見逃した「NHKスペシャル」の再放送は?
NHKスペシャルの再放送は、NHK総合テレビで放映されます。本放送日の翌週または翌々週など2週間以内の平日の深夜に再放送されることが多いので、番組表を調べるかNHKスペシャルの番組公式サイトでご確認下さい。反響が高い番組は、何度も再放送されています。でも、深夜の放送ということもあり、休日にゆっくりと見たいという方には、最近流行の「動画配信サービス」がオススメです。
「NHKスペシャル」の見逃し動画は、NHKオンデマンドやユーネクストで配信されています。ただし、「NHKスペシャル」の全ての番組が配信されるわけではありません。
NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。
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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。
>> NHKの見逃した番組を見る方法は?NHKオンデマンド以外にもオススメの方法があった!?
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巨龍中国 一帯一路~“西へ” 14億人の奔流~
2017年10月14日(土)午後9時~放送
放送前の予告
かつて、東西の文明を結ぶ交易路として栄えたシルクロードが今、新たな形でよみがえろうとしています。2014年11月に中華人民共和国で開催されたアジア太平洋経済協力首脳会議で、習近平総書記が提唱した巨大な経済圏構想「一帯一路」です。陸と海の2つの貿易ルートでインフラを整備し、投資や貿易を活発化させてユーラシア大陸に巨大経済圏を作る、壮大な国家プロジェクトです。その象徴が、中国政府の主導で整備されている、中国とヨーロッパを結ぶ大陸横断鉄道です。
番組では、その沿線にある3つの「ホットスポット」に密着します。中国のエネルギーや食糧を支えるカザフスタン。中国製品の新たな市場となっているポーランド。そして、中国が急接近するEUの盟主ドイツ。「一帯一路」の旗印の下、西へ西へと進出していく中国人たちの姿から、ダイナミックに拡大していくシルクロード経済圏の実像に迫る。
放送後のポイント解説
カザフスタンでは・・・
カザフスタンは、現在、建設ラッシュとなっており、それを支えているのが中国からの投資と労働力です。中国人の劉さんは、建設資材の会社が少ないカザフスタンにビジネスチャンスがあると考え、カザフスタンのレンガ工場を作り建設現場にレンガを供給しています。中国の国内経済は減速しており、余剰労働者が海外に向かっているのです。
その一方で、中国最大の石油開発会社がカザフスタンに進出し、石油を開発しています。その石油は中国に輸出されているんです。中国は、エネルギー資源の安定確保のために隣国であるカザフスタンの石油資源を重視していたのです。さらに、カザフスタンの国土の8割を占める農地は肥沃で良質の小麦が収穫されることから、中国はその小麦にも目を付けているのです。
中国はカザフスタンに資本と労働力を提供し、エネルギーと食糧を調達しているんです。
ポーランドでは・・・
ポーランドには、ヨーロッパ最大のメイドイン中国の供給拠点となっている「中国商城」がありました。大陸横断鉄道で結ばれたことから、中国の製品がその鉄道で大量に運ばれてくるのです。ここには、ポーランドだけではなくヨーロッパ各国から安価な中国製品を求めてバイヤーがやってくるのです。
大陸横断鉄道による物流は、船や飛行機より格段にコストが安く、また、早いのです。中国からポーランドへのコンテナ物流は昨年の約3倍にも増加しているそうです。
ドイツでは・・・
ドイツは、大陸横断鉄道で中国と繋がった影響やトランプ政権の影響を受け、最大の貿易国が中国になっているのです。中国ではドイツ製の商品の人気が高く、中国の富裕層・中間層の購買力が年々増加しています。その多くは、越境EC企業を通じて購入されているようです。中国の越境EC企業は、ドイツに拠点を置き、ドイツ製品を爆買いしているのです。番組の中では、粉ミルクやエンジンオイル等を爆買いする様子が描かれていました。
さらに、中国はドイツ製品だけではなくドイツ企業を買収するようになっています。最近では、ドイツの国家戦略の根幹とも言える産業用ロボットメーカーを買収したことが大きな話題となったそうです。企業買収を通じて技術の流出に繋がるのではないかと、ヨーロッパでは中国の動きを懸念する声も出始めています。