見逃したテレビを見る方法
ドキュランドへようこそ

NHK「ドキュランドへようこそ」の過去放送一覧・再放送・見逃し動画配信は?

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「ドキュランドへようこそ!」ってどんな番組?

放送 毎週金曜日 午後11時~[Eテレ]

週末の夜のひととき、ふと手を休めて“知のアップロード”はいかがでしょうか?「ドキュランドへ ようこそ!」は、世界各国で作られた秀作ドキュメンタリーをお届けする番組です。未体験な世界の文化、知られざる歴史や科学・・・あらゆるジャンルの“ちょっとした雑学から最先端“までをご紹介します!

「知的好奇心を刺激されたい」「ちょっとした話題の引き出しを満たしたい」と願う人に届くような、彩り豊かな「本当にあった物語」を届けてくれる番組なので、私も毎週楽しみに観ています。これを観ると、きっと誰かに話したくなりますよ!

「ドキュランドへようこそ」の公式サイト

「ドキュランドへ ようこそ!」の再放送・見逃し動画配信は?

この番組の再放送は、番組ホームページにてご確認下さい。残念ながら、毎週決まった再放送枠はないようです。でも、ご安心ください。見逃した「ドキュランドへ ようこそ!」は動画配信サービスで視聴することができます。

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>> 「ドキュランドへようこそ」の再放送・見逃し動画配信は?

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NHKの見逃し番組を見る方法

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「ドキュランドへようこそ」の放送予定

泥に咲く蓮(はす)”のように カンボジア クィアな僕らの旅立ち」

放送 2024年4月19日(金)午後11時〜[Eテレ]

幼い時から自分の性別に違和感を覚え、家族の理解を得られずに育ったリークは、トランスジェンダーのヴァンが監督を務めるチームでサッカーに打ち込む。監督は同じ悩みを持つ若者たちに父親のように慕われている。やがてリークは、自らの力で生きていかなければと思うようになるが、大切に思う監督には言い出せず、黙ってプノンペンへと旅立つ…

「ドキュランドへようこそ」の過去の放送内容一覧

※2019年5月〜
※アンコール放送は除いています。

「“ニュースの常識”をぶっ壊そう!〜報道現場のインクルーシブ革命〜」

放送 2024年4月12日(金)午後11時〜[Eテレ]

元政治記者エミリーとアマンダが始めた女性による女性のためのニュースサイト。BLM運動や女性の貧困問題などの政治ニュースを発信して注目される。その後トランスジェンダーの記者の加入と議論を経て「疎外されているあらゆるジェンダーや人種のため」という目標が明確になっていく。分断が進むアメリカで、マイノリティーの声を届けようと闘う記者たちの記録。原題:BREAKING THE NEWS/アメリカ・2023年

「スイスの象徴になった少女〜“ハイジ”はこうして生まれた〜」

放送 2024年4月5日(金)午後11時〜[Eテレ]

アニメ「アルプスの少女ハイジ」の制作から50年。今やあらゆるスイス製品のアイコンとして使われ、スイスの象徴のような存在になった“ハイジ”。この物語が生まれた時代背景や作者ヨハンナ・シュピーリの足跡をたどるとともに、ハイジが時間と空間を超えて今も世界中で愛されるわけを考察。アニメ制作者の貴重な証言も。 原題:HEIDIS ALPTRAUM(スイス/フランス/ドイツ 2022年)

「フレディ・マーキュリー 10枚の写真」

放送 2024年3月15日(金)午後11時〜[Eテレ]

伝説的ロックバンド「クイーン」で華やかな成功をおさめたフレディ。だがその内面は繊細で、自らの容姿や性的指向に悩み、葛藤していた。やがてありのままの自分を受け入れた彼は圧倒的なパフォーマンスで世界を熱狂させるが、AIDSを発症。「音楽で人をハッピーにできたならそれでいい」と語り、強烈な生涯を閉じる。 原題:FREDDIE MERCURY A LIFE IN TEN PICTURES(英 2021年)

「抵抗の“種”をまく メキシコのキュートで過激なイラストレーター」

放送 2024年3月8日(金)午後11時〜[Eテレ]

フェミニズムやLGBTQ+をテーマとした作品をSNS上で発表するマール。ポップながら反骨心溢れるメッセージが込められた作風は多くの若者の心をつかむ。1日に10人以上の女性が殺されているというメキシコだが男性優位の警察や政府には女性差別の視点が希薄だ。男性を恐れて生きる女性たちにとって、マールは希望。原題:Draw for Change! We are Fire-Mexico/ベルギー他 2023年

「ディア・マザー 母と娘 死を見つめたその先に」

放送 2024年2月23日(金)午後11時〜[Eテレ]

映像制作者の除思毅が帰国して目にしたのは髪が抜け、抗がん剤の副作用に耐える母の姿。医師である母は理性で感情を隠し、幼い頃から重い病の患者と冷徹に判断する医師を見てきた娘も現実を受け入れる。が、対話を重ねるうち、娘は命と向き合ってきた母の本当の姿を知り、母は死に抗う患者の願いに気づいていく。原題:Dear Mother,I Meant to Write About Death/米国・中国 2022年

「SNSが作った“世論” #ジョニー・デップ裁判」

放送 2024年2月16日(金)午後11時〜[Eテレ]

デップ対ハードの一連の裁判では、最初の裁判でデップによる暴力が認められている。しかし、全面的にデップを擁護する男性優位主義者たちが被害者のハードを中傷する動画などを拡散すると、世論はハードに対して批判的になっていった。セレブの離婚劇を入り口に、SNSによる印象操作が世論を変える恐ろしさを伝える。 原題:DEPP VS. HEARD:THE SOCIAL MEDIA TRIAL/フランス 2023年

マザーシップ 地中海“死のルート” 難民救助船の日々」

放送 2024年2月9日(金)午後11時〜[Eテレ]

「国境なき医師団」と仏NGOが運航するオーシャン・バイキング号。漂流船の救助から医療ケア、ヨーロッパ各国との難民受け入れ交渉までを行う。スタッフには乳幼児や傷ついた女性たちをケアする日本人助産師も。緊迫した現場に密着しながら、人々が大金を払って毎年数千人もの死者を出すルートを選択するしかない状況や、リビアとEU諸国の政治的駆け引きを浮き彫りにする。原題:MOTHERSHIP/仏・ベルギー 2023年

「私は子どもを持つべきか?〜気候危機世代のためらい〜」

放送 2024年1月19日(金)午後11時〜[Eテレ]

この状態が続くなら責任もって子どもを産み育てられないと涙ながらに語るカナダの若き活動家たち。各地の若者と署名活動を展開、多くの賛同を得ている。気候変動の精神的影響を研究する専門家は、若者たちはネットを通じて環境についてのネガティブな情報にさらされていると分析。彼らに究極の選択をさせる心のありようとは。若者の視点で掘り下げる。原題:THE CLIMATE BABY DILEMMA/カナダ・2022年

「実録 マリウポリの20日間」後編

放送 2024年1月12日(金)午後11時〜[Eテレ]

取材班は、通信が困難な中でも市内の惨状の映像をAP通信編集部に送り続けた。爆撃を受けた産科病棟では赤ちゃんを抱いた母親が泣き叫び、腹部から出血している妊婦が運び出される。やがてロシア軍の戦車が市内に進攻し、取材班はウクライナ軍の援護で脱出することに。行くあてのない市民を残し、複雑な思いを胸に記者たちは銃撃の中を走った… 原題:20DAYS IN MARIUPOL(ウクライナ/アメリカ 2023年)

「実録 マリウポリの20日間」前編

放送 2024年1月5日(金)午後11時〜[Eテレ]

AP通信のウクライナ人記者M.チェルノフは侵攻開始を知り、マリウポリが狙われると直感。即座に仲間と現地に向かった。前編は、当初の混乱、そして猛烈な攻撃を受けながら徐々に街が包囲され、逃げ場を失い、物流も通信も遮断されて孤立していく中での市民の焦燥、そして重傷を負った人々が次々と運び込まれてくる病院の惨状を克明に記録。 原題:20DAYS IN MARIUPOL(ウクライナ/アメリカ 2023年)

「フェルメールに魅せられて “史上最大の展覧会”の舞台裏」

放送 2023年11月22日(金)午後11時〜[Eテレ]

2023年、アムステルダム国立美術館で開かれたフェルメール展の舞台裏を描くドキュメンタリー。現存30数点のうち28作品が集結した前代未聞の展覧会を実現させたのはフェルメールに魅せられた人たち。本人作かどうか意見が分かれる「フルートを持つ女」についての議論がカメラの前で繰り広げられるほか、代表作「真珠の耳飾りの少女」の秘密も明らかに。 原題:Close to Vermeer(オランダ 2023年)

「あの日アメリカで何が 映像記録・ケネディ暗殺60年」

放送 2023年11月15日(金)午後11時〜[Eテレ]

新しい時代の象徴としてアメリカ国民に愛されたケネディ大統領。1963年11月22日に起きた暗殺事件はテレビを通じて全世界に衝撃を与えると共に、豊かで希望にあふれていたアメリカ社会に暗い影を落とした。死の前日や当日にケネディが行った演説から事件3日後の国葬まで、時代の転換点をまるごと伝える。 原題:JFK:24 Hours That Changed the World(イギリス 2023年)

「ストップモーションアニメを紡ぐ 〜エストニア 激動の時代を越えて〜」

放送 2023年12月8日(金)午後11時〜[Eテレ]

1957年設立のヌクフィルム。人形もセットも手作り、1コマずつ撮影するという膨大な時間と手間がかかる手法で芸術性が高く独特の世界観のアニメを創造してきた。ソ連時代は政府が制作費を出し、検閲があったが、さりげなく風刺を込めた作品を生み出した。しかし独立後は資金難に。時代の荒波を乗り越えた名人たちの情熱。 原題:HANDMADE A TALE OF STOP-MOTION(スウェーデン 2023年)

「スタントウーマン

放送 2023年11月24日(金)午後11時〜[Eテレ]

アクション映画に女性のヒーローはまだ少ない。ゆえにスタントウーマンが演じる役柄はほとんどが被害者。痛めつけられる役として体を酷使する日々は彼女たちの肉体と精神に何をもたらしているのか。“可能な限りリアルに演じたい”というプロとしての欲求と、常に“やられる側”を演じなければならない現実の間で悩み、迷う女性たちの心のひだをノーナレで描く。 原題:Stuntwomen(スイス/フランス 2022年)

カブール・ビューティー」

放送 2023年11月17日(金)午後11時〜[Eテレ]

親友のニギナとソフィアは20代。カブール中心部の美容サロンで仲間と働く。ここでは誰もがブルカやヒジャブを脱いで思う存分おしゃれを楽しみ、おしゃべりに花を咲かせることができる。ニギナは大学にも通っていたが、タリバン支配下で女子の大学教育は禁止に。サロンもいつまで続けられるかわからず、出国を考える2人。そんなある日、ニギナとの連絡が途絶え…。原題:Kabul Beauty(フランス 2023年)

「それでも日は昇る パキスタン 女性たちの行進」

放送 2023年11月10日(金)午後11時〜[Eテレ]

「世界女性の日」に合わせ、パキスタン各地の主要都市で女性の行進「オーラト・マーチ」を計画する人権活動家や女性団体の代表たち。さまざまなグループが差別のない社会を求めて立ち上がろうと手を組む。ところが、保守政党や保守派の論客、メディア、さらには伝統的な価値観の女性団体からの批判にさらされ、妨害に遭う。果して無事に開催できるのか… 原題:This Stained Dawn/パキスタン・カナダ 2021

「“さよなら”する時まで」

放送 2023年10月20日(金)午後11時〜[Eテレ]

老人介護施設で運動、園芸、料理などのアクティビティやSNS配信を担当しているモニカは、明るい性格で入居者たちの人気者。モニカが特に慕うエラには夫も子もいないが、施設の仲間たちと毎日を楽しく過ごしている。しかしエラは血行不良のため足を切断することに。そして回復していると思われた矢先、モニカが休みの日に容態が悪化してしまう…。 原題:Live Till I Die(スウェーデン・スイス 2022年)

「人工衛星を制御せよ! 〜“宇宙キッズ”のひと夏〜」

放送 2023年10月13日(金)午後11時〜[Eテレ]

毎年夏にNASAとMITが子ども向けに実施しているワークショップ。全米から数千人が参加し、5週間かけてコンピュータープログラミング、ロボットや宇宙のことを学んだ上で人工衛星を制御するプログラムを作成。宇宙飛行士が見守る中、目的を達成する早さと精度を競う。参加した3人の子どもを追い、自らの可能性に目覚めて更なるチャレンジに意欲を燃やす姿を描く。 原題:Zero Gravity(アメリカ 2021年)

姉に会いたい ラトビア 再会の旅路」

放送 2023年10月6日(金)午後11時〜[Eテレ]

アイスランドに住むウナは、別の里親に引き取られた姉のザネに会いたい一心で祖国ラトビアに向かう。そこでわかったのは、母親がアルコール依存症だったために施設で保護されたこと、母はすでに亡くなっていたこと。そしてザネ以外に3人の姉がいたこと。姉を捜す旅はウナをロシアやアメリカへいざなう思いがけない展開へ。5人姉妹の再会はかなうのか。MY MOTHER THE STATE/ラトビア・アイスランド 2022

「サン・クイーン 太陽エネルギーに捧(ささ)げた人生」

放送 2023年9月22日(金)午後11時〜[Eテレ]

1930年代、太陽エネルギー利用が進んでいた米国に渡ったハンガリー人物理化学者マリア・テルケスはマサチューセッツ工科大学に職を得る。科学を人びとの生活の役に立てようと実践を重んじる姿勢は、当時主流を占めた男性研究者たちから疎まれるが、実際に人が住めるソーラー住宅を建設するなど、独創的な技術開発を進める。しかし、石油の大量生産時代が到来し…。 原題:The Sun Queen(アメリカ 2022年)

「私の未来は私が決める バングラデシュの“サーフ・ガールズ”」

放送 2023年9月15日(金)午後11時〜[Eテレ]

バングラデシュ南部の貧しいコミュニティーに暮らすショーベとアーイシャ。働くことを強いられ、学校に行かせてもらえない状況の中、地元でサーフィン・クラブを運営するラシェドが女の子も受け入れ、無償で教えている。少女たちはサーフィンだけでなく、自分がしたいこと、自分らしく生きることを学び、大人に言われるままではない人生の目標を見いだしていく。 原題:Bangla Surf Girls(カナダ 2021年)

「時をつくる 機械式時計の奇才たち」

機械式時計作りの魅力にとりつかれた人々の思いがけない人生をたどるドキュメンタリー。運命の女性の死から立ち直った個性派時計師ルドヴィック・バルアー、跡継ぎとなる養女に偶然出会った孤高の天才フィリップ・デュフォー、貧しかった幼い頃から時計を愛し、いつか自分で作ることを誓った黒人俳優オルディス・ホッジら。 原題:Making Time(イギリス 2022年)

「ボリウッド映画を超えて 〜インドの女性監督たち〜」

映画はインドの国民的娯楽。しかし作品における女性の地位は依然として低い。そのことと実社会における女性差別や暴力とは無関係ではない、と多くの女性映画関係者は考えている。近年は、伝統的な家父長制のもとで不当な扱いを受ける女性の姿を描いた映画を、女性監督が製作し、国外でも評価を得るようになった。そんな彼女たちの頼もしい活動を描く。 原題:Women Beyond Bollywood(カナダ 2022年)

私のままで走りたい〜性別を疑われた女性アスリートたち〜」

圧倒的な成績や筋肉質な体格、低い声などから性別を疑われ、苦境に立つ5人の選手を取材。現在、世界陸連は「公平な競技を成立させるため」と女子選手の出場資格にテストステロン値の基準を設定。説明なく生殖腺摘出手術をされた選手は競技生命を絶たれる危機にあり、人権擁護団体は批判を強める。またテストステロン値と成績の関連性が十分に証明されていないとの指摘も。原題Category:Women(カナダ 2022年)

「キム・ヨジョン 北朝鮮“最高指導者の妹”の肖像」

キム・ヨジョン氏が初めて公の場に姿を見せたのは父の葬儀。同腹の兄ジョンウン氏とは強い絆で結ばれているとみられている。その幼少期から、一躍注目を浴びたピョンチャン冬季五輪の訪韓、兄を補佐した2018年南北首脳会談や2019年シンガポール米朝首脳会談などを振り返り、北朝鮮国内で確固たる地位を築いている様子を検証する。 原題:THE RED PRINCESS(フランス・ドイツ 2022年)

「秘密の文字 〜中国 女書(にょしょ)の文化を伝えて〜」

かつて、男性優位の社会で抑圧された女性たちは、秘密の文字「女書」で心の内を伝え合ったという。女書を学ぶ2人の女性。1人は、子供を産まずに離婚したために周囲の目を気にしている。もう1人は婚約者の実家で、結婚後は仕事、家事、育児そして両親の世話をさせられると知り愕然とする。女書は何を教えてくれるのか。数百年前の女たちが現代に託したものとは。 原題:HIDDEN LETTERS(アメリカ 2022年)

「タリバン統治下に生きる アフガニスタンの子どもたち」

長年の紛争で荒廃したアフガニスタン社会。戦いで父親を失い、タリバン統治下で母親が働くことを禁じれられる中、家族を養うために街頭で靴磨きをする少女たち。死を考える母の姿に不安を募らせつつ、将来のためと仕事の合間に勉強を欠かさない。絶望的な環境でも未来への希望を失わずに生きようと、懸命に前を向く子どもたちを追う。原題:Children of the Taliban(アフガニスタン・独・英 2022年)

「ハンス・ジマー 映画音楽の革命児」

彼が手掛けた映画音楽を聴いたことがない人はいないと思わせるほど、40年間ハリウッドを代表する作曲家として活躍してきた音楽家ハンス・ジマー。シンセサイザーを駆使し、既存の楽器を使うだけでなく自分で音を作り出すこともある。繰り出される音楽は、映像と一体となって観客を怖がらせ、感動させ、高揚させる。その創造の現場に迫る。原題:Hans Zimmer Hollywood Rebel(イギリス 2022年)

「無調の輝き〜現代音楽に愛でられた少年〜」

あどけない少年ながらショスタコーヴィチなどの現代ピアノ曲を弾きこなし、自身で作曲もするツォトネ・ゼジ二ゼは10歳。ジョージアで祖母と妹と暮らす天才音楽家の日常。

母を亡くしたツォトネは、祖母で音楽家のニナに育てられている。ニナはツォトネのピアノの師でもあり、もっとも信頼する心のよりどころだ。ジョージア国立交響楽団との共演が成功し、ベルリン国立歌劇場の音楽監督バレンボイム(当時)に自作の曲を披露して絶賛される。そんなツォトネの暮らしを見つめ、言葉では表現しきれないその心の内を、本人の音楽作品で表現する。 原題:ATONAL GLOW(ジョージア 2022年)

「新国王チャールズ3世 長き待機からの船出」

絶大な人気を得ていたエリザベス女王の後を継ぐという難題に直面する英国王チャールズ3世。これまでの足跡を振り返りながら、どのような君主となるのかを展望する。

70年にわたって王位継承者第一位として生きてきた英国王チャールズ3世。絶大な人気を得ていた母を継ぐという難題に直面している。孤独との闘いだった幼少期や皇太子としての足跡、環境問題への取り組み、2度の結婚や家族との関係などを振り返り、どのような君主となるのかを占う。本人の肉声と王室ジャーナリストや元執事などの証言も。 原題:CHARLES III,THE NEW KING(フランス 2023年)

「エレファント・マザー 〜タイを象の楽園に〜」

タイでは大切な存在であるゾウが、観光施設や森林伐採現場で虐待されていることに反発し、保護活動を続けている女性。パンデミック下でもゾウを守るために奮闘する。

タイ北部で傷ついたゾウを保護する「ゾウの自然公園」。創設者のレクは観光施設や森林伐採現場で問題となっているゾウへの虐待に反発し、体にも心にも傷を負ったゾウたちとともに暮らしている。彼らの自然のままの生態を観光客に公開してきたが、パンデミックで収入が激減。支援を募ってなんとか飼育を続けながら、危機に陥った近隣のゾウ園にも手を差し伸べる。 原題:ELEPHANT MOTHER(イギリス 2022年)

「大量収監 急増する女性受刑者 〜アメリカ・オクラホマ州〜」

女性の受刑者数が男性の倍のペースで増えているアメリカ。その数が最も多いオクラホマ州では、強硬な保守派が力を持つ土地柄ゆえの、女性限定の特殊な法律の存在が浮き彫りに。留守中に子どもが同居中の男性に暴行されたために逮捕された事例や、出産直後に子どもが死亡して殺人罪を問われる事例も。 原題:WOMEN IN PRISON, America’s forgotten voices(フランス 2022年)

「人生の歩き方 〜母と息子・視覚障害と生きる〜」

網膜の病気で視機能を失いつつある息子と同じ難病の母親。息子がこれからどんなことを経験するのかを知っている母親は、もだえ苦しみながら、我が子に自信を持たせるにはどうしたらいいのかを模索。生きていくうえで大切な考え方を教え始める。母と子の心の機微を温かく、楽しく、繊細に描いたドキュメンタリー。 原題:ALL THAT REMAINS TO BE SEEN(デンマーク/フィンランド 2022年)

「希望の赤ちゃん “救いのきょうだい”という選択」

フランスに住む少年セザールは遺伝性疾患ファンコニ貧血と診断された。骨髄移植が必要だが家族は適合しなかった。そこで浮上したのが「救いのきょうだい」。受精卵の遺伝子診断を行い、最適なものを用いて妊娠した子どものこと。そのさい帯血から血液を作る細胞を移植する治療法だがフランスでは生命倫理上の理由で認められていなかった。両親の選択は...。L’ENFANT DU DOUBLE ESPOIR/仏 2021年

「星降る夜空よ ふたたび」

この20年で先進国の人工光は約2倍に増加。明るい夜は人間の睡眠サイクルを狂わせ、ウミガメの産卵や渡り鳥の移動を妨げるなど、自然界への影響が明らかに。都市に近い天文台では観測が困難になるケースも。世界各地の現状や、光害を減らす取り組みを紹介する。原題:SWITCH THE SKY BACK ON THE GLOBAL FIGHT AGAINST LIGHT POLLUTION(フランス 2022年)

「“執事”の学校 〜超一流のサービスを〜」

安定して高収入が得られる職業として欧州で人気の「執事」。近年は上流階級に憧れる新興富裕層や上質なサービスを求める客層に対応したい高級ホテルからの需要が高まっている。そんな執事を養成する学校を取材。飲食ビジネスを学んだ若者や世界を広げたい元シェフ、未来を切り拓こうとするボスニア出身の元タクシー運転手などの挑戦を追う。 原題:A L’ECOLE DES MAJORDOMES(フランス 2021年)

「マミー・フット!おばあちゃんはサッカー選手」

シニア女性たちによるフランス対南アフリカのサッカー特別試合。その舞台裏に密着する。フランスのメンバーはほとんどがサッカー経験なしだが新しいことへの挑戦に張り切る。一方の南アフリカチームは女性がショートパンツでサッカーをすることへの偏見をはねのけて練習に励んできた。試合本番。言葉や文化の違いを超えて、仲間とともに人生を楽しむ気持ちを共有する。 原題:MAMIES FOOT(フランス 2020年)

「ガザに留学した医学生」

イタリア人医大生のリカルドが留学したのはパレスチナ暫定自治区のガザ地区にある大学。原理主義組織ハマスが実効支配するこの地区は、周囲をイスラエルによって張り巡らされたフェンスで囲まれ「天井のない監獄」と呼ばれている。救急医療の現場に飛び込んだ彼を待っていたのは空爆。過酷な状況の中、医師として大人になっていく若者の姿を見つめる。 原題:ERASMUS IN GAZA(スペイン 2021年)

「フラとニョニョの“助産録” 〜ミャンマー・ラカイン州〜」

ミャンマー西部のラカイン州に住む助産師見習いのニョニョ。何世代もここで暮らしてきたイスラム教徒のロヒンギャだ。2017年以降、国軍による武力弾圧が激化し、満足な教育や医療が受けられない中、ニョニョの師匠フラは仏教徒ながらロヒンギャの妊婦も受け入れている。2021年のクーデター後、さらに民族間の争いで混乱する中を生きる2人を見つめる。 原題:Midwives(ミャンマー・ドイツ・カナダ 2022年)

「リップスティック 唇に込めたチカラ」

口紅はいつの時代も社会の変化を反映してきた。その発祥は文明の発生とほぼ同時と言われ、中世から近世のヨーロッパでは上流階級の男女が用いていた。20世紀には選挙権を求める女性たちが赤い口紅でデモ。マリリン・モンロー、ツイッギーやデビッド・ボウイなど、誰がどんな理由で口紅を使ってきたかを考察し、口紅が果たしてきた役割を紹介する。原題:LIPSTICK MAKE-UP POWER/仏・ベルギー 2022年

「“マリリン”を生きる」

子供が見て喜ぶ映画の女優になることが夢だったマリリン・モンロー。しかし与えられたのは「魅力的で都合のいい女性」役ばかり。地毛の黒髪を金髪のブロンドに変えたときには「自分ではなくなった」と感じたという。自分が選んだ映画に出演できる自由を得たのは晩年だった。マリリン・モンローとして生きた一人の女性の闘い。貴重な写真や映画を使い描く。 原題:Becoming Marilyn(フランス 2022年)

「マリウポリ“包囲日記” 私たちは諦めない」

美しく、国際色豊かで穏やかな町だったと住民たちが誇るマリウポリ。ロシア軍の侵攻で容赦ない攻撃にさらされ、跡形もなく破壊された。その恐怖の体験を地元のジャーナリストが避難した地下室で記録し続けた。彼女をはじめ、市民が目撃した死と破壊、心の揺れの証言であり、身を寄せ合って爆撃をしのいだ人々の恐怖とその中でみせた助け合いの姿。 原題:MARIUPOL UNLOST HOPE(ウクライナ 2022年)

「女性たちの“戦争” 報道写真家が見たウクライナ」

カメラマンのヴィゲリーは、首都キーウ防衛のために戦地をパトロールするボランティア戦士団の女性リーダーや、前線近くで通信を担当する女性兵士を取材。また、激戦区ハルキウの病院、人々が身を寄せる地下鉄の駅を訪れる。集団虐殺があったとされるブチャでは、息子を捜して死体安置所をまわる親たちにも遭遇。戦時下の過酷な日常を伝える。 原題:Ukraine:Women in the War(フランス 2022年)

「ファースト インプレッション 〜表情と声の力〜」

敵か味方か、表情や声から情報を集め瞬時に判断する「ファーストインプレッション」の力を人工知能が身につけ始めている。一方、相手の声だけで、パーキンソン病やうつ病、新型コロナにかかっているかどうかまで認識することも可能になりつつある。表情と声をめぐる研究の最前線に迫る。 原題:The Power of Face and Voice(ドイツ 2022年)

「パパ&ダダ ふたりのジョンの子育て日記」

同性婚をしたベトナム系でダンサーのジョンとイタリア系大家族出身のジョン。卵子提供者と代理母という2人の女性の力を借りて子供を授かった彼らは、息子たちに「パパ」「ダダ」と呼ばれている。彼らの悩みは将来「なぜお母さんがいないの」と聞かれた時、どう答えるか。番組では複雑な状況を絵本のようなアニメーションで表現。家族とは何かをノーナレで問いかける。 原題:papa & dada(スイス 2021年)

「生きる “難病”に光をあてる」

世界中で最大2千万人もの患者がいると推測されるME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)。体が動かないために自宅療養を余儀なくされ、孤独や絶望感にさいなまれる。うつ病などと診断されてしまうことも多いという。近年では、ミトコンドリアの機能不全や免疫システムとの関連が明らかになってきた。 原題:The Mysterious Illness-Living with ME/CFS(ドイツ 2021年)

「タリバン復権下の女性たち 潜入ルポ アフガニスタン」

イスラム主義勢力・タリバンの復権以降、アフガニスタンでは女性たちがデモを行い、SNSには「私は闘う」というメッセージが発信される。暴行を加えようとしたタリバン兵を射殺して運動のシンボルとなった22歳のカマル・グルをはじめ、自分たちの自由と権利を守ろうとする女性たちを取材する。 原題:RETOUR A KABOUL SOUS E MIRAT TALIBAN(フランス 2022年)

「熊に魅せられた男 最接近の記録」

スイスの研究者ビットナーは、毎年アラスカに足を運び、野生のグリズリー(ヒグマの一種)を至近距離で観察している。自分から近づくことはせず、グリズリーたちが好奇心から近づいて来るのを待つやり方で、襲われることがなく観察できるという。ひと夏の間、ビットナーに同行。ボスのグリズリーと若いオスの衝突、メスの子育て、交尾するカップルなどの珍しい行動を映像にとらえた。原題:BEAR-LIKE/スイス・2021年

「よみがえる氷河時代の足跡(あしあと)」

アメリカの真っ白な砂丘に点在する更新世のマンモスや体長6メートルの巨大なナマケモノ、そしてヒトの足跡の化石。今回、科学的な分析からヒトの足跡はおよそ2万3千年前にできたと推測された。人類が通説より1万年も早く、徒歩ではなく舟でアメリカ大陸に到達した可能性も浮上した。その調査の過程を追い、人類の歴史を読み解く科学ドキュメンタリー。 原題:Ice Age Footprints(アメリカ 2022年)

「エリザベス女王 君主として母として」

フィリップ殿下に支えられて公務と子育てを両立させたエリザベス2世は、いわばワーキングマザーの先駆け。ダイアナ元妃の死、チャールズ皇太子の再婚、ハリー王子夫妻の王室離脱などのスキャンダルを乗り越え、より国民に愛される王室を次の世代に残した。 原題:THE QUEEN Mother and Monarch(A Spun Gold TV Production/Channel4 イギリス 2022年)

「私たちが輝くのは今!フロリダのカレンダーガールズ」

地元のイベントなどで精力的にショーをこなすシニア女性のダンスグループ。男性優位の社会で生きてきた彼女たちだが60歳を超え、自分自身の生きがいや仲間を見つけて充実した日々だ。踊りを覚え、ネット動画を参考に派手な衣装やメークにも挑戦!一方で自らの老い、終えたつもりの子どもや夫の世話との葛藤もある。限りある時間を輝いて生きようとする女性たち。原題:Calendar Girls(スウェーデン 2022年)

「沈黙の意味を模索して 修道院の10日間」

学校から戦地まで、さまざまな場所に赴いてルポするイギリスの人気番組。リポーターは体験型ジャーナリストのステーシー・ドゥーリ―。ステーシーが新たに体験ルポの場所に選んだのはイングランド北部の伝統ある修道院。コロナで沈黙する機会が増える中、「静寂の意味」を探ろうと修道女たちとの10日間の静かな生活を実践した。原題:Stacey Dooley:Inside the Convent(イギリス 2022年)

「35歳・シングル」

パウラが直面する人生最大の壁は「結婚」。ボーイフレンドはたくさんいたのに、なぜ結婚できないの?夢中になったウルグアイ人バイオリニストのマリオ、自由な生き方を求めて出会ったイタリア人の農夫ディミトリィ、結婚目前だった操り人形つかいのマーティン。彼らはパウラに何を語るのか?アルゼンチン発の、女性なら誰しも共感できる、自分探しのロードムービー・ドキュメンタリー。

「歩行は技術だ!―酸素取り込み、糖燃焼、代謝活性化―」

ほとんどの時間を座って過ごす現代人。その生活習慣は喫煙に次ぐくらい危険だと研究者たちは警告を発する。一方、歩くことで細胞や臓器、免疫システムが活性化される。糖分を摂取した後に20分程度の歩行を行うことで、糖尿病患者の血糖値が下がる実験結果も。最新の科学研究から、心身を癒やす健康効果をもたらすウォーキングの秘密を探る。原題:Walking-A Cure for Body and Soul/独2021

「フィンランドから“アフリカの角”へ ―ある難民家族の帰還―」

ソマリア内戦を逃れ、6歳でフィンランドに移住したムスタフ。25年間フィンランドで暮らし、家族もいる。しかし5年前、ソマリアの親戚から「先祖伝来の土地を中国人が100万ドルで買いたいと言っている」と連絡を受ける。金やコバルトなどの鉱物がでるというその土地を中国人に売却して、フィンランドに留まるか、故郷で自ら事業を起こすか。ムスタフの心は揺れる。原題:GOLDEN LAND(フィンランド 2022年)

「人身売買 子どもたちの再出発」

ポルタ湖での漁業で生計を立てている村人たちは、人身売買で手に入れた子供たちに、絡まった網を素潜りして元に戻す危険な作業を強要、命を落とす子供たちも多い。そんな子供たちを保護しリハビリ施設で生活させた後、生まれ故郷へと戻していく活動を行っている団体がある。この施設に保護された2人の子供に密着。本来の姿を取り戻し、施設を旅立つまでの過程を描く。原題:THE RESCUE LIST/アメリカ 2018年

「ステパンとマレーナ 老人とコウノトリの物語」

クロアチアで老齢の男性と暮らすメスのコウノトリのマレーナのもとには、毎年春になると夫のコウノトリが、子作りのために越冬地から戻ってくる。今年も5羽の雛が誕生、老人も、子育てのサポートに奮闘する。そして、秋になると夫のコウノトリは、飛べないマレーナを残し、子供とともに旅立ってゆく。老人は、悲しむマレーナの姿に、妻に先立たれた自分を投影する。 原題:STORKMAN(クロアチアほか 2020年)

「マンホールの少年 6年の記録」

12歳から地下暮らしを始めたニコ。そこでは大勢の人々がタバコやシンナーを吸いながら、その日暮らしの生活を送っていた。そんなニコに転機が。高熱で緊急入院した際に結核とHIVの感染が判明したのだ。退院後は、子供の保護支援活動を行う女性の元で暮らし、学校にも通うようになるが、かつての生活が忘れられず、再び地下の世界を訪れる。原題:BRUCE LEE AND THE OUTLAW/英・オランダ 2018年

「KARAOKEが私を変えた―フィンランド カラオケ物語―」

カラオケ好きな人が多いといわれるフィンランド。内気な人でもひとたびマイクを持つと人が変わるのはおなじみの光景。カラオケはいやしがたい悲しみを忘れさせ、つまらない毎日に彩りを与える魔法の道具。単調な仕事に生きがいを感じられない若者も、子供を病気で失った夫婦も、カラオケに救われていく。オムニバスで描くフィンランドのカラオケ人情物語。 原題:Karaoke Paradise(フィンランド 2022年)

「“看護師”誕生 ナイチンゲールからのメッセージ 後編」

コロナ禍にウクライナ侵攻が重なった今、あらためてその偉業に光が当たるフローレンス・ナイチンゲール。19世紀半ばに「近代看護」の基礎を築き医療制度に変革を起こして「看護師」という新しい職業を生み出した。後編では「社会をよりよく変えたい」との彼女の願いが、やがて世界を動かしていった過程を辿る。 原題:Florence Nightingale Nursing Pioneer Ep2/フランス・2021年

「“看護師”誕生 ナイチンゲールからのメッセージ 前編」

コロナ禍にウクライナ侵攻が重なった今、一人の女性の偉業にあらためて光が当たっている。「近代看護」の基礎を築いたフローレンス・ナイチンゲール。19世紀半ば、医療制度に変革を起こし「看護師」という新しい職業を生み出した。前編ではクリミア戦争でナイチンゲールが看護師団を結成し戦地で活動するまでを描く。 原題:Florence Nightingale Nursing Pioneer Ep1/仏・2021年

「権力と闘う あるロシアTV局の軌跡」

メディア統制が厳格化するロシア。独立系テレビ局レインTVは「私たちは国営放送じゃない」と、政府の妨害をくぐり抜け独自の報道を続けてきた。しかし選挙の不正疑惑や反政府運動を現場から放送する中で、警察の強制捜査やハッキングを受け、ケーブルでの放送が遮断されてしまう。「最後までプーチン政権と闘う」と明言し、Youtubeで放送を続けることに… 原題:F@ck This Job(イギリス 2022年)

「ディープフェイク 進化するAI技術の光と影」

人工知能で合成した精巧な映像、“ディープフェイク”。今後技術が進歩すると、顔を別人のものに差し替えて他人になりすますことも可能になる。“なりすまし”による犯罪のリスクの増加が予想されるが、規制は進んでいない。一方“ディープフェイク”を利用した心理セラピーも始まろうとしている。“ディープフェイク”で変わる未来を考察。原題:Backlight:Seeing Is Believing/オランダ・2021

「ディカプリオ 挑戦の軌跡」

世界的スター、レオナルド・ディカプリオ(47)。“ハリウッドの申し子”といわれ、アメリカ映画界で最も成功した俳優の一人とされる。一方で、ハリウッドが自分にはめようとしているイメージに反発するかのように、ハリウッドと距離を置くことに。そして、作品を自分でプロデュースすることをめざしていった。その足跡をたどる。原題:Leonardo DiCaprio:Most Wanted!(フランス 2020年)

「核ミサイルを拒んだ女たち 証言 グリーナムコモンの19年」

冷戦さ中の1981年。軍拡競争と核戦争の悪夢を終わらせたいと、イギリスで女性たちが立ち上がった。自分たちの小さな町グリーナムコモンのイギリス空軍基地に核兵器が設置されることが決まって危機感を募らせたのだ。女性たちはミサイルが配備される基地へと行進。この危機を多くの人に知ってもらうためさまざまな知恵を絞り基地の周りで活動を続けた。原題:WOMEN AGAINST THE BOMB/フランス・2021

「アフガニスタンの亡霊」

政権を奪取したタリバン。その再来を一人のカナダ人ジャーナリストが予見し、現地で何年間も撮影を続けていた。2005年に現地いりしたグレアム・スミス。彼はそこで平和な時代が来ることを夢見て学校に通う少女たちと出会った。一方、治安部隊にとらえられたタリバン兵たちが拷問される様も目撃し、大きな矛盾を感じてタリバン台頭の兆しを予見した。 原題:Ghosts of Afghanistan(カナダ 2021年)

「それでも私たちは立ち向かう〜性犯罪のない世界へ〜」

近年、「MeToo」など性差別に抗議しようとする動きが世界的に高まっている。警察の通信指令係だったパトリシアはある晩、勤務中に上司から暴行を受けた。同僚に信じてもらえず尋問を受けることに。事件がきっかけとなり、カリフォルニア州議会はセクハラに関連する法的基準をさらに明確化する法律を可決。被害女性が裁判で勝利できる可能性が高まることになった。 原題:NEVERTHELESS(アメリカ・2020)

「トランスジェンダー イギリス 若者たちの選択」

イギリスでは、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの若者たちが、公的な医療サービスを利用して性別移行ができるよう模索を続けている。しかし、待ち時間はとても長く、数年におよぶケースも。そのため、医師の力を借りず自分で性別移行を試みる若者も増えている。トランスジェンダーで作家のチャーリー・クラッグスが、悩む若者たちを訪ねる。 原題:Transitioning Teens(イギリス 2021年)

「プーチン政権と闘う女性たち」

対立するものを排除するロシア、プーチン政権。反体制派のアレクセイ・ナワリヌイ氏が刑務所に収監されると、政権に対抗できる中堅の男性がいなくなり、残された反体制派の若い女性たちが立ち上がった。しかし、彼女たちの活動は妨害されていく。3人の女性に9か月間密着し、恐怖と闘いながらも、民主化を求める姿を追った。 原題:FEARLESS:The Women Fighting Putin(イギリス 2021年)

「マリー・アントワネット 禁断のラブレター」

時代に翻弄され、断頭台に消えた王妃マリー・アントワネット。スウェーデン貴族のフェルセン伯爵との愛人関係は有名だが2人の関係を裏付ける決定的な証拠は存在しなかった。二人の手紙も塗りつぶしや暗号で内容が隠されていた。それを専門家グループが解読に成功。二人の愛の軌跡が克明につづられていた。原題:MARIE-ANTOINETTE A CENSORED LOVE DECIPHERED(フランス 2020年)

「メルケルが残したもの」

4期16年ドイツの首相を務めたアンゲラ・メルケル。その歩みは、ガラスの天井を突き破り続ける一人の女性の挑戦でもあった。35歳で政界入りして以来、痛烈な批判と差別にさられ、東ドイツ出身ということも相まって、容姿や髪型・服装などで嘲笑を浴びることもしばしばだった。メルケルを長年取材してきたジャーナリストがメルケルの強さとレガシーに迫る。 原題:Looking for Merkel/フランス・2021年

「スタートライン カミングアウトするアスリートたち」

五輪出場のスピードスケート選手やプロサッカー選手が、自分のセクシュアリティーについて自覚した時期や、悩んだ日々、周囲の反応やその後について語る。カミングアウト後に重圧から解放されてパフォーマンスが上がるケースもあれば、チームメートに受け入れられずに薬物依存に陥るケースも。LGBT問題への理解促進に取り組むスポーツ界の動き。原題:STANDING ON THE LINE(カナダ2020年)#SDGs

「サンタの学校」

アメリカジョージア州にあるノーザン・ライツ・サンタ・アカデミーには毎年世界中からサンタの訓練生がやってくる。多くが引退した男性たちだ。皆、「誰かの心に寄り添いたい」という思いから真剣そのものだ。サンタの大切な心構えは「自らを知ること」そして「みんなのサンタであること」。一人暮らしのお年寄りや病気の子供たちの心に灯(あか)りをともす彼らの活動に密着。原題:Santa School イギリス2020年

「“真実の愛”を探して エジプトへ向かうシニア女性たち」

古代遺跡で知られるエジプト南部の都市、ルクソール。ここで今結婚ビジネスが活況だ。若いエジプト人男性を求めて毎年、欧米の熟年女性たちが訪れるのだ。一方のエジプト人男性たちにとっては手っ取り早く金もうけする手段。こうした男女の、ユーモラスな愛の軌跡を追い、「人生百年時代」に残された時間を楽しもうとする女性たちの思いに迫る。 原題:My Mohamed is different(エジプト 2020年)

「氷点下へのダイビング -心癒やす旅路-」

オランダ人のフリーダイバー、キキ・ボッシュは分厚いウェットスーツや酸素ボンベを着用することなく、普通の水着とゴーグルという軽装で、氷点下の海や極寒のフィンランドの湖に潜る。普通だと意識を失うこともある冷たい水の中でなぜ正気のまま自由に泳ぐことができるのか。なぜこのような危険と隣り合わせの潜水を続けているのか。自身の言葉で「癒やしの旅」を語る。原題:Descent(オーストラリア 2020年)

「沈黙の森を出よ 旧ユーゴ民族紛争の性犯罪被害者たち」

レイプで生まれた子どもが数千を超えるという、旧ユーゴスラビアの民族紛争。サラエボで出生直後に英国人記者に引き取られたレイラは、同じ境遇の仲間と出会い、憎しみの連鎖を断ち切ろうと立ち上がった。沈黙の中で生きてきた犠牲者たちは、子世代と手をとりあい、真実を明らかにしようとしている。 原題:There’s still someone in the woods(カナダ 2020年)#SDGs

「ウガンダ ベーシックインカム社会実験」

アフリカ東部・ウガンダ、人口は200人足らずの小さな村で、2年間にわたってベーシックインカムの社会実験が行われた。村人全員に無条件でお金を給付し、村人の意識と暮らしがどう変わるのか確かめる試みだ。返済の必要もなく自由に使っていいことが分かると、皆思い思いにお金を使い始める。給付によって変わっていく村や人々の様子をユーモラスに描き出すドキュメンタリー。原題:CRAZY MONEY/ベルギー・2020

「薄氷のシベリア 温暖化への警告」

地球温暖化による環境の変化から、エサを求めて人間の居住区まで来るようになったホッキョクグマや移動ができなくなったトナカイ。永久凍土は溶け出し、未知のウイルスも発見されている。クレーターのような巨大な穴は、二酸化炭素の30倍の温室効果をもたらすメタンガスが、溶けて爆発したものと言われ、地球温暖化への影響が危惧されている。 原題:ON THIN ICE(ドイツ 2020年)

「幸せへのダウンサイジング〜カナダ シニアたちの大整理作戦」

『老いたとき、本人や家族が物を整理して捨てる作業が待っている』、というのは万国共通の話。愛着ある品々や、家族との思い出の品々に向き合い、一つ一つ取捨選択するとき、人はどのような課題に立ち向かうのか?カナダに暮らす3人のシニアを取り上げ、片付けの過程で自身の人生を振り返る姿に密着。人生の最後に行う身辺整理の意味に迫る。 原題:The Art of Downsizing(カナダ 2020年)

「グレース・ケリー 知られざる素顔」

ヒッチコックの数々の代表作でヒロインを務めた女優グレース・ケリー。このほど、息子のモナコ公国・アルベール2世公が私蔵の映像をはじめて公開し、母グレースについて証言した。グレースや夫のレーニエ大公が撮影した膨大なホームビデオには、知られざるグレースの生き生きとした姿が捉えられていた。ベールに包まれた素顔の一端に迫る。 原題:Her Name was Grace Kelly (フランス 2020年)

「英国のシンドラー 669人の子どもを救った男」

669人のユダヤ人の子どもを救った“イギリスのシンドラー”の物語。1938年冬、ロンドンの若き証券マン、ニコラス・ウィントンは、ナチスから逃れたユダヤ人たちが野宿していたプラハに向かった。一刻の猶予もない状況だと察し、子供達の救出作戦に乗り出す。ユダヤの子どもたちの驚くべき救出劇。原題:NICHOLAS WINTON,THE MAN WHO SAVED 669CHILDREN/フランス・2021年

「性と革命とイスラム教〜セイラン・アテシュの挑戦〜」

トルコ出身のイスラム教徒で、ドイツで弁護士として働くセイラン・アテシュは、男女はもちろんLGBTの人々でも同じように祈れるモスクを設立。自らも宗教指導者となり、イスラム社会で性的マイノリティーに悩む若者たちとの対話を続けてきた。“分断”のない世界を目指し活動する彼女の姿を描いた映画祭受賞作品。 原題:Sex,Revolution and Islam:Seyran Ates(ノルウェー 2021年)

「わたしの言葉が輝く〜きつ音の子どもたちの2週間〜」

きつ音を直すのでなく、自分に自信を持つことを教える2週間の対話型プログラム。学校でのいじめ、親や教師の無理解から、言葉を発することさえ恐れていた子供たちは、自己紹介では立ちすくみ、マイクを握るだけで涙を流す子も。しかし、苦しみを分かち合う仲間と出会い、少しずつ心を開き、孤独から解放されていく。彼らの言葉に静かに耳を傾け寄り添うドキュ。 原題:My Beautiful Stutter(米2020年)

「究極の地産地消暮らし 1年間の家族記録」

カナダ最果ての町に暮らすスザンヌは、嫌がる他の家族を強引に説得し、スーパーから買ってきた食材を全部捨て、町で採れる食材だけに頼った暮らしを開始。度重なる失敗の末、最初は地味で質素だった料理は、カラフルで豊かなごちそうへと変化してゆく。サステナブルな生活を目指した一家の1年をユーモラスに描き、映画祭でも賞を獲得したドキュメンタリー。 原題:First We Eat (カナダ 2020年)

「ダイアナ妃の逆襲 世紀のインタビューの舞台裏」(後編)

一握りの関係者にしか知らされていなかったBBCによるダイアナ妃の独占インタビューは、世界に衝撃を与える大スクープとなるとともに、ある疑惑をもたらした。インタビューを実現させたBBCの担当記者が偽造文章を使い、不正な手段で取材交渉を行ったという疑惑が浮上したのだ。 原題:The Diana Interview: Revenge of a Princess(イギリス 2020年)

「ダイアナ妃の逆襲 世紀のインタビューの舞台裏」(前編)

イギリス国民を歓喜させたダイアナ妃とチャールズ皇太子の世紀の結婚。しかし幸せだった二人の関係は、皇太子とカミラ夫人との不倫関係などにより、壊れてゆく。二人のさまざまなスキャンダルが明るみに出る中、BBCの看板番組「パノラマ」の担当記者が、皇太子妃への取材を画策し動き始める。原題:The Diana Interview: Revenge of a Princess(イギリス 2020年)

「ナスリン イラン 闘う女性弁護士」

イランの人権派弁護士ナスリン。父親から性的虐待を受けた少女や無実の罪で死刑宣告された10代のなど、社会的弱者のために法廷に立ち、法律の壁を破ろうと活動を続けてきた。現在、髪を覆うスカーフの着用を義務付ける法律に抗議した女性の弁護を行ったことで治安を乱したとして、刑務所に収監されているナスリン。家族や支援者の支えの下で闘い続ける彼女の半生を描く。原題:Nasrin (アメリカ2020年)#SDGs

「ニューヨーク LGBT運動の夜明け」

同性愛者が偏見や暴力の対象だった60年代のアメリカ。NYのゲイバー「ストーンウォール」の客たちが人権を無視する警察官に抵抗し、大規模な暴動を起こす。迫害に耐えてきた彼らが、主張する勇気を得た瞬間だった。ゲイ解放運動は公民権運動やフェミニズムとともに時代の流れに乗って拡大する。 原題:Stonewall,Paving the Way to Gay Pride/フランス 2020年 #SDGs

「私を忘れないで〜韓国・未婚母子施設の現場から〜」

制作したディレクターは、生まれて間もなく国際養子に出され、生みの親を知らずにフランスで育った。彼女は、母親がどんな気持ちで自分を手放したのかを知りたいと、自分が生まれた韓国・済州島の未婚母子支援施設を訪ねる。そこで出会ったのは、社会の偏見の中、自分で子どもを育てるのか、養子に出すのか決断を迫られ、苦悩する未婚の母たちだった。原題:FORGET ME NOT(デンマーク/韓国 2019年)#SDGs

「人種差別をなくす実験授業」

「自分は差別主義者ではない」と胸を張る生徒たちが3週間の実験的授業で「無意識の偏見」に気づいていく。多様な人種の生徒が通うロンドン南部の中学校が舞台。白人とそれ以外の生徒に分けられ不満を口にする生徒たち。しかしさまざまな授業を経て社会の中にある不条理やそれに直面するクラスメートがいることに気づいていく。

「指名手配:バンクシー 正体不明のアーティストを追え」

街角に作品が出現するたびに脚光を浴びるバンクシー。徹底的に身元を隠し、誰にも気づかれずにビルや壁に絵を描くため、彼の正体を知る者はわずかしかいない。イギリス出身の有名なミュージシャンだという説は本当なのか?それともバンクシー自身が偽の情報を流し、世の中を欺いているのか?数々の作品と関係者への取材によって、謎に包まれた人物像に迫る。

「カラーでよみがえるイギリス帝国 ロイヤルファミリー」

植民地の拡大によってイギリスを繁栄させたビクトリア女王、遊び好きで豪快なエドワード7世、長年の愛人と結婚するために退位したエドワード8世、予期せず王位を継承した初々しいエリザベス2世…。絶大な影響力を持ち、世界の注目を集め続けてきたイギリス王室のドラマチックな歴史を、カラー化映像で振り返る。

「マイ・コイ 反逆の歌姫」

かつてベトナム共産党公認の歌手だったマイ・コイは、女性やLGBTの権利などを自由に歌うことのできないベトナム社会に次第に疑問を感じ始める。共産党から要注意人物としてマークされ、音楽活動もままならなくなった彼女は、反体制のメッセージが込められたアルバムを密かに制作する一方で、海外への移住を画策する。その結末は?

「娘は戦場で生まれた」

シリア・アレッポの大学生ワアドはデモ参加をきっかけにスマホで撮影を始める。内戦が激化する中、医師をめざす若者と結婚。仲間たちと廃墟に作った病院には空爆の犠牲者が次々と運ばれてくる。そんな中、出産。空を意味するサマと名付けたワアドは、娘に自分が生きた証を残すため、祖国の変わりゆく姿を撮影し続けることを決意した。カンヌ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞。

「スポーツ界 性的虐待の闇」

アスリートを目指す若者たち。その夢につけこみ、性的虐待を加える指導者を訴えるニュースが世界では近年後を絶たない。プロアマを問わず18歳未満の男女7人に1人が性的な虐待を受けているという衝撃的なデータも。番組ではサッカー、体操、水泳など様々なスポーツで行われていた少年少女の性的虐待の実態を当事者の証言から探る。

「アガサ・クリスティーの世界」

裕福な家庭に生まれ、空想好きな少女だったアガサ・クリスティ。第一次世界大戦中に看護師として多くの死に直面し、その経験と薬学の知識を小説に取り入れた。最初の夫に離婚を宣告されると、自らが失踪事件を起こすなど型破りな一面も。名探偵ポワロやミス・マープルほか、おなじみの主人公誕生の秘密も明かされる。

「弓職人-究極の音を探し求めて-」

「バイオリン、それは弓そのもの」という言葉がある。弓は弦楽器の重要な一部分でありながら、華やかな楽器本体の陰に隠れがち。しかし弓は本当は弦楽器の主役なのかもしれない。弓で音は変わるのだ。一級品の弓を作る職人たちを取材し、その技術と驚がくのこだわりを紹介。弓を進化させてきた長い歴史を受け継ぐ現代の名工の思いと共に、知られざる弓の世界を堪能する。

「切り捨てられる芸術〜ブラジル 経済危機の下で〜」

ブラジル・リオデジャネイロ市立劇場では、バレエ団とオーケストラの給料が3か月も滞っている。毎日の生活に困るスタッフのため、劇場内ではカンパでの食糧配布も。「芸術や文化は切り捨てられるのか?」。デモで荒れるリオの町にたたずむ壮麗な劇場の前で、ダンサーが華麗に舞い、訴える。モノクロの静ひつな映像で様々な人間模様をつづり、国際エミー賞(アート番組部門)受賞

「世界一豪華な刑務所の内側」

殺人などの凶悪犯が服役するハルデン刑務所は驚きの豪華さ。受刑者の個室はシャワー、冷蔵庫、テレビを完備、面会者を招くことも可能。充実した設備の職業訓練施設や食料品店、音楽活動のためのスタジオなど至れり尽くせりの環境だ。受刑者や刑務官のインタビューも交え、更生とは何か?刑務所は何のためにあるかを考えていく。

「RBG 最強の85才」(後編)

2020年に亡くなるまで、アメリカ連邦最高裁の判事を務め、男女平等やマイノリティーの権利などの概念を一般に浸透させたギンズバーグ、通称RBG。クリントン政権下で史上2人目の女性最高裁判事に任命されると、納得のいかない判決には次々と反対意見を出し、アメリカ社会に議論を巻き起こしていく。彼女を支えた最愛の夫との胸を打つエピソードを交えてキャリアの後半を描く。

「RBG 最強の85才」(前編)

1993年から2020年まで米連邦最高裁の判事を務めたルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称RBG。控えめながら時に辛辣。若き弁護士時代から女性の社会的地位向上に貢献し、最高齢の判事となった晩年も関連本やグッズが販売されるなど若い世代が支持する「国民的アイコン」となった。去年死去したRBGの生涯と米社会の変遷を描く2019年アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞候補作。

「美しき宝物-親の死と向き合う子どもたち-」

グッド・グリーフでは家族を亡くした子どもが集まり、遊びを通して死を理解していく。父親がなぜ亡くなったのか、母親が残してくれた言葉は何か、一つ一つ話す子どもたちの姿は時に痛々しい。しかし愛らしい表情や兄弟の会話に時にくすっと笑える場面も。子どもの言葉や表情を通し、死がもたらす影響と、愛情の奥深さを考える。

「ダンスか死か アハマド・ジュデの日常」

オランダ国立バレエ団の援助を受け、内戦下のシリアからオランダに移住し、活躍を続けるアハマド・ジュデ。ダンサーになることに反対し、度重なる暴力を受けた父との11年ぶりの再会と和解、突然襲った脳の病など、厳しい運命と向き合いながら、踊ることへの意味を自問自答してきた半生を、美しい映像で描く。2019年国際エミー賞芸術番組部門受賞作品。

「知られざるイギリス王室 -愛馬と歩んだ歴史-」

長い歴史の中で、騎馬で戦の先陣を務める役目を担っていたイギリス王室。現在も馬との関わりは深い。中でもエリザベス女王の馬好きは有名だ。幼いころから乗馬に親しみ、若いころは騎乗で閲兵し、馬主としても多くのサラブレッドを所有する。貴重な資料映像と関係者らの証言で、馬をこよなく愛するエリザベス女王の思いに迫る。

「出産しない女たち」

子どもがいない自分自身をネタにするコメディアンのパフォーマンスと体験談を軸に、作家、助産師、哲学者など女性たちが通説に反論し、子どもを産まなくても幸せになれると主張する。人間に生まれつきの母性などないとして、社会がいかに「子どもを持たない女性」の悪いイメージを作り上げてきたのかを指摘する。“母性神話”と社会の押し付けに物申すドキュメンタリー。

「トム・クルーズ〜永遠の若さを追求して〜」

“不可能に挑み続ける俳優”トム・クルーズ。来年公開予定の新作『トップガン マーヴェリック』で体を張った迫真の演技が話題を集めている。体当たりの演技を支えてきたのは厳しい訓練。ストイックに挑戦し続ける理由は“あくなき若さの追求”なのだという。映画界のスーパースター、トム・クルーズの真実とは?その光と影に迫る。

「“裏切り者” 米軍現地通訳者のそれから」

祖国の復興を助けたいと駐留アメリカ軍の通訳に志願したアフガニスタンの男性たちは今、イスラム過激派により「裏切り者」と見なされ、命を狙われている。顔を隠し家族で引っ越しを繰り返す者、難民ボートでヨーロッパへ向かう途中で船が難破し妻と娘を失った者。人生の再建を図ろうとする元通訳者たちの不安と苦しみを描き、数々の映画祭で賞に輝いた作品。

「それでも私は諦めない ウズベキスタン女性ディーリャの戦い」

長期にわたる独裁政権が続いてきたウズベキスタン。反政府テロに関与した疑いで拘束された兄の無実を訴え、亡命先のスウェーデンで活動する女性ディーリャは、結婚相手に活動を妨害され、ついに殺されそうになる。ディーリャの夫の正体とは?そして兄の運命は?凄惨な状況下でも希望を持ち続けたディーリャの物語。

「兄と奏でるノクターン〜発達障害 家族の情景〜」

音楽の才能を開花させていく兄・ソンホは発達障害があり、母親はつきっきり。弟コンギは疎外感を感じていた。仕事もうまくいかず、兄を馬鹿にし、母親には暴言…。兄弟は言葉を交わすこともなくなった。そんな中、コンギは母の代わりに兄のロシアへの演奏旅行に同行することになる。二人きりの時間をすごす兄弟。少しずつ変化していくその関係を、カメラは丁寧に映し出していく。

「セルフポートレート -拒食症を生きる-」

10歳から拒食症のレネは「病気の自分でも何かができるはず」と、自身のポートレート写真を撮り始める。巨匠写真家に才能を認められ、各地で展覧会を開き生きる喜びをつかみ始めてきた。しかしその矢先、交通事故で首を損傷。写真が撮れなくなるという恐怖に襲われるようになる…。自身の圧巻の写真とノルウェーの美しい風景でつづった静謐(ひつ)なドキュメンタリー。

「オリエント急行 ―夢の豪華列車を走らせた男―」

ベルギー人実業家ナゲルマケールスは、さまざまな困難を経ていくつもの国境を越える許可を取り付け、1883年にオリエント急行を開通させる。客を楽しませるサプライズやハプニングの連続だったヨーロッパ縦断開通記念の旅を再現、旅の概念を変えたこの寝台列車の魅力を余すところなく伝える。

「ママと暮らしたい」

イスラエルで入院生活を送るムヒは7歳。生後すぐに急病でパレスチナ・ガザ地区から緊急搬送され、両手両足の切断手術を受け命をつないだ。しかし体調は不安定で、強制退去におびえながら治療を受け続けている。そんな中、母はイスラエル滞在を2日だけ許され、つかの間の幸せが訪れる。寂しさを抱えつつも、愛くるしい笑顔で周りを明るくするムヒ。幼子の成長と家族の心の葛藤を描きながら、政治に翻弄される人々を見つめる。

「旅路 ある夫婦の物語」

スイスの写真家ニッギと画家アネッテ。20年前、幸せな結婚生活を送っていた2人の人生は急変した。妻が突然の病で首から下がまひして以来、夫は介護に専念している。妻は夫に申し訳ないという思いから日々死にたいとさえ感じていた。そんな中、夫はキャンピングカーを改造し、昔よく行ったギリシャの島へ妻と2人で旅に出る。2人はどのような人生の答えを見つけ出すのか…

「スケボーが私を変える アフガニスタン 少女たちの挑戦」

NPOが運営するカブールの女子校では、男の子のスポーツとされるスケートボードの授業を取り入れている。狙いはタリバン政権の女性抑圧政策により、徹底的な行動制限を受けた時代の負の記憶を払拭させることだ。授業を通じて変化してゆく少女たちの姿を描く。2020年アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞受賞。

「K症候群 ユダヤ人を救った謎の感染症」

第二次世界大戦末期のローマの病院で、イタリア人や若いユダヤ人の医師団が「K症候群」という謎の感染症をでっちあげた。ユダヤ人居住区から多くの住民がホロコースト送りとなる中、ドイツ軍のガサ入れから収容者を守るためだ。ヒトラーに“そんたく”を続けた時のローマ教皇の姿も交えた、奇想天外な歴史の一幕を、再現ドラマとアニメを交えた演出で伝える。

「いとしい子を残して」
放送 2020年9月4日

がんと宣告されたジョンファ。しだいに家事もできなくなるが、息子に思い出を残したいと家族旅行にでかける。そして息子を「そばで見ていたい」と在宅ホスピスを選択。夫と息子が見守る中、息を引き取る。「お母さんの顔、きれいだね」と言ってキスする幼い息子…。愛する子を残していく母親の悲しみと共に、その運命を受け入れ、絆を深めようとする家族の姿を追う。

「命をつなぐ動物園」
放送 2020年8月14日

ナチスのポーランド侵攻時、ワルシャワ動物園の敷地内の住居に暮らしていた園長とその家族は、戦争で荒れ果て、空きとなった獣舎に、ユダヤ人をかくまうようになる。その人数は300人にも及び、園長は知恵と機転で、ナチスから彼らを守り抜いた。園長の家族や生き延びたユダヤ人の証言をもとに、戦時下の動物園での知られざる出来事を描く。

「コロナ医療崩壊の現場で~医師フランチェスカの闘い〜」
放送 2020年8月7日

新型コロナウイルスの感染爆発が起こった北イタリア。崩壊が進む医療現場で働く女性医師に密着し、患者と共にコロナに向き合い、望と絶望の狭間で揺れ動く日々を克明に記録

イタリア北部の救急病院で働く女性医師、フランチェスカ。ベッド数に限りがある中で、どの命を救うかという選択に迫られる日々を送っていた。一方で、同僚の医師たちは次々に感染、通常の半分の人数でシフトを回さざるを得ない事態に。そんな中、危険な状態にあった少年が奇跡的に回復するなど、少しずつ希望が見え始めるが…。

「見えない恋の結び方」
放送 2020年7月17日

メリーランド州で、養子たちと暮らすアフリカ系のマリオは、障害を隠してオンラインデートへ。NYの都会暮らしをするソロモンは、ティーン時代の終わりに視力を失った。テキサス州の女性ジョニは、全盲でもダンスフロアで躍動する。サイモンは、仲間たちに励まされて、母のお仕着せファッションから脱却して、初デートへ・・・視覚障害者4人のアプローチに、ミレニアル世代の若者たちはどう反応? “心のバリア”は解消できるか?

「マリー・アントワネット 最後の日々」
放送 2020年7月3日

1793年の秋、恐怖政治の嵐が吹き荒れるフランス。ロベスピエールが実権を握る革命政府は、戦争や貧困にあえぐ大衆の不満をなだめようとマリー・アントワネットを裁判にかける。検察官によって意図的に選ばれた陪審員、でたらめな証言、最小限の弁護、幼い王太子までも巻き込んだおぞましい告発…。死刑ありきの仕組まれた裁判において、被告人アントワネットは、威厳に満ちた王妃としての姿を人々の目に焼き付ける。

「イラン 天空の教室」
放送 2020年6月19日

イラン南西部の山脈に暮らす遊牧民。冬から春は低地で暮らし、夏は高原地帯へと移動する。子供たちは、低地では寄宿学校で学ぶことができるが、移動が始まると教育の機会を失う。一人の教師が、もっと学びたいと願う生徒のために、移動に同行しながら授業することを決意。3週間にわたる教師と子供たちの道程に寄り添い記録した作品。

「疑惑のカラヴァッジョ」
放送 2020年6月12日

2016年、フランスの民家の屋根裏で見つかった「ホロフェルネスの首を斬るユディト」。旧約聖書の逸話を大胆な構成で描いた絵だ。バロック期の天才の作品ならば、推定価格は150億円…各国から集まった鑑定家の意見は割れ、国家や有名美術館、コレクターの思惑が交錯。国際的PRを展開したオークションは、想定外の事態で幕を閉じる――。

「ひとりぼっちの私たち」
放送 2020年6月5日

イスラエル・テルアビブで、親のいない赤ちゃんの世話をする一人の女性。里親にひきとられる子どもたちとの別れに涙しながら、社会の中で生きる道を探っていく姿を追う。

ホームレスの人を支援する食堂を運営しながら、親に捨てられた赤ちゃんの面倒を見るボランティアをするラヴィッド。一人暮らしを楽しみながら充実した毎日を送る中、里親になるか悩み始める。一人で生きる多くの女性が共有する寂しさを描きつつも、運命に導かれるように社会の中で確かな役割を果たしていく女性の生き方を見つめる。

「オーロラ 私の歌を探して」
放送 2020年5月1日

森と湖が点在する小さな町で育った少女は、不登校状態だった。独特な曲づくりが世界から注目され、ノーベル平和賞コンサートに出演。が、二十歳を前に、ポップスターとしての生き方に戸惑う日々が始まる…オーロラの繊細な心象風景を映像化し、ポップな編集スタイルでスタイリッシュにまとめた、北欧発のファンタジー・ドキュ。原題:Once Aurora (ノルウェー2019年)

「パイプオルガン 夢を奏でる若者たち」
放送 2020年4月10日

パイプオルガンの若手人気奏者を輩出してきた「カナダ国際オルガンコンクール」。この大会に出場する4人の若き演奏家たちの4か月間に密着。栄冠はどの奏者の手に!?

ドイツ出身でコンクール史上最年少の出場となる19歳の“神童”セバスチャン。中国オルガン界の第一人者の娘として英才教育を受けて育ったワン。アメリカのテキサス州から参加し、自分の音楽のバックグラウンドであるジャズで勝負する黒人奏者のアルシー。アメリカのピッツバーグ出身のニックは、技巧を駆使し前衛的な曲に果敢に挑戦。さまざまな思いを持ってコンクールに挑む若手パイプオルガン奏者たちの闘いに密着します。

「11歳、僕はゲイとして生きていく」
放送 2020年4月3日

ゲイであることをカミングアウトしたビリー。自分らしく生きようと、自らの日常を撮影してきました。11歳から17歳まで、少年の成長過程の苦悩や素直な言葉が胸に刺さります。

11歳から17歳まで、自ら撮影した日常生活や思いを中心に、ゲイとして自分らしく生きようとする少年ビリーの成長記録。化粧にピアス、ボーイフレンドとの会話、SNSでカミングアウトする瞬間。理解を示す母とは対照的に、父はゲイである息子を受け入れようとしません。やがて両親は離婚。久しぶりに父の思いを聞いたビリーの反応は…?少年の成長と葛藤の物語。

「睡眠不足の科学 眠れぬ夜の解消法」
放送 2020年3月27日

不眠は人体にどんな影響を? どうすれば解消できるの? 人口の7割が不眠の問題を抱えるイギリスで、老若男女を集めて大実験! 症状の改善や、問題解決のヒントも探る。

隔離された一軒の家に集まった4人の男女が、48時間一睡もしない実験に挑む。集中力や記憶力が低下し「痛み」への抵抗力が減る度合いをテストで計測。脳内の糖分が不足すると全員が「ハイリスクな」行動を取ることも確認。人々がネットで夜中に高額の買い物をする一因だという。専門家は、不眠症対策として、寝ようと努力するのをやめる「睡眠制限法」が効果的だとアドバイス。呼吸法など「役立つかもしれない」改善策も紹介する。

「名家の系譜:セレブ」
放送 2020年3月20日

華やかさと共にビジネス業界を牽引し、世界を動かしているとも言える「セレブ」たち。エンタメ業界に君臨するジャクソン5、ディズニー一家、ワーナーファミリーとは?

ジャクソン5は、人種や文化の壁を超えて人気を集め、ポップスの歴史を変えた。ディズニー一家は、アメリカの娯楽産業を興し、ワーナー・ファミリーは映画界をけん引。コッポラ監督は、子どもたちがその功績を次世代に引き継ぎ活躍している。O・J・シンプソンの殺人事件の弁護人として一躍有名になったカーダシアン家の3人の娘は、「スキャンダルの女王」として今のセレブ界に君臨する一方で、独自のビジネス展開でも成功した。

「アメリカと3人の孫たち」
放送 2020年3月13日

とつぜん祖母の介護をすることになった3人の兄弟の暮らしに密着。年老いた家族を介護する際に直面する問題、幸せな終末期の暮らしとは?温かいまなざしで描くドキュメント。

93歳の祖母・アメリカの介護のために急遽メキシコの田舎町に呼び戻された3人の兄弟。アメリカが自宅でけがをしたことで、父が虐待の疑いで逮捕されてしまい、介護の担い手がいなくなってしまったためだ。久しぶりに再会した3人の若者は、愛する祖母のため協力して介護にあたるが、次第に生活は行き詰まってゆく。介護を巡って様々な問題に直面する中、兄弟それぞれがとった行動とは?

「ママと暮らしたい」
放送 2020年3月6日

パレスチナ・ガザ地区出身のムヒ(7歳)。難病のため緊急搬送されたイスラエルの病院で、母と離れ離れのまま成長してきた。愛くるしい幼子と家族の葛藤を4年にわたり記録。

イスラエルで入院生活を送るムヒは7歳。生後すぐに急病でパレスチナ・ガザ地区から緊急搬送され、両手両足の切断手術を受け命をつないだ。しかし体調は不安定で、強制退去におびえながら治療を受け続けている。そんな中、イスラエル滞在を許された母と再会。しかしつかの間の幸せは2日だけ。寂しさを抱えつつも、ムヒは愛くるしい笑顔で周りを明るくする。ムヒの成長と家族の葛藤を描きながら、政治に翻弄される人々を見つめる。

「ミニチュアの魅惑」
放送 2020年2月28日

世界各国で人気のミニチュア、その極意は奥深い! 鉄道模型の隣りに、飛行機の離着陸も再現するジオラマが登場。英国各地には、訪問客がガリバーになる村の模型パークも!極小サイズの美をめでるのは紀元前から!? ヨーロッパの洞窟で、マンモスの骨で作ったミニチュア人形が発見された。アメリカでは一般の住宅の模型が人気で、専門の博物館もある。独ハンブルクの兄弟は、世界最大の鉄道網を誇る「ミニチュアワンダーランド」に飛行場も加えた。エリザベス女王に依頼され、縫い針に乗せる極小の王冠を作ったアーティストなど、驚きの技巧にあふれた芸術作品に目を輝かせるファンの世界をのぞく。

「私のような少女たちへ」
放送 2020年2月21日

古い慣習が残るアフガニスタンで、父親による性暴力を裁判所に訴えた勇気ある一人の女性。過酷な境遇の中で立ち上がる女性の強さと、母としての優しさを丁寧に描く感動作。アフガニスタンに暮らす23歳のカテラは、実父の子を身ごもっている。女性弁護士の助けで、ようやく裁判で父を訴えることができた。裁判で国じゅうの注目を集める一方、親戚にも一家の恥だと責められ、命の危険さえ感じる毎日…。古い慣習が残る国で立ち上がった女性の「強さ」、生まれた子に愛情を注ぐ母の「優しさ」を3年にわたり丁寧に描き、多くの女性に勇気を与える物語▼#もしかしてしんどい?#虐待を考えるキャンペーン

「戦地のスキーヤー」
放送 2020年2月7日

かつてタリバンに支配され荒廃したアフガニスタン・バーミヤン地方で、初めて本格的に競技スキーに取り組む二人の若者。美しい雪山の映像とともに、平和への願いを描く。アフガニスタン初のスキー選手を目指す2人の若者。リフトのないバーミヤンの雪山を4時間かけて登り、4分で滑り降りる練習を繰り返す。夢はオリンピック出場だ。度重なる紛争の時代を生きてきた親たちは、見たこともないスポーツに熱中する気持ちがまったく理解できない。一方、村の子供たちは彼らの姿に希望を感じ、スキーを始めるのだった。ピュリッツァー賞カメラマンが4年をかけて取材。壮大な風景の中に平和への思いを描く

「男子の美学」
放送 2020年1月31日

ハードボイルド探偵、007、それともロッキー? 世の中で理想とされる男子像を、古今東西の産業映像から探り、時代を席けんした“色男”たちが男の美学とは何かを語る。西部劇の全盛期は、ジョン・ウエインのカウボーイ。カサブランカのハンフリー・ボガートは、やがてスタローンやシュワルツェネッガーの筋肉に座を譲った。今のハリウッドでは、俳優の肉体改造を指導するトレーナーが大繁盛。一方で、人種や性差別の問題にも敏感でなければならなくなった…「1度だけ007役をつとめた」俳優や、「黒人のタフガイ」像を開拓した元フットボール選手などが、「男子の美学」を語りつくす。

「北極圏でラクダとくらす」
放送 2020年1月10日

ノルウェーの北極圏の島に暮らす一家が、動物と触れ合える観光施設を作ることを計画、島にラクダを連れてくる。いつかラクダに乗ることを夢見て、世話に励む子供たち。しかし、ラクダの調教が思いのほか難しいことが分かった家族は、調教師を探しにモンゴルのゴビ砂漠で開かれるラクダ祭りに参加する。その後、モンゴルから調教師が島にやってきて、ラクダの訓練が始まるが、モンゴル式のスパルタ調教法が思わぬ事態をもたらす。

「テストステロンの真実~謎多き男性ホルモン~」
放送 2019年12月13日

筋肉隆々のボディーと結び付けられるテストステロン。男性ホルモンの代表で、スポーツ界のドーピングでも話題となるが、実際には、肉体だけでなく精神や行動に複雑な影響を与えることがわかってきた。テストステロンが多いと、気前がよくなるという実験結果も! しかしそれは善人になるわけではないらしい。さらに、脳の発育や言語能力にも関係するなど、欧米の最先端の科学的知見から、テストステロンの真実に迫る。

「反骨の外科医」
放送 2019年12月6日

エチオピアの山奥に赴任した医師エリクセンはありとあらゆる症状を数分単位で処置し、日用品を手術・治療器具に変身させる。「医療の原点」を実践する医師と村人の絆の物語

のこぎりや電動ドリル、釣り糸、自転車のスポークも立派な手術道具に一変させる医師、エリクセン。医療先進国スウェーデンの病院での細分化・マニュアル化された毎日から飛び出し、設備もお金もないエチオピアで活動をする。忍耐強く運命を淡々と受け入れる村人たちを相手に、充実した10年を送るエリクセン。だが、定年を機に帰国した母国では、居場所を失ってしまう…。医療の原点とは何か。ある医師と村人たちの絆の物語。

「マリーアントワネット 秘密のベルサイユ」(後編)
放送 2019年11月29日

マリー・アントワネットがフェルセン伯爵らと愛を交わす舞台ともなった離宮プチトリアノン。華麗な私生活の陰で、フランス最後の王妃が秘かに愛した静かな田園生活とは?

外観はシンプルで、内装はロココ様式の最高峰…プチトリアノンの主となったマリー・アントワネットは、庭園も自然豊かに設計し、農村に見立てた小さな集落も作った。大規模修復に参加した専門家や工芸職人らが、家具類の選定も含めて、「欧州やアジアの文化を大胆不敵に取りこむ改革者」だった王妃の姿を徹底分析。フランス革命でギロチン台に送られた「悲劇の王妃」が愛した秘密のベルサイユ…その麗しき日々へタイムトリップ。

「マリーアントワネット 秘密のベルサイユ」(前編)
放送 2019年11月22日

マリー・アントワネットが愛した離宮プチトリアノン。大規模修復で、ロココ様式の内装や自然豊かな庭園など”時代の先を行く”王妃の”オシャレな”センスが浮かび上がる。

フランス最後の王妃マリーアントワネット。ハプスブルク家からフランス王家へ政略結婚で嫁いだ王妃は、国王と暮らす壮麗なベルサイユ宮殿を嫌い、敷地内にあるプチトリアノン宮で多くの時間を過ごした。「ベルサイユのばら」さながらの豪華再現ドラマと、修復工事に密着した映像で、「贅沢(ぜいたく)好きな浪費家」と呼ばれたアントワネットの深い文化的知見や、知られざる横顔を描く。フランスの制作者との国際共同制作。

「365日のシンプルライフ」
放送 2019年11月15日

ヘルシンキの青年が、「人生とは?幸せとは?」への答えを探して、文字通り裸一貫となってみる。持ち物を全て倉庫に預け、1日1品だけ持ち出すという1年間の実験の記録です。

彼女にフラれ、物があっても心は満たされないと感じたペトリは、いったん人生をリセット。丸裸で、冬のフィンランドの町に出ます。必要なものを1日1つだけ選んで、空っぽのアパートに持ち帰る毎日を送る中で、家族や友人との関係や社会のあり方について自分なりの答えを見つけ出していきます。そして、新しい恋も…自分自身をネタに、自ら撮影した映像でつづる自分探しのドキュメントです。

「タイタニック 新たな真実」
放送 2019年11月8日

タイタニックはなぜ沈没したのか?出航前に船倉部の石炭庫で火災が発生し、鎮火せぬまま航海を続けたのが原因とする説を、豪華客船や乗組員の動きをCGで再現しつつ検証します。

乗組員だった電気技師が撮影した船体には、側面に焦げ跡が見て取れます。会社は負債を抱え、出航延期は即、倒産。ボイラー作業員は少人数で、火がついた石炭は動力炉に投げ込むしかない…巨大な氷山を目前にしてもスピードを上げ続けたタイタニックの謎も解けます。火災により鋼鉄の強度も極端に低下し、史上最大の豪華客船が、浸水開始から2時間で沈没する悲劇につながったのです。1912年当時の資料を再発掘し徹底検証。

「恋をしようよ!~発達障害の若者たち・デート大作戦~」
放送 2019年11月1日

すてきな恋愛をしたことがない! 運命の相手に出会いたい!という発達障害のある人たちに、恋愛候補をマッチングさせようという専門のお見合いサービスがイギリスにはたくさんある。マッチングを受けいざデート。女の子を前にうまく話せない彼に、彼女が優しくさよならのキス。果たして2度目のデートは? 時に不器用だが、明るい若者たちが繰り広げるすがすがしい恋愛模様。晴れて恋人同士になる二人に感動!

「執事が見たイギリス王室」
放送 2019年10月18日

イギリス王室には執事、料理人、乳母など千人以上が働いています。ロイヤルに仕えるプロの流儀とは?ロイヤルファミリーの秘話も織り込みながら、王室の知られざる一面を描きます。

チャールズ皇太子のための究極の靴下のたたみ方、王室ハウスキーパーの採用試験、ウィリアム王子の結婚式で出されたケーキのレシピ…。イギリス王室には、執事、料理人、乳母など千人以上が仕え、それぞれプロの仕事の流儀があります。華やかな世界に身をおく憧れの仕事は、安い給料でも大人気です。ロイヤルファミリーひとりひとりの性格をうかがわせる秘話も織り込みながら、執事たちの目線でイギリス王室の知られざる一面を描きます。

「浜辺のラグビー教室~マダガスカルの女子チーム~」
放送 2019年10月11日

主人公はインド洋西部に位置するマダガスカル島の貧しい少女。13歳で母となり学校も行けなかった。しかし、浜辺で始まったラグビーのレッスンに夢中になり、笑顔を取り戻していく。そして地域代表選手に選ばれ、首都で開かれる大会に出場することに。シューズを買うお金もなく、はだしで駆け回る少女たちだが、次々と町の強豪チームを連破していく。ラグビーによって将来を切り開く夢と力を得た少女たちを美しい風景の中に描く。

「シュガーベイビー」
放送 2019年9月27日

欧米版の“援助交際”の最前線。裕福な中高年の“シュガー・ダディ”と付き合う若い女性たちの赤裸々な素顔や、「ベイビー養成講座」「交際仲介サイト」などに突撃リポート。

イギリスで活動するTVタレントのヴォーグ・ウィリアムズが、社会的に論議を呼んでいるテーマに挑戦。セレブな世界旅行をダディーたちと楽しむ20代の美人は、もともとは学費を稼ぐのが目的。いまや「男性に自己肯定感を与える役目なの」と、ベイビー側の“人間度”を誇らしく語ります。ヴォーグは、ダディー側にも突撃。「売春ではないか」と責めるが・・・マネー社会の新たな“甘~い”男女関係なのか、人々の心理や社会的背景を探ります。

「ダビンチ 幻の肖像画」
放送 2019年9月13日

2008年にイタリアで見つかった謎の肖像画は、レオナルド・ダビンチの作品だった!?最新技術による鑑定で、ルネサンスを代表する芸術家の素顔が、鮮やかによみがえる!

モナリザを描き、建築や解剖学も極めた“万能の天才”ダビンチが亡くなって500年。ある収集家の自宅に保管されていた「ルカーニアの絵」は、世界の美術界の注目を集め、美術史家や科学者らによる分析がフィレンツェをはじめ欧州各地で行われた。顔料から年代を特定し、残された指紋を解析。最新の3D技術で、巨匠ダビンチの素顔を初めて3次元で復元!近代芸術が花開いたルネサンス時代へと、アート・ミステリーを探る旅。

「おかえり ムーミン~新シリーズ制作の舞台裏~」
放送 2019年8月23日

誕生から70年あまり世界中の人々に愛されてきたムーミン。その最新4Kアニメの制作現場に密着。多くのファンをとりこにする独特の世界観はどのように形作られてきたのか!?

「ムーミン」のテレビアニメが4Kで新しく制作され、注目を集めています。原作者トーベ・ヤンソンが作り出した世界観を大切にするためカーテンの柄にまでこだわる一方、スタッフたちはムーミンのテーマである調和や愛、寛容さといった要素を今の時代にどう反映させるか議論を重ねます。なぜムーミンは世界中の人たちに愛され続けているのか?ファンや制作陣の思いを交えながら、新しいムーミン谷の物語をつむいでいく道のりを追います。[詳細

「少年騎手の宿命~インドネシア 島物語~」
放送 2019年8月9日

わずか5歳の少年が一家の生活を背負って馬に乗り、賞金獲得に挑みます。インドネシア・スンバワ島。少年競馬に貧困脱出の夢をかける家族と子どもたちの、切なくも心温まる物語です。

父も祖父もジョッキーだったシラは2歳で馬に乗り、連戦連勝のスターですが、読み書きは苦手で、家族も学校教育を軽視しています。ライバルのフィルマンは複雑な家庭環境に育ち、母を支えたいと騎手になりました。が、成功は遠く、年100日はレースをこなす中で満身創痍です。落馬して重い障害を負った友人も多くいます。のどかな田園風景と、躍動感あふれる競馬のシーンの向こうに、貧しさを背負う少年や親たちの素朴な言葉が響いてゆきます。[詳細

「テロの街の天使たち~ブリュッセル6歳児日記~」
放送 2019年8月2日

“テロリストを生む街”で育つ6歳児の世界に、大人の社会で起きる宗教対立やテロ事件が侵入してくるさまを巧みな映像表現でとらえ、想像力豊かな少年少女の心象風景を描く

ベルギーの首都の一角にあるモレンビーク地区。フィンランド出身のアトスは、聖書やギリシャ神話が好きで、神々のコスプレに夢中です。同じ集合住宅に住む親友アミンはモロッコ出身で、モスクに通っています。フローは「神なんていない。神を信じると気が狂うわよ」と忠告する女の子です。子どもたちは公園や街中で遊びながら、異なる宗教観やテロについて素朴で根源的な問いかけを口にします。モザイク社会で育つ6歳児の好奇心にあふれた成長物語です。[詳細

「愛を科学する」
放送 2019年7月19日

情熱や嫉妬…人を狂わせる愛とは何なのか?愛し合えば心拍数が上がる体のメカニズムや、幸せホルモンの働きを分析。男女ペアの実験も交えて“愛の奇跡”を解き明かす。

最近の研究では、「愛」はただの感情ではなく、脳にも身体にも大きな変化を引き起こす欲求だということがわかってきました。キスはアレルギーを緩和し、免疫システムを強化します。結婚は男性の寿命を長くしたりします。「オキシトシン」という幸せホルモンは、スキンシップやセックスによって脳内で分泌されますが、親子の愛情や、母乳の量、乳児の発育にも影響を与えます。男と女の「体臭」実験や、「ブロークンハート症候群」も徹底分析。[詳細

「映像詩 フランスの田園」
放送 2019年7月12日

フランス田園地帯の小さな生き物たちの生命のサイクルを、超接写映像や独創的なカメラワークを駆使して撮影。“里山の小宇宙”や、人間と生態系の関係を映像詩にまとめました。

物語は、農薬の散布によってミツバチの群れに起きた“異変”から始まります。隣の無農薬の畑では、さまざま虫が作物を守ったり、食い荒らしたり…麦穂を渡り歩く世界最小クラスのカヤネズミや、トウモロコシを食べる小動物と人間との攻防のエピソードも。農薬の代わりに益虫を散布する最先端の農業や、畑の真ん中で営巣する希少なタカを守る人々の姿も紹介。大自然と生命の営みを、四季の移ろいとともに臨場感たっぷりに見せてくれます。[詳細

「イツァーク~天才バイオリニストの歩み~」
放送 2019年7月5日

20世紀後半における最も偉大なバイオリストと称されるイツァーク・パールマン。細部まで行き届いた美しい音色に、心に響く演奏。イツァークの素顔に迫る。

イツァークが奏でるバイオリンの音色は、オバマ大統領の就任式や映画「シンドラーのリスト」のテーマ曲など、世界中の人々に感動を与えてきた。4歳の時に小児麻痺にかかり下半身が不自由な中でも、バイオリニストの夢を追い続けてきたイツァーク。イスラエルからアメリカに移り住んだことを契機に頭角を現し、世界的な奏者として成長するまでの日々を彼自身が語り、プライベートにも密着。2018年度グラミー賞ノミネート作品。[詳細

「夢見るロケットマン」
放送 2019年6月28日

小型のジェットエンジンを背負い空を自由に駆け巡ることを夢見た中年男。“ロケットマン”への夢が実現するまでの試行錯誤と試練の日々を描いたヒューマンドキュメンタリー

2015年、ニューヨークの自由の女神の周りの空を小型のジェットエンジンを背負って駆け抜ける中年男のニュースが世界に伝えられた。オーストラリアの実業家デビッド・メイマンが、少年時代の夢を実現させようと、長年の試行錯誤の末に実現した空中散歩だ。開発中は、海に滑落して危うく命を落としそうになったり、家族との関係にきしみが生じたりと試練の連続。空を自由に駆け巡る夢を追い続けた中年男の物語を描く。[詳細

選「マイケル・ジャクソン 最期の24時間」
放送 2019年6月21日

マイケル・ジャクソンの不可解な死から10年。キング・オブ・ポップの死の真相とは?なぜ整形手術を繰り返したのか?謎のベールに包まれた天才アーティストの生涯に迫る。

2009年、12年ぶりの世界ツアーを間近に控えたM・ジャクソンの訃報は全世界のファンを悲しみに陥れた。死に至る前、彼は極度の不眠から麻酔薬注射を常用していたという。父親に虐待された幼少期からのコンプレックス、CМ撮影中の火傷が発端とされる整形手術、幼児虐待疑惑など5歳から数々のヒットを放ったスターの一生は、苦悩と悲しみに満ちていた。何がマイケルを死に追いやったのか、原因を検証していく。[詳細

「ロボットのお悩み相談室」
放送 2019年6月14日

AI=人工知能を持つ小型ロボットのジェスが一般家庭に住みつき、家族のお悩み解決にあたる。夫婦関係や子どもの教育方針、はては恋愛指南まで…人間はどう反応する?

ジェスは、家族のPCや携帯電話のデータにアクセスできる。ある母親はいきなり「太りすぎ」と警告され「ピザの宅配に出費しすぎ」。さらにロボットは「夫の浮気を疑う心理状態が原因」ともカウンセリング。冷静沈着で的を射たジェスの言葉に、誰も反論できず、苦笑しながら聞き入れる。「息子に避妊を教えるには?」「娘を結婚させたい」「ゲイの親友と元カレとの三角関係をどう解決?」…イギリス発のファクチュアル・エンタメ。[詳細

「ヒトラー最期の謎」
放送 2019年6月7日

ヒトラーの遺骨をめぐる科学ミステリー・ドキュメンタリー。旧ソ連軍がモスクワに持ち帰って秘蔵しているとされる遺骨をフランス取材班が鑑定。果たしてその真偽は?

1945年4月のベルリン陥落の際に自ら命を絶ったとされるヒトラー。その最期のときの真相をつかもうと、法医学者からなるフランス取材班が、遺骨を保管しているとされるモスクワに入り、調査を実施しました。取材班のロシア当局への粘り強い交渉の結果、遂にヒトラーの頭蓋骨や歯とされるものへの閲覧を許されます。ヒトラーの歯科の記録や顔面のレントゲン写真などの資料と照合させた結果は…。[詳細

「さすらいのシェフ」
放送 2019年5月31日

韓国の山や海を歩き回って見つけた食材を使って独創的な料理を作る“さすらいのシェフ”イム・ジホ。山里で出会い母のように慕った老婆のため、108皿のお弔いを用意する

ヨーロッパの宮中晩さん会などで腕をふるってきたイムは、春夏秋冬の自然の恵みを使い、繊細かつ斬新な料理を創作してきました。実の母を知らず、家出をして養母を知らぬ間に亡くしていた過去を悔やむイム。旅先で出会った老婆に養母の姿を重ね、料理を振る舞う時間に極上の幸せを感じるようになります。やがて老いが彼女の命を奪ったとき…3日3晩をかけた惜別の料理を作り終えたイムは、自分の心境の変化に気づきます。4K国際共同制作。[詳細

「最後の恋をさがして」
放送 2019年5月17日

夫との死別や離婚で“おひとりさま”になった60代の女性たち。家族、子育て、仕事にひた走ってきた彼女たちが晩年を迎え、どう再出発を切るのか。その日々を見つめます。

長年連れ添った夫を亡くしたり、別れたりしたことで、60代で独り身になった5人の女性たち。気持ちを切り替え婚活で理想の伴侶探しに明け暮れる人がいる一方で、夫を失った悲しみから抜け出せない人や独り身の孤独に押しつぶされそうになっている人など、さまざまな思いで人生の再出発を切ろうとしています。彼女たちはこれまでの人生にどう折り合いをつけ、新たな幸せをつかもうとしているのか?大人の女性たちに送る人生の応援歌です。[詳細

「ナチスのファースト・レディー」
放送 2019年5月3日

ヒトラー政権の広告塔として、6人の子との理想の家族像をフィルムで公開したマクダ・ゲッべルス。ベルリン陥落で一家心中を遂げるまでの数奇な運命を、秘蔵映像でたどります。

ドイツの社交界で浮名を流していた美貌の才媛が、突然、ナチスに心酔。ゲッべルス宣伝相の妻としてヒトラーの厚い信望を得て、そのプロパガンダ工作の先頭に立っていきます。人々が憧れる豊かな家庭生活を映画として公開。しかし陰では、夫の家庭内暴力や、悪化する戦局に追い詰められていくのです。ナチス史の知られざる一幕です。[詳細

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