見逃したテレビを見る方法
NHKスペシャル

黒い津波の知られざる実像とは?NHKスペシャルの再放送・見どころは?

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見逃した「NHKスペシャル」の再放送・動画配信は?

NHKスペシャルは、NHK総合テレビでの再放送が放映されますので、まずは、それで視聴されることをオススメします。多いパターンとしては、翌週または翌々週など2週間以内の平日の深夜に再放送されることが多いので、番組表を調べるかNHKスペシャルのWebサイトでご確認下さい。反響が高い番組は、何度も再放送されています。でも、深夜の放送ということもあり、休日にゆっくりと見たいという方には、最近流行の「動画配信サービス」がオススメです。

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2019年3月3日に放送された「“黒い津波” 知られざる実像」の動画は現在、ユーネクストで配信中です。

NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

>> NHKの見逃した番組を見る方法は?NHKオンデマンド以外にもオススメの方法があった!?

>> 「まるごと見放題パック」はU-NEXTの無料トライアル特典でお得に!

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NHKスペシャル「“黒い津波” 知られざる実像」

放送 2019年3月3日(日)午後9時~[NHK総合]

放送前の予告

東日本大震災は、膨大な津波の映像が克明に記録された、初めての大災害でした。陸地に到達した当初は透明だった津波が、そのわずか5分後には真っ黒な色に変わっていました。その“黒い波”はどのように生まれたのか?震災から8年、最新の研究で、その正体が次第に明らかになってきました。

巨大津波が入り組んだ湾に進入すると、湾の狭くなった場所に津波の勢いが集中し、海底の土砂を深くまでえぐりとります。宮城県気仙沼市では、津波が海底を7mもえぐり、大量の土砂を巻き上げ黒い波となっていたことがわかってきました。

当時のまま保管されている黒い海水を専門家が分析したところ、純粋な海水のみだった場合に比べ、黒くなったことで津波は強い破壊力を持ち、人々の命を奪っていった実態が明らかになりました。黒い波は、より多くの建物を破壊し、がれきを巻き込み、このがれきがさらなる大量破壊の連鎖をもたらしていました。また、亡くなった人たちの「死因」について、これまでは9割が溺死とされてきましたが、法医学者などは、土砂による窒息やがれきによる圧迫死など、複合的な原因もあったのではないかとみて、再調査を進めています。

多くの人たちが異口同音に“黒い”と言い表してきた、巨大津波の真の姿。最新の解析や調査結果を当時の映像や証言と照らし合わせ、黒い波の脅威を初めて明らかにします。

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放送後のポイント解説

「黒い津波」の正体とは?

「黒い津波」の正体は、ヘドロ、油、貴金属などでした。海底の土砂に含まれているものと同じです。人間が汚した海が黒い凶器となって人を襲ったのです。また、その黒い粒子は4マイクロメートル(1000分の4ミリ)と非常に細かく、そのために水の比重を1~2割大きくしていたのです。

水の比重が1割大きくなると、押す力(破壊力)は倍以上となり、構造物を破壊する力が増大します。また、ひざ下の浸水でも人は足を取られて立てなくなってしまうのです。さらに、比重が大きくなると浮力も大きくなります。実際に、震災時の映像を見ると家や車を簡単に浮かせて押し流す様子が映し出されていました。

黒い津波の体内への影響は?

これまで、震災で亡くなった人の約9割は溺死と想定されていました。しかし、この黒い津波の正体がわかると、単なる溺死ではなく泥を飲み込んで誤嚥による窒息死だった可能性も浮上してきました。

さらに震災で生きのびた人でも黒い津波が口に入った人は「津波肺」(油や化学物質を含んだ水を飲んだことが原因で起きる重い肺炎)という病気に苦しめられていました。

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