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ザ・プロファイラー

ザ・プロファイラー「徳川綱吉」の再放送は?犬公方の知られざる思いとは?

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ザ・プロファイラー ~夢と野望の人生~

ザ・プロファイラー」は、2012年からBSプレミアムで放送されているドキュメンタリー番組です。
古代から現代まで、海外および日本の歴史に名を残した人物に焦点をあて、その人物にかかわる文献や映像資料をもとに、ゲストのトークを交えて鋭い切り口で人物像に迫っていく番組です。

生まれの不遇、家族との愛と葛藤、裏切りと孤独、将来の不安・・・。さまざまな人生の始まりから、どのようにして自分の道を切り開き、歴史に名を刻んでいったのか?歴史好きの岡田准一が、時代を動かした人物たちの謎に挑みます。栄光と苦難の生涯を生きた先人たち、感動の人間ドラマ「ザ・プロファイラー」は、毎週木曜日 午後9時~BSプレミアムで放送されます。

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MC 岡田准一

1995年、V6のメンバーとしてデビュー。俳優としても活躍。2014年には大河ドラマ『軍師官兵衛』にて主演を務める。『ザ・プロファイラー』にてテレビ番組としては初の単独MCを担当。

「歴史の教師になりたい」と思っていたほど「歴史好き」を公言し、10代、20代の頃から興味を持った時代や人物の資料を読むことが好きだった。この番組を通して“歴史の面白さ、身近さ”をもっと多くの人に伝えたい、と語る。

ザ・プロファイラーの再放送は?

ザ・プロファイラー』の再放送は、BSプレミアム 毎週水曜日午後6時から放送されます。

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ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~「犬公方”の知られざる思い~徳川綱吉~」

放送  2018年3月8日(木)午後9時~

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放送前の予告

悪法として名高い「生類あわれみの令」を出し、犬公方とも呼ばれている徳川綱吉。だが、実は、戦国時代以来続いていた、世の中の殺伐とした空気を変えることが狙いだったと言われています。実際、綱吉の時代に、天下太平が実現。商業・文化が興隆し、元禄文化が花開いたのは周知の事実ですよね。だが、頭が良く、自ら家臣に儒学を教えるほどの勉強家だったが、周囲からはなかなか理解されなかったそうです。そんな、第5代将軍・徳川綱吉の知られざる実像に迫ります。

【司会】岡田准一,【ゲスト】石坂浩二,星野佳路,ビビる大木

徳川綱吉の偉業

「生類あわれみの令」は、最近の研究では、「全てのの生き物の命を大切にすることを義務付けている法律」だということが解って来たそうです。江戸時代、武士は、「切り捨て御免」と言って気に入らない町民を切り捨てることができたと言われていますが、この「生類あわれみの令」ができてから切り捨て御免ができなくなりました。また、家族やご先祖を大切にするということも奨励され、家族が同じ墓に入るという習慣もこの頃から始まったと言われています。

さらに、綱吉は学問が大好きだったことから、学問を奨励した人でもありました。江戸時代の後期に日本で文字を読み書きできる人は50%以上もいたことがわかっており、これはその当時の世界1位の識字率だったそうなんです。江戸時代は、今の学校に相当する「寺子屋」が全国に15,000以上も存在し、読み書き・そろばんを習っていたと言われていますが、教育に熱心に風土を作ったという意味では、綱吉の功績は大きかったと言えるでしょう。それによって、世界No.1の教育水準だったわけですから・・・。

最近は、歴史書に書かれているさまざまなことが事実と異なっているということが次々にわかってくるようになっていますが、徳川綱吉についても、彼を良く思わない人物によって事実を曲げられて伝えられている可能性があるようですね。

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放送後のポイント解説

なぜ庶民の暮らしに目を向けたのか?

綱吉は、三代将軍・家光の四男として生まれ、将軍になることは想定されていませんでした。そのために、母・桂昌院によって育てられました。桂昌院は、八百屋の娘として生まれ、庶民が厳しい暮らしをしていることを綱吉に教えていたのだそうです。また、家光は武門に重きを置いて育てられたことから、綱吉には自分ができなかった学問を奨励したようです。特に、儒学を熱心に学び、その影響を受けたと考えられています。

どうやって善政を実現したのか?

綱吉が第五代将軍になると、悪代官を厳しく取り締まり年貢を横領した代官は免職にし、「民は国の本なり」から始まる代官の服務規程七か条を定めました。大名を厳しく律し、46の藩を取つぶしました。一方、庶民の負担を軽減するために、徳川家伝統の巨船「安宅丸」を廃止したり、日光参拝や鷹狩りをやめるなど、庶民への負担となっている無駄なものを無くしていきました。

また、将軍と大老・老中の間をつなぐ側用人を置き、世襲制から能力主義へと転換して優秀な人材を引き上げました。そうして、側用人から頭角を現したのが柳沢吉保だったのです。

綱吉は、殺伐とした社会を改革するため、武士の特権であった切り捨て御免の制度を無くしたり、子供・お年寄り・病人を捨てることを禁止したり、庶民の日常生活を統制するようになりました。このことが、庶民の楽しみを奪うことにもなりました。

そして、綱吉が39歳の時、生類憐みの令を発布したのです。この法は、130にわたる法令の総称で、あらゆる生き物に及んでいました。そもそもの狙いは、慈悲の心を植え付けることにあったのです。その中でも犬に関することが多かったのは、当時の江戸の町には、野良犬が多く人間にも危害を与えていたため、対策が必要だったからです。東京・中野には広大な犬屋敷が建設されたそうですが、その運営のための負担が庶民へのしわ寄せとなっていたようです。

なぜ、無能な君主として語りつがれたのか?

綱吉の時代に、赤穂浪士による討ち入りが起きました。47人の浪士は全員切腹を命じられたことが、庶民の不満を募らせました。また、綱吉の時代には、元禄地震、宝永地震、富士山噴火、宝永の大火など天変地異が相次いだことから、庶民たちはそれを幕府の悪政のせいにしたのです。

また、綱吉の死後、六代将軍・家宣に仕えた儒学者・新井白石は、綱吉を痛烈に非難したとも言われています。

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徳川綱吉についてもっと学びたい方へ

徳川綱吉に関する参考書籍をご紹介します。

「誤解」の日本史 (PHP文庫) [ 井沢元彦 ]


「誤解」の日本史 (PHP文庫) [ 井沢元彦 ]

「徳川綱吉は本当にバカ殿か?」「『源氏物語』は怨霊鎮魂の書である」「足利義満は病死ではなく、暗殺された」「徳川吉宗は経済オンチだった」-日本史の通説を、頭の固い学者たちの盲論と喝破。表面的な知識を学ぶだけでは物事の本質に迫れないばかりか、大きな誤解をしかねないと警鐘を鳴らす。在野の立場から説く、人間の本質を突いた日本史論。

日本史汚名返上 「悪人」たちの真実 [ 井沢元彦 ]


日本史汚名返上 「悪人」たちの真実 [ 井沢元彦 ]

平将門/徳川綱吉/道鏡/田沼意次/蘇我入鹿/井伊直弼/吉良上野介/平清盛/足利尊氏/織田信長

徳川綱吉 犬を愛護した江戸幕府五代将軍 (日本史リブレット) [ 福田千鶴 ]


徳川綱吉 犬を愛護した江戸幕府五代将軍 (日本史リブレット) [ 福田千鶴 ]

「犬を愛護した五代将軍徳川綱吉」の政治は、「生類憐み」として知られる。のちの世からは犬を重んじ人命を軽視した異常な政策のようにみえるが、その根幹には徳川王権を神聖化するために、血の穢れや死穢を極端に忌避しようとした意図があったのではないか。百花繚乱の江戸文化がきらめく元禄時代に対して、天下人たる五代将軍はどのように向きあおうとしたのか。本書では、綱吉自身の目線から、その時代像を掘りさげていく。

徳川綱吉 (人物叢書 新装版) [ 塚本学 ]


徳川綱吉 (人物叢書 新装版) [ 塚本学 ]

犬公方・綱吉は名君か暗君か、それとも単なる偏執狂だったのか。在世中以来、綱吉は政策と個人の嗜好とが同一視されてきた。取締と処罰の厳しさで怖れられた生類憐みの令、側用人柳沢吉保の寵用、儒学尊重などは、徳川政権のどんな矛盾を打開しようとした結果だったのか。毀誉褒貶の雑説にまみれた、日本史上、最も評価の分れる将軍の生涯を描く。

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