見逃したテレビを見る方法
NHKドキュメンタリー

NHK「ワイルドライフ」の過去の放送・見逃し動画を見る方法!

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「ワイルドライフ」ってどんな番組?

放送 毎週月曜日 午後7時30分~8時59分[NHK BS]
再放送 翌週月曜日 午前9時25分〜[NHK BS]

視聴者に極上の大自然を体験してもらえるよう、ハイスピードカメラや超高感度カメラ、水中カメラなどの最新機材で、これまで誰も見たことのない斬新な映像づくりを目指し、知られざる自然の素顔を映し出します。最先端の研究調査で解明された動物行動や生態に関する知見などを交え、長期間密着取材することで初めて浮き彫りになる感動のドラマの数々。生きものたちの姿を通して知られざる地球の鼓動を描き出し、本物志向の視聴者にも十分満足してもらえる本格的な自然番組です。

NHKが、世界で初めてハイビジョンで自然番組を制作・放送してからおよそ20年。2009年、衛星ハイビジョンで本格派自然番組としてスタートしたのが、「ワイルドライフ」です。自然番組の醍醐味は、長期取材でのみ捉えられる極上の大自然映像。ワイルドライフでは、粘り強い長期取材や新しい機材での映像表現、挑戦的なテーマでとらえた「地球の素顔」をお届けします。壮大な大自然の絶景、躍動する命の世界を、豊かな映像で捉えた骨太の自然番組です。

テーマ曲

オープニングとエンディングの音楽を担当しているのは、作曲家の中村幸代さんです。曲のキーワードは、大自然とその中に生きる野生動物達の「雄大さ」「生命力」「力強さ」。

「ライルドライフ」の公式サイト

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「ワイルドライフ」の再放送・見逃し動画配信は?

ワイルドライフ」は、毎週月曜日 午前8時~[BSプレミアム]にて再放送されています。でも、放送時間に制約されずに「好きな時に見たい!」という方には、動画配信サービスがオススメです。「ワイルドライフ」の見逃し動画は、NHKオンデマンドユーネクストで配信されています。

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NHKオンデマンドとは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

そこで、私が利用しているのがユーネクストです。このユーネクストは、いろんな放送局の番組や映画などの動画を配信しているんです。NHKとも提携しているので、毎月付与されるU-NEXTポイント1,200円(初回の31日間無料体験では600円。ただし、このページのリンクから登録すれば1,000円)を使ってNHKオンデマンドの「まるごと見放題パック」を購入することができるんです。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

NHKの見逃し番組を見る方法

(注)なお、本ページに記載しているユーネクストの情報は2024年4月時点のものです。 最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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今後の放送予定

※再放送(アンコール放送)は除く。

SP 4K国際共同制作 プラネットアースIII 海岸 COASTS 淡水 FRESHWATER

放送 2024年4月22日(月)午後7時30分〜[NHK BS]

地球上のいのちの営みを極上の映像でつづるシリーズ「プラネットアース」の第3弾。第1回は大地と海がせめぎ合う激動の「海岸」と激しいいのちの攻防が繰り広げられる「淡水」の世界が舞台。海岸では、巨大な天敵に挑むオットセイや北極海の神秘の生きもの、樹上の昆虫を狩る魚の磨き抜かれた技。淡水では、巨大ワニの大迫力の狩りや頭脳を生かして集団で獲物を襲うリカオン、古代湖で奇妙な進化を遂げた魚の姿などを紹介。

過去の放送はU-NEXTで視聴できます!

NHK自然番組「ワイルドライフ」の過去の放送は、動画配信サービス「U-NEXT」で視聴することができます。現在、配信中の番組は以下のとおりです。

149作品 2024年4月16日現在

アフリカ大サバンナ 密着1年!波乱万丈ライオン王者への道

主人公は3頭の若いオスライオン。獲物が豊富な川辺で暮らすマヒリは、母親から離れられない甘えん坊。大草原で暮らすスージャは狩りが苦手な怠け者。しかしそれぞれある事件がきっかけで1頭で生きる力を身につけ始める。ライオンのオスはいずれ生まれた群れを離れ、放浪しながら仲間を見つけ、群れの王座を得なければ子孫を残すことができない。3頭目のオス、ブサーラはすでに群れを出て放浪中。3頭の波乱万丈のドラマを追う。

ポルトガルの秘境 渓谷に巨鳥舞い オオカミが駆ける

放送 2024年4月8日(月)午後7時30分〜[NHK BS]

ポルトガル北部に連なる山々と深く刻まれた渓谷。数万年以上にわたって、人と生きものの関わりが脈々と受け継がれてきた秘境だ。高さ200mにもなる断崖では、ナベコウやシロエリハゲワシなどの希少な巨鳥たちが営巣し、山頂付近にはいまだ謎に包まれたイベリアオオカミが生息している。放牧で生計を立てる人々は、家畜を襲うオオカミと対立してきたが、今、その問題に解決の糸口が見つかりつつある。渓谷の四季を見つめる。

命輝くモンゴルの夏 オオカミの子どもが躍動 幻のゴビヒグマに挑む

放送 2024年4月1日(月)午後7時30分〜[NHK BS]

咲き誇る花々が大地を彩る夏のモンゴル。マーモットやハヤブサが子育てに大忙し。そんなにぎわう草原で、生態系の頂点に立つ王者オオカミの子育てに密着。群れの仲間は役割を分担して5匹の子どもを守り育て、チームワークでアカシカを狩りする。やがて、子どもたちが驚きの成長を見せ始める。さらに乾燥地帯ゴビでは、地球上にわずか50頭といわれる幻のゴビヒグマを大捜索!大自然に立ち向かう生きものたちの命の輝きに迫る。

北海とバルト海 シャチがアザラシを狩り カワウソが躍動する

放送 2024年3月11日(月)午後7時30分〜[NHK BS]

イギリスとノルウェーやデンマークなど、ヨーロッパの国々に囲まれた北海では、各地に絶景が広がり、個性豊かな生きものが暮らす。謎に満ちた巨大生物・ウバザメが出現したり、アザラシやカワウソの愛情あふれる子育てが繰り広げられる。さらに、北海の東側に位置する内海、バルト海では、海を泳いで魚を狩る奇妙なヘビや、生まれたばかりのヒナを懸命に海へ導くホンケワタガモの母親など、知られざる生きものたちの暮らしに密着。

東欧の秘境 タラ渓谷 断崖に野生を見た

ヨーロッパ南東部のバルカン半島に、“東欧のグランドキャニオン”と呼ばれる渓谷がある。旧ユーゴスラビア、モンテネグロにあるタラ渓谷だ。高度差は最大で1300メートル。人を寄せ付けないその急しゅんな渓谷と周辺には、生きものたちの独自の営みが見られる。岩場ではカモシカの仲間・シャモアの群れが躍動し、それを狙ってイヌワシが悠然と空を舞う。シャモアの生態を中心に、東欧・タラ渓谷の知られざる素顔に迫る。

日本海 佐渡 巨大魚激突!命輝く海藻の森

放送 2024年2月12日(月)午後7時30分〜[NHK BS]

日本海・佐渡の海藻の森で、生きものたちが繰り広げる圧巻のドラマ。夏、大きさ1メートルものコブダイがメスを巡って激しくぶつかり合い、1千匹ものオキタナゴが大集結、子どもを“出産”。そして夜には鮮やかな赤いヒレを広げた魚が恋のダンスを繰り広げる。凍てつく冬、海藻に産み付けられた宝石のような卵を命がけで守る、黄金色の魚・アイナメに密着。さらに、たらい舟漁をはじめ、海藻の森の恵みを活用する人の営みも紹介。

南米 野生のイヌたち 宙を舞い ヤブを走る

放送 2024年1月29日(月)午後7時30分〜[NHK BS]

南米ブラジルに雄大に広がる熱帯性草原地帯「セラード」。そこは、アマゾンに匹敵する「命の宝庫」となっている。この環境にもっとも適応したのがイヌ科の動物たち。番組では、幻といわれている「タテガミオオカミ」が3m以上ジャンプをして狩りをする雄姿や、群れで狩りをする「ヤブイヌ」のユーモラスな姿を軸に、「カニクイイヌ」や「スジオイヌ」などを追いかけ、大平原の雄大な風景を織り込みながら、謎多き生態に迫る。

つながる小さな命たち 牧野富太郎と南方熊楠が見つめた日本の自然

放送 2024年1月22日(月)午後7時30分〜[NHK BS]

身近な自然にも驚きがあふれている。その面白さとかけがえのなさを伝えたのは、今から100年ほど前、日本の植物、菌類、粘菌を熱心に見つめた2人の学者。身近な草花を丁寧に見つめ「綿密に見れば見るほど新事実」と書いた牧野富太郎。そして森の生態系を観察し「世界にまるで不用のものなし」と書いた南方熊楠。2人の足跡をたどりながら、現代の研究者たちとともに、最新の撮影技術も駆使して小さな命たちの世界へ潜入する。

絶海の孤島 巨大アザラシが吠える メキシコ・太平洋

放送 2023年12月25日(月)午後7時30分〜[NHK BS]

絶海の孤島で繰り広げられる、巨大アザラシの死闘

メキシコから250キロ離れた孤島、グアダルーペ島。体重2トンを超える巨大なキタゾウアザラシが、ボスの座をかけて死闘を繰り広げている。強い子孫を残すために避けられない試練だ。海には、そのゾウアザラシにとって、大きな脅威が待ち受けている。体長5メートルの巨大なホホジロザメだ。彼らはアザラシなどの海獣を獲物として生きている。様々な危険を乗り越え子孫を残すために闘う巨大アザラシのドラマを絶海の孤島に追う。

タイの里山 スキハシコウ 大集団の子育てを追う

放送 2023年12月4日(月)午後7時30分〜[NHK BS]

動物カメラマンの平野伸明さんがタイの身近な自然を訪ねる。人々が憩う公園に巨大トカゲが暮らしていたり、街なかにサルの大群が暮らしていたり。中でも平野さんが注目したのが里山で人のそばに暮らす鳥・スキハシコウ。トレードマークはなぜかすき間が空くほど曲がった大きなクチバシ。大集団での子育ては試練続き。その中で懸命にヒナを育てる親鳥たち。今回、独特のクチバシを駆使した驚きのワザで狩りをする様子も見えてきた。

カナダ ノースウッズ バイソン群れる原生林を行く

カナダ内陸部に広がる壮大な景観を誇る原生林。そこに暮らす大型希少動物の生き生きとした姿を、夏から冬にかけて長期取材。土門拳賞を受賞した写真家、大竹英洋氏の原点。 2011年3月に放送した番組のアンコール。

世界の大草原 北アメリカ プレーリーの王者 バイソンが駆ける

放送 2023年10月30日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

北アメリカの中央に広がる大草原、プレーリー。コヨーテやプレーリードッグなど、魅力的な動物たちが数多く暮らしている。中でも象徴的な存在が、体重1トンにもなるアメリカバイソン。夏に大群で疾走する姿は迫力満点、冬の猛吹雪には雪の下の草を黙々と探す。強じんな生命力を秘めたプレーリーの王者だ。番組では、バイソンの暮らしを軸に、大草原の生きものたちの複雑に絡み合う生命の輪を、美しい四季の移ろいの中で描く。

英国運河 命輝く水辺の物語

産業革命の発祥地・イギリス。その発展を支えてきた運河はいま生きものにとってなくてはならない水辺になっている。イギリス中部の運河を舞台に、輝く命の1年を見つめる。 2011年2月に放送した番組のアンコール。

国際共同制作 ディープオーシャン II 神秘の海 紅海 深海の魔境と巨大ザメ

放送 2023年10月2日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

砂漠に囲まれた海・紅海。極彩色のサンゴ礁の下は、未知の海域だ。海底に広がるもう一つの海「ブラインプール」、春になるとジンベエザメの子どもが集まるという。サウジアラビア政府が行う世界初の紅海深海大調査に密着。ダイオウイカ初撮影を成し遂げた取材班が8K深海カメラやシャークカムを開発し撮影に挑む。ジンベエザメの子どもたちの意外な生態、深海生物たちの命の攻防、生命起源のナゾに迫る。音楽・久石譲。

海のハンター シャチ 波打ちぎわの襲撃 南米 パタゴニア

アルゼンチンに不思議なシャチが暮らす。命がけで陸に乗り上げアシカの仲間・オタリアを襲う。ハイスピード撮影も駆使し迫力の狩りに迫る。雄大なパタゴニアの自然も必見。 2010年6月に放送した番組のアンコール。

地球大劇場!アメリカ大陸 命の躍動を追う

放送 2023年9月18日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

南北2万キロに連なるアメリカ大陸が舞台。真っ白な雪と氷に覆われた断崖を駆けるシロイワヤギ、鮮やかな緑広がる熱帯の森で巧みな樹上生活をする個性豊かなサルたち、そして真っ赤な湖で子育てをするフラミンゴ。海には世界最大の魚・ジンベエザメが大集結し、バショウカジキがイワシの大群を狙って迫力の狩りを繰り広げる。変化に富んだ絶景、そしてスペクタクルな決定的瞬間。生きものたちの命のドラマを4K高精細映像で描く!

国際共同制作 オカバンゴ 水の魔法が生み出すアフリカの奇跡

放送 2023年9月11日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

不毛の大地が一年のうち4か月だけ広大な湿地に変わるオカバンゴ。バッファローやゾウが群れで集まり、ライオンなどの肉食動物が狩りをする。命の躍動を極上の映像で描く。 2021年1月に放送した番組のアンコール。

自然写真家 野生へのまなざし 前川貴行 小原玲

放送 2023年9月4日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

自然をテーマに活躍する二人の写真家に密着。じっくり時間をかけて野生動物に近づき、自然な表情をうつし撮る写真家・前川貴行さん。ツキノワグマ、そしてカモシカの知られざる素顔の撮影に挑む。愛くるしい野鳥・シマエナガの写真で人々を夢中にさせてきた写真家・小原玲さん。2021年に亡くなる直前までエゾモモンガの撮影に挑戦。「かわいい」を通じて生命の尊さを伝え続けた。二人のまなざしを通して、命の世界を見つめる。

ンゴロンゴロ大クレーター タンザニア 野生の円形劇場

放送 2023年8月28日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

東アフリカ・タンザニア北西部。乾燥が極まる9月、枯れ草色のサバンナに浮かぶ巨大な緑の外輪山。その中に、ンゴロンゴロ・大クレーターが広がる。ここは、乾季でも枯れない奇跡の川が流れ、野生動物で満ちあふれる別世界。絶滅が危惧されるクロサイを筆頭にライオン、チーター、ハイエナ、ゾウなどが群れる「野生の円形劇場」となっているのだ。地球の壮大な営みが生み出した不思議な舞台で繰り広げられる生きものたちのドラマ。

自然写真家 野生へのまなざし 中村征夫 今森光彦

放送 2023年8月7日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

自然をテーマに活躍する二人の写真家のライフワークに密着する。一時は死の海とも呼ばれた「東京湾」、そして「沖縄サンゴの海」を舞台に生きものたちの表情を撮り続けてきた水中写真家・中村征夫さん。田んぼや水辺、雑木林など人と自然が共存する空間「里山」の価値に注目、「里山では人も生態系の一部」という視点でその魅力や価値を撮り続けてきた写真家・今森光彦さん。二人の写真家のまなざしの先にある「命の世界」に迫る。

世界の大草原 アフリカ ビッグキャット サバンナに生きる

アフリカのサバンナにすむライオン、チーター等のビッグキャット。彼らの迫力ある狩りや暮らしを見つめながら、草原の特別な草に秘められた知られざる豊かさの秘密に迫る。 2009年4月に放送した番組のアンコール。

北海道 オジロワシ舞う大地 密着!絶滅危惧種レスキュー

放送 2023年7月24日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

氷の海でぶつかり合うオジロワシに、雪原を舞うタンチョウ。絶滅危惧種の巨大な鳥たちが数を回復してきたが、交通事故などで傷つく場面も増えている。獣医師の齊藤慶輔さんは30年に渡って鳥たちを救ってきた。番組では野生復帰を目指すシマフクロウのリハビリや、くちばしを失ったオジロワシを治療する日々に密着する。さらに、襲いかかる鳥インフルエンザの猛威。激動のレスキュー現場から、野生動物との共存の道を見つめる。

探検!北大西洋 伝説の巨大生物に迫る

放送 2023年7月17日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

20mをこえる巨大ナガスクジラ。ニシンの群れを襲うシャチ。そして10mにもなるウバザメが大集結。貴重な海の生きものを20年近く撮影する、水中カメラマン、ケン・オサリヴァンさん。彼が今、興味を抱いているのが、6世紀、「暗黒の海」と呼ばれていた北大西洋を航海した、アイルランドのキリスト教聖人ブレンダンだ。航海中に島と間違えるほどの巨大生物に遭遇したと伝えられている。伝説の巨大生物に迫る大冒険が始まる!

地球大劇場!命のスペクタクルに迫る

生命の星・地球を舞台に躍動する生きものたち。これまで世界50か国以上で撮影してきた貴重な映像の中から、スペクタクルな決定的瞬間を厳選。命のドラマをお届けする! 2021年1月に放送した番組のアンコール。

厳冬のモンゴル 雪原を駆ける蒼きオオカミ

放送 2023年5月8日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

気温マイナス30度、雪と氷に覆われる厳冬のモンゴル。ここで生態系の頂点に君臨する生きものがオオカミ。警戒心が強く謎に包まれた暮らしぶりを撮影しようと、研究者とともに徹底追跡。愛情あふれる家族の絆、厳しい群れの掟、俊足の獲物を狩る驚きの知恵など知られざる姿が見えてきた。さらにモフモフの珍獣マヌルネコや険しい高山に暮らすユキヒョウなど、冬をたくましく生きる姿を、雪と氷が織りなす絶景とともに紹介する。

薩南諸島 洋上の火山群 水中オーロラと巨大魚たちの海に迫る

放送 2023年5月1日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

鹿児島の南には世界最大級の海底噴火でできた鬼界カルデラがある。海面上に出ているそのヘリの一部が、今も噴煙を上げる薩摩硫黄島だ。火山ガスや熱水は海底からも噴出し、火山の海ならではの生態系が広がっている。海水がオーロラの様な色に染まる奇跡的な絶景にも遭遇した。写真家中村卓哉さんと共にそんな火山島群をさらに南へ向かうと、黒潮のど真ん中に浮かぶトカラ列島でロウニンアジやマンタなど巨大魚たちの群れが現れた。

世界遺産 小笠原の海 ダイオウイカvs.マッコウクジラ 伝説の闘いに迫る

放送 2023年4月10日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

世界自然遺産・小笠原諸島。10年前この海でダイオウイカの撮影に成功した取材チームがさらなる大スクープに挑む。深海へダイオウイカを襲いに行くと言われる宿敵・マッコウクジラとの「伝説の闘い」だ。ドローンやカヌーを駆使して海面から偵察、深海への特殊カメラの設置、さらにクジラに小型カメラを装着するなど徹底撮影。するとマッコウクジラの驚きの大集結に遭遇、さらなるスクープも!取材を続けて25年、その最新成果。

アラスカの光と風 星野道夫×大竹英洋 時を超える旅

放送 2023年4月3日(月)午後7時30分〜[BSプレミアム]

優しい眼差しの写真と心に響く文章でアラスカの自然を伝え続けた星野道夫さん。その世界に共感し自然写真家になった大竹英洋さんが彼の足跡をたどり壮大な旅に出た。星野さんが生涯をかけたトナカイの大移動に遭遇し、ザトウクジラの群れに星野さんが出会ったクジラを発見。倉庫に眠っていたカメラから見つかった遺作フィルムの現像にも成功。時を超えて届いた手紙の様な写真を大公開!今よみがえる星野さんからのメッセージ。

都会の水辺 鶴見川 命にぎわう流域の風景

放送 2023年3月20日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

東京と神奈川を流れる鶴見川。かつて汚染や水害が深刻だった川に多くの生きものが復活している。河川敷の土手に巣穴を掘って子育てするカワセミ。川底のコケを糧に成長するアユや絶滅危惧種のウナギも命をつなぐ。冬、北国から何種類ものカモたちが飛来。すると生態系の頂点に立つオオタカが狩りを繰り広げる。命にぎわう風景を都会の中に生み出そうと上流から下流にかけて、流域という視点で防災や保全に取り組む人々の姿を追う。

自然写真家 野生へのまなざし 紀伊半島の清流 内山りゅう 究極の水色を求めて

放送 2023年3月13日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

日本を代表する自然写真家の一人、内山りゅうさん。清流の女王・アユの生態から川に生きる人々の暮らしまで、30年以上に渡って水をめぐる世界を撮り続けている。いま、内山さんが力を入れているのが、本当の水の色を写すこと。それは濁りのまったくない水中でしか見ることができない。和歌山県に移り住み、紀伊半島の川を舞台に撮影を続けている内山さん。アユなど淡水の生きものを撮影しながら究極の水色の世界に迫る姿を追う。

悠久の大地アフリカ 絶滅の危機を乗り越えろ!サイ親子の愛と絆

放送 2023年2月27日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

密猟によってアフリカ中央部のウガンダでサイが絶滅したのは1983年。その20年後、保護区が整備され6頭のサイを他の国からもらい受けた。手厚い保護のおかげで保護区のサイは33頭に増え、さらに1頭が生まれようとしている。妊娠中の母親に密着すると、先に生んだ子どもとの強い結びつき、出産を契機にした別れ、独立しきれない子どもの葛藤、細やかな子育てなど、これまでベールに包まれたサイの暮らしぶりが見えてきた。

世界自然遺産ドナウ・デルタ 謎のハンター ジャッカルに迫る

ヨーロッパ大陸を流れて黒海に注ぐ大河、ドナウ。その河口に広がる広大な湿原は野生の宝庫。希少なペリカンが群れをなして狩りをし、巨大なチョウザメが悠然と泳ぐ。なかでも最近、この地で数を増やしているのがキンイロジャッカルだ。湿地に阻まれてその暮らしぶりはよく分かっていなかったが、今回ドローンやリモコンカメラを駆使して、さまざまな行動の記録に成功。美しく青きドナウの水辺とそこに潜むハンターの営みに迫る。

イギリス コッツウォルズ 石垣が育む英国の里山

放送 2022年12月19日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

絶大な人気を誇るイギリスの観光地、コッツウォルズ地方。ヒツジが草をはむのどかな緑の丘に蜂蜜色の石造りの家々が並ぶ田園地帯には、意外にも多くの生きものたちが暮らしている。特に平たい石を積み重ねた石垣や納屋の石の隙間には、ハリネズミやオコジョが潜みフクロウなどの希少な生きものが子育てをする。人々の暮らしの傍らで息づく生きものたちの営み。まるで絵本から飛び出した箱庭のような世界を極上の映像美で描く。

アラスカ悠久の自然 星野道夫が見たトナカイ大集結

放送 2022年12月5日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

取材中にヒグマに襲われ志半ばでこの世を去った写真家・星野道夫さん。なぜ、30年近い時を経た今もその作品や文章は私たちの心を捉え続けるのか。取材班は春から夏のアラスカに入り星野さんの世界に迫った。悠久の時を超えて息づく圧巻の現生自然の中を駆け抜ける10万頭以上の野生トナカイ・カリブーの大移動に奇跡的に遭遇。トナカイを撮影する生前の貴重な未公開映像と共に星野さんが伝えたかったメッセージがよみがえる。

鹿児島錦江湾 火山の海にイルカが跳ね 魚が躍る!

放送 2022年11月21日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

イルカから奇妙な深海生物まで!

鹿児島湾は沿岸に人口約60万もの都市がありながらイルカの群れが暮らし、一千種以上の魚が息づく豊かな海だ。地元では“錦江湾”の名で親しまれている。夏、その海中では色鮮やかな魚たちが個性豊かな求愛ダンスを繰り広げ、溶岩に根づいたサンゴが一斉に産卵。火山性のガスが噴出する海底には、奇妙な深海生物、サツマハオリムシが暮らす。世界的にも稀有な環境に恵まれた火山の海で、たくましく命をつなぐ生きものたちに迫る。

鳥を襲う最強ハンター カマキリ 究極の狩りの技を見た!

放送 2022年11月7日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

そっと忍び寄り、巨大なカマで獲物を狩る昆虫界きっての名ハンター・カマキリ。その究極の獲物は、なんと天敵の鳥だという。石川県の絶海の孤島で渡り鳥に襲いかかる驚きの狩りに密着。一方で子ども時代はアリにさえ返り討ちにされ、鳥やカエルに次々と食べられるか弱い存在。さらに大人になっても寄生虫の洗脳攻撃や、命がけの交尾など試練の連続だ。最強ハンターの知られざる素顔と、生きものたちの不思議なつながりに迫る。

アメリカ フロリダ半島 追跡!マナティ 謎の大移動

放送 2022年10月31日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

アメリカ・フロリダ半島。森の泉に愛くるしい生きものが暮らしている。人魚のモデルとも言われるマナティーだ。ワニと出会っても逃げるどころか自分で近づく、のんびりとした性格。ところが、夏場、森の水辺を離れて大移動。たどり着いた先では、意外にも躍動感にあふれた驚きの行動を見せる。謎に包まれた大移動を追跡!さらに、誕生直後の赤ちゃんに遭遇!水の冷たさや飢え、人とのあつれきに耐えながら懸命に命をつなぐ姿を描く

「多摩川トライアングル 密着3年!激変する東京の大自然」

放送 2022年10月10日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

東京・多摩川の中流にある河川敷は動物たちの密集地帯。ここを「多摩川トライアングル」と呼び、注目する動物カメラマンの平野伸明さんは、2019年春から撮影を開始。台風で環境が激変した後も、ここでは驚きのドラマが続く。冬、河原に流れついた巨大な流木には、ハヤブサやイタチなどの生きものが大集結、夏に現れた草原では、謎の鳥セッカが見事な裁縫のワザで巣作り。変化を続ける多摩川と、生きものたちの3年を追った。

「紀伊半島潮岬 オジサン大集結!命わきあがる海」

放送 2022年9月26日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

潮岬は黒潮が寄せ来る岬の西側はサンゴの大群落に熱帯魚が泳ぐ南国の海。岬の裏・東側は、本州各地と同じ、海藻が茂りアジなどが群れる温帯の海だ。黒潮の流路が変動すると珍客もやってくる。多様性に富んだ豊かな海の絶景とともにヒゲのある魚・ホウライヒメジ(別名オジサン)の奇妙な大群行動に注目!求愛のヒゲダンス、そして繁殖活動までを記録した。写真家で大阪芸術大学教授の赤木正和さんの4K8K映像を交えて紹介する。

「沖縄やんばる 海から陸へ オカヤドカリ繁栄の秘密に迫る」

放送 2022年9月12日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

世界自然遺産、やんばるの森が広がる沖縄本島、その海岸で繁栄するのはオカヤドカリの仲間。大部分が海に暮らすヤドカリの中で、陸へ進出した少数派。驚きの行動で陸の過酷な環境に適応、身を守る貝殻を得るため激しい争奪戦に明け暮れる。生まれたばかりの幼生は海で過ごすため、海辺から離れられないはずが、海から離れた山奥でも目撃され、ヤンバルクイナとの意外な関わりがあることまで見えてきた。謎だらけの暮らしに密着。

「南アフリカの海 海の大スペクタクル“サーディン・ラン”を追う」

放送 2022年8月29日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

南アフリカの沿岸。ここに世界でも最大規模と言われる光景が現れる。30キロ以上続く黒い帯。マイワシの大群だ。寒流に乗って大集結し、およそ3か月をかけて1300キロ以上を北上する。“サーディン・ラン”と呼ばれる大スペクタクルだ。その大群を狙って海鳥やアザラシ、サメやイルカにクジラまでもが次々と襲いかかる。さらに捕食者のイルカを追って、シャチも登場。イワシの大移動が生み出す海の巨大な食物連鎖に迫る。

「日本最強昆虫の1年 オオスズメバチ 家族の力で命をつなぐ」

放送 2022年8月15日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

巨大で攻撃性の強いオオスズメバチ。人目につかない地中などに巣を作るため、観察が極めて難しく、詳しい生態はあまり知られていない。今回、巣内部の撮影に成功。成虫は肉の団子を食べられず、幼虫から栄養をもらうなど意外な暮らしが見えてきた。春、1匹の女王が巣を作り始め、産まれた働きバチたちは仕事を分担しながら大家族を営んでいく。晩秋、次世代につながるオスや新女王を生み出すまで、懸命に命をつなぐ1年に密着。

「北海道よみがえる日本海 沸き立つニシン 海貫くホッケ」

放送 2022年7月18日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

数キロにわたって海を真っ白に染めるニシンの大産卵「群来(くき)」。数万匹が海を貫く柱のように大集結し、謎の渦を生み出す「ホッケ柱」。かつては北の海の豊かさの象徴として知られていたが、乱獲によって消滅していた。それが近年、資源管理が功を奏して生息数が回復。大規模な群来とホッケ柱が復活しつつある。取材班は全容の撮影に挑戦。最新機材を駆使し、世界初の大実験も交えて、絶景に秘められた驚きの生存戦略に迫る

「乾燥の大地 サンブル 動物たちの生き残り戦略を追う」

放送 2022年7月11日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

東アフリカ、ケニアのサンブル国立保護区。ここは暑く乾燥した半砂漠だが、あの手この手を使って適応した動物たちが暮らしている。グレビーシマウマは固い草や灌木を丈夫な顎と歯でむしり取って食べる。ゲレヌクの得意技は二足立ち。高い場所にある水分の多い若葉を食べることで、水を飲まずに生活できる。ベイサオリックスは体温を47度に高めることで、汗をかかずに渇きに強い。独自の生き方を進化させた野生動物を追う。

「アフリカ大草原 5頭のチーター “オルパダン”数奇な運命を追う!」

放送 2022年6月20日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

ケニアの草原で見つかった5頭のチーターの群れ。本来、単独生活を好むチーターが、群れで協力して狩りをしたり、天敵のライオンと縄張り争いをしたり。異例の暮らしを5年に渡って追跡した。2021年、長年リーダーを務めてきた“オルパダン”が群れから脱退。他の4頭と争い、右目に深手を負う。孤立無援の中、オルパダンは驚きの狩りの技で活路を見出し、ハイエナにも立ち向かう。5頭のチーター、果たしてその行く末は?

 「西表 生命つむぐ島」

放送 2022年4月18日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

ドイツ共同制作 「西表」の生命の営みを極上の映像で描く

日本が世界に誇る生物多様性の宝庫、西表。ドイツと協力し、半年間に渡って長期取材。絶滅の危機に瀕するカンムリワシの子育てや、ヤドカリをつかまえて岩にたたきつけて食べるアカショウビン。潮の満ち干に合わせたサンゴの大産卵やウミショウブの開花。そこに一人の女性、西表の自然のリズムに身をゆだねて暮らす染織家の目線も交えていく。日本最大のマングローブの森を要に、絡みあう生命の営みを極上の映像で描くスペシャル!【語り】副島萌生

自然写真家 野生へのまなざし 「小原玲 命を守る かわいいは最強だ」

放送 2022年4月4日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

小原さんは報道写真の世界で活躍した後、アザラシの赤ちゃんとの出会いをきっかけに動物写真家になった。若者や女性に人気のシマエナガもブームに火をつけたのは小原さんの写真だ。その小原さんが亡くなる直前まで撮ったのが愛くるしい表情のエゾモモンガ。なぜ、かわいいを追い続けたのか。そのまなざしの奥には命を守りたいという思いがあった。報道の魂を纏った動物写真家にとって「かわいい」は「守りたい」だったのだ。

「日本の里山 ニホンミツバチ 鉄壁の集団に迫る」

放送 2022年3月28日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

美しい花々が咲きほこる日本の里山。その生態系に欠かせないのが花の恵みからハチミツを作るニホンミツバチだ。1万匹の巨大な群れを支えるのは女王ではなく働きバチ。仲間で団結して群れを運営したり、手ごわい天敵を撃退したり、働きバチには数々の秘策があった!そして春になると突然数千匹のハチが巣を飛び出して大騒動!群れ最大の大仕事が始まる。強いきずなで群れを守る鉄壁の集団、ニホンミツバチの驚きの一年に密着した。

「カナダ ユーコン 極北の大地に命のドラマを追う」

放送 2022年3月21日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

カナダ北部のユーコン準州。厳しい冬が終わり、迎えた春。大河ユーコンを覆っていた氷が溶け、多くの命が誕生する。ビーバーがダムを作り、ムースに子供が誕生。ハクチョウなど鳥たちも水草を求めて集まる。8月下旬、川にはサケが産卵のため次々と遡上。そして秋、山が染まると、生きものたちは冬支度。冬眠を控えたクマが栄養を蓄えるためにサケを次々と捕らえる。太古から繰り返されてきた命のドラマ。極北の大地の四季を描く。

シリーズ 新・映像詩 里山 (2)「阿蘇の大草原 火山と生きる」

放送 2022年3月14日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

厳しい自然の中で生まれた豊かな世界を描く「新・映像詩里山」。第2回は阿蘇。火山の猛威に火で対抗する人々。野焼きで守る草原で牛が恵みをもたらし、多様な命が息づく。

シリーズ 新・映像詩 里山 (1)「新潟の棚田 豪雪と生きる」

放送 2022年3月7日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

水鏡に満天の星を映し出す絶景の棚田は、メダカや赤とんぼなど懐かしい生物の宝庫。命あふれる世界には、自然の猛威を豊かな恵みに変える秘密が隠されていた。シリーズ「新・映像詩里山」。第1回の舞台は新潟県中越地方。豪雪と多発する地すべりに古くから悩まされてきた土地だ。人々は荒ぶる自然と粘り強く向き合い、極上の米を生む美しい里山を築き上げた。翻弄されては立ち直る、人と生きものたちの一年を斬新な映像詩で描く。

自然写真家 野生へのまなざし 「前川貴行 見つめあう 認めあう 素顔に迫る」

放送 2022年2月28日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

前川貴行さんは霊長類やクマ、ヒョウ、ハクトウワシなど様々な野生動物を、息づかいを感じるほどの間近で撮った作品で知られる。正面から向き合う動物たちの視線から、その心のうちまで感じるような作品が特徴だ。今回は手法は変えずに動画でツキノワグマ、ニホンカモシカ、イノシシの撮影に挑戦。じっくり時間をかけて相手との信頼関係を作り、距離を詰めていく独自の撮影の様子と共に、生きものたちの思わぬ素顔を描き出す。

「英国南部 王が愛した森 ダマジカほえる!」

放送 2022年2月14日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

イギリス南部のニューフォレスト国立公園。かつては王室の狩猟場として使われ数百年にわたって立ち入りが厳しく制限されてきた。そのおかげで森や草原など豊かな自然が残された。ここで大繁栄しているのが角の先が手のひらのように広がったダマジカ。オスたちはレックと呼ばれる求愛場に集まり、メスにアピールする独特な繁殖方法を持つ。哺乳類の中でも極めてユニークな求愛をするダマジカを中心に、イギリスの美しい四季を描く。

「絶滅から救え! 中央アルプス ライチョウ復活作戦」

放送 2022年1月31日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

日本の特別天然記念物ライチョウ。この30年間で3000羽から1700羽ほどまで、その数が激減。環境省などによって保護活動が続けられている。中でも注目されているのが2019年に始まった新たな取り組み。かつて生息が確認されていた中央アルプスに、他の山からライチョウを移送して繁殖させようという復活作戦だ。番組では、活動の1年に密着。中央アルプスでの自然繁殖は成功するのか、ドキュメントを追う。

「自然写真家 野生へのまなざし 今森光彦 里山 みんな命の輪に生かされている」

放送 2022年1月24日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

琵琶湖の畔で生まれ育った今森光彦さんは自然写真家として世界の生き物を撮る中で、バリ島の棚田と出会い日本の里山の価値に気づく。以来、ふるさとの棚田や水辺、雑木林など人と自然が共生する空間「里山」を世界に発表。今も全国を巡り多彩な里山を200か所以上撮影している。その中から京都の竹林、兵庫但馬の草原、長野の森、佐賀唐津の棚田などを訪ね、さまざまな生きものと人の暮らしの関係を美しい映像と言葉で紹介する。

「世界自然遺産 西表島 豪華絢爛(けんらん)!知られざるハゼの世界」

放送 2022年1月10日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

世界自然遺産、沖縄県の西表島。海に目を向けるとサンゴ礁が広がり、多くの命が躍動する。その中でひときわ繁栄している魚がいる。ハゼたちだ。もともと海で生まれた魚だが、汽水域や淡水の川まで生息場所を広げた。西表島で確認されるハゼは何と500種を超える。その暮らしぶりは実にユニーク。海底にミステリーサークルを作るもの、岩の崖を登るものなど多彩だ。なぜハゼは大繁栄したのか?驚きに満ちたハゼの世界に迫る。

動物写真家 野生への眼差し(1)「中村征夫 東京湾とサンゴ礁 生きている海」

放送 2021年12月27日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

50年前、誰も見向きもしなかった東京湾のヘドロの海に潜り始めた写真家・中村征夫さん。同じ頃から日本復帰前の沖縄のサンゴの海にも通い、76歳になった今も2つの海を撮り続けている。様相が異なる2つの海もそこで懸命に生きる命の凄さという視点で見つめると心をゆさぶる光景や新鮮な美しさ浮かび上がる。妖艶な夜のサンゴ礁や夜の東京湾の海中映像も感動的だ。挫折を繰り返し、写真家となった人生の回想と共に描きだす。

「北欧フィンランド 神秘の森に伝説の“悪魔”を追う」

放送 2021年12月20日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

フィンランドとロシアの間に広がるタイガの森に、「悪魔」と呼ばれ恐れられる生きものが生息する。イタチの仲間のクズリだ。気性が荒く、体重が10倍もある獲物も倒すハンターだが、滅多に人前に姿を見せない。今回、そんなクズリの密着取材に成功した。俊敏で高い木の上にある鳥の巣の卵も楽々と手に入れ、天敵オオカミにも果敢に立ち向かう。一方、子育ては愛情たっぷり。知られざるクズリの素顔に迫る。

「世界遺産 知床の海 オオカミウオが闘い シマフクロウ舞う」

放送 2021年12月13日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

舞台は北海道・知床半島の豊かな海。岩場に潜む怪魚オオカミウオに密着すると、意外にも愛嬌たっぷりな恋の様子が見えてきた。岩穴から顔を出すカップル。産卵後、オスは4か月にもわたって卵を守り続ける。春、孵化した子ども達は、流氷の恵みに支えられ、大海原へ旅立つ。海岸にも多くの動物が集う。キタキツネ、ヒグマ、そして、夜の海では絶滅危惧種のシマフクロウが魚を仕留める。知床の海が育むダイナミックな命のドラマ。

「日本列島 きのこの森の小宇宙」

放送 2021年12月6日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

日本で見られるきのこは、5千種とも1万種とも言われる。しかしその中で名前が付いているものはたったの3千種ほど。身近な存在でありながら、きのこはまだ多くの謎を抱える存在だ。植物でも動物でもなく菌類であるきのこ。きのこはいったい何者なのか?森の中で何をしているのか?北海道の森の奥で見つけた毒きのこの切り株の謎からはじまった、めくるめくきのこの世界への旅。なんとも奇妙なきのこをめぐる冒険へ、ようこそ。

「潜入!足元のにぎやかな世界 知られざる昆虫のコミュニケーション」

放送 2021年11月22日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

匂いや光を使うなど、昆虫のコミュニケーションは実に多彩だ。中でも今、注目される手段が「振動」。翅で空気を震わせて美しい音色を奏でるスズムシやコオロギなどの鳴く虫たち。体を震わせ振動を生み出し、求愛ダンスを踊るナナホシキンカメムシ。尻振りや羽ばたきの振動で蜜源の距離や方向を仲間と共有するセイヨウミツバチ。振動を巧みに操ってコミュニケーションをする昆虫たち。その驚きの世界に潜入する。

「アフリカ ケニア 水の小宇宙に響き合う命」

放送 2021年11月8日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

ケニアのツァボ国立公園。アフリカで最も乾いた土地の一つだが、雨季に大量の雨が降ると大地に緑が蘇り、点々と水場が出現する。水場には小さな昆虫からゾウまで様々な生きものが集まって、喉を潤し、子どもを産み育て、さらには命をかけたしれつな戦いを繰り広げる。実はこの水場を作り出したのはゾウ。シロアリの塚に含まれるミネラルを目当てに土を掘り起こすうちに窪みができ、そこに雨水が溜まって命あふれる水場になったのだ。

「世界遺産・小笠原の海 初調査!港に群れる巨大ザメの謎に迫る」

放送 2021年10月4日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

クジラやマンタなど巨大生物が群れる世界遺産・小笠原の海。実は、人の暮らしのすぐそば、「湾の中」にも豊かな自然が広がる。色鮮やかなサンゴ、浜辺で産卵するウミガメ、そして、全長3mの巨大ザメ・シロワニ。2020年、国内外の水族館や研究機関のチームにより世界初のシロワニ長期追跡が始まった。浅瀬に適応した珍しいサメの暮らしぶりに密着。神秘的な海中洞窟では最大の謎だった繁殖の秘密に迫る世界初の映像も捉えた。

「知られざるオランダの自然 キツネとウサギ 砂の大地の攻防」

放送 2021年9月27日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

オランダの大都市ハーグから、わずか5キロにある海岸に面したマリエンデル砂丘保護区。住民への飲み水を供給するために、70年ほど前に川から水を引き込んで貯水池を作ったところ、砂と緑と水が入り組んだ多様な環境が生まれ、アカギツネやノロジカなどたくさんの生きものたちを育んでいる。そして、この独特な環境を支えているのはアナウサギ。いったいどういうことなのか?砂の大地で躍動する命の四季を見つめる。

「長野 軽井沢 新発見!言葉でつながる小鳥たち」

放送 2021年9月13日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

いま、鳥たちの鳴き声に人間と同じような言葉の機能が続々と見つかっている。その筆頭がシジュウカラを始めとしたカラ類と呼ばれる小鳥たち。彼らの鳴き声には単語や文章があり、種を超えて会話をしていることまで分かってきた。気鋭の若手研究者、京都大学の鈴木俊貴博士が軽井沢の森で行うユニークな研究に4年間密着。カラ類の会話や言葉を使った知恵比べ、さらにヒナたちの言語教育まで、博士も驚く大発見の数々を記録した!

「宮城 金華山 ニホンザル 超過密の島を生き抜け!」

放送 2021年9月6日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

宮城県、牡鹿半島沖の金華山は周囲26キロの小さな島。ここに250匹のニホンザルが6つの群れに分かれて暮らしている。その生息密度は本州のおよそ10倍にもなる。そのため秋になると行き場のない放浪オスたちが、メスを獲得するために群れをつけ回す。そして時に群れのオスと激しく戦う。群れを維持していたαオスが抜け、崩壊の危機にある一つの群れに長期密着。狭い島で起こる様々な困難に立ち向かい生きるニホンザルの物語

「高知県 柏島 海の交差点に奇妙な魚が躍る」

放送 2021年8月23日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

高知県、柏島。周囲4kmの小さな島の海域に、1000種を超える魚をはじめイルカまで、驚くほど多様な生き物が生息する。温帯域にあるが、南洋からの黒潮が流れ込んでくるため、熱帯と温帯の両方の生きものが暮らす「海の交差点」になっているのだ。それを象徴するのが120種以上ものサンゴ。また、特に異彩を放っているのがヘラヤガラ。体の3分の1が口という、海のハンターだ。柏島の四季を追いながら豊かな海を描く。

「御嶽山 渓流の王者イワナが躍動する」

放送 2021年7月12日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

釣り人憧れの魚、イワナ。美しい姿とどう猛な性質から「渓流の王者」と呼ばれる。しかし近年、環境の変化などによって野生のイワナは激減している。そんなイワナが昔ながらに生息している場所がある。岐阜と長野の県境にそびえる御嶽山の山腹に刻まれた渓谷だ。今回1年にわたって野生のイワナの暮らしぶりを撮影。滝をさかのぼったり、ライバルにかみついたり、森との深い結びつきが見えてきた。知られざるイワナの生態に迫る。

「カナダ厳冬ユーコン 謎の水場にオオカミが群れる」

放送 2021年7月5日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

カナダの北部に広がる針葉樹の森。真冬には、時に-60℃にもなる地球上最寒の森の一つ。この厳しい環境にもトナカイやオオヤマネコ、オオカミなどたくさんの生きものたちが暮らす。ここには厳しい冬を生き抜くための「生命線」と言われる場所があるからだ。全面結氷する川の片隅にある謎の凍らない水場。水中には魚が群れ、それを狙ってオオカミやクマ、カワウソ、ワシやフクロウが集まる。世界で初めて謎の水場の撮影に成功した

「世界遺産 知床 キタキツネ大家族 海辺に生きる」

放送 2021年6月14日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

世界自然遺産・北海道の知床半島。海辺に寄り添って暮らすキタキツネが漁師の小屋で独特の子育てをしている。取材班は40年に渡り知床の野生動物を追うカメラマンとともに総勢10匹もの珍しいキツネの大家族に長期密着。すると海の幸や人の営みをしたたかに利用する母と、次々とトラブルを巻き起こしつつも成長する子どもたちの家族の物語が見えてきた。秋、子どもたちは自分の体ほどもある巨大な魚をしとめる豪快な狩りに挑戦!

「伊豆半島西海岸 怪魚大集合! アンコウ驚異の狩り」

放送 2021年6月7日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

伊豆半島の西海岸。富士山と日本一深い湾・駿河湾を一望する風光明媚な浅瀬に、毎年冬、個性的な生きものが続々と集まる。“出産”する珍魚カサゴ、天使のような姿をしたフリソデウオ、脚を広げると4メートルのタカアシガニ、怪しい光を放つチョウチンアンコウ。さらに、深海の“怪物”キアンコウも登場!衝撃の狩りの撮影に挑んだ。幻想的な繁殖行動あり、奇想天外な狩りあり。日本一深い湾と冬の季節風が育む命のドラマに迫る。

「カナダ ノースウッズ 命あふれる原生林を行く」

カナダ北部に広がる原生林「ノースウッズ」。緑あふれる初夏から、美しい紅葉が広がる秋、一面雪景色の冬までを、ムースやビーバーなど生きものの営みとともに描く。 2012年1月に放送した番組のアンコール。

「英国南部 チョークの大地に命輝く」

放送 2021年5月10日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

イギリス南部の海岸に白い断崖が続く。この地層は、チョークと呼ばれる石灰岩の一種だ。絶壁を利用して海鳥たちが子育てを行う。またチョークは雨水から不純物をこし取り、チョークリバーと呼ばれる清流をも生み出す。巨大なマスが悠然と泳ぎ、カワセミが電光石火の狩りをする。そして、川岸では絶滅の恐れのある希少なミズハタネズミが子育てを行う。壮大な地球の営みが築き上げたチョークの大地で繰り広げられる命の調和を描く。

野生の王国 アフリカ 「熱帯の森をサルが生き抜く!」

放送 2021年5月3日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

世界各地の生きものたちの驚きの生態に迫るワイルドライフ。今回はこれまでの放送の中から、“野生の王国”アフリカを特集。舞台は熱帯の森だ。ここはサルの王国でもある。ウガンダでは2種のサルの珍しい共同生活が見られる。ガボンでは、歌舞伎の隈取りのような顔のマンドリルが、サル界最大とも言われる大集団を築き上げる。ケニア山では、森の珍獣コロブスが一生のほとんどを木の上で暮らす。世界屈指のサルの王国に迫る。

野生の王国 アフリカ 「大草原サバンナを生き抜く!」

放送 2021年4月26日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

世界各地の生きものたちの驚きの生態に迫るワイルドライフ。今回は、これまでの放送の中から“野生の王国”アフリカを特集。舞台はサバンナ大平原だ。王者ライオンとライバル・ハイエナが熾烈(しれつ)な争いを繰り広げる。同じライオンでも、ケニアではオスはシンボルであるタテガミを捨て、一風変わった生き方を選んだ。厳しい生存競争の中、チーターは本来の生態を変え、ゾウたちは驚きの行動に。サバンナを生き抜く術に迫る。

「チベット高原 幻のオオカミ 天空を駆ける!」

放送 2021年4月12日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

ヒマラヤ山脈の北に広がる標高5000mのチベット高原。荒涼とした天空の大地に生息するのがチベットオオカミだ。人が簡単に近付けない秘境のため、生態は謎だらけ。しかし今回、一つの家族の長期密着に成功した。群れが一丸となってブルーシープを狩る様子や、空腹に耐えながらの子育てなど、貴重な場面をとらえた。子育てが佳境を迎える夏、出産のため高原に集まるチルーの群れと、生き残りをかけて命の攻防を繰り広げる。

「命の素顔を撮る 動物写真家 野生へのまなざし」

放送 2021年3月8日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

世界から注目される動物写真家がデジタル一眼カメラを駆使した動画撮影挑んだ。半世紀に渡って東京湾と沖縄の海を撮り続けている中村征夫。アザラシの赤ちゃんとの出会いによって戦場や紛争地帯を巡る報道の世界を離れ、シマエナガやモモンガ等などを撮り始めた小原玲。動物がまっすぐ見つめてくる映像で知られる前川貴行は冬の下北半島で二ホンカモシカを凝視した。3人の撮影に密着し、動物への思いを撮りおろし珠玉映像で綴る。

「沖縄やんばる 川に 森に 岩山に サワガニが躍動する」

放送 2021年2月22日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

沖縄本島やんばる。ヤンバルクイナやノグチゲラなど固有の生きものがすむ森には、日本で最多、5種のサワガニが暮らす。渓流で虫やカエルを狩るもの、森でどんぐりを食べるもの、洞窟に潜む幻のサワガニなど、実に多様だ。淡水に依存するサワガニが限られた環境にこれほどいるのは、島の成り立ちと深い関係がある。サワガニ同士の激闘、カエルとの不思議な共存など、驚きの映像を交えながら、小さな命が繰り広げる営みを見つめる。

「絶滅から救え!日本の野生動物」

放送 2021年2月8日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

日本で絶滅の恐れがある野生動物は1446種。そうした生きものたちを救おうと様々なプロジェクトが行われている。70年前、絶滅寸前まで追いつめられた伊豆諸島、鳥島のアホウドリを6200羽以上にまで回復させた取り組み。長崎県の対馬では動物園生まれのツシマヤマネコを野生に戻すための技術開発が始まっている。高山で暮らすライチョウを守るのはこれまでの常識を覆す奇抜な作戦。番組では日本の野生動物保護最前線を追う。

「北海道 霧の岬にラッコが集う」

放送 2021年1月25日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

今、北海道東部の霧多布岬にラッコが住みつき、大きな話題となっている。毛皮目当ての乱獲で戦前には絶滅状態になっていたが、数年前から複数が定住するようになり、今では子育てする姿が普通に見られるようになっているという。番組では、春に子どもを産んだメスに密着。甲斐甲斐しい子育ての様子や、かわいい赤ちゃんが一人前のラッコに成長していく姿をとらえた。なぜラッコは復活したのか?親子の暮らしを追い、その謎に迫る。

「海鳥の楽園 北海道天売島 ウトウが群舞し ケイマフリが躍動する」

放送 2021年1月11日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

日本海に浮かぶ天売島は100万羽が集う海鳥の楽園。ウトウの繁殖地としては世界最大で、数十万羽が夜空を埋め尽くして群舞する光景は圧巻だ。海中を飛ぶように泳いで魚を捕らえ、懸命にヒナを育てるウトウ。さらに今回、愛くるしいケイマフリにも完全密着。個体数が少ないうえ断崖に暮らすためその生態は謎だったが、驚きの子育ての撮影に成功した。人の生活に隣り合う海鳥たちの営みを通じ、豊かな自然にめぐる生命を見つめる。

「アフリカ大サバンナ 最新報告!群れを作った5頭のチーター」

放送 2021年1月4日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

アフリカ・ケニアの大平原。ここに、常識を覆すチーターが暮らしている。普通、チーターは単独行動をするが、なんと5頭のオスが群れを組んでいるのだ。ワイルドライフはこの群れを3年前から取材。当時は2歳半の若者だったが、今は立派な大人に成長した。見事な連携を見せる狩りの技や、メスを射止める驚きの作戦、さらにリーダーの交代劇など、様々な変化も現れている。前代未聞のチーター5頭の群れ、その驚きの暮らしを追う。

「知られざる東京の大自然 密着1年 多摩川トライアングル」

放送 2020年12月21日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

多摩川の中流に動物たちが密集する場所がある。住宅街に隣接した広大な河川敷に、なぜかキツネ、アナグマ、イノシシなど、街なかにいるはずのない動物たちが出現するのだ。この場所を「多摩川トライアングル」と名付け撮影を続けてきたのが、動物カメラマンの平野伸明さん。一年に渡る密着取材から、台風による増水で激変した環境をも活用し、たくましく暮らす生きものたちの驚きの姿が見えてきた。知られざる東京の大自然に迫る。

「アフリカ大平原 若ライオン 新たな時代を築け!」

放送 2020年12月14日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

アフリカのセレンゲティに君臨する“百獣の王”ライオン。長期に渡ってひとつの群れに密着。すると若いライオンたちの成長する過程が見えてきた。次の世代を担う若いメスは、大人たちの狩りのワザを学び子育てを体験する。一方、若いオスは敵と戦い、群れを守る力を培っていく。やがて群れを出て放浪を始めるオスたち。戦いに打ち勝ち、自分の群れを作らなければならない。新しい時代を築く王者へと成長する若ライオンたちに迫る。

「英国スコットランド 太古の森 テンとリスの不思議な関係に迫る」

放送 2020年11月30日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

太古の森と呼ばれるカレドニアン・フォレスト。ここはイギリスで絶滅の危機に瀕しているキタリスの貴重な生息場所。そのキタリスを狙うのがマツテン。樹上生活に適応したイタチの仲間で、鋭い爪を使ってアカマツの枝から枝へと自由自在に跳び回り、キタリスをとらえるハンター。ところが最近、意外にもこのマツテンの存在がキタリスを助けているという。いったいどういうことなのか?マツテンとキタリスの不思議な関係を見つめる。

「アフリカ オカバンゴ湿地帯 水の魔法が命の躍動を生み出す」

放送 2020年11月16日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

入り組んだ海岸線が続く伊豆半島東部。1千種を超える魚が集まる、日本有数の豊かな海が広がる。その一角、静岡県伊東市の海岸は火山から流れ出た溶岩で覆われ、荒々しい地形が海中まで続く。夏、魚たちは繁殖の季節を迎え、懸命に命をつなぐ。威嚇音を出して卵を敵から守るセダカスズメダイ。口の中で卵を保育するスジオテンジクダイ。海岸に大群で押し寄せ産卵するクサフグ、そこへ襲いかかるウツボ。魚たちの命の攻防に迫る。

「アフリカ オカバンゴ大湿地 リカオン 驚異の狩りの秘密に迫る!」

放送 2020年10月12日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

アフリカ・ボツワナに広がるオカバンゴ大湿地。絶滅危惧種・リカオンの数少ない生息地だ。20匹ほどの群れで暮らし、団結力が特に強い。狩りの成功率は7割ともいわれ、ライオンの3割、チーターの5割を圧倒する。最近、このチームワークの秘密が明らかになった。狩りに出るかどうかをクシャミの多数決で決めていると言うのだ。リーダーが一方的に決めず、メンバーのやる気をはかるのがリカオン流。ユニークな暮らしに迫る。

「鹿児島 奄美大島 コバンザメ謎の大集結に迫る!」

放送 2020年9月14日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

鹿児島県、奄美大島と加計呂麻島(かけろまじま)の間に広がる大島海峡。300種以上ものサンゴが生息し、沖縄を抜いて日本一の多様性を誇っている。ここでは新たな発見が相次いでいる。海底にミステリーサークルを作るフグやサンゴを背負うヤドカリなど新種の生き物。ウミガメやサメなど他の生きものにくっついて外洋で暮らすコバンザメが300匹以上も大集結する謎の行動が目撃されている。奇妙な魚が集う海峡の不思議に迫る。

「世界の大海原 クジラの叡智(えいち)に迫る!」

放送 2020年8月24日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

水中撮影の第一人者、リック・ローゼンタールさん。50年にわたり世界の海で暮らす大物たちの撮影に挑んできた。今回の狙いは海洋生物の中で高度な知能を持つといわれるクジラの仲間。アラスカのサケのふ化場で放流のタイミングを見計らい狩りをするザトウクジラ。メキシコでは海の狩人、シャチがエイを驚きの技で仕留める姿。そして南太平洋ではクジラからクジラへと求愛の歌を伝える様子など、その巨体に秘められた知性を探る。

「アフリカ大草原 サバンナのオオカミ 知恵と絆で生きる」

放送 2020年7月27日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

東アフリカのサバンナにライオンやチーターにも引けを取らない“名ハンター”がいる。俊敏な動きが際立つキンイロオオカミだ。獲物は茂みに隠れて姿が見えないネズミから俊足のノウサギやガゼルまで多様な生きもの。時に身体能力を生かし、時に知恵を駆使して巧みに捕らえる。その子育ても特徴的。発育が遅い子どもは他の兄弟が親離れした後も親元に残し、一人前になるまでしっかり育てる。キンイロオオカミの暮らしぶりに迫る。

「オーストラリア シロナガスVSシャチ奇跡の海に巨大生物が集う」

放送 2020年7月20日(月)午後8時〜[BSプレミアム]

海の王者シャチが地球最大の動物シロナガスクジラを襲う。衝撃的な狩りの瞬間を世界で初めて捉えた。場所はオーストラリア南西部の沖合。最近発見されたばかりの「奇跡の海」と呼ばれる海域だ。夏、直径1キロほどの狭いエリアに、深海の覇者・マッコウクジラや海のギャング・ゴンドウクジラの大群など巨大生物が続々と集まってくる。さらに、深海には、あのダイオウイカの姿も!なぜこの場所で大集結が起きるのか?その謎に迫る。

スペシャル「ワイルド東京」

日本とイギリスの撮影チームが描く、東京の知られざる生き物たちの世界。世界最大のメガシティ、東京。ここには外国人はもちろん、私たち日本人ですら驚く自然の姿がある。線路を獣道とし、夜な夜な食べ物を探して歩き回るタヌキ。都心の公園ではオオタカがカラスと激しい戦いを繰り広げる。夏の夜、街路樹でセミたちが羽化し、けたたましい鳴き声を響かせる。またビルの屋上にできたコアジサシのコロニーなど極上の映像で紹介する

「ニュージーランドオタゴ半島 帰ってきたアシカ!森で命をつなぐ」

ニュージーランドのオタゴ半島。翼を広げると3mにもなる海鳥キタシロアホウドリや、世界で最も数が少ないペンギンの1つキンメペンギンなど、固有種が命をつないでいる。なかでもニュージーランドアシカは特別だ。森で子育てする一風変わった光景が見られる。一度はニュージーランド本島から姿を消したが、今、オタゴ半島では少しずつ数を増やしつつあるアシカ。地元の人々の保護活動も盛んだ。希少な生きものたちの営みに迫る。

「ブラジル大西洋岸の森 小さなサル 家族の絆で生き残れ!」

ブラジル大西洋岸の森マタアトランティカは珍獣の宝庫。とりわけサルの仲間は20種以上が暮らし、8割が固有種。絶滅が心配されているドウグロライオンタマリンは、体長25センチほどの小さなサル。双子の赤ちゃんを抱え、四苦八苦する母親を家族全員が一致協力して助ける。また森を生き抜くため、別種のサルや鳥などとの間に種の壁を越えたユニークな関係を築いている。ドウグロライオンタマリンの家族を長期間にわたって追う。

「南カリフォルニア海“スクイッドラン”10万匹のイカ謎の大集結」

アメリカ・南カリフォルニアの海で、数年に一度現れるという不思議な現象がある。普段、海底渓谷に暮らすヤリイカが、浅瀬に大挙して押し寄せる「スクイッドラン」だ。その数、数万匹。今回、6年ぶりに起きた大集結の撮影に成功!さらに巨大な群れに海鳥が突進。アシカやイルカも次々と襲いかかる。また、集まったヤリイカも仲間同士と狂乱の戦いを繰り広げる。生と死の狭間で次の世代に命を繋ぐ、ヤリイカ大集結の謎に迫る。

「南米ウルグアイ 育メン巨鳥レア 大牧場の子育てに迫る!」

子育ては試練の連続。照りつける赤道付近の厳しい日差し、夜になると現れる天敵、ヒナ同士の縄張り争い、食べものを横取りしようと襲い来るグンカンドリ。極めつけが空中に飛び出てくらいついてくる巨大なアジの仲間ロウニンアジだ。「アジ」を「刺す」ように捕まえるアジサシ。その関係が、この海では逆転する。数々の苦難を乗り越えてヒナたちは無事に巣立つことができるのか?絶海の孤島で繰り広げられる壮絶子育てに密着する。

「インド洋 セーシェル諸島 アジサシ100万羽 壮絶子育て」

子育ては試練の連続。照りつける赤道付近の厳しい日差し、夜になると現れる天敵、ヒナ同士の縄張り争い、食べものを横取りしようと襲い来るグンカンドリ。極めつけが空中に飛び出てくらいついてくる巨大なアジの仲間ロウニンアジだ。「アジ」を「刺す」ように捕まえるアジサシ。その関係が、この海では逆転する。数々の苦難を乗り越えてヒナたちは無事に巣立つことができるのか?絶海の孤島で繰り広げられる壮絶子育てに密着する。

「中米コスタリカ熱帯の森 探検昆虫学者が迫る!超絶サバイバル術」

コスタリカは世界屈指の昆虫王国。種数は35万以上といわれ、激しい生存競争は日常茶飯事。そんな昆虫たちの“サバイバル術”を20年に渡り研究するのが西田賢司さん。未知の昆虫や謎の生態に迫る探検昆虫学者だ。サバイバル術は変幻自在。変身ロボットさながら体のパーツを完全収納するものや、本物そっくりの花や水滴を作って中に隠れるもの、さらに鎖のような道具を作って敵を撃退するものなど。驚きの昆虫に西田さんと迫る。

「イタリア パルマ平野 美しきチーズの里に猛きんが舞う」

イタリア北部のパルマ平野。ここに広がる牧草地は、15種ものタカやフクロウが集まる猛きんの楽園。有名なチーズの産地で、牛の食料になる牧草には農薬を使わないため、猛きんの獲物となる虫やネズミが豊富。農作物に害をなす小動物を捕る猛きんは、農家にとってありがたい存在なのだ。農家の屋根で子育てをするタカや、牧草地でネズミを狩るフクロウの姿を見ることができる。人と猛きんの調和した関係を1年にわたって見つめる。

「オーストラリア 巨岩のロストワールド 未知の生命を発見せよ!」

オーストラリアのメルヴィル山地は、無数の巨岩が積み重なってできた「現代のロストワールド」。その頂に広がるのは、数百万年間外界から隔絶されてきた前人未踏の森だ。今回特別な許可を得て、この森で初の本格的な科学調査を敢行。すると新種とみられる生きものが続々と見つかったのだ。動物たちが独自の進化を遂げてきたオーストラリア。その中でも最も不思議な森で人知れず世代を重ねてきた、未知の生命を探す大冒険!

「東欧ルーマニア 神秘の滝 桃源郷にカワガラスが舞う」

ルーマニアのネラゴージュ国立公園。石灰岩から染み出た湧き水が70もの滝を作り、水と森が織りなす絶景が見られるたぐいまれな場所。多くの生きものが水に育まれて暮らすが、ひときわ輝きを放つのがムナジロカワガラス。川底の獲物を捕らえる素もぐり名人で子育てにも大忙し。しかしそこに強烈な嵐や、ヘビやカワウソなどの恐ろしい天敵が次々に襲いかかる。桃源郷のような美しい自然の中で、命の躍動を1年にわたって見つめる。

「今森光彦とめぐる琵琶湖 巨大水系に命あふれる」

日本最大最古の湖、琵琶湖。ホンモロコやニゴロブナなど60種ほどの固有種が息づく豊かな湖だ。この多様性を支えるのは琵琶湖を中心に大小450本の川がつながる巨大水系だ。その象徴が謎の多き魚・ビワマス。琵琶湖固有のサケ科で湖と共に進化してきた。湖を海のように回遊し、川を遡上(そじょう)して命をつなぐ。琵琶湖水系の自然を見つめてきた写真家の今森光彦さんの案内で、水のつながりの中にある命の息吹を見つめる。

「ネパールの平原 アジアゾウ 謎の巨大オスを追う!」

ネパール南部の平原地帯に広がるバルディア国立公園は絶滅が危惧されるアジアゾウの貴重な生息地である。一般にアジアゾウは大人のメスとその子どもたちが一緒に暮らし、大人のオスは単独で行動する。しかし、ここにはメスたちの群れに常に寄り添って行動する不思議なオスがいる。謎のオスはいったい何者なのか? ゾウの群れに忍び寄るトラ。ゾウが暮らす森に迫る開発の波。ネパールの平原で謎の巨大オスの意外な素顔に迫る。

「世界遺産 屋久島 伝説の巨大杉を探せ!」

世界遺産・屋久島。島の大半は険しい山岳地帯で、容易に立ち入ることは今もできない。この自然の豊かさを象徴するのが、山間部に分布する樹齢千年以上の巨木「屋久杉」。有名な縄文杉は幹周り16m以上。島にはこれをさらに上回る巨大杉を見た、という人もいるが、正確な記録はなく確かめられない。今回最新技術も駆使して徹底調査。これまでの記録をうち破る超巨大杉を次々と発見しながら、生きものたちを育む巨木の秘密に迫る。

「北米ファンディ湾 干満差16m! 巨大干潟に渡り鳥大集結」

カナダとアメリカの境、大西洋岸に位置するファンディ湾は潮の満ち干が激しく、干満の差は最大でおよそ16m、世界最大級という。夏、この湾にシギの仲間ヒレアシトウネンの大群がやってくる。その数は200万羽。北極から南米へ渡る途中立ち寄ったもので、潮が引くと現れる広大な干潟で渡りに耐える体を作る。また、湾にはクジラも豊かな恵みを求めて集まる。潮の満ち干が世界最大級のファンディ湾に命のドラマを追う。

「アフリカ ザンベジ川 奇っ怪なクチバシ!ハサミアジサシの謎に迫る」

ゾウやカバなども集結してにぎやかな乾季のザンベジ川。ここに下のクチバシが上より長い不思議な鳥、ハサミアジサシが現れる。このクチバシが役立つのが狩りのとき。クチバシを水につけたまま飛び獲物を探すのだ。今まで撮影されたことのない狩りの瞬間を、ハイスピードカメラで詳細に捉えることに成功。また、かわいいヒナを守るため天敵に立ち向かうときにもこのクチバシを振りかざしていた。世界初の映像でクチバシの謎に迫る。

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「カナダ バンクーバー島 謎の深海魚ギンザメを追う!」

カナダ西海岸のバンクーバー島の周辺は多様な生きものであふれる、世界有数の豊かな海である。この島の入り江、水深の浅いところに奇妙な姿の深海魚が現れる。ギンザメの仲間だ。普通は水深200~900mの深海に生息するため、その生態は謎に包まれている。バンクーバー島周辺の浅い海でギンザメを追跡。今まで映像で記録されたことがない繁殖行動などの撮影に成功した。謎の深海魚ギンザメの生態に迫る。

「スリランカ 試練の乾季 トクモンキー 群雄割拠の森を生き残れ」

スリランカの古都ポロンナルワ。世界遺産の仏教遺跡のある森で繁栄するのがトクモンキーだ。最も力の強いオスが頂点に立ち、30匹ほどの群れを作る。4年にわたり「チェンジ」と名付けられたオスを追跡。2019年、新たな群れの頂点に立った。しかし、わずか10匹の群れ。厳しい乾季が訪れると、限られた食糧をめぐり、ほかの群れとの縄張り争いが勃発。ついには森を追い出されてしまう。果たして生き残ることはできるのか?

「沖縄 西表島 シロアリがヤマネコの森を育む」

イリオモテヤマネコやカンムリワシなど貴重な生きものたちが息づく西表島。この森で生態系の多様さを支えているのがシロアリだ。枯れ木を食べて森の循環を後押しするとともに、驚きの能力で生き抜いている。天敵に襲われると頭の突起から粘液を噴射して戦うタカサゴシロアリ。地下に巨大な巣を作り、キノコを「栽培」するタイワンシロアリ。小さなシロアリが支える壮大な命のつながりを、西表島の亜熱帯の森で見つめる。

「アフリカ ケニア山 初公開! 森の珍獣コロブス」

アフリカ、ケニア山の熱帯雨林に暮らす白と黒の毛並みを持つサル、アビシニアコロブスに初めて長期密着。すると、天敵の猛きん類やヒヒから仲間を守る群れのリーダーオスの活躍や成長して群れから追い出される若オスの苦労、産まれたばかりの真っ白い赤ちゃんを抱きたがるメスたちの騒動など、今まで知られていなかったユニークな生態の数々が見えてきた。なんと出産に立ち会うメスまでいるという。森の珍獣コロブスに克明に迫る。

「世界遺産 宗像・沖ノ島 巨岩とサンゴの海に命があふれる」

世界遺産、宗像・沖ノ島。立ち入りが厳しく制限された神宿る島の海中を、写真家中村征夫さん親子が初めて4Kで長期撮影した。目を見張る巨岩地帯。海底遺跡を思わせる神秘的な岩場や色鮮やかなサンゴのトンネルなど驚きの光景の連続だ。次々と魚の大群も現れ、神々しい命の世界が広がる。陸上の原生的な照葉樹林で繁殖する10万羽のミズナギドリ、渡り鳥をねらうハヤブサの狩り、厳粛な祭りや祈りの風景などと共に紹介する。

「マレーシア ボルネオ島 オランウータン 一斉結実の森に集う」

知っているようで知らない野生のオランウータンの生態。マレーシアのボルネオ島で、15年以上追跡調査を行っている研究者チームとともに撮影に挑んだ。2019年は、数年に一度しか起こらない、森じゅうの木々が一斉に開花し結実する、極めて珍しい時期。活動が活発になり、めったにみせない集団行動や、子どもの独立、若いオスとメスの恋の駆け引きなど、これまでほとんど撮影されたことのない数々の貴重な姿を捉えた!

「タンザニア ンゴロンゴロ ハイエナ 巨大カルデラで大繁栄!」

タンザニアの世界遺産ンゴロンゴロ。直径20kmの巨大なカルデラだ。その底に広がるサバンナでは、ヌーやスイギュウが群れをなし、ゾウやカバ、サイなどの姿も見える。まさに野生動物の楽園だ。ここで一番繁栄している肉食動物がブチハイエナ。集団で狩りをし大型動物も果敢にしとめる。それを率いるのは1頭のメス。群れは、血統により生まれた時から厳しく格付けされ見事な秩序が保たれている。ハイエナの知られざる姿に迫る。

「紀伊半島 清流 銚子川 幻のアユが集いカエルが戦う」

紀伊半島に国内屈指の透明度を誇る清流がある。三重県の銚子川だ。この透明度のおかげで独特の生態系が見られる。春、海からやってきたアユやボウズハゼの稚魚は、体を淡水に慣らし遡(そ)上する。上流の沢ではナガレヒキガエルが、川底に何匹も重なり繁殖争いを繰り広げる。そして秋、懸命に産卵し、一生を終えるアユ。その亡骸(なきがら)は他の生きものの糧となっていく。銚子川の清流をめぐる命の営み。その四季を見つめる。

「南米エクアドル 天空の森を謎のクマが跳ぶ!」

南米に唯一すむクマ・メガネグマ。謎にみちた生態に迫るため、取材班はうっそうとした森の中へ。高さ300mはあろうかという急斜面を探索。姿は見えても、深い森に阻まれ撮影は困難を極める。研究者とともに最新機材を駆使して追跡。すると木から木へ、空を飛ぶように移動する瞬間や、母と子の愛情たっぷりの子育ての様子など、これまで誰も見たことがない姿が明らかに。世界初の映像で、謎だらけだった森の暮らしを解き明かす。

「高知 四万十川の森“幻の鳥”ヤイロチョウを追う」

日本を代表する清流のひとつ、高知県の四万十川(しまんとがわ)。その流域の森に“幻の鳥”と呼ばれる珍しい鳥がいる。その名はヤイロチョウ。毎年5月、東南アジアなどから日本に渡ってきて、高知県などの限られた地域で繁殖。日本での生息数は推定でわずか150羽ほどである。3か月にわたってヤイロチョウを大追跡。森の環境を巧みに利用した子育ての様子など、驚きの暮らしぶりを克明に撮影することに成功した。

「アメリカ 命育む水辺 巨大古代魚ガーを追う」

北米南東部の水辺に潜む巨大魚ガー。恐竜時代から1億年もの間まるでワニのような姿のまま命をつないできた古代魚だ。7種類が知られるが中には全長3mになるものも。どのようにして生き延びてきたのか。鋭い歯を生かした効率的な狩り。細長い体をまっすぐに保って泳ぎ枝のようになる擬態。さらに空気呼吸で酸素を補い、どんな水辺でも生きようとする適応力。命あふれる北米各地の泉や川を巡り、古代魚ガー生き残りの謎に迫る。

「東南アジア タイの熱帯雨林 サルの赤ちゃんが平和を築く」

タイの熱帯雨林。世にも珍しい平和な社会を築くベニガオザルに密着。平和の鍵を握るのが、真っ白な姿の赤ちゃん。赤ちゃんを皆で育てることで生まれる大人同士の信頼関係が、群れに平和をもたらしている。まれに起こる大ゲンカにはなんと赤ちゃんが乱入!ケンカを仲裁してしまう。ところがある日、赤ちゃんが命に関わるほどの重傷に。その時大人たちのとった意外な行動とは?不思議な平和社会を編み出したサルの1年にわたる記録。

「オランダ 干拓の大地 キツネ疾走! ハイイロガンを狩る」

オランダの首都アムステルダムから北東へ30km。オーストファールテルスプラッセン自然保護区は広大な干拓地だ。草原にはアカシカや野生馬、水鳥など多くの野生動物が暮らしている。中でも数を増やしているのがアカギツネ。春に生まれるハイイロガンのヒナを獲物に大繁栄している。キツネたちの暮らしに1年間にわたって密着。大都市近郊の、人の手によって造られた草原で繰り広げられるたくましい命の営みを見つめる。

「大西洋フォークランド諸島 激走ペンギン!走りの技を受け継げ」

大西洋に浮かぶフォークランド諸島。キングペンギンやイワトビペンギンなどさまざまな種類が集まる世界有数のペンギン王国だ。ここで驚異の身体能力を誇るのがジェンツーペンギン。弾丸のような泳ぎ、豪快なジャンプ、速さと持久力を備えた走り。全てがペンギン界トップクラス。子育ての時期、親鳥はなぜか逃げ続けヒナたちが必死に追いかける。そこには驚きの秘密が隠されていた。一見スパルタ、でも愛情たっぷりの子育てに迫る。

「ハワイ島 野鳥の楽園 森を舞うミツスイ 進化の秘密を探る」

太平洋の中央にあるハワイ諸島。その中で一番大きいハワイ島は固有種の宝庫。代表は野鳥ハワイミツスイの仲間だ。1種の祖先から食物ごとに適応して60種近くにまで分化し、くちばしの形も、花の蜜を吸うために細く曲がったり、堅い木の実を食べるために太く大きくなったりとさまざまだ。森の恵みを得るだけでなく、中には森作りに一役買っているものまでいる。独特の生態系と鳥たちの生活に密着して、固有種進化の秘密を探る。

「アフリカ大平原 赤ちゃんライオン! 百獣の王をめざせ」

東アフリカ、タンザニアのセレンゲティ国立公園。12月、多くの動物が子育ての時期を迎えるが、ライオンの群れに赤ちゃんの姿はない。実はライオンはどこで生まれ、どのように育つのか、詳しく記録されたことがほとんどない。今回、赤ちゃんライオンに密着! 意外な場所で誕生する赤ちゃん。兄弟との遊びを通して生きるすべを身につける姿。狩りの担い手へ一歩一歩成長する様子。“百獣の王”への道を歩む、知られざる姿を追う。

「アフリカ キリマンジャロ山麓 アフリカゾウ 若きオス 大人への道を歩む」

アフリカ有数のゾウの楽園、キリマンジャロ山麓(さんろく)のサバンナ。千頭以上のゾウが暮らすが、ふだん見かけるのはメスと子どもの群ればかり。オスは単独で広範囲を動くため目撃すら難しい。謎の多いオスを追跡、すると大人になるまでの道のりが見えてきた。10才過ぎで群れを離れ、同じ世代の若オス同士で鍛錬し合う日々。大人になっても戦いに勝ち抜かないと一人前とは認められない。オスゾウの知られざる生きざまに迫る。

「日本最深 駿河湾 神秘の海底 深海に謎の怪魚を追え!」

深海カメラがとらえた深海魚が次々登場するスペシャル版!日本最深、駿河湾は不思議な深海生物が満ちる海だ。3年前、この湾の最深部で体長1m40cmの「謎の怪魚」が見つかった。しかもこの怪魚は深海の生態系の最上位にいることもわかり、まさに「深海の主」ともいえる魚だったのだ。この怪魚を捕獲し、謎の生態に迫ろうとする漁師親子の挑戦を追うとともに、駿河湾の深海に生息する驚異の生物たちの世界を紹介する。

「南アフリカ 大サバンナ 草原の“裏方” 野生の楽園を守る」

南アフリカのサバンナ。緑豊かな大地にはシマウマやキリンなど草食動物が集い、ライオンやチーターが獲物を襲う。多くの命が躍動する草原で大切な役割を果たすのが“裏方”だ。ハゲワシは数種で集まって、肉食動物が食べ残した肉や骨を見事な役割分担で片づける。フンコロガシで知られるタマオシコガネは驚きの技で草原を瞬く間にきれいにする。サバンナの生態系を支える裏方たちのユニークな行動を追跡、驚きに満ちた世界を描く。

「青森 津軽平野 リンゴの里 フクロウと人が共に生きる」

日本一のリンゴの産地、津軽平野。ここに生きものが集まる不思議なリンゴ園がある。春、フクロウのつがいは農家の手作り巣箱で子育てをする。リンゴの花が咲くとマメコバチが飛び回り、カモシカやアナグマも姿を現す。夏、リンゴ園の防風林では1億匹以上のアカシジミが大乱舞。そして、フクロウのヒナも巣立ちの時を迎える。冬にはリンゴの木の芽を食べにウサギも登場。四季折々、リンゴ園に集う命を、人の営みとともに見つめる。

「イギリス田園地帯 激闘!フクロウvsタカ 夜と昼の王者が争う」

イギリス東部の田園地帯。夜、音を頼りにネズミなどの獲物を狩るのがメンフクロウだ。一方、日中に狩りをするのはハヤブサの仲間チョウゲンボウ。両者は生態系の頂点に立つ猛きん類だが、昼と夜ですみ分けることで共存してきた。ところが最近、両者の争う光景が目撃されている。鋭い爪を武器に空中戦を繰り広げ、獲物や巣穴を奪い合うのだ!出会うはずのない両者に何が起きているのか。美しい田園地帯を舞台に攻防の謎をひもとく。

「南太平洋ニューカレドニア 飛べない珍鳥カグー」

南太平洋のニューカレドニア。ここは奇妙な生きものたちの宝庫だ。中でも鳥はユニークなものばかり。カレドニアガラスは、自分の体重の4分の1もある巨大なカタツムリを、知恵を駆使して食べる。カッコウにたく卵されたワピピは、驚きの方法で我が子を守る。そして、森を群れで歩き回る飛べない鳥カグー。ほかの鳥にはない不思議な家族関係を築き、たった1羽のヒナを家族みんなで育てる。驚異の進化を遂げた珍鳥の楽園に迫る。

「四季 知床の海 巨大タコ 命懸けで我が子を守れ」

知床の冷たい海を巨体で生き抜く世界最大のタコ、ミズダコに密着。広げると4mにもなる腕でズワイガニを丸ごと包み込む豪快な狩り。しかし、子どもの成長には4年近くもかかり、その間トドなどの敵から逃れ続けなければならない。繁殖期になると大人のオスたちは体の大きさを競い合い、メスは体の栄養だけを頼りに、10か月間も巣穴で卵を守り続ける。卵を狙う魚や若いタコとの攻防を繰り返す母親。壮絶な生きざまを追う。

「北米 ロッキー山脈 冬の断崖 ビッグホーンが激突する!」

3000m級の山々が連なるロッキー山脈。断崖を軽快に駆けるのがビッグホーンだ。オスは重さ14kgにもなる巨大な渦巻き状の角を持つ。冬が訪れる頃、オスたちは大集結し、角をぶつけ合って最強を決める。勝者だけがメスの群れを独占し、他のオスたちは最強オスに従う定めがあるのだ。過酷な争いの末に体力を消耗し、オオカミやクマに襲われるものもいる。冬の高山でたくましく生きるビッグホーンの知られざる姿を描く。

「世界遺産 白神山地 クマが駆け野鳥が集まるブナの巨木」

青森県と秋田県にまたがる白神山地。その9割近くがブナの深い森に覆われ、中心部は日本で初めて世界自然遺産に登録された。そうしたブナの森は、四季折々、たくさんの生き物を育んでいる。ツキノワグマやニホンザルなど哺乳類、アカゲラやアカショウビンなど鳥類、そして「森の宝石」と呼ばれる美しいチョウなどの昆虫…。空から見たブナの森の絶景とともに、ブナの巨木をめぐる生き物たちの命のドラマを1年にわたって紹介する。

「奈良のシカの“野生”を見た!」

古都奈良。春日大社や東大寺が建ち並ぶ奈良公園の周辺に千頭以上の野生のシカが暮らしている。これほど街なかで密集して暮らすのは世界でも極めてまれ。千年以上も昔から『神の使い』として人々から大切にされ、国の天然記念物にも指定されている。一見穏やかな街暮らしのシカたち。でもその生活に密着してみると意外なほど野性味にあふれていた。春の出産期から秋の繁殖期まで長期密着取材。奈良のシカと人々の知られざる物語だ。

「カナダ 西海岸の島々 海に生きるオオカミ アザラシを狙う」

カナダ西海岸に広がる無数の群島には、海岸を住みかとする珍しいオオカミが群れで生息する。普通オオカミは群れでヘラジカなどを狩るが、ここではアザラシやラッコなどを襲う。主な移動手段は水泳。獲物を探して島と島の間を泳いで渡るのだ。海の恵みを頼りに独特な生き残り戦術を繰り出しているが、生まれながらにその技術を身につけているわけではない。1頭の子どもの成長ぶりを追うことでそのユニークな暮らしぶりに迫る。

「密着1年 奥多摩の森 東京の大自然に迫る」

東京の奥多摩は、日本有数の野生動物の楽園だ。本州の主な哺乳類に出会うことができ、絶滅が心配されるクマタカも子育てをする。この奇跡のような自然に魅せられた動物カメラマンの平野伸明さんは、1年間の密着撮影に挑戦。春には世界にたった1000羽といわれる希少な鳥に遭遇。夏の森では七色に輝く不思議な生きものを発見。冬の川ではなぜか魚を抱きしめる奇妙なカエルを目撃。知られざる東京の大自然、その1年に迫った。

「アメリカ フロリダ半島 100万匹の謎の魚!“黒い竜”が舞う」

アメリカ・フロリダ沿岸の高級リゾート。毎年9月、この海岸に百万匹の魚の群れが突然現れる。数百メートルもの長さで海岸線をうねるように進む姿はまるで“黒い竜”だ!そこへ襲いかかるサメや巨大肉食魚の集団。ふだんは多くの人でにぎわうビーチは、命をかけた攻防の舞台となる。群れをなす魚の正体は?また、群れはどこから来て、どこへ向かうのか?多くの謎に包まれた現象を徹底追跡。迫力の映像で、世界で初めて解き明かす。

「カナダ北極圏 夏 セイウチ700頭 ホッキョクグマと戦う!」

夏のカナダ北極圏。“北極海の巨人”セイウチは700頭もの大集団になって島に集まり子育てをする。そこに現れるのは“地上最大の肉食獣”ホッキョクグマだ。幼い子どもを狙って襲撃するが、セイウチの親子は、いち早く察知して逃げ続ける。しかし、ついに両者の激しい肉弾戦が起きる。生きるために必死で獲物を襲うホッキョクグマにセイウチは長く鋭い牙で応戦する。巨大生物の命の攻防に、陸上のみならず上空と水中からも迫る。

「モンゴル 大平原 珍獣マヌルネコ 狩りの“妖術”を見た」

モンゴルの大平原に暮らすマヌルネコは、全身モフモフの毛にくるまれ、ぽっちゃりで短足だ。これまでその暮らしぶりは謎に包まれてきたが、現地の研究者の全面的な協力を得て、興味深い行動の数々を捉えることに成功。子どもたちの成長も初記録。初めて挑むネズミ狩りや、天敵の巨大ワシとの攻防、親子の別れの瞬間など、世界初となる映像の連続だ。姿だけでなく行動も極めて個性的なマヌルネコ。厳しい大自然を生き抜く姿を追う。

「スペイン北部 歴史香る町 教会にコウノトリの大群が舞う」

スペイン北部の歴史香る町アルファロ。その中心にそびえる教会に、コウノトリの仲間シュバシコウが大集結する。目的は子育て。教会の屋根や塔には直径2mもの巨大な巣が100ほども並ぶ。世界でも例のない密集度だ。シュバシコウ同士のトラブルが多発し、巣材泥棒や、他の巣のヒナを攻撃するものも現れる。さらにこの年は、例年にない大雨が親子に襲いかかった。子どもたちは無事に巣立てるのか。波乱に満ちた子育てに密着する。

「砂漠のオオカミ!大都会のカワウソ!決死のサバイバル術」

今回はスペシャル。極寒の海でほ乳類最速の子育てをするアザラシや、獲物の少ない砂漠で懸命に命をつなぐオオカミ、天敵だらけの熱帯雨林を驚きの技で生き抜く昆虫、さらには大都会に生きるカワウソなど、生き残るために、あの手この手で厳しい環境に適応し、技を磨いている野生動物が登場。さらに、アナウンサーがマレーシアの熱帯雨林やシンガポールの取材地を訪れ、実際にそこに生きる野生動物たちを臨場感たっぷりにリポート。

「中国山地の里山 オオサンショウウオ 清流に君臨する」

広島県北西部の里山を流れる小さな川に巨大な生きものが暮らしている。国の特別天然記念物、オオサンショウウオである。大きなものでは全長1.5mを超える世界最大の両生類だ。その暮らしぶりは多くの謎に包まれてきたが、長期間の観察の結果、里山の環境を巧みに利用して生きる姿が見えてきた。巨体を生かした豪快な狩り、メスを巡る激しい争い…。知られざる“清流の王者”オオサンショウウオに迫る。

「北米 ソノラ砂漠 発見!タカを用心棒にするハチドリ」

荒涼とした大地が広がる北米ソノラ砂漠。そのまっただ中に緑豊かな森が広がる山がある。ここを飛び交う妖精のような生きものが、手の平に入るほど小さな鳥・ノドグロハチドリ。最近、この鳥の驚きの行動が発見された。なんと、恐ろしいタカを用心棒代わりにして子育てするというのだ。そこには、天敵からヒナを守るための大胆な戦略が秘められていた。ハチドリを中心に、鳥たちが繰り広げる不思議な関係を世界で初めて映像化する。

「知られざる屋久島の海 圧巻!巨大イカ コブシメ大集結を追う」

巨木の森に覆われた世界自然遺産の島、鹿児島県の屋久島。あまり知られてはいないが、豊かな自然は海の中にも広がっている。島の周囲の浅瀬には日本有数のサンゴの大群落が見られ、熱帯や亜熱帯の色とりどりの魚が群れ泳ぐ。初夏、そこに巨大なイカ、コブシメが大集結。次の世代を残すため、激しい闘いを繰り広げる。そして夏、コブシメの卵はふ化し、サンゴは一斉に産卵する。知られざる屋久島の海で、輝く命の営みに迫る。

「アフリカ大平原 二つの群れに君臨!オスライオンの試練」

タンザニアのセレンゲティ国立公園で、珍しいオスライオンが目撃されている。2つの群れの王座をかけもちしているのだ。合わせると30頭近いメスと広さ10km四方の縄張り。それを3頭のオスが守る。広大な縄張りのパトロールや乗っ取りを狙う放浪オスとの戦い、一斉に繁殖期を迎えるメスたちとの恋の駆け引きなど、オスたちには試練の連続だ。無事困難を乗り越えられるのか。2つの群れに君臨するオスたちの過酷な日々を追う。

「奄美 沖縄 奇跡の島々 原始のウサギ・ヤマネコが躍動する」

日本の南の海に1000kmにわたって連なる南西諸島。その中で奄美と沖縄本島やんばる、西表島が2020年に世界自然遺産への登録を目指している。世界的にも珍しい亜熱帯の森。しかもかつては大陸と陸続きで、その後島として孤立したため、古い生きものの子孫や独自の進化を遂げた動植物が数多く見られる。未来へ残すべき貴重な自然と生きものたちの営みを4K撮影の鮮明な映像で紹介する。プレゼンターは俳優の川平慈英さん。

「東南アジア タイ 初密着! 巨大ヤモリ ヘビと闘う」

東南アジア、タイの民家に巨大なヤモリが暮らしている。大きさ30cmにもなる世界最大級のヤモリ、トッケイヤモリだ。家の中の隙間をねぐらにし、侵入してくる虫などを食べて暮らす。人にとってはありがたい存在だ。サソリやムカデ、ネズミといった大物を食べたり、ヘビと格闘することもあるヤモリらしからぬ大胆な生活。今回初めて密着取材したところ、卵を夫婦で守るなどヤモリの定説を覆すかもしれない驚きの生態を記録した。

「南米アマゾン 密林の泉に怪魚が集う」

南米の大河アマゾン。水は茶色く濁っているイメージだが、それを覆す場所を発見。豊富な湧き水が作り出す奇跡のような“泉”だ。色とりどりの美しい熱帯魚が群れ、それを狙って巨大な“怪魚”たちも集まる。長いキバで獲物に襲いかかるもの、大口で一気に獲物を吸い込むもの、果ては強力な電気を発し獲物を感電させるものや「淡水のシーラカンス」とも呼ばれる幻の怪魚まで。アマゾン奥地の清流に集う怪魚たちの暮らしぶりに迫る!

「南米 エクアドルの雲霧林 謎の新種オリンギートが跳ぶ!」

南米エクアドルの高地に広がる雲霧林。うっそうとした森を、夜、忍者のように跳び回る動物がいる。2013年、新種に認定されたアライグマの仲間「オリンギート」だ。ほ乳類の新種発見は極めてまれで、丸顔に大きな目のかわいさと相まって世界中で大きな話題となった。しかし、生態は全くの謎。研究者とともに世界で初めて密着する。森の奥深くに分け入り、険しい谷を懸命に追跡すると、意外にもたくましい姿が見えてきた。

「南米チリ アタカマ砂漠 天空の湖に水鳥が“島”を築く」

南米チリのアタカマ砂漠。世界有数の乾燥地帯だが、アンデス山脈の雪どけ水のおかげで、標高4000mを超える高地に湖ができる。そこでは、水鳥ツノオオバンがユニークな方法で子育てをする。ツノオオバンは、湖の中に“島”のように巨大な巣を作り、キツネなどの天敵からヒナを守る。だが、立派な巣を横取りしようと他の水鳥が接近。ツノオオバンは迫力の水上ダッシュで撃退する。天空の湖で繰り広げられる命の攻防に迫る。

「インドネシア 熱帯の島々 陸の王者コモドドラゴン 海をゆく」

インドネシアのコモド諸島。世界最大のトカゲ、コモドドラゴンと島々を囲む海を取材。島周辺の潮の速さは世界でもトップクラス。その激流を目指して魚の大群や巨大な魚が続々登場する。そこで繰り広げられるのはダイナミックな狩り。激流をきっかけに壮大な食物連鎖が起こる。さらに、陸の王者コモドドラゴンも海へ乗り出す。いったい何のために泳ぐのか。コモドドラゴンの意外な素顔に大接近!そして渦巻く激流の海の秘密に迫る。

「BIG PACIFIC~環太平洋の海~」

地球最大の海・環太平洋で繰り広げられる、知られざる生きものたちの生存競争と繁殖のドラマに迫る。地球最大のシロナガスクジラの豪快な捕食シーン、ウニに化けて小魚を狙うカエルアンコウの驚きのハンティング、数千キロの旅から一斉に帰還するヒメウミガメの大群やメスを巡り大バトルを繰り広げる巨大なザトウクジラ、命がけで浜辺に乗り上げ産卵する魚など、生きものたちが懸命に生きる姿を圧倒的な映像美で描き出す。

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