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がっちりマンデー

がっちりマンデー「農林水産省に潜入」の見どころは?

TBSバラエティ「がっちりマンデー」がおもしろい!

がっちりマンデー」は、TBS系列で毎週日曜日の午前7:30から30分間で放送されている生活情報バラエティ番組です。時には、大企業やベンチャー企業の社長が登場したり、地方の意外なビジネスに光を当てたりして、がっちり儲けている会社や事業分野を紹介する番組です。

この番組では、特定の企業や業種にスポットを当て「儲かりのヒミツ」(収益を上げるための企業の秘策)を紹介するシリーズや、企業を特定しない製品・事業・業界(特にニッチ市場の分野)にスポットを当てる「儲かる〇〇(ビジネス)」シリーズなどを取り上げているので、日曜日の朝からとっても勉強になるんです。日曜日の朝ということもあって、意外にビジネスマンの方もこの番組を見て、新規ビジネスの立ち上げのヒントにしたり、目の付け所に共感したりしています。

日曜日の放送なのに、なんでマンデーなの?って思う方がいるかもしれませんが、日曜日にこの番組で学んだことを月曜日から実践しよう!という意味が込められてマンデーというタイトルがついているそうです。

司会は、加藤浩次さんと進藤晶子さんなので、番組全体が全く堅苦しくなくユーモアたっぷりの楽しい番組です。楽しみながら、ためになることが学べるとっても有意義な30分ですよ!

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2018年6月24日放送の「がっちりマンデー」の見どころを紹介

今回のがっちりマンデーは、「お役所シリーズ」の第5弾!日本を儲けさせるお役所シリーズ!と題して、農業、林業、水産業を扱い、日本の農業を儲けさせるお役所う「農林水産省」に潜入しました!普段見ることのできない場所で出会ったのは…豆班長にきのこ係長!って何者?

放送前の予告

農業や林業など第一次産業に携わる方々を儲けさせるため日夜働いているお役所。その内部には穀物課の豆班長や林野庁のきのこ係長など変わった部署がたくさんあるんです。

穀物課では、豆と稲の一粒にかける熱い穀物バトルが繰り広げられていた!?さらに、農水省の研究者が開発した飛ばないテントウムシが農家さんを救う!その特徴は「テントウムシなのに飛ばない」!?

ゲスト  森永卓郎、ウド鈴木(キャイ〜ン)

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放送後のポイント解説

穀物課

穀物課には「米」「麦」「豆」の3つの班があります。最近、「あきだわら」という新しい品種のお米が出来たそうです。

生産流通消費統計課

ここでは、お米の収穫量の統計をとっています。気候による全国各地の野菜の成育状況を把握し価格を予測するのは野菜調整官のお仕事です。「作況指数」もここで扱われています。

園芸作物課

茨城県つくば市にある農研機構では、新たな品種が開発されています。「丹沢」と「550-40」という品種から誕生した栗の新品種「ぽろたん」は、簡単に渋皮がはがれる品種なんだそうです。食品加工メーカーさんが喜びそうな品種ですね。

林野庁 特用林産開発室

木材以外のきのこ、たけのこ、わさび等の生産の振興を担当しています。きのこ係長は、髪型まできのこカットなんですね。

食料産業局

日本の農産品や食品を海外へ販売することを振興している部署です。広島県福山市にある西日本農業研究センターでは、テントウムシの研究が進められています。飛ばないテントウムシは害虫のアブラムシの駆除に効果的なんです。1匹80円で販売されているそうです。

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飛ばないテントウムシで害虫駆除

農作物の天敵として知られるアブラムシを駆除するため、千葉県立農業大学校(東金市)の学生らがアブラムシを食べるテントウムシを活用した害虫防除技術の実用化に成功し、「テントロール」という商品名で2018年1月から販売を開始しました。

これまでに、飛ぶ能力が低い個体を交配させて遺伝的に飛べなくしたテントウムシを商品化したケースはありますが、同大学校の手法は自然界で採集した個体の羽を固定し、一時的に飛べなくするという方法です。農作業の労力や農薬の削減につながる自然に優しい害虫対策として注目され始めています。

羽を固定する樹脂はテントウムシや作物に無害なものを使用しているため、繁殖や捕食能力に影響がなく、樹脂は約2カ月ではがれ、再び飛べるようになるそうです。これまでは、農薬でアブラムシと共にテントウムシも巻き添えを食っていたわけですが、命を落としていたテントウムシを活用し、役目を終えた後は自然に帰れるという新技術の意義は大きいと言えますね。

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