NHKスペシャル「血糖値スパイクが危ない」の衝撃的な事実！
２０１６年１０月８日に放送されたＮＨＫスペシャル「“血糖値スパイク”が危ない～見えた！糖尿病・心筋梗塞の新対策～」は、とっても衝撃的な事実を突きつけられました。人間ドックなどの健康診断で血糖値が「正常」とされている人でも、実は「血糖値スパイク」が生じている人が１～３割程度存在しており、この「血糖値スパイク」が心筋梗塞・脳梗塞・がん・認知症などの病気を引き起こす原因になっているというのです。
現在、健康診断で計測する血糖値は、空腹時の血糖値なんです。この検査で判明する病気は、食後や空腹時などに関係なく血糖値が高い値を示す糖尿病などの病気です。
しかし、「血糖値スパイク」とは、食後に血糖値が１４０以上に急上昇し時間とともに正常値に戻るという現象で、最悪のケースでは食事の度に血糖値が急上昇・急降下を繰り返しているというケースです。これを放置していると、糖尿病はもちろん、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが増加したり、細胞のがん化や脳にダメージを与えて認知症になりやすくなることが解ってきたのです。
通常、食事をすると健康な人でも血糖値は上昇しますが、せいぜい１００～１３０ぐらいのレベルなのです。
食事をして１時間後ぐらいに血糖値がピークになるので、そのタイミングで血糖値を測定することで、自分が「血糖値スパイク」でないかどうかを調べることができます。家庭用の血糖値測定器は、５千円～１万円ぐらいで販売されているそうですよ。
２０代のやせ型女性を対象に、この「血糖値スパイク」の調査をしたところ、約３割の女性にこの血糖値スパイクが認められたそうです。つまり、年齢や性別・体型に関係なく、「血糖値スパイク」が生じているということなのです。
血糖値スパイクの予防策
血糖値スパイクを予防するための対策として、今回の放送の中では次の３つの方法が紹介されています。
１．食事時の食べる順番は、野菜⇒肉・魚⇒ご飯
２．朝ごはん抜きは厳禁
３．食後に軽く体を動かす
この方法で、実際に血糖値スパイクが改善されたという方も紹介されました。
健康診断で血糖値に異常がなかったという方も、この「血糖値スパイク」の確認をしてみる価値がありそうですよ。
見逃した「ＮＨＫスペシャル」の再放送は？
NHKスペシャルの再放送は、ＮＨＫ総合テレビで放映されます。本放送日の翌週または翌々週など2週間以内の平日の深夜に再放送されることが多いので、番組表を調べるかNHKスペシャルの番組公式サイトでご確認下さい。反響が高い番組は、何度も再放送されています。でも、深夜の放送ということもあり、休日にゆっくりと見たいという方には、最近流行の「動画配信サービス」がオススメです。
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（注）なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は２０１６年１０月時点のものです。最新の配信状況はＵ-ＮＥＸＴサイトにてご確認ください。
