見逃したテレビを見る方法
NHKスペシャル

NHKスペシャル「超深海 地球最深(フルデプス)への挑戦」の再放送・見どころ!シリーズ ディープ・オーシャン最終回!

見逃した「NHKスペシャル」の再放送は?

NHKスペシャルの再放送は、NHK総合テレビで放映されます。本放送日の翌週または翌々週など2週間以内の平日の深夜に再放送されることが多いので、番組表を調べるかNHKスペシャルの番組公式サイトでご確認下さい。反響が高い番組は、何度も再放送されています。でも、深夜の放送ということもあり、休日にゆっくりと見たいという方には、最近流行の「動画配信サービス」がオススメです。

「NHKスペシャル」の見逃し動画は、NHKオンデマンドやユーネクストで配信されています。ただし、「NHKスペシャル」の全ての番組が配信されるわけではありません。

NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

>> NHKの見逃した番組を見る方法は?NHKオンデマンド以外にもオススメの方法があった!?

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超深海 地球最深(フルデプス)への挑戦

2017年8月27日(日) 午後9時~放送。

深海の秘境に、最先端の科学で挑む「ディープ・オーシャン」シリーズ。世界で初めてダイオウイカを撮影したNHK深海取材班が再び集結し、新たな探検へと旅立ってお送りしてきたシリーズの最終回です。

今回の最終回では、水深6000mを越える「超深海」の様子が放映されます。地球の海のわずか2%にも満たないという究極の深海ゾーンなんです。「超深海」の最深部(フルデプス)は、マリアナ海溝チャレンジャー海淵、10920m。57年前、人類で初めて潜航した海洋冒険家は、そこで深海魚を目撃したそうなんですが、写真などの証拠はなく、多くの研究者がこの目撃談に疑念を抱いてきました。何故なら、深海はすさまじい水圧のため、タンパク質が機能できなくなり、生存不可能と考えられていたからなんです。一体、「超深海」とはどんな場所なのか?魚などの生き物は本当に生存しているのか?そして、生命はいるのか?

番組では、フルデプスを自由に動き回れる無人探査機「UROV11K」や、4Kカメラを搭載した探査機器「ランダー」を研究者とともに新たに開発し、のべ2か月に及ぶマリアナ海溝の探査航海に挑みました。これまでの研究で撮影された魚の映像は、8152mが最深記録となっています。今回の潜航で、7~8000mでは天女のようにしなやかに泳ぐ深海魚、硬い装甲で覆われた巨大ヨコエビなど、予想以上に多くの不思議な生き物たちに遭遇しました。彼らはどうやって水圧をはねのけているのか?そして、探査機はさらに、1万mを超す地球最深部を目指します。果たして、そこに生命はいるのか?生きる限界に挑戦し続ける命の世界に迫ります。

深海8178mの選ばれし生き物たち

深海8178mの調査では、3種類の生物の映像を捕えました。カイコウオオソコエビ、ヨコエビ、マリアナスネイルフィッシュです。マリアナスネイルフィッシュは、これまで8152mの深海で発見されていましたが、今回はそれより深い場所で見つかったことになります。世界新記録と言うことです。このマリアナスネイルフィッシュが、ヨコエビを食べる瞬間の映像も捕えられました。そして、ヨコエビは、カイコウオオソコエビをエサにしているんです。そして、カイコウオオソコエビは、木片(木のくず)を食べて体の中で分解しているそうなんです。こんな深海にも生態系があったんですね。

カイコウオオソコエビ

ヨコエビ

マリアナスネイルフィッシュ

そして、これらの生物を捕獲することにも成功しました。マリアナスネイルフィッシュは体の表面がぷよぷよで、口の周りには水の振動を感じ取るセンサーのような役割をする小さな穴があるんです。また、口には鋭い葉が100本以上あり、その奥には固い獲物も噛み砕く咽頭顎(いんとうがく)と言われる第二のアゴが発達しているんです。たまにしか出逢わない獲物を確実に仕留めるために、体が適応していったんですね。

深海8,000mでどうして生物が生きていられるのか?

深海8,000mでは指先に1トンほどの水圧がかかります。通常なら、その水圧で体内のタンパク質が圧し潰されて生物は生存することができないと考えられていました。しかし、その後の研究ではTMAOという物質が水の分子を引き付けてタンパク質が圧し潰されないように守っているということが解かりました。また、深い海に行けば行くほど、生物は沢山のTMAOを持っていることもわかったのです。つまり、魚の中では、マリアナスネイルフィッシュが最も多くのTMAOを持っているという訳です。
しかし、このTMAOの機能が働くのは、深海8,000m程度が限界とも言われていました。
つまり、1960年にトリエステ号に乗って深海10,000mでウォルシュさんが見たヒラメのような生物は、存在しえないと多くの学者が言っていたのです。

深海10,920mのフルデプスで見つけた生物は?

日米英のチームが2017年5月に深海10,920mの調査を行いました。ウォルシュさんが見たというヒラメのような生物を発見することはできませんでしたが、ヨコエビの仲間やナマコの仲間を発見することができました。生物は存在したのです。ナマコの仲間は30匹以上も映像に捕えることができました。腸が透けていて、みんな同じ方向を向いていました。おそらく、この深海にも流れがあって、それに逆らわないようにしているのだと思われます。

深海10,920mのフルデプスで生物が生存できる理由は、シロイノシトールという物質の働きによるものだと考えられています。
それにしても、こんなに過酷な環境にもかかわらず、その環境に適応して生存していく生命の力って凄いですね。
言い換えれば、過酷な環境に適応できた「選ばれし生物」だけが深海へと進出していったのですね。

その後の研究で、マリアナ海溝に生存している生物が、DNA解析によって南極の生物とよく似ていることが解かりました。実は、深海にも海流があり、その深層海流が南極の深海とマリアナ海溝を繋いでいるんです。もしかしたら、生命の壮大な旅路がその深層海流によってもたらされたのではないかと考えられています。

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