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目次
- 1 「こころの時代〜宗教・人生〜」ってどんな番組?
- 2 「こころの時代〜宗教・人生〜」で紹介された名言集
- 3 「こころの時代〜宗教・人生〜」の再放送は?
- 4 こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(1)」
- 5 こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(2)」
- 6 こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(3)」
- 7 こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(4)」
- 8 こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(5)」
- 9 こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(6)」
- 10 小友聡さんのプロフィール
- 11 小友聡さんの著書
- 12 若松英輔さんのプロフィール
- 13 若松英輔さんの著書
- 14 関連
「こころの時代〜宗教・人生〜」ってどんな番組?
放 送 毎週日曜日 午前5時〜6時[Eテレ]
再放送 毎週土曜日 午後1時〜2時[Eテレ]
人生のさまざまな困難を乗り越えた人々の生き方をたどるNHKの長寿番組です。価値観が多様化し、生きる指針を失いがちな現代に、人類が築いてきた宗教・哲学・論理の世界・・・人は何に悩み、何を考えてきたのかを、人生の困難を乗り越えてきた人に体験を語ってもらい、数々の問題を抱える人々の心の闇に一筋の光を当てる番組です。
壁にぶつかった時、人々はどう生きる道を見いだすのか?単なる宗教の解説にとどまらず、先人たちの知恵や体験を通し、混迷の世を生き抜いていく手掛かりを探っていきます。
「こころの時代〜宗教・人生〜」で紹介された名言集
「こころの時代〜宗教・人生〜」では、これまでに多くの名言が紹介されてきました。
2019年度…
2018年度…
「こころの時代〜宗教・人生〜」の再放送は?
「こころの時代〜宗教・人生〜」は、日曜日の早朝に放送されるので、見たくてもなかなか起きられない!という方が多いのではないでしょうか。でも、安心してください。土曜日のお昼すぎ(午後1時〜)から再放送されています。また、放送時間に制約されずに、好きな時に見たい!という方には、動画配信サービスがおすすめです。
1.放送から1週間以内なら「NHKプラス」で視聴!
「NHKプラス」は、NHKの地上波放送の番組をインターネットで視聴できる無料の動画配信サービスです。放送中の番組を視聴できる「常時同時配信」と、放送後の番組を視聴できる「見逃し番組配信」があります。ただし、見逃し番組配信は放送日から1週間となります。
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NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。
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こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(1)」
放 送 2020年4月19日(日)午前5時〜[Eテレ]
再放送 2021年10月17日(日)午前5時〜[Eテレ]
放送前の予告
第1回「コヘレトの言葉」とは何か
旧約聖書の「コヘレトの言葉」は、聖書の中でも名言が多いことで知られています。一方「一切は空」「死ぬ日は生まれる日にまさる」など、一見虚無的な言葉が並ぶ謎の書でもあります。この書が現代に伝えるメッセージとは何か。30年以上の研究者である牧師の小友聡さんと批評家でクリスチャンの若松英輔さんと共に読み解くシリーズの1回目。「コヘレトの言葉」と先の見えない現代とのつながりを考えます。
こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(2)」
放送 2020年11月15日(日)午前5時〜[Eテレ]
再放送 2021年11月21日(日)午前5時〜[Eテレ]
放送前の予告
第2回「“空しさ”の向こうに」
コロナ禍の現代に送る「異端の書」がある。一見、虚無的な言葉が並び、難解とされながらも、後世の美術や文学に多くの影響を与えてきた旧約聖書「コヘレトの言葉」。読み解く上で鍵になるのは、全編を通して繰り返される、般若心経を思わせる「空」という言葉だ。この言葉を手がかりに、この書の研究に生涯をかけてきた小友聡牧師と、古今東西の文学に通じる作家・若松英輔氏の対談によって、現代にどう響くのかを読み解く。
【出演】牧師・東京神学大学教授…小友聡,批評家・随筆家・東京工業大学リベラル…若松英輔
こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(3)」
放送 2020年12月20日(日)午前5時〜[Eテレ]
放送前の予告
コロナ禍に響く「コヘレトの言葉」。今回のテーマは「時」。バイデン次期米大統領も勝利演説で引用した「コヘレトの言葉」で有名な「時の詩」をさまざまな角度から読み解く。
4月の第1回放送後、コロナ禍で制作を中断していたシリーズ。戦乱や疫病、難民の時代を経て書かれた「コヘレトの言葉」は、苦難を抱える現代の人々にどう共鳴するのか。新たに11月から再開したシリーズの第3回は「すべての出来事に時がある」。人には抗えない「時」の流れがあり、その先にはすべての人に等しく訪れる老いや死がある。コヘレトは、この人知を超えた「時」の重みをどのように捉えたのか、読み解いてゆく。
【出演】牧師・東京神学大学教授 小友聡、批評家・随筆家 若松英輔
こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(4)」
放送 2021年1月17日(日)午前5時〜[Eテレ]
放送前の予告
「コヘレトの言葉」を読み解くシリーズの第4回は、不正義や不条理がはびこる権力に対するコヘレトによる厳しい批判、現実の中で人がどう生きるべきか説く言葉に注目する。
コロナ禍の今、注目を集める旧約聖書の小編「コヘレトの言葉」。中には、人々を苦しめる腐敗した権力、社会にはびこる不正義や不条理にコヘレトが向けた厳しい視線が感じられる言葉が随所に登場する。しかし、いくら世を呪っても社会は容易には変わらない。厳しい現実の中で、人は否応なく生きてゆかざるを得ない。「見よ、虐げられる者の涙を」と説くコヘレトは、虐げられる者の側に立ち、いかに生きてゆくべきかを語りかける。
【出演】牧師・東京神学大学教授 小友聡、批評家・随筆家 若松英輔
こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(5)」
放送 2021年2月21日(日)午前5時〜[Eテレ]
放送前の予告
この世の終わりを説く終末論は、日本で流行した「ノストラダムスの大予言」など古今東西にあり、時として恐怖や現世への絶望を生んだ。しかし、小友さんは「コヘレトの言葉」が黙示的終末論を批判する立場から書かれたと考える。人類社会の破局は人知の及ばぬこと、与えられた束の間の今をいかに生きるかが問われていると。現代社会への批判も交え、小友さんの視点からコヘレトの生への肯定主義、今をみつめる意味を語り合う。
【出演】牧師・東京神学大学教授 小友聡、批評家・随筆家・東京工業大学リベラル 若松英輔
こころの時代~宗教・人生〜「それでも生きる〜旧約聖書・コヘレトの言葉(6)」
放送 2021年3月21日(日)午前5時〜[Eテレ]
再放送 2022年3月20日(日)午前5時〜[Eテレ]
放送前の予告
コヘレトはわずか12章しかない小編で何が訴えたかったのか。その結論が集約された「朝に種を蒔(ま)け」という言葉の意味を未来の見通せない現代にどう読むか探ってゆく
「コヘレトの言葉」の終盤に登場する「朝に種を蒔(ま)け」というメッセージ。この言葉の意味を「空」「時」というキーワードを手掛かりに読み解く。小友さんは、これを「どんなに苦しくとも、与えられた命がある限り、今この時を生きよ」という建設的な励ましと考える。種が芽を出すかわからずとも、耕す手を休めるなと説くコヘレト。身近な病や死が世界を覆う現代、コヘレトの死生観から私たちは何を得ることが出来るのか考える
【出演】牧師・東京神学大学教授 小友聡、批評家・随筆家 若松英輔
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小友聡さんのプロフィール
1956年生まれ。1986年東京神学大学大学院修士課程修了。1994‐99年、ドイツ・ベーテル神学大学留学(神学博士)。現在、東京神学大学教授、日本基督教団中村町教会牧師
小友聡さんのことば
『旧約聖書を理解する場合に重要なのは、神の前で人間がどう生きようとしているかを見る視点である。神の前で人間は完全に相対化される。けれども、その相対化された人間は、それにもかかわらず神によって常に「生きよ」と命じられる。人間は神に向かって「なぜ」と問うことができるが、むしろ逆に神によって問われている存在だ。人間は神に応答し、生きることによって責任を果たすよう創造されたのである。』
小友聡さんの著書
※楽天市場より
それでも生きる旧約聖書「コヘレトの言葉」 (NHKシリーズ NHKこころの時代宗教・人生 2020年4月) [ 小友聡 ]
それでも生きる旧約聖書「コヘレトの言葉」 (NHKシリーズ NHKこころの時代宗教・人生 2020年4月) [ 小友聡 ]
コヘレトの言葉を読もう 「生きよ」と呼びかける書 [ 小友 聡 ]
コヘレトの言葉を読もう 「生きよ」と呼びかける書 [ 小友 聡 ]
「空しい」を38回も繰り返し、聖書の信仰を覆すような表現が頻出する「コヘレトの言葉」。多くの聖書読者を困惑させてきたこの書を鮮やかに読み解き、「今の生を徹底して生きよ」という中心主題を明らかにする。「新共同訳聖書」に準拠しつつ、「聖書協会共同訳」の訳文も併記。特に重要な訳語の変化はコラムで紹介する。
コヘレト書 (VTJ 旧約聖書注解) [ 小友 聡 ]
厭世的・虚無的な書とされてきたコヘレト書をまったく新しく読み直す、待望の注解。“反黙示思想の書”として解釈するとき、この書を貫く「今ここで存分に生きよ」との声が聞こえてくる。
若松英輔さんのプロフィール
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞受賞。
若松英輔さんの著書
※楽天市場より
悲しみの秘義 (文春文庫) [ 若松 英輔 ]
人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトンー名著に記された言葉をひとつひとつ掘り下げ、著者自らが味わってきた深い悲しみの意味を探し求めた26の美しい文章。大切なものを喪い暗闇の中にいる人に、静かに寄り添う書。文庫化に際し「死者の季節」増補。
悲しみの秘義 若松英輔エッセイ集 [ 若松英輔 ]
悲しみを通じてしか見えてこないものが、この世には存在する。涙は、必ずしも頬を伝うとは限らない。悲しみが極まったとき、涙は涸れることがある。深い悲しみのなか、勇気をふりしぼって生きている人は皆、見えない涙が胸を流れることを知っている。人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。悲しむ者は、新しい生の幕開けに立ち会っているのかもしれない。耳をすます、小さな声で勇気と希望に語りかける、二十五編のエッセイ。
見えない涙 [ 若松 英輔 ]
泣くことも忘れてしまった人たちへ。若松英輔、初の詩集。