~小堀先生と親子の日々~」

在宅での終末医療を担う小堀鴎一郎医師。訪問先の高齢患者には、仕事を持たず家にこもり続ける中高年の子供がいる場合が多い。そんな「こもりびと」の1人、若い頃仕事で挫折、心を閉ざすようになった50代の男性。小堀医師に導かれ、末期ガンの父の看護を始めると少しずつ変化が。増えていく会話、豊かになっていく表情。小堀医師と患者親子の日々を長期取材。看取り(みとり)を担うことで子供が居場所を見つけていく姿を描く。

「調査ドキュメント~外国人技能実習制度を追う~」

日本で働く外国人技能実習生は増え続け、いまや41万人。一方で、労働基準監督署などの監督指導では、7割以上の事業所で法令違反が見つかるなど、不正が絶えない。国連からもたびたび人権侵害であると勧告を受けてきた。この制度はなぜ生まれ、そして不正はなくならないのか、今回、実習生やその家族、現地の送り出し機関、そして日本の監理団体や国など、制度に関わる関係者を取材。さまざまな角度から、その背景に迫る。

「“ワケあり”りんご」

「私たち、野菜でも果物でも人でも、ワケあり大歓迎です」。産みの親を幼い頃に亡くした真由美は、施設や里親のもとを転々とし、18歳できみ江という女性の養女となった。きみ江には、かつて子どもを産むことが許されなかった辛い過去がある。やがて成人した真由美は、妻子を置いて失踪した兄の子を引き取り育てることに。それぞれに事情を抱えた他人同士が肩を寄せ合い、築き上げてきた家族の物語。あなたの家族は、何色ですか?

「敏感くんたちの夏」

とても敏感で繊細な子どもたち、HSC(Highly Sensitive Child)の夏を見つめる。北海道に暮らす中学生の元気くんは人の悲しみや苦しみなどの感情にとても強く共感し自分のことのように受け止める。毎日ひどく疲れてしまい教室に入ることもなかなかできず悩んでいる。2020年夏、HSCの子どもたちが仲間と出会い、敏感さとの付き合い方を一緒に学びながら、自分の生きる道を見つけていくまでの物語。

「“焼き場に立つ少年”をさがして」

原爆投下後の長崎を訪れた米軍カメラマン、ジョー・オダネルが撮影した「焼き場に立つ少年」。近年ローマ教皇によって取り上げられたことで世界から注目を集める写真だ。しかし撮影から75年たつにもかかわらずその撮影日時や場所は謎に包まれたまま。米軍が戦後九州で撮影した約4千枚の写真を主な手がかりに写真を多角的に分析。原爆孤児らの証言をひもときながら「焼き場に立つ少年」が生きたはずの戦後の日々を見つめる。

「心が躍る生物教室」

一枚の葉を指先で触り、唇でふれ、匂いを嗅いで、見落とされがちな植物の特徴を自分なりの言葉で表現する子どもたち。視覚に障害のある中1の生物教室だ。“触る授業”は進み方がゆっくりだが、丹念に観察すると発見する喜びがわくため子どもたちは知識を深めてゆく。「目が見えないことは障害ではなく個性」との思いが込められた楽しい授業。見えない世界をみずみずしい言葉で描いていく子どもたちの姿を一年にわたって見つめる。

 「雪冤(せつえん)~ひで子と早智子の歳月~」

「雪冤(せつえん)」とは罪を晴らし潔白を証明すること。愛する人の雪冤のため、人生をかけた二人の女性がいる。2014年の再審決定で半世紀ぶりに釈放された袴田巌さんの姉、ひで子さん。そして、「狭山事件」の殺人犯として無期懲役となった石川一雄さんの妻、早智子さん。二人は姉妹のような絆で結ばれ、裁判のやり直しを求める闘いを続けてきた。どんな時でも明るく気丈な二人。司法の重い扉に挑む苦難と覚悟の歳月を追う。

「ひなたの氷 九二歳、桜守の遺言」

今春、桜を楽しむことが叶わなかった方々へ送る珠玉の桜の物語。京都の仁和寺、円山公園など名桜を手掛ける92歳の佐野藤右衛門さんに、2019年の巨大台風で倒れた桜の再生が託されました。直ちに現場に向かい木の音を聞く。どんな手を差し伸べるのか?桜は交雑によって新たな品種を生み出します。老いてなお新発見を喜び、記録を残す佐野さんの“遺言”を、ご自身の肉声を生かしてナレーションなしの演出で、極上の映像とともにつづります。

「すべての子どもに学ぶ場を~ある中学校と外国人生徒の歳月~」

去年国が行った外国人の子どもの調査で、学校に在籍すらしていない不就学の児童生徒が全国におよそ2万人いることが明らかになった。外国人の子どもは義務教育の対象外。対応は自治体に任されている。そうした中、岐阜県可児市では、外国人の子どもを一人も取り残さず学校につなぎとめる独自の取り組みを続けてきた。不就学ゼロはどのように実現したのか。奮闘する学校現場の1年を追った。

「引き裂かれた海~長崎・国営諫早湾干拓事業の中で~」

湾の3分の1が閉めきられ、2008年に完成した諫早湾干拓。異変が続く海で漁を続ける漁師は、海の環境改善を求めて、水門の開門を求める。漁を諦め、干拓地で農業を始めた元漁師。干拓事業を受け入れ、漁業補償協定に調印したことを後悔し続けた漁協の元組合長。一方、干拓地では入植者が営農。多くは農業用水が使えなくなると水門の開門に反対。しかし、開門を訴える人も現れた。巨大公共事業の中で人々はどう生きてきたのか。

「お父さんに会いたい~“じゃぱゆきさん”の子どもたち~」

かつてアジアから来日し「じゃぱゆきさん」と呼ばれた女性はおよそ百万人。日本人男性との間に生まれた子どもは十万人とも二十万人ともいわれる。そんなアジアで生まれ育った子どもたちが成人を迎える今、多くが日本を目指している。目的は父親を探すため。20歳以前に父の認知があれば、日本国籍取得が可能だ。しかし認知は簡単ではない。父親と自らのアイデンティティーを探し求める若者のまなざしから、日本社会を見つめる。

「7人の小さき探究者~変わりゆく世界の真ん中で~」

新型肺炎対策のため突然、休校となった気仙沼市の小泉小学校。全国に先駆けて、対話を通じてこどもが考える力を育む授業「p4c(ピーフォーシー)」を行ってきました。“philosophy for children(こども哲学)”の略称で、東日本大震災をきっかけに始まりました。6年生7人は卒業直前の突然の休校に揺れる現状を、こども独自の視点で捉え、言葉にしてゆきます。彼らは学校がなくなった日々に何を考えたのでしょうか。

「原発事故 命を脅かした心の傷」

原発事故から8年。住み慣れた「ふるさとの喪失」が人々の心と体に何をもたらしたのか。NHK取材班は、苛酷な避難生活が続く中で命を落とした被災者の遺族が作成した『死に至る経緯書』を入手し、徹底分析。さらに「フラッシュ・フォワード」と呼ばれる独特の心理現象が被災者を苦しめている実態を伝える。

「長すぎた入院 精神医療・知られざる実態」

精神科病院大国、日本。世界の病床のおよそ2割が集中し、長期間、精神科病院で過ごす人が少なくない。国連やWHOなどからは「深刻な人権侵害」と勧告を受けてきたが、その内実はほとんど知られることはなかった。ところが、原発事故をきっかけにその一端が見え始めてきた。人生の大半を病院で過ごした人。入院治療の必要がなかった人。患者たちの人生を追うとともに、なぜこのような事態が生じてきたのかを探る。

ネットワークでつくる放射能汚染地図 ~福島原発事故から2か月~

東日本大震災に伴う福島原発事故は、未曽有の放射能災害を引き起こしました。NHKは、放射線観測の第一線で活躍する科学者らと連係し、震災3日後から放射能の測定を始め、被ばくによる人体への影響と土壌汚染への対策のための詳細な汚染地図を作成しました。これは、放射能汚染地図の調査の過程で、原発災害から避難する人々や故郷に残る人々の混乱と苦悩を見つめた2か月の記録です。

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