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NHKスペシャル

NHKスペシャル「ノモンハン 責任なき戦い」の再放送・見どころは?

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見逃した「NHKスペシャル」の再放送は?

NHKスペシャルは、NHK総合テレビでの再放送が放映されますので、まずは、それで視聴されることをオススメします。多いパターンとしては、翌週または翌々週など2週間以内の平日の深夜に再放送されることが多いので、番組表を調べるかNHKスペシャルのWebサイトでご確認下さい。反響が高い番組は、何度も再放送されています。でも、深夜の放送ということもあり、休日にゆっくりと見たいという方には、最近流行の「動画配信サービス」がオススメです。

「NHKスペシャル」の見逃し配信は、NHKオンデマンドで配信されています。

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NHKスペシャル「ノモンハン 責任なき戦い」

放送 2018年8月15日(水)午後7時30分~

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放送前の予告

79年前、モンゴル東部の大草原で、日ソ両軍が激戦を繰り広げたノモンハン事件。ソ連軍が大量投入した近代兵器を前に、日本軍は2万人に及ぶ死傷者を出しました。作家・司馬遼太郎が「日本人であることが嫌になった」と作品化を断念したというこの戦争には、情報を軽視した楽観的な見通しや、物量より優先される精神主義など、太平洋戦争でも繰り返される“失敗の本質”が凝縮されていました。しかし、軍は現場の将校には自決を強要した一方で、作戦を主導した関東軍のエリート参謀たちにはその後復帰させ、同じ失敗を重ねていったのです。

今回NHKは、ロシアで2時間に及ぶソ連軍の記録映像を発掘。4Kで精細にスキャンした映像を「AIによる自動カラー化技術」で鮮やかに着色し、戦場の実態を現代によみがえらせました。さらに、軍の判断の経緯が証言された、150時間を超える陸軍幹部の肉声テープも入手。敗北はどのようにして隠され、失敗は繰り返されたのか。映像と証言から迫ります。

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放送後のポイント解説

敵を知らず、己を知らず

ノモンハン事件におけるソ連軍と日本軍は、戦国時代の長篠の戦いのように思えました。長篠の戦いでは、織田・徳川連合軍が最新鋭の鉄砲隊を使って武田軍の騎馬隊をやっつけたわけですが・・・。ノモンハン事件では、2万5千の歩兵部隊の日本軍に対して、ソ連は5万7千の兵士を動員し、最新鋭の戦車を装備していました。どう考えても日本軍に勝ち目はありません。結果は、日本軍が2万人に及ぶ死傷者を出し、大敗北を期したのです。

ソ連は、当時、ドイツとも戦争していました。しかし、ソ連はドイツとの戦いを鎮静化させ東部方面の兵力を増強させていたのです。日本は、相手の戦術・戦力を見極めず、軽視していたうえに、戦況をも見誤ったのです。

あいまいな意思決定

満州国を統治していた関東軍は、国境紛争の処理要綱に従い、ソ連・モンゴル連合軍との国境付近であるノモンハンに2,000人の兵士を派遣しました。この動きを察知していた日本の参謀本部は、「ノモンハンの件は放っておけ。関東軍に任せておけ。」と黙認していたのです。

関東軍は、ソ連軍との戦いが始まると、独断で越境爆撃を行いました。国境紛争の域を越えて天皇の裁可を得ずにソ連国内を爆撃したのですから、関東軍は天皇から大いに叱責を受けますが、それによって誰一人責任をとる者はいなかったのです。

押し付けられた責任

ノモンハン事件での大敗北の責任は、当時、前線から無断で撤退した一人の中佐に押し付けられました。結果的には全部隊に撤退命令が出ましたが、その前に無断で撤退して戦況を悪化させたこと、800人中300人しか死傷者が出ていないにもかかわらず撤退したことが問われたのです。そして、関東軍の参謀に促されて自決したのです。また、ソ連の捕虜になったた後、解放された日本兵も自決させられたそうです。

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参考書籍のご紹介

ノモンハンは忘れられていなかった 六十七年後の今 [ 小山矩子 ]


ノモンハンは忘れられていなかった 六十七年後の今 [ 小山矩子 ]

風化させてはならない事実、そして、遺骨として残された兵士達。1939年5月、満州国軍・関東軍とモンゴル・ソ連の連合軍の間で軍事衝突が起き、9月まで続いた「ノモンハン事件」。18,000人と言われている日本軍側の人的被害。それら兵士の遺骨は、戦場に今も残されたままである。2004年、民間団体の強い願いと行動に押され、日本国政府はようやくその遺骨収集にふみきる。そこに至るまでの過程と問題点を描く。「ノモンハン事件」を追うヒューマンドキュメント第2弾。

【目次】
第1章 ある手紙/第2章 ノモンハンは忘れられていない(「ノモンハン会」/「ノモンハン事件現地慰霊の会」/「ノモンハン事件遺族の会」/遺骨収集へ向けて/遺骨収集への道程)/第3章 草原の兵士たち(最後の激戦地-バルシャガル高地/草原に飛び立つ/草原に眠る兵士/さらばノモンハン)/第4章 無言の帰国(永久の眠り/未来への教訓)

ノモンハンの戦い (岩波現代文庫) [ S.N.シ-シキン ]


ノモンハンの戦い (岩波現代文庫) [ S.N.シ-シキン ]

はじめて翻訳紹介される一九三九年ノモンハン事件のシーシキン文書。モンゴルと満州国の両境紛争が、なぜ日本関東軍とソ連赤軍の双方二万の死傷者を出す四カ月の本格的戦争に至ったのか。作家シーモノフによる従軍記を加え、モンゴル語、ロシア語文献を渉猟した詳細な注と解説が謎の戦争の経過と真実を明らかにする。

【目次】
一九三九年のハルハ河畔における赤軍の戦闘行動(S.N.シーシキン大佐)(日本帝国主義者の計画とモンゴル人民共和国への攻撃準備/結語)/ハルハ河の回想(シーモノフ)

茫漠の曠野ノモンハン [ 松本草平 ]


茫漠の曠野ノモンハン [ 松本草平 ]

日本を戦争のできる国にしてはならない!ノモンハン戦争では20人に1人しか生き残れなかった。指揮官(リーダー)なき戦争だった。この凄惨な戦争の生き残り兵、一軍医の『憤怒の手記』を復刻!!

【目次】
第1章 戦線へ(馬鹿正直ものの応召/「病弱者集団」衛生隊 ほか)/第2章 第一次ノモンハン戦(ノロ高地へ/ノロ高地ー地獄の防衛戦)/第3章 第二次ノモンハン戦(再度の進軍/敵高台での死闘 ほか)/第4章 ノモンハン事件鳥瞰(巧妙なソ連の外交戦略/長鼓峰の失敗に学ばず ほか)/資料/付記/編集後記

明と暗のノモンハン戦史 [ 秦郁彦 ]


明と暗のノモンハン戦史 [ 秦郁彦 ]

旧ソ連軍資料の大量公開によって見えてきた本当の戦場の姿。ノモンハン研究の決定版!

【目次】
第1章 ノモンハン前史/第2章 第一次ノモンハン事件/第3章 ハルハ河畔の攻防/第4章 第二十三師団、壊滅すージューコフの「傑作」/第5章 ノモンハン事件の終結/第6章 ノモンハン航空戦/第7章 ノモンハン情報戦/第8章 統計分析と総括/第9章 ノモンハン戦敗北人事の決算ー無断退却から自決強要まで

ノモンハン1939 第二次世界大戦の知られざる始点 [ スチュアート・D.ゴールドマン ]


ノモンハン1939 第二次世界大戦の知られざる始点 [ スチュアート・D.ゴールドマン ]

1939年5月ー9月。ソ連と日本それぞれの傀儡国家であるモンゴルと満洲国の国境をめぐって起きたノモンハン事件は、10万近くの人員と1000もの戦車・航空機を動員、私傷者は3-4万に及んだ。「事件」と呼ぶにはあまりにも大規模である。結果はソ連・モンゴル軍の勝利に終わり、勝者側主張の国境線にほぼ沿うかたちで決着した。日本陸軍にとって初の本格的近代戦における敗北は、当時つとめて伏せられてきたが、それは極東の一地域で起きた単なる国境紛争ではない。日英米露独の膨大な史料から第二次世界大戦の重要な契機としてとらえ直す世界史のなかのノモンハン。

【目次】
第1章 過去の遺産/第2章 世界の状況/第3章 張鼓峰/第4章 ノモンハンー序曲/第5章 ノモンハンー限定戦争における戦訓/第6章 ノモンハン、不可侵条約、第二次世界大戦の勃発/第7章 揺曳するノモンハンの影

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