NHKスペシャル・藤井聡太の素顔「天才棋士１５歳の苦闘」の再放送・見どころは？

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1 見逃した「ＮＨＫスペシャル」の再放送・動画配信は？
2 天才棋士１５歳の苦闘　独占密着藤井聡太
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見逃した「ＮＨＫスペシャル」の再放送・動画配信は？

NHKスペシャルの再放送は、ＮＨＫ総合テレビで放映されます。本放送日の翌週または翌々週など2週間以内の平日の深夜に再放送されることが多いので、番組表を調べるかNHKスペシャルの番組公式サイトでご確認下さい。反響が高い番組は、何度も再放送されています。でも、深夜の放送ということもあり、休日にゆっくりと見たいという方には、最近流行の「動画配信サービス」がオススメです。

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NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

>>　NHKの見逃した番組を見る方法は？NHKオンデマンド以外にもオススメの方法があった！？

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天才棋士１５歳の苦闘　独占密着藤井聡太

2017年10月8日（日）午後9時～放送

放送前の予告

藤井聡太四段は、奇跡とも言える連勝劇を披露し連勝記録を塗り替えたことは記憶に新しいですよね。将棋界では「４００年にひとりの天才」と呼ばれているそうです。今回のNHKスペシャルでは、去年１０月のプロ昇進時から密着取材を続け、家庭や学校、対局前後の様子など、これまで報じられてこなかった藤井四段の姿をカメラに収めてきました。

同級生から褒められてはにかむ笑顔、大好きな相撲観戦で横綱・白鵬と対面したときの緊張･･･。これらの様子から見えてきたのは、どこにでもいる明るい中学生の姿でした。ただ、子どもの頃から変わらないのは、将棋が大好きなこと。そして、ひたすら強くなりたいと努力を続ける姿でした。

７月以降はトップ棋士から完膚なきまでに叩かれる対局が続いています。そして、その差を埋めようともがき苦しむ藤井四段。この１年を追った未公開映像で、誰も知らない「１５歳の天才棋士」の素顔に迫ります。

放送後のポイント開設

天才棋士はこうして育った

藤井四段は、愛知県瀬戸市の普通の四人家族の家庭で育ちました。5歳の時に将棋と出会い、それからは急速に将棋にのめり込んでいきました。5歳の冬から将棋教室に通い始め、そこで詰め将棋を叩き込まれました。将棋盤や駒を使わずに頭の中だけで解く「目隠し詰め将棋」という特訓も受け、詰め将棋の腕をメキメキとあげ、プロと競い合うまでになりました。これまでに1万以上の詰め将棋を解いたそうです。

小学4年生の時に、プロを目指して杉本昌隆七段に弟子入りしました。師匠からは、直ぐに藤井の才能を見抜かれ、細かい指導はされずに個性を潰さずに伸び伸びと育てられました。4年生の文集で「名人をこす」という強い意志を持った言葉を書いているところが印象的でした。

藤井家では「子供は子供の時間がある」と言って子供が自分の意志でやりたいと思っていることをやらせるというのがモットーなんだそうです。だから、中学2年生のプロ棋士が誕生したんですね。

勝負師の神髄

藤井四段が14歳で20連勝を賭けた対局が澤田真吾六段と行われました。実は、この時、藤井四段はかなりの苦戦を強いられていました。と言うか、誰の目から見てもほぼ負けが決まったような局面を迎えていました。しかし、藤井四段は最後まで諦めずに、一つの賭けに出たのです。それは捨て身の王手で、澤田六段に究極の二択を迫ったのです。藤井四段の頭の中では、二択の勝ち負けを全て読み切っていましたが、澤田六段は時間を全て使い切っていたため、1分間でその答えを出さなければならなかったのです。そして、澤田六段は、間違った選択をして藤井四段が勝利しました。

藤井四段が幼いころから通っていた将棋教室では、大会の前日になると必ずブルースリーの「燃えよドラゴン」の映画を鑑賞して、最後の最期まで諦めずに戦う姿勢を教え込まれていたのです。将棋は「頭脳の格闘技」なんですね。

天才棋士の初めての試練

藤井四段は、30戦目に佐々木勇気六段に敗れ、連勝記録は29戦でストップしました。その後は、スランプ状態に陥ったのでしょうか？いままでとは違い、自分の将棋の一手に自信が持てずに迷いが生じているようでした。将棋に負けたショックで携帯を忘れて帰ったこともあったそうです。師匠の杉本七段の計らいで、名古屋場所の相撲観戦に連れて行ってもらい、横綱白鳳にも元気づけられました。

さまよう天才棋士

藤井四段は「負け」を経験して、自分に何が足りなかったのかを考えていました。そして、再び前を向こうとしていました。

そうして迎えたＮＨＫ杯で、森内俊之九段と対戦しました。そして、終盤で観戦者たちから悪手と言われた一手で快勝したのです。「自分を信じた最善の一手だけを差す」という思いを成し遂げることができたのです。中学3年生の天才棋士は、こうして壁にぶち当たりながらも成長していくんですね。頑張れ！