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ジブリ最新作「アーヤと魔女」がNHKで放送!あらすじ・声優・原作・動画配信は?

スタジオジブリの最新作「アーヤと魔女」がNHKで放送!

放送 2020年12月30日(水)午後7時30分〜[NHK総合]

宮崎駿が企画を手掛け、宮崎吾朗が監督を務めた『アーヤと魔女』は、スタジオジブリにとって初の全編3DCG作品。1990年代のイギリスを舞台に、自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、ある日、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な魔女と暮らすことになったことから始まる物語を描いています。2020年6月に『カンヌ国際映画祭』が発表した「オフィシャルセレクション2020」56作品の1作としても選出された話題作です。

アーヤの声は、オーディションで選ばれた平澤宏々路が担当。魔女ベラ・ヤーガ役を寺島しのぶ、ベラ・ヤーガと暮らすマンドレーク役を豊川悦司、トーマス役を濱田岳が演じています。

劇中歌は、シェリナ・ムナフ(Vo)、亀本寛貴(Gt / GLIM SPANKY)、高野清宗(Ba /Mrs. GREEN APPLE)、シシド・カフカ(Dr)、劇伴音楽を手掛ける武部聡志(Key)によるスペシャルユニットが担当。シェリナ・ムナフはスタジオジブリが2016年に制作したテレビCMで歌唱を披露している。

  • 企画 宮崎 駿
  • 原作 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「アーヤと魔女」(田中薫子訳)
  • 脚本 丹羽 圭子、郡司 絵美
  • キャラクター・舞台設定原案 佐竹 美保
  • 音楽 武部 聡志
  • 音響演出 笠松 広司
  • アフレコ演出 木村 絵理子
  • キャラクターデザイン 近藤 勝也
  • CGスーパーバイザー 中村 幸憲
  • アニメーションディレクター タン セリ
  • 背景 武内 裕季
  • アニメーションプロデューサー 森下 健太郎
  • プロデューサー 鈴木 敏夫
  • 制作統括 吉國 勲、土橋 圭介、星野 康二
  • 監督 宮崎 吾朗
  • 制作・著作 NHK、NHKエンタープライズ、スタジオジブリ

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声優・スタッフのコメント

寺島しのぶ(ベラ・ヤーガ役)

人生初めてのアニメの声優で、スタジオジブリさんの作品に参加させていただけるなんて夢のような体験でした。どんな環境に置かれても見事に逞しく生きていくアーヤの姿は今この時期の私たちに、必ず勇気と希望を感じさせてくれることでしょう。

豊川悦司(マンドレーク役)

アーヤと魔女。憧れのジブリ作品にやっと呼んでいただきました。初の声優にドキドキでした。最初のセリフを口にした途端、ワクワクが止まらなくなりました。オトナのような君達へ、コドモのようなあなた達へ、今だからこそ、より愛したくなる素敵な(クリスマス)プレゼントになりました。どうか受け取ってくださいね!

濱田岳(トーマス役)

憧れのジブリ作品に参加させて頂き、まるで夢のような時間でした。アーヤのどんな境遇も受け入れ、顔を上げて突き進む姿に勇気をもらい、笑顔にしてもらい、黒猫の僕に何が出来るかわかりませんが、独り立ち出来るまで、ずっとそばに居ようと思います。

平澤宏々路(アーヤ役)

アーヤ役の声優を務めさせて頂きました平澤宏々路です!オーディションの時は『合格するのは難しいかもしれないな』と思っていたので、アーヤの声優に選ばれたと聞いたときは本当に嬉しかったです!スタジオジブリには歴代のジブリの作品が沢山飾ってあって、本当にジブリの作品に参加できるのだと実感し、ワクワクしました!この素直な感情をそのまま伝えられるといいなと、思いながら収録させていただきました。強くて明るい、少し生意気だけど憎めない、そんなアーヤを楽しんでいただけたらなと思っています!皆さんの『ココロ』に響きますように!

監督 宮崎吾朗

今、僕たちの国では、大人ばかりが多くて、子どもの数が少ないです。その少ない数で沢山の大人を相手にしなければいけないから、今の子どもたちは大変だろうな。そんなことを考えているときに僕はアーヤに出会いました。そして、「そうか、そうすりゃ良いのか!」と思ったのでした。アーヤが面倒くさい大人たちを相手にどうするか?それはどうか『アーヤと魔女』をご覧になってください。憎たらしいけど、可愛い僕らのアーヤが、子どもたちを勇気づけ、大人たちを元気づけてくれることを、心から願っています。

鈴木敏夫プロデューサー

コロナの後、世界はどうなるのか?それが現在、いろんな人の一番大きな関心事です。映画やテレビだって、それを避けて通ることは出来ません。『アーヤ』は、コロナ後に堪えられる作品なのか?ラッシュを見ながら、ぼくは何度も考えました。そして、この作品の大きな特徴は、アーヤの賢さだと気づきました。賢ささえあれば、どんな時代も乗り越えられる。そう思ったとき、安堵を覚えました。『長くつ下のピッピ』が世界一強い女の子なら、『アーヤ』は世界一賢い女の子の物語です。憎たらしいけど、何故か可愛いアーヤ。いろんな人に愛されることを願っています。ちなみに、アーヤは誰かに似ていると思ったら、この作品の監督である吾朗君そのものでした。それを指摘すると、吾朗君は照れ臭そうに、はにかんでいました。

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あらすじ

わたしはダレの言いなりにもならない。

舞台は、1990年代のイギリス。主人公は10歳の少女、アーヤ。赤ん坊の頃から孤児として育ったアーヤは、誰もが自分の思いどおりにしてくれる孤児院での生活がとても快適だった。だから、誰かに貰われたいなんて、一度だって思ったことが無かった。ところがある日、突然やってきた変てこな二人組、派手な女と長身の男に引き取られることになってしまう。

「あたしの名前はベラ・ヤーガ。魔女だよ。あんたをうちにつれてきたのは、手伝いがほしかったからだ」。
そう名乗った女に、アーヤは、「じゃ、決まりね。おばさんが私に魔法を教えてくれるかわりに、私がおばさんの助手になったげる」と返す。しかし、ベラ・ヤーガはアーヤを助手としてこき使うばかり。いくら頼んでも、いくら仕事をがんばっても、一つも魔法を教えてくれない。魔女と一緒に暮らしている怪しげな男マンドレークは、食事時しか顔をみせない。いつも不機嫌そうで、口癖は「私をわずらわせるな」。

生まれて初めて“思いどおりにならない”壁にぶつかったアーヤだが、「よおし、負けるもんか」と反撃を始める。彼女の特技は周囲の人を操って、自分の思いどおりにさせてしまうことだった。

主な登場キャラクター・声の出演

アーヤ 平澤宏々路

憎たらしいけど、可愛いらしい、負けず嫌いな10歳の女の子。周囲の人を操って、自分の思いどおりにさせてしまう、賢さと才能を持つ。本当の名前は「アヤツル」。そのことをアーヤは知らない。

ベラ・ヤーガ 寺島しのぶ

怪しげな呪文を作り、それを売って生計を立てている魔女。呪文作りの“手”としてアーヤを引き取る。アーヤには厳しく接するが、同居しているマンドレークに対しては酷く気を遣っている。かつてはロックバンド“EARWIG”のドラマー。

マンドレーク 豊川悦司

ベラ・ヤーガと共に暮らしている大男。小説家を生業としているらしい。いつも不機嫌で、口癖は「私をわずらわせるな」。怒ると歯止めが利かなくなる。かつてはロックバンド“EARWIG”のリーダー。

トーマス 濱田 岳

黒ネコ。人の言葉を話す。ベラ・ヤーガが呪文を作るときに必要とされている使い魔。しかし、ベラ・ヤーガの作るマジナイが嫌いで、いつも逃げようとする。臆病な性格だが、意外と図々しい。

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原作本『アーヤと魔女』

※楽天市場より


アーヤと魔女 [ ダイアナ・ウィン・ジョーンズ ]

意地悪な魔女に引き取られた女の子は、負けずに自分も呪文を作り始め…? 『ハウルの動く城』原作者の遺作を初のカラー挿絵で。

身よりのない子どもの家で育った女の子、アーヤは、ある日、魔女の家にひきとられることになった。魔法を教えてもらえると思ったアーヤは、はじめは、よろこんだ。ところが、家にとじこめられて、毎日こきつかわれてばかり。すっかりいやになったアーヤは、魔女の飼っている黒ネコ、トーマスにたすけてもらい、こっそり、魔女に立ちむかうための呪文を、作ることにした…。「ファンタジーの女王」の遺作を、豪華なカラー挿絵をたっぷり入れて贈ります。小学校低・中学年~。

著者 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

1934年イギリス生まれ。オックスフォード大学セントアンズ校でトールキンに師事。大学卒業と同時に結婚、三人の子どもの子育て中に、ファンタジーを書き始める。魔法を扱った独創的なファンタジーを数多く書き、イギリスを代表するファンタジー作家と評された。2011年没。

ジ・アート・オブ アーヤと魔女 (ジブリ) 単行本


ジ・アート・オブ アーヤと魔女 (ジブリ) [ スタジオジブリ ]

スタジオジブリ作品初のフル3DCGである「アーヤと魔女」が、いかにしてつくられたのかを解き明かすアートブック。

「企画」「人物」「物語と舞台」といった切り口で、宮崎吾朗監督へのロングインタビューを行い、膨大な数が描かれたイメージボードや美術ボード、キャラクター設定画などとともに掲載。また、キャラクターデザインを担当した近藤勝也氏によるスケッチや設定画をインタビューと併せて紹介。試行錯誤を繰り返し完成した緻密な3DCGの数々を、背景美術のキーパーソンとなる武内裕季氏の言葉とともに紹介します。

これまでのジブリ作品は宮崎駿監督、高畑勲監督とも基本は「人間の手で描く」でした。この作品で、フル3DCGの技術を手に入れ、使いこなした宮崎吾朗監督は、その意味でジブリ作品にあらたな地平を切り拓いたともいえる。53歳にして、父、宮崎駿をある意味超えた息子、吾朗の記念碑的作品のメイキング過程をできる限り収録した資料的にも重要な一冊。

主人公アーヤ、魔女ベラ・ヤーガ、巨大な力をもつマンドレークなどのキャラクターの成り立ちもオールカラーで紹介します。

オリジナル・サウンドトラック

「アーヤと魔女」オリジナル・サウンドトラック[ シェリナ・ムナフ ]


【先着特典】「アーヤと魔女」オリジナル・サウンドトラック(クリアファイル(A4サイズ)) [ シェリナ・ムナフ ]

宮崎吾朗監督 最新作、スタジオジブリ初の3DCG長編アニメーション「アーヤと魔女」【12月30日放送・NHK総合】のサウンドトラック。

「アーヤと魔女」は、自分が魔女の娘とは知らずに育った少女アーヤが、ある日、奇妙な家に引き取られ、そこで意地悪な魔女と暮らすことになったことから始まる物語を描いた作品。原作は「ハウルの動く城」の作者として有名なダイアナ・ウィン・ジョーンズ。宮崎駿監督も企画として本作に参加。
2020年6月にカンヌ国際映画祭が発表した『オフィシャルセレクション2020』56作品の1作として(アニメーション映画は4作が選ばれ、そのうちの1作)選ばれており、世界からも注目を集めました。

「ゲド戦記」「コクリコ坂から」でも印象的な楽曲とアーティストを起用して来た宮崎吾朗監督が、音楽を担当する武部聡志とともに、本作もこだわりの劇中歌をプロデュースしている。今回の主題歌とエンディングテーマには、ツイッターのフォロワー数が1000万人を超えるインドネシアの国民的人気シンガーソングライター・俳優、シェリナ・ムナフを大抜擢。主題歌「Don’t disturb me」、エンディング・テーマ「あたしの世界征服」を歌唱いたします。さらに、この劇中歌を劇伴音楽を担当した武部聡志が率いるスペシャルユニットが演奏。
【歌唱:シェリナ・ムナフ、ギター:亀本寛貴(GLIM SPANKY)、ベース:高野清宗(Mrs. GREEN APPLE)、ドラム:シシド・カフカ、キーボード:武部聡志。】
音楽面でも注目の作品となっています。

「アーヤと魔女」の再放送・動画配信は?

「アーヤと魔女」の再放送・動画配信については現在のところ未公表のため不明です。

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