「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」ってどんな番組?
『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』は、2017年4月6日からNHK総合テレビで毎週木曜日19:57から放送しているバラエティ番組です。普段、誰もが名乗っている名前や名字の疑問、驚きの物語などを紹介してくれる番組です。
※2019年4月より放送時間が毎週木曜日19:57~に変更されました。
司会は、古舘伊知郎と赤木野々花アナウンサーのお二人で、取材VTRなどを交えながらレギュラー(澤部佑、宮崎美子、森岡浩)やゲストとの会話で進行してくれるので、けっこう楽しめますよ。私も、自分の名前が出てこないか・・・ワクワクしながら毎回見ています。視聴者からの疑問・質問の投書を取り上げてくれる番組なので、疑問がある人は投書してみてはいかがでしょうか?自分の名字の由来を知ると、自分の名前により親しみが持てるかもしれませんよ。
古舘伊知郎さんは、報道ステーションの司会を降板して以来初の司会番組だそうですから、かなり力を入れているようですよ。
「日本人のおなまえっ!」の再放送は?
ちなみに、この番組の再放送は毎週土曜日午前10:05からです。でも、放送時間に制約されずに、見たい時に見たい!っていう方には、動画配信サービスがオススメです。
「日本人のおなまえっ!」の見逃し配信は、NHKオンデマンドやユーネクスト等の動画配信サービスで配信されています。これなら、いつでも見たい時に見ることができます。ただし、配信期間は約2週間となりますのでご留意ください。
NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。
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ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!「お金の名前のフシギ」
2019年5月23日(木)午後7時57分~[NHK総合]
放送前の予告
へそくり・おつり・おさつ…。身近すぎてギモンに思うことの少ないお金のフシギお名前を調査。たとえば「へそくり」は本当に「へそくっていた」からなんです!
たとえばお店で、「おつりは31円です」などと言われても不思議には思いません。でもなんで「おつり」なの!?今回はそんな「よく考えてみるとフシギなお金の名前」に注目しました。お名前が生まれた背景を探ると、ナルホドな“社会の事情”が見えてきます。「現金」という言葉はそもそも名付け親がいると思うこともないですが、「現金」の名付け親には理由があり、それが今の買い物の基礎になっていることが見えてきました。
【司会】古舘伊知郎,赤木野々花
【出演】澤部佑,宮崎美子
【ゲスト】竹内力,横澤夏子
【解説】早稲田大学 教授…鎮目雅人
【語り】里村奈美
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放送後のポイント解説
「お札(おさつ)」の由来とは?
日本で初めて紙幣を作ったのは、江戸時代の頃に伊勢神宮の近くで商売をしていた商人の二本椙左兵衛だと言われています。小判を出されてもお釣りに困るので、紙幣をお釣りの代わりにするために作られたのです。信用してもらうために神様や仏様のデザインを描いたり、偽造されないように複雑な印鑑を使ったり・・・と工夫がなされていました。その当時は、この紙幣を「札(ふだ)」と呼ばれていました。
明治時代になり、政府が発行した紙幣が「太政官札(だじょうかんさつ)」でした。同じ文字「札」を使っていましたが、中国読みの「さつ」と呼んだのです。これが「お札(おさつ)」の由来と言われています。
「へそくり」の由来は?
「綣(へそ)」とは、反物を織るための糸をグルグル巻いたもの。この「糸を巻く仕事」のことを「へそくり」と言っていました。そして、この綣(へそ)で織った反物を納めて残った綣(へそ)を貯めておく行為をいつしか「へそくり」と言うようになったんだそうです。
「お駄賃」の由来は?
重い荷物を運ぶ馬を「駄馬(だば)」、その荷物を運ぶ際に、ついでに他の仕事も受けて物を運んで得たお金を「駄賃(だちん)」と呼んでいたことから、人がちょっとした遣いでもらったお金のことを「お駄賃」と言うようになったそうです。
「現金」の名付け親は?
「現金」の名付け親は、江戸時代の商人・越後屋の三井高利です。後の三井財閥の創始者です。江戸時代は「つけ」で買い物をすることが一般的でしたが、三井高利は店頭での即金払いで商品を安く売るという商売を始めたのです。その時のキャッチフレーズが「現銀掛け値なし」だったのです。その銀が金に変わり、「現金掛け値なし」の看板を掲げるようになり、越後屋は超人気店へと成長したそうです。
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