ネーミングバラエティー「日本人のおなまえっ!」
『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』は、2017年4月6日からNHK総合テレビで毎週木曜日19:30から放送しているバラエティ番組です。普段、誰もが名乗っている名前や名字の疑問、驚きの物語などを紹介してくれる番組です。
司会は、古舘伊知郎と赤木野々花アナウンサーのお二人で、取材VTRなどを交えながらレギュラー(澤部佑、宮崎美子、森岡浩)やゲストとの会話で進行してくれるので、けっこう楽しめますよ。私も、自分の名前が出てこないか・・・ワクワクしながら毎回見ています。視聴者からの疑問・質問の投書を取り上げてくれる番組なので、疑問がある人は投書してみてはいかがでしょうか?自分の名字の由来を知ると、自分の名前により親しみが持てるかもしれませんよ。
古舘伊知郎さんは、報道ステーションの司会を降板して以来初の司会番組だそうですから、かなり力を入れているようですよ。
「日本人のおなまえっ!」の再放送は?
ちなみに、この番組の再放送は毎週火曜(月曜深夜)0:10からです。でも、放送時間に制約されずに、見たい時に見たい!っていう方には、動画配信サービスがオススメです。
「日本人のおなまえっ!」の見逃し配信は、NHKオンデマンドで配信されています。
NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。
そこで、私が利用しているのがユーネクストです。このユーネクストは、いろんな放送局の番組や映画などの動画を配信しているんです。NHKとも提携しているので、毎月付与されるU-NEXTポイント1,200円(初回の31日間無料体験では600円。ただし、このページのリンクから登録すれば1,000円)を使ってNHKオンデマンドの「まるごと見放題パック」を購入することができるんです。
まずは、31日間無料トライアルの申込みでお試しください!
「まるごと見放題パック」ならNHKの人気番組が見放題!
無料体験期間中に解約しても、料金はかかりません!
↓↓↓↓↓
31日間の無料体験期間を経過すると有料となりますのでご留意ください。解約手続きは、簡単にできます。
なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。
>> NHKの見逃した番組を見る方法は?NHKオンデマンド以外にもオススメの方法があった!?
>> 「まるごと見放題パック」はU-NEXTの無料トライアル特典でお得に!
(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2018年8月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!「いきものおなまえ夏SP」
2018年8月16日(木)午後7時30分~
放送前の予告
生きもののお名前を調べてみると、不思議や驚きでいっぱい!
謎や不思議でいっぱいの生きものたち。お名前にもいろんな驚きがありました!トゲがあるのかないのか?「トゲアリトゲナシトゲトゲ」という昆虫の正体は?「鯛」というお名前があるお魚のうち、タイ科のものはごく一部?さらに、「パンダ」と聞けばあのかわいらしい白黒を思い浮かべますが、元祖のパンダは別だった?などなど、生きものたちのお名前に驚いたり感動したり!夏の自由研究にもピッタリかも?
【司 会】古舘伊知郎,赤木野々花
【出 演】宮崎美子,澤部佑
【ゲスト】勝村政信,鈴木梨央,寺田心,柴田英嗣,小林星蘭
【解 説】松浦啓一,武田正倫,青木淳一
【語 り】里村奈美
見逃した方は、ユーネクストの31日間無料体験で!
ユーネクストなら東証一部上場企業が提供するサービスだから安心です!
31日間の無料体験期間を経過すると有料となりますのでご留意ください。解約手続きは、簡単にできます。
放送後のポイント解説
動物おなまえミステリーツアー
「ゾウ」の名前の由来は?
ゾウはもともと日本にはいなかった動物です。でも、江戸時代に象ブームが起きていたんです!実は八代将軍・吉宗の時代に、長崎から江戸まで象を連れて行ったことがあるそうです。64日もかかって陸路をのっしのっし歩いたんです。その道中で、多くの人が珍しい動物「象」を目撃していたのです。こうして、日本に象ブームが起きたそうです。「象」という文字は中国から伝わった言葉です。
パンダの元祖は「レッサーパンダ」だった!
「パンダ」とは「竹を食べるもの」という意味のネパール語です。そんなパンダの元祖は、実は「レッサーパンダ」だったのです。ところが、中国からパンダが来ることになった時、同じ竹を食べる動物だったので、大きいほうを「ジャイアントパンダ」、小さいほうを「レッサーパンダ」と名付けたのだそうです。
パンダの名前は、どうして「カンカン」とか「ランラン」といった名前で、「タロウ」や「ハナコ」ではなかったのでしょうか?同じ音を繰り返すことは「〇〇ちゃん」という意味になるのです。また、生れたばかりのパンダはオスかメスか見分けにくいことから、どちらであってもいいような名前にしているのです。
ニホンカモシカは鹿じゃなかった!?
ニホンカモシカは、実はウシ科なんです。動物に付けられている和名は、昔からの呼び名がそのまま使われることが多いのです。そんな呼び名は、けっこう間違いだらけなんだとか・・・。日本には昔から野生の鹿が多かったので、こういう名前になったのかもしれませんね。
ちなみに、間違ったネーミングの動物は、この他にも「トウキョウトガリネズミ」とか「アイアイ」などがあります。トウキョウトガリネズミは、北海道に生息しているのですが、蝦夷(えぞ)が江戸に間違えられてトウキョウという名が付いたのだとか。また、アイアイは、研究者が現地の住民に「あの動物は何だ?」と聞いた時に「アイアイ」と言ったことから「アイアイ」となったのですが・・・、実は、アイアイとは「知らない」という意味だったのです。
キリンの名前の由来は?
中国には伝説の生き物「麒麟」があります。この麒麟は高貴・神秘・貴重の象徴で縁起の良い動物と言われています。この麒麟は、実は、アフリカに生息していたキリンがモデルだったのです。ということで、日本でも「キリン」と呼ばれるようになりました。
とんでもお名前の紹介
トゲアリトゲナシトゲトゲ
トゲがないトゲトゲを「トゲナシトゲトゲ」と分類したあと、さらにトゲがあるトゲナシトゲトゲが見つかったことから「トゲアリトゲナシトゲトゲ」と名付けられました。
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ
ゴミムシによく似たクロホシテントウだったことから「クロホシテントウゴミムシダマシ」と名付けられたあと、それにとてもよく似た種類を「ニセクロホシテントウゴミムシダマシ」と名付けて分類したそうです。
ウケグチノホソミオナガノオキナハギ
受け口の細身の尾長の翁のような長いヒゲがあるカワハギに付けた名前です。俳句のように5・7・5なので長いけど覚えやすい名前です。
スベスベケブカガニ
毛がないケブカガニを「スベスベケブカガニ」と名付けたそうです。同じようなネーミングには、「スベスベマンジュウガニ」「スベスベマンジュウダニ」があります。
ドラマチックなネーミングの紹介
ウッカリカサゴ
カサゴに似ているけどちょっと違うカサゴがありました。そんなカサゴを外国の学者が新種として発表したことから、日本の学者が反省の念を込めて「ウッカリカサゴ」と名付けたそうです。
オモイガケナマイマイ
「岩場」という思いがけない場所で見つかったカタツムリだったので、「オモイガケナマイマイ」と名付けられました。
マカフシギ
子供の時に敵から身を守るために自分の分身のような形の不思議な腹ビレを持っている魚に名付けられた名前です。
見た目も名前もインパクトがある動物
ウルトラマンボヤ
ウルトラマンに似たボヤから、こう名付けられました。
カマキラズ
カマキリのカマが退化した新種をこう名付けました。
ハイレグアデガエル
カエルの模様がハイレグのようで艶やかなことから、こう名付けられました。
オジサン
エサを見つけるヒゲが人間のおじさんに似ていることから、こう名付けられました。
ちょぅと変わった魚の名前
タモリっていう名前の魚とは
瀬戸内海では、セトダイのことを「タモリ」と呼ばれています。背びれが鋭くてウロコが固くてしっかりしていることから、鎧を着た武将の平知盛のようだということから「トモモリ」⇒「タモリ」と呼ばれるようになったそうです。瀬戸内海では、昔から平家に対する信仰が厚いから、こんなふうに親しまれているんですね。ちなみに、この魚は体長20cmぐらいのイサキの仲間で、煮魚にすると絶品なんだそうです。
ハマサキノオクサン
石垣島にはハマサキノオクサンと呼ばれている魚があります。キンメダイの仲間で、煮付けにしたら美味しい高級魚です。この魚がなぜ「ハマサキノオクサン」と呼ばれるようになったのか・・・?
昔、浜崎商店の奥さんで浜崎澄さんという実在の人物がいました。その女性は、いつもこの魚を買って、船員たちの無事を祈ってお供えをしていたのです。それから、こう呼ばれるようになったそうです。
見逃した方は、ユーネクストの31日間無料体験で!
ユーネクストなら東証一部上場企業が提供するサービスだから安心です!
31日間の無料体験期間を経過すると有料となりますのでご留意ください。解約手続きは、簡単にできます。
参考書籍のご紹介
東海大学出版会 虫の名、貝の名、魚の名
東海大学出版会 虫の名、貝の名、魚の名【02P29Jan17】
虫、貝、イカ&タコ、エビ&カニ、魚と、各分野の研究者が「和名」にまつわる8つの話題を提供する1冊。
ウミネコはネコじゃなくて鳥だし、ウミウサギはウサギではなく貝。
ブンブクチャガマやタコノマクラなんていうウニがいるかと思えば、ヤキイモやヘソクリなんていう貝もある。
ややこしい生き物の名前、おもしろい名前、ユーモラスな名前、語源のおもしろさ、さらには「標準和名」まで、
和名解剖を楽しもう!
■発行元/東海大学出版会
●サイズ/横135mm×縦210mm
●ページ数/258ページ(表紙別)
●製本:ソフトカバー
生き物の名前はおもしろい。
趣きのあるものもあれば、ちょっと気の毒になる名前もある。
そんな「名前」を巡る話を、専門家が読みやすい文体で紹介してくれる。
おもしろい話、役立つ話、ちょっと困った話などが綴られている。
中でも、ダイバーには瀬能宏氏による「魚の標準和名」に関する章がとくに興味深い。
名前の由来、標準和名とは何か? 命名の方法は? 標準和名が変わることはあるのか?
問題点はあるのか? など、魚類図鑑好きのお魚マニアダイバーにはぜひ一読をおすすめしたい。