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見逃した「ＮＨＫスペシャル」の再放送・動画配信は？
NHKスペシャルは、ＮＨＫ総合テレビでの再放送が放映されますので、まずは、それで視聴されることをオススメします。多いパターンとしては、翌週または翌々週など2週間以内の平日の深夜に再放送されることが多いので、番組表を調べるかNHKスペシャルのWebサイトでご確認下さい。反響が高い番組は、何度も再放送されています。
でも、深夜の放送ということもあり、休日にゆっくりと見たいという方には、最近流行の「動画配信サービス」がオススメです。
「NHKスペシャル」の見逃し配信は、NHKオンデマンドで配信されています。
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NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。
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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。
（注）なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2021年4月時点のものです。 最新の配信状況はＵ-ＮＥＸＴサイトにてご確認ください。
NHKスペシャル「見えないものが見える川 奇跡の清流 銚子川」
放 送 2018年11月11日（日）午後9時～［NHK総合］
再放送 2021年4月1日（木）午後4時38分～［BSプレミアム］
放送前の予告
三重県南部に、専門家たちが「見えないものが見える川」と呼ぶ“奇跡の川”があります。全長わずか１７kmの小さな川、銚子川。理由はその透明度です。源流から河口まで、水中で２０メートル先まで見通せるほど透き通っています。そのため銚子川では、普通の川では濁って見ることのできない現象や、生き物たちの生態が手に取るように見ることができるのです。
河口付近に潜ると、水の中にもう一つ水面が現れたように見える現象に出会います。比重の違う淡水と海水が見せる境界面です。そこでは，海からやってきた魚の子どもが、その境界を超え川の魚へと変貌する瞬間、そして、川魚と海の魚による、食うか食われるかの攻防も繰り広げられます。これらは皆、全てが透明な銚子川だから見られる現象なのです。
なぜ銚子川は、透明な水を保つことができるのでしょうか。調べていくと、わたしたちには見えていない、「地下のもう一つの川」の存在が見えてきます。川の水は地下と地上を行き来しながら、汚れを浄化していたのです。“地下の川”からは新種の生物も発見されました。
一年間に渡り、銚子川の美しさの謎にせまることで、本来の自然のままの川とはどんなものなのか、その姿を明らかにします。
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放送後のポイント解説
春の銚子川 汽水域にて
日本には他にも清流と言われる川がいくつもあります。四国を流れる四万十川もそのひとつです。そんな四万十川でも河口付近の汽水域では濁っています。でも、銚子川は汽水域でも透明度が高いんです。そこには、水中にもうひとつ水面のように見える「ゆらぎ」があります。海水と淡水の境界面です。
その境界面を行ったり来たりしているのは、アユの子どもの群れでした。今まで海水の中で育ってきたアユが、これから住む淡水の環境に慣れようとしているように見えました。
まるで逆立ちしているような魚の群れはボウズハゼです。外敵から身を守るために小枝の真似をしているようなのですが･･･。ところが、そのハゼが突然、川底の岩にへばりついたのです。川の魚へと変わった瞬間です。
銚子川が透明な理由は？
銚子川の源流は大台ケ原で、日本で最も雨の多い地域です。銚子川の上流は険しいV字谷で、その両側は花崗岩です。実は、その花崗岩の表面が崩れ落ちて石や砂が斜面に堆積して、これがフィルターの役目をして水がろ過されていたのです。
また、中流から下流にかけては、川底の下を伏流水が流れていて、川の水は地下と地上を行き来しながら浄化されていたのです。
夏の銚子川
アユやボウズハゼが岩に生えているコケをせっせと食べています。アユは、秋の産卵に備えてこの時期にたくさん食べるのです。
銚子川には、上流にのぼらずに河口付近にとどまっている「シロアユ」がいるんです。なぜ河口付近に留まるのかと言うと、河口付近でも透明度が高くコケが育つからなんです。
秋の銚子川
秋はアユの産卵のシーズンです。そして、産卵を終えたアユは、それで一生を終えるのです。そんなアユを獲物にしとめたのは、ニホンウナギです。ニホンウナギは、絶滅危惧種に指定されているので、貴重な映像です。
冬の銚子川
川底の下を流れる「伏流水」にも生き物がいました。ユウスイミミズハゼです。冬の時期だけ地表近くに出てくるのです。そして、このハゼの獲物がヨコエビの一種です。このヨコエビは、川の掃除屋さんとも言われています。これも、また銚子川の水が透明な理由のひとつなんですね。ちなみに、ここで発見されたヨコエビは新種だったそうです。
再び春の銚子川
ナガレヒキガエルが産卵の時期を迎えています。
まいこみ淵 水深7m 綺麗ですね！
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